JP2013156026A - ファイバセンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】光特性変換部に負荷のかかりにくい、繰り返しの使用及び大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することである。
【解決手段】本発明のファイバセンサは、光を射出する光源と、光源から照射された光を導光し、少なくとも1つの光特性変換部を備え、可撓性を有する光ファイバと、光ファイバで導光された光を受光する受光部と、を有している。光特性変換部は、導光された光の特性を変換する光特性変換材と、底面がコア、若しくは、被覆部材のクラッドと接するように光ファイバの被覆部材に成形された開口部と、開口部内に、光特性変換部材を保持するために、長手方向で開口部と隣接する被覆部材の表面と同一面、若しくは該表面よりも低くなる厚さに充填された接着剤と、を有している。このような、ファイバセンサは、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有する。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のファイバセンサは、光を射出する光源と、光源から照射された光を導光し、少なくとも1つの光特性変換部を備え、可撓性を有する光ファイバと、光ファイバで導光された光を受光する受光部と、を有している。光特性変換部は、導光された光の特性を変換する光特性変換材と、底面がコア、若しくは、被覆部材のクラッドと接するように光ファイバの被覆部材に成形された開口部と、開口部内に、光特性変換部材を保持するために、長手方向で開口部と隣接する被覆部材の表面と同一面、若しくは該表面よりも低くなる厚さに充填された接着剤と、を有している。このような、ファイバセンサは、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、光量の変化により屈曲の方向及び/又は位置を検出するファイバセンサに関する。
一般に、可撓性を有する被測定部材の形状及び位置を追跡する装置として、ファイバセンサが用いられている。例えば、特許文献1には、形状が時間とともに動的に変化する物体の形状及び位置の測定及び連続的な追跡ができるファイバセンサが開示されている。ファイバセンサは、被測定部材に設置され、被測定部材の動きの追跡及び監視に使用される。例えば、被測定部材は、診断用及び外科手術用内視鏡などが挙げられている。
ファイバセンサは、少なくとも、光源と、光源から射出された光を導光する光ファイバと、導光された光を受光する受光部と、を有している。光ファイバは、コア、クラッド及び/又はジャケット、及び少なくとも1つの導光されている光の特性を変換する光特性変換部を有している。例えば、コア径は、250μmであり、クラッド厚さは、少なくとも25μmであり、ジャケットの厚さは、10μmである。光特性変換部は、クラッド及び/又はジャケットを取り除いた孔に、光特性変換材を含む接着剤が充填されている部分である。例えば、光特性変換材は、蛍光体若しくは量子ドットなどであり、溶着剤は、エポキシ樹脂などである。
例えば、光ファイバは、被測定部材における大半の状態を追跡するために、複数の光特性変換部が長手方向へ全長に亘って、所定の間隔で設置されている。これら光特性変換部は、光ファイバのどの箇所が屈曲しているかを把握するために、各光特性変換部で変換された光に差異が生じるように設置されている。例えば、これら光特性変換部は、各々、異なる光の波長、即ち発光スペクトルに変換するような光特性変換部材を有している。特許文献1では、被測定部材の全長の動きを追跡するために、複数の光特性変換部は、各々、異なる光特性変換材を有し、これに使用されている光特性変換材の種類の数は、75種類である。また、光ファイバの長手方向の所定箇所の外周に、複数の異なる発光スペクトルを発する光特性変換部が設置されることによって、被測定部材の屈曲方向も検知できることが開示されている。
前述のファイバセンサによれば、各光特性変換部で特性を変換され、受光部に導光されてきた光の量によって、動的に変化する被測定部材の動きの追跡及び監視ができる。このため、各光特性変換部で所望の光特性に変換する必要がある。
前述のファイバセンサによれば、各光特性変換部で特性を変換され、受光部に導光されてきた光の量によって、動的に変化する被測定部材の動きの追跡及び監視ができる。このため、各光特性変換部で所望の光特性に変換する必要がある。
特許文献1によれば、動的に変化する被測定部材の動きの追跡及び監視にファイバセンサが利用されている。ファイバセンサの光ファイバでは、可撓性を有する被測定部材の屈曲に追従して屈曲が生じる。光ファイバが屈曲する場合に、かかる外力によって、光特性変換部に負荷が加わる。このため、光特性変換部が、大きな曲率の屈曲が生じた場合、光特性変換部は、良好な状態に維持されない。さらに、光特性変換部が、繰り返し使用された場合にも、同様のことが想定される。良好な状態でない場合とは、例えば、光特性変換部とコアとの接着境界面での、剥離若しくは破壊が挙げられる。この他にも、光特性変換部に負荷がかかることによって、光特性変換部とコアとの間に、微小な空隙の発生することなどが挙げられる。これらの作用によってために、光特性変換部での光の特性変換が阻害される。
また、異なる部材を接着した部材の曲げによる剥離、破損、若しくは、微小な空隙の発生は、異なる部材間の接着境界面から生じることが知られている。さらに、少なくとも2つの異なる部材間で目立って外形形状に差異が生じている部分には、負荷が集中することが知られている。例えば、2つの面が直角に交わる部分などが挙げられる。さらにまた、曲げによって生じる負荷は、部材の中心と比較して外側の負荷が大きいことが知られている。
従って、剥離、破損、微小な空隙の発生などが生じることを防ぐために、光特性変換部と被覆部材との接着境界面にかかる負荷を軽減するとともに、負荷の集中する部分を削減する必要がある。ここで、負荷とは、内力(応力)などの作用する力を指す。
本発明の目的は、光ファイバが屈曲した場合において、光特性変換部に負荷がかかり難く、さらに負荷の集中する部分を削減することによって、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することである。
本発明の目的は、光ファイバが屈曲した場合において、光特性変換部に負荷がかかり難く、さらに負荷の集中する部分を削減することによって、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るファイバセンサは、光を射出する光源と、光源から照射された光を導光し、少なくとも1つの光特性変換部を備え、可撓性を有する光ファイバと、光ファイバで導光された光を受光する受光部と、を有している。
光特性変換部は、導光された光の特性を変換する光特性変換材と、底面がコア、若しくは、被覆部材のクラッドと接するように光ファイバの被覆部材に成形された開口部と、開口部内に、光特性変換部材を保持するために、長手方向で開口部と隣接する被覆部材の表面と同一面、若しくは該表面よりも低くなる厚さに充填された接着剤と、を有している。
上記に示した一態様で、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサが提供される。
上記に示した一態様で、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサが提供される。
本発明のファイバセンサは、光特性変換部に負荷のかかり難い、繰り返しの使用及び大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有する効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のファイバセンサ1は、少なくとも、検出光を照射する光源6と、細長い形状を有し、光源6から射出された光を導光する光ファイバ2と、光ファイバ2により導光された光を受光する受光部7とを有している。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のファイバセンサ1は、少なくとも、検出光を照射する光源6と、細長い形状を有し、光源6から射出された光を導光する光ファイバ2と、光ファイバ2により導光された光を受光する受光部7とを有している。
ファイバセンサ1は、後述するように、例えば、長尺で可撓性を有する部材に沿うように装着することにより、その可撓性部材の屈曲状態や屈曲方向を検出する。以下でも、ファイバセンサ1を装着する長尺で可撓性を有する部材等を被測定部材100と称する。
光源6は、所定の波長の励起光を照射する。所定の波長の励起光とは、光ファイバ内を導光し、受光部7で検出するために適切な波長を有する光である。光源6は、例えば、LED、若しくはレーザ光源である。光ファイバ2は、図2に示すように、コア10と、被覆部材20と、少なくとも1つの光特性変換部30と、を有している。例えば、被覆部材20は、図示していないが、クラッドと、ジャケットと、を有する。以下で被覆部材20は、クラッドと、ジャケットと、を有していることとする。また、例えば、コア10の外径は約φ125μmであり、クラッドの外径は約φ140μmであり、ジャケットの外径は約φ250μmである。
例えば、図1に示されているように、光ファイバ2は、光を導入路・導出路に分岐する光ファイバ結合部8で三方に分岐されて、それぞれに延伸してY形状を成す、検出用ファイバ部3、光供給用ファイバ部4及び受光用ファイバ部5で構成される。光供給用ファイバ部4は、光ファイバ2における導入路であり、先端に設けられた光源6から照射された光を光ファイバ結合部8に導光する。
検出用ファイバ部3は、被測定部材100のフレキシブルな動作に追従し、先端に光を反射する端面(反射部)9等が設けられていて光を往来させる。即ち、光ファイバ結合部8を経た光供給用ファイバ部4からの光を端面9まで導光し、その端面9で反射された反射光を光ファイバ結合部8まで戻すように導光する。検出用ファイバ3は、被測定部材100に装着され、動作を監視、若しくは、追跡するために、少なくとも1つの光特性変換部30を有する。受光用ファイバ部5は、光ファイバ2における導出路であり、先端に設けられた受光部7へ、端面9で反射されて光ファイバ結合部8に分岐された反射光を導光する。尚、光ファイバセンサ1は、検出用ファイバ部3と、光供給用ファイバ部4と、受光用ファイバ部5と、の区別がなく、可撓性を有する直線状の光ファイバ2と、一端部に設けられた光源6と、光源6と反対側の他端部に設けられた受光部7と、を有し、これらが直線状になるように配置されている導光式のファイバセンサ等にも容易に適用できることは当然である。
検出用ファイバ部3は、被測定部材100のフレキシブルな動作に追従し、先端に光を反射する端面(反射部)9等が設けられていて光を往来させる。即ち、光ファイバ結合部8を経た光供給用ファイバ部4からの光を端面9まで導光し、その端面9で反射された反射光を光ファイバ結合部8まで戻すように導光する。検出用ファイバ3は、被測定部材100に装着され、動作を監視、若しくは、追跡するために、少なくとも1つの光特性変換部30を有する。受光用ファイバ部5は、光ファイバ2における導出路であり、先端に設けられた受光部7へ、端面9で反射されて光ファイバ結合部8に分岐された反射光を導光する。尚、光ファイバセンサ1は、検出用ファイバ部3と、光供給用ファイバ部4と、受光用ファイバ部5と、の区別がなく、可撓性を有する直線状の光ファイバ2と、一端部に設けられた光源6と、光源6と反対側の他端部に設けられた受光部7と、を有し、これらが直線状になるように配置されている導光式のファイバセンサ等にも容易に適用できることは当然である。
光特性変換部30は、図2に示すように、少なくとも、接着剤として機能するバインダ樹脂31と、波長変換部材である光特性変換材32と、光ファイバの被覆部材に成形された孔である開口部33と、を有する。尚、光特性変換部30は、表面に保護部材、例えば被腹部材20のジャケット(図示せず)と同一の部材、アルミニウム若しくは金などを有しても良い。但し、この保護部材の表面は、後述する理由から、隣接する被覆部材20の表面と同一面となるように形成されている。ここで、被覆部材20の表面とは、光ファイバ2の外周の表面と同一であり、以下でも同様に示す。
光特性変換部30は、光特性変換材32を保持(又は、含有)するバインダ樹脂31が、開口部33に充填されている。図2に示されるように、バインダ樹脂31は、光ファイバ1の外周の所定箇所に成形された開口部33、例えば、溝に充填され、底面でコア10と接着し、且つ各側面で被覆部材20と接着している。以下の説明において、接着している境界面を接着境界面と称する。ここで、所定箇所とは、光ファイバ2の屈曲を検出するための測定位置であり、例えば被測定部材の屈曲部である。また、光特性変換部30の表面は、バインダ樹脂31の表面と同一である。
本実施形態では、バインダ樹脂31は、少なくとも、コア10との接着境界面40と、長手方向の両端部の被覆部材20との各接着境界面41、42と、を有している。
本実施形態では、バインダ樹脂31は、少なくとも、コア10との接着境界面40と、長手方向の両端部の被覆部材20との各接着境界面41、42と、を有している。
前述したように、バインダ樹脂31は、光特性変換材32を保持(又は、含有)し、コア10及び被覆部材20に接着するための接着剤である。バインダ樹脂31は、例えば、エポキシ、シリコン及びアクリルなどの可撓性を有する高分子樹脂である。光ファイバの所定箇所に成形された開口部33に充填されているバインダ樹脂31は、少なくとも光特性変換材32が露出しない厚さを有し、最大でも隣接する被覆部材20の表面と同一面となる厚さを有する。尚、バインダ樹脂31は、波長変換部材等の光特性変換材32で光が変換されることを妨げず、コア10に確実に接着される部材ならば前述した一例に限定されない。
光特性変換材32としての波長変換部材は、導光された光の波長を変換する、例えば、蛍光体若しくは量子ドットなどである。この光特性変換材32は、光ファイバ2に導光された所定の波長の励起光(図示せず)が照射されることによって、所望の波長の出射光をコアへ射出する。また、例えば、光特性変換材の粒径は、約φ20μmであり、複数の光特性変換材32の平均粒径は、約φ5μm乃至φ40μmのうちのいずれかの径を有する。従って、例えば、バインダ樹脂31の厚みは、被覆部材20の厚さ及び光特性変換材32の平均粒径に対応して約5μm乃至67μmの厚さを有する。尚、光特性変換部材32は、光の波長を変換する部材であれば良い。また、光特性変換部材は、光吸収体でも構わない。
前述したように開口部33は、光ファイバ2の所定箇所に開口された孔、例えば、溝である。開口部33は、底面がコア10と、開口部の4つの各側面が被覆部材20の各側面と接するように、光ファイバ2の被覆部材20を加工して成形されている。例えば、開口部33は、レーザ加工機によって、被覆部材20をアブソレーションされて加工成形される。ここで、被覆部材20の側面とは、開口部33の側面と接する部分であり、以下でも同様に示す。
尚、光特性変換部30の底面がコア10とではなく、被覆部材20内のクラッド(図示せず)と接するように成形されていても良い。また、光特性変換部30の表面は、バインダ樹脂31の表面と同一である。また、前述した開口部33の形状は、溝を一例としたが、光を光特性変換材へ導光できるのであれば、どのような形状でも構わない。例えば、開口部33の形状が、長手方向へ細長いような楕円形状、若しくは円形状でも構わない。
尚、光特性変換部30の底面がコア10とではなく、被覆部材20内のクラッド(図示せず)と接するように成形されていても良い。また、光特性変換部30の表面は、バインダ樹脂31の表面と同一である。また、前述した開口部33の形状は、溝を一例としたが、光を光特性変換材へ導光できるのであれば、どのような形状でも構わない。例えば、開口部33の形状が、長手方向へ細長いような楕円形状、若しくは円形状でも構わない。
次に第1の実施形態の作用について説明する。
図3に示すように、被測定部材100が屈曲すると、これに装着されたファイバセンサ1も同様に屈曲する。図3は、光特性変換部30が図面上で上向きに凸側になる様に屈曲している状態を示している。
図3に示すように、被測定部材100が屈曲すると、これに装着されたファイバセンサ1も同様に屈曲する。図3は、光特性変換部30が図面上で上向きに凸側になる様に屈曲している状態を示している。
光源6から出射された検出光である励起光(図示せず)が光特性変換部30へ導光される量は、光ファイバ2の屈曲の曲率の程度によって変化する。また、光特性変換部30へ導光される光量によって、光特性変換材32で変換される光、即ち、光特性変換部32からの出射光の光量も変化する。この出射光の光量の変化を、受光部7で検出することにより、光ファイバ2、即ち、被測定部材100の屈曲の曲率の程度が検出される。
外力によって光ファイバ2が屈曲される場合、光ファイバ2には、光ファイバ2の中心軸から距離が離れるに伴って大きな負荷が生じる。また、異なる部材間で目立って外形形状に差異が生じている部分には、負荷が集中することが知られている。例えば、2つの面が直角に交わる部分などが挙げられる。即ち、中心軸から距離が離れ、隣接する部分と目立って外形形状が異なる部分に大きな負荷が作用する。例えば、本実施形態では、隣接する被覆部材20と、光特性変換部30と、の接着境界41、42の最外点401、402で長手方向に、最大の負荷が集中的に作用することが知られている。光特性変換部30の表面が、隣接する被覆部材20の表面よりも高くなってしまうと、最外点401、402がさらに中心軸から離れ、負荷がより大きくなる。
前述したように、本実施形態では、光特性変換部30の表面は、少なくとも光特性変換材32が露出しないように充填され、最大でも隣接する被覆部材20の表面と同一面になるように充填されている。図3に示されているように、例えば、光特性変換部30でバインダ樹脂31が隣接する被覆部材20の表面と同一になるように充填している場合、バインダ樹脂31が、各接着界面40、41、42で確実に接着される。また、隣接する被覆部材20と外形形状が同一であるために、光特性変換部30において屈曲による負荷の集中が発生せずに、コア10の中心軸からの距離に依存する規則正しい力分布の負荷が作用する。
本実施形態では、光特性変換部30が凸側に屈曲されている状態について説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
本実施形態では、光特性変換部30が凸側に屈曲されている状態について説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
次に第1の実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、光特性変換部30のバインダ樹脂31の表面が、隣接する被覆部材20の表面と同一面になるように形成することによって、光特性変換部30と被覆部材20との間に目立った外形形状の差異が形成されていない。このため、光ファイバが大きく屈曲した場合にも、負荷の集中が発生しないために接着境界面41、42へ対する負荷が軽減できる。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30は、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2の屈曲部分、即ち被測定部材の屈曲箇所を見出すことができる。同様に、光ファイバ2の長手方向の同箇所で外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバ2の屈曲方向がわかる。また、光特性変換部30のバインダ樹脂31の厚さは、各設置箇所で異なっても構わない。
本実施形態によれば、光特性変換部30のバインダ樹脂31の表面が、隣接する被覆部材20の表面と同一面になるように形成することによって、光特性変換部30と被覆部材20との間に目立った外形形状の差異が形成されていない。このため、光ファイバが大きく屈曲した場合にも、負荷の集中が発生しないために接着境界面41、42へ対する負荷が軽減できる。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30は、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2の屈曲部分、即ち被測定部材の屈曲箇所を見出すことができる。同様に、光ファイバ2の長手方向の同箇所で外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバ2の屈曲方向がわかる。また、光特性変換部30のバインダ樹脂31の厚さは、各設置箇所で異なっても構わない。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のファイバセンサ1bは、前述した第1の実施形態のファイバセンサの構造と、ほぼ同等であるが、光特性変換部30のバインダ樹脂31の厚さが異なっている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のファイバセンサ1bは、前述した第1の実施形態のファイバセンサの構造と、ほぼ同等であるが、光特性変換部30のバインダ樹脂31の厚さが異なっている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第2の実施形態の構成について説明する。
図4に示すように、本実施形態における光特性変換部30bは、第1の実施形態の光特性変換部30と、ほぼ同等の構成である。従って、光ファイバ2bに設置されている光特性変換部30bは、少なくとも、バインダ樹脂31bと、光特性変換材32bと、開口部33bと、を有する。
図4に示すように、本実施形態における光特性変換部30bは、第1の実施形態の光特性変換部30と、ほぼ同等の構成である。従って、光ファイバ2bに設置されている光特性変換部30bは、少なくとも、バインダ樹脂31bと、光特性変換材32bと、開口部33bと、を有する。
図4(a)に示されるように、バインダ樹脂31bは、光ファイバ2bの外周の所定箇所に形成された開口部33bに充填されている。本実施形態では、バインダ樹脂31bは、少なくとも、コア10との接着境界面40bと、長手方向の両端部で被覆部材20との各接着境界面41b、42bと、を有している。
バインダ樹脂31bは、光特性変換材32bを保持(又は、含有)し、コア10及び被覆部材20に接着するための接着剤である。光ファイバ2bの所定箇所に成形された開口部33bに、充填されているバインダ樹脂31bの表面が、隣接する被覆部材20の表面よりも低くなる厚さとなるように、バインダ樹脂31bが充填されている。
光特性変換材32bは、第1の実施形態の光特性変換材32と同等の構成である。従って、光特性変換材32bは、ファイバ2bを導光してきた所定の波長の励起光(図示せず)が照射されることによって、所望の波長の出射光をコア10へ射出することができる。
開口部33bは、第1の実施形態の開口部33と同等の構成である。従って、開口部33bは、底面がコア10と、開口部33bの4つの各側面が被覆部材20の各側面と接するように、光ファイバ2bの被覆部材20を加工して成形されている。
次に、第2の実施形態の作用について説明する。
図5に示すように、被測定部材100が屈曲すると装着されたファイバ2bも同様に屈曲する。図5は、光特性変換部30bが図面上で上向きに凸側になる様に屈曲している状態を示している。
図5に示すように、被測定部材100が屈曲すると装着されたファイバ2bも同様に屈曲する。図5は、光特性変換部30bが図面上で上向きに凸側になる様に屈曲している状態を示している。
光源6から出射された検出光である励起光(図示せず)が光特性変換部30bへ導光される量は、光ファイバ2bの屈曲の曲率の程度によって変化する。また、光特性変換部30bへ導光される光量によって、光特性変換材32bで変換される光、即ち出射光の光量も変化する。この出射光の光量の変化を、受光部7で検出することにより、光ファイバ2b、即ち被測定部材100の屈曲の曲率の程度を検出することができる。
外力によって光ファイバ2bが屈曲されている場合、光ファイバ2bの中心軸301から距離が離れるに伴って大きな負荷が生じる。例えば、バインダ樹脂31bの厚さが、被覆部材20の表面よりも低く充填されている場合、接着境界面41b、42bの最外点401b、402bのいずれかで、長手方向に負荷が生じる。
本実施形態では、バインダ樹脂31bが被覆部材20よりも低く充填され、各接着境界面40b、41b、42bで確実に接着されている場合に、屈曲による最大負荷の集中は、開口部33bの最外点のいずれかに作用する。
図5に示されているように、光特性変換部30bのバインダ樹脂31bは、隣接する被覆部材20の表面よりも低くなるように充填されているため、被覆部材20と光特性変換部30bとの接着境界面41b、42bの最外点401b、402bに作用する負荷は、第1の実施形態よりも結果的に軽減される。
本実施形態では、光特性変換部30が凸側に屈曲されている状態について説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
図5に示されているように、光特性変換部30bのバインダ樹脂31bは、隣接する被覆部材20の表面よりも低くなるように充填されているため、被覆部材20と光特性変換部30bとの接着境界面41b、42bの最外点401b、402bに作用する負荷は、第1の実施形態よりも結果的に軽減される。
本実施形態では、光特性変換部30が凸側に屈曲されている状態について説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
次に第2の実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、光特性変換部30bのバインダ樹脂31bが隣接する被覆部材20の表面よりも低くなる厚さに充填されることによって、光ファイバ2bが大きく屈曲した場合でも、光特性変換部30bに作用する負荷が軽減される。このために、接着境界面41b、42bへ対する負荷が軽減できる。従って、繰り返しの使用及び大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げることができる。
本実施形態によれば、光特性変換部30bのバインダ樹脂31bが隣接する被覆部材20の表面よりも低くなる厚さに充填されることによって、光ファイバ2bが大きく屈曲した場合でも、光特性変換部30bに作用する負荷が軽減される。このために、接着境界面41b、42bへ対する負荷が軽減できる。従って、繰り返しの使用及び大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げることができる。
尚、光特性変換部30bは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ間隔を空けて複数個設置されることによって、光ファイバ2bの屈曲部分、即ち被測定部材100の屈曲箇所を見出すことができる。同様に、光ファイバ2bの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバ2bの屈曲方向がわかる。また、光特性変換部30bのバインダ樹脂31bの厚さは、隣接する被覆部材20の表面より低ければ、各設置箇所で異なっても構わない。
[第3の実施形態]
次に第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のファイバセンサ1cは、前述した第1の実施形態のファイバセンサの構造と同等であるが、光特性変換部30cのバインダ樹脂31cの形状が異なっている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のファイバセンサ1cは、前述した第1の実施形態のファイバセンサの構造と同等であるが、光特性変換部30cのバインダ樹脂31cの形状が異なっている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第3の実施形態の構成について説明する。
図6に示すように、光特性変換部30cは、第1の実施形態の光特性変換部30と、ほぼ同等の構成である。従って、光ファイバ2cに設置されている光特性変換部30cは、少なくとも、バインダ樹脂31cと、光特性変換材32cと、開口部33cと、を有する。
図6に示すように、光特性変換部30cは、第1の実施形態の光特性変換部30と、ほぼ同等の構成である。従って、光ファイバ2cに設置されている光特性変換部30cは、少なくとも、バインダ樹脂31cと、光特性変換材32cと、開口部33cと、を有する。
バインダ樹脂31cは、光ファイバ2cの外周の所定箇所に形成された開口部33cに充填されている。本実施形態では、光特性変換部30cは、少なくとも、コア10との接着境界面40cと、長手方向の両端部で被覆部材20との各接着境界面41c、42cと、を有している。
バインダ樹脂31cは、光特性変換材32cを保持(又は、含有)し、コア10及び被覆部材20に接着するための接着剤である。光ファイバ2cの所定箇所に成形された開口部33cに充填されているバインダ樹脂31cの表面が、隣接する被覆部材20の表面と同一面若しくはその表面よりも低くなる厚さで充填されている。図6(a)、(b)、(c)に示されるように、バインダ樹脂31cは、中心部で内方に凹部であるメニスカス曲面を有する円弧形状の表面を形成する。例えば、図6(b)、(c)に示されているように、光特性変換部30cの表面が形成されている。即ち、図6(b)に示されるように、中心部の断面C−Cで光特性変換部30cの厚さは、隣接する被覆部材20の厚さより低く、図6(c)に示されるように、端部の断面D−Dで光特性変換部30cの厚さは、隣接する被覆部材20と同一である。尚、バインダ樹脂31cの表面の曲率の程度は、本実施形態によって制限されない。
光特性変換材32cは、第1の実施形態の光特性変換材32と同等の構成である。従って、光特性変換材32cは、光ファイバ2cを導光してきた所定の波長の励起光(図示せず)が照射されることによって、所望の波長の出射光をコア10へ射出することができる。
開口部33cは、第1の実施形態の開口部33と同等の構成である。従って、開口部33cは、底面がコア10と、開口部の4つの各側面が被覆部材20の各側面と接するように、光ファイバ2cの被覆部材20を加工して成形されている。
次に、第3の実施形態の作用について説明する。
前述の実施形態のように、光特性変換部30cが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2cに外力が加わった場合、隣接する部分と目立って外形形状が異なる部分で、中心軸302から距離が離れている部分に大きな負荷が作用する。従って、本実施形態では、バインダ樹脂31cの表面が円弧形状に形成されているために、光特性変換部30cで負荷の集中が起こり難い。
本実施形態では、光特性変換部30cが凸側に屈曲されている状態を説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
前述の実施形態のように、光特性変換部30cが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2cに外力が加わった場合、隣接する部分と目立って外形形状が異なる部分で、中心軸302から距離が離れている部分に大きな負荷が作用する。従って、本実施形態では、バインダ樹脂31cの表面が円弧形状に形成されているために、光特性変換部30cで負荷の集中が起こり難い。
本実施形態では、光特性変換部30cが凸側に屈曲されている状態を説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
次に、第3の実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、バインダ樹脂31cの表面の形状が、円弧形状に形成されているために、負荷の集中が発生し難い。さらに、光特性変換部30cの両端部が隣接する被覆部材20の表面と同一であり、中心部が隣接する被覆部材20の表面より低くなるように、バインダ樹脂31cが充填されていることによって、光特性変換部30cに作用する負荷が軽減される。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30cは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2cの屈曲部分、即ち被測定部材の屈曲箇所がわかる。同様に、光ファイバ2cの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバの屈曲方向を見出すことができる。また、光特性変換部30cの両端部及び中心部は、隣接する被覆部材20の表面と同一、若しくは、低く、内方に向かう凹部を有する円弧形状に形成されていれば、各設置箇所で異なっても構わない。
本実施形態によれば、バインダ樹脂31cの表面の形状が、円弧形状に形成されているために、負荷の集中が発生し難い。さらに、光特性変換部30cの両端部が隣接する被覆部材20の表面と同一であり、中心部が隣接する被覆部材20の表面より低くなるように、バインダ樹脂31cが充填されていることによって、光特性変換部30cに作用する負荷が軽減される。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30cは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2cの屈曲部分、即ち被測定部材の屈曲箇所がわかる。同様に、光ファイバ2cの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバの屈曲方向を見出すことができる。また、光特性変換部30cの両端部及び中心部は、隣接する被覆部材20の表面と同一、若しくは、低く、内方に向かう凹部を有する円弧形状に形成されていれば、各設置箇所で異なっても構わない。
[第4の実施形態]
次に第4の実施形態について説明する。第4の実施形態のファイバセンサ2dは、前述した第1、第3の実施形態のファイバセンサの構造と、ほぼ同等であるが、光特性変換部のバインダ樹脂の表面に保護膜が設けられている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に第4の実施形態について説明する。第4の実施形態のファイバセンサ2dは、前述した第1、第3の実施形態のファイバセンサの構造と、ほぼ同等であるが、光特性変換部のバインダ樹脂の表面に保護膜が設けられている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第4の実施形態の構成について説明する。
図7に示すようには、本実施形態においては、光ファイバ1dに設置されている光特性変換部30dは、少なくとも、バインダ樹脂31dと、光特性変換材32dと、開口部33dと、バインダ樹脂の曲げに対する補強材としての保護膜50と、を有する。
図7に示されるように、光特性変換部30dは、光ファイバ2dの外周の所定箇所に形成された開口部33dに充填されている。本実施形態では、光特性変換部30dは、少なくとも、コア10との接着境界面40dと、両端部で被覆部材20との各接着境界面41d、42dと、を有している。
図7に示すようには、本実施形態においては、光ファイバ1dに設置されている光特性変換部30dは、少なくとも、バインダ樹脂31dと、光特性変換材32dと、開口部33dと、バインダ樹脂の曲げに対する補強材としての保護膜50と、を有する。
図7に示されるように、光特性変換部30dは、光ファイバ2dの外周の所定箇所に形成された開口部33dに充填されている。本実施形態では、光特性変換部30dは、少なくとも、コア10との接着境界面40dと、両端部で被覆部材20との各接着境界面41d、42dと、を有している。
バインダ樹脂31dは、光特性変換材32dを保持(又は含有)し、コア10及び被覆部材20に接着するための接着剤である。光ファイバ2dの所定箇所に成形された開口部33dに充填されているバインダ樹脂31dと、保護膜50と、を統合した厚さは、両端部で隣接する被覆部材20の表面と同一表面、若しくは、その表面よりも低くなる厚さで充填されている。図7に示されるように、バインダ樹脂31dは、中心部で内方に凹部を有する円弧形状を形成している。尚、バインダ樹脂31cは、光特性変換材32dで光が変換されることを妨げず、光特性変換材32dを含んでコア、若しくは、クラッド(図示せず)に確実に接着される部材ならば前述した一例に制限されない。例えば、第2の実施形態に開示したように、光特性変換部30dは、隣接する被覆部材より低く充填された平坦なバインダ樹脂31d上に保護膜50が設置されている形状でも構わない。
光特性変換材32dは、第1の実施形態の光特性変換材32と同等の構成である。従って、光特性変換材32dは、ファイバ2dを導光してきた所定の波長の励起光(図示せず)を照射されることによって、所望の波長の出射光をコア10へ射出することができる。
開口部33dは、第1の実施形態の開口部33と同等の構成である。従って、開口部33dは、底面がコア10と、開口部の4つの各側面が被覆部材20の各側面と、接するように、光ファイバ2dの被覆部材20を加工して成形されている。
保護膜50は、バインダ樹脂31dの外表面に接着されている。例えば、保護膜50は、アルミニウム、若しくは、金等の箔である。また、保護膜50は、例えば、スパッタリング、若しくは、蒸着によってバインダ樹脂31dの外表面に成膜されている。尚、保護膜50は、光ファイバ2dが屈曲したときに、バインダ樹脂31dの耐久性を補強できる部材であれば何でも構わない。さらに、保護膜50の成膜方法も、確実にバインダ樹脂31dに接着されるならばどのような方法でも構わない。
次に、第4の実施形態の作用について説明する。
前述の実施形態のように、光特性変換部30dが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2dに外力が加わった場合、第3の実施形態に示したように、バインダ樹脂31dの表面が、円弧形状に形成されているために、負荷の集中が起こり難い。また、保護膜50によって補強されているために、光特性変換部30dの負荷に対する耐久性が補強されている。さらに、保護膜50が成膜されていることによって、バインダ樹脂30dが吸湿によって膨潤することを防ぐことができる。
本実施形態では、光特性変換部30dが凸側に屈曲されている状態を説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
前述の実施形態のように、光特性変換部30dが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2dに外力が加わった場合、第3の実施形態に示したように、バインダ樹脂31dの表面が、円弧形状に形成されているために、負荷の集中が起こり難い。また、保護膜50によって補強されているために、光特性変換部30dの負荷に対する耐久性が補強されている。さらに、保護膜50が成膜されていることによって、バインダ樹脂30dが吸湿によって膨潤することを防ぐことができる。
本実施形態では、光特性変換部30dが凸側に屈曲されている状態を説明したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
次に、第4の実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、バインダ樹脂31dの表面の形状が、円弧形状に形成されているために、負荷の集中が発生し難い。さらに、保護膜50によって補強されているために、光特性変換部30dの負荷に対する耐久性が向上し、吸湿による膨潤を防ぐことができる。さらに、光特性変換部30dの長手方向の両端部が、隣接する被覆部材20の厚さより低くなるようにバインダ樹脂31dを充填することによって、第2の実施形態のように、接着境界面41d、42dの最外部に作用する負荷が軽減される。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30dは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2dの屈曲部分、即ち、被測定部材の屈曲箇所がわかる。同様に、光ファイバ2dの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバ2dの屈曲方向を見出すことができる。また、光特性変換部30dのバインダ樹脂31dと保護膜50とを統合した厚さは、隣接する被覆部材20の表面と同一、若しくは、低ければ、各設置箇所で異なっても構わない。
本実施形態によれば、バインダ樹脂31dの表面の形状が、円弧形状に形成されているために、負荷の集中が発生し難い。さらに、保護膜50によって補強されているために、光特性変換部30dの負荷に対する耐久性が向上し、吸湿による膨潤を防ぐことができる。さらに、光特性変換部30dの長手方向の両端部が、隣接する被覆部材20の厚さより低くなるようにバインダ樹脂31dを充填することによって、第2の実施形態のように、接着境界面41d、42dの最外部に作用する負荷が軽減される。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30dは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2dの屈曲部分、即ち、被測定部材の屈曲箇所がわかる。同様に、光ファイバ2dの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバ2dの屈曲方向を見出すことができる。また、光特性変換部30dのバインダ樹脂31dと保護膜50とを統合した厚さは、隣接する被覆部材20の表面と同一、若しくは、低ければ、各設置箇所で異なっても構わない。
[第5の実施形態]
次に第5の実施形態について説明する。第5の実施形態のファイバセンサ1eは、前述した第1の実施形態のファイバセンサの構造と、ほぼ同等であるが、開口部33eの形状が異なっている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に第5の実施形態について説明する。第5の実施形態のファイバセンサ1eは、前述した第1の実施形態のファイバセンサの構造と、ほぼ同等であるが、開口部33eの形状が異なっている。本実施形態の構成要素の参照符号において、前述した第1の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第5の実施形態の構成について説明する。
図8に示すように、本実施形態では、光特性変換部30eは、第1の実施形態の光特性変換部30と、ほぼ同等の構成である。従って、光ファイバ2eに設置されている光特性変換部30eは、少なくとも、バインダ樹脂31eと、光特性変換材32eと、開口部33eと、を有する。
図8に示されるように、バインダ樹脂31eは、光ファイバ2eの外周の所定箇所に形成された開口部33eに充填されている。本実施形態では、開口部33eは、長手方向の両端部が、外側に向かって面積が広がるようなテーパになるように加工されているテーパ部を有している。光特性変換部30eは、少なくとも、コア10との接着境界面40eと、長手方向の両端部で被覆部材20との各接着境界面41e、42eと、を有している。
図8に示すように、本実施形態では、光特性変換部30eは、第1の実施形態の光特性変換部30と、ほぼ同等の構成である。従って、光ファイバ2eに設置されている光特性変換部30eは、少なくとも、バインダ樹脂31eと、光特性変換材32eと、開口部33eと、を有する。
図8に示されるように、バインダ樹脂31eは、光ファイバ2eの外周の所定箇所に形成された開口部33eに充填されている。本実施形態では、開口部33eは、長手方向の両端部が、外側に向かって面積が広がるようなテーパになるように加工されているテーパ部を有している。光特性変換部30eは、少なくとも、コア10との接着境界面40eと、長手方向の両端部で被覆部材20との各接着境界面41e、42eと、を有している。
バインダ樹脂31eは、光特性変換材32eを保持(又は、含有)し、コア10及び被覆部材20に接着するための接着剤である。光ファイバの所定箇所に成形された開口部33eに充填されているバインダ樹脂31のe表面は、両端部で隣接する被覆部材20の表面と同一面、若しくはその表面よりも低くなる厚さで充填されている。尚、バインダ樹脂31eは、光特性変換材32eで光が変換されることを妨げず、光特性変換材32eを含んでコア及びジャケットに確実に接着される部材ならば前述した一例に制限されない。例えば、バインダ樹脂31eは、第3の実施形態ように、表面が円弧形状を有していても構わない。さらに、第4の実施形態のように、光特性変換部31eが、表面に保護膜を有していても構わない。
光特性変換材32eは、第1の実施形態の光特性変換材と同等の構成である。従って、光特性変換材32eは、光ファイバ2eを導光してきた所定の波長の励起光(図示せず)が照射されることによって、所望の波長の出射光をコアへ射出することができる。尚、光特性変換材32eは、光の波長を変換する部材であれば良い。また、光特性変換材32eは、光吸収体でも構わない。
開口部33eは、長手方向の両端部が、外側に向かって面積が広がるようなテーパになるように加工されているテーパ部を有している。また、開口部33eは、底面がコア10と、開口部の4つの各側面が被覆部材20の各側面と接するように、光ファイバ2eの被覆部材20を加工して成形されている。
次に、第5の実施形態の作用について説明する。
前述の実施形態のように、光特性変換部30eが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2eに外力が加わった場合、隣接する被覆部材20と光特性変換部30eとの外形形状に目立った差異が生じていない。また、光特性変換部30eの両端部のテーパ部が、光ファイバ2eの外周に向かって広がるように成形されているために、接着境界面41e、42eにかかる負荷が軽減される。
本実施形態では、光特性変換部30eが凸側に屈曲されている状態を示したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
前述の実施形態のように、光特性変換部30eが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2eに外力が加わった場合、隣接する被覆部材20と光特性変換部30eとの外形形状に目立った差異が生じていない。また、光特性変換部30eの両端部のテーパ部が、光ファイバ2eの外周に向かって広がるように成形されているために、接着境界面41e、42eにかかる負荷が軽減される。
本実施形態では、光特性変換部30eが凸側に屈曲されている状態を示したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
次に、第5の実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、光特性変換部30cの長手方向の両端部のテーパ部が、光ファイバ2eの外周に向かって広がるように成形されているために、接着境界面41e、42eで長手方向にかかる負荷が軽減される。さらに、光特性変換部30eの両端部が、隣接する被覆部材20の表面より低くなるようにバインダ樹脂31eを充填することによって、第2の実施形態のように、接着境界面41e、42eの最外部に作用する負荷が軽減される。従って、繰り返しの使用及び大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
本実施形態によれば、光特性変換部30cの長手方向の両端部のテーパ部が、光ファイバ2eの外周に向かって広がるように成形されているために、接着境界面41e、42eで長手方向にかかる負荷が軽減される。さらに、光特性変換部30eの両端部が、隣接する被覆部材20の表面より低くなるようにバインダ樹脂31eを充填することによって、第2の実施形態のように、接着境界面41e、42eの最外部に作用する負荷が軽減される。従って、繰り返しの使用及び大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30eは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2eの屈曲部分、即ち被測定部材の屈曲箇所を見出すことができる。同様に、光ファイバ2eの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバの屈曲方向がわかる。また、光特性変換部30eのバインダ樹脂31eの厚さは、隣接する被覆部材20の表面と同一、若しくは、低ければ、各設置箇所で異なっても構わない。
次に、第5の実施形態の変形例について説明する。
図9に示されるように、第5の実施形態の変形例のファイバセンサ1fは、第5の実施形態のファイバセンサ1eと、ほぼ同等の構成であるが、開口部33fの両端部の形状が異なっている。従って、第5の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図9に示されるように、第5の実施形態の変形例のファイバセンサ1fは、第5の実施形態のファイバセンサ1eと、ほぼ同等の構成であるが、開口部33fの両端部の形状が異なっている。従って、第5の実施形態の構成要素と共通のものには同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の変形例では、光特性変換部30fの開口部33fが外側に向かうに伴って広がり、開口部33fの底面と長手方向の両端部との接点で曲率を有するように加工されている。このために、前述の実施形態のように、光特性変換部30fが図面上で上向きに凸側になる様に光ファイバ2fに外力が加わった場合、長手方向の両接着境界面41f、42fに作用する負荷が、さらに軽減される。
本実施形態の変形例では、光特性変換部30fが凸側に屈曲されている状態を示したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
本実施形態の変形例では、光特性変換部30fが凸側に屈曲されている状態を示したが、凹側に屈曲されている場合でも同様の作用が得られる。
本実施形態の変形例によれば、開口部33fの長手方向の両端部が、外側に向かうに伴って広がり、開口部33fの底面と両端部との接点で曲率を有するように成形されているために、光特性変換部30fの接着境界面41f、42fに、かかる負荷が軽減される。さらに、光特性変換部30fの長手方向の両端部が、隣接する被覆部材20の表面より低くなるようにバインダ樹脂31fを充填することによって、第2の実施形態のように、接着境界面41f、42fの最外部に作用する負荷がさらに軽減される。従って、繰り返しの使用、及び、大きな曲率を有する屈曲に対して耐久性を有するファイバセンサを提供することができる。即ち、測定可能な被測定部材の屈曲の程度の範囲を広げる事ができる。
尚、光特性変換部30fは、複数個設置されていても良い。例えば、長手方向へ複数個設置されることによって、光ファイバ2fの屈曲部分、即ち被測定部材の屈曲箇所を見出すことができる。同様に、光ファイバ2fの長手方向の同箇所の外周表面に複数個設置されることよって、光ファイバ2fの屈曲方向がわかる。また、光特性変換部30fのバインダ樹脂31fの厚さは、隣接する被覆部材20の表面と同一若しくは低ければ、各設置箇所で異なっても構わない。
前述した実施形態は、ファイバセンサ、光ファイバ及び光特性変換部の形状を制限するものではない。また、導光されてきた光の特性を変換し、屈曲に対して耐久性を有する物質であれば、光特性変換部を構成する光特性変換材及び接着剤は、各々、波長変換部材及びバインダ樹脂以外の物質でも構わない。
1、1b、1c、1d、1e、1f…ファイバセンサ、2、2b、2c、2d、2e、2f…光ファイバ、3…検出用ファイバ部、4…光供給用ファイバ部、5…受光用ファイバ部、6…光源、7…、8…光ファイバ結合部、9…端面、10…コア、20…被覆部材、30、30b、30c、30d、30e、30f…光特性変換部、31、31b、31c、31d、31e、31f…バインダ樹脂、32、32b、32c、32d、32e、32f…光特性変換材、40、40b、40c、40d、40e、40f…接着境界面、41、41b、41c、41d、41e、41f、42、42b、42c、42d、42e、42f…接着境界面、50…外表面、100…被測定部材、301302…光ファイバの中心軸、401、401b、402、402b…最外点。
Claims (6)
- 光源と、
前記光源から照射された光を導光し、少なくとも1つの光特性変換部を備え、可撓性を有する光ファイバと、
前記光ファイバで導光された光を受光する受光部と、を具備し、
前記光特性変換部は、
前記導光された光の特性を変換する光特性変換材と、
底面がコア、若しくは被覆部材のクラッドと接するように前記光ファイバの該被覆部材に成形された開口部と、
前記開口部内に前記光特性変換部材を保持するために、長手方向で該開口部と隣接する被覆部材の表面と同一面、若しくは、該表面よりも低くなる厚さに充填された接着剤と、を有すること、を特徴とするファイバセンサ。 - 前記光特性変換部は、前記光ファイバの長手方向で内方に凹型の円弧形状の表面を有することを特徴とする、請求項1に記載のファイバセンサ。
- 前記光特性変換部は、表面に保護膜が設けられていることを特徴とする、請求項1若しくは2に記載のファイバセンサ。
- 前記光特性変換部は、前記光ファイバの長手方向で両端部に該光ファイバの外周に向かって広がるテーパ部を有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のファイバセンサ。
- 前記光特性変換部は、前記光ファイバの長手方向の両端部の一部が曲率を有するように形成されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のファイバセンサ。
- 前記光特性変換材は、粒径が5μm乃至40μmを有し、
前記接着剤は、少なくとも光特性変換材を埋設させる厚みを有していることを特徴とする、請求項1若しくは2に記載のファイバセンサ。
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