JP2013165757A - 輸液装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロケーションに限られずに薬液バッグに封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができる輸液装置を提供すること。
【解決手段】内部に薬液が封入され、かつ先端部に異なる外径部位が連続して形成された接続部22が設けられたチューブ21が先端部を外部に露出する態様で封止された薬液バッグ20に適用され、装置本体10と、薬液バッグ20より吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液を供給するチューブポンプ30とを備え、装置本体10は、接続部22の大径部位221の一部が進入することを許容し、かつ大径部位221が接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を有し、規制凹部に大径部位221の一部が進入した状態で蓋体12が本体部11の開口11aを閉塞することで薬液バッグ20を保持するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、輸液装置に関し、より詳細には、例えば各種医療において点滴等に用いられる薬液を投与するための輸液装置に関するものである。
従来、例えば各種医療における点滴等に用いられる輸液装置として、ポンプ部と異常検出部とが装置本体に設けられて成るものが知られている。ポンプ部は、薬液が封入された薬液バッグから患者まで繋がるチューブ等の薬液供給経路の途中に設けられており、駆動することにより所定量の薬液を薬液バッグから吸引して患者に投与するものである。異常検出部は、薬液の投与量過多、あるいは投与量不足等の異常を検出するもので、異常を検出すると異常信号を発するものである。
このような輸液装置においては、ポンプ部が駆動して所定量の薬液を患者に投与することで、安定的な点滴等の輸液行為が可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−51721号公報
ところで、上述したような特許文献1に提案されている輸液装置では、薬液バッグを保持する構成を有していないため、医療現場においては薬液バッグを吊した状態で保持するためのスタンド等を必要としていた。
しかしながら、例えば災害現場等の救急医療現場においては、足場が安定したロケーションであるとは限られない。そのため、足場の悪い救急医療現場においては、スタンドを用いて薬液バッグを保持することは困難であり、医療行為者が薬液バッグを保持するか、保持することが不可能であれば足場が安定したロケーションまで患者を搬送せざるを得ず、点滴等の輸液行為が煩雑なものになっていた。
また、このような救急医療現場に限られず、病院等の施設内における医療現場においても、薬液バッグを保持するためにスタンドを用いることは、かかるスタンドのためのスペースを必要とするばかりか、スタンドの数量によっては患者が利用するベッドの配置等も制限してしまうことになり好ましいものではない。
本発明は、上記実情に鑑みて、ロケーションに限られずに薬液バッグに封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができる輸液装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る輸液装置は、内部に薬液が封入され、かつ先端部に異なる外径部位が連続することで外周面に段差が形成された接続部が設けられたチューブ体が該先端部を外部に露出する態様で封止された薬液バッグに適用され、上面に開口が形成された本体部と、この本体部の開口を開閉する蓋体とにより構成される装置本体と、前記装置本体の内部に配設されるとともに、前記薬液バッグより吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液を供給する輸液量調整手段とを備えた輸液装置であって、前記装置本体は、前記接続部のうち外径が最大となる最大外径部位の一部が進入することを許容し、かつ該最大外径部位が該接続部の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を有し、前記規制凹部に前記最大外径部位の一部が進入した状態で前記蓋体が前記本体部の開口を閉塞することで前記薬液バッグを保持することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る輸液装置は、上述した請求項1において、前記装置本体は、前記本体部の開口縁部の一部に形成された溝部と前記蓋体の縁部の一部に形成された溝部とで構成され、かつ前記チューブ体が貫通することを許容する貫通孔部を有し、前記規制凹部に前記最大外径部位の一部が進入した状態で前記蓋体が前記本体部の開口を閉塞する場合に、前記チューブ体が前記貫通孔部を貫通する状態で該蓋体の縁部と該本体部の縁部とで前記薬液バッグの前記チューブ体の封止部位を挟み込むように保持することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る輸液装置は、上述した請求項1又は請求項2において、前記輸液量調整手段は、薬液導入管を通じて前記薬液バッグより吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液供給管を通じて薬液を供給するチューブポンプにより構成されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る輸液装置は、上述した請求項1又は請求項2において、前記輸液量調整手段は、前記薬液バッグに付与する圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段の検出結果に応じて薬液供給経路の流路断面積を変化させることで前記薬液バッグから吐出された薬液の流量を調整する流量調整手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、装置本体が、接続部のうち外径が最大となる最大外径部位の一部が進入することを許容し、かつ該最大外径部位が該接続部の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を有し、規制凹部に最大外径部位の一部が進入した状態で蓋体が本体部の開口を閉塞することで薬液バッグを保持するので、薬液バッグが前後方向、左右方向及び上下方向に移動することを規制することができる。これにより、従来の輸液装置のように薬液バッグを保持するためのスタンド等を必要とせず、災害現場等の救急医療現場をはじめ様々なロケーションで用いることができる。しかも装置本体の内部に配設される輸液量調整手段が、薬液バッグより吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液を供給するので、所定の流量にて薬液を供給して薬液を投与することができる。従って、ロケーションに限られずに薬液バッグに封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1である輸液装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示したチューブポンプを拡大して示す平面図である。 図3は、図1に示した輸液装置を構成する装置本体を示す斜視図である。 図4は、本体部の開口を蓋体により閉成した場合において、チューブの中心軸を含む垂直面により切断した状態を前方側から示す縦断面図である。 図5は、本体部の開口を蓋体により閉成した場合において、チューブよりも前方側の垂直面により切断した状態を前方側から示す縦断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1である輸液装置の変形例を示す斜視図である。 図7は、本発明の実施の形態2である輸液装置を示す斜視図である。 図8は、図7に示した輸液装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図9は、本発明の実施の形態3である輸液装置を示す斜視図である。 図10は、図9に示した輸液装置を構成する装置本体を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る輸液装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1である輸液装置を示す斜視図である。ここで例示する輸液装置は、装置本体10と、薬液バッグ20と、チューブポンプ30とを備えて構成してある。
装置本体10は、例えば硬質プラスチック等の樹脂材料やアルミニウム等の金属性材料から形成されるもので、本体部11と蓋体12とを備えて成るものである。
本体部11は、上面に開口11aが形成された箱状の形態を成している。蓋体12は、本体部11の後面の上縁部にヒンジ121を介して連結されており、開閉移動することで本体部11の開口11aを開閉するものである。この蓋体12の上面には、液晶表示部122(図4及び図5参照)が設けられている。尚、本実施の形態1においては、液晶表示部122は、蓋体12の上面に設けられていたが、本発明においてはどこに設けられていても構わない。このような装置本体10の詳細については後述する。
薬液バッグ20は、内部に薬液(輸液)が封入された変形可能な容器である。この薬液バッグ20の先端部20aには、硬質な樹脂材料から形成されるチューブ21が先端部が外部に露出する態様で封止されている。つまり、薬液バッグ20の先端部20aは、チューブ21の封止部位となる。このチューブ21の先端部には、異なる2つの外径部位が連続することで外周面に段差が形成された接続部22が設けられている。この接続部22のうち外径が最大となる部位を大径部位(最大外径部位)221と称し、その他の部位を小径部位222と称する。かかる薬液バッグ20は、図には明示しないが、空気圧により加圧する加圧装置に加圧された状態でセットされているものとする。
チューブポンプ30は、装置本体10の内部に配設されており、より詳細には、本体部11の載置面111に載置された状態で配設されている。このチューブポンプ30は、装置本体10の内部に設けられた図示しない制御部から与えられる指令により駆動するものである。また、チューブポンプ30は、図2に示すように、導入側に薬液バッグ20の接続部22に接続された薬液導入管31が接続されており、供給側に薬液供給管32が接続されている。薬液供給管32は、装置本体10における本体部11の前面上縁部に形成された切欠部112を貫通する態様で設けられており、その先端部には、図には明示しないが、静脈針等が設けられた濾過管が接続されている。尚、本実施の形態1においては、切欠部112は、本体部11の前面上縁部に形成されていたが、本発明においては切欠部は前面上縁部に限られず、側面上縁部(すなわち、左面上縁部若しくは右面上縁部)に設けられていても構わない。
このようなチューブポンプ30は、駆動することにより、薬液導入管31を通じて薬液バッグ20より吐出された薬液を導入し、かつ制御部により設定された流量にて薬液供給管32を通じて薬液を供給する輸液量調整手段である。
図3は、図1に示した輸液装置を構成する装置本体を示す斜視図である。このような装置本体10においては、貫通孔部13が形成されているとともに保持部14が設けられている。貫通孔部13は、本体部11の左側面上縁部に形成された本体側溝部131と、蓋体12の左側面下縁部に形成された蓋側溝部132とにより構成されており、上記薬液バッグ20のチューブ21が貫通することを許容する大きさを有している。
保持部14は、装置本体10を構成する本体部11に設けられた略直方状のものである。より詳細には、保持部14は、本体部11の載置面111を切り欠いた部分に進入するように設けてあり、その上端部が本体部11の上端部よりも上方に突出する態様で設けてある。この保持部14の左右方向の長さは、薬液バッグ20の接続部22の大径部位221の中心軸方向の長さと略同じである。このような保持部14には、上方に開口するU字状溝部141が設けられている。このU字状溝部141の底部141aは、載置面111よりも下方に位置しており、大径部位221の一部が進入することを許容している。尚、図3中の符号15は、操作入力を行うための操作スイッチであり、符号16は、外部電源との接続に用いられる電源接続部である。
このような装置本体10に対して、加圧装置にセットされた薬液バッグ20と薬液導入管31で接続されたチューブポンプ30を本体部11の載置面111に載置するとともに、薬液バッグ20のチューブ21を本体側溝部131に進入させ、かつ接続部22の大径部位221をU字状溝部141に進入させて大径部位221の周面の一部をU字状溝部141の底部141aに載置させる。このとき、薬液バッグ20に接続された薬液供給管32は、切欠部112を貫通するようにしておく。
そして、蓋体12を閉移動させて本体部11の開口11aを閉成することで、図4及び図5に示すように輸液装置が形成される。この際、蓋体12の蓋側溝部132が本体側溝部131と貫通孔部13を構成してチューブ21の貫通を許容し、更に蓋体12の左側下縁部123と本体部11の左側上縁部113とで薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aを挟み込んで該薬液バッグ20を保持する。
ここで、U字状溝部141を構成する保持部14は、左右方向の長さが接続部22の大径部位221の中心軸方向の長さに略等しく、しかもU字状溝部141の底部141aは載置面111よりも低いことから、大径部位221の一部がU字状溝部141の底部141aに載置された接続部22は、中心軸方向の移動が規制される。これにより、薬液バッグ20は、接続部22の中心軸方向、すなわち左右方向及び前後方向に沿っての移動が規制され、更に先端部(封止部位)20aが本体部11の縁部(左側上縁部113)と蓋体12の縁部(左側下縁部123)とに挟み込まれることで上下方向に沿っての移動も規制される。つまり、U字状溝部141のうち載置面111よりも低い部分は、接続部22のうち外径が最大となる最大外径部位の一部が進入することを許容し、かつ該最大外径部位が該接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を構成している。
そして、輸液装置は、次のようにして薬液バッグ20に封入された薬液を投与することができる。前提として、制御部によりチューブポンプ30による流量が予め設定されているものとし、更に図には明示しないプライミングボタンが押下操作されることにより、薬液導入管31、チューブポンプ30及び薬液供給管32の薬液の流路内部を薬液で満たすようにしておく。
操作者により操作スイッチ15が操作されると、チューブポンプ30が駆動して、薬液導入管31を通じて薬液バッグ20より吐出された薬液を導入し、かつ制御部により設定された流量にて薬液供給管32を通じて薬液を供給することで薬液を投与することができる。
以上説明したように、本実施の形態1である輸液装置によれば、装置本体10が、接続部22のうち大径部位221の一部が進入することを許容し、かつ該大径部位221が接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部と、本体部11の開口11a縁部の一部に形成された溝部と蓋体12の縁部の一部に形成された溝部とで構成された貫通孔部13とを有し、規制凹部に大径部位221の一部が進入した状態で蓋体12が本体部11の開口11aを閉塞する場合に、チューブ21が貫通孔部13を貫通する状態で該蓋体12の縁部と該本体部11の縁部とで薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aを挟み込むように保持するので、薬液バッグ20が前後方向、左右方向及び上下方向に移動することを規制することができる。これにより、従来の輸液装置のように薬液バッグを保持するためのスタンド等を必要とせず、災害現場等の救急医療現場をはじめ様々なロケーションで用いることができる。しかも装置本体10の内部に配設されるチューブポンプ30が、薬液導入管31を通じて薬液バッグ20より吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液供給管32を通じて薬液を供給するので、所定の流量にて薬液を供給して薬液を投与することができる。従って、ロケーションに限られずに薬液バッグ20に封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のように変更を行うことができる。
上述した実施の形態1においては、蓋体12の縁部と本体部11の縁部とで薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aを挟み込むように保持していたが、本発明においては、図6に示すように、薬液バッグ20を装置本体10′の内部に収納するような構成を採用しても良い。この場合においても、本体部11′には保持部14が設けられており、かかる保持部14には、底部(図示せず)が載置面111よりも下方に位置するU字状溝部141が形成されている。そして、かかるU字状溝部141の底部に接続部22の一部を進入させることで、薬液バッグ20が左右方向に移動することを規制することができ、更に装置本体10′に収納することで前後方向や上下方向に移動することも規制することができる。
このような構成によっても、ロケーションに限られずに薬液バッグ20に封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができる。
<実施の形態2>
図7は、本発明の実施の形態2である輸液装置を示す斜視図である。尚、上述した実施の形態1である輸液装置と同一の構成を有するものには同一の符号を付して説明する。ここで例示する輸液装置は、薬液バッグ20と、装置本体100とを備えて構成してある。
薬液バッグ20は、内部に薬液(輸液)が封入された変形可能な容器である。この薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aには、硬質な樹脂材料から形成されるチューブ21が先端部が外部に露出する態様で封止されている。つまり、薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aは、チューブ21の封止部位となる。このチューブ21の先端部には、異なる2つの外径部位が連続することで外周面に段差が形成された接続部22が設けられている。この接続部22のうち外径が最大となる部位を大径部位221(最大外径部位)と称し、その他の部位を小径部位222と称する。かかる薬液バッグ20は、図には明示しないが、空気圧により加圧する加圧装置に加圧された状態でセットされているものとする。
装置本体100は、例えば硬質プラスチック等の樹脂材料やアルミニウム等の金属性材料から形成されるもので、本体部110と蓋体120とを備えて成るものである。
本体部110は、上面に開口110aが形成された箱状の形態を成している。蓋体120は、本体部110の後面の上縁部にヒンジ121を介して連結されており、開閉移動することで本体部110の開口110aを開閉するものである。この蓋体120の上面には、図には明示しないが、液晶表示部等が設けられている。尚、本実施の形態2においては、液晶表示部は、蓋体120の上面に設けられていたが、本発明においてはどこに設けられていても構わない。
上記装置本体100においては、貫通孔部13が形成されているとともに保持部14が設けられている。貫通孔部13は、本体部110の左側面上縁部に形成された本体側溝部(図示せず)と、蓋体120の左側面下縁部に形成された蓋側溝部132とにより構成されており、上記薬液バッグ20のチューブ21が貫通することを許容する大きさを有している。
保持部14は、装置本体100を構成する本体部110に設けられた略直方状のものである。より詳細には、保持部14は、本体部110の載置面111を切り欠いた部分に進入するように設けてあり、その上端部が本体部110の上端部よりも上方に突出する態様で設けてある。この保持部14の左右方向の長さは、薬液バッグ20の接続部22の大径部位221の中心軸方向の長さと略同じである。このような保持部14には、上方に開口するU字状溝部141が設けられている。このU字状溝部141の底部(図示せず)は、載置面111よりも下方に位置しており、大径部位221の一部が進入することを許容している。尚、図7中の符号15は、操作入力を行うための操作スイッチであり、符号16は、外部電源との接続に用いられる電源接続部である。
図8は、図7に示した輸液装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。この図8に示すように、輸液装置は、上記構成の他、圧力検出センサS、バルブ50及び制御部60を備えている。
圧力検出センサSは、薬液バッグ20を加圧する加圧装置の内部に配設されている。この圧力検出センサSは、加圧装置が薬液バッグ20に付与する圧力(加圧力)を検出する圧力検出手段であり、検出した圧力は圧力信号として制御部60に与えられる。
バルブ50は、本体部110に配設されており、薬液バッグ20の接続部22に接続された薬液管(薬液供給経路)33を挟み込む態様で設けられている。ここで薬液管33は、軟質な樹脂材料から形成されており、その先端部には、図には明示しないが、静脈針等が設けられた濾過管が接続されることで薬液供給管を構成している。
このバルブ50は、制御部60からの指令に従って駆動して、薬液管33の挟み込む力を変化させることで薬液の流路の断面積を変化させる流量調整手段である。このバルブ50は、初期の状態では、薬液管33を薬液が通過することを規制するよう該薬液管33を挟み込んで締め付けている。
制御部60は、本体部110に収納されており、より詳細には、本体部110における載置面111よりも下方域に収納されている。この制御部60は、メモリ61に予め記憶されたプログラムやデータに従って、バルブ50の駆動を制御するとともに、必要な情報を液晶表示部に表示させるものである。また、メモリ61には、流量制御情報が記憶されている。流量制御情報は、圧力検出センサSにより検出される圧力、すなわち加圧装置が薬液バッグ20に付与する圧力と、薬液の流量との関係が予め実験等により関連付けられたものである。
以上のような構成を有する輸液装置においては、加圧装置にセットされた薬液バッグ20の接続部22に薬液管33を接続した後、薬液管33をバルブ50に挟み込まれるようにして薬液バッグ20を装置本体100に載置する。より詳細には、薬液バッグ20のチューブ21を本体側溝部131に進入させ、かつ接続部22の大径部位221をU字状溝部141に進入させて大径部位221の周面の一部をU字状溝部141の底部に載置させる。このとき、薬液バッグ20に接続された薬液管33は、切欠部112を貫通するようにしておく。
そして、蓋体120を閉移動させて本体部110の開口110aを閉成することで輸液装置が形成される。この際、蓋体120の蓋側溝部132が本体側溝部と貫通孔部13を構成してチューブ21の貫通を許容し、更に蓋体120の左側下縁部123と本体部110の左側上縁部(図示せず)とで薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aを挟み込んで該薬液バッグ20を保持する。
ここで、U字状溝部141を構成する保持部14は、左右方向の長さが接続部22の大径部位221の中心軸方向の長さに略等しく、しかもU字状溝部141の底部は載置面111よりも低いことから、大径部位221の一部がU字状溝部141の底部に載置された接続部22は、中心軸方向の移動が規制される。これにより、薬液バッグ20は、接続部22の中心軸方向、すなわち左右方向及び前後方向に沿っての移動が規制され、更に先端部(封止部位)20aが本体部110の縁部(左側上縁部)と蓋体120の縁部(左側下縁部123)とに挟み込まれることで上下方向に沿っての移動も規制される。つまり、U字状溝部141のうち載置面111よりも低い部分は、接続部22のうち外径が最大となる最大外径部位の一部が進入することを許容し、かつ該最大外径部位が該接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を構成している。
そして、輸液装置は、次のようにして薬液バッグ20に封入された薬液を投与することができる。前提として、制御部60により流量が予め設定されているものとし、更に図には明示しないプライミングボタンが押下操作されることにより、バルブ50の挟み込み力を適宜調整して薬液管33の内部を薬液で満たすようにしておく。
操作者により操作スイッチ15が操作されると、制御部60は、図示せぬアクチュエータを駆動させてバルブ50の挟み込み力を低減させて薬液が薬液管33を通過することを許容する。そして、制御部60は、圧力検出センサSから与えられる圧力と、メモリ61に予め記憶された流量制御情報とにより点滴量(輸液量)を計測し、計測した点滴量が投与速度に関する指令に含まれる輸液量の許容範囲にあれば、バルブ50の挟み込み力を維持し、点滴量が上記許容範囲の上限値を超える場合には、アクチュエータを駆動させてバルブ50の挟み込み力を増大させて薬液管33の断面積を変化させて通過する薬液の流量を低減させる。その一方、点滴量が上記許容範囲の下限値を下回る場合には、アクチュエータを駆動させてバルブ50の挟み込み力を低減させて薬液管33の断面積を変化させて通過する薬液の流量を増大させる。このようにして薬液バッグ20に封入された薬液を予め設定された流量にて供給することで薬液を投与することができる。
以上説明したように、本実施の形態2である輸液装置によれば、装置本体100が、接続部22のうち大径部位221の一部が進入することを許容し、かつ該大径部位221が接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部と、本体部110の開口縁部の一部に形成された溝部と蓋体120の縁部の一部に形成された溝部132とで構成された貫通孔部13とを有し、規制凹部に大径部位221の一部が進入した状態で蓋体120が本体部110の開口110aを閉塞する場合に、チューブ21が貫通孔部13を貫通する状態で該蓋体120の縁部と該本体部110の縁部とで薬液バッグ20の先端部(封止部位)20aを挟み込むように保持するので、薬液バッグ20が前後方向、左右方向及び上下方向に移動することを規制することができる。これにより、従来の輸液装置のように薬液バッグを保持するためのスタンド等を必要とせず、災害現場等の救急医療現場をはじめ様々なロケーションで用いることができる。しかも操作スイッチ15が操作されることで所定の流量にて薬液を投与することができる。従って、ロケーションに限られずに薬液バッグ20に封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができる。
また、上記輸液装置によれば、圧力検出センサSの検出結果に応じてバルブ50を駆動させるので、輸液行為に要する電力量の低減化を図ることができ、しかもチューブポンプのようなものを必要としないので、装置全体の小型化を図ることができる。
<実施の形態3>
図9は、本発明の実施の形態3である輸液装置を示す斜視図である。尚、上述した実施の形態1及び実施の形態2である輸液装置と同一の構成を有するものには同一の符号を付して説明する。ここで例示する輸液装置は、装置本体101と、薬液バッグ70と、チューブポンプ30とを備えて構成してある。
装置本体101は、例えば硬質プラスチック等の樹脂材料やアルミニウム等の金属性材料から形成されるもので、本体部110′と蓋体120′とを備えて成るものである。
本体部110′は、上面に開口110aが形成された箱状の形態を成している。蓋体120′は、本体部110′の後面の上縁部にヒンジ121を介して連結されており、開閉移動することで本体部110′の開口110aを開閉するものである。この蓋体120′の上面には、液晶表示部(図示せず)が設けられている。尚、本実施の形態3においては、液晶表示部は、蓋体120′の上面に設けられていたが、本発明においてはどこに設けられていても構わない。このような装置本体101の詳細については後述する。
薬液バッグ70は、内部に薬液(輸液)が封入された硬質な容器である。この薬液バッグ70には、硬質な樹脂材料から形成されるチューブ71が先端部が外部に露出する態様で取り付けられている。このチューブ71の先端部には、異なる2つの外径部位が連続することで外周面に段差が形成された接続部22が設けられている。この接続部22のうち外径が最大となる部位を大径部位(最大外径部位)221と称し、その他の部位を小径部位222と称する。
チューブポンプ30は、装置本体101の内部に配設されており、より詳細には、本体部110′の載置面111に載置された状態で配設されている。このチューブポンプ30は、装置本体101の内部に設けられた図示しない制御部から与えられる指令により駆動するものである。また、チューブポンプ30は、導入側に薬液バッグ70の接続部22に接続された薬液導入管31が接続されており、供給側に薬液供給管32が接続されている。薬液供給管32は、装置本体101における本体部110′の前面上縁部に形成された切欠部112を貫通する態様で設けられており、その先端部には、図には明示しないが、静脈針等が設けられた濾過管が接続されている。尚、本実施の形態3においては、切欠部112は、本体部110′の前面上縁部に形成されていたが、本発明においては切欠部は前面上縁部に限られず、側面上縁部(すなわち、左面上縁部若しくは右面上縁部)に設けられていても構わない。
このようなチューブポンプ30は、駆動することにより、薬液導入管31を通じて薬液バッグ70より吐出された薬液を導入し、かつ制御部により設定された流量にて薬液供給管32を通じて薬液を供給する輸液量調整手段である。
図10は、図9に示した輸液装置を構成する装置本体を示す斜視図である。このような装置本体101においては、貫通孔部130が形成されているとともに保持部14が設けられている。貫通孔部130は、本体部110′の左側面上縁部に形成された本体側溝部133と、蓋体120′の左側面下縁部に形成された蓋側溝部134とにより構成されている。ここで、本体側溝部133及び蓋側溝部134の内壁面は、摩擦抵抗を増大させるような部材(以下、摩擦部材ともいう)により覆われている。
このような貫通孔部130は、上記薬液バッグ70のチューブ71が貫通することを許容するとともに、本体側溝部133及び蓋側溝部134の内壁面を覆う摩擦部材により貫通するチューブ71が貫通孔部130の中心軸方向、すなわち左右方向に移動することを規制している。
保持部14は、装置本体101を構成する本体部110′に設けられた略直方状のものである。より詳細には、保持部14は、本体部110′の載置面111を切り欠いた部分に進入するように設けてあり、その上端部が本体部110′の上端部よりも上方に突出する態様で設けてある。この保持部14の左右方向の長さは、薬液バッグ70の接続部22の大径部位221の中心軸方向の長さと略同じである。このような保持部14には、上方に開口するU字状溝部141が設けられている。このU字状溝部141の底部141aは、載置面111よりも下方に位置しており、大径部位221の一部が進入することを許容している。尚、図9及び図10中の符号15は、操作入力を行うための操作スイッチであり、符号16は、外部電源との接続に用いられる電源接続部である。
このような装置本体101に対して、薬液バッグ70と薬液導入管31で接続されたチューブポンプ30を本体部110′の載置面111に載置するとともに、薬液バッグ70のチューブ71を本体側溝部133に進入させ、かつ接続部22の大径部位221をU字状溝部141に進入させて大径部位221の周面の一部をU字状溝部141の底部141aに載置させる。このとき、薬液バッグ70に接続された薬液供給管32は、切欠部112を貫通するようにしておく。
そして、蓋体120′を閉移動させて本体部110′の開口110aを閉成することで輸液装置が形成される。この際、蓋体120′の蓋側溝部134が本体側溝部133と貫通孔部130を構成してチューブ71の貫通を許容しながら当該チューブ71を挟み込むことで該薬液バッグ70を保持する。
ここで、U字状溝部141を構成する保持部14は、左右方向の長さが接続部22の大径部位221の中心軸方向の長さに略等しく、しかもU字状溝部141の底部141aは載置面111よりも低いことから、大径部位221の一部がU字状溝部141の底部141aに載置された接続部22は、中心軸方向の移動が規制される。これにより、薬液バッグ70は、接続部22の中心軸方向、すなわち左右方向及び前後方向に沿っての移動が規制され、更に貫通孔部130を貫通するチューブ71が本体部110′と蓋体120′とに挟み込まれることで上下方向に沿っての移動も規制される。つまり、U字状溝部141のうち載置面111よりも低い部分は、接続部22のうち外径が最大となる最大外径部位の一部が進入することを許容し、かつ該最大外径部位が該接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を構成している。
そして、輸液装置は、次のようにして薬液バッグ70に封入された薬液を投与することができる。前提として、制御部によりチューブポンプ30による流量が予め設定されているものとし、更に図には明示しないプライミングボタンが押下操作されることにより、薬液導入管31、チューブポンプ30及び薬液供給管32の薬液の流路内部を薬液で満たすようにしておく。
操作者により操作スイッチ15が操作されると、チューブポンプ30が駆動して、薬液導入管31を通じて薬液バッグ70より吐出された薬液を導入し、かつ制御部により設定された流量にて薬液供給管32を通じて薬液を供給することで薬液を投与することができる。
以上説明したように、本実施の形態3である輸液装置によれば、装置本体101が、接続部22のうち大径部位221の一部が進入することを許容し、かつ該大径部位221が接続部22の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部と、本体部110′の開口110a縁部の一部に形成された溝部と蓋体120′の縁部の一部に形成された溝部とで構成された貫通孔部130とを有し、規制凹部に大径部位221の一部が進入した状態で蓋体120′が本体部110′の開口110aを閉塞する場合に、チューブ71が貫通孔部130を貫通する状態で該蓋体120′の縁部と該本体部110′の縁部とで薬液バッグ70のチューブ71を挟み込むように保持するので、薬液バッグ70が前後方向、左右方向及び上下方向に移動することを規制することができる。これにより、従来の輸液装置のように薬液バッグを保持するためのスタンド等を必要とせず、災害現場等の救急医療現場をはじめ様々なロケーションで用いることができる。しかも装置本体101の内部に配設されるチューブポンプ30が、薬液導入管31を通じて薬液バッグ70より吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液供給管32を通じて薬液を供給するので、所定の流量にて薬液を供給して薬液を投与することができる。従って、ロケーションに限られずに薬液バッグ70に封入された薬液を安定的に投与することで、点滴等の輸液行為を容易なものとすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1〜3について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態1及び2では、加圧装置は、空気圧により薬液バッグ20を加圧するものであったが、本発明においては、バネ等の復元力により薬液バッグを加圧する加圧装置を適用しても良い。その際、加圧装置としては電力等を要しないものが好ましい。これにより加圧装置に対する電力を省略することができ、輸液装置全体に電力使用量の低減化を図ることができ、電池等を用いる場合には使用寿命を長大化することができる。
上述した実施の形態1及び2では、薬液バッグ20が加圧装置にセットされていたが、本発明においては、加圧装置は輸液装置の構成要素で本体部に一体的に設けられたものであっても構わない。
上述した実施の形態1〜3では、保持部14にU字状溝部141が形成されていたが、本発明においては、U字状の溝部に限られず、様々な形態の溝部により規制凹部を構成するようにしても良い。
以上のように、本発明に係る輸液装置は、例えば各種医療における点滴等に有用である。
10 装置本体
11 本体部
11a 開口
111 載置面
112 切欠部
113 左側上縁部
12 蓋体
121 ヒンジ
123 左側下縁部
13 貫通孔部
131 本体側溝部
132 蓋側溝部
14 保持部
141 U字状溝部
141a 底部
20 薬液バッグ
20a 先端部
21 チューブ
22 接続部
221 大径部位
222 小径部位
30 チューブポンプ
31 薬液導入管
32 薬液供給管

Claims (4)

  1. 内部に薬液が封入され、かつ先端部に異なる外径部位が連続することで外周面に段差が形成された接続部が設けられたチューブ体が該先端部を外部に露出する態様で封止された薬液バッグに適用され、
    上面に開口が形成された本体部と、この本体部の開口を開閉する蓋体とにより構成される装置本体と、
    前記装置本体の内部に配設されるとともに、前記薬液バッグより吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液を供給する輸液量調整手段と
    を備えた輸液装置であって、
    前記装置本体は、
    前記接続部のうち外径が最大となる最大外径部位の一部が進入することを許容し、かつ該最大外径部位が該接続部の中心軸方向に沿って移動することを規制する規制凹部を有し、前記規制凹部に前記最大外径部位の一部が進入した状態で前記蓋体が前記本体部の開口を閉塞することで前記薬液バッグを保持することを特徴とする輸液装置。
  2. 前記装置本体は、前記本体部の開口縁部の一部に形成された溝部と前記蓋体の縁部の一部に形成された溝部とで構成され、かつ前記チューブ体が貫通することを許容する貫通孔部を有し、前記規制凹部に前記最大外径部位の一部が進入した状態で前記蓋体が前記本体部の開口を閉塞する場合に、前記チューブ体が前記貫通孔部を貫通する状態で該蓋体の縁部と該本体部の縁部とで前記薬液バッグの前記チューブ体の封止部位を挟み込むように保持することを特徴とする請求項1に記載の輸液装置。
  3. 前記輸液量調整手段は、薬液導入管を通じて前記薬液バッグより吐出された薬液を導入し、かつ予め設定された流量にて薬液供給管を通じて薬液を供給するチューブポンプにより構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の輸液装置。
  4. 前記輸液量調整手段は、
    前記薬液バッグに付与する圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段の検出結果に応じて薬液供給経路の流路断面積を変化させることで前記薬液バッグから吐出された薬液の流量を調整する流量調整手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の輸液装置。
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