JP2013158032A - 設置装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信端末装置の通信状況を適切なタイミングで出力できるようにする。
【解決手段】携帯電話機1において中央制御部11は、外部装置(充電ケーブル7、充電台8)との接続を検出した際に、現在の通信状況を示す出力信号を出力する。例えば、外部装置(充電ケーブル7、充電台8)との接続を検出した際に、現在の通信状況(無線通信部13の通信状況、放送受信部16の受信状況)を報知したり、この通信状況を示す出力信号を外部装置(充電台8)に対して出力したりする。
【選択図】図2

Description

本発明は、設置装置及びプログラムに関する。
一般に、携帯電話機などの通信端末装置では、表示部全体に画像を表示するなどの一部の例外を除き、音声通信やメール通信などの無線通信の通信状況を示すアイコンを常時表示することが多い。また、地上波デジタル放送などのテレビ番組やラジオ番組の放送受信機能を備え、その通信状況を示すアイコンを常時表示しているものもある。このような通信状況を示すアイコン以外にも、例えば、電池残量を示すアイコン、メールの着信を示すアイコン、日時情報を示すアイコンなど、様々なアイコンを表示している。
しかしながら、アイコンを常時表示していると、ユーザはいつでも通信状況を確認できる反面、見慣れるなどで通信状況を気にかけなくなってしまうことが起こる。また、様々なアイコンを常時表示する場合、それらのアイコンとの表示のバランスを考慮して、それぞれのアイコンの表示サイズが小さくなったり、表示位置がお互いに近くなったりしてしまうため、ユーザが通信状況のみを確認することが困難になってしまう。
そこで、従来では、通信状況の常時表示を行わず、着信時に通信不可能な状態であれば、その旨を通知するようにした無線携帯端末装置が開示されている(特許文献1参照)。この無線携帯端末装置では、着信があると、充電台に設置(載置)されているか否かを判断し、設置されている場合には、充電が十分に行われている通話可能な状態であるか否かを判断し、充電が十分でなく通話不可能な状態であれば、その旨を通知するようにしている。
特開平08−079834号公報
しかしながら、上述のような無線携帯端末装置では、ユーザは着信があったときに通信不可能な状態を知り得たとしても、事前に着信不可能であるかを知ることはできない。また、この無線携帯端末装置の技術を放送受信に適用したものとすると、予約録画時刻になった際に、充電台に設置されているか否かを判断し、設置されていれば、充電が十分に行われているか、つまり、録画可能な状態であるか否かを判断し、充電が十分でなく録画不可能な状態であれば、その旨を通知するようにすることが考えられるが、予約録画時刻になったときにユーザが近くにいなければ、録画不可能な状態のままとなってしまう。
そこで本発明は、通信端末装置の通信状況を適切なタイミングで出力できる設置装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の設置装置は、通信手段を備える通信端末装置を設置する設置装置であって、前記通信手段の通信状況を検出する通信検出手段と、この通信検出手段によって検出された通信状況を示す出力信号を出力する出力手段と、を具備したことを特徴とする設置装置である。
本発明のプログラムは、コンピュータに対して、設置される通信端末装置側に備えられている通信手段の通信状況を検出する機能と、前記検出された通信状況を示す出力信号を出力する機能と、を実現させるためのプログラムである。
この発明によれば、通信端末装置の通信状況を適切なタイミングで出力することができ、その通信状況に応じた対処が可能となる。
通信端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 充電台8の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話機1の外観図。 充電台8の外観図。 通話履歴記憶部M2を説明するための図。 メール記憶部M3を説明するための図。 予約情報記憶部M4を説明するための図。 予約情報記憶部M4を説明するための図。 出力タイミング記憶部M6を説明するための図。 出力条件記憶部M7を説明するための図。 充電予定時間算出情報記憶部M8を説明するための図。 変更情報記憶部M9を説明するための図。 携帯電話機1の全体動作を示したフローチャート。 接続処理(図14のステップA8)を詳述するためのフローチャート。 出力条件が“毎回”の場合に実行開始される出力処理A(図15のステップB8)を詳述するためのフローチャート。 出力条件が“毎回”以外の場合に実行開始される出力条件判別処理(図15のステップB9)を詳述するためのフローチャート。 図17の動作に続くフローチャート。 図18の動作に続くフローチャート。 出力条件判別処理(図15のステップB9)の終了後に実行開始される出力処理B(図15のステップB10)を詳述するためのフローチャート。 困難な通信状況の場合に実行開始される通信状況変更処理(図15のステップB12)を詳述するためのフローチャート。 通信状況変更処理後に実行開始される出力処理C(図15のステップB13)を詳述するためのフローチャート。 充電台8の全体動作を示したフローチャート。
以下、図1〜図23を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、通信端末装置として携帯電話機、外部装置及び設置装置として充電台、さらに外部装置として充電ケーブルにそれぞれに適用した場合を例示したもので、図1は、携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、デジタルテレビ放送(例えば、ワンセグ地上デジタルテレビ放送)を受信可能なテレビ放送受信機能、デジタルラジオ放送(例えば、サンセグ地上デジタルラジオ放送)を受信可能なラジオ放送受信機能、受信した放送番組の予約記録を行う予約機能、記録された番組内容を再生出力する再生機能など、各種の機能を備えている。
携帯電話機1は、最寄りの基地局2A、交換機2Bから無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、この無線通信網2を介して他の携帯電話機1との間で通話可能状態となる。また、携帯電話機1は、無線通信網2を介してメール管理装置3に接続されると、電子メールの送受信が可能となる。また、携帯電話機1は、無線通信網2を介してインターネット4に接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能な状態となる。また、携帯電話機1は、テレビ局・ラジオ局5から送信基地局6を介して発信された地上波デジタル放送を受信することができる。なお、インターネットラジオのように無線通信網2、インターネット4を介してテレビ・ラジオ番組情報サーバ(図示せず)からデジタル放送をダウンロード受信することもできる。
携帯電話機1は、デジタルテレビ放送を受信すると、この受信した放送番組を映像データ、音声データなどに分離して出力したり、受信した放送番組を記録したりし、また、デジタルラジオ放送を受信すると、この放送の番組を音声出力したり、受信した放送の番組を記録したりする。一方、携帯電話機1は、その二次電池(図示せず)への充電時に、外部装置である充電ケーブル7に直接接続されたり、外部装置である充電台8を介して充電ケーブル7に接続されたりすると、外部装置(充電ケーブル7、充電台8、以下、同様)に接続されたことを検出するようにしている。充電台8は、例えば、AC電源に接続された充電機能及びデータ通信機能を備えたクレードルで、携帯電話機1が設置(接続)された際に、携帯電話機1側の二次電池に対して充電を行ったり、携帯電話機1との間でデータ通信を行ったりする。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置、メモリなどを有している。記憶部12は、図14〜図22に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されているプログラム記憶部M1のほか、後述する通話履歴記憶部M2、メール記憶部M3、予約情報記憶部M4、充電履歴記憶部M5、出力タイミング記憶部M6、出力条件記憶部M7、充電予定時間算出情報記憶部M8、変更情報記憶部M9などが設けられている。
無線通信部13は、無線部、ベースバンド部、多重分離部のなどを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部14を介して送話スピーカSPから音声出力させ、また、受話マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部14から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナ部15から発信出力させる。
放送受信部16は、テレビ放送受信部とラジオ放送受信部とを有し、それらを個別に起動可能なもので、携帯電話機などの通信端末装置向けの地上波デジタルテレビ放送、地上波デジタルラジオ放送と共に、電子番組表(EPG)などの番組情報も含めて受信可能となっている。この放送通信部16は、上述のアンテナ部15に接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。
アンテナ部15は、無線通信用と放送受信用として兼用可能なもので、手動・自動で伸縮・回転自在な構成となっており、その基端部はアンテナ可動部17に連結されている。アンテナ可動部17は、アンテナ部15を伸縮・回転させる機構部(電動モータ、ギアなど)を有し、中央制御部11の制御下でアンテナ部15を伸縮させたり、回転させたりすることで、その通信状況が良くなるようにアンテナ部15の長さ・方向を変更するようにしている。なお、アンテナ部15は、無線通信用と放送受信用を兼用した構成でなく、無線通信用と放送受信用が別々の構成でもよい。
表示部18は、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用し、例えば、文字情報、待受画像、テレビ映像などを表示させる。操作部19は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、中央制御部11は、入力操作信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)20は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC20から現在日時を取得する。報知部21は、サウンドスピーカ21A、LED(発光ダイオード)21B、振動モータ21Cを備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
ヒンジ可動部22は、携帯電話機1を構成する2つの筐体1A、1B(図4参照)を折り畳み可能及び回転可能に連結するヒンジ部1C(図4参照)に連結されていて、このヒンジ部1Cを可動させるための機構部(電動モータ、ギアなど)を有し、中央制御部11の制御下でヒンジ部1Cを回転駆動させることで、2つの筐体1A、1Bの連結状態に応じて携帯電話機1の形態(スタイル)を変更するようにしたものである。充電台接続部23は、充電台8の接点と接続されるコネクタ部で、携帯電話機1を設置した際に、充電台接続部23と充電台8の接点とが接続され、電池部24の二次電池への充電が行われる。充電ケーブル接続部25は、AC電源に接続された充電ケーブル7が直接接続されるコネクタ部である。
図3は、充電台8の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部31は、記憶部32内の各種のプログラムに応じてこの充電台8の全体動作を制御する中央演算処理装置などを有している。記憶部32は、図に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されているプログラム記憶部M10などを有している。中央制御部31は、携帯電話機接続部33に携帯電話機1が設置(接続)された際に、充電ケーブル接続部34が充電ケーブル7を介してAC電源に接続されていることを条件に、携帯電話機接続部33を介して携帯電話機1への給電を開始するほか、携帯電話機1との間で通信可能な状態となる。また、中央制御部31は、携帯電話機1から出力された信号を受信すると、その受信内容に応じて表示部35にメッセージを表示させたり、外部アンテナ可動部36を駆動したり、台座可動部37を駆動したりする。
外部アンテナ可動部36は、外部アンテナ部38の基端部に連結されていて、外部アンテナ部38を伸縮・回転させる機構部(電動モータ、ギアなど)を有し、中央制御部31の制御下でその外部アンテナ部38を伸縮させたり、回転させたりすることで、その通信状況が良くなるように外部アンテナ部38の長さ・方向を変更するようにしている。外部アンテナ部38は、携帯電話機1側のアンテナ部15に対する外部拡張用として設けられ、無線通信用と放送受信用として兼用可能なもので、手動・自動で伸縮・回転自在な構成となっており、中央制御部31は、携帯電話機1から所定の出力信号を受信した際に、携帯電話機1からの指示にしたがって外部アンテナ可動部36を駆動させるようにしている。なお、外部アンテナ部38は、無線通信用と放送受信用を兼用した構成でなく、無線通信用と放送受信用が別々の構成でもよい。
台座可動部36は、充電台8を構成する本体8A(図5参照)に対して回転可能・伸縮可能に取り付けられた台座8B(図5参照)を駆動するもので、この台座8Bを伸縮・回転させる機構部(電動モータ、ギアなど)を有し、中央制御部31の制御下で台座8Bを伸縮させたり、回転させたりすることで、通信状況が良くなるように台座8Bの高さ・方向を変更するようにしている。中央制御部31は、携帯電話機1から所定の出力信号を受信した際に、携帯電話機1からの指示にしたがって台座可動部36を駆動させるようにしている。また、中央制御部31は、携帯電話機1が設置(接続)されている状態において操作部39からの入力操作信号に応じた処理を実行する。
図4は、携帯電話機1の外観図である。
携帯電話機1は、それを構成する2つの筐体である操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの連結状態に応じてクローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなどに変更可能な2軸ヒンジタイプである。このヒンジ部1Cには操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとを折り畳み開閉するためのヒンジ軸(図示省略)と、このヒンジ軸とほぼ直交して一方の筐体を他方の筐体に対して回動するためのヒンジ軸(図示省略)を有し、これらのヒンジ軸は上述のヒンジ可動部22に連結されている。したがって、この2軸ヒンジタイプの携帯電話機1は、手動操作でスタイル変更が可能なほか、ヒンジ可動部22によってもスタイル変更が可能となっている。
表示部筐体1Bの上側一端部(ヒンジ部1Cの反対側)には、無線通信用と放送受信用として兼用可能なアンテナ部15が伸縮自在及び回転自在に取り付けられている。すなわち、このアンテナ部15は、手動操作によって回転・伸縮が可能なほか、上述したアンテナ可動部17によっても回転・伸縮可能に取り付けられている。また、操作部筐体1Aの下側部(ヒンジ部1Cの反対側)には、上述した充電ケーブル接続部25が設けられている。また、操作部筐体1Aの背面側(操作部の反対側)には、上述した充電台接続部23(図4では図示省略)が設けられている。
図5は、充電台8の外観図である。
充電台8を構成する本体8Aには、台座8Bが回転可能・伸縮可能に取り付けられている。すなわち、台座8Bは、手動操作によって回転・伸縮が可能なほか、台座可動部36によっても回転・伸縮が可能に取り付けられている。本体8Aは、携帯電話機1が設置される箱型の収納部8Cと、この収納部8Cの一側部から起立する板状の起立部8Dを有し、この起立部8Dの上端部には、上述した外部アンテナ部38が回転可能・伸縮可能に取り付けられている。すなわち、外部アンテナ部38は、無線通信用と放送受信用として兼用可能なアンテナで、手動によって回転・伸縮が可能なほか、外部アンテナ可動部36によっても回転・伸縮が可能に取り付けられている。また、本体8Aの前面部には、上述の表示部35が配置されていると共に、操作部39である確認キー39Aが設けられている。
図6は、通話履歴記憶部M2を説明するための図である。
通話履歴記憶部M2は、通話着信あるいは通話発信が行われる毎にその履歴情報を記憶するもので、「ID」、「種別」、「日時」、「相手」の各項目を有している。「ID」は、履歴情報を識別する情報(A01、A02、…)である。「種別」は、着信か発信かの種類を示す情報である。「日時」は、通話開始と通話終了の日時を示す情報であり、「相手」は、通話相手を示す電話番号、名前などである。なお、通話履歴記憶部M2は、発信の履歴情報と着信の履歴情報の両方を記憶する場合に限らず、例えば、着信の履歴情報だけを記憶したり、発信の履歴情報と着信の履歴情報を別々に記憶・管理したりするようにしてもよく、また、「日時」としては通話開始日時だけ記憶するようにしてもよい。
図7は、メール記憶部M3を説明するための図である。
メール記憶部M3は、メール着信あるいはメール発信が行われる毎にその履歴情報やメール内容を記憶するもので、「ID」、「種別」、「日時」、「相手」、「内容」の各項目を有している。「ID」は、メールを識別する情報(B01、B02、…)である。「種別」は、着信か発信かの種類を示す情報である。「日時」は、発信日時又は着信日時を示す情報であり、「相手」は、メール相手のメールアドレスや名前などである。
なお、「種別」、「日時」、「相手」は、メールの着信・発信を示す履歴情報(メール履歴)を構成するものである。「内容」は、メールのヘッダ情報や本文、添付ファイルの格納先などのメール内容である。このメール記憶部M3は、発信メールの履歴情報と着信メールの履歴情報の両方を記憶する場合に限らず、例えば、着信メールの履歴情報だけを記憶したり、発信メールの履歴情報と着信メールの履歴情報とを別々に記憶・管理したりするようにしてもよい。
図8は、予約情報記憶部M4を説明するための図である。
予約情報記憶部M4は、視聴や録画の予約情報を記憶するもので、「ID」、「種別」、「日時」、「番組情報」、「内容」の各項目を有している。「ID」は、予約情報を識別する情報(C01、C2、…)である。「種別」は、視聴予約か録画予約かの種類を示す情報である。「日時」は、視聴予約、録画予約の開始日時と終了日時を示す情報であり、「番組情報」は、チャンネル/周波数、番組名、出演者などの情報である。「内容」は、録画予約の実行によって録画された実データを示し、視聴予約が実行されても「内容」にはデータは無く、録画予約であっても、まだ実行されていないときには空となっている。
図9は、充電履歴記憶部M5を説明するための図である。
充電履歴記憶部M5は、電池部24に対して充電が行われる毎にその履歴情報を記憶するもので、「ID」、「種別」、「日時」の各項目を有している。「ID」は、履歴情報を識別する情報(D01、D02、…)である。「種別」は、充電台8に設置されたか、充電ケーブル7に直接接続されたかの種類を示す情報である。「日時」は、充電台8に設置(接続)された日時(充電開始日時)及び充電台8から外された日時(充電終了日時)と、充電ケーブル7に接続された日時(充電開始日時)及び充電台8から外された日時(充電終了日時)を示す情報である。
図10は、出力タイミング記憶部M6を説明するための図である。
出力タイミング記憶部M6は、外部装置(充電台8)に接続されたときの通信状況(無線通信の通信状況、放送受信の受信状況)を示す信号を出力するタイミングを記憶するもので、「ID」、「内容」、「設定フラグ」の各項目を有している。「ID」は、出力タイミングを識別する情報(E01、E02)である。「内容」は、その出力タイミングの内容を示す情報であり、「設定フラグ」は、現在有効な出力タイミングを示す情報である。
この「内容」として、2種類の出力タイミング、すなわち、「ID」が“E01”の出力タイミングである“確認キー押下後”と、「ID」が“E02”
の出力タイミングである“自動”を有している。この“確認キー押下後”は、充電台8側の確認キーK39Aが押下されたときに一定の条件下で現在の通信状況を出力することを示し、“自動”は、ユーザ操作に拘わらずに一定の条件下で現在の通信状況を出力することを示す出力タイミングである。「設定フラグ」は、“確認キー押下後”と“自動”のいずれか一方を現在有効な出力タイミングとして設定するもので、その値が
“1”に対応する「内容」が有効な出力タイミングであることを示している。なお、図10は、外部装置として充電台8に接続された場合の出力タイミングを示したが、外部装置としての充電ケーブル7側には、確認キー39Aが備えられていないために充電ケーブル7に接続されたときの通信状況の出力タイミングは、常に“自動”となる。
図11は、出力条件記憶部M7を説明するための図である。
出力条件記憶部M7は、現在の通信状況を出力する出力条件を記憶するもので、「ID」、「内容」、「設定フラグ」の各項目を有している。「ID」は、出力条件を識別する情報(F01、F02、…)である。「内容」は、その出力条件の内容を示す情報であり、「設定フラグ」は、現在有効な出力条件を示す情報である。この「内容」として5種類の出力条件を有している。すなわち、“毎回”、“通信困難の場合”、“通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”、“直前又は2時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”、“充電予定時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”を有している。「設定フラグ」は、上述した5種類のいずれか一つを現在有効な出力条件として設定するもので、その値が
“1”に対応する「内容」が有効な条件であることを示している。
「ID」が“F01”の出力条件、つまり、“毎回”は、充電ケーブル7に直接接続されたり、充電台8に設置されたりする毎に通信状況を出力すべきことを示している。「ID」が“F02”の出力条件、つまり、“通信困難の場合”は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、通信困難であることを条件に通信状況を出力すべきことを示している。なお、通信困難とは、電波受信レベルが低い通信/受信不良、通信/受信不可を意味している(以下、同様)。「ID」が“F03”の出力条件、つまり、“通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、通話履歴、メール、予約情報のうち、少なくともそのいずれかが記憶されていること、かつ、通信困難であることを条件に通信状況を出力すべきことを示している。
「ID」が“F04”の出力条件、つまり、“直前又は2時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、2時間以内の通話履歴、メール、予約情報のうち、少なくともそのいずれかが記憶されていること、かつ、通信困難であることを条件に通信状況を出力すべきことを示している。なお、「2時間以内」とは、通話履歴又はメールの場合には、現在日時を基準としてその前後2時間以内(同日とは限らない)を意味し、予約情報の場合には、現在日時から先の2時間以内(同日とは限らない)を意味している。また、「2時間以内」は、ユーザ操作で設定したもので、任意の時間を設定可能となっている。
「ID」が“F05”の出力条件、つまり、“充電予定時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、予め決められている算出方法によって求めた充電予定時間(後述する)以内の通話履歴、メール、予約情報のうち、少なくともそのいずれかが記憶されていること、かつ、通信困難であることを条件に通信状況を出力すべきことを示している。なお、この「充電予定時間以内」の考え方は、上述した「2時間以内」と同様である。
図12は、充電予定時間算出情報記憶部M8を説明するための図である。
充電予定時間算出情報記憶部M8は、上述した“充電予定時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”の出力条件が現在有効となっているときに、この充電予定時間を求める算出方法を記憶するもので、「ID」、「内容」、「設定フラグ」の各項目を有している。「ID」は、算出方法を識別する情報(G01、G02)である。「内容」は、算出方法を示す情報であり、「設定フラグ」は、現在有効な算出方法を示す情報である。この「内容」として2種類の算出方法、すなわち、“電池残量から算出”と、“充電履歴から算出”とを有している。
「設定フラグ」は、上述した2種類のいずれか一つを現在有効な算出方法として設定するもので、その値が
“1”に対応する「内容」が有効な算出方法であることを示している。「ID」が“G01”の算出方法、つまり、“電池残量から算出”は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、電池部24の電池残量を検出すると共に、この電池残量から充電予定時間(充電ケーブル7に接続されていると予測される時間、充電台8に設置されていると予測される時間)を算出する方法で、例えば、電池残量がほとんど無い場合には8時間、半分位の場合には5時間を充電予定時間として算出するようにしている。
「ID」が“G02”の算出方法、つまり、“充電履歴から算出”は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、充電履歴記憶部M5に記憶されている充電日時を参照して充電予定時間を算出する方法で、例えば、現在時刻が午後11時で、ほぼ毎日午後10時〜午前6時の間、充電台8に設置されているという充電履歴が記憶されている場合には、午後11時〜午前6時の7時間を充電予定時間として算出し、また、充電履歴の多くが毎日4時間位の場合には4時間を充電予定時間として算出するようにしている。なお、充電予定時間を算出するために参照する充電履歴は、充電ケーブル7と充電台8とを区別するようにしてもよい。つまり、充電ケーブル7に接続された場合には、「種別」が“充電ケーブル”の充電履歴のみを参照するようにしてもよい。
図13は、変更情報記憶部M9を説明するための図である。
変更情報記憶部M9は、充電ケーブル7に接続されたり、充電台8に設置されたりしている状態において、通信困難の場合にその通信状況を変更(改善)するための変更情報を記憶するもので、充電台8に設置されている場合の変更情報(図13(A)参照)と、充電ケーブル7に接続されている場合の変更情報(図13(B)参照)とを別々に記憶するようにしている。そして、変更情報記憶部M9は、「ID」、「内容」、「設定フラグ」の各項目を有し、「ID」は、変更情報を識別する情報である。「内容」は、変更情報を示す情報であり、「設定フラグ」は、現在有効な変更情報を示す情報である。
充電台8に関する変更情報記憶部M9の「内容」には、図13(A)に示すように、
“変更しない”、“外部アンテナ伸長+回転”、“台座伸長+回転”を有している。ここで、「ID」が“H01” の変更情報、つまり、“変更しない”は、通信困難な場合でも充電台8側の通信状況を特に変更しないことを示している。“「ID」が“H02”の変更情報、つまり“外部アンテナ伸長+回転”は、上述の外部アンテナ部38によってアンテナ37Aを伸長させたり、回転させたりすることによって、その通信状況を改善させることを示している。「ID」が“H03”の変更情報、つまり、“台座伸長+回転”は、上述の台座可動部36によって台座8Bを伸縮させたり、回転させたりすることによってアンテナ37Aの通信状況を改善させることを示している。なお、「内容」は、“変更しない”、“外部アンテナ伸長+回転”、“台座伸長+回転”に限らず、“外部アンテナ伸長”、“台座伸長”などを含めるようにしてもよい。
また、充電ケーブル7に関する変更情報記憶部M9の「内容」には、図13(B)に示すように、“変更しない”、“アンテナ伸長+回転”、“筐体スタイル変更”を有している。ここで、「ID」が“I01”
の変更情報、つまり、“変更しない”は、通信困難な場合でも携帯電話機1側の通信状況を特に変更しないことを示し、「ID」が“I02” の変更情報、つまり、“アンテナ伸長+回転”は、上述のアンテナ可動部17によってアンテナ部15を伸長させたり、回転させたりすることによって、その通信状況を改善させることを示している。「ID」が“I03”の変更情報、つまり、“筐体スタイル変更”は、上述のヒンジ可動部22によって操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの連結状態を変えてスタイルを変更させ、このスタイルに応じて通信状況を改善させることを示している。なお、「内容」は、“変更しない”、“アンテナ伸長+回転”、“筐体スタイル変更”に限らず、“アンテナ伸長”、“筐体スタイル+アンテナ伸長”などを含めるようにしてもよい。
次に、この実施形態における携帯電話機1、充電台8の動作概念を図14〜図23に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
図14は、携帯電話機1の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、電源供給を開始させて所定のメモリなどを初期化する電源オン処理を実行したのち、所定の待受画像を読み出して表示させたり、基地局2Aとの間で通信を行って位置登録をしたりする待受処理を行う(ステップA2)。そして、操作部19をアクセスして操作有無をチェックし、情報設定を指示する設定操作が行われると(ステップA3でYES)、その設定操作に応じた設定処理として、例えば、予約情報記憶部M4の予約情報、出力タイミング記憶部M6、出力条件記憶部M7、充電予定時間算出情報記憶部M8、変更情報記憶部M9に対してその「設定フラグ」などを設定する処理を行う(ステップA4)。その後、上述のステップA3に戻る。
また、中央制御部11は、充電台接続部23、充電ケーブル接続部25をアクセスすることによって充電台8に設置(接続)されたこと、あるいは充電ケーブル7に接続されたことを検出すると(ステップA5でYES)、RTC20から現在日時を取得し、この現在日時を充電台8あるいは充電ケーブル7に接続された日時(充電開始日時)とする充電履歴(充電終了日時を除く)を生成して、充電履歴記憶部M5に追加記憶させる(ステップA6)。そして、充電台接続部23、充電ケーブル接続部25を制御して電池部24への充電を開始させたのち(ステップA7)、現在の通信状況を検出すると共に、必要に応じてその通信状況を変更したり、通信状況を示す出力信号を出力したりする後述の接続処理を実行したのち(ステップA8)、上述のステップA3に戻る。
このように外部装置(充電ケーブル7又は充電台8)に接続されている状態において、携帯電話機1が充電台8から外されたこと、あるいは充電ケーブル7から外されたことを検出すると(ステップA9でYES)、充電台接続部23、充電ケーブル接続部25を制御して電池部24への充電を終了させると共に(ステップA10)、現在日時を充電台8あるいは充電ケーブル7から外された日時(充電終了日時)として、この充電終了日時を充電履歴記憶部M5に記憶させたのち(ステップA11)、上述のステップA3に戻る。
また、予約情報記憶部M4をアクセスして視聴・録画の開始時刻と現在日時とを比較した結果、いずれかの開始時刻(予約時間)の到来を検出した際には(ステップA12でYES)、放送受信部16を起動してテレビ放送/ラジオ放送を受信可能としたのち(ステップA13)、その予約情報の「番組情報」で示されるチャンネル/周波数の番組を受信し、その「種別」が“視聴”であれば、受信番組の映像データ、音声データを出力させ、“録画”であれば、受信番組の映像データ、音声データを記録する視聴/録画処理を行う(ステップA14)。その後、上述のステップA3に戻る。
また、無線通信部13から通話着信又はメール着信を受けたときには(ステップA15でYES)、通話履歴又は受信メールを、対応する通話履歴記憶部M2、メール記憶部M3に追加記憶させたのち(ステップA16)、通話可能な状態とする通話処理又は受信メールを表示する表示処理を行う(ステップA17)。また、電源オフ操作が行われたときには(ステップA18でYES)、電源オフ処理を行い(ステップA19)、その他の操作が行われたときには(ステップA20でYES)、操作に応じた処理として、例えば、発信処理などを行う(ステップA21)。その後、上述のステップA3に戻る。
図15は、接続処理(図14のステップA8)を詳述するためのフローチャートである。
この接続処理は、外部装置(充電ケーブル7又は充電台8)に接続されることによって実行開始され、現在の通信状況を検出してその通信状況を変更したり、その通信状況を示す出力信号を出力したりする処理である。先ず、中央制御部11は、充電台8に設置(接続)されているのか、充電ケーブル7に接続されているのかを判別する(ステップB1)。いま、充電ケーブル7に接続されていれば(ステップB1でNO)、予め設定されている出力条件に応じた出力処理に移るが(ステップB6〜B10)、充電台8に設置されていれば(ステップB1でYES)、出力タイミング記憶部M6をアクセスして「設定フラグ」が“1”の出力タイミングを読み出し(ステップB2)、その「ID」が“E01”で、その「内容」が“確認キー押下後”に該当するかを調べる(ステップB3)。
いま、「設定フラグ」が“1”の出力タイミングの「内容」が“自動”であれば(ステップB3でNO)、出力条件に応じた出力処理に移るが(ステップB6〜B10)、その「内容」が“確認キー押下後”であれば(ステップB3でYES)、充電台8側から確認キー39Aの操作を示す信号を受信したかを調べる(ステップB4)。ここで、充電台8に設置されてから所定時間(例えば、30秒)が経過しても確認キー39Aの操作信号を受信しなければ(ステップB5でYES)、この時点で接続処理を終了して図14のステップA3に戻るが、確認キー39Aの操作信号を受信したときには(ステップB4でYES)、出力条件記憶部M7をアクセスして「設定フラグ」が“1”の出力条件を読み出す(ステップB6)。
そして、この出力条件の「ID」が“F01”で「内容」が“毎回”であれば(ステップB7でYES)、充電台8に設置されたり、充電ケーブル7に接続されたりする毎に、現在の通信状況を出力する出力処理A(図16)の実行に移るが(ステップB8)、「ID」が“F01”以外であれば(ステップB7でNO)、出力条件記憶部M7の設定内容を参照して出力条件を判別する出力条件判別処理(図17〜図19)を実行したのち(ステップB9)、その判別結果に応じて現在の通信状況を出力する出力処理B(図20)の実行に移る(ステップB10)。
その後、現在の通信状況(無線通信の通信状況、放送受信の受信状況)から困難な通信状況(通信/受信不良、通信/受信不可)であるかを調べ(ステップB11)、困難な通信状況でなければ、この時点で図14のステップA3に戻るが、困難な通信状況であれば(ステップB11でYES)、アンテナ部15を伸縮させたり、回転させたりすることで、その通信状況を変更する通信状況変更処理(図21)を行う(ステップB12)。この通信状況変更処理によって通信状況を変更しても困難な通信状況のままであれば、その通信状況を出力する出力処理C(図22)の実行に移る(ステップB13)。
図16は、出力条件が“毎回”の場合に実行開始される出力処理A(図15のステップB8)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、無線通信の通信状況を出力する処理を行う(ステップC1〜C5)。すなわち、無線通信部13からの信号に基づいてその通信状況を検出する(ステップC1)。この場合、通信可/不可を検出すると共に通信可であれば、通信レベル(電波の受信レベル)も検出するようにしている。そして、この無線通信の通信状況に応じた出力信号Aを表示部18から出力させると共に(ステップC2)、この出力信号Aに応じたメッセージを表示部18から出力させる(ステップC3)。
例えば、通信レベルを数値表示したり、アイコン表示するほか、「通信状況が悪いため、通話やメールができません」、「通信状況があまり良くないため、通話やメールができない可能性があります」などのメッセージを表示したりして現在の通信状況を報知する。そして、充電台8に設置されているのか、充電ケーブル7に接続されているのかを判別し(ステップC4)、充電ケーブル7に接続されている場合には(ステップC4でNO)、放送受信の受信状況を出力する処理に移るが(ステップC6〜C10)、充電台8に設置されている場合には(ステップC4でYES)、現在の通信状況に応じた出力信号Aを充電台8に対して出力する(ステップC5)。
放送受信の受信状況を出力する処理においては、先ず、放送受信部16からの信号に基づいてその通信状況を検出する(ステップC6)。この場合、受信可/不可を検出すると共に受信可であれば、受信レベルも検出するようにしている。そして、この放送受信の通信状況に応じた出力信号Bを表示部18から出力させると共に(ステップC7)、この出力信号Bに応じたメッセージを表示部18から出力させる(ステップC8)。例えば、通信レベルを数値表示したり、アイコン表示したりするほか、「テレビ放送を受信できません」、「テレビ放送の受信が困難です」などのメッセージを表示したりして現在の通信状況を報知する。
そして、充電台8に設置されているのか、充電ケーブル7に接続されているのかを判別し(ステップC9)、充電ケーブル7に接続されていれば(ステップC9でNO)、この出力処理Aを終了して図15のフローに戻るが、充電台8に設置されていれば(ステップC9でYES)、現在の通信状況に応じた出力信号Bを充電台8に対して出力したのち(ステップC10)、図15のフローに戻る。
図17〜図19は、出力条件が“毎回”以外の場合に実行開始される出力条件判別処理(図15のステップB9)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、出力条件記憶部M7を参照し、その「設定フラグ」が“1”の「ID」は“F02”であるかを調べ(ステップD1)、その「ID」が“F02”で、その「内容」が“通信困難の場合”であれば(ステップD1でYES)、無線通信の通信状況を出力すると判別すると共に(ステップD2)、放送受信の通信状況を出力すると判別する(ステップD3)。
また、「ID」が“F03”であれば(ステップD4でYES)、その「内容」は“通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”であるため、通話履歴記憶部M2、メール記憶部M3を参照し、通話履歴又はメールが記憶されているかを調べ(ステップD5)、記憶されていれば、無線通信の通信状況を出力すると判別し(ステップD6)、記憶されていなければ(ステップD5でNO)、無線通信の通信状況を出力しないと判別する(ステップD7)。同様に、予約情報記憶部M4を参照し、現在時刻より未来の予約情報が記憶されているかを調べ(ステップD8)、記憶されていれば、放送受信の通信状況を出力すると判別するが(ステップD9)、記憶されていなければ(ステップD8でNO)、放送受信の通信状況を出力しないと判別する(ステップD10)。
また、「設定フラグ」が“1”の「ID」が“F03”でなければ(ステップD4でNO)、図18のフローに移り、「ID」は“F04”であるかを調べ(ステップD11)、“F04”であれば、その「内容」は、“直前又は2時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”であるため、通話履歴記憶部M2、メール記憶部M3を参照し、現在日時の過去5分以内(直前)の通話履歴、メールが記憶されているかを調べる(ステップD12)。いま、該当する通話履歴、メールが記憶されていれば、無線通信の通信状況を出力すると判別し(ステップD14)、記憶されていなければ(ステップD12でNO)、現在時刻を基準にその前後2時間以内の通話履歴、メールが記憶されているかを調べる(ステップD13)。
ここで、2時間以内の通話履歴、メールが記憶されていれば(ステップD13でYES)、無線通信の通信状況を出力すると判別し(ステップD14)、記憶されていなければ(ステップD13でNO)、無線通信の通信状況を出力しないと判別する(ステップD15)。同様に、予約情報記憶部M4を参照し、現在日時から2時間以内の予約情報が記憶されているかを調べ(ステップD16)、記憶されていれば、放送受信の通信状況を出力すると判別するが(ステップD17)、記憶されていなければ(ステップD16でNO)、放送受信の通信状況を出力しないと判別する(ステップD18)。
また、「設定フラグ」が“1”の「ID」が“F04”でなければ(ステップD11でNO)、「ID」は“F05”ということになる。図19のフローに移り、「ID」が“F05”の「内容」は“充電予定時間以内の通話履歴/メール/予約情報があり、通信困難の場合”であるために、充電予定時間算出情報記憶部M8を参照して「設定フラグ」が“1”の充電予定時間算出情報を読み出し(ステップD19)、その「ID」は“G01”であるかを調べる(ステップD20)。いま、「ID」が“G01”で、その「内容」が“電池残量からの算出”であれば、電池部24の電池残量を検出すると共に(ステップD21)、この電池残量から充電予定時間を算出するが(ステップD22)、「ID」が“G01”でなければ(ステップD20でNO)、充電履歴記憶部M5から充電履歴を読み出すと共に(ステップD23)、現在日時と充電履歴とから充電予定時間を算出する(ステップD24)。
そして、通話履歴記憶部M2、メール記憶部M3を参照し、現在日時の過去5分以内の通話履歴又はメールが記憶されているかを調べ(ステップD25)、記憶されていれば、無線通信の通信状況を出力すると判別し(ステップD27)、記憶されていなければ(ステップD25でNO)、現在時刻の前後で充電予定時間以内の通話履歴又はメールが記憶されているかを調べる(ステップD26)。ここで、該当する通話履歴又はメールが記憶されていれば、無線通信の通信状況を出力すると判別し(ステップD27)、記憶されていなければ(ステップD26でNO)、無線通信の通信状況を出力しないと判別する(ステップD28)。同様に、予約情報記憶部M4を参照し、現在日時から充電予定時間以内の予約情報が記憶されているかを調べ(ステップD29)、記憶されていれば、放送受信の通信状況を出力すると判別するが(ステップD30)、記憶されていなければ(ステップD29でNO)、放送受信の通信状況を出力しないと判別する(ステップD31)。
図20は、出力条件判別処理(図15のステップ)の終了後に実行開始される出力処理B(図15のステップB10)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、上述した出力条件判別処理において無線通信の通信状況を出力すると判別されているかを調べ(ステップE1)、出力しないと判別されているときには、放送受信の受信状況を出力する処理に移るが(ステップE8〜E14)、出力すると判別されているときには(ステップE1でYES)、無線通信の通信状況を検出し(ステップE2)、電波受信レベルが低い通信不良、通信不可であるか、つまり、困難な通信状況であるかを調べる(ステップE3)。
いま、困難な通信状況でなければ、ステップE8に移るが、困難な通信状況であれば(ステップE3でYES)、その通信状況に応じた出力信号Aを表示部18から出力させると共に(ステップE4)、この出力信号Aに応じたメッセージを表示部18から出力させる(ステップE5)。そして、充電台8に設置されているのか、充電ケーブル7に接続されているのかを判別し(ステップE6)、充電ケーブル7に接続されていれば(ステップE6でNO)、ステップE8に移るが、充電台8に設置されていれば(ステップE6でYES)、現在の通信状況に応じた出力信号Aを充電台8に対して出力したのち(ステップE7)、ステップE8に移る。
放送受信の受信状況を出力する処理(ステップE8〜E14)においても上述の場合と同様に、上述の出力条件判別処理において放送受信の通信状況を出力しないと判別されているときには(ステップE8でNO)、この出力処理Bを終了して図15のフローに戻るが、出力すると判別されているときには(ステップE8でYES)、放送受信の通信状況を検出して(ステップE9)、困難な通信状況であるかを調べる(ステップE10)。
いま、困難な通信状況でなければ、図15のフローに戻るが、困難な通信状況であれば(ステップE10でYES)、その通信状況に応じた出力信号Bを表示部18から出力させると共に(ステップE11)、この出力信号Bに応じたメッセージを表示部18から出力させる(ステップE12)。そして、充電台8に設置されているのか、充電ケーブル7に接続されているのかを判別し(ステップE13)、充電ケーブル7に接続されていれば(ステップE13でNO)、図15のフローに戻るが、充電台8に設置されていれば(ステップE13でYES)、現在の通信状況に応じた出力信号Bを充電台8に対して出力したのち(ステップE14)、図15のフローに戻る。
図21は、困難な通信状況の場合に実行開始される通信状況変更処理(図15のステップB12)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、充電台8に設置されているのか、充電ケーブル7に接続されているのかを判別し(ステップF1)、充電台8に設置されていれば、充電台8に関する変更情報記憶部M9を参照して、「設定フラグ」が“1”の変更情報を読み出し(ステップF2)、その「ID」は“H01”であるか(ステップF3)、“H02”
であるかを調べる(ステップF4)。いま、「ID」が“H01”で、その「内容」が“変更しない”であれば(ステップF4でYES)、この時点で通信状況変更処理を終了して図15のフローに戻る。
また、「設定フラグ」が“1”の「ID」が“H02”で、その「内容」が“外部アンテナ伸長+回転”であれば(ステップF4でYES)、この“外部アンテナ伸長+回転”を指示する出力信号Cを充電台8に対して出力する(ステップF5)。この場合、中央制御部11は、通信状況を検出・確認しながら外部アンテナ部38の伸長・回転を指示し、最も通信状況が良くなるように外部アンテナ部38の長さ・方向を変更させる。また、「ID」が“H02”でなければ、つまり、“H03”で、その「内容」が“台座伸長+回転”であれば(ステップF4でNO)、この“台座伸長+回転”を指示する出力信号Dを充電台8に対して出力する(ステップF6)。この場合、中央制御部11は、通信状況を検出・確認しながら台座8Bの伸長・回転を指示し、最も通信状況が良くなるように台座8Bの高さ・方向を変更させる。
一方、充電ケーブル7に接続されていれば(ステップF1でNO)、充電ケーブル7に関する変更情報記憶部M9を参照し、「設定フラグ」が“1”の変更情報を読み出し(ステップF7)、その「ID」は“I01”
であるか(ステップF8)、“I02” であるかを調べる(ステップF9)。いま、「ID」が“I01”で、その「内容」が“変更しない”であれば(ステップF8でYES)、この時点で通信状況変更処理を終了して図15のフローに戻る。
また、「ID」が“I02”で、その「内容」が“アンテナ伸長+回転”であれば(ステップF9でYES)、このアンテナ可動部17を駆動させてアンテナ部15を伸長させたり、回転させたりする(ステップF10)。この場合、中央制御部11は、通信状況を検出・確認しながら自己のアンテナ部15を伸長させたり、回転させたりすることによって最も通信状況が良くなるアンテナ部15の長さ・方向に変更するようにしている。また、「ID」が“I02”でなければ、つまり、“I03”で、その「内容」が“筐体スタイル変更”であれば(ステップF9でNO)、ヒンジ可動部22を駆動させて筐体スタイルを変更させる(ステップF11)。この場合、中央制御部11は、通信状況を検出・確認しながら筐体スタイルを変更することによって最も通信状況が良くなる筐体スタイルに変更するようにしている。なお、最も通信状況が良くなる筐体スタイルをユーザが予め設定できるようにしてもよい。
なお、上述の通信状況変更処理において、無線通信と放送受信のうち、より困難な方の通信状況を優先して変更するようにしてもよい。また、無線通信、放送受信のいずれを優先するかを予め決めておくようにしてもよい。更に、通信履歴、メール履歴、予約情報から先に通信がありそうだと予測できる方を優先するようにしてもよい。
図22は、通信状況変更処理後に実行開始される出力処理C(図15のステップB3)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、通信状況を検出して無線通信は困難な通信状況のままかを調べ(ステップG1)、通信状況変更処理によって通信状況が改善されたときには(ステップG1でNO)、放送受信の受信状況を出力する処理に移るが(ステップG6〜G10)、困難な通信状況のままであれば(ステップG1)、その通信状況に応じた出力信号Aを表示部18から出力させると共に(ステップG2)、この出力信号Aに応じたメッセージを表示部18から出力させる(ステップG3)。そして、充電台8に設置されていれば(ステップG4でYES)、現在の通信状況に応じた出力信号Aを充電台8に対して出力する(ステップG5)。
放送受信の受信状況を出力する処理(ステップG6〜G10)においても上述の場合と同様に、通信状況を検出して放送受信は困難な通信状況のままかを調べ(ステップG6)、困難な通信状況が改善されれば、この出力処理の終了となるが、困難な通信状況のままであれば(ステップG6でYES)、その通信状況に応じた出力信号Bを表示部18から出力させると共に(ステップG7)、この出力信号Bに応じたメッセージを表示部18から出力させる(ステップG8)。そして、充電台8に設置されていれば(ステップG9でYES)、現在の通信状況に応じた出力信号Bを充電台8に対して出力する(ステップG10)。
図23は、充電台8の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部31は、携帯電話機接続部33をアクセスし、携帯電話機1の設置(接続)を検出すると(ステップH1でYES)、携帯電話機1に対する給電を開始する(ステップH2)。この状態において、確認キー39Aが操作されると(ステップH3でYES)、確認キー39Aの操作信号を携帯電話機1に対して出力する(ステップH4)。一方、携帯電話機1から出力信号Aを受信すると(ステップH5でYES)、この出力信号Aを表示部35に出力し(ステップH6)、この出力信号Aに応じたメッセージを表示部35から出力させる(ステップH7)。同様に、携帯電話機1から出力信号Bを受信すると(ステップH8でYES)、この出力信号Bを表示部35に出力し(ステップH9)、この出力信号Bに応じたメッセージを表示部35から出力させる(ステップH10)。
また、携帯電話機1から出力信号Cを受信すると(ステップH11でYES)、外部アンテナ可動部36を駆動させて外部アンテナ部38を伸長させたり、回転させたりする(ステップH12)。この場合、中央制御部31は、携帯電話機1から受信した出力信号Cに応じて外部アンテナ部38を伸長させたり、回転させたりするだけでなく、通信状況を検出・確認しながら外部アンテナ部38を伸長させたり、回転させたりすることによって、最も通信状況が良くなるように外部アンテナ部38の長さ・方向を変更させるようにしてもよい。また、携帯電話機1から出力信号Dを受信すると(ステップH13でYES)、台座可動部37を駆動させて台座8Bを伸長させたり、回転させたりする(ステップH14)。この場合、中央制御部31は、携帯電話機1から受信した出力信号Dに応じて台座8Bを伸長させたり、回転させたりするだけでなく、通信状況を検出・確認しながら台座8Bを伸長させたり、回転させたりすることによって、最も通信状況が良くなるように台座8Bの高さ・方向を変更させるようにしてもよい。また、携帯電話機1の接続が外れたことを検出すると(ステップH15でYES)、携帯電話機1への給電を停止させる(ステップH16)。
以上のように、この実施形態の携帯電話機1において中央制御部11は、外部装置(充電ケーブル7、充電台8)との接続を検出した際に、現在の通信状況を示す出力信号を出力するようにしたので、携帯電話機1の通信状況を適切なタイミングで出力することができ、その通信状況に応じた対処が可能となる。例えば、充電台8への設置、充電ケーブル7への接続時にはユーザがその携帯電話機1側にいる可能性が高く、また、携帯電話機1がしばらくその状態のままとなって通信状況が今後あまり変わらない可能性が高いために、適切なタイミングで通信状況を出力することができる。
困難な通信状況であることが検出された場合に、その困難である旨を示す出力信号を出力するようにしたので、ユーザにあっては携帯電話機1の置き場所を変えたり、アンテナを伸ばしたりするなど、ユーザは何らかの対処を行うことができる。このようにユーザが通信状況を知る必要があるときに通信状況を出力することができる。
外部装置との接続を検出した際に、通信状況を報知するようにしたので、適切なタイミングで通信状況を報知することができる。
通信状況を示す出力信号を外部装置に対して出力するようにしたので、この外部装置では、通信状況を示す出力信号に基づいて報知を行ったり、通信状況を変更したりするなど、各種の対処が可能となる。
通信に関連する履歴情報、通信に関連する予約情報のいずれかが記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしたので、例えば、音声通話の通話履歴、メールの通信履歴、テレビ放送の録画予約情報など、通信に関連する履歴情報や予約情報が記憶されているということは、外部機器と接続されている間に通信が利用される可能性が高くなるため、ユーザが通信状況を知る必要があるときに通信状況を出力することができる。
現在時刻から所定時間以内の時刻情報を有する履歴情報・予約情報のうち、少なくともそのいずれかが記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしたので、例えば、現在時刻の直前の通信履歴、別の日の現在時刻と同じ時間帯の通信履歴、現在時刻の直後の予約情報など、所定時間内の履歴情報や予約情報が記憶されているということは、外部機器と接続されている間に通信が利用される可能性が高くなるため、ユーザが通信状況を知る必要があるときに通信状況を出力することができる。
外部装置との接続予定時間を算出し、この接続予定時間に含まれる時刻情報を有する履歴情報・予約情報のいずれかに該当する情報が記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしたので、外部装置との接続予定時間に含まれる履歴情報や予約情報が記憶されているということは、外部機器と接続されている間に通信が利用される可能性が高くなるため、ユーザが通信状況を知る必要があるときに通信状況を出力することができる。
通信状況の検出結果に基づいて通信状況を変更するようにしたので、例えば、アンテナを伸ばしたり、筐体のスタイルを変更したり、充電台8の向きを変更したり、充電台8の外部アンテナを伸ばしたりすることによって、良好な通信状況に変更することができる。
音声通信、メール通信、放送受信に関する通信状況を、適切なタイミングで出力することができる。
携帯電話機1を設置する充電台8は、通信状況を検出すると共に、この通信状況を示す出力信号を出力するようにしたので、設置された携帯電話機1の通信状況を出力することができる。
充電台8は、困難な通信状況であることが検出された場合に、その困難である旨を示す出力信号を出力するようにしたので、ユーザにあっては携帯電話機1の置き場所を変えたり、アンテナを伸ばしたりするなど、ユーザは何らかの対処を行うことができる。このようにユーザが通信状況を知る必要があるときに通信状況を出力することができる。
充電台8は、通信状況を示す出力信号を報知するようにしたので、携帯電話機1の通信状況を報知することができる。
充電台8は、携帯電話機1の設置に応じて携帯電話機1から出力される通信状況を示す出力信号を受信すると、この出力信号に基づいて携帯電話機1の通信状況を検出するようにしたので、携帯電話機1から出力される出力信号を受信するだけで通信状況を検出することができる。
充電台8は、携帯電話機1の設置が検出された際に、携帯電話機1の通信状況を示す出力信号を出力するようにしたので、携帯電話機1が設置された際には、ユーザがその携帯電話機1の側にいる可能性が高く、また、携帯電話機1がしばらくその状態のままとなって通信状況があまり変わらない可能性が高いために、適切なタイミングで通信状況を出力することができる。
充電台8側の確認キーK39Aが押下されたときに携帯電話機1側の通信状況を出力するようにしたので、ユーザが所望するタイミングで通信状況を出力することができる。
充電台8は、通信状況の検出結果に基づいて通信状況を変更するようにしたので、例えば、アンテナを伸ばしたり、台座の高さや方向を変更したりすることによって、良好な通信状況に変更することができる。
なお、上述した実施形態においては、音声通話の通話履歴、メールの通信履歴、テレビ放送の録画予約情報など、通信に関連する履歴情報、通信に関連する予約情報のいずれかが記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしたが、通信に関連する履歴情報及び予約情報の両方が記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしてもよい。これによって外部機器に接続されている間に通信が利用される可能性が更に高くなる。
同様に、上述した実施形態においては、この接続予定時間に含まれる時刻情報を有する履歴情報・予約情報のいずれかに該当する情報が記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしたが、その履歴情報及び予約情報が記憶されている場合に、通信状況を示す出力信号を出力するようにしてもよい。これによって外部機器に接続されている間に通信が利用される可能性が更に高くなる。
上述した実施形態においては、出力信号A、Bに応じてメッセージを表示するようにしたが、報知方法は任意であり、光、音、振動など、任意の報知方法であってもよい。
上述した実施形態においては、携帯電話機1が充電台8に設置された場合に、携帯電話機1と充電台8の両方でメッセージを表示するようにしたが、どちらか一方でのみ表示するようにしてもよく、また、その優先順位を予め設定できるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、通信状況の変更方法として、携帯電話機1が充電台8に設置された際には、充電台8における変更方法とし、携帯電話機1が充電ケーブル7に接続された際には、携帯電話機1における変更方法としたが、例えば、充電台8の台座8Bを回転させると共に、携帯電話機1の筐体のスタイルを変更するといったように、複数の変更方法を組み合わせるようにしても良い。
また、上述した実施形態において携帯電話機1は、クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなどに変更可能な2軸ヒンジタイプを例示したが、筐体のスタイルはこれらに限らず、携帯電話機1の筐体の構造に応じた任意のスタイルであってもよい。
また、上述した実施形態においては、通信を、音声通話、メール通信、テレビ放送受信としたが、Webサイトへのアクセス、配信情報の受信、ラジオ放送受信など、任意の通信であってもよい。
また、上述した実施形態において携帯電話機1は、発信と着信の両方の通話履歴やメールに基づいて通信状況を示す出力信号を出力するか否かを判別するようにしたが、着信のみでもよく、また、通話履歴のみでもメールのみでもよい。
また、上述した実施形態においては、出力条件を複数記憶し、それらの中からいずれかの出力条件を利用するようにしたが、より簡易に常に1つの出力条件のみを利用するようにしてもよい。同様に、出力タイミング、充電予定時間算出、通信状況変更であっても、より簡易に常に1つの出力タイミング、充電予定時間算出、通信状況変更を利用するようにしてもよい。
外部装置、設置装置としては充電台8や充電ケーブル7に限らず、例えば、充電機能の無い設置台など、携帯電話機1と接続可能な任意の外部装置、設置装置であってもよい。
その他、通信端末装置としては携帯電話機1に限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、通信機能を備える任意の端末装置であってもよい。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
付記1記載の発明は、通信手段を備える通信端末装置を設置する設置装置であって、前記通信手段の通信状況を検出する通信検出手段と、この通信検出手段によって検出された通信状況を示す出力信号を出力する出力手段と、を具備したことを特徴とする設置装置であるである。
(付記2)
前記出力手段は、前記通信検出手段によって困難な通信状況であることが検出された場合に、その困難である旨を示す出力信号を出力する、ようにしたことを特徴とする付記1に記載の設置装置である。
(付記3)
前記出力手段によって出力された出力信号に基づいて報知を行う報知手段を更に備え、前記出力手段は、前記通信状況を示す出力信号を前記報知手段に対して出力する、ようにしたことを特徴とする付記1または2に記載の設置装置である。
(付記4)
前記通信端末装置の設置に応じて前記通信手段から出力される通信状況を示す出力信号を受信する受信手段を更に備え、前記通信検出手段は、前記受信手段によって受信された出力信号に基づいて前記通信手段の通信状況を検出する、ようにしたことを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の設置装置である。
(付記5)
前記通信端末装置の設置を検出する設置検出手段を更に備え、前記出力手段は、前記設置検出手段によって通信端末装置の設置が検出された際に、前記通信状況を示す出力信号を出力する、ようにしたことを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の設置装置である。
(付記6)
前記出力手段による出力を指示する指示手段を更に備え、前記出力手段は、前記指示手段によって報知を指示された場合に、前記通信状況を示す出力信号を出力する、ようにしたことを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の設置装置である。
(付記7)
前記通信検出手段による通信状況の検出結果に基づいて前記通信状況を変更する変更手段を更に備える、ようにしたことを特徴とする付記1から6のいずれかに記載の設置装置である。
(付記8)
コンピュータに対して、設置される通信端末装置側に備えられている通信手段の通信状況を検出する機能と、前記検出された通信状況を示す出力信号を出力する機能と、を実現させるためのプログラムである。
1 携帯電話機
2 無線通信網
3 メール管理装置
4 インターネット
5 テレビ局・ラジオ局
7 充電ケーブル
8 充電台
8B 台座
11 中央制御部
12 記憶部
13 無線通信部
15 アンテナ部
16 放送受信部
17 アンテナ可動部
18 表示部
19 操作部
20 RTC
21 報知部
22 ヒンジ可動部
23 充電台接続部
24 電池部
25 充電ケーブル接続部
31 中央制御部
32 記憶部
33 携帯電話機接続部
34 充電ケーブル接続部
35 表示部
36 外部アンテナ可動部
37 台座可動部
38 外部アンテナ部
39 操作部
39A 確認キー
M1、M10 プログラム記憶部
M2 通話履歴記憶部
M3 メール記憶部
M4 予約情報記憶部
M5 充電履歴記憶部
M6 出力タイミング記憶部
M7 出力条件記憶部
M8 充電予定時間算出情報記憶部
M9 変更情報記憶部

Claims (8)

  1. 通信手段を備える通信端末装置を設置する設置装置であって、
    前記通信手段の通信状況を検出する通信検出手段と、
    この通信検出手段によって検出された通信状況を示す出力信号を出力する出力手段と、
    を具備したことを特徴とする設置装置。
  2. 前記出力手段は、前記通信検出手段によって困難な通信状況であることが検出された場合に、その困難である旨を示す出力信号を出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の設置装置。
  3. 前記出力手段によって出力された出力信号に基づいて報知を行う報知手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記通信状況を示す出力信号を前記報知手段に対して出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の設置装置。
  4. 前記通信端末装置の設置に応じて前記通信手段から出力される通信状況を示す出力信号を受信する受信手段を更に備え、
    前記通信検出手段は、前記受信手段によって受信された出力信号に基づいて前記通信手段の通信状況を検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の設置装置。
  5. 前記通信端末装置の設置を検出する設置検出手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記設置検出手段によって通信端末装置の設置が検出された際に、前記通信状況を示す出力信号を出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の設置装置。
  6. 前記出力手段による出力を指示する指示手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記指示手段によって報知を指示された場合に、前記通信状況を示す出力信号を出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の設置装置。
  7. 前記通信検出手段による通信状況の検出結果に基づいて前記通信状況を変更する変更手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の設置装置。
  8. コンピュータに対して、
    設置される通信端末装置側に備えられている通信手段の通信状況を検出する機能と、
    前記検出された通信状況を示す出力信号を出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。

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