JP2013160395A - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和装置1の室外ユニットは、圧縮機21,22、温度センサ51,52、及び信号ケーブル33a,33bが接続される温度センサ用端子36a,36bを有する制御基板30を備える。各圧縮機が具備する温度センサは、各圧縮機の運転状態で変化する温度を測定する。制御基板は、圧縮機運転状態を把握する圧縮機制御部38c、第1及び第2温度センサ用端子の信号を第1及び第2受付信号として受け付ける信号受付部38b、受付信号を用いて温度を比較する比較部38d、圧縮機運転状態と比較結果から信号ケーブル誤接続を判定する判定部38e、及び、誤接続時に第1及び第2温度センサ用端子の信号を第2及び第1受付信号と読み替える読替部38gを有する。
【選択図】図2
Description
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(1−1)全体構成
図1は、本発明にかかる冷凍装置の一実施形態としての空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、図1に示すように、室外ユニット20と、室内ユニット40と、室外ユニット20と室内ユニット40とを接続する液冷媒連絡配管71およびガス冷媒連絡配管72と、リモコン90とを有する。
室内ユニット40は、空気調和の対象である室内に設置される。室内ユニット40は、室内熱交換器41と、室内ファン42と、室内ユニットコントローラ43とを有する。
室外ユニット20は、主に、第1圧縮機21,第2圧縮機22、四路切換弁23、室外熱交換器24、膨張弁26、室外ファン25、第1および第2圧縮機21,22の吐出口21a,22aに設けられた第1および第2温度センサ51,52、第1および第2圧縮機用制御基板61,62および制御基板30を有する。第1および第2圧縮機21,22、四路切換弁23、室外熱交換器24、および、膨張弁26は、冷媒配管により接続される。
リモコン90は、図2に示すように、入力部92a、通信部92b、および出力部92cを有する。
以下に室外ユニット20の詳細構成について説明する。
室外ユニット20の構成機器の冷媒配管による接続について説明する。
第1および第2圧縮機21,22はガス冷媒を吸入して圧縮する。第1および第2圧縮機21,22は、インバータ式圧縮機である。第1および第2圧縮機21,22の図示しないモータと、後述する第1および第2圧縮機用制御基板61,62とは、それぞれ配線32a,32bにより接続される。配線32a,32bは、図2のように、第1および第2圧縮機用制御基板61,62の端子35a,35bにそれぞれ接続される。
四路切換弁23は、空気調和装置1の冷房運転と暖房運転との切換時に、冷媒の流れ方向を切り換える。冷房運転時には吐出管82と第1ガス冷媒管83とを接続するとともに吸入管81と第2ガス冷媒管85とを接続する。一方、暖房運転時には吐出管82と第2ガス冷媒管85とを接続するとともに吸入管81と第1ガス冷媒管83とを接続する。
室外熱交換器24は、伝熱管と多数の伝熱フィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器24は、室外空気との熱交換によって、冷房運転時には冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。
膨張弁26は、冷媒圧力や冷媒流量の調節を行うために設けられ、冷房運転時および暖房運転時のいずれにおいても、冷媒を膨張させる機能を有する。
室外ファン25は、図示しないファンモータにより回転され室外ユニット20内に室外空気を取り込む。取り込まれた室外空気は、室外熱交換器24を通過し、最終的に室外ユニット20外へ排出される。室外ファン25は、室外熱交換器24と室外空気との熱交換を促進する。
第1および第2温度センサ51,52は、第1および第2圧縮機21,22の吐出口21a,22aにそれぞれ設けられている。第1および第2温度センサ51,52は、それぞれ、第1および第2圧縮機21,22の吐出口21a,22aの配管の温度を測定するためのサーミスタである。第1および第2温度センサ51,52は、測定された温度に対応する信号を制御基板30に対して送信するための信号ケーブル33a,33bをそれぞれ有する。信号ケーブル33a,33bは、図2のように、後述する制御基板30が有する第1および第2温度センサ用端子36a,36bに接続される。
第1および第2圧縮機用制御基板61,62は、後述する制御基板30の圧縮機制御部38cからの指示を受け、第1および第2圧縮機21,22を回転されるためのインバータ波形をそれぞれ生成し、第1および第2圧縮機21,22を運転させる。
制御基板30は、室外ユニット20を制御する。図2に、制御基板30を含む空気調和装置1の制御ブロック図を示す。
第1および第2温度センサ用端子36a,36bには、第1および第2温度センサ51,52の信号ケーブル33a,33bが接続される。正常な接続状態では、図2のように、第1温度センサ用端子36aに信号ケーブル33aが、第2温度センサ用端子36bに信号ケーブル33bが接続される。誤接続状態では、図3のように、第1温度センサ51の信号ケーブル33aは第2温度センサ用端子36bに、第2温度センサ52の信号ケーブル33bは第1温度センサ用端子36aに接続される。
圧縮機用端子39は、第1および第2圧縮機用制御基板61,62からの配線39aが接続される。圧縮機用端子39からは、後述する圧縮機制御部38cにより決定された第1および第2圧縮機21,22の始動および停止と周波数とが、第1および第2圧縮機用制御基板61,62に対しての指示として送信される。
(2−9−3−1)読替記憶領域
読替記憶領域37aには、後述する読替部38gが信号の読み替えを実行する旨が記憶される。
停止圧縮機記憶領域37bには、停止中の第1又は第2圧縮機21,22の情報が記憶される。
(2−9−4−1)通信部
通信部38aは、室内ユニットコントローラ43と配線31により接続され、制御信号や各種情報のやり取りを行う。
信号受付部38bは、第1および第2温度センサ用端子36a,36bに入力された信号を受け付ける。具体的には、第1温度センサ用端子36aが受け付けた信号を第1温度センサ51からの第1受付信号とみなして受け付け、第2温度センサ用端子36bが受け付けた信号を第2温度センサ52からの第2受付信号とみなして受け付ける。この処理は、図2のように第1および第2温度センサ51,52の信号ケーブル33a,33bが正常に接続される場合に限らず、図3のように信号ケーブル33a,33bが誤接続されている場合も同様である。
圧縮機制御部38cは、第1および第2圧縮機21,22の図示しないモータの、始動および停止と周波数(回転数)とを決定し、第1および第2圧縮機用制御基板61,62に指示を与えることで第1および第2圧縮機21,22を制御する。なお、圧縮機制御部38cは、制御対象の第1および第2圧縮機21,22の運転状態を把握している。つまり、圧縮機制御部38cは、把握部の一例である。
比較部38dは、第1および第2温度センサ51,52として使用されるサーミスタの特性を用いて、第1および第2受付信号を温度に変換し、それぞれ、第1圧縮機21の吐出口21aにおける第1温度T1、第2圧縮機22の吐出口22aにおける第2温度T2として算出する。そして、第1温度T1と第2温度T2とを比較し、両者の温度差ΔT=T1−T2[℃]を算出する。
判定部38eは、圧縮機制御部38cにより把握されている第1および第2圧縮機21,22の運転状態と、比較部38dの比較結果とに基づいて、第1および第2温度センサ51,52の信号ケーブル33a,33bと、第1および第2温度センサ用端子36a,36bとの誤接続を判定する。
判定許可部38fは、圧縮機制御部38cにより把握されている第1および第2圧縮機21,22の運転状態に基づいて判定部38eの判定を許可する。
読替部38gは、読替記憶領域37aに読替部38gが信号の読み替えを実行する旨が記憶されている場合に、第1温度センサ用端子36aが受け付けた信号を第2温度センサ52からの第2受付信号と読み替え、第2温度センサ用端子36bが受け付けた信号を第1温度センサ51からの第1受付信号と読み替える。読替部38gは、読替記憶領域37aの記憶がリセットされると、読み替えをリセットする(読み替えを中止する)。
警報発報部38hは、読替記憶領域37aに読替部38gが信号の読み替えを実行する旨が記憶されている時に警報を発報する。より具体的には、通信部38aに、室内ユニットコントローラ43に対して警報を送信するよう指示する。
時間管理部38iは、制御基板30の実行する各種制御の時間管理を行う。
以下に、第1および第2温度センサ51,52の信号ケーブル33a,33bと、第1および第2温度センサ用端子36a,36bと、が誤接続であるか否かを判定し、誤接続と判定される場合に信号を読み替える処理フローについて、図4〜図6のフローチャートに基づいて説明する。
(4−1)
本実施形態では、空気調和装置1の室外ユニット20は、第1および第2圧縮機21,22と、信号ケーブル33a,33bを有する第1および第2温度センサ51,52と、制御基板30と、を備える。制御基板30は、信号ケーブル33a,33bが接続される第1および第2温度センサ用端子36a,36bを有し、第1および第2圧縮機21,22を制御する。第1温度センサ51は、第1圧縮機21に設けられ、第1圧縮機21の運転状態により変化する温度を測定し、測定された温度と対応する信号を第1又は第2温度センサ用端子36a,36bのいずれかに対して出力する。第2温度センサ52は、第2圧縮機22に設けられ、第2圧縮機22の運転状態により変化する温度を測定し、測定された温度と対応する信号を第1温度センサ51の出力が入力されない第1又は第2温度センサ用端子36b,36aに対して出力する。制御基板30は、把握部としての圧縮機制御部38cと、受付部としての信号受付部38bと、比較部38dと、判定部38eと、読替部38gとを有する。圧縮機制御部38cは、第1および第2圧縮機21,22の運転状態を把握する。信号受付部38bは、第1温度センサ用端子36aに対して出力された信号を第1圧縮機21の温度に対応する第1受付信号として受け付け、第2温度センサ用端子36bに対して出力された信号を第2圧縮機の温度に対応する第2受付信号として受け付ける。比較部38dは、第1および第2受付信号を温度に変換し、第1圧縮機21の第1温度T1と第2圧縮機22の第2温度T2として比較を行う。判定部38eは、圧縮機制御部38cにより把握された運転状態と、比較部38dによる温度の比較結果とに基づいて、信号ケーブル33a,33bと第1および第2温度センサ用端子36a,36bとの誤接続を判定する。読替部38gは、判定部38eが誤接続と判定した場合に、第1温度センサ用端子36aに対して出力された信号を第2受付信号と読み替え、第2温度センサ用端子36bに対して出力された信号を第1受付信号と読み替える。
本実施形態の室外ユニット20では、制御基板30は、判定許可部38fをさらに有する。判定許可部38fは、圧縮機制御部38cにより、第1又は第2圧縮機21,22の一方が運転中であり、かつ、第1又は第2圧縮機21,22の他方が停止中と把握された場合に、判定部38eに判定を許可する。
本実施形態の室外ユニット20では、制御基板30は、警報発報部38hをさらに有する。警報発報部38hは、読替記憶領域37aに記憶された信号の読替実行中である旨が記憶されている場合、つまり、読替部38gによる読み替えが実行されている場合に警報を発報する。制御基板30は、警報が警報発報部38hにより発報されている場合にも、第1および第2圧縮機21,22の運転を継続する。
本実施形態の室外ユニット20では、制御基板30は、発停指令受付部としての通信部38aをさらに有する。通信部38aは、室外ユニット20の起動指令および停止指令を受け付ける。通信部38aが停止指令を受け付けた場合に、読替部38gによる読み替えがリセットされる。
以下に本実施形態の変形例を示す。なお、複数の変形例を適宜組み合わせてもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20は、空気調和装置1に使用されるものであるが、これに限定されるものではなく、その他の冷凍装置に使用されるものであってもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20では、判定許可部38fは、第1又は第2圧縮機21,22の一方が停止しており、他方が稼動している場合に判定部38eに判定を許可するが、これに限定されるものではない。
上記の実施形態に示された室外ユニット20では、第1および第2温度センサ51,52の信号ケーブル33a,33bの誤接続を判定し、さらに誤接続に対応するものであるが、これに限定されるものではない。
上記の実施形態に示された室外ユニット20では、第1および第2温度センサ51,52の信号ケーブル33a,33bの誤接続を判定し、さらに誤接続に対応するものであるが、これに限定されるものではなく、第1および第2圧縮機21,22の配線32a,32bと、第1および第2圧縮機用制御基板61,62の端子35a,35bとの誤接続に対応するために用いられてもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20では、警報発報部38hは、通信部38aおよび室内ユニットコントローラ43を介してリモコン90に警報を発報するが、これに限定されるものではなく、制御基板30に設けられたランプ等で警報を発報するものであってもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20では、比較部38dは測定された温度自身を比較しているが、これに限定されるものではなく、測定された温度の上昇速度を比較してもよい。判定部38eは、温度の上昇速度の比較結果を基に、信号ケーブル33a,33bの誤接続を判定してもよい。
3台の圧縮機を有する室外ユニット320を具備する空気調和装置301について図面を参照しながら説明する。
図7に、本発明の第2実施形態の室外ユニット320を含む空気調和装置301の概略構成図を示す。空気調和装置301の構成は、室外ユニット320を除き第1実施形態と同様である。そのため、室外ユニット320以外の説明については省略する。
(2−1)冷媒配管による構成機器の接続
室外ユニット320の構成機器の冷媒配管による接続について説明する。
第1〜第3圧縮機21,22,27はガス冷媒を吸入して圧縮する、インバータ式圧縮機である。第1〜第3圧縮機21,22,27と、後述する第1〜第3圧縮機用制御基板61,62,63とは、それぞれ配線32a,32b,32cにより接続される。配線32a,32b,32cは、図8のように、第1〜第3圧縮機用制御基板61,62,63の端子35a,35b,35cにそれぞれ接続される。
第1〜第3圧縮機用制御基板61,62,63は、後述する制御基板330の圧縮機制御部338cからの指示を受け、第1〜第3圧縮機21,22,27を回転されるためのインバータ波形をそれぞれ生成し、第1〜第3圧縮機21,22,27を運転させる。
第1〜第3温度センサ51,52,53は、第1〜第3圧縮機21,22,27の吐出口21a,22a,27aにそれぞれ設けられている。第1〜第3温度センサ51,52,57は、測定された温度に対応する信号を制御基板330に対して送信するための信号ケーブル33a,33b,33cをそれぞれ有する。信号ケーブル33a,33b,33cは、後述する制御基板330が有する第1〜第3温度センサ用端子36a,36b,36cに接続される。
制御基板330は、室外ユニット320を制御する。図8に、制御基板330を含む空気調和装置301の制御ブロック図を示す。
圧縮機用端子39には、第1〜第3圧縮機用制御基板61,62,63からの配線39aが接続される。その他の点は、第1実施形態と同様である。
第1〜第3温度センサ用端子36a,36b,36cには、第1〜第3温度センサ51,52,53からの信号が入力される。その他の点は、第1実施形態と同様である。
(2−5−3−1)読替記憶領域
読替記憶領域337aには、後述する読替部338gが信号の読み替えを実行する旨が記憶される。読替記憶領域337aに記憶される情報には、読替部338gが第1〜第3温度センサ用端子36a,36b,36cに入力された信号を、後述する第1〜第3受付信号のいずれと読み替えるかに関する情報も含まれる。なお、ここでの読み替えとは、読替部338gが、第P温度センサ用端子に入力された信号を、第P受付信号以外として読み替えている状態をいう(Pは1から3の整数)。
停止圧縮機記憶領域337bには、停止中の第1〜第3圧縮機21,22,27について情報が記憶される。
(2−5−4−1)通信部
通信部38aは、第1実施形態におけるものと同様である。
信号受付部338bは、第1〜第3温度センサ用端子36a,36b,36cに入力された信号を受け付ける。具体的には、信号受付部338bは、第1温度センサ用端子36aが受け付けた信号を第1温度センサ51からの第1受付信号と、第2温度センサ用端子36bが受け付けた信号を第2温度センサ52からの第2受付信号と、第3温度センサ用端子36cが受け付けた信号を第3温度センサ53からの第3受付信号と、それぞれみなして受け付ける。
圧縮機制御部338cは、第1〜第3圧縮機21,22,27を制御対象とする。
比較部338dは、送信されてきた第1〜第3受付信号を温度に変換し、それぞれ、第1圧縮機21の吐出口21aにおける第1温度T1、第2圧縮機22の吐出口22aにおける第2温度T2、第3圧縮機27の吐出口27aにおける第3温度T3として算出する。
その後、比較部338dは、第1〜第3温度T1,T2,T3を比較する。
判定部338eは、圧縮機制御部338cにより把握されている第1〜第3圧縮機21,22,27の運転状態と、比較部338dの比較結果とを用いて、信号ケーブル33a,33b,33cの誤接続の判定を行う。
判定許可部338fは、通信部38aが起動指令を受け付けた後、判定部338eが判定処理を終了するまでの間、判定部338eに判定を許可する。
読替部338gは、読替記憶領域337aに読替部338gが信号の読み替えを実行する旨が記憶されている場合に、その記憶に従って信号の読み替えを行う。なお、読替部338gは、読替記憶領域337aの記憶がリセットされると、読み替えをリセットする(読み替えを中止する)。
警報発報部38hは、第1実施形態におけるものと同様である。
時間管理部38iは、第1実施形態におけるものと同様である。
以下に、第1〜第3温度センサ51,52,53の信号ケーブル33a,33b,33cと、第1〜第3温度センサ用端子36a,36b,36cとが、誤接続であるか否かを判定し、誤接続である場合に信号を読み替える処理フローについて、図9および図10のフローチャートに基づいて説明する。
(4−1)
本実施形態では、空気調和装置301の室外ユニット320は、第1〜第3の圧縮機21,22,27と、信号ケーブルを有する第1〜第3のセンサ51,52,53と、制御基板330とを備える。制御基板330は、信号ケーブル33a,33b,33cが接続される第1〜第3の温度センサ用端子36a,36b,36cを有し、第1〜第3の圧縮機21,22,27を制御する。第k(kは3以下の整数)のセンサは、第kの圧縮機21,22,27に設けられ、第kの圧縮機21,22,27の運転状態により変化する温度を測定し、測定された温度と対応する信号を温度センサ用端子36a,36b,36cのいずれかに対して出力する。制御基板330は、把握部としての圧縮機制御部338cと、受付部としての信号受付部338bと、比較部338dと、判定部338eと、読替部338gとを有する。圧縮機制御部338cは、第1〜第3の圧縮機21,22,27の運転状態を把握する。信号受付部338bは、第1〜第3の温度センサ用端子36a,36b,36cに対して出力された信号を、それぞれ、第1〜第3の圧縮機21,22,27の温度に対応する第1〜第3の受付信号として受け付ける。比較部338dは、信号受付部338bが受け付けた第1〜第3の受付信号を第1〜第3温度T1,T2,T3に変換し、第1〜第3圧縮機21,22,27のいずれかの圧縮機の温度と、他の圧縮機21,22,27の温度として比較する。判定部338eは、圧縮機制御部338cにより把握された運転状態と、比較部338dによる温度の比較結果とに基づいて、第Q温度センサ(Qは3以下の整数)の信号ケーブルと、第R(RはQ以外の3以下の整数)温度センサ用端子との誤接続を判定する。読替部338gは、判定部338eが誤接続と判定した場合に、第R温度センサ用端子に対して出力された信号を第Q受付信号と読み替える。
以下に本実施形態の変形例を示す。なお、複数の変形例を適宜組み合わせてもよい。また、第1実施形態の変形例1A〜変形例1Eの要旨は、第2実施形態にも当てはまる。
上記の実施形態に示された室外ユニット320では、3台の圧縮機、第1〜第3圧縮機21,22,27、を備えるが、これに限定されるものではなく、3台以上の圧縮機を有していても構わない。
上記の実施形態に示された室外ユニット320では、室外ユニット320が起動指令を受け付けたときに信号ケーブル33a,33b,33cの誤接続が判定されるが、これに限定されるものではない。
上記の実施形態に示された室外ユニット20では、判定部338eにより誤接続が判定された場合に、信号を相互に読み替えているが、これに限定されるものではない。
20,320 室外ユニット
21 第1圧縮機
22 第2圧縮機
23 第3圧縮機
30,330 制御基板
33a,33b,33c 信号ケーブル
36a 第1温度センサ用端子(第1端子)
36b 第2温度センサ用端子(第2端子)
36c 第3温度センサ用端子(第3端子)
38a 通信部(発停指令受付部)
38b,338b 信号受付部(受付部)
38c,338c 圧縮機制御部(把握部)
38d,338d 比較部
38e,338e 判定部
38f,338f 判定許可部
38g,338g 読替部
38h,338h 警報発報部
51 第1温度センサ(第1センサ)
52 第2温度センサ(第2センサ)
53 第3温度センサ(第3センサ)
Claims (5)
- 第1および第2圧縮機(21,22)と
信号ケーブル(33a,33b)を有する第1および第2センサ(51,52)と、
前記信号ケーブルが接続される第1および第2端子(36a,36b)を有し、前記第1および第2圧縮機を制御する制御基板(30)と、
を備えた冷凍装置(1)の室外ユニット(20)であって、
前記第1センサは、前記第1圧縮機に設けられ、前記第1圧縮機の運転状態により変化する物理量を測定し、測定された前記物理量と対応する信号を前記第1又は第2端子のいずれかに対して出力し、
前記第2センサは、前記第2圧縮機に設けられ、前記第2圧縮機の運転状態により変化する前記物理量を測定し、測定された前記物理量と対応する信号を前記第1センサの出力が入力されない前記第1又は第2端子に対して出力し、
前記制御基板は、
前記第1および第2圧縮機の運転状態を把握する把握部(38c)と、
前記第1端子に対して出力された前記信号を前記第1圧縮機の前記物理量に対応する第1受付信号として受け付け、前記第2端子に対して出力された前記信号を前記第2圧縮機の前記物理量に対応する第2受付信号として受け付ける受付部(38b)と、
前記第1および第2受付信号を前記物理量に変換し、前記第1圧縮機の前記物理量と前記第2圧縮機の前記物理量として比較を行う比較部(38d)と、
前記把握部により把握された前記運転状態と、前記比較部による前記物理量の比較結果とに基づいて、前記信号ケーブルと前記第1および第2端子との誤接続を判定する判定部(38e)と、
前記判定部が前記誤接続と判定した場合に、前記第1端子に対して出力された前記信号を前記第2受付信号と読み替え、前記第2端子に対して出力された前記信号を前記第1受付信号と読み替える読替部(38g)と、を有する、
室外ユニット。 - 前記制御基板は、判定許可部(38f)をさらに有し、
前記判定許可部は、前記把握部により、前記第1圧縮機が運転中であり、かつ、前記第2圧縮機が停止中と把握された場合に、前記判定部に前記判定を許可する、
請求項1に記載の室外ユニット。 - 前記制御基板は、警報発報部(38h)をさらに有し、
前記警報発報部は、前記読替部による読み替えが実行されている場合に警報を発報し、
前記制御基板は、前記警報が前記警報発報部により発報されている場合にも、前記圧縮機の運転を継続する、
請求項1又は2に記載の室外ユニット。 - 前記制御基板は、発停指令受付部(38a)をさらに有し、
前記発停指令受付部は、前記室外ユニットの起動指令および停止指令を受け付け、
前記発停指令受付部が前記停止指令を受け付けた場合に、前記読替部による読み替えがリセットされる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の室外ユニット。 - 第1から第nの圧縮機(21,22,27)と
信号ケーブルを有する第1から前記第nのセンサ(51,52,53)と、
前記信号ケーブルが接続される第1から前記第nの端子(33a,33b,33c)を有し、前記圧縮機を制御する制御基板(30,330)と、
を備えた冷凍装置(1,301)の室外ユニット(20,320)であって、
第k(kはn以下の整数)の前記センサは、前記第kの前記圧縮機に設けられ、前記第kの前記圧縮機の運転状態により変化する物理量を測定し、測定された前記物理量と対応する信号を前記端子のいずれかに対して出力し、
前記制御基板は、
前記第1から前記第nの前記圧縮機の運転状態を把握する把握部(38c,338c)と、
前記第1から前記第nの前記端子に対して出力された前記信号を、それぞれ、前記第1から前記第nの前記圧縮機の前記物理量に対応する第1から前記第nの受付信号として受け付ける受付部(38b,338b)と、
前記第1から前記第nの前記受付信号を前記物理量に変換し、前記第1の前記圧縮機の前記物理量と、第2から前記第nの前記圧縮機の前記物理量として比較する比較部(38d,338d)と、
前記把握部により把握された前記運転状態と、前記比較部による前記物理量の比較結果とに基づいて、前記第1の前記センサの前記信号ケーブルの、第m(mは2以上n以下の整数)の前記端子への誤接続を判定する判定部(38e,338e)と、
前記判定部が前記誤接続と判定した場合に、前記第mの前記端子に対して出力された前記信号を前記第1の前記受付信号と読み替える読替部(38g,338g)と、を有する、
室外ユニット。
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