JP2006340175A - 携帯電話、携帯電話用プログラム、および半導体素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者の身体状態を検出し、利用者が操作する手間なく身体状態に応じた音楽を自動的に再生することができる携帯電話を提供する。
【解決手段】 カメラ10で取得した画像から人間の顔面、目、および口などを認識する。また、同時にスピーカ12から会話音声を発し、マイク11に返答音声が入力までの時間を測定する。単位時間あたりの瞬き回数、呼吸数、会話反応時間などを測定し、基準データを作成する。測定値が基準データから所定の割合以上外れた場合、家庭内サーバ3を介してオーディオ機器4から音楽を発生、または芳香発生器5から香りを発生する。
【選択図】 図3
【解決手段】 カメラ10で取得した画像から人間の顔面、目、および口などを認識する。また、同時にスピーカ12から会話音声を発し、マイク11に返答音声が入力までの時間を測定する。単位時間あたりの瞬き回数、呼吸数、会話反応時間などを測定し、基準データを作成する。測定値が基準データから所定の割合以上外れた場合、家庭内サーバ3を介してオーディオ機器4から音楽を発生、または芳香発生器5から香りを発生する。
【選択図】 図3
Description
この発明は、身体状態を検出する携帯電話、携帯電話用プログラム、および半導体素子に関する。
近年、携帯電話は多機能化しており、家庭内の機器を操作するリモートコントローラ(以下、リモコンという。)として用いることができる携帯電話も提案されている(例えば特許文献1参照)。このような携帯電話は、簡易に他種類の機器を操作することができる。
特開2001−320458号公報
特許文献1に記載の携帯電話は、一つの携帯電話で家庭内の他種類の機器を操作することができるが、家庭内の機器を操作するには手動でキー操作しなければならなかった。
また、オーディオ機器で音楽を再生する場合は、利用者の身体状態によって聴きたい音楽が異なり、例えば身体が緊張状態にある時などはリラックスできる音楽を聴きたい場合が多いが、特許文献1の携帯電話を用いても、利用者の身体状態に応じた音楽を即座に再生することができず、利用者が手動で選曲操作をしなければならなかった。
一方で、カメラや加速度センサ等を内蔵した多機能な携帯電話も普及している。このような携帯電話は、カメラで撮影した画像を編集することも可能であり、多様な処理を行うことができる高度な処理部を内蔵している。しかし、内蔵カメラはただ単に画像を撮影するだけに用いられ、加速度センサは携帯電話を操作するため(携帯電話を数字の形に揺動させて数字入力する等)だけに用いられるものであった。
この発明は、内蔵するカメラ等を用いて利用者の身体状態を検出し、身体状態が基準外となった場合に、リモコンでの手動操作に代えて自動的に外部機器を制御することができるようにした携帯電話を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、人間の顔面の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得した画像からその人間の身体状態を検出する画像分析手段と、検出した身体状態が所定の基準外となったときに、外部に情報を発信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、CCDカメラなどの撮像素子を用いて人間の顔面の画像を取得する。取得した画像を用いて、画像分析をし、その人間の身体状態を検出する。身体状態が所定の基準外であると判断した場合外部に情報を送信する。例えば、家庭内のオーディオ機器に情報を発信し、オーディオ機器はこれを受信したときにあらかじめ決められた楽音(リラックスする音楽)を発する。
請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記画像分析手段は、所定時間あたりの瞬き回数、または呼吸数を検出することで身体状態を検出することを特徴とする。
この発明では、所定時間あたりの瞬き回数、または所定時間あたりの呼吸数を検出する。呼吸数は、例えばCCDカメラの赤外領域で吐息の熱を検出してこれをカウントする。単位時間あたりの瞬き回数または呼吸回数が基準外となった場合に外部に情報を発信する。
請求項3に記載の発明は、上記発明において、会話音声を発する音声出力部と、人間の音声を入力する音声入力手段と、音声出力部が会話音声を発してから前記音声入力手段に人間の音声が入力されるまでの時間を計測することで身体状態を検出する会話反応検出手段をさらに備えたことを特徴とする。
この発明では、会話音声を発し、それを聞いた人間が返答音声を発して入力されるまでの時間を測定する。返答が入力までの時間が基準外となった場合に外部に情報を発信する。
請求項4に記載の発明は、上記発明において、3軸方向の加速度を検出する加速度センサと、前記加速度センサの検出した加速度から身体の姿勢状況を判定する姿勢状況判定手段と、をさらに備え、前記通信手段は、前記姿勢状況判定手段が検出した身体の姿勢状況が所定の基準外となったときに外部に情報を発信することを特徴とする。
この発明では、3軸加速度センサを用いて検出した加速度から身体の姿勢を判定する。携帯電話を身につけ、この携帯電話の姿勢変動を日々測定することで基準を作成する。姿勢変動が基準よりも所定割合外となった場合に外部に情報を発信する。
請求項5に記載の発明は、上記発明において、前記画像分析手段が検出する所定時間あたりの瞬き回数、呼吸数、会話音声を発してから人間の音声が入力されるまでの時間、および身体の姿勢状況のうち少なくとも2項目の検出を行い、前記通信手段は、いずれか1項目について基準外となったときに情報を発信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記通知手段は、香りまたは楽音を発する指示を外部に送信することを特徴とする。
この発明では、身体状態が所定の基準外であると判断した場合、家庭内の芳香発生器などに香りを発するように指示、またはオーディオ機器等に楽音を発するように指示する。
請求項7に記載の発明は、携帯電話に、人間の顔面の画像を取得する画像取得手順、前記画像取得手順で取得した画像からその人間の身体状態を検出する身体状態検出手順、検出した身体状態が所定の基準外となったときに、外部に情報を発信する通信手順、を実行させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、上記発明において、前記身体状態検出手順は、所定時間あたりの瞬き回数、または呼吸数を検出、または会話音声を発してから人間の音声が入力されるまでの時間を計測することで身体状態を検出する手順を含む、ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記通信手順は、香りまたは楽音を発する指示を外部に送信する手順を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、携帯電話に組み込まれ、該携帯電話に、人間の顔面の画像を取得する画像取得手順、前記画像取得手順で取得した画像からその人間の身体状態を検出する身体状態検出手順、検出した身体状態が所定の基準外となったときに、外部に情報を発信する通信手順、を実行させるための携帯電話用プログラムを記録したことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、上記発明において、前記身体状態検出手順は、所定時間あたりの瞬き回数、または呼吸数を検出、または会話音声を発してから人間の音声が入力されるまでの時間を計測することで身体状態を検出する手順を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、上記発明において前記通信手順は、香りまたは楽音を発する指示を外部に送信する手順を含むことを特徴とする。
以上のようにこの発明によれば、携帯電話に搭載したCCDカメラなどの撮像素子で人間の顔面の画像を取得して身体状態を検出し、身体状態が基準外となった場合に外部に情報を発信するので、外部機器はこれに応じた種々の処理(例えば、家庭内のオーディオ機器からリラックスできる楽音を発する等)を自動的に行うことができる。
この実施形態の携帯電話を利用したホームネットワークは、以下のような機能を有する。携帯電話に搭載したCCDカメラなどの撮像素子で取得した画像から人間(利用者)の顔面を認識し、認識した顔面の画像分析をすることで瞬き回数や呼吸回数などの身体状態を検出する。身体状態が基準外(瞬き、呼吸回数が基準よりも少なすぎる等)であると判断した場合には家庭内サーバに情報を送信し、オーディオ機器から楽音を発したり、芳香発生器から香りを発したりすることで利用者がリラックスできる環境を提供する。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態である携帯電話を利用したホームネットワークについて説明する。
図1は、携帯電話の外観図である。図2は携帯電話用ホルダの外観図である。
図1に示すように、携帯電話1は、前面の画像を撮影するカメラ10、音声を入力するマイク11、着信用音声等を出力するスピーカ12、種々の映像を表示する表示部13、および複数のボタンなどからなる操作部14を備えている。これらの機能部は、携帯電話装置全体の制御を行う制御部(後述する)に接続されており、携帯電話1のユーザは、操作部14を操作して外部と音声通話、情報通信等を行うことができる。また、カメラ10で静止画および動画を撮影して内蔵記憶部(図示せず)に保存し、取得した画像について様々な画像処理を行うこともできる。
図2において、この携帯電話用ホルダ2は、机上等の平坦部に固定され、携帯電話を保持するためのものである。また、家庭内のコンセントから電源供給を受けて動作し、接続される携帯電話1のバッテリ(図示せず)に電源を供給することができる。携帯電話用ホルダ2は、机上等の平坦部に固定される固定台26、固定台の上部に接続されて回動可能な円形台27、および円形台27に接合されて携帯電話を保持するL型台28を備えている。
L型台28は、携帯電話下部のI/Oコネクタ(レセプタクル)21(図3参照)と接続するためのI/Oコネクタ(プラグ)22を上面部に備えている。I/Oコネクタ22は凸形状であり、携帯電話1の凹形状のI/Oコネクタ21がはめ込まれることによって携帯電話1と結合される。I/Oコネクタ22は、携帯電話1に電源を供給するための接点と、携帯電話1とデータ送受信を行う端子を備えている。同図(B)にL型台28の断面図を示す。このI/Oコネクタ22、L型台28の上面部、および背面部で同図(B)に示すように携帯電話1を携帯電話用ホルダ2に保持することが可能である。なお、L型台28の上面部前側(携帯電話1の前面側)にさらに凸部を設けてもよい。これにより携帯電話を背面、前面で挟み込むことが可能となり、携帯電話をさらに安定に保持することができる。
L型台28は、駆動部24Bによって水平方向の回転軸を中心として回動することが可能である。駆動部24Bは、図示は省略するがL型台28を回動させる駆動力を発生するモータやギヤ機構(オームギヤ)などを備えている。なお、この例では携帯電話1を保持するための台を、L型台として説明しているが、外観形状は図示したようなL型に限るものではなく、携帯電話を保持し、水平方向を軸として回動可能なものであればどのような形状であってもよい。
L型台28に接合される円形台27は、固定台26に備えた駆動部24Aによって鉛直方向の回転軸を中心として回動することが可能である。駆動部24Aは、図示は省略するが円形台27を回動させる駆動力を発生するモータやギヤ機構(オームギヤ)などを備えている。なお、この例では円形台として説明しているが、外観形状は円形に限るものではなく、固定台に接続され、鉛直方向を軸として回動可能なものであればどのような形状であってもよい。また、固定台も図2に示すような円柱形状に限るものではない。
駆動部24Aおよび駆動部24Bは、携帯電話用ホルダ2に内蔵の制御部(後述する)に接続され、携帯電話1のカメラ10が目的の画像を撮影できるように(画像撮影対象が存在する方向に向くように)回動角度を制御される。
次に、図3を参照して携帯電話を利用したホームネットワークの各機能部の接続構成について説明する。図3は、携帯電話を利用したホームネットワークの構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯電話1の画像取得手段であるカメラ10、音声入力手段であるマイク11、音声出力手段であるスピーカ12、表示部13、および操作部14はバスを介して制御部16に接続されている。また、制御部16は、バスを介して、加速度センサ15、RAM17、ROM18、サーバ通信部19、シリアル通信部20、およびI/Oコネクタ21と接続されている。マイク11に入力された音声は、制御部16で音声データに変換される。音声データは、サーバ通信部19に出力され、センタサーバ(図示せず)などを介して他の電話等に送信される。また、サーバ通信部19から受信された他の電話からの音声データは、制御部16で音声信号に変換され、通話用のスピーカ(図示せず)から発音される。これにより、他の電話等と音声会話が可能となる。なお、着信用音声等を出力するスピーカ12と通話用のスピーカは別に備えていてもよいし、いずれか1つのスピーカを共用としてもよい。例えばスピーカ12から通話音声を出力すればよい。
また、制御部16は、ユーザが操作部14で入力したテキストデータ、カメラ10で撮影した画像データ等の各種データをサーバ通信部19からセンタサーバなどを介して他の携帯電話に送信することが可能である。
また、制御部16は、ROM18に記憶されているプログラムを読み出し、RAM17に展開することで様々な処理を行うことができる。例えば、ユーザがカメラ10で撮影した画像データについて、特定の画像を認識する画像認識処理を行うことが可能である。
加速度センサ15は、3軸(X軸,Y軸,Z軸)センサであり、各軸方向への加速度を検出する。検出した各軸方向への加速度は、制御部16に入力され、制御部16は、携帯電話1の揺動方向を判断することが可能である。
シリアル通信部20は、家庭内サーバ3とデータ送受信をすることができるインタフェースであり、BlueTooth等の無線通信によって構成されている。なお、これ以外にもシリアルデータ通信が可能なものであればどのようなものであってもよい。
家庭内サーバ3は、オーディオ機器4、および芳香発生器5と接続されており、オーディオ機器4に楽音の発生(音楽再生)を指示し、芳香発生器5に香りを発するように指示する。このように、家庭内サーバ3は、携帯電話1(または携帯電話用ホルダ2)と通信するための通信機能と、オーディオ機器4、芳香発生器5を制御する制御機能を備えている。
I/Oコネクタ21は、携帯電話1の電源供給端子であるとともに、シリアルデータ通信可能な汎用インタフェースである。I/Oコネクタ21には様々な機器を接続することができるが、本実施形態では、このI/Oコネクタ21を携帯電話用ホルダ2のI/Oコネクタ22に接続することで、携帯電話1と携帯電話用ホルダ2の間で通信を行う。
携帯電話用ホルダ2のI/Oコネクタ22は、制御部23に接続されている。制御部23は、I/Oコネクタ22を介して携帯電話1とデータ送受信を行う。制御部23は、駆動部24Aおよび駆動部24Bに接続され、携帯電話1のカメラ10が所定の画像を撮影できるように回動角度を制御する。すなわち、以下のような処理を行う。
携帯電話1のI/Oコネクタ21と携帯電話用ホルダ2のI/Oコネクタ22が接続されると、携帯電話1のカメラ10は画像を撮影し、制御部16に入力する。制御部16は、入力された画像から特定の画像(ここでは人間の顔面)を認識する。制御部16は、認識した画像について、カメラ撮影範囲の座標位置の情報に変換する。この座標位置に基づいて駆動制御信号をI/Oコネクタ21およびI/Oコネクタ22を介して携帯電話用ホルダ2の制御部23に伝達する。制御部23は、駆動制御信号に基づいて、カメラ撮影範囲の中心座標位置に認識画像の座標位置が一致するように、すなわち、カメラ10の撮影範囲の中心に撮影対象がくるように、駆動部24Aと駆動部24Bを制御する。具体的には後に詳しく述べるが、携帯電話1が向きを変えられたことによる画像移動方向と移動偏差からフィードバックされた信号で円形台27とL型台28を駆動させ、偏差が無くなるように制御する。
このようにして、携帯電話用ホルダ2が人間の顔面を自動追尾し、ユーザが手動で調整することなくカメラ10で目的の画像を正確に撮影することができる。
なお、上記例では携帯電話1の制御部16が、特定の画像(人間の顔面)を認識する例を示したが、携帯電話1に画像認識専用の処理部を備えていてもよい。画像認識専用の処理部としては、例えば専用ICチップ、またはDSP等を用いる。
以上の例では、携帯電話が追尾対象の画像を認識し、その座標を割り出して撮影範囲中心部に撮影対象がくるように、携帯電話用ホルダ2に駆動制御信号を送信する構成としたが、これらの画像認識は、携帯電話用ホルダ2の制御部23が行ってもよいし、携帯電話用ホルダ2に画像認識専用の処理部を設けてもよい。このようにすれば、携帯電話1は、カメラ10で撮影した画像を携帯電話用ホルダ2に送信するのみで、自動追尾処理を携帯電話用ホルダ2側が行うこともできる。
また、上記自動追尾処理は、携帯電話1のI/Oコネクタ21と携帯電話用ホルダ2のI/Oコネクタ22を接続することがトリガとなる例を示したが、ユーザが携帯電話1の操作部14を操作して、自動追尾処理を開始する指示をしてもよい。
画像認識プログラムは、人間の顔面の画像を所定の認識アルゴリズムに基づいて認識する。例えば、カメラ10で取得した画像を複数の小領域に分割して、それぞれの画像をあらかじめ登録しておいた顔パターンと照合する等の処理である。また、カラー画像を取得して肌色と一致するか判定してもよい。
携帯電話用ホルダ2の制御部23は、通信部25に接続されている。この通信部25は家庭内サーバ3と接続される。制御部23は、通信部25、および家庭内サーバ3を介して家庭内のオーディオ機器4から異常発生の警告音を発する。通信部25は、有線LAN等で家庭内サーバ3と接続されるように構成されていてもよいし、無線LAN等で接続されるようにしてもよい。また、BlueTooth等の無線通信により接続されてもよい。
ここで言う異常発生とは、携帯電話1の制御部16が人間の顔面を認識できない状態を言う。また、認識した人間の顔面が円形台27とL型台28の回動可能範囲の限界に近く(例えば認識している人間が大きく移動したとき等)、カメラ10の撮影範囲の中心に人間の顔面がくるように移動することができない場合も異常発生として警告音を発するようにする。警告音としては、「認識されません」、「追尾可能範囲外です」などの音声を発するようにすればよい。
また、携帯電話1のスピーカ12から警告音を発するようにしてもよい。携帯電話1の制御部16は、人間の顔面を認識できない場合、内部音源(ROM18に記憶)などを用いて警告音をスピーカ12から発するようにする。人間の顔面を認識したとしても、携帯電話用ホルダ2の制御部23が、円形台27とL型台28の回動可能範囲外に存在すると判断した場合、異常発生を通知する情報を携帯電話1の制御部16に送信し、制御部16は、警告音をスピーカ12から発するようにする。なお、携帯電話1のシリアル通信部20から家庭内サーバ3を介してオーディオ機器4から異常発生の警告音を発するようにしてもよい。
次に、ユーザの身体状態を検出する処理であるモニタ処理について説明する。以下のモニタ処理は、上述した携帯電話用ホルダ2の自動追尾と連動して行うこともでき、携帯電話単体で行うこともできる。
上述したように、携帯電話1のカメラ10は、人間の顔面の画像を取得する。取得した画像に基づいて以下の2種類の検出動作を行う。
(1)瞬き回数測定
制御部16は、人間の顔面を認識し、輪郭の座標から人間の目の位置を検出する。このとき、画像処理によって目を直接認識するようにしてもよい。その後、制御部16は、取得した目の画像から瞬きの頻度を測定する。例えば1分間の瞬き回数を測定する。これを継続的に行い、所定の測定数(例えば5個)で移動平均を算出し、単位時間あたりの瞬きの平均回数を測定する。移動平均は、所定数の測定データの平均値を計算し、時間経過とともに測定データを更新して求める平均値である。なお、それぞれの測定データに、現在値に近いほど重み付けをして移動平均を算出してもよい。なお、移動平均に限らず、ばらつき(イレギュラーな測定値)を平均化する処理であればどのような計算をしてもよい。
制御部16は、人間の顔面を認識し、輪郭の座標から人間の目の位置を検出する。このとき、画像処理によって目を直接認識するようにしてもよい。その後、制御部16は、取得した目の画像から瞬きの頻度を測定する。例えば1分間の瞬き回数を測定する。これを継続的に行い、所定の測定数(例えば5個)で移動平均を算出し、単位時間あたりの瞬きの平均回数を測定する。移動平均は、所定数の測定データの平均値を計算し、時間経過とともに測定データを更新して求める平均値である。なお、それぞれの測定データに、現在値に近いほど重み付けをして移動平均を算出してもよい。なお、移動平均に限らず、ばらつき(イレギュラーな測定値)を平均化する処理であればどのような計算をしてもよい。
制御部16は、瞬きの回数がこの平均回数から所定範囲外(例えば±20%)となった場合に、家庭内サーバ3に疲労情報を送信する。家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(疲労を軽減させる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(疲労を軽減させる芳香)を発するように設定する。なお、楽音と香りを同時に発するように設定してもよいし、いずれか一方を発するように設定してもよい。また、携帯電話用ホルダ2に接続されている場合には、この携帯電話用ホルダ2を介して家庭内サーバに疲労情報を送信してもよい。
このように、携帯電話1は、瞬きの回数から人間の疲労度測定を行うことができる。これは、疲労が蓄積されると瞬きが極端に少なくなる現象を利用するものである。疲労の蓄積を検出した場合は、オーディオ機器4から疲労を軽減する音楽(ヒーリングミュージックなど)を自動的に発したり、芳香発生器5から疲労を軽減する香り(木の香りなど)を自動的に発したりするので、ユーザが手動で操作することなく疲労軽減できる環境を提供できる。
(2)呼吸回数測定
携帯電話1のカメラ10は、人間の顔面の画像を取得する。制御部16は、人間の顔面を認識し、顔の輪郭の座標から人間の口および鼻の位置を検出する。このとき、画像処理によって口および鼻を直接認識するようにしてもよい。その後、制御部16は、取得した画像の赤外領域を検出する。携帯電話1のカメラ10は、赤外領域に感度を有するものであり、制御部16は、取得した画像について赤外領域を切り出すことができる。制御部16は、切り出した赤外領域の画像から吐息を検出する。人間の吐息は、周囲よりも温度が高くなるため、赤外領域の画像ではこの吐息を画像認識により検出することができる。その後、制御部16は、呼吸の頻度を測定する。例えば1分間の呼吸回数を測定する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、単位時間あたりの基準呼吸回数を測定する。
携帯電話1のカメラ10は、人間の顔面の画像を取得する。制御部16は、人間の顔面を認識し、顔の輪郭の座標から人間の口および鼻の位置を検出する。このとき、画像処理によって口および鼻を直接認識するようにしてもよい。その後、制御部16は、取得した画像の赤外領域を検出する。携帯電話1のカメラ10は、赤外領域に感度を有するものであり、制御部16は、取得した画像について赤外領域を切り出すことができる。制御部16は、切り出した赤外領域の画像から吐息を検出する。人間の吐息は、周囲よりも温度が高くなるため、赤外領域の画像ではこの吐息を画像認識により検出することができる。その後、制御部16は、呼吸の頻度を測定する。例えば1分間の呼吸回数を測定する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、単位時間あたりの基準呼吸回数を測定する。
制御部16は、呼吸回数がこの基準呼吸回数から所定範囲外となった場合に、家庭内サーバ3に緊張情報を送信する。家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(リラックスさせる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(リラックスさせる芳香)を発するように設定する。なお、この場合においても楽音と香りを同時に発するように設定してもよいし、いずれか一方を発するように設定してもよい。また、携帯電話用ホルダ2に接続されている場合には、この携帯電話用ホルダ2を介して家庭内サーバに緊張情報を送信してもよい。
このように、携帯電話1は、呼吸回数から人間の緊張度測定を行うことができる。これは、緊張度が高まると呼吸回数が極端に多くなる現象を利用するものである。緊張を検出した場合は、オーディオ機器4から緊張を軽減する音楽(リラクゼーションミュージックなど)を自動的に発したり、芳香発生器5から緊張を軽減する香り(ハーブの香りなど)を自動的に発したりするので、ユーザが手動で操作することなくリラックスできる環境を提供できる。
また、モニタ処理は、上述の画像処理以外にも以下の検出動作によっても行うことができる。
携帯電話1の制御部16は、内部音源などを用いて会話音声をスピーカ12から発するようにする。会話音声を発した後、マイク11に返答が入力されるまでの時間を測定する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、平均反応時間を測定する。
制御部16は、反応時間がこの平均時間から所定範囲外となった場合に、家庭内サーバ3に、集中度低下情報を送信する。家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(集中力を高める音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(集中力を高める芳香)を発するように設定する。なお、この場合においても楽音と香りを同時に発するように設定してもよいし、いずれか一方を発するように設定してもよい。また、携帯電話用ホルダ2に接続されている場合には、この携帯電話用ホルダ2を介して家庭内サーバ3に集中度低下情報を送信してもよい。
このように、携帯電話1は、会話反応時間から人間の集中度を測定することができる。これは、集中度が低下すると反応時間が極端に遅くなる現象を利用するものである。集中度の低下を検出した場合は、オーディオ機器4から集中力を高める音楽(クラシカルミュージックなど)を自動的に発したり、芳香発生器5から集中力を高める香り(柑橘系の香りなど)を自動的に発したりするので、ユーザが手動で操作することなく集中力を高める環境を提供することができる。
以上の処理(瞬き、呼吸、会話反応)は、いずれか1つを行ってもよいし、2つ以上の処理を同時に行うようにしてもよい。無論全てを同時に行うことも可能である。2以上の処理を同時に行う場合であっても、いずれか1つで身体状態が基準外(過度の疲労、過度の緊張、など)となった場合に家庭内サーバ3に各種情報を送信するようにしてもよいし、複数の項目で基準外となったときに、まとめて家庭内サーバ3に送信するようにしてもよい。家庭内サーバ3では、複数項目での身体状態基準外(過度の疲労、かつ過度の緊張など)に対応する音楽、香りも規定しておく。なお、身体状態が基準外となり、その後しばらくしてから身体状態が基準内として検出された場合、楽音および香りの発声を停止する。
以上のモニタ処理は、主として携帯電話用ホルダ2の自動追尾と連動して行うものであるが、携帯電話1単体で行うモニタ処理として以下のような変形例が可能である。
(1)姿勢変動測定
携帯電話1の加速度センサ15は、検出した加速度を制御部16に入力する。制御部16は、入力された3軸の加速度から、携帯電話の揺動方向(携帯電話の姿勢変動)を演算する。ここでは、携帯電話の姿勢変動からユーザの携帯電話の使用状況を推測する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、平均姿勢変動を測定する。
携帯電話1の加速度センサ15は、検出した加速度を制御部16に入力する。制御部16は、入力された3軸の加速度から、携帯電話の揺動方向(携帯電話の姿勢変動)を演算する。ここでは、携帯電話の姿勢変動からユーザの携帯電話の使用状況を推測する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、平均姿勢変動を測定する。
制御部16は、姿勢変動がこの平均から所定範囲外となった場合に、家庭内サーバ3に苛立ち情報を送信する。家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(リラックスさせる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(リラックスさせる芳香)を発するように設定する。
このように、携帯電話1は、姿勢変動からユーザの苛立ち度を測定することができる。苛立っている場合は携帯電話の操作が乱暴になり、揺動が激しくなる現象を利用するものである。苛立ちを検出した場合は、緊張軽減と同様に、オーディオ機器4から苛立ちを軽減する音楽(リラクゼーションミュージックなど)を自動的に発したり、芳香発生器5から苛立ちを軽減する香り(ハーブの香りなど)を自動的に発したりするので、ユーザが手動で操作することなくリラックスできる環境を提供することができる。
(2)操作速度測定
携帯電話1の操作部14は、ユーザからの操作情報(どのボタンが押下された等)を制御部16に入力する。制御部16は、各ボタンの押された時間間隔を測定する。ここでは、各ボタンの押された時間間隔を測定し、ユーザの操作速度を測定する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、平均操作速度を測定する。
携帯電話1の操作部14は、ユーザからの操作情報(どのボタンが押下された等)を制御部16に入力する。制御部16は、各ボタンの押された時間間隔を測定する。ここでは、各ボタンの押された時間間隔を測定し、ユーザの操作速度を測定する。これを継続的に行い、所定の測定回数(例えば5回)で移動平均を算出し、平均操作速度を測定する。
制御部16は、操作速度がこの平均から所定範囲外となった場合に、家庭内サーバ3に苛立ち情報を送信する。家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(リラックスさせる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(リラックスさせる芳香)を発するように設定する。また、携帯電話用ホルダ2に接続されている場合には、この携帯電話用ホルダ2を介して家庭内サーバに苛立ち情報を送信してもよい。
このように、携帯電話1は、操作速度からユーザの苛立ち度(焦り度)を測定することができる。苛立っている(焦っている)場合は携帯電話の操作が乱暴になり、携帯電話の操作が速くなる現象を利用するものである。苛立ちを検出した場合は、緊張軽減と同様に、オーディオ機器4から苛立ちを軽減する音楽(リラクゼーションミュージックなど)を自動的に発したり、芳香発生器5から苛立ちを軽減する香り(ハーブの香りなど)を自動的に発したりするので、ユーザが手動で操作することなくリラックスできる環境を提供することができる。
以上の処理(姿勢変動、操作速度)は、いずれか1つを行ってもよいし、2つの処理を同時に行うようにしてもよい。無論、上述した瞬き、呼吸、会話反応時間等の処理と同時に行うことも可能である。2以上の処理を同時に行う場合であっても、いずれか1つで身体状態が基準外となった場合に家庭内サーバ3に各種情報を送信するようにしてもよいし、複数の項目で異常が発生したときに、まとめて家庭内サーバ3に送信するようにしてもよい。
また、以上の処理(姿勢変動、操作速度)は、継続的に毎日測定し、ユーザの生活パターンとしてデータベース化するようにしてもよい。測定データがこのユーザの生活パターンから大きく外れた場合、身体に何らかの異常が発生しているとして種々の処理を行うようにする。例えば上述したように家庭内サーバ3に基準外となった情報を送信し、これに応じた音楽(リラックスさせる音楽)や香り(リラックスさせる芳香)を発するようにする。また、身体状態が基準外となった場合、携帯電話の通話機能を用いてセンタサーバなどに情報送信してもよい。センタサーバは身体状態を示す情報を受信したとき、その携帯電話を呼び出すようにしてもよいし、予め指定された連絡先に転送するようにしてもよい。
一方で、身体状態が基準外となったときに行う処理は、以上の態様に限るものではない。例えば、疲労が蓄積されて瞬きが極端に少なくなった場合(眠気を感じている場合)に、心地よく眠れるための音楽(緩やかなリズムの音楽、波の音や川のせせらぎ等)を発してもよい。家庭内サーバ3は、疲労情報を受信して、身体が眠気を感じている状態と判定したときに、その眠気を軽減するための音楽を発するようにしてもよいし、逆に睡眠を促進する音楽を発するようにしてもよい。複数のモード(睡眠促進モード、覚醒モード等)を家庭内サーバ3に設定しておき、ユーザがモード切替できるようにすればよい。また、家庭内サーバ3にさらに家庭内の照明コントローラを接続して眠気を感じている状態と判定したときに、徐々に照明を暗くするようにしてもよい。
次に、図4を参照して本実施形態の携帯電話1および携帯電話用ホルダ2の動作について詳細に説明する。図4は、携帯電話1および携帯電話用ホルダ2の自動追尾動作を示すフローチャートである。
携帯電話1を携帯電話用ホルダ2に接続することがこの動作を開始するトリガとなる。なお、接続後にユーザが携帯電話1の操作部14を用いてプログラムを読み出すように指示することがトリガとなってもよい。まず携帯電話1は、モニタ処理を行うプログラムを読み出す(s10)。つまり、携帯電話1のカメラ10を起動し、画像撮影の準備を行う。携帯電話用ホルダ2は、イニシャライズ処理を行う(s20)。イニシャライズ処理は、駆動部24Aと駆動部24Bの駆動位置を駆動可能範囲の中心位置にする。このとき、前回自動追尾をしており、駆動部24Aと駆動部24Bの位置を変更していた場合は、前回の駆動位置を携帯電話用ホルダ2の内蔵記憶部(図示せず)に記憶させておき、この位置に設定するようにしてもよい。また、携帯電話1の記憶部に記憶させておき、これを読み出すようにしてもよい。イニシャライズ処理を終えると携帯電話用ホルダ2は、携帯電話1にスタンバイが完了した情報を送信し(s21)、携帯電話1はこれを受信する(s11)。
携帯電話1は、スタンバイが完了した情報を受信すると、カメラ10から画像を取得し、人間の顔面を画像処理によって認識する(s12)。このとき、顔面が認識できなければ異常発生として警告を発する(s13)。上述したように、警告は、携帯電話1のスピーカ12から発してもよいし、家庭内のオーディオ機器4から発するようにしてもよい。
人間の顔面が認識された場合、カメラ撮影範囲内のどの位置に存在するかの座標を取得する(s14)。その後、この位置座標から、台座をどの方向に移動するかを計算して駆動制御信号を携帯電話用ホルダ2に送信する(s15)。例えば人間の顔面がカメラ撮影範囲の左側に位置する場合、円形台27を左側に回転させて、人間の顔面がカメラ撮影範囲の上側に位置する場合、L型台28を上側に回転させるように駆動制御信号を送信する。移動量は、最低移動単位量だけ移動するようにしてもよいし、あらかじめ定めた移動量だけ移動するようにしてもよい。携帯電話用ホルダ2は、これを受信し(s22)、所定の量だけ駆動部24Aと駆動部24Bを駆動し、円形台27とL型台28を移動させる(s23)。
その後、移動が完了した情報を携帯電話1に送信する(s24)。携帯電話1はこれを受信し(s16)、再度画像を取得して人間の顔面を認識する(s17)。ここで前回取得した人間の顔面の位置座標と、再取得した人間の顔面の位置座標とを比較し、画像の移動方向と移動偏差を計算する(s18)。携帯電話1は、画像の移動偏差と直前の台の移動量とを比較して、画像撮影範囲の中心位置に人間の顔面がくるように台の移動方向と移動量を計算して、再度駆動制御信号を携帯電話用ホルダ2に送信する(s19)。携帯電話用ホルダ2は、これを受信し(s25)、移動量が台の可動範囲内にあるか否かを判断し、可動範囲内になければ異常発生として警告を発する(s26)。上述したように、警告は家庭内のオーディオ機器4から発してもよいし、携帯電話1のスピーカ12から発するようにしてもよい。
可動範囲内にあれば、駆動制御信号の指示する移動方向と移動量で駆動部24Aと駆動部24Bを駆動し、円形台27とL型台28を移動させる(s27)。その後、s24の処理に戻り、移動偏差が無くなるように、すなち人間の顔面がカメラ10の撮影範囲中心に正確に保持されるように処理を繰り返す。
以上のようにして、携帯電話1と携帯電話用ホルダ2は、人間の顔面を自動追尾することができる。なお、上述したように、携帯電話1から携帯電話用ホルダ2に画像データを送信し、携帯電話用ホルダ2が追尾対象の画像を認識して撮影範囲中心付近に撮影対象がくるように追尾制御するようにしてもよい。
次に、図5〜図7を参照して、モニタ処理を行うプログラムの動作について詳細に説明する。以下のモニタ処理は、上述した携帯電話用ホルダ2の自動追尾と連動して行うこともでき、携帯電話1単体で行うこともできる。また、モニタ処理は、携帯電話用ホルダ2に携帯電話1を接続することをトリガとしてもよいし、ユーザが操作部14を操作してこのプログラムを読み出すように指示することをトリガとしてもよい。
図5は、疲労測定動作を示すフローチャートである。まず、カメラ10から画像を取得し(s30)、人間の顔面および目を画像処理によって認識する(s31)。目の認識については顔の輪郭の座標から位置を検出するが、画像処理によって直接目を認識するようにしてもよい。上述したように、所定の認識アルゴリズムに基づいて認識する。
その後、取得した目の画像から瞬きの頻度を測定する(s32)。例えば1分間の瞬き回数を測定する。瞬きは、白目の面積を検出し、この面積が所定割合以下に低下したときに目を閉じたと判定し、瞬きとして測定すればよい。その後、所定の測定数(例えば5個)で移動平均データを算出する(s33)。なお、動作開始直後で測定数が5個未満の場合は、その測定数で平均データを算出しておいてもよいし、5個以上になるまで平均データを算出しないようにしてもよい。
移動平均を算出した後、動作開始してから15分が経過したか否かを判断する(s34)。15分が経過していなければ画像取得から処理を繰り返す(s34→s30)。15分が経過した場合、動作開始から5分以後の10分間の移動平均データを基準データとして算出する(s35)。
なお、基準データは5〜15分の移動平均データに限るものではなく、どのような時間であってもよいが、瞬き回数が平均的に落ち着いてから(例えば動作開始後5分以降)複数のデータで算出するものとする。
その後、最新の測定データ(最新の移動平均データ)が基準データの±20%以内であるか否かを判断し(s36)、範囲内であれば画像取得から処理を繰り返す(s36→s30)。基準データの±20%外であれば疲労状態にあるとして疲労情報を家庭内サーバ3に送信する(s37)。なお、判断基準は±20%に限るものではない。実際に使用する環境に応じて疲労状態にあると判断できる平均的な基準に予め調整しておけばよい。
家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(疲労を軽減させる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(疲労を軽減させる芳香)を発するように設定する。なお、楽音と香りを同時に発するように設定してもよいし、いずれか一方を発するように設定してもよい。なお、携帯電話1が家庭内サーバ3を介さずに、直接オーディオ機器4、および芳香発生器5に接続して楽音、香りを発生させるようにしてもよい。
次に、図6は、緊張度測定動作を示すフローチャートである。まず、カメラ10から画像を取得し(s40)、人間の顔面、口および鼻を画像処理によって認識する(s41)。口および鼻の認識については顔の輪郭の座標から位置を検出するが、画像処理によって直接口および鼻を認識するようにしてもよい。
その後、取得した画像について赤外領域を切り出す(s42)。上述したように、携帯電話1のカメラ10は、赤外領域に感度を有するので、この領域の画像を取得する。取得した画像から呼吸回数を測定する(s43)。例えば1分間の呼吸回数を測定する。呼吸回数は、吐息を検出することで測定する。人間の吐息は、周囲よりも温度が高くなるため、赤外領域の画像ではこの吐息を画像認識により検出することができる。吐息1回につき、呼吸回数1回とする。その後、所定の測定数(例えば5回)で移動平均データを算出する(s44)。なお、動作開始直後で測定数が5回未満の場合は、その測定数で平均データを算出しておいてもよいし、5回以上になるまで平均データを算出しないようにしてもよい。
移動平均を算出した後、動作開始してから15分が経過したか否かを判断する(s45)。15分が経過していなければ画像取得から処理を繰り返す(s45→s40)。15分が経過した場合、動作開始から5分以後の10分間の移動平均データを基準データとして算出する(s46)。
この動作においても、基準データは5〜15分の移動平均データに限るものではない。その後、最新の測定データ(最新の移動平均データ)が基準データの±20%以内であるか否かを判断し(s47)、範囲内であれば画像取得から処理を繰り返す(s47→s40)。基準データの±20%外であれば緊張状態にあるとして緊張情報を家庭内サーバ3に送信する(s48)。なお、判断基準は±20%に限るものではない。実際に使用する環境に応じて緊張状態にあると判断できる平均的な基準に予め調整しておけばよい。
家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(緊張を軽減させる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(緊張を軽減させる芳香)を発するように設定する。上述したように、携帯電話1が家庭内サーバ3を介さずに、直接オーディオ機器4、および芳香発生器5に接続して楽音、香りを発生させるようにしてもよい。
次に、図7は、会話反応度測定動作を示すフローチャートである。まず、スピーカ12を用いて会話音声を出力すると同時にカウンタ(タイマ)をスタートする(s50)。会話音声はどのような音声であってもよいが、例えば「大丈夫ですか?」など問いかけをする音声を発する。問いかけの音声会話出力に対し、ユーザからの返答音声を入力すると同時にカウンタをストップする(s51)。所定レベル以上の入力がマイク11からあれば返答音声として判断するが、音声認識により特定の音声(例えば「はい」)を返答音声として判断するようにしてもよい。返答音声として判断された時にカウンタをストップする。なお、ユーザからの返答音声が無ければ、警告を発してもよいし、この動作を終了するようにしてもよい。
その後、会話音声を出力してから返答音声が入力されるまでの時間を、カウンタをスタートしてからストップするまでの時間から測定し(s52)、所定の測定数(例えば5回)で移動平均データを算出する(s53)。なお、動作開始直後で測定数が5回未満の場合は、その測定数で平均データを算出しておいてもよいし、5回以上になるまで平均データを算出しないようにしてもよい。
移動平均を算出した後、動作開始してから15分が経過したか否かを判断する(s54)。15分が経過していなければ会話音声出力から処理を繰り返す(s54→s50)。15分が経過した場合、動作開始から5分以後の10分間の移動平均データを基準データとして算出する(s55)。この動作においても、基準データは5〜15分の移動平均データに限るものではない。
その後、最新の測定データ(最新の移動平均データ)が基準データの±20%以内であるか否かを判断し(s56)、範囲内であれば会話音声出力から処理を繰り返す(s56→s50)。基準データの±20%外であれば集中力低下情報を家庭内サーバ3に送信する(s57)。なお、判断基準は±20%に限るものではない。実際に使用する環境に応じて集中力低下状態にあると判断できる平均的な基準に予め調整しておけばよい。
家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(集中力を高める音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(集中力を高める芳香)を発するように設定する。上述のように、携帯電話1が家庭内サーバ3を介さずに、直接オーディオ機器4、および芳香発生器5に接続して楽音、香りを発生させるようにしてもよい。
次に、図8、および図9を参照して、モニタ処理を行うプログラムの変形例について詳細に説明する。以下の処理は、携帯電話1単体で行うものである。また、以下の処理は、ユーザが操作部14を操作してプログラムを読み出すように指示することをトリガとしてもよいし、いわゆる折りたたみ型の携帯電話の場合、これをオープンしたことをトリガとしてもよい。また、着信があったことをトリガとしてもよい。
図8は、姿勢変動測定動作を示すフローチャートである。まず、加速度センサ15から加速度情報を取得し(s60)、携帯電話の揺動(姿勢変動)を演算する(s61)。加速度情報は3軸(X軸,Y軸,Z軸)検出できるので、携帯電話の揺動方向とその加速度を演算して携帯電話の姿勢変動を測定し、所定の測定数(例えば5回)で移動平均データを算出する(s62)。なお、動作開始直後で測定数が5回未満の場合は、その測定数で平均データを算出しておいてもよいし、5回以上になるまで平均データを算出しないようにしてもよい。
移動平均を算出した後、動作開始してから15分が経過したか否かを判断する(s63)。15分が経過していなければ加速度情報取得から処理を繰り返す(s63→s60)。15分が経過した場合、動作開始から5分以後の10分間の移動平均データを基準データとして算出する(s64)。この動作においても、基準データは5〜15分の移動平均データに限るものではない。
その後、最新の測定データ(最新の移動平均データ)が基準データの±20%以内であるか否かを判断し(s65)、範囲内であれば加速度情報取得から処理を繰り返す(s65→s60)。基準データの±20%外であれば苛立ち情報を家庭内サーバ3に送信する(s66)。なお、判断基準は±20%に限るものではない。実際に使用する環境に応じて苛立ち状態にあると判断できる平均的な基準に予め調整しておけばよい。
家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(苛立ちを軽減させる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(苛立ちを軽減させる芳香)を発するように設定する。上述のように、携帯電話1が家庭内サーバ3を介さずに、直接オーディオ機器4、および芳香発生器5に接続して楽音、香りを発生させるようにしてもよい。
姿勢変動測定動作においては、5〜15分の移動平均データを基準データとし、主として短時間での動作について説明したが、次のように基準データを作成するようにしてもよい。
制御部16は、携帯電話の揺動方向とその加速度を演算して携帯電話の姿勢変動を測定し、所定の測定数(例えば5回)で移動平均データを算出する。これを継続して数日程度測定し、基準データとして算出する。このように、数日程度測定して基準データとすることで、ユーザの毎日の生活パターンを基準データとすることができる。
次に図9は、操作速度測定動作を示すフローチャートである。まず、操作部14から操作情報を取得し(s70)、前回操作情報が入力されてから所定時間内か否かを判断する(s71)。所定時間は、連続操作(ユーザが電話発信の操作をしている等)と判断できる平均的な基準に予め調整しておけばよい。前回操作情報が入力されてから所定時間外の場合、すなわち前回の操作と全く関連性のない操作であった場合は操作情報の取得から処理を繰り返す(s71→s70)。
前回操作情報が入力されてから所定時間内、すなわち連続操作であった場合は、前回の操作情報が入力されてからの時間から操作間隔時間を測定し(s72)、所定の測定数(例えば5回)で移動平均データを算出する(s73)。なお、動作開始直後で測定数が5回未満の場合は、その測定数で平均データを算出しておいてもよいし、5回以上になるまで平均データを算出しないようにしてもよい。
移動平均を算出した後、動作開始してから15分が経過したか否かを判断する(s74)。15分が経過していなければ操作情報取得から処理を繰り返す(s74→s70)。15分が経過した場合、動作開始から5分以後の10分間の移動平均データを基準データとして算出する(s75)。この動作においても、基準データは5〜15分の移動平均データに限るものではない。
その後、最新の測定データ(最新の移動平均データ)が基準データの±20%以内であるか否かを判断し(s76)、範囲内であれば操作情報取得から処理を繰り返す(s76→s70)。基準データの±20%外であれば苛立ち情報を家庭内サーバ3に送信する(s77)。なお、判断基準は±20%に限るものではない。実際に使用する環境に応じて苛立ち状態にあると判断できる平均的な基準に予め調整しておけばよい。
家庭内サーバ3は、これを受信すると、オーディオ機器4から楽音(苛立ちを軽減させる音楽)を発するように設定する。また、芳香発生器5から香り(苛立ちを軽減させる芳香)を発するように設定する。上述のように、携帯電話1が家庭内サーバ3を介さずに、直接オーディオ機器4、および芳香発生器5に接続して楽音、香りを発生させるようにしてもよい。
操作速度測定動作においても、5〜15分の移動平均データを基準データとし、主として短時間での動作について説明したが、継続して数日程度測定し、基準データとして算出するようにしてもよい。数日程度測定して基準データとすることで、ユーザの毎日の生活パターンを基準データとすることができる。
以上に述べた動作項目(疲労度測定動作、緊張度測定動作、会話反応度測定動作、姿勢変動測定動作、操作速度測定動作)は、いずれか1項目を行ってもよいし、2以上の複数の項目を同時に行うようにしてもよい。無論全てを同時に行うことも可能である。ただし、携帯電話1を携帯電話用ホルダ2に接続して使用している場合は、姿勢変動、操作速度測定動作は同時に行うものではない。どの動作を同時に行うかは、ユーザが手動で設定してもよいし、予めプログラムに規定しておいてもよい。
2以上の動作を同時に行う場合であっても、いずれか1つで身体状態に異常(過度の疲労、過度の緊張、会話反応遅延による集中力低下など)が発生したと判断したときは家庭内サーバ3を介してオーディオ機器4から音楽を発生または芳香発生器5から香りを発するようにしてもよいし、複数の項目で異常が発生したときに発するようにしてもよい。
なお、身体状態が基準外となった場合に携帯電話1のスピーカ12から種々の楽音を発するようにしてもよい。また、楽音を発するだけでなく会話音声を発するようにしてもよい。例えば過度の疲労状態と判断した場合に「疲れています。健康に気をつけましょう。」等の会話音声を発する。
また、本実施形態においては制御部16がプログラムを読み出すことで種々の処理を行う例を示したが、これらの処理を行う専用のICチップセットを携帯電話に設けることで実現してもよい。これにより携帯電話の制御部に負担をかけることなく、モニタ処理を行うことができる。
なお、本実施形態において、携帯電話1と携帯電話用ホルダ2を接続し、携帯電話用ホルダ2が、カメラ10の撮影範囲中心に人間の顔面が認識されるように向きを変更する例を示したが、携帯電話1のカメラ10が単独で回転機構を備えているような場合は、カメラ10が運転者の顔面に向くように、制御部16がコントロールすればよい。
1−携帯電話
2−携帯電話用ホルダ
10−カメラ
11−マイク
12−スピーカ
15−加速度センサ
24−駆動部
2−携帯電話用ホルダ
10−カメラ
11−マイク
12−スピーカ
15−加速度センサ
24−駆動部
Claims (12)
- 人間の顔面の画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段で取得した画像からその人間の身体状態を検出する画像分析手段と、
検出した身体状態が所定の基準外となったときに、外部に情報を発信する通信手段と、
を備えた携帯電話。 - 前記画像分析手段は、所定時間あたりの瞬き回数、または呼吸数を検出することで身体状態を検出する請求項1に記載の携帯電話。
- 会話音声を発する音声出力部と、
人間の音声を入力する音声入力手段と、
音声出力部が会話音声を発してから前記音声入力手段に人間の音声が入力されるまでの時間を計測することで身体状態を検出する会話反応検出手段をさらに備えた請求項1、または請求項2に記載の携帯電話。 - 3軸方向の加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度センサの検出した加速度から身体の姿勢状況を判定する姿勢状況判定手段と、をさらに備え、
前記通信手段は、前記姿勢状況判定手段が検出した身体の姿勢状況が所定の基準外となったときに外部に情報を発信する請求項1、請求項2または請求項3に記載の携帯電話。 - 前記画像分析手段が検出する所定時間あたりの瞬き回数、呼吸数、会話音声を発してから人間の音声が入力されるまでの時間、および身体の姿勢状況のうち少なくとも2項目の検出を行い、
前記通信手段は、いずれか1項目について基準外となったときに情報を発信する請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の携帯電話。 - 前記通信手段は、香りまたは楽音を発する指示を外部に送信する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の携帯電話。
- 携帯電話に、
人間の顔面の画像を取得する画像取得手順、
前記画像取得手順で取得した画像からその人間の身体状態を検出する身体状態検出手順、
検出した身体状態が所定の基準外となったときに、情報を外部に情報を発信する通信手順、
を実行させる携帯電話用プログラム。 - 前記身体状態検出手順は、所定時間あたりの瞬き回数、または呼吸数を検出、または会話音声を発してから人間の音声が入力されるまでの時間を計測することで身体状態を検出する手順を含む、
請求項7に記載の携帯電話用プログラム。 - 前記通信手順は、香りまたは楽音を発する指示を外部に送信する手順を含む請求項7、または請求項8に記載の携帯電話用プログラム。
- 携帯電話に組み込まれ、該携帯電話に、
人間の顔面の画像を取得する画像取得手順、
前記画像取得手順で取得した画像からその人間の身体状態を検出する身体状態検出手順、
検出した身体状態が所定の基準外となったときに、情報を外部に情報を発信する通信手順、
を実行させるための携帯電話用プログラムを記録した半導体素子。 - 前記身体状態検出手順は、所定時間あたりの瞬き回数、または呼吸数を検出、または会話音声を発してから人間の音声が入力されるまでの時間を計測することで身体状態を検出する手順を含む請求項9に記載の半導体素子。
- 前記通信手順は、香りまたは楽音を発する指示を外部に送信する手順を含む請求項10、または請求項11に記載の半導体素子。
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