JP2013156420A - 外部電源装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部の大型化を回避すると共に、撮像装置の電池蓋を破損や傷が生じないように収納する外部電源装置を提供する。
【解決手段】カメラの電池室に挿入される電源接続部4の一面に、電池蓋50の可動軸である軸部54aが挿抜される第1の穴部12aと、電池蓋50の固定軸である軸部54bが挿抜される第2の穴部12bと、電池蓋50の爪部51を係止する爪保持部13と、電池蓋50の開閉バネ53と当接するバネ付勢部14とを備える電池蓋収納部3を形成する。第2の穴部12bの直径を穴部12bに対する軸部54bの挿入方向において軸部54bの直径よりも長くし、バネ付勢部14が開閉バネ53に当接することによって生じる開閉バネ53の反発力によって軸部54bを第2の穴部12bの内壁に当接させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、外部電源装置及び撮像システムに関し、特に、外部電源装置を撮像装置に取り付ける際に撮像装置から取り外される電池蓋を収納する技術に関する。
カメラ等の撮像装置の電源接片と電気的に接続されて、撮像装置に給電を行う外部電源装置が知られている。通常、撮像装置本体の電源接片は、電池を収納する電池室の底部(奥部)に設置されているため、外部電源装置には、電池室の開口部(電池の挿抜口)から電源接片までの高さを有する柱状の電源接続部が設けられている。そして、この電源接続部の先端部に、撮像装置本体の電源接片と接続される電源接点部が設けられる。
このような電源接続部を撮像装置本体の電池室に挿入しながら、外部電源装置を撮像装置に装着する場合、撮像装置本体の電池室を閉塞する電池蓋が邪魔になる。そこで、電池蓋を紛失しないように外部電源装置の中に収納する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、図14及び図15に示す電池蓋収納部を備える外部電源装置が知られている。図14は、従来の外部電源装置における電池蓋収納構造の一例を示す斜視図である。図15は、従来の外部電源装置における電池蓋収納構造の別の例を示す斜視図である。
図14の外部電源装置100は、電源接点部110を先端部に備えた電源接続部120を有し、電源接続部120の下部(外部電源装置100の本体側)に設置された穴部130に、撮像装置から取り外した電池蓋200を差し込んで収納する構成となっている。なお、図14(a)は電池蓋200を収納する前の状態を、図14(b)は電池蓋50を収納した状態をそれぞれ示している。
図15の外部電源装置300では、電源接点部310を先端部に備えた電源接続部320の側面に、保持腕331と弾性部材332とからなる電池蓋収納部330が設けられている。撮像装置から取り外された電池蓋400を、図15(a)に示す矢印G方向から電源接続部320と保持腕331との間に挿入すると、保持腕331と弾性部材332とが電池蓋400を図15(b)に示すX方向に押さえつける。これにより、電池蓋400は電池蓋収納部330から脱落しないように電池蓋収納部330に保持される。
特開平08−184886号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、外部電源装置本体の側面部に電池蓋収納部を設けるため、外部電源装置が大型化してしまうという問題がある。また、外部電源装置において電池蓋収納部が設けられた部分の側面が突出してしまうため、外部電源装置を装着した撮像装置を正位置で構えた際に、外部電源装置の側面が右手の腹に当たることとなり、ホールド性が低下してしまうという問題がある。更に、電池蓋を開いた状態で外部電源装置の電源接続部を撮像装置本体の電池室内に挿入するため、外部電源装置の装着時に、電池蓋と外部電源装置の電源接点部とが接触し、電池蓋や外部電源装置の電源接点部が破損してしまうおそれがある。
図14に示した外部電源装置100では、特許文献1と同様に、電池蓋200を収納するための穴部130を電源接続部120の側面に設けるため、外部電源装置100が大型化してしまうという問題がある。また、穴部130を設けることによって外部電源装置100の側面が突出するため、外部電源装置100を装着した撮像装置を正位置で構えた際に、外部電源装置100の側面が右手の腹に当たることとなり、ホールド性が低下してしまうという問題がある。
これらの問題は、図15の外部電源装置300では概ね解決される。すなわち、外部電源装置300では、電池蓋収納部330を電源接続部320の側面に構成することにより、外部電源装置300を大型化させることなく、外部電源装置300を装着した撮像装置を正位置で構えた際のホールド性の低下を防止することができる。
しかしながら、外部電源装置300では、弾性部材332の反発力を受けながら保持腕331と弾性部材332の間に電池蓋400を押し込むために、電池蓋400を収納し難いという問題がある。また、電池蓋収納部330に対する電池蓋400の着脱の際に、電池蓋400と保持腕331或いは電源接続部320とが擦れ合って、これらの表面に傷が付いてしまうという問題がある。
更に、外部電源装置300では、電池蓋400は電池蓋収納部330によって図15(b)に示すX方向では固定されるが、電池蓋400の収納操作性上、Y方向とZ方向では位置規制ができない。そのため、外部電源装置300に振動する力が加わると、電池蓋400が電池蓋収納部330の中で振動し、電池蓋400と保持腕331及び電源接続部320とが擦れ合って、これらの表面に傷が付いてしまうという問題がある。
本発明は、撮像装置に着脱される外部電源装置について、大型化させることなく、撮像装置の電池蓋を破損や傷が生じないように収納する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る外部電源装置は、電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋とを備え、前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる固定軸及び該固定軸に向かってスライド可動な可動軸からなる回転軸と、該電池蓋を開方向に付勢する付勢部材と、前記電池室に形成された係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部とを有する撮像装置に対して給電を行う外部電源装置であって、前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、前記電池蓋収納部は、前記爪部を係止する爪保持部と、前記回転軸を保持するための、前記可動軸が挿抜される第1の穴部及び前記固定軸が挿抜される第2の穴部を有する軸保持部と、前記爪部が前記爪保持部に係止されると共に前記回転軸が前記軸保持部に保持された状態で前記付勢部材に当接する当接部とを有し、前記第2の穴部の直径は前記第2の穴部に対する前記可動軸の挿入方向において前記可動軸の直径よりも長く、前記当接部が前記付勢部材に当接することによって生じる前記付勢部材の反発力によって前記可動軸を前記第2の穴部の内壁に当接させることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像システムは、撮像装置と、前記撮像装置に対して給電を行う外部電源装置とを備える撮像システムであって、前記撮像装置は、電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋と、前記電池蓋を係止する係止部とを備え、前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる固定軸及び該固定軸に向かってスライド可動な可動軸からなる回転軸と、該電池蓋を開方向に付勢する付勢部材と、前記係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部とを有し、前記外部電源装置は、前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、前記電池蓋収納部は、前記爪部を係止する爪保持部と、前記回転軸を保持するための、前記可動軸が挿抜される第1の穴部及び前記固定軸が挿抜される第2の穴部を有する軸保持部と、前記爪部が前記爪保持部に係止されると共に前記回転軸が前記軸保持部に保持された状態で前記付勢部材に当接する当接部と有し、前記第2の穴部の直径は前記第2の穴部に対する前記可動軸の挿入方向において前記可動軸の直径よりも長く、前記当接部が前記付勢部材に当接することによって生じる前記付勢部材の反発力によって前記可動軸を前記第2の穴部の内壁に当接させることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置に着脱される外部電源装置について、大型化させることなく、撮像装置の電池蓋を破損や傷が発生しないように収納することができる。
本発明の実施形態に係る外部電源装置の一例であるバッテリグリップの外観斜視図である。 図1のバッテリグリップが装着されるデジタル一眼レフカメラの電池室を開閉する電池蓋の構造を示す斜視図である。 図1のバッテリグリップに収納される電池蓋が備える開閉バネの動きを示す断面図である。 図1のバッテリグリップに設けられた電池蓋収納部の詳細な構造を示す斜視図である。 図5の電池蓋収納部に対する図2の電池蓋の着脱手順を示す斜視図である。 図2の電池蓋が備える開閉バネと図4の電池蓋収納部が有するバネ付勢部との関係を示す断面図である。 図5の電池蓋収納部を構成する軸保持部に電池蓋を収納する際の、電池蓋の軸保持部に対する姿勢を示す図である。 図5の電池蓋収納部の詳細な構造を示す図である。 図2の電池蓋が図5の電池蓋収納部に収納されている状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る外部電源装置の一例であるバッテリグリップと、このバッテリグリップが備える電源接続部の外観斜視図である。 図10のバッテリグリップの電池収納部に収納される電池蓋の外観斜視図である。 図10の電池蓋収納部に対する図11の電池蓋の着脱手順を示す斜視図である。 図10の電池蓋収納部に図11の電池蓋が収納された状態を示す断面図である。 従来の外部電源装置における電池蓋収納構造の一例を示す斜視図である。 従来の外部電源装置における電池蓋収納構造の別の例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、所謂、撮像装置の一例であるデジタル一眼レフカメラ(以下「カメラ」と記す)に装着される外部電源装置である縦位置撮影用のバッテリグリップ(以下、単に「バッテリグリップ」と記す)を取り上げることとする。カメラとバッテリグリップとは、撮像システム(カメラシステム)を構成する。
《第1実施形態》
<バッテリグリップ1の全体構造>
図1は、本発明の第1実施形態に係る外部電源装置の一例であるバッテリグリップ1の外観斜視図であり、バッテリグリップ1をカメラに装着した際の前面側(交換レンズ側)から見た状態が示されている。
バッテリグリップ1は、不図示の電池を収納する本体部2に対して電源接続部4が突設された構造を有する。電源接続部4の先端には、カメラ(不図示)に給電を行うために、カメラの電池室内に設置された電源接片(不図示)と接触接続を行う電源接点部5が設けられている。電源接続部4は、カメラの電池室に挿入される。そのため、電源接続部4は、装着されるカメラで使用されるリチウムイオン電池等の電池(不図示)と略同一の形状に形成されている。電源接続部4をカメラの電池室に対して滑らかに挿抜することができるように、電源接続部4にはレール部6が設けられている。
電源接続部4の一面(電池室に対する挿抜方向と平行な面)には、後述するカメラの電池蓋50(図2参照)を収納するための電池蓋収納部3が設けられている。電池蓋収納部3はレール部6に掛からない面に設置されているため、電池蓋50のサイズに関係なく、レール部6の長さを十分に確保することができる。
本実施形態では、カメラにバッテリグリップ1を装着した際のデッドスペースとなる電源接続部4の一面に電池蓋収納部3を設けており、電池蓋収納部3の高さを電池蓋50の全長よりも長く設置している。そのため、バッテリグリップ1の本体部2に電池蓋50の収納スペースを設ける必要がない。これにより、本体部2の大型化を回避することができ、ひいては、本体部2の小型化を図ることが可能になる。
<電池蓋50の全体構造>
図2は、バッテリグリップ1が装着されるカメラの電池室を開閉する電池蓋50の構造を示す斜視図である。図2(a)は電池蓋50を内側(カメラの電池室に装着されたときの電池室側)から見た斜視図であり、図2(b)は、電池蓋50を外側(電池室に装着されたときの外観側)から見た斜視図である。
電池蓋50は、軸部54a,54bがカメラに設けられた軸保持部(不図示)に回転自在な状態で保持される。また、電池蓋50は、爪部51がカメラに設けられた係止部である穴部(不図示)に係止されることで、カメラの電池室(不図示)を閉塞する。電池蓋50を開くときには、爪部51と一体形成された開閉レバー52を、図2(b)の矢印P方向にスライドさせる。これにより、爪部51が図2(a)の矢印Q方向に退避し、電池蓋50を開くことができるようになる。
電池蓋50は、付勢部材である開閉バネ53によって開方向に付勢されている。そのため、爪部51が外れると、電池蓋50は開放位置まで開く。なお、「開放位置」とは、電池蓋50がカメラの壁部に当接して止まる位置を指す。開閉バネ53の詳細については後述する。
電池蓋50の開閉動作は、軸部54a,54bからなる回転軸を回転中心として行われる。電池蓋50を開放位置まで開いた状態で、軸退避ツマミ55を図2(a)の矢印Eの方向に作用させると、軸退避ツマミ55と一体形成された軸部54aが図2(a)の矢印Fの方向に退避する。これにより、電池蓋50をカメラから取り外すことができるようになる。
つまり、軸部54bは電池蓋50に固定された固定軸となっており、軸部54aは、軸部54aの軸方向において軸部54bに向かってスライド可動な可動軸として構成されている。なお、軸部54a,54bの構造は図7(b)の断面図にも示されており、図7(b)には、軸部54aを図2(a)の矢印Fの方向に退避させた状態が示されている。
[電池蓋50の内部構造]
図3は、電池蓋50が備える開閉バネ53の動きを示す断面図である。図3(a)は、電池蓋50がカメラから取り外された状態における開閉バネ53の状態を示しており、図3(b)は電池蓋50がカメラに取り付けられた状態における開閉バネ53の状態を示している。
開閉バネ53は、コイル状の形状を有し、その内部には軸部54aが挿通されている。開閉バネ53の一端は電池蓋50に固定される固定端部53bとなっており、他端は可動端部53aとなっている。図3(a)に示すように、電池蓋50がカメラから取り外された状態では、固定端部53bは電池蓋50に設けられた溝で固定された状態となっており、可動端部53aは、電池蓋50の外周面で規制された状態となっている。
これに対して、図3(b)に示すように、電池蓋50がカメラに取り付けられて電池室を閉塞している状態では、可動端部53aはカメラの底部表面20で規制され、開閉バネ53が圧縮状態となっている。そのため、爪部51を外すと、圧縮された開閉バネ53の反発力によって、軸部54a,54bを回転中心として電池蓋50が矢印R1方向に回転し、開放位置まで開く。
<電池蓋収納部3の詳細な構造>
図4は、バッテリグリップ1に設けられた電池蓋収納部3の詳細な構造を示す斜視図である。電池蓋収納部3は、カメラから取り外された電池蓋50の軸部54a,54bを保持する軸保持部12と、電池蓋50の爪部51を保持する爪保持部13とを有する。軸保持部12には、軸部54aを差し込むための第1の穴部12aと、軸部54bを差し込むための第2の穴部12bと、開閉バネ53が電池蓋50を開方向に付勢するように開閉バネ53に当接する当接部としてのバネ付勢部14とが設けられている。なお、開閉バネ53とバネ付勢部14との関係については後述する。
<電池蓋収納部3に対する電池蓋50の着脱手順>
図5は、バッテリグリップ1の電池蓋収納部3に対する電池蓋50の着脱手順を示す斜視図である。先ず、図5(a)に示すように、カメラから取り外した電池蓋50の軸退避ツマミ55を矢印S方向に動かして軸部54aを引っ込めた状態とし、矢印R2方向に軸部54bを軸保持部12の第2の穴部12bに差し込む。続いて、図5(b)に示すように、軸部54aを軸保持部12の第1の穴部12aの直下に持ってきて、軸退避ツマミ55に作用する矢印S方向の力を開放すると、電池蓋50の軸部54aが第1の穴部12aに差し込まれる。こうして、電池蓋50は軸部54a,54bを回転軸とした開閉回転動作が可能になる。
続いて、図5(c)に示すように、電池蓋50を閉じ方向である矢印R3方向に回転させると、爪部51が爪保持部13に接触し、爪保持部13の上面形状に沿って爪部51と開閉レバー52とが一体的に矢印T方向に退避する。更に、電池蓋50を閉じ方向である矢印R3方向に回転させると、図5(d)に示すように、爪部51が爪保持部13の穴に係止されて、電池蓋50は固定される。このとき、図5(c)で矢印T方向に動いた爪部51と開閉レバー52は、矢印T方向に動く前の状態に戻る。
一方、電池蓋50を電池蓋収納部3から取り外す場合には、先ず、開閉レバー52を図5(d)の矢印Uの方向にスライドさせて、爪部51を爪保持部13から退避させる。これにより、爪部51と爪保持部13の穴との係止が解除される。このとき、開閉バネ53の可動端部53aがバネ付勢部14によって開方向へ付勢されているので、電池蓋50は、図5(c)の矢印R3方向とは反対の方向に回動して、開放状態まで開く。この開放状態は、図5(b)に示されるように、電池蓋50が軸保持部12と当接することによって決定される。
なお、開閉バネ53とバネ付勢部14との関係については後述する。また、電池蓋50の開放状態は、電池蓋収納部3の壁3aや軸保持部12の形状によって、電池蓋50が電池蓋収納部3の壁3aに対してほぼ直交する位置と、電池蓋50の開閉バネ53が付勢される最大開き位置との間(範囲)で任意に設定可能である。この範囲内で開放状態を決めることによって、電池蓋50の取り出し操作性を向上させることができる。
本実施形態では、図5(b)に示すように、電池蓋50を電池蓋収納部3において壁3aと略平行になるように収納する構成としているため、容易に電池蓋50を取り出すことができるようになっている。
図5(b)の状態とした後、軸退避ツマミ55を図5(a)の矢印S方向にスライドさせて軸部54aを引っ込めた状態で、電池蓋50の上方部を壁3aと略直交する方向に動かす(電池蓋50を傾ける)と、軸部54aが第1の穴部12aから外れる。こうして、図5(a)に示すように、軸部54bを軸保持部12の第2の穴部12bから引き抜くことができる状態となるので、電池蓋50を電池蓋収納部3から取り外すことができる。
電池蓋収納部3に対する電池蓋50の着脱方法は、カメラに対する電池蓋50の着脱方法と同じである。つまり、カメラの電池室の電池挿抜口には、電池蓋収納部3と同構造の軸保持部12、爪保持部13及びバネ付勢部14が設けられている。
本実施形態では、カメラの電池室に対して電池蓋50を着脱する操作と同じ操作で、バッテリグリップ1の電池蓋収納部3に対して電池蓋50を着脱することができる。そのため、ユーザは、初めてバッテリグリップ1を使用する場合でも、操作手順を容易に理解して、違和感なく操作を行うことが可能になる。
<開閉バネ53とバネ付勢部14との関係>
図6は、開閉バネ53とバネ付勢部14との関係を示す断面図である。電池蓋50が電池蓋収納部3に収納された状態では、開閉バネ53の固定端部53bは電池蓋50に設けられた溝に固定されており、可動端部53aは軸保持部12に設置されたバネ付勢部14によって規制されているため、開閉バネ53は圧縮状態となっている。したがって、この状態で開閉レバー52を矢印U方向(図5(d)参照)にスライドさせて爪部51を爪保持部13から退避させると、圧縮された開閉バネ53の反発力によって軸部54a,54bを回転中心として電池蓋50は矢印R4方向に回転する。こうして、電池蓋50は図5(b)の開放位置まで開く。
<電池蓋収納部3の構造的特徴>
次に、電池蓋収納部3の構造的特徴について、電池蓋50を電池蓋収納部3に収納する操作を踏まえて説明する。図7は、電池蓋収納部3を構成する軸保持部12に電池蓋50を収納する際の電池蓋50の軸保持部12に対する姿勢を示す図である。図7(a),(b)では、第2の穴部12bの径の長さが異なっている点を除いて違いはなく、図7(a)は参考例であり、本実施形態では図7(b)の構造を採用する。
すなわち、電池蓋50を軸保持部12に保持させるためには、図7(a),(b)に示すように、電池蓋50を傾けて軸部54bを第2の穴部12bに挿入する必要があり、破線αは、軸部54bを第2の穴部12bに対して挿抜する際の挿抜方向を示している。
図7(a)では、軸部54bと第2の穴部12bとのガタツキをなくすために軸部54bと第2の穴部12bとを嵌合関係に設定している。この場合、軸部54bと第2の穴部12bとの間にスペースの余裕がないと、第2の穴部12bに対する軸部54bの挿抜が行い難くなる。また、第2の穴部12bに対する軸部54bの挿抜を繰り返し行うと、軸部54bと第2の穴部12bとが擦れてしまい、また、軸部54bに負荷が掛かってしまって、第2の穴部12bが損傷し、場合によっては破損させてしまうおそれがある。
このような問題の解決方法として、軸部54bが入る第2の穴部12bの口元に誘い込み形状を付けることが考えられるが、このような形状を形成するためには、製造に用いる型構造が複雑化してしまう。そこで、本実施形態では、電池蓋50を電池蓋収納部3に収納する際に、軸部54a,54bのうち最初に挿入すべき固定端である軸部54bが挿入される第2の穴部12bの形状設計によって、第2の穴部12bに対する軸部54bの挿抜を容易に行えるようにする。
具体的には、図7(b)に示すように、軸部54bと第2の穴部12bとの間に一定の隙間を設ける。但し、このような構成とした場合には、第2の穴部12bに対する軸部54bのガタツキを抑制する必要がある。以下、第2の穴部12bの詳細な構造と、第2の穴部12bに対する軸部54bのガタツキを抑制するための構造について、図8及び図9を参照して説明する。
[軸保持部12の第2の穴部12bの形状]
図8は、電池蓋収納部3の詳細な構造を示す図である。図8(a)は軸保持部12の拡大斜視図である。図8(b),(c)は、電池蓋50の軸部54bを差し込むための第2の穴部12bの拡大断面図であり、本実施形態では図8(b),(c)に示すいずれの構造を採用してもよい。図8(d),(e)はそれぞれ、図8(b),(c)の詳細図である。なお、図8(b)〜(e)は、図8(a)に示すX方向から見たときの面X1での断面図である。
図7(a)の構造での上述の問題を簡単な構成で解決する1つの手段として、図8(b)では、電池蓋50の軸部54bが挿抜される第2の穴部12bの直径(穴径)を、電池蓋50の収納方向において軸部54bの直径よりも長くしている。すなわち、図5(a)に示したように、電池蓋収納部3の壁3aに対して直交する方向から電池蓋50を収納し或いは取り出す操作に適応するように、図8(b)に示す矢印Y方向(壁3aと直交する方向)に向かって穴径を拡大している。
図8(b)に示す第2の穴部12bの形状について、図8(d)を参照して更に詳細に説明する。図8(d)に破線で示す円は、軸部54bが第2の穴部12bに挿入された状態を示している。この円の中心を“I”、壁3aと直交する方向においてこの円と第2の穴部12bとが接する端点を“J”、中心Iを挟んで端点Jと対向する第2の穴部12bの端点を“H”とする。このとき、第2の穴部12bの形状は、“距離H−I>距離I−J”の関係が成り立つように設計されている。
したがって、図7(b)の破線αの方向に電池蓋50を傾けて軸部54bを壁3aと直交する方向から第2の穴部12bに挿入する際に、軸部54bと第2の穴部12bとの間に挿入方向に対するクリアランスVを確保することができる。これにより、第2の穴部12bに対する軸部54bの挿抜を容易に行うことができ、しかも、第2の穴部12b及び軸部54bの損傷を回避することができる。
図7(a)の構造での上述の問題を簡単な構成で解決する別の手段として、図8(c)に示すように、第2の穴部12bの径方向において略均等に拡大させた構成を採用することができる。図8(c)に示す第2の穴部12bの形状について、図8(e)を参照して更に詳細に説明する。
図8(e)に破線で示す円は、軸部54bが第2の穴部12bに挿入された状態を示しており、この円の中心を“L”とする。また、壁3aと直交する方向においてこの円と第2の穴部12bとが接する端点を“M”、中心Lを挟んで端点Mと対向する第2の穴部12bの端点を“K”とする。このとき、第2の穴部12bの形状は、“距離K−L>距離L−M”の関係が成り立つように設計されている。
したがって、第2の穴部12bに対して軸部54bを挿入する際に、壁3aと直交する方向に限られず、挿入方向を問わずに、軸部54bと第2の穴部12bとの間に挿入方向に対するクリアランスWを確保することができる。これにより、第2の穴部12bに対する軸部54bの挿抜を容易に行うことができるようになり、第2の穴部12b及び軸部54bの損傷を回避することもできる。
なお、図8(c),(e)では、第2の穴部12bの曲面に平面部を形成し、この平面部に端点Mを設けた。そのため、結果的には、第2の穴部12bを、端点Mを始点として、図8(c)に示した矢印Z方向(例として3方向を図示)に向かって放射状に拡大した構造となっている。但し、このような平面部は必ずしも必要ではなく、平面部を設けない構成であってもよい。
[第2の穴部12bに対する軸部54bのガタツキ抑制]
図9は、電池蓋50が電池蓋収納部3に収納されている状態を示す断面図である。電池蓋50が電池蓋収納部3に収納された状態では、電池蓋50を開閉するための開閉バネ53の可動端部53aは、バネ付勢部14によって規制されており、開閉バネ53は圧縮状態となっている。そのため、開閉バネ53が発する反発力によって電池蓋50は図9の矢印Ya方向に付勢される。
したがって、図8(b),(d)の構造では、電池蓋50が電池蓋収納部3に収納された状態において、軸部54bと第2の穴部12bとが、第2の穴部12bの内壁の図7(d)に示す端点Jで当接する。このように、本実施形態では、開閉バネ53が電池蓋50の位置を安定させるガタ寄せバネとしての機能を発揮する。同様に、図8(c),(e)の構造でも、電池蓋50が電池蓋収納部3に収納された状態において、軸部54bと第2の穴部12bとが図7(e)に示す端点Mで当接するように、開閉バネ53が電池蓋50の位置を安定させるガタ寄せバネとしての機能を発揮する。
こうして、電池蓋50を電池蓋収納部3において常に定位置に保持することができるため、撮影時や移動中に電池蓋50が電池蓋収納部3からずれて損傷するおそれがなくなる。また、電池蓋50が電池蓋収納部3においてがたつくことによって音が発生することを防止することができるため、例えば、撮影に集中することができるようになる。
《第2実施形態》
<バッテリグリップ1Aの全体構造>
図10(a)は、本発明の第2実施形態に係る外部電源装置の一例であるバッテリグリップ1Aの外観斜視図であり、図1と同様に、バッテリグリップ1をカメラに装着した際の前面側(交換レンズ側)から見た状態が示されている。図10(b)は、図10(a)のバッテリグリップ1Aが備える電源接続部15を見る角度を図10(a)とは変えて示す斜視図である。
第1実施形態に係るバッテリグリップ1と第2実施形態に係るバッテリグリップ1Aとでは、電池蓋収納部3と電池蓋収納部16の構造のみが異なっており、その他の構造は同じである。従って、本体部2に対応する本体部2A、電源接続部4に対応する電源接続部15、電源接点部5に対応する電源接点部5A、レール部6に対応するレール部6Aについては、説明を省略する。
電池蓋収納部16は、電源接続部15の壁15aに設けられており、爪保持部17と軸保持部18とによって構成されている。なお、爪保持部17は、第1実施形態に係るバッテリグリップ1の電池蓋収納部3を構成する爪保持部13と同じである。軸保持部18は、図11を参照して後述する電池蓋60の回転軸63の一方の先端部である軸部63aを保持する切り欠き部18aと、回転軸63の他方の先端部である軸部63bが挿抜される穴部18bとを有する。
なお、図10(b)に示す領域19は、電池蓋60が備える、後述の弾性部材64が当接する領域を示している。第2実施形態でも、カメラにバッテリグリップ1Aを装着した際のデッドスペースとなる電源接続部15の一面(電池室に対する挿抜方向と平行な面)に電池蓋収納部16を設けている。そのため、バッテリグリップ1Aの本体部2Aに電池蓋60の収納スペースを設ける必要がなく、これにより、本体部2Aの大型化を回避することができ、ひいては、本体部2Aの小型化を図ることが可能になる。
図11は、バッテリグリップ1Aの電池蓋収納部16に収納される電池蓋60の外観斜視図である。図11(a)は電池蓋60を内側(カメラの電池室に装着されたときの電池室側)から見た斜視図であり、図11(b)は、電池蓋50を外側(電池室に装着されたときの外観側)から見た斜視図である。
電池蓋60の爪部61及び開閉レバー62は、第1実施形態で説明した電池蓋50の爪部51及び開閉レバー52と同じである。したがって、開閉レバー62を図11(b)の矢印Pa方向にスライドさせると、開閉レバー62と一体形成された爪部61が図11(a)の矢印Qa方向に退避する。電池蓋60がバッテリグリップ1Aの電池蓋収納部16に収納されるとき、爪部61は爪保持部17に係止される。
電池蓋60の開閉動作は、回転軸63を回転中心として行われる。本実施形態では、回転軸63は電池蓋60に一体的に形成されている。回転軸63の先端の2ヶ所の軸部63a,63bは固定軸であり、その軸径は、軸部63a,63b間の中間部分よりも小さくなっている。図11(a)に示すように、電池蓋60の内側面(カメラの電池室を閉塞した状態で電池室の内側に向く面)には、弾性部材64が配置されている。この弾性部材64の機能については、後に,図13を参照して説明する。
図12は、バッテリグリップ1Aに対する電池蓋60の着脱手順を示す斜視図である。本実施形態でも、電池蓋収納部16に対して電池蓋60を着脱させる方法(構造)は、カメラに対して電池蓋60を着脱させる方法(構造)と同じである。つまり、図12を参照して説明する電池蓋収納部16に対する電池蓋60の着脱手順は、カメラに対する電池蓋60の着脱手順にそのまま適用することができる。
図12(a)に示すように、カメラから取り外した電池蓋60をバッテリグリップ1Aの電池蓋収納部16に収納する際には、先ず、電池蓋60の軸部63bを軸保持部18の穴部18bに差し込む。切り欠き部18aは電源接続部15の壁15aと略直交する方向に設けられているため、次に、電池蓋60を図12(a)の矢印R5方向に押し込むだけで、軸部63aが切り欠き部18aに差し込まれ、係止される。
電池蓋60を電池蓋収納部16に対して着脱する際には、電池蓋60を壁15に対して傾ける必要がある。そのため、本実施形態でも、穴部18bに対して電池蓋60の軸部63bの挿抜を容易に行うことができるように、軸保持部18の穴部18bの形状を、図13に示すように、第1実施形態の図8(b)〜(e)に示した第2の穴部12bと同様とする。
図13は、電池蓋60を電池蓋収納部16に収納した状態を示す断面図である。軸保持部18の穴部18bの直径は、電池蓋60の収納方向である壁15aと直交する方向において図8(d),(e)に示すクリアランスV,Wに相当するクリアランスが形成されるように、軸部63bの直径よりも若干長く設定されている。これにより、電池蓋60を傾けた姿勢で軸部63bを穴部18bに対して挿抜する際に、軸部63bが穴部18bに引っ掛かり難くなり、電池蓋60を電池蓋収納部16にスムーズに着脱することができ、穴部18bや軸部63bの損傷を防止することができる。
電池蓋60を、更に図12(a)に示す矢印R5方向に押し込んでいくと、爪部61が爪保持部17に接触し、爪保持部13の上面形状に沿って爪部61と開閉レバー62とが一体的に、図12(b)に示す矢印Pa方向に退避する。電池蓋60が電池蓋収納部16を構成する何れかの壁面に当接するまで電池蓋60を図12(a)に示す矢印R5方向に押し込むと、図12(b)に示すように、爪部61が爪保持部17の穴に係止され、電池蓋60が電池蓋収納部16に保持される。
電池蓋60が電池蓋収納部16に収納された状態において、電池蓋60をガタツキのないように保持するために、電池蓋60の内側面には弾性部材64が配置されている。弾性部材64の厚さは、電池蓋60が収納された状態において圧縮状態となるように設定されている。弾性部材64としては、コイルスプリング、板バネ、線状バネ、ゴム弾性体、モルトプレーン等を用いることができる。
電池蓋60が電池蓋収納部16に収納され状態では、弾性部材64は図10(b)に示す壁15aの領域19に接触して圧縮状態になり、弾性部材64が発生する反発力によって、電池蓋60は図13に示す矢印Ya方向に付勢される。これにより、軸部63bが穴部18bにおいて常に当接状態となり、電池蓋60のガタツキを防止して、電池蓋60を電池蓋収納部16において常に定位置に保持することができる。
したがって、撮影時や移動中に電池蓋60が電池蓋収納部16からずれて損傷するおそれがなくなる。また、電池蓋60が電池蓋収納部16においてがたつくことによって音が発生することを防止することができるため、撮影に集中することができるようになる。
ところで、弾性部材64を切り欠き部18aに近付けて配置すると、弾性部材64に生じる反発力によって軸部63aが切り欠き部18aから脱落しやすくなるおそれがある。このような不都合の発生を回避するため、本実施形態では、弾性部材64を切り欠き部18aよりも穴部18bに近い位置に配置して、軸部63aの切り欠き部18aからの脱落を防止している。
なお、軸部63aが切り欠き部18aから脱落しやすくならない限りにおいて、弾性部材64を配置する位置は、穴部18bに近い位置に限定されるものではない。また、本実施形態では弾性部材64を電池蓋60に配置したが、弾性部材64は、反発力が生じるように電源接続部15と電池蓋60とに挟持されればよい。したがって、弾性部材64を壁15aにおいて電池蓋60と対向する位置に配置してもよく、例えば、図10(b)に示す領域19に弾性部材64を配置することができる。
電池蓋60をバッテリグリップ1Aから取り外す場合には、先ず、開閉レバー62を図12(b)の矢印Pa方向にスライドさせて、爪部61と爪保持部17との係止を解除する。その状態で図12(a)に示す矢印R5方向の逆方向に電池蓋60を傾けると、軸保持部18の切り欠き部18aは壁15aと直交する方向に開口しているため、電池蓋60の軸部63aを簡単に切り欠き部18aから簡単に外すことができる。次に、電池蓋60の軸部63bを軸保持部18の穴部18bから抜くことにより、電池蓋60を電池蓋収納部16から取り外すことができる。
以上の説明の通り、本実施形態では、第1実施形態で説明した電池蓋50のように開閉バネ53を備えていなくとも、電池蓋60の電池蓋収納部16に対する着脱操作を簡単に行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、第1実施形態では、軸保持部12について、電源接続部4の先端側に電池蓋50の可動軸である軸部54aを保持する第1の穴部12aを設け、電源接続部4の本体部2側に電池蓋50の固定軸である軸部54bを保持する第2の穴部12bを設けた。これに対して、逆に、電源接続部4の先端側に電池蓋50の固定軸である軸部54bを保持する第2の穴部12bを設け、電源接続部4の本体部2側に電池蓋50の固定軸である軸部54aを保持する第1の穴部12aを設けた構造としてもよい。なお、第2実施形態についても、同様の変形が可能である。
1 バッテリグリップ
3,16 電池蓋収納部
12,18 軸保持部
12a,12b 穴部
13,17 爪保持部
18a 切り欠き部
18b 穴部
50,60 電池蓋
53 開閉バネ
54a,54b 第1の軸部,第2の軸部
64 弾性部材

Claims (10)

  1. 電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋とを備え、前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる固定軸及び該固定軸に向かってスライド可動な可動軸からなる回転軸と、該電池蓋を開方向に付勢する付勢部材と、前記電池室に形成された係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部とを有する撮像装置に対して給電を行う外部電源装置であって、
    前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、
    前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、
    前記電池蓋収納部は、前記爪部を係止する爪保持部と、前記回転軸を保持するための、前記可動軸が挿抜される第1の穴部及び前記固定軸が挿抜される第2の穴部を有する軸保持部と、前記爪部が前記爪保持部に係止されると共に前記回転軸が前記軸保持部に保持された状態で前記付勢部材に当接する当接部とを有し、
    前記第2の穴部の直径は前記第2の穴部に対する前記可動軸の挿入方向において前記可動軸の直径よりも長く、前記当接部が前記付勢部材に当接することによって生じる前記付勢部材の反発力によって前記可動軸を前記第2の穴部の内壁に当接させることを特徴とする外部電源装置。
  2. 前記第2の穴部は、前記電源接続部の前記一面と直交する方向において拡大されていることを特徴とする請求項1記載の外部電源装置。
  3. 前記第2の穴部は、前記第2の穴部の径方向において略均等に拡大されていることを特徴とする請求項1記載の外部電源装置。
  4. 電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋とを備え、前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる回転軸と、前記電池室に形成された係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部と、前記電池室を閉塞した状態で前記電池室の内側に向く面に配置された弾性部材とを有する撮像装置に対して給電を行う外部電源装置であって、
    前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、
    前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、
    前記電池蓋収納部は、前記爪部を係止する爪保持部と、前記回転軸の一方の先端部を保持する切り欠き部及び前記回転軸の他方の先端部が挿抜される穴部を有する軸保持部とを有し、
    前記穴部の直径は前記穴部に対する前記回転軸の他方の先端部の挿入方向において前記他方の先端部の直径よりも長く、前記電池蓋が前記電池蓋収納部に収納されて前記弾性部材が前記電源接続部の前記一面に当接することによって前記弾性部材に生じる反発力により前記他方の先端部を前記穴部の内壁に当接させることを特徴とする外部電源装置。
  5. 電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋とを備え、前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる回転軸と、前記電池室に形成された係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部とを有する撮像装置に対して給電を行う外部電源装置であって、
    前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、
    前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、
    前記電池蓋収納部は、
    前記爪部を係止する爪保持部と、
    前記回転軸の一方の先端部を保持する切り欠き部及び前記回転軸の他方の先端部が挿抜される穴部を有する軸保持部と、
    前記爪部が前記爪保持部に係止され、前記回転軸が前記軸保持部に保持された状態において、前記電池蓋に当接するように前記電源接続部の前記一面に配置された弾性部材とを備え、
    前記穴部の直径は前記穴部に対する前記回転軸の他方の先端部の挿入方向において前記他方の先端部の直径よりも長く、前記電池蓋が前記電池蓋収納部に収納された状態で前記電池蓋が前記弾性部材に当接することによって前記弾性部材に生じる反発力により前記他方の先端部を前記穴部の内壁に当接させることを特徴とする外部電源装置。
  6. 前記弾性部材は、前記切り欠き部よりも前記穴部に近付けて配置されていることを特徴とする特徴とする請求項5記載の外部電源装置。
  7. 前記穴部は、前記電源接続部の前記一面と直交する方向において拡大されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の外部電源装置。
  8. 前記穴部は、前記穴部の径方向において略均等に拡大されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の外部電源装置。
  9. 撮像装置と、前記撮像装置に対して給電を行う外部電源装置とを備える撮像システムであって、
    前記撮像装置は、電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋と、前記電池蓋を係止する係止部とを備え、
    前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる固定軸及び該固定軸に向かってスライド可動な可動軸からなる回転軸と、該電池蓋を開方向に付勢する付勢部材と、前記係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部とを有し、
    前記外部電源装置は、前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、
    前記電池蓋収納部は、前記爪部を係止する爪保持部と、前記回転軸を保持するための、前記可動軸が挿抜される第1の穴部及び前記固定軸が挿抜される第2の穴部を有する軸保持部と、前記爪部が前記爪保持部に係止されると共に前記回転軸が前記軸保持部に保持された状態で前記付勢部材に当接する当接部と有し、
    前記第2の穴部の直径は前記第2の穴部に対する前記可動軸の挿入方向において前記可動軸の直径よりも長く、前記当接部が前記付勢部材に当接することによって生じる前記付勢部材の反発力によって前記可動軸を前記第2の穴部の内壁に当接させることを特徴とする撮像システム。
  10. 撮像装置と、前記撮像装置に対して給電を行う外部電源装置とを備える撮像システムであって、
    前記撮像装置は、電池室と、前記電池室を開閉する電池蓋と、前記電池蓋を係止する係止部とを備え、
    前記電池蓋は、前記電池室を開閉する際の回転中心となる回転軸と、前記係止部に係止されて前記電池室を閉塞する爪部とを有し、
    前記電池室に挿入されて前記撮像装置に給電を行う電源接続部と、
    前記電源接続部において前記電池室に対する挿入方向と平行な一面に設けられ、前記電池蓋を収納する電池蓋収納部とを備え、
    前記電池蓋収納部は、前記爪部を係止する爪保持部と、前記回転軸の一方の先端部を保持する切り欠き部及び前記回転軸の他方の先端部が挿抜される穴部を有する軸保持部とを備え、
    前記電池蓋において前記電池室を閉塞した状態で前記電池室の内側に向く面、又は、前記電源接続部の前記一面において前記電池蓋収納部に収納された前記電池蓋と対向する位置に、前記電源接続部と前記電池蓋によって挟持される弾性部材が配置され、
    前記穴部の直径は前記穴部に対する前記回転軸の他方の先端部の挿入方向において前記他方の先端部の直径よりも長く、前記電池蓋が前記電池蓋収納部に収納されたときに前記弾性部材が前記電源接続部と前記電池蓋によって挟持されることよって生じる反発力により前記他方の先端部を前記穴部の内壁に当接させることを特徴とする撮像システム。
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