JP2008039602A - バンドルファイバ、及び光電式エンコーダ - Google Patents

バンドルファイバ、及び光電式エンコーダ Download PDF

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Abstract

【課題】外径の異なる光ファイバ素線を高精度に配置した安価に製造可能なバンドルファイバ、そのバンドルファイバを用いた光電式エンコーダを提供する。
【解決手段】バンドルファイバ21は、1本の光源用光ファイバ素線23と、その周りに配置された6本の受光器用光ファイバ素線24と、光源用光ファイバ素線23を嵌合する円筒状の内部フェルール25と、1本の光源用光ファイバ素線23及び6本の受光器用光ファイバ素線24を囲む円筒状の外部フェルール26とから構成される。外部フェルール26は、内部フェルール25、及び6本の受光器用ファイバ素線24を当接した状態で嵌合する内径を有する。光源用光ファイバ素線23は、受光器用光ファイバ素線24と比較し、外径が小さい。内部フェルール25は、光源用光ファイバ素線23の外径と略同一の内径を有し、受光器用光ファイバ素線24と略同一の外径を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数本のファイバ素線を束ねそれらの相対的位置関係を固定するバンドルファイバ、及びそのようなバンドルファイバを用いた光電式エンコーダに関する。
反射型位相格子スケールを利用した光電式エンコーダにおいては、点光源からのコヒーレント光を反射型位相格子スケールに照射することにより、スケール位置情報を有した回折光の干渉縞が生成される。そして、この干渉縞を位相検波することにより測長が可能となる(特許文献1参照)。
特開2004−53605号公報
この種の光電式エンコーダでは、点光源と、スケールからの反射光を受光する受光部との相対的位置関係により、受光部において受光する干渉縞が異なる。したがって、その点光源と受光部との間の相対的位置関係に高精度が求められる。この高精度な相対的位置関係を比較的簡単に実現する為に、光ファイバ素線の外径を各々当接させて、位置決めするバンドルファイバが特許文献1に提案されている。しかしながら、上記の方法であれば、外径の異なる光ファイバ素線を用いることはできない。すなわち、近年多様化する各種光センサの要求に対応できたものではなく、外径の異なる光ファイバ素線を複合的に配置することができなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、外径の異なる光ファイバ素線を高精度に配置した安価に製造可能なバンドルファイバ、及びそのバンドルファイバを用いた光電式エンコーダを提供することを目的とする。
本発明に係るバンドルファイバは、第1ファイバ素線及び当該第1ファイバ素線よりも外径の大きい第2ファイバ素線の位置関係を固定したバンドルファイバであって、前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径、前記第2ファイバ素線の外径と略同一の外径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第1フェルールと、前記第1フェルールに嵌合された第1ファイバ素線又は前記第2ファイバ素線を当接した状態で嵌合する内径を有する筒状の第2フェルールとを備えることを特徴とする。
上記のような構成とすることにより、第1フェルールが、第1ファイバ素線の外径と略同一内径、第2ファイバ素線の外径と同一の内径を有しているので、第1ファイバ素線を第1フェルール内に嵌合させ、その第1フェルールに第2ファイバ素線を当接させ外径の異なる光ファイバ素線を簡単に位置決めし、固定することができる。
また、前記第1フェルールの端部、前記第2フェルールの端部、及び前記第2ファイバ素線の端部は、揃えて配置されており、前記第1フェルールの端部に設けられ且つ前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第3フェルールを備える構成としてもよい。
このような構成とすることにより、第1ファイバ素線の端部と、第2ファイバ素線の端部とに段差が設けられる。この段差により、照射光と反射光との間に光路差が設けられ、反射光の第1ファイバ素線或いは第2ファイバ素線への受光率を向上させることができる。
また、前記第1フェルールの端部、前記第2フェルールの端部、及び前記第2ファイバ素線の端部は揃えて配置されており、前記第1フェルールの端部に設けられ、前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径を有し、前記第1ファイバ素線を嵌合したキャップ状であり、光を透過する第4フェルールを備える構成としてもよい。
このような構成とすることにより、光を透過する第4フェルールにより、その第4フェルールから照射された光を集光させるなど光の拡散角を任意に変更することが可能となる。
本発明に係る光電式エンコーダは、測定軸方向に所定ピッチで回折格子が形成されたスケールと、このスケールに対して相対移動可能に配置され、前記スケールにコヒーレント光を照射する照射部、並びにこの照射部の周囲に前記測定軸方向及びこれと直交する方向に所定の間隔を空けて配置され前記照射部から出射され前記スケールの回折格子で反射された光を受光する複数の受光部が同一検出面上に配置された読み取りヘッドと、この読み取りヘッドの受光部からの受光信号を処理して前記スケールに対する前記読み取りヘッドの前記測定軸方向の変位を検出する信号処理手段とを備えた光電式エンコーダにおいて、前記受光部は、第1ファイバ素線と、当該第1ファイバ素線よりも外径の大きい第2ファイバ素線と、前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径、前記第2ファイバ素線の外径と略同一の外径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第1フェルールと、前記第1フェルールに嵌合された第1ファイバ素線又は前記第2ファイバ素線を当接した状態で嵌合する内径を有する筒状の第2フェルールとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、外径の異なる光ファイバ素線を高精度に配置した安価に製造可能なバンドルファイバ、及びそのバンドルファイバを用いた光電式エンコーダを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る光電式エンコーダ及びそのバンドルファイバを用いた光電式エンコーダついて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態に係る光電式エンコーダを説明する。
図1に示すように、光電式エンコーダは、測定軸方向に所定ピッチで回折格子が形成されたスケール10と、光を照射すると共に光を受光する読み取りヘッド20と、読み取りヘッド20により検出したスケール10からの受光信号に基づき、その受光信号を補正する信号処理部30とを有する。スケール10の長手方向が測定軸Xとなる。読み取りヘッド20は、スケール10に対して所定距離Dを維持してX方向に相対移動可能に配置されている。なお、読み取りヘッド20が固定され、スケール10が相対移動する構成でも良い。すなわち、読み取りヘッド20とスケール10とは、X方向に相対移動可能であれば良い。
なお、以下において、スケール10の面と平行で、X方向に直交する方向をY方向、X方向及びY方向に直交する方向、すなわちスケール10の面に直交する方向をZ方向とする。
スケール10は、X方向に沿って所定ピッチで周期的に配列されたY方向に延びる格子11を有する。格子11は、例えば、読み取りヘッド20の検出面上のX方向に対しては、0次回折光が減衰され、1次回折光による2つ山のガウス分布となるように、そのピッチが光源の波長との関係で決められている。
読み取りヘッド20は、主として、7本の光ファイバを拘束したバンドルファイバ21と、そのバンドルファイバ21の端部に嵌合されたキャップ型の嵌合部22とから構成されている。嵌合部22には、その中心に貫通孔22aと、貫通孔22aの周りに位置する6つの格子状のスリット22bとが設けられている。
次に、図2〜図3を参照して、このバンドルファイバ21について説明する。図2は、バンドルファイバ21の斜視図であり、図3(a)は、バンドルファイバ21の端部断面図であり、図3(b)は、図3のA−A’断面図である。
図2〜図3に示すように、バンドルファイバ21は、一本の光源用光ファイバ素線23と、その周りに配置された6本の受光器用光ファイバ素線24と、光源用光ファイバ素線23を嵌合する円筒状の内部フェルール25と、1本の光源用光ファイバ素線23及び6本の受光器用光ファイバ素線24を囲む円筒状の外部フェルール26とから構成されている。外部フェルール26は、内部フェルール25、及び6本の受光器用ファイバ素線24を当接した状態で嵌合する内径を有している。なお、光源用光ファイバ素線23の外径は、例えばφ0.125mmであり、受光器用光ファイバ素線24の外径は、例えばφ0.25mmである。
光源用光ファイバ素線23は、その芯の中心に形成された光を導波するコア23aと、そのコア23aの外周に形成されたコア23aよりも屈折率の低いクラッド23bとから構成されている。また、光源用光ファイバ素線23には、例えば、シングルモードファイバが使用される。
上述のように光源用光ファイバ素線23は、受光器用光ファイバ素線24と比較し、その外径が小さい。
そこで、内部フェルール25は、光源用光ファイバ素線23の外径と略同一の内径、及び受光器用光ファイバ素線24と略同一の外径を有する円筒状に形成され、光源用光ファイバ素線23に嵌合されている。
受光器用光ファイバ素線24は、その中心に形成された光を導波するコア24aと、そのコア24aの外周に形成されたコア24aよりも屈折率の低いクラッド24bとから構成されている。また、受光器用光ファイバ素線24には、例えば、マルチモードファイバが使用される。
光源用光ファイバ素線23の嵌合部22とは反対側の末端には、例えば、LED等の光源が設けられている(図示略)。このLED等の光源から発せられた光は、光源用光ファイバ素線23のコア23aを導波して、嵌合部22の貫通孔22aを介して、スケール10に照射される。なお、この光源となる光は、LED、気体レーザ等のレーザ光のように位相の揃った指向性の良い光が好ましい。
受光器用光ファイバ素線24の嵌合部22とは反対側の末端には、例えばCCD等の受光器が設けられている(図示略)。スケール10からの反射光は、嵌合部22のスリット22bを介し、受光器用光ファイバ素線24のコア24aを導波して、CCDに受光される。
第1実施形態の光電式エンコーダは、スケール10に対して読み取りヘッド20を相対移動させながら、受光器に受光される受光量を計測し、信号処理部30にて測定軸方向Xの変位を検出する。
上記のように、本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバ及び光電式エンコーダにおいては、光源用光ファイバ素線23に内部フェルール25を嵌合させ、さらに、光ファイバ素線23,24を外部フェルール26に嵌合させることにより、異種の外径、及び特性を有する複数本のファイバ素線を密接して配置することが可能となる。また、このようなバンドルファイバ21は、内部フェルール25以外の構成は、従来技術と同様の構成であるため、製造する上での設備導入は不要であり、比較的簡単に製造できる。即ち、結束した光ファイバ束を製作する際の、製作コストが低減される。
[第2実施形態]
次に、図4,図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る光電式エンコーダを説明する。なお、第1実施形態と同一の要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図4において、図4(a)は、本発明の第2実施形態に係る光電式エンコーダのバンドルファイバ21’の端部正面図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B’断面図である。
第2実施形態の光電式エンコーダは、バンドルファイバ21’において、その端部に筒状の第一端部フェルール27が設けられた点で、第1実施形態と異なる。
第一端部フェルール27は、光源用光ファイバ素線23の外径と略同一の内径を有しており、その内部に光源用光ファイバ素線23を嵌合して配置されている。
第2実施形態のバンドルファイバ21’を製作する場合、例えば、まず、内部フェルール25と、6本の受光器用光ファイバ素線24とを外部フェルール26内に配置する。次に、予め第一端部フェルール27にその先端を嵌合された光源用光ファイバ素線23を内部フェルール25の内径に通す。最後に、第一端部フェルール27と内部フェルール25とを接着剤等により接着する。
なお、第2実施形態における光電式エンコーダにおいて、バンドルファイバ21’の先端に取り付けられる嵌合部(図示略)には、その中心に第一端部フェルール27を通す径の貫通孔が設ければよい。
このように本発明の第2実施形態に係る光電式エンコーダ及びそれに用いられるバンドルファイバ21’によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、バンドルファイバ21’によれば、光源用光ファイバ素線23と受光器用光ファイバ素線24との間に段差を設けることが出来る。図5は、バンドルファイバ21’を用いた光電式エンコーダの光路と、従来の光電式エンコーダの光路とを比較する図である。ここで、図5(a)は、バンドルファイバ21’を用いた読み取りヘッド20’からの光路を示し、図5(b)は、第一端部フェルール27を設けていない第1実施形態の読み取りヘッド20からの光路を示す。ここで、光源用光ファイバ素線23からの照射光の発散角をφ、スケール10からの反射光の発散角をθとし、照射光及び反射光は空間に均一的に発散するものとする。また、受光器用光ファイバ素線24の端部とスケール10との距離をLa、受光器用ファイバ素線24の端部と光源用光ファイバ素線23の端部との段差をLbとする。
図5に示すように、第2実施形態の光電式エンコーダは、第一端部フェルール27で段差Lbを設けているので、第1実施形態に比べ、受光器用光ファイバ素線24において受光する反射光の発散を距離Lb・tanφだけ抑えることができる。
すなわち、受光器用光ファイバ素線23において受光する反射光の受光率を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、図6,図7を参照して、本発明の第3実施形態に係る光電式エンコーダを説明する。なお、第1及び第2実施形態と同一の要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図6において、図6(a)は、本発明の第3実施形態に係る光電式エンコーダのバンドルファイバ21’’の端部正面図であり、図6(b)は、図6(a)のC−C’断面図である。
第3実施形態のバンドルファイバ21’’は、その端部に第一端部フェルール27’の代わりに、キャップ型の第二端部フェルール28が設けられた点で、第2実施形態と異なる。その他構成は、第2実施形態と同一であり、それら同一の構成には、同一符号を付し、その説明を省略する。なお、製造工程も、第2実施形態と略同一である。
この第二端部フェルール28は、例えばガラス等の光を透過する光学部材であり、キャップ型に形成されたその底部は、レンズとして機能するように凸型に形成されている。
なお、第3実施形態における光電式エンコーダにおいて、そのバンドルファイバ21’’の先端に取り付けられる嵌合部(図示略)には、その中心に第二端部フェルール28を通す径の貫通孔を設ければよい。
このような本発明の第3実施形態に係る光電式エンコーダ及びそれに用いられるバンドルファイバ21’’によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、バンドルファイバ21’’によれば、第二端部フェルール28により、光源用光ファイバ素線23と受光器用光ファイバ素線24との間に段差を設けることが出来る。
図7は、バンドルファイバ21’’を用いた光電式エンコーダの光路と、第1実施形態の光電式エンコーダの光路を比較する図である。ここで、図7(a)は、バンドルファイバ21’’を用いた光電式エンコーダ20’の光路を示し、図7(b)は、第1実施形態の光電式エンコーダの光路を示す。なお、図7においては、波線により照射光のみを示し、反射光を省略して示している。
図7に示すように、第二端部フェルール28を設けたことにより、第1実施形態を示す図7(b)の読み取りヘッド20と比較して、本実施例である図7(a)の読み取りヘッド20’’は光源用光ファイバ素線23からの光をスケール10上において集光させることができる。
このように第3実施形態に係る光電式エンコーダによれば、光を透過する第4フェルールにより、その第4フェルールから照射された光を集光させるなど光の拡散角を任意に変更することが可能となる。
以上、本発明の第1〜第3実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。
例えば、第1実施形態に示したように1本の光源用光ファイバ素線23及び6本の受光器用光ファイバ素線24という構成に限られない。また、光源用光ファイバ素線23を中心として、その周りに受光器用光ファイバ素線24を配置する構成に限られず、受光器用光ファイバ素線24を中心として、その周りに光源用光ファイバ素線23を配置する構成としてもよい。
また、第1実施形態において、光源用光ファイバ素線23及び受光器用光ファイバ素線24の径をφ0.125mm、φ0.25mmとしたが、この径の大きさに限定されるものではない。よって、例えば、光源用光ファイバ素線23及び受光器用光ファイバ素線24の径をφ0.125mm、φ0.5mm、或いはφ0.25mm、φ0.5mmとしてもよい。
また、第3実施形態において、第二端部フェルール28の底部は、凹型に成形されていてもよい。
また、第一端部フェルール27と第二端部フェルール28を共に備えたバンドルファイバとしてもよい。第一端部フェルール27と第二端部フェルール28を共に備えたバンドルファイバにより、さらに複雑な光学系を実現することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る光電式エンコーダの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバ21の一部を切り欠いた斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバ21の端部正面図及びA−A’断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンドルファイバ21’の端部正面図及びB−B’断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンドルファイバ21’を用いた光電式エンコーダの光路と、第1実施形態の光電式エンコーダの光路を比較する図である。 本発明の第3実施形態に係るバンドルファイバ21’’の端部正面図及びC−C’断面図である。 本発明の第3実施形態に係るバンドルファイバ21’’を用いた光電式エンコーダの光路と、第1実施形態の光電式エンコーダの光路を比較する図である。
符号の説明
10…スケール、11…格子、20,20’,20’’…読み取りヘッド、21,21’,21’’…バンドルファイバ、22…嵌合部、22a…貫通孔、22b…スリット、23…光源用光ファイバ素線、24…受光器用光ファイバ素線、25…内部フェルール、26…外部フェルール、27…第一端部フェルール、28…第二端部フェルール、30…信号処理部。

Claims (6)

  1. 第1ファイバ素線及び当該第1ファイバ素線よりも外径の大きい第2ファイバ素線の位置関係を固定したバンドルファイバであって、
    前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径、前記第2ファイバ素線の外径と略同一の外径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第1フェルールと、
    前記第1フェルールに嵌合された第1ファイバ素線又は前記第2ファイバ素線を当接した状態で嵌合する内径を有する筒状の第2フェルールと
    を備えることを特徴とするバンドルファイバ。
  2. 前記第1フェルールの端部、前記第2フェルールの端部、及び前記第2ファイバ素線の端部は、揃えて配置されており、
    前記第1フェルールの端部に設けられ且つ前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第3フェルールを備えることを特徴とする請求項1記載のバンドルファイバ。
  3. 前記第1フェルールの端部、前記第2フェルールの端部、及び前記第2ファイバ素線の端部は揃えて配置されており、
    前記第1フェルールの端部に設けられ、前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径を有し、前記第1ファイバ素線を嵌合したキャップ状であり、光を透過する第4フェルールを備えることを特徴とする請求項1記載のバンドルファイバ。
  4. 測定軸方向に所定ピッチで回折格子が形成されたスケールと、
    このスケールに対して相対移動可能に配置され、前記スケールにコヒーレント光を照射する照射部、並びにこの照射部の周囲に前記測定軸方向及びこれと直交する方向に所定の間隔を空けて配置され前記照射部から出射され前記スケールの回折格子で反射された光を受光する複数の受光部が同一検出面上に配置された読み取りヘッドと、
    この読み取りヘッドの受光部からの受光信号を処理して前記スケールに対する前記読み取りヘッドの前記測定軸方向の変位を検出する信号処理手段と
    を備えた光電式エンコーダにおいて、
    前記受光部は、
    第1ファイバ素線と、
    当該第1ファイバ素線よりも外径の大きい第2ファイバ素線と、
    前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径、前記第2ファイバ素線の外径と略同一の外径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第1フェルールと、
    前記第1フェルールに嵌合された第1ファイバ素線又は前記第2ファイバ素線を当接した状態で嵌合する内径を有する筒状の第2フェルールと
    を備えることを特徴とする光電式エンコーダ。
  5. 前記第1フェルールの端部、前記第2フェルールの端部、及び前記第2ファイバ素線の端部は、揃えて配置されており、
    前記第1フェルールの端部に設けられ且つ前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径を有し前記第1ファイバ素線を嵌合可能にされた筒状の第3フェルールを備えることを特徴とする請求項4記載の光電式エンコーダ。
  6. 前記第1フェルールの端部、前記第2フェルールの端部、及び前記第2ファイバ素線の端部は揃えて配置されており、
    前記第1フェルールの端部に設けられ、前記第1ファイバ素線の外径と略同一の内径を有し、前記第1ファイバ素線を嵌合したキャップ状であり、光を透過する第4フェルールを備えることを特徴とする請求項4記載の光電式エンコーダ。
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