JP2013161903A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】実施形態は、樹脂封止型パッケージにおける樹脂の密着性を高め信頼性を向上させた半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子を封じた樹脂からなり、方形の上面と、前記上面につながる4つの側面と、を有する成形体と、前記4つの側面の内の少なくとも1つの前記側面から延出したフランジ部と、を備える。前記成形体は、前記上面とは反対側の裏面に設けられ前記半導体素子に電気的に接続された電極パッドを有し、前記フランジ部は、その裏面および端面に露出したリードフレームを含む。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態に係る半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子を封じた樹脂からなり、方形の上面と、前記上面につながる4つの側面と、を有する成形体と、前記4つの側面の内の少なくとも1つの前記側面から延出したフランジ部と、を備える。前記成形体は、前記上面とは反対側の裏面に設けられ前記半導体素子に電気的に接続された電極パッドを有し、前記フランジ部は、その裏面および端面に露出したリードフレームを含む。
【選択図】図1
Description
実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置の小型化、低コスト化のために、半導体素子を樹脂封止した表面実装型パッケージが用いられる。これらの半導体装置は、例えば、ハンダペーストを印刷したプリント基板の上に載置され、リフロー方式を用いてハンダ付けされる。そして、半導体装置が実装基板に正常に固着されたか否かを判断する材料として、パッケージの側面に形成されるハンダフィレットの有無が検査される。すなわち、パッケージの側面に露出したリードフレームの端面におけるハンダが這い上がりにより、ハンダの濡れ性を判定し、実装の良否を判断することができる。
しかしながら、例えば、リードフレームと、樹脂と、の間に隙間があると、リードフレームの端面を這い上がったハンダやフラックスがその隙間に入り込み、半導体装置の信頼性を低下させることがある。そこで、樹脂封止型パッケージにおけるリードフレームと、封止樹脂と、の間の密着性を高め、信頼性を向上させることが可能な半導体装置、および、その製造方法が必要である。
実施形態は、樹脂封止型パッケージにおける樹脂の密着性を高め信頼性を向上させた半導体装置を提供する。
実施形態に係る半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子を封じた樹脂を有し、方形の上面と、前記上面につながる4つの側面と、を有する成形体と、前記4つの側面の内の少なくとも1つの前記側面から延出したフランジ部と、を備える。前記成形体は、前記上面とは反対側の裏面に設けられ前記半導体素子に電気的に接続された電極パッドを有し、前記フランジ部は、その裏面および端面に露出したリードフレームを含む。
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面中の同一部分には同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。また、図中に示したXY直交座標を適宜参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置100を表す模式図である。図1(a)は、半導体装置100の平面図であり、図1(b)は、A−A線に沿った断面図である。
図1は、第1実施形態に係る半導体装置100を表す模式図である。図1(a)は、半導体装置100の平面図であり、図1(b)は、A−A線に沿った断面図である。
図1(a)に示すように、半導体装置100は、半導体素子10と、それを封じた樹脂を有する成形体20を備える。成形体20は、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面20b、20c、20dおよび20eを有する。さらに、半導体装置100は、4つの側面のうちの側面20dおよび20eからそれぞれ延出したフランジ部30を備える。
半導体素子10は、例えば、半導体発光素子であり、リードフレーム2に固着される。具体的には、半導体素子10は、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。そして、その裏面を介してリードフレーム2に電気的に接続される。一方、半導体素子10の上面には電極10aが設けられ、金属ワイヤ13を介してリードフレーム3に電気的に接続される。
図1(b)に示すように、リードフレーム2は、リードフレーム3から離間して配置される。そして、リードフレーム2の半導体素子10が固着された表面2a、および、リードフレーム3の金属ワイヤ13がボンディングされた表面3aを覆う成形体20が設けられる。
成形体20の上面20aとは反対側の裏面には、リードフレーム2の裏面2bと、リードフレーム3の裏面3bとが露出し、それぞれ電極パッドとして機能する。すなわち、半導体装置100は、半導体素子10を封じた樹脂を有する成形体20と、その裏面に設けられた電極パッドを有する表面実装型パッケージを備える。
さらに、本実施形態では、成形体20の側面20dおよび20eからそれぞれ延出する2つのフランジ部30を備える。リードフレーム2および3は、成形体20からそれぞれのフランジ部30に延在し、フランジ部30の裏面および端面30fに露出する。
図2(a)および図2(b)は、第1実施形態の変形例に係る半導体装置200を表す模式図である。図2(a)は平面図、図2(b)は断面図である。
半導体装置200は、2つフランジ部30にそれぞれ延在するリードフレーム2の表面2a、および、リードフレーム3の表面3aを覆う樹脂33を有する点で、半導体装置100と相違する。すなわち、フランジ部30の裏面および端面を除いた部分において、リードフレーム2および3は、成形体20につながる樹脂31および33に覆われる。これにより、リードフレーム2の表面2a、および、リードフレーム3の表面3aを保護することができる。なお、成形体20は、例えば、数ミリメートルの厚さを有し、樹脂33は、厚さ0.1〜0.2mmの薄膜である。
半導体装置200は、2つフランジ部30にそれぞれ延在するリードフレーム2の表面2a、および、リードフレーム3の表面3aを覆う樹脂33を有する点で、半導体装置100と相違する。すなわち、フランジ部30の裏面および端面を除いた部分において、リードフレーム2および3は、成形体20につながる樹脂31および33に覆われる。これにより、リードフレーム2の表面2a、および、リードフレーム3の表面3aを保護することができる。なお、成形体20は、例えば、数ミリメートルの厚さを有し、樹脂33は、厚さ0.1〜0.2mmの薄膜である。
本実施形態では、成形体20の中に封止られるリードフレームと、フランジ部30に含まれるリードフレームが一体につながった例を示したが、後述するように、それぞれが分離されても良い。
図3は、実施形態に係る半導体装置100の実装過程を模式的に表す斜視図である。図3(a)は、半導体装置100をプリント基板40に載置する過程を示し、図3(b)は、プリント基板40の上にハンダ付された半導体装置100を示す。
図3(a)に示すように、プリント基板40の上には、ランドパターン42および43が設けられる。ランドパターン42および43の表面には、例えば、クリームハンダが塗布される。また、ランドパターン42および43には、外部回路につながる配線(図示しない)が接続される。
半導体装置100は、その裏面の電極パッドをランドパターン42および43に合わせてプリント基板40の上に載置される。すなわち、リードフレーム2の裏面2bをランドパターン42の位置に合わせ、リードフレーム3の裏面3bをランドパターン43の位置に合わせる。
次に、半導体装置100を載置したプリント基板40をリフロー炉に入れ、ランドパターン42および43のそれぞれに塗布されたクレームハンダを溶融させる。続いて、プリント基板40をリフロー炉から取り出し冷却することにより、半導体装置100をプリント基板40にハンダ付する。
半導体装置100は、リードフレーム2とランドパターン42との間、リードフレーム3とランドパターン43との間に介在するハンダにより、プリント基板40の上に固定される。そして、図3(b)に示すように、フランジ部30の端面30fに露出したリードフレーム3の端面にハンダが這い上がりフィレット47が形成される。リードフレーム2の図示しない端面においても同様である。
このように、表面実装型パッケージの側面にリードフレームの端面を露出させることにより、実装後にフィレットを形成させることが可能となる。これにより、ハンダの濡れ性を確認することができる。例えば、抜き取り試験で確認されるダイシェア強度と、半導体装置100のフィレットの有無と、を基準として品質管理を実施することにより、プリント基板40の信頼性を向上することができる。
次に、図4および図5を参照して、半導体装置100の製造方法を説明する。図4(a)および図4(b)は、半導体装置100の製造過程を表す模式断面図である。図5は、半導体装置100の製造に用いられるリードフレームシート50を示す平面図である。
リードフレームシート50には、複数のリードフレーム2および3が設けられる(図5参照)。半導体装置100の製造過程では、リードフレームシート50の上に、複数の半導体素子10が固着され、ワイヤボンディングされる。すなわち、リードフレーム2となる部分に半導体素子10がダイボンディングされ、半導体素子10と、リードフレーム3となる部分と、の間に金属ワイヤ13がボンディングされる。
次に、リードフレームシート50の上に、半導体素子10を封じた樹脂層23を形成する。続いて、樹脂層23を選択的に薄層化し、第1の方向に延在するストライプ状の第1の薄層部F1を形成する。
例えば、図4(a)に示すように、ダイシングブレード53を用いて、第1の方向に樹脂層23を研削する。これにより、成形体20から延出するフランジ部30となる第1の薄層部F1が形成される。
例えば、樹脂層23をリードフレームシート50に達する深さまで研削することにより、半導体装置100が製造される。また、リードフレームシート50の上に、樹脂層23の薄膜を残すことにより、半導体装置200を製造することができる。
本実施形態の方法では、ダイシングピッチを変更することにより、半導体装置のサイズに合わせて第1の薄層部F1を形成することができる。すなわち、半導体装置ごとに金型を準備する必要がないため、製造方法としての自由度が大きく製造コストを低減することができる。すなわち、別の方法として、例えば、射出成型法により、樹脂層23を第1の薄層部F1を有する形状に成形することもできる。
次に、ダイシングブレード55を用いて、樹脂層23およびリードフレームシート50を切断し、個々の半導体装置100を分離すると共にそのパッケージを形成する。
図4(b)に示すように、第1の薄層部F1では、薄層化された樹脂層23と、リードフレームシート50と、を第1の方向に沿って切断する。ダイシングブレード55のブレード幅は、ダイシングブレード53のブレード幅よりも狭い。したがって、成形体20から延出するフランジ部30を残して、第1の薄層部F1を切断することができる。
図4(b)に示すように、第1の薄層部F1では、薄層化された樹脂層23と、リードフレームシート50と、を第1の方向に沿って切断する。ダイシングブレード55のブレード幅は、ダイシングブレード53のブレード幅よりも狭い。したがって、成形体20から延出するフランジ部30を残して、第1の薄層部F1を切断することができる。
次に、図5を参照して、リードフレームシート50の切断方法を具体的に説明する。
図5に示すように、例えば、リードフレームシート50には、複数のリードフレーム2および3が設けられる。そして、それぞれのリードフレームをつなぐ吊ピン50aおよび50bが設けられる。
図5に示すように、例えば、リードフレームシート50には、複数のリードフレーム2および3が設けられる。そして、それぞれのリードフレームをつなぐ吊ピン50aおよび50bが設けられる。
リードフレーム2および3は、第1の方向であるX方向にそれぞれ並列に配置される。一方、第1の方向に直交する第2の方向であるY方向には、リードフレーム2と、リードフレーム3とが、交互に配置される。
X方向に並んで配置されたリードフレーム2の間、および、リードフレーム3の間は、吊ピン50aにより接続される。一方、Y方向に交互に配置されたリードフレーム2とリードフレーム3との間には、吊ピン50bにより接続された部分と、リードフレーム2とリードフレーム3とが離間して配置された部分と、が設けられる。
リードフレーム2と、リードフレーム3と、が離間して設けられた部分には、半導体素子10と、リードフレーム3と、の間に金属ワイヤ13がボンディングされる。そして、リードフレーム2とリードフレーム3とを吊ピン50bで接続した部分において、第1の薄層部F1が、X方向に延在するストライプ状に設けられる。
第1の薄層部F1をX方向に切断する際には、リードフレーム2および3のそれぞれの端を含むダイシング領域D1が切断される。これにより、リードフレーム2および3のそれぞれの端と、吊ピン50bと、が除かれる。そして、そして、第1の薄層部F1の切断面には、リードフレーム2および3の端面が露出する。
さらに、Y方向において並列に配置されたリードフレーム2の間、および、リードフレーム3の間の樹脂層23を切断する。この場合も、例えば、ダイシングブレード55を用いて、ダイシング領域D1と同じ幅のダイシング領域D2を切断する。
これにより、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面と、を有した成形体20と、成形体20の側面から延出するフランジ部30と、を有するパッケージを形成することができる。
上記の製造方法では、樹脂層23が薄層化されているダイシング領域D1において、リードフレーム2および3の端が切断される。そして、樹脂層23が厚いダイシング領域D2において、リードフレーム2および3が切断されることはなく、吊ピン50aが切断される。
また、リードフレームシート50を切断する際には、図4(b)に示すように、リードフレームシート50の裏面側から切断する方法を用いても良いし、図4(a)に示す例のように、樹脂層23の側から切断しても良い。
次に、図6を参照して、第1実施形態に係る半導体装置の特性を説明する。図6(a)は、半導体装置100の断面を示し、図6(b)は、半導体装置200の断面を示す模式図である。図6(c)は、比較例に係る半導体装置250の断面を示している。
図6(c)に示す半導体装置250では、成形体90から延出するフランジ部が設けられない。すなわち、リードフレーム2および3は、厚い樹脂層と共に切断される。そして、このダイシング工程において樹脂層に加わる応力により、リードフレーム2および3と、成形体90と、が剥離することがある。その結果、リードフレーム2および3と、成形体90と、の界面に、パッケージの端面から内部に向かって微細な間隙92が生成される。
例えば、半導体装置250をプリント基板40に実装する場合、リフローの過程において、ハンダがリードフレーム2の端面2fおよびリードフレーム3の端面3fに這い上がる。そして、この微細な間隙92に侵入することがある。ハンダやそれに含まれるフラックスは、毛細管現象によりパッケージ端から内部へさらに浸透する。このため、例えば、金属ワイヤ13が、リードフレーム3の表面から剥離し電気的特性が得られなくなるなどの不具合が生じることがある。また、半導体素子10の電気的特性を劣化させることがある。
これに対し、例えば、図6(a)に示す半導体装置100では、フランジ部30において、リードフレーム2の表面2aおよびリードフレーム3の表面3aの上の樹脂が除かれている。このため、リードフレームシート50を切断する際に、樹脂層23に応力が加わることがなく、成形体20のリードフレーム2および3からの剥離を抑制できる。さらに、リードフレーム2および3の端面と、成形体20と、の間隔WFを広く設けることにより、フランジ部30がハンダの侵入防止スペースとなる。これにより、リフロー時に端面を這い上がるハンダやフラックスが成形体20に到達せず、パッケージ内部への侵入を防止することが可能である。
また、図6(b)に示す半導体装置200では、フランジ部30において、リードフレーム2の表面2aおよびリードフレーム3の表面3aの上の樹脂33が薄いため、容易に変形する。このため、リードフレームシート50を切断する際に、樹脂33が剥離し応力を吸収する。これにより、成形体20に加わる応力が低減され、リードフレーム2および3からの剥離を抑制することができる。そして、ハンダおよびフラックスのパッケージ内部への侵入を防止する。
次に、図7および図8を参照して、第1実施形態の変形例に係る半導体装置300を説明する。図7(a)は、半導体装置300を模式的に示す平面図であり、図7(b)は、B−B線に沿った断面図である。図8は、半導体装置300の製造に用いられるリードフレームシート60を示す平面図である。
半導体装置300は、半導体素子10と、それを封じた樹脂を有する成形体20を備える。成形体20は、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面20b、20c、20dおよび20eを有する。そして、側面20dから延出したフランジ部30を備える。
すなわち、半導体装置300は、成形体20から延出する1つのフランジ部30を有し、フランジ部30は、成形体20から延在するリードフレーム63を含む。一方、半導体素子10が固着されたリードフレーム62は、成形体20に覆われ、その端面は露出せず、裏面62bのみが電極パッドとして露出する。
フランジ部30の裏面および端面には、リードフレーム63の裏面63bおよび端面63fが露出する。例えば、半導体装置300をプリント基板40に実装した場合、フランジ部30の端面に露出したリードフレーム63の端面にフィレットが形成され、ハンダの濡れ性を判定することができる。そして、フランジ部30を設けたことにより、成形体20と、リードフレーム63と、の界面に沿ったハンダやフラックスの侵入を抑制することができる。
図7(b)に示す例では、フランジ部30におけるリードフレーム63の表面63aに樹脂33が残されているが、これを除去してリードフレーム63の表面63aを露出させても良い。
図8に示すように、リードフレームシート60には、複数のリードフレーム62および63が設けられる。そして、それぞれのリードフレームをX方向につなぐ吊ピン60aと、Y方向につなぐ吊ピン60bおよび60cと、が設けられる。
リードフレーム62および63は、X方向にそれぞれ並列に配置される。一方、Y方向では、リードフレーム62およびリードフレーム63が、その相対位置を交互に反転させて配置される。
X方向に並んで配置されたリードフレーム62の間、および、リードフレーム63の間は、それぞれ吊ピン60aにより接続される。一方、Y方向では、隣り合うリードフレーム62が吊ピン60bにより接続され、隣り合うリードフレーム63が吊ピン60cにより接続される。
Y方向に配置されたリードフレーム62およびリードフレーム63は、相互に離間して配置される。そして、リードフレーム62と、リードフレーム63と、の間には、半導体素子10とリードフレーム63との間をつなぐ金属ワイヤ13がボンディングされる。
リードフレームシート60では、隣り合うリードフレーム63を吊ピン60cで接続した部分において、第1の薄層部F1が、X方向に延在するストライプ状に設けられる。第1の薄層部F1をX方向に切断する際には、隣り合うリードフレーム63のそれぞれの端を含むダイシング領域D1が切断される。これにより、リードフレーム63の端と、吊ピン60cと、が除かれる。そして、第1の薄層部F1の両側の切断面には、リードフレーム63の端面が露出する。
さらに、X方向において、隣り合うリードフレーム62の間の樹脂層23が、ダイシング領域D1に沿って切断される。また、Y方向において、並列に配置されたリードフレーム2の間、および、リードフレーム3の間の樹脂層23を切断する。
これにより、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面と、を有した成形体20と、成形体20の1つの側面20dから延出するフランジ部30と、を有するパッケージを形成することができる。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態に係る半導体装置400を表す模式図である。図9(a)は、半導体装置400の平面図であり、図9(b)は、C−C線に沿った断面図である。図9(c)は、半導体装置400をプリント基板40に実装した状態を示す断面図である。
図9は、第2実施形態に係る半導体装置400を表す模式図である。図9(a)は、半導体装置400の平面図であり、図9(b)は、C−C線に沿った断面図である。図9(c)は、半導体装置400をプリント基板40に実装した状態を示す断面図である。
図9(a)および図9(b)に示す半導体装置400は、半導体素子10と、それを封じた樹脂を有する成形体20を備える。成形体20は、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面20b、20c、20dおよび20eを有する。さらに、4つの側面のうちの側面20dおよび20eからそれぞれ延出したフランジ部30を備える。
半導体素子10は、その裏面を介してリードフレーム2に電気的に接続される。一方、半導体素子10の上面には電極10aが設けられ、金属ワイヤ13を介してリードフレーム3に電気的に接続される。
図9(b)に示すように、リードフレーム2は、リードフレーム3から離間して配置される。そして、リードフレーム2の半導体素子10が固着された表面2a、および、リードフレーム3の金属ワイヤ13がボンディングされた表面3aを覆う成形体20が設けられる。成形体20の上面20aとは反対側の裏面には、リードフレーム2の裏面2bと、リードフレーム3の裏面3bとが露出し、それぞれ電極パッドとして機能する。
さらに、本実施形態では、2つのフランジ部30は、それぞれリードフレーム5と、リードフレーム7と、を含む。リードフレーム5および7は、それぞれ、リードフレーム2および3から離間して設けられる。そして、リードフレーム5は、その裏面5bおよび端面5fを、成形体20の側面20eから延在するフランジ部30の裏面および端面30fに露出する。リードフレーム7は、その裏面7bおよび端面7fを、成形体20の側面20dから延在するフランジ部30の裏面および端面30fに露出する。
2つフランジ部30には、それぞれに含まれるリードフレーム5の表面5a、および、リードフレーム7の表面7aを覆う樹脂33が残されている。すなわち、リードフレーム5および7は、フランジ部30の裏面および端面を除いた部分において、成形体20につながる樹脂31および33に覆われる。
図9(c)に示すように、半導体装置400をプリント基板40に実装した場合、フランジ部30の端面に露出したリードフレーム5の端面5fおよびリードフレーム7の端面7fに、それぞれフィレット47が形成される。そして、端面を這い上がったハンダは、樹脂33と、リードフレーム5および7と、の間のそれぞれの界面に侵入する。しかしながら、リードフレーム5と、リードフレーム2と、が離間しているため、ハンダやフラックスが、リードフレーム2まで侵入することはない。リードフレーム7と、リードフレーム3と、の間においても同様である。
このように、本実施形態では、フランジ部30に含まれるフィレット形成用のリードフレーム5および7を、リードフレーム2およびリードフレーム3から離間して設けることにより、リフロー時の半田やフラックスの浸入を抑制する。これにより、半導体装置400の信頼性を向上させることができる。
図10は、第2実施形態の変形例に係る半導体装置500を表す模式図である。図10(a)は、半導体装置500の平面図であり、図10(b)は、その断面図である。
半導体装置500では、リードフレーム2と、リードフレーム5との間、および、リードフレーム3と、リードフレーム7との間が、吊ピン50eにより接続されている。これにより、フランジ部30におけるリードフレーム5および7の密着性が補強され、例えば、ダイシング過程におけるフランジ部30からの脱落を防ぐことができる。
これにより、例えば、リードフレーム5および7がフランジ部30の内部に含まれ、それぞれ吊ピン50eにより成形体20の内部に含まれるリードフレーム2および3とつながった構造とすることができる。また、リードフレーム5および7のそれぞれが、フランジ部30から成形体20の中へ延在する構造としても良い。
一方、吊ピン50eのX方向における幅は、リードフレーム5および7のX方向における幅よりも狭い。これにより、リードフレーム5表面と、樹脂33と、の間に侵入したハンダやフラックスが、リードフレーム2への浸透することを抑制する。リードフレーム7と、リードフレーム3と、の間においても同様である。
(第3実施形態)
図11は、第3実施形態に係る半導体装置600、700および800を表す模式断面図である。
図11は、第3実施形態に係る半導体装置600、700および800を表す模式断面図である。
図11(a)に示す半導体装置600では、成形体20から延出するフランジ部30が、上部へ屈曲した構造となっている。これにより、リフロー過程におけるリードフレーム2および3の端面へのハンダの這い上がりが抑制され、パッケージ内部へのハンダおよびフラックスの侵入を防止する。一方、フィレットは、屈曲したフランジ部30の裏面に露出したリードフレーム2および3の裏面に沿って端面側にハンダが厚くなることにより形成される。
このようなフランジ部30の屈曲は、例えば、リードフレームシート50を裏面側からダイシングすることにより形成することができる。すなわち、ダイシングブレード55がリードフレーム2および3の端部を押し込む応力により、フランジ部30を成形体20の側面の方向に屈曲させることができる。
図11(b)に示す半導体装置700では、リードフレーム2および3の端部に凹凸が設けられている。そして、樹脂層23を選択的に薄層化した時、その凹部の中に樹脂34が残され、成形体20から延出するフランジ部30に含まれる。
これにより、リードフレーム2および3の端面を這い上がったハンダが、フランジ部30の表面に沿って広がることを抑制する。すなわち、フランジ部30に残された樹脂34がストッパとなり、成形体20へのハンダの広がりを防止する。
図11(c)に示す半導体装置800では、フランジ部30において、リードフレーム2および3が厚く設けられている。これにより、リードフレーム2および3の端面を這い上がったハンダが、成形体20の内部へ達するまでの距離が長くなる。このため、ハンダやフラックスの成形体20の内部への浸透を抑制することができる。
(第4実施形態)
図12は、第4実施形態に係る半導体装置900を表す模式図である。図12(a)は、半導体装置900の平面図であり、図12(b)は、E−E線に沿った断面図である。
図12は、第4実施形態に係る半導体装置900を表す模式図である。図12(a)は、半導体装置900の平面図であり、図12(b)は、E−E線に沿った断面図である。
図12(a)に示すように、半導体装置900は、半導体素子10と、それを封じた樹脂を有する成形体20を備える。そして、成形体20は、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面20b、20c、20dおよび20eを有する。さらに、4つの側面から延出したフランジ部30を備える。
半導体素子10は、その裏面を介してリードフレーム72に電気的に接続される。一方、半導体素子10の上面には電極10aが設けられ、金属ワイヤ13を介してリードフレーム73に電気的に接続される。
図12(b)に示すように、リードフレーム72は、リードフレーム73から離間して配置される。そして、リードフレーム72の半導体素子10が固着された表面2a、および、リードフレーム73の金属ワイヤ13がボンディングされた表面3aを覆う成形体20が設けられる。成形体20の上面20aとは反対側の裏面には、リードフレーム72の裏面72bと、リードフレーム73の裏面73bとが露出し、それぞれ電極パッドとして機能する。フランジ部30の表面には、樹脂33が残される。
本実施形態では、フランジ部30は、リードフレーム72およびリードフレーム73の端部を含む。そして、リードフレーム72は、その裏面72bおよび端面72fを、フランジ部30の裏面および端面30fに露出する。リードフレーム73は、その裏面73bおよび端面73fを、フランジ部30の裏面および端面30fに露出する。
フランジ部30には、リードフレーム72の表面72a、および、リードフレーム73の表面73aを覆う樹脂33が残されている。すなわち、リードフレーム72および73は、フランジ部30の裏面および端面を除いた部分において、成形体20につながる樹脂31および33に覆われる。
次に図13を参照して、半導体装置900の製造方法を説明する。図13は、半導体装置900の製造に用いられるリードフレームシート70の平面図である。
リードフレームシート70には、複数のリードフレーム72および73が設けられる。そして、それぞれのリードフレームをつなぐ吊ピン70aおよび70bが設けられる。
リードフレーム72および73は、X方向にそれぞれ並列に配置される。Y方向には、リードフレーム72と、リードフレーム73とが、交互に配置される。
X方向に並んで配置されたリードフレーム72の間、および、リードフレーム73の間は、吊ピン70aにより接続される。一方、Y方向に交互に配置されたリードフレーム72とリードフレーム73との間には、吊ピン70bにより接続された部分と、リードフレーム72とリードフレーム73とが離間して配置された部分と、が設けられる。
リードフレーム72と、リードフレーム73と、が離間して設けられた部分では、半導体素子10とリードフレーム3との間に金属ワイヤ13がボンディングされる。そして、リードフレーム72とリードフレーム73とを吊ピン70bで接続した部分において、第1の薄層部F1が、X方向に延在するストライプ状に設けられる。
一方、X方向において、隣り合うリードフレーム72の間、および、隣り合うリードフレーム73の間を吊ピン70aで接続した部分において、第2の薄層部F2が、Y方向に延在するストライプ状に設けられる。
リードフレームシート70を切断する際には、第1の薄層部F1をX方向に切断し、第2の薄層部F2をY方向に切断する。この時、対向するリードフレーム72および73のそれぞれの端と、吊ピン70bを含むダイシング領域D1と、リードフレーム72および73のそれぞれの端と、吊ピン70aを含むダイシング領域D2と、を切断する。これにより、リードフレーム72および73のそれぞれの端と、吊ピン70aおよび70bと、が除かれる。ダイシング領域D1の幅は、第1の薄層部F1の幅よりも狭く、ダイシング領域D2の幅は、第2の薄層部F2の幅よりも狭い。これにより、成形体20の周りにフランジ部30が形成される。そして、第1の薄層部F1の切断面、および、第2の薄層部F2の切断面、には、リードフレーム72および73の端面が露出する。
上記の方法により、半導体素子10に対向する方形の上面20aと、上面20aにつながる4つの側面と、を有した成形体20と、成形体20の4つの側面から延出するフランジ部30と、を有するパッケージを形成することができる。
半導体装置900では、リードフレーム72および73の端で形成されるパッケージ端面よりも、成形体20の4つの側面がパッケージの内側になるように形成される。これにより、プリント基板40に実装する際に、リードフレーム72および73の端面を這い上がったハンダが、成形体20の内部へ侵入することを抑制する。
また、リードフレームシート70を切断する際に、成形体20が、リードフレーム72および73から剥離し、その間に間隙が生じることを防止することができる。すなわち、ダイシングの際に、樹脂層23に加わる応力は、フランジ部30の表面に残された樹脂33により吸収され、成形体20に加わる応力が低減される。
本実施形態は、封止樹脂が単一の樹脂層である上記の例の他に、白樹脂を有する反射板と、透明樹脂に封止されたLEDと、を備えた構造にも適用可能である。また、リードフレームに固着された半導体素子を樹脂封止する表面実装型のパッケージに限らず、例えば、エポキシ基板等の上に固着された半導体素子を樹脂封止する構造に適用しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2、3、5、7、62、63、72、73・・・リードフレーム、 2a、3a、5a、7a、63a、72a、73a・・・表面、 2b、3b、5b、7b、62b、63b、72b、73b・・・裏面、 2f、3f、5f、7f、63f、72f、73f・・・端面、 10・・・半導体素子、 10a・・・電極、 13・・・金属ワイヤ、 20、90・・・成形体、 20a・・・上面、 20b、20c、20d、20e・・・側面、 23・・・樹脂層、 30・・・フランジ部、 30f・・・端面、 31、33、34・・・樹脂、 40・・・プリント基板、 42、43・・・ランドパターン、 47・・・フィレット、 50、60、70・・・リードフレームシート、 50a、50b、50e、60a、60b、60c、70a、70b・・・吊ピン、 53、55・・・ダイシングブレード、 92・・・間隙、 100〜900・・・半導体装置、 D1、D2・・・ダイシング領域、 F1、F2・・・薄層部
Claims (6)
- 半導体素子と、
前記半導体素子を封じた樹脂を有し、方形の上面と、前記上面につながる4つの側面と、を有する成形体と、
前記4つの側面の内の少なくとも1つの前記側面から延出したフランジ部と、
を備え、
前記成形体は、前記上面とは反対側の裏面に設けられ前記半導体素子に電気的に接続された電極パッドを有し、
前記フランジ部は、その裏面および端面に露出したリードフレームを含む半導体装置。 - 前記フランジ部の前記裏面および前記端面を除いた部分において、前記リードフレームは、前記成形体につながる前記樹脂に覆われた請求項1記載の半導体装置。
- 前記リードフレームは、前記電極パッドと一体につながった請求項1または2に記載の半導体装置。
- 半導体素子を封じた樹脂層を選択的に薄層化し、第1の方向に延在するストライプ状の第1の薄層部を形成する工程と、
前記第1の薄層部を前記第1の方向に切断し、前記樹脂層を前記第1の方向に直交する第2の方向に切断し、方形の上面と、前記上面につながる4つの側面と、を有する成形体と、前記4つの側面の内の少なくとも1つの前記側面から延出したフランジ部と、を含むパッケージを形成する工程と、
を備えた半導体装置の製造方法。 - 前記フランジ部は、その裏面および端面に露出したリードフレームを含む請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2の方向に延在するストライプ状の第2の薄層部をさらに形成し、
前記第1の薄層部を前記第1の方向に切断し、前記第2の薄層部を前記第2の方向に切断し、前記4つの側面から延出した前記フランジ部を有する前記パッケージを形成する請求項4または5に記載の半導体装置の製造方法。
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