JP2013158692A - 中空糸膜モジュールの製造方法および製造装置 - Google Patents
中空糸膜モジュールの製造方法および製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013158692A JP2013158692A JP2012022139A JP2012022139A JP2013158692A JP 2013158692 A JP2013158692 A JP 2013158692A JP 2012022139 A JP2012022139 A JP 2012022139A JP 2012022139 A JP2012022139 A JP 2012022139A JP 2013158692 A JP2013158692 A JP 2013158692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- cutting
- fiber membrane
- membrane module
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の中空糸膜モジュール製造方法は、多数本の中空糸膜からなる中空糸膜束が固定用樹脂で底部に固定された筒状ケーシング10の一端の所定長部分を、筒状ケーシングの側壁と固定用樹脂と中空糸膜束とが含まれる切断面に沿って、切断手段で切断する工程を有する中空糸膜モジュール製造方法において、切断手段が、上下動するブレード30であり、切断工程における所定長部分の切断が、ブレードによる複数回の切断によって構成されている。
【選択図】図10
Description
多数本の中空糸膜からなる中空糸膜束が固定用樹脂で底部に固定された筒状ケーシングの一端の所定長部分を、前記筒状ケーシングの側壁と前記固定用樹脂と前記中空糸膜束とが含まれる切断面に沿って、切断手段で切断する工程を有する中空糸膜モジュール製造方法において、
前記切断手段が、上下動するブレードであり、前記切断工程における前記所定長部分の切断が、前記ブレードによる複数回の切断によって構成されている、
ことを特徴とする中空糸膜モジュール製造方法が提供される。
前記複数回の切断における切断部分の厚さが、互いに異なっている。
このような構成によれば、切断部分の厚さを適宜、調整することによって、最終的な切断面の表面が、後処理が必要のないより良い状態とすることができる。
前記複数回の切断における切断部分の厚さは、第1回目の切断時の切断部分の厚さが最も厚く、その後、順次、薄くなるように設定されている、
このような構成によれば、最終的な切断面の表面が、後処理が必要のない、さらに良い状態とすることができる。
前記ブレードによる切断速度が変化する。
このような構成によれば、切断速度を適宜、変化させることによって、ブレードの破損を防止しつつ、最終的な切断面の表面が、後処理が必要のない状態とすることができる。
前記切断速度が、前記ブレードによる一回の切断中に変化する。
このような構成によれば、ブレードにかかる負荷に応じて切断速度が調整されるので、ブレードの損傷を抑制できる。
前記切断速度が、前記ブレードによる複数回の切断の間で異なっている。
このような構成によれば、ブレードにかかる負荷に併せてブレードの速度が調整されるので、ブレードの損傷を抑制できる。
多数本の中空糸膜からなる中空糸膜束が固定用樹脂で底部に固定された筒状ケーシングの一端の所定長部分を、前記筒状ケーシングの側壁と前記固定用樹脂と前記中空糸膜束とが含まれる切断面に沿って、切断手段で切断する中空糸膜モジュール製造装置であって、
前記切断手段が、上下動するブレードであり、
前記前記筒状ケーシングを前記ブレードが上下動する軌道に向けて断続的に押し出す機構を備え、前記切断工程における前記所定長部分の切断が、前記ブレードによる複数回の切断によって構成されている、
ことを特徴とする中空糸膜モジュール製造装置が提供される。
前記ブレードの降下速度が変更可能とされている。
図6および図7は、中空糸膜モジュール中間体の切断装置20の主要部の正面方向(作業者側O)からの概略斜視図である。
なお、上側部分38は、固定装置28、28’が作業者側(O)に配置されたときのみ、開放位置を採るように構成されている。
図8に示されているように、ブレード刃30は、先端の刃部30aが刃の前後方向軸線に直交する線に対して傾斜しており、その傾斜角θが50乃至80度に設定されている。
また、図9の断面図に示されているように、刃部30aは、表側面30bが裏側面30cに対して所定角δだけ傾斜して配置されることにより形成され、傾斜角δが5乃至30度に設定されている。
図6に示されているように、先ず、作業者側(O)に配置された固定装置28の上側部分38が揺動して開から開放位置に配置される。次いで、露出している下側部分34の3箇所の凹部32内に、中空糸膜モジュール中間体14をケーシング10の開口端10aを凹部32の最奥部に当接するようにして、セットする(図6では1本の中空糸膜モジュール中間体14のみを図示)。次いで、固定装置28の上側部分38が閉鎖位置に揺動させる(図7)。セットされる中空糸膜モジュール中間体は、40℃程度に加熱されているのが好ましい。
したがって、この状態で、中空糸膜モジュール中間体14の底側部分は、切断長さより長いだけ固定装置28の下側部分34および上側部分38の間から外方に突出している。
この点線C1で示される切断面(切断線)は、中空糸膜モジュール中間体14のケーシング10の側壁と固定用樹脂12と中空糸膜束である円柱体(中空糸膜の円柱体)8とが含まれる面となる。
ブレード刃の硬化速度は、例えば10乃至500mm/秒程度が好ましく、100乃至200mm/秒程度がより好ましい。
並進移動に続いて、ストッパ40を下方位置に降下させ、上側部分38を押圧する。
さらにまた、上記実施形態では、6回、行われる切断の全てで、切断速度は、同一且つ一定であるが、複数回の切断の相互間で、異なる切断速度としてもよい。
22:基部
24:ターンテーブル
26:回転軸
28、28’:固定装置
30:ブレード刃
32:凹部
34:下側部分
38:上側部分
Claims (8)
- 多数本の中空糸膜からなる中空糸膜束が固定用樹脂で底部に固定された筒状ケーシングの一端の所定長部分を、前記筒状ケーシングの側壁と前記固定用樹脂と前記中空糸膜束とが含まれる切断面に沿って、切断手段で切断する工程を有する中空糸膜モジュール製造方法において、
前記切断手段が、上下動するブレードであり、前記切断工程における前記所定長部分の切断が、前記ブレードによる複数回の切断によって構成されている、
ことを特徴とする中空糸膜モジュール製造方法。 - 前記複数回の切断における切断部分の厚さが、互いに異なっている、
請求項1に記載の中空糸膜モジュール製造方法。 - 前記複数回の切断における切断部分の厚さは、第1回目の切断時の切断部分の厚さが最も厚く、その後、順次、薄くなるように設定されている、
請求項2に記載の中空糸膜モジュール製造方法。 - 前記ブレードによる切断速度が変化する、
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール製造方法。 - 前記切断速度が、前記ブレードによる一回の切断中に変化する、
請求項4に記載の中空糸膜モジュール製造方法。 - 前記切断速度が、前記ブレードによる複数回の切断の間で異なっている、
請求項4に記載の中空糸膜モジュール製造方法。 - 多数本の中空糸膜からなる中空糸膜束が固定用樹脂で底部に固定された筒状ケーシングの一端の所定長部分を、前記筒状ケーシングの側壁と前記固定用樹脂と前記中空糸膜束とが含まれる切断面に沿って、切断手段で切断する中空糸膜モジュール製造装置であって、
前記切断手段が、上下動するブレードであり、
前記前記筒状ケーシングを前記ブレードが上下動する軌道に向けて断続的に押し出す機構を備え、前記切断工程における前記所定長部分の切断が、前記ブレードによる複数回の切断によって構成されている、
ことを特徴とする中空糸膜モジュール製造装置。 - 前記ブレードの降下速度が変更可能とされている、
請求項7に記載の中空糸膜モジュール製造装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012022139A JP2013158692A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 中空糸膜モジュールの製造方法および製造装置 |
CN201310044259.1A CN103239997B (zh) | 2012-02-03 | 2013-02-04 | 中空纤维膜组件的制造方法及制造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012022139A JP2013158692A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 中空糸膜モジュールの製造方法および製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013158692A true JP2013158692A (ja) | 2013-08-19 |
Family
ID=48920082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012022139A Pending JP2013158692A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 中空糸膜モジュールの製造方法および製造装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013158692A (ja) |
CN (1) | CN103239997B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108421419A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-21 | 东莞理工学院 | 一种膜丝自动排布机及其膜组件生产设备 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104552371B (zh) * | 2015-01-27 | 2017-02-08 | 江苏美淼环保科技有限公司 | 一种中空纤维膜快速切削装置 |
CN112917561A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-06-08 | 陈美亦 | 一种新型中空纤维膜组件端面切头机 |
CN114950138B (zh) * | 2022-05-18 | 2023-10-27 | 合肥檀泰环保科技有限公司 | 一种中空纤维膜的套管装配结构 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4183283A (en) * | 1977-11-30 | 1980-01-15 | Monsanto Company | Methods of cutting patted hollow filaments |
JPH0557675A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 長尺ロール品の切断装置 |
JPH05285884A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Watanabe Fuumc Kk | 食品スライサ |
JPH07223195A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Kasuga Seishi Kogyo Kk | 紙巻ロールの切断方法 |
JPH1099652A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-21 | Toray Ind Inc | 中空糸型流体処理装置の製造方法 |
JP3648025B2 (ja) * | 1997-10-06 | 2005-05-18 | 三菱レイヨン株式会社 | 中空糸膜束樹脂固定部の切断装置及び中空糸膜モジュールの製造方法 |
JP2011510831A (ja) * | 2008-02-05 | 2011-04-07 | ザ・ボーイング・カンパニー | 複合プライ切断の適応制御 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819300B2 (ja) * | 1976-12-20 | 1983-04-18 | 日本ゼオン株式会社 | 固着材に埋めこまれた複数の中空繊維を切断する方法 |
JP3650488B2 (ja) * | 1996-09-27 | 2005-05-18 | 三菱レイヨン株式会社 | 中空糸膜樹脂固定部の切断装置及び中空糸膜モジュールの製造方法 |
JP2009240900A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toray Ind Inc | 中空糸膜モジュールの製造方法 |
-
2012
- 2012-02-03 JP JP2012022139A patent/JP2013158692A/ja active Pending
-
2013
- 2013-02-04 CN CN201310044259.1A patent/CN103239997B/zh active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4183283A (en) * | 1977-11-30 | 1980-01-15 | Monsanto Company | Methods of cutting patted hollow filaments |
JPH0557675A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 長尺ロール品の切断装置 |
JPH05285884A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Watanabe Fuumc Kk | 食品スライサ |
JPH07223195A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Kasuga Seishi Kogyo Kk | 紙巻ロールの切断方法 |
JPH1099652A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-21 | Toray Ind Inc | 中空糸型流体処理装置の製造方法 |
JP3648025B2 (ja) * | 1997-10-06 | 2005-05-18 | 三菱レイヨン株式会社 | 中空糸膜束樹脂固定部の切断装置及び中空糸膜モジュールの製造方法 |
JP2011510831A (ja) * | 2008-02-05 | 2011-04-07 | ザ・ボーイング・カンパニー | 複合プライ切断の適応制御 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108421419A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-21 | 东莞理工学院 | 一种膜丝自动排布机及其膜组件生产设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103239997A (zh) | 2013-08-14 |
CN103239997B (zh) | 2016-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013158692A (ja) | 中空糸膜モジュールの製造方法および製造装置 | |
KR102263342B1 (ko) | 분리막 엘리먼트 | |
JP6516867B2 (ja) | 編機 | |
CN105235302B (zh) | 一种双稳态融合碳纤维增强复合材料 | |
PT1720637E (pt) | Unidade de filtração por membranas e processo para a produção de uma unidade de filtração por membranas | |
CN101703850A (zh) | 熔喷滤芯及其生产设备 | |
US20150360904A1 (en) | Mandrel with Wire Retainer | |
CA2620454A1 (en) | Device and method for cutting and winding a tubular resin film | |
CN105839297A (zh) | 一种铺网设备、网格线生产装置及生产装置的应用 | |
RU2548880C2 (ru) | Способы, системы и изделия, включая листовые изделия | |
JP2008126370A (ja) | 3次元マイクロ構造体、その製造方法、及びその製造装置 | |
CN203663568U (zh) | 卷绕式深层过滤滤芯及滤芯的卷绕装置 | |
JP4797820B2 (ja) | 配列ヘッド | |
CN106400302B (zh) | 层叠无纺布及空气净化机 | |
JP6516869B2 (ja) | 編機 | |
JP5666502B2 (ja) | 中空状多孔質膜およびその製造方法 | |
CN104968422A (zh) | 多孔性中空纤维膜以及多孔性中空纤维膜的制造方法 | |
CN211291201U (zh) | 带引线的自封底纸筒机 | |
JP5816776B1 (ja) | 光ファイバ束の製造方法 | |
CN203277955U (zh) | 一种光纤盘制装置 | |
CN202638295U (zh) | 外支撑增强型中空纤维纳滤膜 | |
JP6952470B2 (ja) | 中空糸膜クリンプ付与装置及び中空糸膜クリンプ付与方法 | |
CN215248816U (zh) | 一种pof热收缩膜恒力卷取装置 | |
CN110890598A (zh) | 一种卷芯成型机构 | |
KR101257622B1 (ko) | 금속 중공사 전구체 권취용 보빈 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130910 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130912 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131010 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160425 |