JP2013165687A - 栽培支援装置、栽培支援システム、栽培支援方法及びプログラム - Google Patents

栽培支援装置、栽培支援システム、栽培支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】植物の栽培に関して適当なユーザ同士で情報を共有する。
【解決手段】栽培支援装置は、ユーザから投稿データを取得し(S1)、それがヘルプ機能を利用した質問であるか否かを判断する(S2)。投稿データが質問である場合、栽培支援装置は、当該ユーザと栽培条件が類似するユーザが属しているグループを特定し(S5)、当該グループに属するユーザに投稿データを配信する(S7、S8)。また、栽培支援は、ユーザが付加的サービスの対象者であるか否かを判断し(S6)、対象者であれば、当該グループに属するユーザに加え、あらかじめ決められた特定のユーザ(アドバイザ)にも投稿データを配信する(S8)。なお、栽培支援装置は、投稿データが質問でなければ、ユーザにあらかじめ設定されたフォロワを特定し(S3)、特定したフォロワに投稿データを配信する(S4)。
【選択図】図11

Description

本発明は、植物の栽培を支援するための技術に関する。
特許文献1には、種苗の栽培開始の月日や栽培場所などの環境条件を登録時に入力すると、入力した情報に応じた栽培情報を栽培情報サイトや栽培情報データベースから得ることができるナビゲーションシステムが開示されている。
特開2001−57818号公報
しかし、あらかじめ記録されたウェブサイトやデータベースの情報は、統計的で画一的なものになってしまう。一方、植物の生育状況は、環境(気温、日照時間など)の変化に応じて多種多様に変化し得る。よって、あらかじめ記録された情報だけでは、ユーザが真に必要とする情報が得られないことも多い。
そこで、本発明は、植物の栽培に関して適当なユーザ同士で情報を共有しあえる技術を提供する。
本発明は、ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データと、当該植物に関して計測された当該植物の栽培環境を示す計測データとを含むユーザデータを複数のユーザについて取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたユーザデータを用いて、前記植物の栽培条件が類似するユーザ同士を共通のグループに分類する分類手段と、前記分類手段により分類されたグループ毎に情報を共有し、当該情報を配信データとして前記複数のユーザに配信するように制御する配信制御手段とを備える栽培支援装置を提供する。
また、前記ユーザデータは、前記植物の生育レベルを示す生育レベル情報を含み、前記分類手段は、前記生育レベル情報を用いて、前記植物の生育レベルが共通するユーザ同士を共通のグループに分類してもよい。
また、前記ユーザデータは、前記植物の栽培時期を示す時期情報を含み、前記分類手段は、前記時期情報を用いて、前記植物の栽培時期が共通するユーザ同士を共通のグループに分類してもよい。
また、前記ユーザデータは、前記植物の栽培地域を示す地域情報を含み、前記分類手段は、前記地域情報を用いて、前記植物の栽培地域が所定の範囲内に含まれるユーザ同士を共通のグループに分類してもよい。
また、前記計測データは、前記植物の近傍に設けられるセンサにより出力され、又は気象を観測する所定の事業者により提供されるデータであり、前記分類手段は、前記計測データを用いて、前記植物の栽培環境が類似するユーザ同士を共通のグループに分類してもよい。
また、前記入力データは、所定の条件を満たすか否かを識別する識別情報を含み、前記配信データは、前記入力データを含み、前記配信制御手段は、前記分類手段による分類結果に応じたグループに属するユーザに配信される第1の配信データと、あらかじめ設定されたユーザに配信される第2の配信データとを配信するように制御し、前記所定の条件を満たすことを前記入力データの前記識別情報が示す場合に、当該入力データを前記第1の配信データとして配信してもよい。
この場合において、前記ユーザが付加的サービスの対象者であるか否かを判断する判断手段を備え、前記配信制御手段は、前記付加的サービスの対象者であるユーザの前記入力データが前記取得手段により取得された場合に、当該入力データを含む前記第1の配信データを、前記分類手段による分類結果に応じたグループに属するユーザと特定の他のユーザとに配信してもよい。
また、本発明は、前記栽培支援装置と、前記配信データを受信する通信端末とを備える栽培支援システムを提供する。
また、本発明は、ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データと、当該植物に関して計測された当該植物の栽培環境を示す計測データとを含むユーザデータを複数のユーザについて取得し、前記取得されたユーザデータを用いて、前記植物の栽培条件が類似するユーザ同士を共通のグループに分類し、前記分類されたグループ毎に情報を共有し、当該情報を配信データとして前記複数のユーザに配信する栽培支援方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データと、当該植物に関して計測された当該植物の栽培環境を示す計測データとを含むユーザデータを複数のユーザについて取得するステップと、前記取得されたユーザデータを用いて、前記植物の栽培条件が類似するユーザ同士を共通のグループに分類するステップと、前記分類されたグループ毎に情報を共有し、当該情報を配信データとして前記複数のユーザに配信するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、植物の栽培に関して適当なユーザ同士で情報を共有することが可能である。
栽培支援システムの全体構成を示すブロック図 センサユニットのハードウェア構成を示すブロック図 計測データのデータ構造を例示する図 通信端末のハードウェア構成を示すブロック図 サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図 プロフィールデータのデータ構造を例示する図 標準栽培データを例示する図 サーバ装置の機能構成を示す機能ブロック図 通信端末に表示される画面(ホーム画面)を例示する図 ホーム画面中のフォーム領域の構成要素を例示する図 投稿データの配信制御処理を示すフローチャート 植物の生育レベルの推移をユーザ毎に例示する図
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である栽培支援システム10の全体構成を示すブロック図である。栽培支援システム10は、ユーザによる植物の栽培を支援するためのシステムである。なお、ここでいう植物の栽培は、食用・観賞用のいずれであってもよく、また、営利目的であってもそうでなくてもよい。
栽培支援システム10は、サーバ装置100と、通信端末200と、センサユニット300と、中継装置400と、通信端末500と、ネットワーク600と、ネットワーク700とを含んで構成される。図1に示される各装置は、図示した数より多く存在し得るが、ここでは図示が省略されている。
サーバ装置100は、本実施形態の栽培支援サービス(以下「本サービス」という。)を提供するための情報処理装置であり、本発明の「栽培支援装置」の一例に相当するものである。サーバ装置100は、ウェブサーバとして機能するために必要な構成を少なくとも備えている。なお、サーバ装置100は、同一システム内に複数あって、これらが分散的に処理を実行するように構成されてもよい。
通信端末200は、本サービスのユーザが使用する通信端末である。通信端末200は、ここでは無線通信端末であるとし、例えば、携帯電話機(スマートフォンを含む。)や、いわゆるタブレットPC(Personal Computer)などである。
センサユニット300は、ユーザが栽培する植物に関する各種のデータを計測及び出力する計測機器である。センサユニット300は、例えば、その一部を土中に挿入して用いられる。センサユニット300は、後述する計測データをサーバ装置100に送信する。
中継装置400は、センサユニット300とサーバ装置100との通信を中継する電子機器である。中継装置400は、例えば、ユーザの宅内に設けられた無線LAN(Local Area Network)のルータである。
通信端末200、センサユニット300及び中継装置400は、本サービスを利用するユーザのそれぞれが所有して使用するものである。すなわち、これらは少なくともユーザ数分ある。ただし、ユーザは、通信端末200を複数(例えば、宅内のPCと携帯電話機)用いて本サービスを利用してもよいし、栽培する植物の種類(数)やその栽培面積などに応じて、センサユニット300を複数用いてもよい。
通信端末500は、本サービスを利用するユーザのうちの特定のユーザが使用する通信端末である。通信端末500は、図1ではネットワーク600に接続されているが、ネットワーク700に接続される無線通信端末であってもよい。通信端末500のユーザは、他のユーザに対して植物の栽培に関する助言や、質問に対する回答を行う者であり、植物の栽培に関して相応の知識を有すると認められる者である。以下においては、他のユーザと区別するために、通信端末500のユーザのことを「アドバイザ」という。なお、アドバイザは、植物の品種毎などに複数名いてもよい。
ネットワーク600及びネットワーク700は、サーバ装置100と他の装置とのデータ通信を実現するための通信網である。本実施形態において、ネットワーク600は有線のネットワークであり、ネットワーク700は無線のネットワークである。また、ネットワーク600とネットワーク700とは、互いにデータが行き来できるように相互接続されている。ネットワーク600は、例えば、インターネットである。ネットワーク700は、例えば、移動体通信網や公衆無線LANである。
図2は、センサユニット300のハードウェア構成を示すブロック図である。センサユニット300は、水分量センサ310と、日照量センサ320と、地温センサ330と、気温センサ340と、通信モジュール350とを備え、これらを一体に構成したものである。センサユニット300は、一般的なプランターや植木鉢にも設置できる程度の比較的小型のものであると望ましいが、植物の栽培の妨げにならなければ、そのサイズや形状は特に限定されない。また、センサユニット300は、ボタン電池などの乾電池で動作するものであってもよいし、太陽電池で動作するものであってもよい。
水分量センサ310は、土中の水分量を計測するセンサである。水分量センサ310としては、含水比や体積含水率を計測するための周知のセンサを用いることができる。日照量センサ320は、センサユニット300に照射される光(典型的には太陽光)の照射量を計測するためのセンサである。日照量センサ320としては、太陽電池式や熱電堆式などの周知のセンサを用いることができる。地温センサ330、気温センサ340は、それぞれ、地温と気温を計測するためのセンサである。なお、ここでいう地温とは、地表ではなく地中の温度のことである。通信モジュール350は、これらのセンサによる計測結果を示す計測データを送信する手段である。通信モジュール350は、プロセッサ、メモリ、アンテナなどを備え、適当なタイミング(例えば、1日1回、1時間1回など)で計測データを中継装置400に送信する。
図3は、計測データのデータ構造を例示する図である。ここにおいて、計測データは、機器ID、計測日時、水分量、日照量、地温及び気温を関連付けて記述したデータである。このうち、水分量、日照量、地温及び気温は、本発明の「環境情報」の一例に相当するものである。
機器IDは、センサユニット300を識別するためにあらかじめ設定された値(文字列や数字)である。機器IDは、ここでは後述するユーザIDそのものであるとするが、ユーザIDと対応付けることができるものであれば、どのような値であってもよい。また、日照量は、計測した期間における計測値の積算値であるが、それ以外の水分量、地温及び気温は、計測した期間(例えば1時間)の計測値の代表値(例えば平均値)か、あるいは特定の時点の計測値である。
図4は、通信端末200のハードウェア構成を示すブロック図である。通信端末200は、制御部210と、記憶部220と、通信部230と、表示部240と、操作部250とを備える。なお、通信端末200は、これらの構成のほかに、カメラ、マイク、スピーカ、バイブレータなどを備えてもよい。
制御部210は、通信端末200の各部の動作を制御する手段である。制御部210は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、主記憶装置に相当するメモリとを備え、プログラムを実行することによってさまざまな処理を行う。記憶部220は、制御部210が用いるデータ(プログラムなど)を記憶する手段である。記憶部220は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリによって構成される。また、記憶部220は、いわゆるメモリカードのような着脱可能な記憶媒体を含んでもよい。通信部230は、ネットワーク700を介してデータを送受信する手段である。通信部230は、ネットワーク700の通信方式に応じた変調及び復調などを行う信号処理装置を備える。
表示部240は、情報を表示する手段である。表示部240は、液晶素子や有機EL素子により構成された表示パネルとその駆動回路とを備え、画像データに応じた画像を表示する。操作部250は、ユーザの操作を受け付ける手段である。操作部250は、表示パネルに重ねて設けられるタッチスクリーンによってソフトウェアキーを実現し、画面上で操作を受け付けるように構成されてもよいし、テンキーなどのハードウェアキー(物理キー)によって操作を受け付けてもよい。
図5は、サーバ装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130とを備える。制御部110は、サーバ装置100の各部の動作を制御する手段であり、プログラムを実行してさまざまな処理を行う。記憶部120は、データを記憶する手段であり、例えばハードディスクを備える。通信部130は、ネットワーク600を介してデータを送受信する手段である。通信部130は、ネットワーク600の通信方式に応じた変調及び復調などを行う信号処理装置を備える。
また、サーバ装置100は、ユーザデータと、標準栽培データとを記憶部120に記憶している。ユーザデータは、各ユーザに関するデータの集合である。ユーザデータは、より詳細には、プロフィールデータと、投稿データと、上述した計測データとを含む。プロフィールデータは、本サービスにおけるユーザのプロフィールを記述したデータであり、ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データとを少なくとも含む。投稿データは、ユーザが本サービスを通じて投稿した日記、質問、回答などのデータであり、各ユーザのユーザデータに関連付けられている。計測データは、センサユニット300から送信され、記憶部120に蓄積されたデータである。
図6は、プロフィールデータのデータ構造を例示する図である。ここにおいて、プロフィールデータは、ユーザID、ユーザ名、栽培開始日、栽培地域、栽培品種、生育レベル、フォロワID、グループID、アドバイザフラグ及びオプションフラグを関連付けて記述したデータである。
ユーザIDは、本サービスにおいて各ユーザを識別するために割り当てられた値である。ユーザ名は、ユーザが本サービスにおいて名乗る名前であり、本名であってもよいし、ニックネームであってもよい。ユーザ名は、入力データの一例である。
栽培開始日は、ユーザが植物の栽培を開始した日付(播種日又は苗の定植日)を示す値であり、本発明の「時期情報」の一例に相当する。また、栽培地域は、ユーザが植物を栽培している地域を示す値であり、本発明の「地域情報」の一例に相当する。栽培地域は、例えば郵便番号によって表されてもよいが、都道府県などの行政区分によって表されてもよい。栽培品種は、ユーザが栽培している植物の品種を示す値である。これらの値は、植物に関する植物データであるが、ユーザによって入力された入力データにも該当し得る。なお、植物データは、ユーザが複数品種の植物を栽培していたり、あるいは同一品種の植物を異なる栽培開始日から栽培したりしている場合、同一のユーザについて複数あってもよい。
生育レベルは、ユーザが栽培している植物の生育の度合いを示す値であり、本発明の「生育レベル情報」の一例に相当する。生育レベルは、例えば、植物の丈などに基づいた所定の判定基準に従ってユーザが入力するものである。あるいは、生育レベルは、ユーザが植物をカメラで撮影してその画像データをサーバ装置100に送信し、サーバ装置100が画像データを解析することによって判定するものであってもよい。すなわち、生育レベルも、入力データと植物データのいずれにも該当し得る。
フォロワIDは、ユーザのフォロワのユーザIDを示す値である。フォロワIDは、同一のユーザについて複数関連付けられていてもよい。各ユーザのユーザデータには、フォロワの人数と同数のフォロワIDが関連付けられる。グループIDは、ユーザが属するグループを示す値である。なお、グループIDは、同一のユーザに複数関連付けられていてもよい。例えば、ユーザが複数の植物を栽培している場合、当該ユーザはそれぞれの植物に応じた複数のグループに属する。
アドバイザフラグは、ユーザがアドバイザに該当するか否かを示す値である。オプションフラグは、ユーザが本サービスにおける付加的サービスの対象者であるか否かを示す値である。本実施形態において、付加的サービスとは、アドバイザによるアドバイスを受けることができるサービスである。付加的サービスを受けるか否かは、ユーザ自身が決めることができる。なお、この付加的サービスは、有償・無償のいずれで提供されてもよい。
図7は、標準栽培データを例示する図である。標準栽培データは、栽培品種、栽培地域、栽培フェーズ、標準生育レベル、標準水分量、標準日照量、標準地温、標準気温及び標準アドバイスを関連付けて記述したデータである。記憶部120は、このような標準栽培データを、栽培品種毎、栽培地域毎、月毎などに記憶している。
栽培品種及び栽培地域は、それぞれ、プロフィールデータに含まれる栽培品種及び栽培地域と同様のものである。ただし、栽培品種及び栽培地域は、プロフィールデータに含まれる栽培品種及び栽培地域と関連付けが可能であればよく、必ずしも同種のデータである必要はない。例えば、標準栽培データの栽培地域が都道府県名で記述され、プロフィールデータの栽培地域が郵便番号で記述されている場合であっても、郵便番号からその都道府県が一意的に特定可能であるため、これらの関連付けは可能である。
栽培フェーズは、植物の栽培の段階を時期によって示す値である。例えば、図7に例示した標準栽培データは、「東京都」で「トマト」を栽培する場合において、「4月」に栽培を開始し、「7月」に収穫する予定の場合のものを示している。また、図7の例においては、標準生育レベルが「1」〜「3」までの場合を「フェーズ1(発芽期)」とし、以下同様に、標準生育レベルが「4」〜「6」までの場合を「フェーズ2(成長期)」、標準生育レベルが「7」〜「8」までの場合を「フェーズ3(開花期)」、標準生育レベルが「9」〜「10」までの場合を「フェーズ4(成熟期)」としている。なお、栽培フェーズは、ここでは月単位で分かれているが、より細かい単位(例えば週単位)で分かれていてもよい。
標準生育レベル、標準水分量、標準日照量、標準地温、標準気温は、それぞれ、標準栽培データが示す栽培品種を標準栽培データが示す栽培地域で栽培した場合の標準的な生育レベル、水分量、日照量、地温、気温を示す値である。標準生育レベル、標準水分量、標準日照量、標準地温、標準気温の値は、統計的にあらかじめ求められた値である点において、プロフィールデータの生育レベル、水分量、日照量、地温、気温と異なる。
標準アドバイスは、標準栽培データが示す栽培品種を標準栽培データが示す栽培地域及び栽培フェーズで栽培した場合の標準的なアドバイスを示すデータである。標準アドバイスは、例えば、「そろそろ肥料を足してください」とか、「今の時期はうどんこ病に注意してください」などといったように、その栽培フェーズで注意すべき一般的な事項をデータ化したものである。
図8は、サーバ装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。サーバ装置100の制御部110は、所定のプログラムを実行することによって、取得手段111、判断手段112、分類手段113及び配信制御手段114を実現する。
取得手段111は、ユーザデータを取得する手段である。取得手段111は、通信部130を介して、通信端末200及び500と、センサユニット300とから送信されたユーザデータ(入力データ、植物データ、投稿データ及び計測データ)を取得する。また、取得手段111は、取得した後にいったん記憶部120に記録されたユーザデータを必要に応じて読み出して取得することも可能である。
判断手段112は、ユーザが付加的サービスの対象者であるか否かを判断する手段である。判断手段112は、記憶部120に記憶されたユーザデータのうちのオプションフラグを参照することによって、この判断を行うことが可能である。
分類手段113は、ユーザをグループに分類する手段である。分類手段113は、植物の栽培に係る条件(以下「栽培条件」という。)が類似しているユーザ同士を共通のグループに分類する。ここにおいて、栽培条件とは、植物そのものの種類(品種)や生育レベルに加え、時期的条件や地理的条件などを含む諸条件をいう。分類手段113は、取得手段111により取得されたユーザデータを用いて分類を行い、その分類結果を示すデータ(すなわち、ユーザと当該ユーザが属するグループとを関連付けたデータ)を記憶部120に記録する。
本実施形態において、分類手段113は、植物の生育レベル、栽培地域及び栽培時期の少なくともいずれかを栽培条件に用いてユーザを分類する。例えば、分類手段113は、同一品種であって、その生育レベルが共通する植物を栽培しているユーザ同士や、その栽培地域が所定の範囲内に含まれるユーザ同士を共通のグループに分類する。あるいは、分類手段は、同一品種であって、その栽培時期が共通するユーザ同士を共通のグループに分類する。ここにおいて、栽培時期が共通するというのは、例えば、栽培開始日が所定の日数以内の範囲で近似している場合が相当するが、これに限らず、同じ月に栽培を開始していたり、同じ季節に栽培を行っていたりする場合としてもよい。
また、分類手段113は、複数の栽培条件を組み合わせて用いて、栽培条件の類似の度合いがより高いユーザ同士をグループ化してもよい。
なお、生育レベルが共通することと栽培時期が共通することとは、必ずしも同一の意味とはならない。なぜならば、植物は、仮に同じ日に播種したとしても、土壌、水分量、日照量などの違いによって、その後の生育の度合いが異なり得るからである。
配信制御手段114は、ユーザに配信データを配信するように制御する手段である。ここにおいて、配信データとは、ユーザに対して配信される各種の情報の総称である。配信データは、分類手段113により分類されたグループ毎の情報を少なくとも含む。ただし、配信データは、これに限らず、あるユーザのフォロワのみ、あるいは特定のユーザのみに配信される情報や、本サービスの提供を受けている全てのユーザに一斉配信される情報をも含み得る。
配信制御手段114は、所定の条件を満たす投稿データを配信データとして配信する場合に、分類手段113により分類されたグループに属するユーザを当該配信データの配信先とする。また、このとき、配信制御手段114は、投稿データを送信したユーザが付加的サービスの対象者であるか否かに応じて配信先を異ならせることができる。
栽培支援システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、ユーザは、本サービスを利用し、他のユーザとコミュニケーションを行う。本サービスは、いわば、植物を栽培する者に提供されるSNS(Social Networking Service)である。各ユーザは、各々に適した相手をフォロワに設定し、フォロワとの間で情報を共有することができる。また、ユーザは、必要に応じて、フォロワ以外のユーザや、上述したアドバイザとコミュニケーションを行うことも可能である。また、ユーザが植物を栽培するとともに、センサユニット300は、計測データを所定のタイミングでサーバ装置100に送信する。
サーバ装置100は、各ユーザの通信端末200及びセンサユニット300から各種のデータを取得することによって、ユーザ間のコミュニケーションを支援する。本サービスにおいて、サーバ装置100が実現する主要な機能は、「日記機能」、「ヘルプ機能」、「(アドバイザによる)アドバイス機能」の3種類である。
(1)日記機能
日記機能は、植物の生育の過程を記録する機能である。ユーザは、操作部250を用いて入力した文字や、あるいはカメラで撮影した画像によって日記を投稿することができる。ユーザが投稿した日記は、少なくとも、当該ユーザのフォロワに配信される。なお、ユーザは、日記を毎日投稿しなければならないわけではなく、また、1日に複数回投稿してもよい。
また、ユーザは、自らが投稿した日記に対して、フォロワを含む他のユーザからのコメントを受け付けることができる。ここでいうコメントは、ユーザが入力した文字によって表されてもよいが、所定のGUI(Graphical User Interface)、すなわちソフトウェアキーを用いることによって、「好き」、「嫌い」、「良い」、「悪い」などといったより簡単な意見であってもよい。
(2)ヘルプ機能
ヘルプ機能は、ユーザが植物の栽培の過程において困難に直面した場合などに、植物の栽培条件が類似する他のユーザに質問を行う機能である。換言すれば、ヘルプ機能は、ユーザからの質問を含む投稿データを当該ユーザと共通のグループに属する他のユーザに配信する機能である。なお、ここでいう他のユーザは、フォロワであってもよいし、そうでなくてもよい。質問を受けたユーザは、日記にコメントを付すのと同じような操作によって回答を行うことができる。
(3)アドバイス機能
アドバイス機能は、ヘルプ機能に対する付加的な機能であり、具体的には、ユーザの質問に対してアドバイザからの回答を受けることができるようにする機能である。アドバイス機能を用いるか否かは、質問をするユーザ自身が判断することができる。
図9は、本サービスによって各ユーザの通信端末200に表示される画面を例示する図である。この画面のことを、以下においては「ホーム画面」という。ホーム画面には、フォーム領域A1と、フォロワリスト領域A2と、投稿データ領域A3と、ニュース領域A4と、リコメンド領域A5とが含まれる。
図10は、フォーム領域A1の構成要素を例示する図である。フォーム領域A1は、入力フィールドA11と、チェックボックスA12と、投稿ボタンA13とを含んで構成されている。入力フィールドA11は、ユーザが文字を入力するための領域である。チェックボックスA12は、ユーザがヘルプ機能を利用するときにチェックするものである。投稿ボタンA13は、ユーザが必要な情報を入力し終え、情報をサーバ装置100に送信するときに選択するボタンである。
なお、フォーム領域A1は、画像データなどをアップロードするためのボタン等を別途含んでもよい。
フォロワリスト領域A2は、フォロワのユーザ名を表示する領域である。フォロワリスト領域A2には、ユーザ名に加え、当該ユーザの顔写真などのアイコンが表示されてもよい。ユーザは、フォロワのユーザ名を選択すると、当該フォロワの投稿データなどを投稿データ領域A3に表示させることができる。
投稿データ領域A3は、自他の投稿データ(日記、コメント、質問など)を表示する領域である。投稿データ領域A3は、特定のユーザの投稿データのみを表示してもよいし、各ユーザの投稿データを時系列的にソートして表示してもよい。投稿データ領域A3は、新規な投稿データが発生する毎に表示が更新されると望ましい。また、投稿データ領域A3は、日記と質問とを異なる表示態様(色など)で表示させてもよいし、質問を日記よりも優先的に表示させてもよい。
ニュース領域A4は、新着情報を表示する領域である。ニュース領域A4には、本サービスの提供者からの情報(例えば、標準アドバイス)を表示するものであってもよいが、自己以外の他のユーザが日記を更新したり、あるいは質問を発したりしたことを通知するものであってもよい。なお、サーバ装置100は、特定のグループ宛ての情報をニュース領域A4に表示させ、当該グループのユーザ間で情報を共有できるようにしてもよい。
なお、サーバ装置100は、ユーザの計測データと標準栽培データとを比較し、これらの間に有意な差が生じている場合には、その差に応じた個別のアドバイスをユーザ毎に提供してもよい。例えば、サーバ装置100は、計測データの水分量が標準栽培データの標準水分量よりも少ない場合、「水やりをもう少し増やしてください」といったアドバイスを投稿データ領域A3又はニュース領域A4に表示させることが可能である。
リコメンド領域A5は、ユーザに推奨する商品を表示する領域である。リコメンド領域A5に表示される商品の文字列や画像は、外部のウェブサイトのリンク(ハイパーリンク)になっており、当該リンクを選択することで商品の詳細な情報を入手したり当該商品を購入したりすることができるようになっている。
なお、図9、10に示すホーム画面は、あくまでも一例である。本サービスは、図9に示した領域の全てをホーム画面に必要とするものではない。また、ホーム画面における各領域の大きさや配置も、特に限定されるものではない。
図11は、投稿データの配信制御処理を示すフローチャートである。この配信制御処理は、ユーザがフォーム領域A1に情報を入力し、投稿ボタンA13を選択したことを契機として、サーバ装置100の制御部110が実行する処理である。本処理において、制御部110は、まず、いずれかのユーザの通信端末200から送信された投稿データを、通信部130を介して取得する(ステップS1)。なお、投稿データは、ユーザを識別可能な情報(例えば、ユーザID)を含むものとする。
次に、制御部110は、取得した投稿データがヘルプ機能を利用するものであるか否かを判断する(ステップS2)。制御部110は、投稿データのうちのチェックボックスA12の状態(オン・オフ)を示す値を参照することにより、ヘルプ機能の利用の有無を判断する。すなわち、チェックボックスA12の状態を示す値は、本発明の「識別情報」の一例に相当する入力データである。
ヘルプ機能を利用しない場合(S2:NO)、投稿データは日記であり、フォロワが配信先に相当する。そのため、制御部110は、投稿データを送信したユーザのフォロワを特定し(ステップS3)、特定したフォロワに当該投稿データを配信するように制御する(ステップS4)。具体的には、制御部110は、プロフィールデータを用いてユーザのフォロワを特定し、特定したユーザの通信端末200を投稿データの配信先に設定する。
一方、ヘルプ機能を利用する場合(S2:YES)、投稿データは質問である。この場合、投稿データは、少なくとも当該投稿データを送信したユーザと同じグループに属するユーザに配信される。そのため、制御部110は、投稿データを送信したユーザが属するグループを特定する(ステップS5)。また、制御部110は、当該ユーザが付加的サービスの対象者であるか否かを判断する(ステップS6)。この判断処理は、プロフィールデータのオプションフラグを参照することで行われる。なお、この判断処理は、投稿データをアドバイザにも配信するか否かを判断する処理であるともいえる。
ユーザが付加的サービスの対象者でない場合(S6:NO)、制御部110は、ステップS5において特定したグループに属するユーザを特定し、特定したユーザに投稿データを配信するように制御する(ステップS7)。一方、ユーザが付加的サービスの対象者である場合(S6:YES)、制御部110は、ステップS5において特定したグループに属するユーザに加え、アドバイザであるユーザにも投稿データを配信するように制御する(ステップS8)。ユーザがアドバイザであるか否かは、プロフィールデータのアドバイザフラグを参照することで判断可能である。
なお、ユーザからの回答は、質問者であるユーザの投稿データに対するコメントとして当該投稿データに付加され、図9に示したような表示態様で投稿データ領域A3に表示される。この質問及び回答は、質問者であるユーザと回答者であるユーザだけでなく、質問の投稿データを受信したユーザ全員に閲覧可能であってよい。
以上のとおり、本実施形態の栽培支援システム10によれば、SNSのようにして友達などのフォロワと情報を共有しつつ、ユーザが植物の栽培をする上で不明点や疑問点が生じた場合には、所定の操作を行うことによってフォロワ以外のユーザとも情報を共有することが可能である。ここにおいて、フォロワ以外のユーザは、ユーザ自身と栽培条件が類似する植物を栽培しているユーザであるため、同じような問題に直面している(あるいは直面して解決した)可能性が比較的高く、所望の情報(回答)を比較的容易に得ることを期待できる。また、栽培支援システム10によれば、必要に応じて、このようなユーザだけでなく、アドバイザとも情報を共有することができるようになる。
つまり、栽培支援システム10によれば、必要な作業を容易に把握することができ、また、困ったことがあった場合でも誰かしらからのアドバイスを期待できる。したがって、栽培支援システム10によれば、園芸などの植物の栽培の経験が豊富でない者であっても、気軽に植物の栽培を始めてみることが可能であり、園芸の需要の拡大に寄与することが期待できる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる態様での実施も可能である。例えば、本発明は、以下の変形例に示す態様によっても実施可能である。なお、本発明は、必要に応じて、これらの変形例を組み合わせた態様で実施されてもよい。
(1)本発明の栽培条件は、植物の栽培環境を示す環境情報によって判断されてもよい。ここにおいて、栽培環境とは、栽培する植物を取り巻く土壌や大気の状態のことである。環境情報は、例えば、土壌のpHや塩分濃度である。このような環境情報は、センサユニット300によって計測されてもよい。また、環境情報としては、土壌の性質(赤土、黒土など)を示すデータを用いることもできる。このようなデータは、ユーザが土壌の成分を調べて入力データとして入力してもよい。
また、気温(平均気温など)、湿度、日照量なども環境情報として利用可能である。例えば、サーバ装置100は、センサユニット300で計測された平均気温や積算日照量の差が少ないユーザ同士を共通のグループに分類してもよいし、センサユニット300で計測された最高気温の差と最低気温の差のいずれもが所定の閾値未満のユーザ同士を共通のグループに分類してもよい。
また、気温、湿度、降水量などといったデータ、すなわち本発明に係る「計測データ」は、センサユニット300で計測するのではなく、気象情報を提供する事業者から提供を受けてもよい。このようにすれば、各ユーザがセンサユニット300を所持する必要がなくなる。この場合、サーバ装置100は、適当な頻度(例えば、1日に1〜数回)で地域毎の計測データを事業者から取得し、これを各ユーザの入力データや植物データと関連付ける。なお、ここでいう事業者は、日本国においては、気象庁であってもよいし、民間の事業者(予報業務許可事業者)であってもよい。
(2)本発明の栽培条件は、植物の生育レベルの共通性ではなく、植物の生育レベルの推移の共通性によって判断されてもよい。すなわち、サーバ装置100は、生育レベルの推移が類似するユーザ同士を共通のグループに分類する。
図12は、植物の生育レベルの推移をユーザ毎に例示する図である。ここにおいて、ユーザA(実線)、B(破線)及びC(一点鎖線)の3名は、それぞれ同一の植物を栽培し、その生育レベルが同レベルに達しているものとする。ユーザA、Bの生育レベルは、ほぼ同様の推移を辿っているものとし、ユーザCの生育レベルはそうでないものとする。
この場合において、サーバ装置100は、ユーザA、B、Cの3名を同一のグループに分類してもよいが、ユーザA、Bを同一のグループに分類し、ユーザCを当該グループには分類せず、別のグループに分類してもよい。なぜならば、生育レベルの推移が類似しているユーザ同士は、植物の栽培に関して同じような状況にあり、共通の問題を抱えている可能性が高いからである。例えば、図12の例であれば、ユーザA、Bは、いずれも、植物の生育が停滞していると感じている可能性が高いが、ユーザCは必ずしもそうとはいえない。このような場合に、ユーザA、Bを同一のグループに分類すると、同じ悩みを抱える者同士で情報を共有し、悩みを分かち合ったり、あるいは同じ問題の解決に向けて協力し合ったりすることが容易となる。
なお、この例において、ユーザAとユーザBとは、植物の栽培時期が共通している必要はない。すなわち、サーバ装置100は、植物の栽培時期の異同を考慮せずに、植物の生育レベルの推移が類似しているか否かのみに基づいて分類を行ってもよい。このようにすれば、植物の生育レベルの推移が類似しており、かつ栽培時期が異なるユーザ同士(例えば、栽培地域が異なるなどして栽培開始日は異なるものの、同じような状況を経験しているユーザ同士)を同一のグループに分類することができる。
(3)サーバ装置100は、質問者であるユーザからの質問に対して回答したユーザに所定のポイントを付与してもよい。また、サーバ装置100は、回答者の回答に対して質問者に評価を行わせ、その評価結果に応じたポイントを付与してもよい。このポイントは、例えば、栽培支援サービスにおいてユーザのランク付けに用いたり、あるいは、金銭的価値を有して園芸用品(例えば、図9のリコメンド領域A5に表示される商品)などの購入に充てることができたりしてもよい。
なお、上述のように、各ユーザに対してランク付けが行われる場合、質問に対する回答の表示順をこのランクに応じた順番にすることも可能である。このようにすれば、ランクが高い回答者、すなわち多くの質問者から高い評価を得ている回答者の回答を優先的に確認することが可能となる。また、回答の表示順は、あらかじめ決められていてもよいが、どのような表示順とするかをユーザ自身が選べるようになっているとより望ましい。
(4)サーバ装置100は、質問者であるユーザの投稿(すなわち質問)を、当該ユーザと共通のグループに属するユーザやアドバイザだけでなく、フォロワにも配信するようにしてもよい。このようにすれば、フォロワも質問者の質問を確認し、(可能であれば)回答することができる。すなわち、質問者であるユーザの質問を含む投稿データは、少なくとも当該ユーザと共通のグループに属するユーザに配信されればよく、それ以外の他のユーザにも配信され得る。
(5)サーバ装置100は、ユーザに対してフォロワを推薦する機能を有してもよい。例えば、サーバ装置100は、あるユーザと同一のグループに属するユーザのうち、当該あるユーザのフォロワになっていないユーザを、当該あるユーザに対してフォロワとして推薦することが可能である。このようにすることによっても、情報の共有を促進することが可能である。
(6)サーバ装置100は、ユーザの投稿データを形態素解析などによって分析し、どの地域でどのような問題(病気など)が多発しているかといった情報をユーザに提供してもよい。例えば、サーバ装置100は、特定の地域で植物を栽培しているユーザから特定のキーワードを含む投稿データが送信されている場合に、これを認識して当該地域の他のユーザに対して当該キーワードを通知することが可能である。
(7)本発明の各センサは、上述した実施形態のセンサユニット300のように一体化されていなくてもよい。また、本発明のセンサは、中継装置400を必要とせずに、ネットワーク700のような移動体通信網を介してサーバ装置100にデータを送信するように構成されてもよい。あるいは、本発明のセンサは、中継装置400に代えて通信端末200を介してデータを送信してもよい。
(8)本発明において、質問者であるユーザの投稿データをフォロワに配信するか当該ユーザと同一グループに属するユーザに配信するかを決める条件は、上述したチェックボックスA12のオン・オフによるものに限定されない。例えば、ユーザは、所定の対価を支払ったり、あるいは変形例(2)で説明したポイントを消費したりすることによってヘルプ機能を利用することも可能である。このような場合には、サーバ装置100は、ユーザが対価の支払いやポイントの消費に同意したか否かによって投稿データの配信先を異ならせる。すなわち、この場合には、対価の支払いやポイントの消費に同意したか否かを示すデータが本発明の「識別情報」に相当する。
また、ヘルプ機能を利用するか否かは、上述したチェックボックスA12を利用する場合には投稿時に決める必要があるが、これ以外の方法も考えられる。例えば、サーバ装置100は、投稿データが投稿データ領域A3に表示される場合に、投稿データとともに所定のボタンを表示させ、このボタンが選択されたときに所定の条件が満たされたと判断して、投稿データを投稿したユーザと共通のグループに属する他のユーザに当該投稿データを配信するように制御してもよい。この場合、サーバ装置100は、投稿データが送信された段階でフォロワに配信データを配信し、ボタンが選択された段階で、フォロワ以外の他のユーザ(投稿したユーザと同じグループに属するユーザ)に配信データを配信する。このようにすれば、既に投稿済みの投稿データについてもヘルプ機能を利用することが可能となる。
(9)ユーザデータは、ユーザの年齢や性別を含んでもよい。このようにした場合、標準アドバイスの内容(文章表現など)ユーザの年齢や性別によって異ならせることも可能である。例えば、ユーザが子供である場合には、子供でも容易に理解できるような平易な文章の標準アドバイスが用いられるようにしてもよい。
(10)本発明は、植物の栽培支援以外にも用いることができる。例えば、本発明は、椎茸などの菌類の栽培支援に用いることも可能である。また、本発明は、水棲生物などの生育を支援するために用いられてもよい。
(11)本発明は、栽培支援装置やこれを備える栽培支援システムとしてだけではなく、栽培支援装置が実行するプログラムや、栽培支援の方法として把握することも可能である。また、このプログラムは、光ディスクなどの記録媒体に記録した形態や、インターネットなどのネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にする形態などでも提供することができる。
10…栽培支援システム、100…サーバ装置、110…制御部、111…取得手段、112…判断手段、113…分類手段、114…配信制御手段、120…記憶部、130…通信部、200、500…通信端末、300…センサユニット、400…中継装置、600、700…ネットワーク

Claims (10)

  1. ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データと、当該植物に関して計測された当該植物の栽培環境を示す計測データとを含むユーザデータを複数のユーザについて取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたユーザデータを用いて、前記植物の栽培条件が類似するユーザ同士を共通のグループに分類する分類手段と、
    前記分類手段により分類されたグループ毎に情報を共有し、当該情報を配信データとして前記複数のユーザに配信するように制御する配信制御手段と
    を備える栽培支援装置。
  2. 前記ユーザデータは、前記植物の生育レベルを示す生育レベル情報を含み、
    前記分類手段は、前記生育レベル情報を用いて、前記植物の生育レベルが共通するユーザ同士を共通のグループに分類する
    請求項1に記載の栽培支援装置。
  3. 前記ユーザデータは、前記植物の栽培時期を示す時期情報を含み、
    前記分類手段は、前記時期情報を用いて、前記植物の栽培時期が共通するユーザ同士を共通のグループに分類する
    請求項1又は2に記載の栽培支援装置。
  4. 前記ユーザデータは、前記植物の栽培地域を示す地域情報を含み、
    前記分類手段は、前記地域情報を用いて、前記植物の栽培地域が所定の範囲内に含まれるユーザ同士を共通のグループに分類する
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の栽培支援装置。
  5. 前記計測データは、前記植物の近傍に設けられるセンサにより出力され、又は気象を観測する所定の事業者により提供されるデータであり、
    前記分類手段は、前記計測データを用いて、前記植物の栽培環境が類似するユーザ同士を共通のグループに分類する
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の栽培支援装置。
  6. 前記入力データは、所定の条件を満たすか否かを識別する識別情報を含み、
    前記配信データは、前記入力データを含み、
    前記配信制御手段は、
    前記分類手段による分類結果に応じたグループに属するユーザに配信される第1の配信データと、あらかじめ設定されたユーザに配信される第2の配信データとを配信するように制御し、
    前記所定の条件を満たすことを前記入力データの前記識別情報が示す場合に、当該入力データを前記第1の配信データとして配信する
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の栽培支援装置。
  7. 前記ユーザが付加的サービスの対象者であるか否かを判断する判断手段を備え、
    前記配信制御手段は、
    前記付加的サービスの対象者であるユーザの前記入力データが前記取得手段により取得された場合に、当該入力データを含む前記第1の配信データを、前記分類手段による分類結果に応じたグループに属するユーザと特定の他のユーザとに配信する
    請求項6に記載の栽培支援装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の栽培支援装置と、
    前記配信データを受信する通信端末と
    を備える栽培支援システム。
  9. ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データと、当該植物に関して計測された当該植物の栽培環境を示す計測データとを含むユーザデータを複数のユーザについて取得し、
    前記取得されたユーザデータを用いて、前記植物の栽培条件が類似するユーザ同士を共通のグループに分類し、
    前記分類されたグループ毎に情報を共有し、当該情報を配信データとして前記複数のユーザに配信する
    栽培支援方法。
  10. コンピュータに、
    ユーザにより入力された入力データと、当該ユーザにより栽培される植物に関する植物データと、当該植物に関して計測された当該植物の栽培環境を示す計測データとを含むユーザデータを複数のユーザについて取得するステップと、
    前記取得されたユーザデータを用いて、前記植物の栽培条件が類似するユーザ同士を共通のグループに分類するステップと、
    前記分類されたグループ毎に情報を共有し、当該情報を配信データとして前記複数のユーザに配信するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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