JP2016013333A - 輸液安全装置及び輸液管理システム - Google Patents

輸液安全装置及び輸液管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016013333A
JP2016013333A JP2014137354A JP2014137354A JP2016013333A JP 2016013333 A JP2016013333 A JP 2016013333A JP 2014137354 A JP2014137354 A JP 2014137354A JP 2014137354 A JP2014137354 A JP 2014137354A JP 2016013333 A JP2016013333 A JP 2016013333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infusion
container
state
safety device
transfusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014137354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5941501B2 (ja
Inventor
鈴木 一哉
Kazuya Suzuki
一哉 鈴木
國正 片山
Kunimasa Katayama
國正 片山
広義 高倉
Hiroyoshi Takakura
広義 高倉
寿一 橘
Toshikazu Tachibana
寿一 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanritz Automation Co Ltd
Original Assignee
Sanritz Automation Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanritz Automation Co Ltd filed Critical Sanritz Automation Co Ltd
Priority to JP2014137354A priority Critical patent/JP5941501B2/ja
Publication of JP2016013333A publication Critical patent/JP2016013333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5941501B2 publication Critical patent/JP5941501B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかとリンクして輸液バックに対する輸液チューブの着脱を制御でき、輸液調整制御システムの適切な運用を確保する。
【解決手段】輸液チューブ71を流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを検出する検出手段と、液体が封入された輸液バック30に対する輸液チューブ71の着脱を阻止する阻止状態とするか着脱を許容する許容状態とするか制御する阻止/許容制御部と、前記阻止/許容制御部を阻止状態においてロックするロック手段50と、前記検出手段による検出結果に基づき、前記ロック手段50を制御するロック制御手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、輸液安全装置及び輸液管理システムに関するものである。
点滴などを行う場合には、輸液チューブに輸液量の調整や輸液停止を行うことができるクレンメが用いられる。クレンメは操作が簡単であり価格も安いことから、多くの輸液システムにおいて用いられている。クレンメを用いる場合には、輸液開始前にはクレンメにより輸液不可能状態と同じ輸液チューブの閉塞を実現する必要がある。もし、閉塞していなければ、輸液バックの栓体の開口部に、輸液バックの液体を輸液チューブへ導く連絡部である針状頭部を有するアダプタを刺すと、たちまち輸液が始まってしまい、液体がベッドや床に放出されることがある。また、輸液バックからは何時でも上記アダプタを抜き取ることができ、また、アダプタが抜け落ちることもある。
特に、点滴交換の際には輸液の急速投与が発生するフリーフローによる事故が生じ易く、これに対する対策が従来より行われている。例えば、特許文献1には、輸液ポンプを用いた輸液調整制御システムにおいて、ポンプドアの開放を原因とするフリーフローが検出されたときに輸液チューブを閉塞する輸液安全装置が開示されている。
また、特許文献2には、複室型輸液バックに対する装置であるが、複室の液が混合される前に針刺通を防止すると共に、針刺通後に刺入針の抜脱を防止する装置が開示されている。
特開2007−222485号公報 国際公開2006/126459パンフレット
特許文献1の発明によれば、輸液ポンプドアの開放などを原因としたフリーフローに対処できるものの、輸液バックに対するアダプタの結合時などにおける対策は全く考えられていない。
また、特許文献2の発明は、針刺通の防止に関しては、複室型輸液バックに対するものであり、また、輸液可能状態であるか輸液不可能状態であるかとは無関係に刺入針の抜脱を防止するものである。
本発明は上記のような輸液調整制御システムの現状に鑑みてなされたもので、その目的は、輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかとリンクして輸液バックに対する輸液チューブの着脱を制御でき、輸液調整制御システムの適切な運用を確保することができる輸液安全装置及び輸液管理システムを提供することである。
本発明に係る輸液安全装置は、輸液チューブを流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを検出する検出手段と、液体が封入された輸液バックに対する輸液チューブの着脱を阻止する阻止状態とするか着脱を許容する許容状態とするか制御する阻止/許容制御部と、前記阻止/許容制御部を阻止状態においてロックするロック手段と、前記検出手段による検出結果に基づき、前記ロック手段を制御するロック制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係る輸液安全装置では、一端に輸液チューブが接続され、他端に前記輸液バック内の液体と連絡する連絡部を有する前記アダプタを、前記連絡部が前記液体と連絡している状態で保持する保持部を具備することを特徴とする。
本発明に係る輸液安全装置では、輸液バックを内包する空室を備える容器であって、第1の容器と第2の容器から構成され、結合部によって前記第1の容器と第2の容器とが結合され、第1の容器と第2の容器を離間させた開いた状態と、第1の容器と第2の容器を結合させた閉じた状態を実現する容器を備え、前記容器の一部が阻止/許容制御部となっていることを特徴とする。
本発明に係る輸液安全装置では、容器は、透明または半透明の樹脂製容器であることを特徴とする。
本発明に係る輸液安全装置では、保持部は、前記アダプタの胴部または前記アダプタに接続された点滴プローブの底部を挟持する孔により構成されていることを特徴とする。
本発明に係る輸液安全装置では、輸液バックは、容器内に懸架されるか、または、容器の天井部開口を介して外部の部材に懸架されることを特徴とする。
本発明に係る輸液安全装置では、前記検出手段により輸液可能状態であることが検出されると、ロック制御制御手段は前記阻止/許容制御部を阻止状態においてロックすることを特徴とする。
本発明に係る輸液管理システムは、輸液チューブを流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムであって、当該輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを示す輸液状態情報を送信する送信手段を備える輸液調整制御システムと、請求項1乃至7のいずれかに記載の輸液安全装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る輸液管理システムは、輸液調整制御システムにより輸液チューブを流れる液体の流量をゼロとする調整がなされているか否かを検出するセンサを備えることを特徴とする。
本発明に係る輸液管理システムでは、輸液調整制御システムは、クレンメにより構成されることを特徴とする。
本発明に係る輸液管理システムでは、前記クレンメに、前記送信手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、輸液チューブを流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを検出し、検出結果に基づき、液体が封入された輸液バックの栓体の開口部に、前記輸液バックに対する輸液チューブの着脱を阻止する阻止状態とするか着脱を許容する許容状態とするか制御する阻止/許容制御部を阻止状態においてロックするロック手段の制御を行うので、輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかとリンクして輸液バックに対する輸液チューブの着脱を制御でき、輸液調整制御システムの適切な運用を確保することができる。
本発明に係る輸液安全装置及び輸液管理システムの第1の実施形態の斜視図。 本発明に係る輸液安全装置の実施形態の容器を開いた状態の斜視図。 本発明に係る輸液安全装置の実施形態に用いられる輸液バックの一例を斜視図。 本発明に係る輸液管理システムの実施形態の要部斜視図。 本発明に係る輸液安全装置及び輸液管理システムの実施形態のロック手段の動作を示す断面図。 本発明に係る輸液安全装置及び輸液管理システムの第2の実施形態の斜視図。
以下添付図面を参照して、本発明に係る輸液安全装置及び輸液管理システムの実施形態を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1には、実施形態に係る輸液安全装置10を用いて構成した輸液管理システム100の構成図が示されている。
輸液安全装置10は、筐体の容器20を備える。容器20は、輸液バック30を内包する空室21を備える。この容器20は、図2に示されるように、結合部であるヒンジ部22によって第1の容器20Aと第2の容器20Bとが結合されて構成されている。容器20は、透明または半透明の樹脂製容器として構成することができる。従って、不透明な容器としても良い。また、材質は樹脂以外に金属、木材、紙などにより構成しても良い。なお、この実施形態では筐体の形状であるが、筒状や定形或いは不定形な袋状など形状であっても良く、筒状や定形或いは不定形な袋状など形状を採用したばあいには、ヒンジ部22等の結合部は設けられていなくとも良い。
輸液バック30が図3に示されるように、透明または半透明の樹脂製の袋部31に、点滴などのための液体が封入された構成を備えている。袋部31の例えば二短辺における一方の辺の中央部には、図4に示すアダプタ40を刺し抜きするための栓体32が設けられている。栓体32は、例えばプラスチックなどの円環枠内にゴムの栓を設けて構成することができ、栓体32の開口部33に、輸液バック30の液体を輸液チューブ71へ導く連絡部としての針状頭部41を有するアダプタ40を刺し抜きすることができる。即ち、アダプタ40は、一端に輸液チューブ71が接続され、他端に上記輸液バック30内の液体と連絡する連絡部を有する。袋部31の例えば二短辺における栓体32が設けられた辺と対向する一辺の縁部34には、輸液バック30を懸架部材に懸架するための孔35が形成されている。
容器20の天井面には、容器20を上記懸架部材に吊り下げるための把持バンド24が設けられている。容器20の天井板における開口部には、例えば容器20Bの縁面から突出した棒体25が設けられており、この棒体25は容器20が閉じられると、他方の容器20Aの対向する位置の凹部に位置付けられる。この棒体25を、輸液バック30の縁部34に形成された孔35に通して、輸液バック30を懸架することができる。
容器20の底面には、孔23が形成されている。上記容器20の一部である孔23は、液体が封入された輸液バック30に対する輸液チューブ71の着脱を阻止する阻止状態とするか着脱を許容する許容状態とするか制御する阻止/許容制御部として機能する。実際には、孔23は、アダプタ40の刺し抜きを阻止するか許容するかする阻止/許容制御部として機能する。即ち、容器20が開いた図2の状態では、アダプタ40を容器20の空室21へ入れることも取り出すことも可能である。
容器20には、ロック手段50(図1)が設けられている。ロック手段50は、例えば容器20Aと容器20Bの接合部分に設けられており、容器20Aに設けられている本体部51と、容器20Bに設けられた鉤受部52とにより構成することができる。
本体部51及び鉤受部52の断面図は、図5に示すようである。本体部51はフリー状態では、図5(b)に示すように、筒体53内の後端部に電磁石54が設けられ、隣接して磁石55が設けられている。一方、鉤受部52はフリー状態では、図5(b)に示すように、筒体56内の後端部にスペーサ(磁石でも良い)57が設けられ、隣接して空室58が設けられている。
電磁石54によって磁石55を吸引しているときには図5(b)のように、磁石55が本体部51の筒体53内に収容された状態となる。このため、容器20Aと容器20Bを離間させて開くことができる。一方、電磁石54の極性を反転させると、これによって磁石55が反発して図5(a)のように、鉤受部52の筒体56内へ移動し、スペーサ57に当接した状態で留まる。
上記により、容器20Aと容器20Bは結合した状態でロックされる。この状態で円形の開口を有する孔23の径は、アダプタ40の針状頭部41の径より僅かに小さい。しかし、針状頭部41の基部に設けられたフランジ42の径は、孔23の径より大きく、容器20が閉じた図1の状態では、アダプタ40を容器20の空室21へ入れることも取り出すことも不可能である。このように容器20の一部である孔23は、アダプタ40の刺し抜きを阻止するか許容するかする阻止/許容制御部として機能することができる。孔23はアダプタ40の底部のフランジ42を挟持することによって、アダプタ40を、栓体32に針状頭部41が刺さった状態で保持する保持部として機能する。実施形態に係る輸液安全装置は、一端に輸液チューブ71が接続され、他端に輸液バック30内の液体と連絡する連絡部を有するアダプタ40を、上記連絡部が上記液体と連絡している状態で保持する保持部を具備することができる。
図4には、輸液チューブ71を流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムの一例であるクレンメ60と、クレンメ60からアダプタ40へ到る構成部材が示されている。クレンメ60からアダプタ40へ到る輸液チューブ71とアダプタ40との間には、点滴プローブ70が介装されている。クレンメ60は、例えば一側壁を有さない四角筒状の本体部61を有し、本体部61の筒内の部分に輸液チューブ71を貫通させて設ける構成を有する。また、本体部61の対向する二壁にはそれぞれ、筒の軸方向へ傾斜して延びる軸受溝62が形成されており、この軸受溝62には、輸液チューブ71を押圧して流量を制御するためのローラ63が回転により上下移動可能に設けられている。
本体部61内における輸液チューブ71がローラ63によって押圧されて輸液が停止される位置(流量がゼロとなる位置)には、圧力センサ65と、この圧力センサ65により得られた信号に基づき、輸液調整制御システムであるクレンメ60が輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを示す信号を送信する送信手段とを有する状態送出部64が設けられている。圧力センサ65は輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを検出できるものであれば、他のセンサ(例えば、輸液チューブ71の閉塞させる動作を光などで捕えるセンサ)などにより構成することができる。なお、「輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているか」とは、輸液調整制御システムがその状態を作っているかを検出すること意味し、必ずしも実際に液体が輸液チューブ71に存在しなくとも良い。また、送信手段は有線であっても無線であっても良い。
容器20の適宜な位置には、制御部59が設けられている。制御部59は、上記状態送出部64により送られた信号を受信して、輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを検出する検出手段と、検出手段による検出結果に基づきロック手段50のロックを制御する制御手段を備える。前述した本体部51内の電磁石54はこの制御手段と接続されており電磁石54は制御手段により駆動される。
容器20とクレンメ60(輸液調整制御システム)とは1対1に対応付けされており、無線通信の場合には、クレンメ60の状態送出部64の送信手段により所定間隔で送信される信号にアドレスや識別情報が付されており、対応付けられた容器20に設けられた制御部59がこれを受取って処理を行うことができる。
以上の通りに構成された輸液安全装置及び輸液管理システムは、例えば次のようにして用いることができる。容器20とクレンメ60とは対応付けられているものとし、容器20に設けられた制御部59とクレンメ60に設けられた状態送出部64に電池などがセットされて、電力が供給されると、動作開始となる。容器20Aと容器20Bは当初閉じられており、中は空状態であるものとする。
クレンメ60のローラ63を操作して、輸液が停止される位置(流量がゼロとなる位置)にセットする。これにより、状態送出部64の送信手段により輸液不可能状態を示す信号が送出される。この信号は容器20に設けられた制御部59に取得され、制御部59からロック手段50をフリー状態にする信号が送出される。
上記により、ロック手段50では、図5(b)に示したフリー状態が実現され、容器20Aと容器20Bを図2の如く開くことができる。そこで、所要の液体が入った図3に示すような輸液バック30を取り出し、栓体32にアダプタ40を刺して輸液バック30の孔35を容器20の棒体25に通して、輸液バック30が容器20内に懸架されるようにする。更に、容器20Aと容器20Bを合わせて閉じる。このとき、輸液チューブ71が容器20の孔23を通過するようにする。把持バンド24を懸架部材に吊り下げて、クレンメ60から患者へ延びる輸液チューブ71の先端に設けられた輸注針を患者の血管等に刺す。
クレンメ60のローラ63を操作して、輸液が実行される位置(流量が所望となる位置)にセットする。これにより、状態送出部64の送信手段により輸液可能状態を示す信号が送出される。この信号は容器20に設けられた制御部59に取得され、制御部59からロック手段50をロック状態にする信号が送出される。
上記により、ロック手段50では、図5(a)に示したロック状態が実現され、容器20Aと容器20Bは図1の状態となり、開くことが不可能となる。このため、容器20の孔23をフランジ42が通過することはなく、アダプタ40を輸液バック30から抜くことが不可能となり、輸液実行の途中においてアダプタ40の不用意な抜けを防止することができる。
図6は、容器20内に点滴プローブ70までを収納して、容器20の孔23を点滴プローブ70が通過することができないように構成した第2の実施形態である。これによっても、孔23は、輸液バック30の液体を輸液チューブ71へ導く針状頭部41を有するアダプタ40の刺し抜きを阻止するか許容するかする阻止/許容制御部として機能する。また、孔23は、アダプタ40を、栓体32に針状頭部41が刺さった状態で保持する保持部であり、アダプタ40に接続された点滴プローブ70の底部を挟持する構成を備える。この実施形態も図1に示した実施形態と同様に用いることができ、同様の効果を得ることが可能である。
なお、上記の2つの実施形態は例示に過ぎず、様々に変更可能である。例えば、容器20によって輸液バック30全体を収容したが、栓体32が設けられた部分と、アダプタ40の部分が収納されれば十分である。また、輸液安全装置を、栓体32が設けられた部分に設け、栓体32の開口部側に孔を設け、この孔に開閉するシャッタを設けて阻止/許容制御部としてもよい。このシャッタをソレノイドなどでロックするロック手段を備えることができる。即ち、輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかとリンクして輸液バックに対する輸液チューブの着脱を制御できる機構であればよい。また、輸液調整制御システムは、クレンメ60に限定されることなく、輸液ポンプなど、輸液チューブを流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムであれば本発明は適用可能である。更に、輸液バック30は、容器20の天井部に設けた開口を介して外部の部材に懸架されるようにしても良い。
10 輸液安全装置
20、20A、20B 容器
30 輸液バック
32 栓体
33 開口部
40 アダプタ
41 針状頭部
50 ロック手段
60 クレンメ
64 状態送出部
65 圧力センサ
70 点滴プローブ
71 輸液チューブ
100 輸液管理システム


Claims (11)

  1. 輸液チューブを流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを検出する検出手段と、
    液体が封入された輸液バックに対する輸液チューブの着脱を阻止する阻止状態とするか着脱を許容する許容状態とするか制御する阻止/許容制御部と、
    前記阻止/許容制御部を阻止状態においてロックするロック手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づき、前記ロック手段を制御するロック制御手段と
    を具備することを特徴とする輸液安全装置。
  2. 一端に輸液チューブが接続され、他端に前記輸液バック内の液体と連絡する連絡部を有する前記アダプタを、前記連絡部が前記液体と連絡している状態で保持する保持部を具備することを特徴とする請求項1に記載の輸液安全装置。
  3. 輸液バックを内包する空室を備える容器であって、第1の容器と第2の容器から構成され、結合部によって前記第1の容器と第2の容器とが結合され、第1の容器と第2の容器を離間させた開いた状態と、第1の容器と第2の容器を結合させた閉じた状態を実現する容器を備え、
    前記容器の一部が阻止/許容制御部となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の輸液安全装置。
  4. 容器は、透明または半透明の樹脂製容器であることを特徴とする請求項3に記載の輸液安全装置。
  5. 保持部は、前記アダプタの底部または前記アダプタに接続された点滴プローブの底部を挟持する孔により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の輸液安全装置。
  6. 輸液バックは、容器内に懸架されるか、または、容器の天井部開口を介して外部の部材に懸架されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の輸液安全装置。
  7. 前記検出手段により輸液可能状態であることが検出されると、ロック制御制御手段は前記阻止/許容制御部を阻止状態においてロックすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の輸液安全装置。
  8. 輸液チューブを流れる液体の流量を調整する輸液調整制御システムであって、当該輸液調整制御システムが輸液可能状態となっているか輸液不可能状態となっているかを示す輸液状態情報を送信する送信手段を備える輸液調整制御システムと、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の輸液安全装置と
    を具備することを特徴とする輸液管理システム。
  9. 輸液調整制御システムにより輸液チューブを流れる液体の流量をゼロとする調整がなされているか否かを検出するセンサを備えることを特徴とする請求項8に記載の輸液管理システム。
  10. 輸液調整制御システムは、クレンメにより構成されることを特徴とする請求項8または9に記載の輸液管理システム。
  11. 前記クレンメに、前記送信手段が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の輸液管理システム。
JP2014137354A 2014-07-03 2014-07-03 輸液安全装置及び輸液管理システム Expired - Fee Related JP5941501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137354A JP5941501B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 輸液安全装置及び輸液管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137354A JP5941501B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 輸液安全装置及び輸液管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016013333A true JP2016013333A (ja) 2016-01-28
JP5941501B2 JP5941501B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=55230062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014137354A Expired - Fee Related JP5941501B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 輸液安全装置及び輸液管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5941501B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018075344A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 シン・スン・テック・カンパニー、リミテッドShin Sung Tech Co.,Ltd 輸液モニタリング装置
KR20210109157A (ko) * 2020-02-27 2021-09-06 성원메디칼 주식회사 스마트화 모니터링이 가능한 수액세트용 유량조절기
JP7441676B2 (ja) 2020-02-25 2024-03-01 藤森工業株式会社 液体用包装体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0184652U (ja) * 1987-11-27 1989-06-06
JP2013006021A (ja) * 2011-05-26 2013-01-10 Nipro Corp 輸液ポンプ
JP2013165757A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Icomes Labo:Kk 輸液装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0184652U (ja) * 1987-11-27 1989-06-06
JP2013006021A (ja) * 2011-05-26 2013-01-10 Nipro Corp 輸液ポンプ
JP2013165757A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Icomes Labo:Kk 輸液装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018075344A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 シン・スン・テック・カンパニー、リミテッドShin Sung Tech Co.,Ltd 輸液モニタリング装置
JP7441676B2 (ja) 2020-02-25 2024-03-01 藤森工業株式会社 液体用包装体
KR20210109157A (ko) * 2020-02-27 2021-09-06 성원메디칼 주식회사 스마트화 모니터링이 가능한 수액세트용 유량조절기
KR102405751B1 (ko) 2020-02-27 2022-06-08 성원메디칼주식회사 스마트화 모니터링이 가능한 수액세트용 유량조절기

Also Published As

Publication number Publication date
JP5941501B2 (ja) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5941501B2 (ja) 輸液安全装置及び輸液管理システム
ES2803598T3 (es) Sistema y método para el almacenamiento, dispensación y administración de medicamentos
CN103446642B (zh) 一种点滴控制器
EP3522956B1 (en) Device for filling and priming syringes
CN202654481U (zh) 用于墨菲管输液的自动报警控制装置
CA2947759C (en) Self closing and opening filling needle, needle holder, filler and method
BR112014015287B1 (pt) Dispositivo de acionamento de uma cabeça de acionamento de pistão de seringa de infusão, bomba de infusão e método para operar a mesma
JPH03173579A (ja) 点滴装置
EP2303220A1 (en) Reservoir filling device
CN104001233B (zh) 一种可报警和自动切换吊瓶的医用点滴器
BR112015016201B1 (pt) Dispositivo injetor de droga
CN104758995A (zh) 一种防脱落、误拔输液器
TWI690346B (zh) 用於投與藥劑的注射裝置
JOP20190051A1 (ar) عبوة مرنة معقمة ذات مُعَوِّض ضغط من أجل إعادة التشكيل على صورة جرعات لمواد طبية أو غذائية على هيئة مائع يراد إعطاءها للمرضى من خلال التسريب أو الحقن
CN204050498U (zh) 输液监控报警装置
EP1560617B1 (en) A coupling component for transmitting medical substances
US11529457B2 (en) Medical device having a detachable cover element
CN204219523U (zh) 一种输液瓶用自动监测报警的输液装置
JP5816708B2 (ja) 薬液注入装置
CN207640746U (zh) 一种输液报警系统
CN104288869B (zh) 输液系统
KR102079698B1 (ko) 유체 컨트롤 장치
JP2013165757A (ja) 輸液装置
CN103933631A (zh) 全自动注药泵驱动装置
CN104083816B (zh) 自动输液/输血报警系统及其报警方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5941501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees