JP2013164141A - 配管カバー構成体 - Google Patents

配管カバー構成体 Download PDF

Info

Publication number
JP2013164141A
JP2013164141A JP2012028120A JP2012028120A JP2013164141A JP 2013164141 A JP2013164141 A JP 2013164141A JP 2012028120 A JP2012028120 A JP 2012028120A JP 2012028120 A JP2012028120 A JP 2012028120A JP 2013164141 A JP2013164141 A JP 2013164141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
wall member
joint plate
pipe cover
cover structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012028120A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Iwamoto
明 岩本
Yusuke Seki
勇介 関
Masahiro Nakamura
誠宏 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
OK Kizai Inc
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
OK Kizai Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, OK Kizai Inc filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2012028120A priority Critical patent/JP2013164141A/ja
Publication of JP2013164141A publication Critical patent/JP2013164141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】2つの配管カバー構成体をつなぎ合わせる作業時の作業者の負担を軽減できる配管カバー構成体を提供する。
【解決手段】配管カバー構成体(100A,100B)は、一対の側壁部材(2A,2B,2C,2D)を有する枠体(101A,101B)と、一方の側壁部材(2A,2C)に着脱可能に取り付けられた第1ジョイント板(4A,4c)と、他方の側壁部材(2B,2D)に着脱可能に取り付けられた第2ジョイント板(4B,4D)と、を備えている。第1ジョイント板(4A,4c)及び第2ジョイント板(4B,4D)が枠体(101A,101B)の対角位置に位置するように、第1ジョイント板(4A,4c)は一方の側壁部材(2A,2C)の一端部に取り付けられ、第2ジョイント板(4B,4D)は他方の側壁部材(2B,2D)の端部であって、一方の側壁部材(2A,2C)の一端部とは反対側となる端部に取り付けられている。
【選択図】図16

Description

本発明は、配管カバー構成体に関するものである。
従来、下記特許文献1及び2に開示されているように、空調装置等の冷媒配管のカバーとして用いられる配管カバーが知られている。この配管カバーは、ステーで連結された一対の側壁部材を有する配管カバー構成体と、この配管カバー構成体に取り付けられる天板とを備えている。この配管カバー構成体を他の配管構成部材とつなぎ合わせていくことで、冷媒配管を敷設できるスペースが形成することができる。
2つの配管カバー構成体をつなぎ合わせるには、一方の配管カバー構成体の一対の側壁部材と、他方の配管カバー構成体の一対の側壁部材とをその端部同士で突き合わせ、この状態で、ジョイント板を両配管カバー構成体の側壁部材の端部に締結すればよい。
特開平10−288387号公報 特開平11−223204号公報
2つの配管カバー構成体をつなぎ合わせる作業は、例えば施工現場が狭い等の作業スペースが十分に確保されていない場合には、作業者に負担がかかることもある。負担を軽減する方策の1つとして、一対の側壁部材における同じ側の端部に予めジョイント板を取り付けておくことが考えられる。こうすれば、ジョイント板が取り付けられた側の側壁部材の端部と、ジョイント板が取り付けられていない側の側壁部材の端部とを突き合わせるだけで、ボルト締結が可能となり、ボルト締結作業の負担を軽減できる。
しかしながら、このような構成では、作業者が、ジョイント板が取り付けられている側か否かの確認を怠った場合に、例えばジョイント板が取り付けられている側同士を突き合わせてしまうことも起こり得る。この場合には、一方の配管カバー構成体を180度回転させる必要があるが、配管カバー構成体は大きく、重い場合もあり、そのような配管カバー構成体を作業スペースに余裕のない場所で180度回転させる作業自体が作業者にとって負担の重い作業となることもある。
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2つの配管カバー構成体をつなぎ合わせる作業時の作業者の負担を軽減できる配管カバー構成体を提供することにある。
(1)本発明の配管カバー構成体(100A,100B)は、天板(6A,6B)が取り付けられると配管カバー(1A,1B)となる配管カバー構成体(100A,100B)である。当該配管カバー構成体(100A,100B)は、一対の側壁部材(2A,2B,2C,2D)と、一端が一方の側壁部材(2A,2C)に結合されるとともに他端が他方の側壁部材(2B,2D)に結合されたステー(3)と、を有する枠体(101A,101B)と、前記配管カバー構成体(100A)を他の配管カバー構成体(100B)と連結するためのジョイント板(4A,4c)であって、前記一方の側壁部材(2A,2C)に着脱可能に取り付けられた第1ジョイント板(4A,4c)と、前記配管カバー構成体(100A)を他の配管カバー構成体と連結するためのジョイント板(4B,4D)であって、前記第1ジョイント板(4A,4c)と同じ構成を有し且つ前記他方の側壁部材(2B,2D)に着脱可能に取り付けられた第2ジョイント板(4B,4D)と、を備えている。
前記第1ジョイント板(4A,4c)及び前記第2ジョイント板(4B,4D)が前記枠体(101A,101B)の対角位置に位置するように、前記第1ジョイント板(4A,4c)は前記一方の側壁部材(2A,2C)の一端部に取り付けられ、前記第2ジョイント板(4B,4D)は前記他方の側壁部材(2B,2D)の端部であって、前記一方の側壁部材(2A,2C)の一端部とは反対側となる端部に取り付けられている。
本発明による配管カバー構成体(100A,100B)に天板(6A,6B)を取り付けることにより、冷媒配管等のカバーとして用いられる配管カバー(1A,1B)とすることができる。この配管カバー構成体(100A,100B)の一側に他の配管カバー構成体(100A,100B)を連結する場合には、第1ジョイント板(4A,4C)を他の配管カバー構成体(100A,100B)の一方の側壁部材(2A,2C)に連結し、また当該配管カバー構成体(100A,100B)の他側に他の配管カバー構成体(100A,100B)を連結する場合には、第2ジョイント板(4B,4D)を他の配管カバー構成体(100A,100B)の他方の側壁部材(2B,2D)に連結すればよい。このとき、第1ジョイント板(4A,4C)と第2ジョイント板(4B,4D)が枠体(101A,101B)の対角位置に配置されており、かつ第1ジョイント板(4A,4C)と第2ジョイント板(4B,4D)とが同じ構成を有しているため、枠体(101A,101B)を180度回転したとしても、枠体(101A,101B)と両ジョイント板(4A,4B,4C,4D)との位置関係は変わらない。このため、枠体(101A,101B)に方向性がないこととなり、狭い施工現場で配管カバー構成体(100A,100B)同士を連結する作業を行う場合であっても、配管カバー構成体(100A,100B)同士を連結する際に枠体(101A,101B)を180度回転させなければならないという事態が生ずることはない。すなわち、一対の側壁部材において、同じ側の端部に第1ジョイント板と第2ジョイント板が取り付けられた構成となっている場合には、他の配管カバー構成体についても同じ構成となるため、配管カバー構成体同士を連結するときに、ジョイント板の取り付けられている側の端部とジョイント板の取り付けられていない側の端部とを突き合わせる必要がある。この場合において、作業者がジョイント板の位置を確認し忘れた場合には、ジョイント板が取り付けられていない側同士を突き合わせてしまうこともあり、その場合には、施工現場において、一方の配管カバー構成体を180度回転させなければならない。配管カバー構成体が重く、また大きなものであれば、配管カバー構成体を回転させる作業自体、負担のかかる作業となってしまう。これに対して、本発明による配管カバー構成体(100A,100B)では、ジョイント板(4A,4B,4C,4D)が枠体(101A,101B)の対角位置に配置されているため、このような事態は起こり得ない。したがって、本発明によれば、他の配管カバー構成体(100A,100B)と連結する作業が繁雑になることを抑制することができる。
また、ジョイント板(4A,4B,4C,4D)が枠体(101A,101B)に着脱可能に取り付けられているので、配管カバー(1A,1B)の端部を構成する配管カバー構成体(100A,100B)のように、第1ジョイント板(4A,4C)又は第2ジョイント板(4B,4D)が不要の場合には、不要なジョイント板(4A,4B,4C,4D)を取り外すことができる。
(2)前記配管カバー構成体(100A,100B)において、前記ジョイント板を前記側壁部材に仮止めできるように、以下のような構成にするのが好ましい。すなわち、前記一方の側壁部材(2A,2C)の前記一端部(2h)には、係合孔(2e)と挿通孔(2g1)とが形成されている。前記一方の側壁部材(2A,2C)の他端部(2i)には、2つの挿通孔(2g2,2g3)が形成されている。前記第1ジョイント板(4A,4C)には、前記係合孔(2e)に挿入される爪部(4b)と、前記他の配管カバー構成体(100A,100B)の側壁部材(2A,2C)の端部に形成された2つの挿通孔(2g2,2g3)に対応する位置に配置された2つの挿通孔(4c,4e)と、が形成されている。前記他方の側壁部材(2B,2D)において前記第2ジョイント板(4B,4D)が取り付けられる前記端部(2h)には、係合孔(2e)と挿通孔(2g1)とが形成されている。前記他方の側壁部材(2B,2D)の前記他端部(2i)には、2つの挿通孔(2g2,2g3)が形成されている。前記第2ジョイント板(4B,4D)には、前記係合孔(2e)に挿入される爪部(4b)と、前記他の配管カバー構成体(100A,100B)の側壁部材(2B,2D)の端部に形成された2つの挿通孔(2g2,2g3)に対応する位置に配置された2つの挿通孔(4c,4e)と、が形成されている。
この構成によれば、係合孔(2e)に爪部(4b)を差し込むことにより、ジョイント板(4A,4B,4C,4D)を側壁部材(2A,2B,2C,2D)に対して仮止めすることができるため、側壁部材(2A,2B,2C,2D)同士の連結作業時において、ジョイント板(4A,4B,4C,4D)を作業者が手で保持しておく必要がない。このため、連結作業時の作業者の負担を軽減することができる。そして、ジョイント板(4A,4B,4C,4D)が仮止めされた側壁部材(2A,2B,2C,2D)の端部に他の配管カバー構成体(100A,100B)の側壁部材(2A,2B,2C,2D)を突き合わせることにより、他の配管カバー構成体(100A,100B)の側壁部材(2A,2B,2C,2D)の端部に形成された2つの挿通孔(2g2,2g3)と、ジョイント板(4A,4B,4C,4D)に形成された2つの挿通孔(4c,4e)とを位置合わせすることができ、この状態でビスやボルトなどによって連結することができる。
以上説明したように、本発明によれば、2つの配管カバー構成体をつなぎ合わせる作業時の作業者の負担を軽減することができる。
本発明の一実施形態にかかる配管カバー構成体を有する配管カバーを2台並べて連結した状態を示す分解斜視図である。 図1の配管カバーにおける天板の一部を省略した状態の分解斜視図である。 図1の天板を重ね合わせた状態を示す平面図である。 図1の側壁部材同士が突き合わされた状態を示す平面図である。 図1の配管カバーを2台並べて連結した状態を示す平面図である。 図5のA−A線断面図である。 図1の側壁部材同士が突き合わされた位置付近の拡大斜視図である。 図1の補強部材の正面図である。 図8の補強部材の平面図である。 図8の補強部材の矢視B図である。 図1のジョイント板の正面図である。 図11のジョイント板の左側面図である。 図1の側壁部材の正面図である。 図13の側壁部材の平面図である。 図13の側壁部材の左側面図である。 図1の配管カバー構成体を2台並べて突き合わせる前の状態を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる配管カバー構成体100A、100Bについて図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜2および図16に示されるように、本実施形態にかかる配管カバー構成体100A、100Bは、その上部に天板6A、6Bが取り付けられることによって配管カバー1A、1Bを構成することが可能な構造体である。配管カバー1A、1Bは、建物屋上などに複数台並べて設置され、空調装置の冷媒配管などを収納することが可能な空間部8を有する。各配管カバー1A、1Bは、それぞれ同じ形状を有している。配管カバー1A、1Bを複数並べることにより、冷媒配管等を収納する配管ダクトが構成される。
具体的には、各配管カバー1A、1Bは、図1〜2に示されるように、配管カバー構成体100A、100Bと、天板6A、6Bと、天板6A、6Bを配管カバー構成体100A、100Bに締結するビス7と、補強部材5とを備えている。配管カバー構成体100A、100Bは、同じ構造を有している。
配管カバー構成体100Aは、図1〜2および図16に示されるように、枠体101Aと、第1ジョイント板4Aと、第2ジョイント板4Bとを有している。枠体101Aは、一対の側壁部材2A、2Bと、一端が一方の側壁部材2Aに結合されるとともに他端が他方の側壁部材2Bに結合されたステー3とを有する。第1ジョイント板4Aは、配管カバー構成体100Aを他の配管カバー構成体(図示せず)と連結するためのジョイント板であって、側壁部材2Aに着脱可能に取り付けられている。第2ジョイント板4Bは、配管カバー構成体100Aを他の配管カバー構成体100Bと連結するためのジョイント板であって、第1ジョイント板4Aと同じ構成を有している。第2ジョイント板4Bは、他方の側壁部材2Bに着脱可能に取り付けられている。
図2および図16に示されるように、第1ジョイント板4A及び第2ジョイント板4Bは、枠体101Aの対角位置に位置するように取り付けられている。すなわち、第1ジョイント板4Aは一方の側壁部材2Aの一端部2A1に取り付けられている。第2ジョイント板4Bは他方の側壁部材2Bの端部であって、一方の側壁部材2Aの一端部2A1とは反対側となる端部2B1に取り付けられている。
上記の配管カバー構成体100Aと同様に、配管カバー構成体100Bは、枠体101Bと、第1ジョイント板4Cと、第2ジョイント板4Dとを有している。枠体101Bは、一対の側壁部材2C、2Dと、一端が一方の側壁部材2Cに結合されるとともに他端が他方の側壁部材2Dに結合されたステー3とを有する。第1ジョイント板4Cは、配管カバー構成体100Bを他の配管カバー構成体100Aと連結するためのジョイント板であって、一方の側壁部材2Cに着脱可能に取り付けられている。第2ジョイント板4Dは、配管カバー構成体100Bを他の配管カバー構成体(図示せず)と連結するためのジョイント板であって、第1ジョイント板4Cと同じ構成を有している。第2ジョイント板4Dは、他方の側壁部材2Dに着脱可能に取り付けられている。
図2および図16に示されるように、配管カバー構成体100Bについても、上記の配管カバー構成体100Aと同様に、第1ジョイント板4C及び第2ジョイント板4Dは、枠体101Bの対角位置に位置するように取り付けられている。すなわち、第1ジョイント板4Cは一方の側壁部材2Cの一端部2C1に取り付けられている。第2ジョイント板4Dは他方の側壁部材2Dの端部であって、一方の側壁部材2Cの一端部2C1とは反対側となる端部2D1に取り付けられている。
これらの側壁部材2A,2B、2C、2Dは、同じ形状を有している。また、4枚のジョイント板、すなわち、第1ジョイント板4A、4Cおよび第2ジョイント板4B、4Dは、同じ形状を有している。
具体的には、図13〜15に示されるように、側壁部材2A,2B、2C、2Dは、長尺の板状部材からなり、その上端縁および下端縁が互いに対向する向きに曲げられた略C字形状断面を有している。
側壁部材2A,2B、2C、2Dの上面2cの一方の端部には、ビス7が締結可能なめねじ穴形状を有するビス孔2aが形成されている。例えば、ビス孔2aは、側壁部材2A,2B、2C、2Dの上面2cに貫通孔が形成され、その貫通孔に連通するように側壁部材2A,2B、2C、2Dの内面側にナット14(図6参照)が溶接されることにより、めねじ形状に形成されている。
また、側壁部材2A,2B、2C、2Dの上面2cの他方の端部には、補強部材5の爪5c(図7参照)が係合可能なスリット2bが形成されている。
図2、4および7に示されるように、一方の配管カバー1Aの一対の側壁部材2A、2Bは、ビス孔2a同士が一方の対角位置になり、かつ、スリット2b同士がもう一方の対角位置になるように配置された状態で、ステー3によって連結されている。同様に、他方の配管カバー1Bの一対の側壁部材2C、2Dについても、ビス孔2a同士が一方の対角位置になり、かつ、スリット2b同士がもう一方の対角位置になるように配置された状態で、ステー3によって連結されている。
それにより、図4および図7に示されるように、一対の側壁部材2A、2Bと一対の側壁部材2C、2Dとが突き合わされたときには、各側壁部材同士が突き合わされた位置Cを避けるように、突き合わされた位置Cの両側にビス孔2aとスリット2bとが並ぶように配置される。すなわち、側壁部材2Aのスリット2bと側壁部材2Cのビス孔2aとが突き合わせ位置Cの両側に並ぶように配置され、側壁部材2Bのビス孔2aと側壁部材2Dのスリット2bとが突き合わせ位置Cの両側に並ぶように配置される。しかも、側壁部材2Bのビス孔2aと側壁部材2Cのビス孔2aとは、突き合わせ位置Cを挟んで対角位置になるように配置される。同様に、側壁部材2Aのスリット2bと側壁部材2Dのスリット2bとは、突き合わせ位置Cを挟んで対角位置になるように配置される。突き合わされた位置Cの両側に配置されたこれらのビス2aおよびスリット2bは、図5に示されるように、天板6A,6Bの重ね合わせた部分13に覆われる。
また、図7に示されるように、側壁部材2A,2B、2C、2Dの上面2cのうち、ビス孔2aおよびスリット2bが形成されている部分2dは、周囲の上面2cの高さよりも低くなるように凹んでいるので、そのため、側壁部材2A、2C同士を突き合わせた状態で、それぞれの上面2cの上に天板6のフランジ部6g(図2参照)が載ったときに、補強部材5と天板6とが干渉するのを避けることが可能である。
また、図7および図13に示されるように、側壁部材2A,2B、2C、2Dの一方の端部2hの上側の位置には、ジョイント板4A、4B、4C、4Dの爪4bが係合可能な係合孔であるスリット2eが形成され、その下側の位置にはジョイント板4A、4B、4C、4Dのビス孔4dと連通可能な挿通孔であるビス孔2g1が1つ形成されている。ビス孔2g1は、めねじ形状を有しており、ビス(図示せず)と螺合することが可能である。
また、側壁部材2A,2B、2C、2Dの他方の端部2iには、ジョイント板4A、4B、4C、4Dのビス孔4c、4eと連通可能な挿通孔であるビス孔2g2、2g3が上下方向に並んで2つ形成されている。ビス孔2g2、2g3は、めねじ形状を有しており、ビス(図示せず)と螺合することが可能である。
ステー3は、図1〜2に示されるように、対向する一対の側壁部材2Aと2Bとの間(および側壁部材2Cと2Dとの間)のそれぞれの下端部同士を連結している。
ジョイント板4A、4B、4C,4Dは、図7および図11〜12に示されるように、いずれも同じ形状をしており、側壁部材2A、2B、2C、2Dの外表面に密着することが可能な略C字断面形状を有する本体部分4aと、本体部分4aの上端から突出する爪4bと、側壁部材2の下面に当接する下面当接部分4fとを有する。
爪4bは、ジョイント板4A、4B、4C,4Dの本体部分4aの上端において左右いずれかに偏って配置(図7および図11の例では左側に偏って配置)されている。また、ジョイント板4の本体部分4aにおいて、爪4bの下方の位置には、挿通孔として丸穴形状のビス孔4dが形成されている。爪4bおよびビス孔4dは、それぞれ側壁部材2A、2B、2C、2Dの端部2hに形成されたスリット2eおよびビス孔2g1に対応する位置に形成されている。
また、当該本体部分4aのうち爪4bおよびビス孔4dと反対側には、挿通孔として丸穴形状の一対のビス孔4c、4eが上下方向に並んで形成されている。ビス孔4c、4eは、それぞれ側壁部材2A、2B、2C、2Dの端部2iに形成されたビス孔2g2、2g3に対応する位置に形成されている。
したがって、図2および図16に示される配管カバー構成体100Aの第1ジョイント板4Aにおいては、爪4bは図13に示される側壁部材2Aのスリット2eに挿入され、ビス孔4dは側壁部材2Aのビス孔2g1に連通する。そして、爪4bがスリット2eに係合されるとともに、ビスによって第1ジョイント板4Aが側壁部材2Aに取り付けられる。側壁部材2Aに図示しない配管カバー構成体の側壁部材が突き合わされたときには、
第1ジョイント板4Aの上下に並ぶ一対のビス孔4c、4eは、その側壁部材のビス孔2g2、2g3に連通するので、当該側壁部材に第1ジョイント板4Aを連結することが可能である。
また、配管カバー構成体100Aの第2ジョイント板4Bにおいては、爪4bは図13に示される側壁部材2Bのスリット2eに挿入され、ビス孔4dは側壁部材2Bのビス孔2g1に連通する。爪4bがスリット2eに係合されるとともに、ビスによって第2ジョイント板4Bが側壁部材2Bに取り付けられる。そして、上下に並ぶ一対のビス孔4c、4eは、配管カバー構成体100Bの側壁部材2Dが側壁部材2Bに突き合わされたときには、当該側壁部材2Dのビス孔2g2、2g3に連通するので、当該側壁部材2Dに第2ジョイント板4Bを連結することが可能である。
同様に、配管カバー構成体100Bの第1ジョイント板4Cおよび第2ジョイント板4Dについても、上記の管カバー構成体100Aと同様にして側壁部材2C、2Dに取り付けられている。
そして、これらのジョイント板4A、4B、4C、4Dを側壁部材2A、2B、2C、2Dにビスなどで締結することにより、互いに突き合わされた側壁部材2A、2C同士および側壁部材2B、2D同士を連結することが可能になる。
図1〜2に示されるように、天板6A、6Bは、同じ形状を有しており、長尺の板状部材からなる。具体的には、天板6A、6Bは、長さ2m程度、幅55cm程度の大きさであり、金属鋼板などからなる。天板6A、6Bの幅方向両端部には、一対の側壁部材2の上面2cに当接可能なフランジ部6gを有している。天板6A、6Bの四隅であって、フランジ部6gの範囲内には、それぞれ丸穴形状のビス孔6a、6b、6c、6dが形成されている。
また、図3〜6に示されるように、一方の配管カバー1Aの一対の側壁部材2A、2Bが他方の配管カバー1Bの一対の側壁部材2C、2Dの端部と突き合わされた状態では、一方の配管カバー1Aの天板6Aは、他方の配管カバー1Bの天板6Bと端部同士が重ね合わされる。それとともに、これらの天板6A、6Bが重ね合わされた部分13は、側壁部材2A、2C同士および側壁部材2B、2D同士が突き合わされた位置Cを覆うように配置される。この状態では、図3に示されるように、天板6Aの端部11(図3において下側の端部)に近いビス孔6a、6bは、天板6Bの端部12(図3において上側の端部)に近い6c、6dと重なり合い、ビス7を挿通することが可能である。
上記のビス孔6a、6b、6c、6dは、当該天板6を180度回転させたときに対角位置のビス孔が同じ位置にくるような位置関係であって、隣り合うビス孔6aと6b(および6cと6d)とは天板の端部11,12からの距離が異なる位置に配置されている。例えば、図2〜3に示されるように、天板6Aにおいて、その端部11とビス孔6aとの距離L1は、当該端部11とビス孔6bとの距離L2よりも短い。また、同様に、天板6Bにおいて、その端部12とビス孔6dとの距離(すなわち、上記の距離L1と同じ距離)は、当該端部12とビス孔6cと距離(上記の距離L2と同じ距離)よりも短い。
図2〜4に示されるように、天板6Aの端部11側において、隣り合うビス孔6a、6bのうち一方のビス孔6bは、天板6A、6Bが重ね合わされる部分13の範囲内で、当該配管カバー1Aの側壁部材2Bの端部位置に配置され、当該側壁部材2Bのビス孔2aに連通することが可能である。他方のビス孔6aは、天板6A、6Bが重ね合わされる部分13の範囲内で、他の配管カバー1Bの側壁部材2Cの端部位置に配置され、当該側壁部材2Cのビス孔2aに連通することが可能である。
また、本実施形態では、図2に示されるように、天板6A,6Bのフランジ部6gの中間位置には、側壁部材2の上面2cの長手方向における中間位置においてビス止めするためのビス孔6eが形成されている。また、天板6A,6Bの幅方向における中間位置には、補強部材5の水平突出部5dにビス止めするためのビス孔6fが形成されている。なお、これらのビス孔6e、6fについては、省略してもよい。
補強部材5は、図1、2、5および7に示されるように、側壁部材2A、2C同士(および2B、2D同士)が突き合わされた位置Cにおいて、一対の側壁部材2A、2B(および2C、2D)にまたがるように当該側壁部材2A〜2Dの上に配置される。補強部材5は、天板6A、6Bの重ね合わせた部分13を下方から支持する。
具体的には、図7〜10に示されるように、補強部材5は、底板部5aと、当該底板部5aの長手方向端部からそれぞれ立ち上がった一対の立直壁5bと、底板部5aの両端部からそれぞれ下方に突出する爪5cとを有している。
一対の立直壁5bは、天板6A、6Bの重ね合わせた部分13に当接することにより、当該部分13を下方から支持する。また、一対の立直壁5bのうちの一方には、天板6A、6Bをその幅方向中間位置でネジ止めするための水平突出部5dが設けられている。
底板部5aは、一対の側壁部材2の間を連結することが可能な長さを有する長尺の板状の部分からなり、剛性を向上させるために中央が上方に突出した形状を有している(図10参照)。
また、図5、7、9に示されるように、底板部5aの両端部には、爪5cがスリット2bに位置合わせされたときに天板6のビス孔6a〜6dおよび側壁部材2のビス孔2aの位置を避けるような形状をした切欠き部5eがそれぞれ形成されている。
本実施形態では、これらの切欠き部5eは、互いに対角位置に配置されている。これにより、図4に示される4本の側壁部材2A、2B、2C、2Dに形成されたビス孔2aが互いに対角位置になるように配置された配管カバー1A、1Bの連結構造において、底板部5aは、切欠き部5eによって、それぞれのビス孔2aの位置を避けることが可能である。
爪5cは、底板部5aの両端部のうち、切欠き部5eが形成されていない部分にそれぞれ配置されている。したがって、これらの爪5cも互いに対角位置に配置されている。これにより、図4に示される4本の側壁部材2A、2B、2C、2Dに形成されたスリット2bが互いに対角位置になるように配置されている構造において、これらの爪5cは、それぞれのスリット2bに係合することが可能である。
また、本実施形態では、図2および図7に示されるように、側壁部材2の長手方向における中間位置において、天板6を下方から支持するために、切欠き部5eを有さない中間支持用の補強部材50が配置されている。この補強部材50は、底板部5aの両端部においてそれぞれ2枚の爪5cを有しており、側壁部材2の上面2cに形成されたスリット2fに係合することが可能である。
(配管カバー1A、1Bの連結方法)
つぎに、2つの配管カバー1A、1Bの連結方法について説明する。
まず、配管カバー1A、1Bを取り付ける場所へ行く前に、準備段階として、配管カバー構成体100A、100Bをあらかじめ製造工場などで製造する。すなわち、配管カバー構成体100Aにおける一対の側壁部材2A、2Bを平行になるようにステー3で連結して枠体101Aを組み立てたのち、その枠体101Aに第1ジョイント板4Aおよび第2ジョイント板4Bを対角位置になるように取り付ける。具体的には、第1ジョイント板4Aの爪4bを側壁部材2Aの端部2A1においてスリット2eに係合して第1ジョイント板4Aを側壁部材2Aに仮止めし、その状態で、ビス孔4dをビス孔2g1に重ね合わせ、ビス(図示せず)をビス孔4dに挿入するとともにビス孔2g1に螺合させる。第2ジョイント板4Bも同様の手順で上記の端部2A1に対して対角位置にある側壁部材2Bの端部2B1に取り付ける。このようにして、配管カバー構成体100Aが製造される。同様に、配管カバー構成体100Bにおける一対の側壁部材2C、2Dを平行になるようにステー3で連結して枠体101Bを組み立てたのち、その枠体101Aに第1ジョイント板4Aおよび第2ジョイント板4Bを対角位置になるように取り付けることにより、配管カバー構成体100Bを製造する。
これらの配管カバー構成体100A、100Bは、互いに同じ形状である。また、第1ジョイント板4Aおよび第2ジョイント板4Bは、配管カバー構成体100Aが180度回転しても対角位置にあるように配置され、それと同様に、第1ジョイント板4Cおよび第2ジョイント板4Dも、配管カバー構成体100Bが180度回転しても対角位置にあるように配置されている。したがって、配管カバー構成体100A、100Bの方向性はなくなるので、これらの配管カバー100A、100Bをどちらの方向から作業場所に搬入しても互いに連結することが可能である。
ついで、図1〜2および図16に示されるように、配管カバー構成体100Aと配管カバー構成体100Bとを突き合わせ、配管カバー構成体100Bの第1ジョイント板4C
および配管カバー構成体100Aの第2ジョイント板4Bを用いて、これらの配管カバー構成体100Aと配管カバー構成体100Bを連結する。具体的には、図7に示されるように、配管カバー構成体100Bの側壁部材2Cを配管カバー構成体100Aの側壁部材2Aに突き合わせ、その状態で、側壁部材2Cに取り付けられた第1ジョイント板4Cのビス孔4c、4eを側壁部材2Aのビス孔2g2、2g3に重ね合わせ、ビス(図示せず)をビス孔4c、4eに挿入するとともにビス孔2g2、2g3に螺合させる。同様に、
配管カバー構成体100Aの側壁部材2Bを配管カバー構成体100Bの側壁部材2Dに突き合わせ、その状態で、側壁部材2Bに取り付けられた第2ジョイント板4Bのビス孔4c、4eを側壁部材2Dのビス孔2g2、2g3に重ね合わせ、ビス(図示せず)をビス孔4c、4eに挿入するとともにビス孔2g2、2g3に螺合させる。これにより、配管カバー構成体100Aと配管カバー構成体100Bとを連結することが可能である。
ついで、図5および図7に示されるように、補強部材5を、側壁部材2Aと2Cとの突き合わせ位置Cおよび側壁部材2Bと2Dとの突き合わせ位置Cをまたぐように配置し、補強部材5の両端部の爪5cを一方の配管カバー1Aの側壁部材2Aのスリット2bおよび他方の配管カバー1Bの側壁部材2Dのスリット2bに係合する。このとき、補強部材5の両端部は、切欠き部5eによって、一方の配管カバー1Aの側壁部材2Bのビス孔2aおよび他方の配管カバー1Bの側壁部材2Cのビス孔2aを避けることが可能である。
また、それとともに、図2および図7に示される中間支持用の補強部材50を側壁部材2の長手方向における中間位置に取り付ける。
そののち、図3〜6に示されるように、一方の配管カバー1Aの天板6Aと他方の配管カバー1Bの天板6Bとを互いに端部同士を重ね合わせ、それとともに、これらの天板6A、6Bが重ね合わされた部分13が側壁部材2A、2C同士および側壁部材2B、2D同士が突き合わされた位置Cを覆うように、天板6A、6Bを側壁部材2A〜2Dの上に配置する。このとき、天板6A、6Bを重ね合わせた部分13において、天板6Aのビス孔6a、6bは、天板6Bのビス孔6c、6dと重なり合い、それとともに、側壁部材2Bのビス孔2aおよび側壁部材2Cのビス孔2aに連通する。
最後に、図3〜5に示されるように、これらの天板6A、6Bを重ね合わせた部分13におけるビス孔6aと6cとが重なり合った部分にビス7を挿通するとともに、ビス7を側壁部材2Cのビス孔2aに螺合させ、それと同様に、ビス孔6bと6dとが重なり合った部分にビス7を挿通するとともに、ビス7を側壁部材2Bのビス孔2aに螺合させることにより、天板6A、6Bの重ね合わせた部分13を側壁部材2A〜2Dの突き合わせ位置Cを覆う状態で当該側壁部材2A〜2Dに連結することが可能である。
このとき、補強部材5の両端部は、切欠き部5eによって、天板6A、6Bを重ね合わせた部分13におけるビス孔6a〜6dを避けることが可能である。
上記の手順で複数の配管カバー1A、1Bを直線的に並べて連結させることにより、長尺の冷媒配管を収納する配管ダクトを構成することができる。
[実施形態の概要]
上記実施形態をまとめると、以下の通りである。
(1)本実施形態では、配管カバー構成体100Aの第1ジョイント板4Aおよび第2ジョイント板4Bは、枠体101Aの対角位置に配置されており、かつ第1ジョイント板4Aと第2ジョイント板4Bとが同じ構成を有している。同様に、配管カバー構成体100Bの第1ジョイント板4Cおよび第2ジョイント板4Dは、枠体101Bの対角位置に配置されており、かつ第1ジョイント板4Cと第2ジョイント板4Dとが同じ構成を有している。これらの配管カバー構成体100A,100Bを連結する場合には、配管カバー構成体100Bの第1ジョイント板4Cを配管カバー構成体100Aの一方の側壁部材2Aに連結し、配管カバー構成体100Aの第2ジョイント板4Bを配管カバー構成体100Bの他方の側壁部材2Dに連結すればよい。そのため、枠体101A、101Bを180度回転したとしても、枠体101A、101Bと両ジョイント板4A、4B、4C,4Dとの位置関係は変わらない。このため、枠体101A、101Bに方向性がないこととなり、狭い施工現場で配管カバー構成体100A、100B同士を連結する作業を行う場合であっても、配管カバー構成体100A、100B同士を連結する際に枠体101A、101Bを180度回転させなければならないという事態が生ずることはない。すなわち、一対の側壁部材2A、2B、2C,2Dにおいて、同じ側の端部に第1ジョイント板4A、4Cと第2ジョイント板4B、4Dが取り付けられた構成となっている場合には、他の配管カバー構成体100A、100Bについても同じ構成となるため、配管カバー構成体100A、100B同士を連結するときに、ジョイント板4A、4B、4C,4Dの取り付けられている側の端部とジョイント板4A、4B、4C,4Dの取り付けられていない側の端部とを突き合わせる必要がある。この場合において、作業者がジョイント板4A、4B、4C,4Dの位置を確認し忘れた場合には、ジョイント板4A、4B、4C,4Dが取り付けられていない側同士を突き合わせてしまうこともあり、その場合には、施工現場において、一方の配管カバー構成体100A、100Bを180度回転させなければならない。配管カバー構成体100A、100Bが重く、また大きなものであれば、配管カバー構成体100A、100Bを回転させる作業自体、負担のかかる作業となってしまう。これに対して、本発明による配管カバー構成体100A、100Bでは、ジョイント板4A、4B、4C,4Dが枠体101A、101Bの対角位置に配置されているため、このような事態は起こり得ない。したがって、本発明によれば、他の配管カバー構成体100A、100Bと連結する作業が繁雑になることを抑制することができる。
また、ジョイント板4A、4B、4C,4Dが枠体101A、101Bに着脱可能に取り付けられているので、配管カバー1A、1Bの端部を構成する配管カバー構成体100A、100Bのように、第1ジョイント板4A、4C又は第2ジョイント板4B、4Dが不要の場合には、不要なジョイント板4A、4B、4C,4Dを取り外すことができる。
(2)また、本実施形態では、側壁部材2A,2B,2C,2Dの一方の端部2hに形成されたスリット2eにジョイント板4A、4B、4C,4Dの爪4bを差し込むことにより、ジョイント板4A、4B、4C,4Dを側壁部材2A、2B、2C,2Dに対して仮止めすることができるため、側壁部材2A、2B、2C,2D同士の連結作業時において、ジョイント板4A、4B、4C,4Dを作業者が手で保持しておく必要がない。このため、連結作業時の作業者の負担を軽減することができる。そして、ジョイント板4A、4B、4C,4Dが仮止めされた側壁部材2A、2B、2C,2Dの端部に他の配管カバー構成体100A、100Bの側壁部材2A、2B、2C,2Dを突き合わせることにより、他の配管カバー構成体100A、100Bの側壁部材2A、2B、2C,2Dの他方の端部2iに形成された2つのビス孔2g2、2g3と、ジョイント板4A、4B、4C,4Dに形成された2つのビス孔4c、4eとを位置合わせすることができ、この状態でビスやボルトなどによって連結することができる。
[変形例]
本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、本発明の変形例として以下のものが挙げられる。
(A)
上記の実施形態では、4枚のジョイント板4A、4B,4C,4Dは、配管カバー構成体100A,100Bにおける枠体101A、101Bに仮止めできるように、爪4bおよび当該爪4bの下側のビス孔4dを有しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、爪4bを省略して上下に2つのビス孔を有するようにしてもよい。この場合も、ジョイント板4A、4B,4C,4Dを枠体101A、101Bに仮止めした状態で、側壁部材2A、2C同士(および2B、2D同士)を突き合わせることが可能である。
1A、1B 配管カバー
2、2A、2B、2C、2D 側壁部材
2e スリット(係合孔)
2g1、2g2、2g3 ビス孔(挿通孔)
4A、4C 第1ジョイント板
4B、4D 第2ジョイント板
4c、4d、4e ビス孔(挿通孔)
6A、6B 天板
100A、100B 配管カバー構成体
101A、101B 枠体

Claims (2)

  1. 天板(6A,6B)が取り付けられると配管カバー(1A,1B)となる配管カバー構成体(100A,100B)であって、
    一対の側壁部材(2A,2B,2C,2D)と、一端が一方の側壁部材(2A,2C)に結合されるとともに他端が他方の側壁部材(2B,2D)に結合されたステー(3)と、を有する枠体(101A,101B)と、
    前記配管カバー構成体(100A)を他の配管カバー構成体(100B)と連結するためのジョイント板(4A,4c)であって、前記一方の側壁部材(2A,2C)に着脱可能に取り付けられた第1ジョイント板(4A,4c)と、
    前記配管カバー構成体(100A)を他の配管カバー構成体と連結するためのジョイント板(4B,4D)であって、前記第1ジョイント板(4A,4c)と同じ構成を有し且つ前記他方の側壁部材(2B,2D)に着脱可能に取り付けられた第2ジョイント板(4B,4D)と、を備え、
    前記第1ジョイント板(4A,4c)及び前記第2ジョイント板(4B,4D)が前記枠体(101A,101B)の対角位置に位置するように、前記第1ジョイント板(4A,4c)は前記一方の側壁部材(2A,2C)の一端部に取り付けられ、前記第2ジョイント板(4B,4D)は前記他方の側壁部材(2B,2D)の端部であって、前記一方の側壁部材(2A,2C)の一端部とは反対側となる端部に取り付けられている配管カバー構成体(100A,100B)。
  2. 前記一方の側壁部材(2A,2C)の前記一端部(2h)には、係合孔(2e)と挿通孔(2g1)とが形成されており、
    前記一方の側壁部材(2A,2C)の他端部(2i)には、2つの挿通孔(2g2,2g3)が形成されており、
    前記第1ジョイント板(4A,4C)には、前記係合孔(2e)に挿入される爪部(4b)と、前記他の配管カバー構成体(100A,100B)の側壁部材(2A,2C)の端部に形成された2つの挿通孔(2g2,2g3)に対応する位置に配置された2つの挿通孔(4c,4e)と、が形成されており、
    前記他方の側壁部材(2B,2D)において前記第2ジョイント板(4B,4D)が取り付けられる前記端部(2h)には、係合孔(2e)と挿通孔(2g1)とが形成されており、
    前記他方の側壁部材(2B,2D)の前記他端部(2i)には、2つの挿通孔(2g2,2g3)が形成されており、
    前記第2ジョイント板(4B,4D)には、前記係合孔(2e)に挿入される爪部(4b)と、前記他の配管カバー構成体(100A,100B)の側壁部材(2B,2D)の端部に形成された2つの挿通孔(2g2,2g3)に対応する位置に配置された2つの挿通孔(4c,4e)と、が形成されている請求項1に記載の配管カバー構成体(100A,100B)。
JP2012028120A 2012-02-13 2012-02-13 配管カバー構成体 Pending JP2013164141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028120A JP2013164141A (ja) 2012-02-13 2012-02-13 配管カバー構成体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028120A JP2013164141A (ja) 2012-02-13 2012-02-13 配管カバー構成体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013164141A true JP2013164141A (ja) 2013-08-22

Family

ID=49175613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012028120A Pending JP2013164141A (ja) 2012-02-13 2012-02-13 配管カバー構成体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013164141A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016495U (ja) * 1973-04-21 1975-02-21
JPS5716509A (en) * 1981-05-30 1982-01-28 Puresuto Kogyo Kenkyusho Kk Cable rack
JPS61157210A (ja) * 1984-12-28 1986-07-16 株式会社 ブレスト工業研究所 ケ−ブルラツク
JPH10288387A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Inaba Denki Sangyo Co Ltd ダクト連結具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016495U (ja) * 1973-04-21 1975-02-21
JPS5716509A (en) * 1981-05-30 1982-01-28 Puresuto Kogyo Kenkyusho Kk Cable rack
JPS61157210A (ja) * 1984-12-28 1986-07-16 株式会社 ブレスト工業研究所 ケ−ブルラツク
JPH10288387A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Inaba Denki Sangyo Co Ltd ダクト連結具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101278983B1 (ko) 모듈러 유닛 및 이를 이용하여 시공된 모듈러 구조물
JP5356298B2 (ja) 建物ユニット
WO2012081697A1 (ja) コンテナと、コンテナ用の連結治具
JP5478864B2 (ja) 連結構造、ユニット式建物、その施工方法
JP2010013918A (ja) バルコニーユニット
JP2010084489A (ja) ユニット式建物
JP2013164141A (ja) 配管カバー構成体
JP4691203B1 (ja) 建物の補強構造
KR100963580B1 (ko) 유닛 모듈라 시스템의 연결구, 모듈라 유닛 및 그 모듈라유닛의 제작방법
JP4854310B2 (ja) ユニット建物
JP5053137B2 (ja) ユニット式建物
JP2003056058A (ja) 鋼管柱と梁の接合構造、その接合方法及びこれに使用するスプライスプレート
JP7245645B2 (ja) パネル建起こし治具及びパネルの積載ラック
KR20140046246A (ko) 바닥구조체 및 그 체결방법
JPH0724379Y2 (ja) エスカレータの外装構造
JP2013164140A (ja) 配管カバー
JP4691202B1 (ja) 建物の補強構造
JP7303712B2 (ja) ユニット建物
JP7316176B2 (ja) ユニット建物
JP3087845U (ja) 補強フランジ付きダクト素板の構造
JPH0642066A (ja) 建物フレームの接続構造
JP2023110640A (ja) 木造軸組み建物ユニット
JP3961120B2 (ja) ユニット式建物およびその組立方法
JP2552037Y2 (ja) 柱と梁の接合装置
JPH069133Y2 (ja) 柱と梁との接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150623