JP2018173495A - 光源装置および描画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源装置からの出射光量を減少させることなく、簡素な構造で複数の光源の検査を精度良く行う。【解決手段】光源装置32の複数の照射用光ファイバ322は、複数の光源321から出射される光を、中実光学素子324の入射面327へとそれぞれ導く。整列部323は、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aをまとめて整列する。測定用光ファイバ325の入射端部325aは、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aに隣接して配置される。測定用光ファイバ325は、中実光学素子324の入射面327からの反射光を導く。光源光量センサ326は、測定用光ファイバ325からの出射光の光量を測定する光量センサである。これにより、光源装置32からの出射光量を減少させることなく、簡素な構造で複数の光源321の検査を行うことができる。【選択図】図3

Description

本発明は、光源装置、および、当該光源装置を備える描画装置に関する。
従来、空間変調された光をステージ上の対象物に照射し、当該光の照射領域を対象物上にて走査することによりパターンを描画する描画装置が知られている。例えば、特許文献1では、複数のレーザダイオードに接続された複数の光ファイバを束ねたもの(すなわち、バンドルファイバ)を、光源装置として利用している。
このような描画装置では、光源の劣化、空間光変調デバイスの特性劣化、光学系の透過率低下、異物の付着等に起因して、対象物上における光量が低下することがある。そこで、描画装置では、描画ヘッドからの光量を、ステージ近傍に設けられた光量センサにて測定することが行われている。また、特許文献1では、バンドルファイバから出射されてバンドルファイバの出射端面と出力ファイバの入射端面との間にて多重反射した光の一部を、バンドルファイバ中の光ファイバによりフォトダーオードへと導き、当該フォトダイオードの出力に基づいて出力ファイバから出力されるレーザ光の強度を安定化させる技術が開示されている。
特許文献2では、照明装置において、レーザダイオードに接続されたライトガイドから漏れ出す漏れ光を光量センサにて検出することにより、照明光の光量を検査する技術が提案されている。
特開2004−146793号公報 特開2008−295929号公報
ところで、特許文献1のように、バンドルファイバの出射端面と出力ファイバの入射端面との間にて多重反射した光は、反射回数の乗数で光量が減少する。したがって、バンドルファイバの各ファイバからの光が何回反射した後にフォトダイオードへと導かれたかによって光量の減少率が異なる。このため、バンドルファイバの複数のファイバ間におけるS/N比が低下するおそれがある。また、特許文献2の照明装置では、ライトガイドの周囲を囲む光検出部を設ける必要があり、装置の大型化および複雑化のおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、光源装置からの出射光量を減少させることなく、簡素な構造で複数の光源の検査を精度良く行うことを目的としている。
請求項1に記載の発明は、光源装置であって、複数の光源と、中実光学素子と、前記複数の光源から出射される光を前記中実光学素子の入射面へとそれぞれ導く複数の照射用光ファイバと、前記複数の照射用光ファイバの出射端部をまとめて整列する整列部と、入射端部が前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部に隣接して配置され、前記中実光学素子の前記入射面からの反射光を導く測定用光ファイバと、前記測定用光ファイバからの出射光の光量を測定する光量センサとを備え、前記複数の照射用光ファイバのうち前記測定用光ファイバから最も離れた位置に位置する照射用光ファイバと前記測定用光ファイバとの間の距離をaとし、前記照射用光ファイバから出射される光の光軸に対する拡がり角をθとし、前記中実光学素子と前記測定用光ファイバとの間の距離をdとし、前記照射用光ファイバの半径をnとし、前記測定用光ファイバの半径をmとして、tanθ×2d>a−(n+m)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光源装置であって、前記中実光学素子の前記入射面の半幅をbとして、tanθ×d×(a+n)<bである。
請求項3に記載の発明は、光源装置であって、複数の光源と、中実光学素子と、前記複数の光源から出射される光を前記中実光学素子の入射面へとそれぞれ導く複数の照射用光ファイバと、前記複数の照射用光ファイバの出射端部をまとめて整列する整列部と、入射端部が前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部に隣接して配置され、前記中実光学素子の前記入射面からの反射光を導く測定用光ファイバと、前記測定用光ファイバからの出射光の光量を測定する光量センサとを備え、前記複数の照射用光ファイバのそれぞれから出射され、前記中実光学素子の前記入射面にて1回だけ反射した光が、前記測定用光ファイバに入射する。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の光源装置であって、前記整列部が、前記測定用光ファイバの前記入射端部を、前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部と共にまとめて整列する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の光源装置であって、前記測定用光ファイバの前記入射端部が、前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部の中央部に位置する。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の光源装置であって、前記整列部にて整列された前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部の外形が、前記中実光学素子の前記入射面の外形に対応する。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の光源装置であって、前記複数の光源からそれぞれ出射される光が紫外光である。
請求項8に記載の発明は、対象物に光を照射してパターンの描画を行う描画装置であって、対象物に空間変調された光を照射する描画ヘッドと、前記対象物を保持する保持部と、前記保持部を前記描画ヘッドに対して相対的に移動することにより、前記描画ヘッドからの光の照射領域を前記対象物上にて走査する走査機構と、前記描画ヘッドが、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の光源装置と、空間光変調デバイスと、前記光源装置の前記中実光学素子からの光を前記空間光変調デバイスへと導く照明光学系と、前記空間光変調デバイスにて空間変調された光を前記保持部へと導く投影光学系とを備える。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の描画装置であって、前記投影光学系からの光を受光する他の光量センサをさらに備える。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の描画装置であって、前記光量センサにて受光される前記中実光学素子からの反射光の光量と、前記他の光量センサにて受光される前記投影光学系からの光の光量とに基づいて、前記描画ヘッドの異常を検出する異常検出部をさらに備える。
本発明では、光源装置からの出射光量を減少させることなく、簡素な構造で複数の光源の検査を精度良く行うことができる。
一の実施の形態に係る描画装置の正面図である。 描画ヘッドの斜視図である。 光源装置の斜視図である。 中実光学素子の入射面近傍を拡大して示す縦断面図である。 他の光源装置の一部を拡大して示す斜視図である。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る描画装置1の構成を示す正面図である。描画装置1は、空間変調された略ビーム状の光を対象物上の感光材料に照射し、当該光の照射領域を対象物上にて走査することによりパターンの描画を行う直接描画装置(いわゆる、直描装置)である。図1に示す例では、対象物は、プリント配線基板(以下、単に「基板9」という。)である。基板9では、銅層上に感光材料により形成されたレジスト膜が設けられる。描画装置1では、基板9のレジスト膜に回路パターンが描画される。
描画装置1は、ステージ21と、移動機構22と、描画部3と、異常検出部46とを備える。ステージ21は、基板9を下側から保持する保持部である。移動機構22は、基板9をステージ21と共に描画部3に対して相対的に移動する。移動機構22は、ステージ21をX方向に垂直なY方向に移動する第1移動機構23と、ステージ21をX方向に移動する第2移動機構24とを備える。以下の説明では、X方向およびY方向をそれぞれ「副走査方向」および「主走査方向」とも呼ぶ。なお、移動機構22により、基板9がステージ21と共に水平面内にて回転可能とされてもよい。
ステージ21上には、ステージ光量センサ44が設けられる。ステージ光量センサ44は、描画部3から出射された光を受光し、描画部3からの出射光の光量を測定する。ステージ光量センサ44は、例えば、フォトダイオードを含む。ステージ光量センサ44にて測定された描画部3からの出射光の光量は、異常検出部46へと送られる。
異常検出部46は、描画部3の検査を行う。異常検出部46は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶するROM、および、各種情報を記憶するRAM等をバスラインに接続した一般的なコンピュータシステムの構成となっている。
描画部3は、X方向に配列される複数(例えば、3つ)の描画ヘッド31を備える。複数の描画ヘッド31は、略同じ構造を有する。描画装置1では、描画部3の複数の描画ヘッド31から空間変調された光を基板9の(+Z)側の表面である上面91上に照射しつつ、第1移動機構23により基板9を主走査方向に移動する。これにより、複数の描画ヘッド31からの光の照射領域が基板9上にて走査される。
続いて、第2移動機構24により基板9が副走査方向に所定の距離だけ移動し、再び、空間変調された光を基板9上に照射しつつ基板9を主走査方向に移動する。すなわち、移動機構22は、ステージ21を移動することにより、複数の描画ヘッド31からの光の照射領域を基板9上にて走査する走査機構である。描画装置1では、このように、基板9の主走査方向への移動、および、副走査方向への移動が繰り返されることにより、基板9に対する回路パターンの描画が行われる。なお、描画装置1では、描画ヘッド31の数は適宜変更されてよい。描画ヘッド31の数は、1であってもよく、2以上であってもよい。
図2は、描画部3の3つの描画ヘッド31のうち1つの描画ヘッド31を示す斜視図である。他の2つの描画ヘッド31の構造も、図2に示すものと同様である。図2では、描画ヘッド31の内部構造の理解を容易にするために、描画ヘッド31のハウジングを破線にて描き、ハウジング内部の構成を実線にて描く。
描画ヘッド31は、光源装置32と、照明光学系33と、空間光変調デバイス34と、投影光学系35とを備える。光源装置32は、光を出射する。光源装置32の詳細については後述する。照明光学系33は、光源装置32からの光を空間光変調デバイス34へと導く。照明光学系33は、例えば、レンズ332と、ミラー333とを備える。
空間光変調デバイス34としては、例えば、それぞれの向きが個別に変更可能な多数の微小鏡面を平面に配列した光学素子であるDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)が利用される。空間光変調デバイス34は、シリコン基板上に設けられた微小鏡面群を備える。微小鏡面群では、多数の微小鏡面が2次元に配列される(すなわち、互いに垂直な2方向に配列される)。空間光変調デバイス34では、各微小鏡面に対応するメモリセルに書き込まれたデータに従って、各微小鏡面が静電作用によりシリコン基板の表面に対して所定の角度だけ傾く。そして、所定のON状態に対応する姿勢にある微小鏡面からの反射光のみにより形成される光(すなわち、空間変調された光)が、投影光学系35へと導かれる。
空間光変調デバイス34にて空間変調された光は、投影光学系35によりステージ21上の基板9(図1参照)へと導かれる。投影光学系35からの光は、空間光変調デバイス34の微小鏡面群に対して光学的に共役な基板9上の照射領域へと照射される。
図3は、光源装置32の構成の一例を示す斜視図である。図3に示すように、光源装置32は、複数の光源321と、複数の照射用光ファイバ322と、整列部323と、中実光学素子324と、測定用光ファイバ325と、光源光量センサ326とを備える。光源321の数と、照射用光ファイバ322の数とは、同じである。図3に示す例では、光源321および照射用光ファイバ322の数は、それぞれ6である。光源321および照射用光ファイバ322の数は、適宜変更されてよい。照射用光ファイバ322および測定用光ファイバ325の断面の直径は、例えば、約250μm(マイクロメートル)である。
複数の光源321からそれぞれ出射される光は、例えば紫外光である。各光源321は、例えば、レーザダイオード(LD)321aと、カップリングレンズ321bとを備える。光源321のレーザダイオード321aから出射された紫外光は、カップリングレンズ321bを透過して、当該光源321に対応する照射用光ファイバ322の入射端部に入射する。図3では、カップリングレンズ321bと整列部323との間の照射用光ファイバ322を太い実線にて描く。照射用光ファイバ322は、光源321から出射される光を、中実光学素子324の入射面327へと導く。
図3に示す例では、複数の照射用光ファイバ322と中実光学素子324の入射面327との間には、他の部材や光学素子等は存在しない。換言すれば、複数の照射用光ファイバ322から出射された光は、他の部材や光学素子等を経由することなく、中実光学素子324の入射面327に直接的に入射する。照射用光ファイバ322の出射面と中実光学素子324の入射面327との間の距離は、例えば、約2mm(ミリメートル)である。
整列部323は、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aをまとめて整列するファイババンドル部である。整列部323は、中実光学素子324の入射面327近傍に配置される。図3に示す例では、整列部323は略円筒状である。6本の照射用光ファイバ322の出射端部322aは、整列部323の中心軸を中心とする略円周状に整列される。6本の照射用光ファイバ322の出射端部322aから出射された光は、中実光学素子324の入射面327に入射する。
図3に示す例では、中実光学素子324は中実インテグレータである。中実光学素子324は、例えば、石英ガラス製の略四角柱状のロッド素子である。中実光学素子324の入射面327は、例えば略正方形である。中実光学素子324の入射面327の面積は、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの外形(すなわち、輪郭)の面積よりも少し大きい。
複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの外形とは、整列された複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aを囲み、外周部に位置する複数の照射用光ファイバ322に接する形状を意味する。複数の照射用光ファイバ322の出射面側から見ると、当該複数の出射面全体が上記外形に含まれる。具体的には、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの外形とは、整列部323の中実光学素子324に対向する端部における整列部323の内周縁323aを意味する。
中実光学素子324の長手方向(以下、「光軸方向」と呼ぶ。)に沿って見ると、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの外形全体が、中実光学素子324の入射面327と重なり、入射面327の外形(すなわち、輪郭)の内側に位置する。換言すれば、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの外形は、中実光学素子324の入射面327の外形に対応する。さらに換言すれば、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aは、中実光学素子324の入射面327の外形(すなわち、輪郭)に対応して配置される。図3に示す例では、整列部323の中心軸は、中実光学素子324の中心軸とおよそ一致する。整列部323の中心軸および中実光学素子324の中心軸は、光軸方向に平行である。
複数の照射用光ファイバ322から中実光学素子324に入射した光は、中実光学素子324により照度分布の均一性が向上され、中実光学素子324の出射面から、図2に示す照明光学系33へと出射される。中実光学素子324からの光は、照明光学系33、空間光変調デバイス34および投影光学系35を介して、基板9上へと照射される。
図3に示すように、測定用光ファイバ325の入射端部325aは、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aに隣接して配置される。換言すれば、測定用光ファイバ325の入射端部325aは、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322a近傍に配置される。図3では、測定用光ファイバ325の入射面に平行斜線を付す(図5においても同様)。図3に示す例では、測定用光ファイバ325の入射端部325aは、整列部323により、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aと共にまとめて整列される。測定用光ファイバ325の入射端部325aは、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aのおよそ中央部に位置する。測定用光ファイバ325の入射端部325aの周囲は、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aにより略全周に亘って囲まれる。複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aは、測定用光ファイバ325の入射端部325aの外周面に、整列部323の中心軸を中心とする径方向の外側から接している。測定用光ファイバ325の入射面は、光軸方向に関して、複数の照射用光ファイバ322の出射面と略同じ位置に位置する。
複数の照射用光ファイバ322から中実光学素子324に向けて出射された光の一部は、中実光学素子324の入射面327にて反射され、測定用光ファイバ325の入射面から測定用光ファイバ325に入射する。測定用光ファイバ325は、中実光学素子324からの反射光を光源光量センサ326へと導く。なお、中実光学素子324から測定用光ファイバ325へと入射する反射光には、中実光学素子324の入射面327からの反射光に加えて、複数の照射用光ファイバ322から中実光学素子324に一旦入射し、中実光学素子324の出射面にて反射されて入射面327から出射された光が含まれる場合もある。
光源光量センサ326は、測定用光ファイバ325の出射端部325b近傍に配置される。光源光量センサ326は、測定用光ファイバ325の出射端部325bから出射される光を受光し、中実光学素子324からの反射光の光量を測定する。光源光量センサ326は、例えば、フォトダイオードを含む。光源光量センサ326にて測定された中実光学素子324からの反射光の光量は、図1に示す異常検出部46へと送られる。
図4は、中実光学素子324の入射面327近傍を拡大して示す縦断面図である。図4では、照射用光ファイバ322と測定用光ファイバ325との間の距離をaとしている。距離aは、照射用光ファイバ322の出射端部322aの中心軸(すなわち、当該照射用光ファイバ322の光軸J2)と、測定用光ファイバ325の入射端部325aの中心軸との間の最短距離である。例えば、距離aは、照射用光ファイバ322の出射面の中心と、測定用光ファイバ325の入射面の中心との間の距離である。
また、図4では、中実光学素子324と測定用光ファイバ325との間の距離をdとしている。距離dは、中実光学素子324と測定用光ファイバ325との間の光軸方向に関する距離である。さらに、図4では、中実光学素子324の入射面327の半幅をbとしている。半幅bは、上述の距離aが求められた方向に平行な方向に関し、中実光学素子324の中心軸J1と中実光学素子324の入射面327の外縁との間の最短距離である。図4では、照射用光ファイバ322の半径をnとしており、測定用光ファイバ325の半径をmとしている。ここで、照射用光ファイバ322から出射される光の光軸J2に対する拡がり角をθとすると、tanθ×2d>a−(n+m)であることが好ましい。これにより、複数の照射用光ファイバ322のそれぞれから出射された光が、中実光学素子324の入射面327にて1回のみ反射して測定用光ファイバ325に入射する。さらに好ましくは、tanθ×d×(a+n)<bである。これにより、複数の照射用光ファイバ322から出射される光全体が、中実光学素子324の入射面327から逸れることなく、入射面327に照射される。
なお、図4に示す例では、各照射用光ファイバ322と測定用光ファイバ325との間の距離は同じであるが、当該距離が複数の照射用光ファイバ322間にて異なる場合、距離aは、複数の照射用光ファイバ322のうち測定用光ファイバ325から最も離れた位置に位置する照射用光ファイバ322と測定用光ファイバ325との間の距離である。また、上記θは、測定用光ファイバ325から最も離れた位置に位置する当該照射用光ファイバ322から出射される光の光軸J2に対する拡がり角である。
描画装置1では、光源光量センサ326およびステージ光量センサ44により測定された光量に基づいて、異常検出部46により、描画部3の各描画ヘッド31の検査が行われる。以下、描画ヘッド31の検査例について説明する。描画ヘッド31の検査は、例えば、1ロットの基板9に対する描画が行われる直前に行われる。
描画装置1では、まず、移動機構22によりステージ21が移動され、図2に示すように、検査対象である1つの描画ヘッド31の真下(すなわち、(−Z)側)にステージ光量センサ44が位置する。続いて、当該描画ヘッド31において光源装置32が駆動され、複数の光源321(図3参照)からの光が、複数の照射用光ファイバ322、中実光学素子324、照明光学系33、空間光変調デバイス34および投影光学系35を介して、ステージ光量センサ44へと導かれる。ステージ光量センサ44は、投影光学系35からの光を受光し、投影光学系35からの光の光量(以下、「測定描画光量」と呼ぶ。)を異常検出部46へと送る。
また、図3に示す複数の光源321からの光の一部は、中実光学素子324により反射され、測定用光ファイバ325を介して、光源光量センサ326へと導かれる。光源光量センサ326は、中実光学素子324からの反射光を受光し、当該反射光の光量(以下、「測定反射光量」と呼ぶ。)を異常検出部46へと送る。
異常検出部46には、描画ヘッド31が正常な状態におけるステージ光量センサ44からの出力(以下、「基準描画光量」と呼ぶ。)、および、光源装置32が正常な状態における光源光量センサ326からの出力(以下、「基準反射光量」と呼ぶ。)が、予め記憶されている。また、異常検出部46では、正常な状態の光源装置32において、光源321を1つのみ点灯した場合の光源光量センサ326からの出力(以下、「個別基準反射光量」と呼ぶ。)が、複数の光源321のそれぞれについて、予め記憶されている。
異常検出部46では、ステージ光量センサ44にて測定された投影光学系35からの光の測定描画光量が、基準描画光量と比較される。測定描画光量と基準描画光量との差が所定の許容範囲内であれば、異常検出部46により、描画ヘッド31は正常であると判断され、当該描画ヘッド31の検査が終了する。
一方、測定描画光量と基準描画光量との差が上述の許容範囲を超えている場合(例えば、測定描画光量が基準描画光量よりも10%以上小さい場合)、異常検出部46により、描画ヘッド31に異常が生じていると判断される。描画ヘッド31の異常が検出されると、異常検出部46において、光源光量センサ326にて測定された中実光学素子324からの反射光の測定反射光量が、基準反射光量と比較される。
測定反射光量と基準反射光量との差が所定の許容範囲内であれば、異常検出部46により、光源装置32は正常であると判断される。そして、光源装置32とステージ光量センサ44との間の構成に、経年劣化や異物の付着等に起因する光学特性の劣化(すなわち、異常)が生じていると、異常検出部46により判断される。光源装置32とステージ光量センサ44との間の構成とは、照明光学系33、空間光変調デバイス34および投影光学系35である。この場合、例えば、光を空間変調させるために頻繁に駆動される空間光変調デバイス34の異常が疑われる。異常検出部46は、光源装置32とステージ光量センサ44との間の構成に異常が検出されたことを、モニタへの表示や警告音等の通知手段により作業者に通知する。
また、測定描画光量と基準描画光量との差が上述の許容範囲を超えており、かつ、測定反射光量と基準反射光量との差が所定の上述の許容範囲を超えている場合(例えば、測定反射光量が基準反射光量よりも10%以上小さい場合)、異常検出部46により、光源装置32に異常が生じていると判断される。光源装置32の異常が検出されると、異常検出部46は、描画ヘッド31の光源装置32に異常が検出されたことを、モニタへの表示や警告音等の通知手段により作業者に通知する。
さらに、光源装置32が異常検出部46により制御され、複数の光源321のうち1つの光源321が選択され、当該選択された光源321(以下、「選択光源321」と呼ぶ。)のみが点灯される。そして、光源光量センサ326にて測定された中実光学素子324からの反射光の光量(以下、「個別測定反射光量」と呼ぶ。)が、選択光源321の個別基準反射光量と比較される。個別測定反射光量と個別基準反射光量との差が所定の許容範囲内であれば、異常検出部46により、選択光源321は正常であると判断される。
一方、個別測定反射光量と個別基準反射光量との差が所定の許容範囲を超えている場合(例えば、個別測定反射光量が個別基準反射光量よりも10%以上小さい場合)、異常検出部46により、選択光源321または選択光源321に対応する照射用光ファイバ322に異常が生じていると判断される。光源装置32では、各光源321が順次、選択光源とされて個別測定反射光量が測定され、当該個別測定反射光量と個別基準反射光量とが比較されることにより、各光源321(および照射用光ファイバ322)についての異常の有無が判断される。異常検出部46は、複数の光源321のそれぞれについて、異常の有無をモニタへの表示や警告音等の通知手段により作業者に通知する。
異常検出部46は、例えば、異常が検出された光源321について、個別測定反射光量が個別基準反射光量に略等しくなるように、光源321に供給される電流を自動的に調整してもよい。この場合、光源321に供給される調整後の電流が、最大定格電流を基準として、ある程度以上大きい場合、モニタへの表示や警告音等の通知手段により作業者に通知される。
描画装置1では、1つの描画ヘッド31の検査が終了すると、移動機構22によりステージ21が移動され、次の検査対象である1つの描画ヘッド31の真下にステージ光量センサ44が位置する。そして、次の描画ヘッド31の検査が、上記と同様の手順により行われる。
以上に説明したように、光源装置32は、複数の光源321と、複数の照射用光ファイバ322と、整列部323と、中実光学素子324と、測定用光ファイバ325と、光源光量センサ326とを備える。複数の照射用光ファイバ322は、複数の光源321から出射される光を、中実光学素子324の入射面327へとそれぞれ導く。整列部323は、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aをまとめて整列する。測定用光ファイバ325の入射端部325aは、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aに隣接して配置される。測定用光ファイバ325は、中実光学素子324の入射面327からの反射光を導く。光源光量センサ326は、測定用光ファイバ325からの出射光の光量を測定する光量センサである。これにより、複数の光源321から中実光学素子324に入射して中実光学素子324の出射面から出射される光の光量(すなわち、光源装置32からの出射光量)を減少させることなく、簡素な構造で、複数の光源321および複数の照射用光ファイバ322の検査を行うことができる。
また、光源装置32では、複数の照射用光ファイバ322のうち測定用光ファイバ325から最も離れた位置に位置する照射用光ファイバ322と測定用光ファイバ325との間の距離をaとし、当該照射用光ファイバ322から出射される光の光軸J2に対する拡がり角をθとし、中実光学素子324と測定用光ファイバ325との間の距離をdとし、当該照射用光ファイバ322の半径をnとし、当該測定用光ファイバ325の半径をmとして、tanθ×2d>a−(n+m)である。これにより、複数の照射用光ファイバ322のそれぞれから出射され、中実光学素子324の入射面327にて1回だけ反射した光が、測定用光ファイバ325に入射する。その結果、各照射用光ファイバ322から出射されて測定用光ファイバ325に入射する光において、多重反射による光量減少を防止することができる。その結果、光源装置32において、複数の光源321および複数の照射用光ファイバ322の検査を、精度良く行うことができる。また、複数の光源321間において、反射による光量減少率の差が生じることを抑制することができる。これにより、上述の光源装置32の検査において、複数の光源321間におけるS/N比の低下を抑制することができる。その結果、各光源321から出射される光の光量を、精度良く安定して制御することができる。
上述のように、光源装置32では、中実光学素子324の入射面327の半幅をbとすると、tanθ×d×(a+n)<bである。これにより、これにより、複数の光源321から出射される光が、中実光学素子324の入射面327から逸れることを抑制することができる。その結果、中実光学素子324の出射面から出射される光の光量(すなわち、光源装置32からの出射光量)を増大することができる。
上述のように、整列部323は、測定用光ファイバ325の入射端部325aを、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aと共にまとめて整列する。これにより、測定用光ファイバ325の入射端部325aが、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aとは別に配置される場合に比べて、光源装置32を小型化することができる。
また、測定用光ファイバ325の入射端部325aは、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの中央部に位置する。これにより、複数の光源321のそれぞれについて、光源321から出射されて中実光学素子324の入射面327にて反射された反射光が、略均等に測定用光ファイバ325の入射端部325aから入射する。したがって、複数の光源321からの光の中実光学素子324による反射光量を、光源光量センサ326により略均等に取得することができる。その結果、複数の光源321について、異常検出部46による異常の検出精度を向上することができる。
光源装置32では、整列部323にて整列された複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの外形が、中実光学素子324の入射面327の外形に対応する。これにより、複数の光源321から出射される光が、中実光学素子324の入射面327から逸れることを抑制することができる。その結果、中実光学素子324の出射面から出射される光の光量を増大することができる。
中実光学素子324の形状は様々に変更されてよい。例えば、中実光学素子324は略円柱状であり、中実光学素子324の入射面327は略円形であってもよい。また、図5に示すように、中実光学素子324の入射面327は略長方形であってもよい。この場合、中実光学素子324の入射面327の外形に対応するように、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aは、外形が略長方形となるように整列部323により整列される。これにより、上記と同様に、複数の光源321(図3参照)から出射される光が、中実光学素子324の入射面327から逸れることを抑制することができる。
図5に示す例では、15本の照射用光ファイバ322の出射端部322aが、上下方向に2段に積み重ねられる。また、上段の7本の照射用光ファイバ322の出射端部322aの略中央部には、測定用光ファイバ325の入射端部325aが配置され、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aと共に整列部323により整列される。これにより、上記と同様に、光源装置32を小型化することができる。また、複数の光源321について、異常検出部46(図1参照)による異常の検出精度を向上することもできる。
上述のように、図3に示す光源装置32では、複数の光源321からそれぞれ出射される光が紫外光である。このため、複数の照射用光ファイバ322の劣化が比較的早くなる可能性がある。したがって、複数の光源321および複数の照射用光ファイバ322の異常を検出することができる光源装置32の上記構造は、光源から出射される光が紫外光である光源装置に特に適している。
図1に示す描画装置1は、描画ヘッド31と、ステージ21と、移動機構22とを備える。描画ヘッド31は、対象物である基板9に、空間変調された光を照射する。ステージ21は、基板9を保持する保持部である。移動機構22は、ステージ21を描画ヘッド31に対して相対的に移動することにより、描画ヘッド31からの光の照射領域を基板9上にて走査する走査機構である。描画ヘッド31は、上述の光源装置32と、照明光学系33と、空間光変調デバイス34と、投影光学系35とを備える。照明光学系33は、光源装置32の中実光学素子324からの光を、空間光変調デバイス34へと導く。投影光学系35は、空間光変調デバイス34にて空間変調された光を、ステージ21へと導く。これにより、基板9上に照射される光の光量(すなわち、描画光量)を減少させることなく、簡素な構造で光源装置32の検査を行うことができる。
上述のように、描画装置1は、投影光学系35からの光を受光する他の光量センサであるステージ光量センサ44をさらに備える。これにより、描画光量の検査を行うことができる。また、描画光量に異常が生じた場合、ステージ光量センサ44および光源光量センサ326の出力に基づいて、異常の原因が光源装置32であるか、光源装置32とステージ光量センサ44との間の構成(すなわち、照明光学系33、空間光変調デバイス34および投影光学系35)であるかを容易に判断することができる。
また、描画装置1は、異常検出部46をさらに備える。異常検出部46は、光源光量センサ326にて受光される中実光学素子324からの反射光の光量と、ステージ光量センサ44にて受光される投影光学系35からの光の光量とに基づいて、描画ヘッド31の異常を検出する。これにより、描画ヘッド31の上述の異常を自動的に検出することができる。
上述の光源装置32および描画装置1では、様々な変更が可能である。
例えば、複数の光源321からそれぞれ出射される光は、紫外光には限定されず、可視光等の他の光であってもよい。また、光源321では、レーザダイオード321aに代えて、LED(Light Emitting Diode)または高圧水銀灯等が利用されてもよい。光源321に高圧水銀灯が利用される場合、上述の光源321に供給される電流の自動調整に代えて、光源321に供給される電力が異常検出部46により自動的に調整される。
測定用光ファイバ325の入射端部325aは、必ずしも、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの中央部に配置される必要はなく、測定用光ファイバ325の入射端部325a、および、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aの配置は、適宜変更されてよい。
測定用光ファイバ325の入射端部325aは、必ずしも、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aと共に整列される必要はなく、複数の照射用光ファイバ322の出射端部322aとは別に、当該複数の出射端部322aに隣接して配置されてもよい。
光源装置32の異常は、必ずしも異常検出部46により検出される必要はなく、例えば、光源光量センサ326からの出力に基づいて作業者が検出してもよい。また、光源装置32では、光源321から光が出射されている間、継続的または断続的に、光源装置32の異常検出が行われてもよい。例えば、光源装置32の異常検出を継続的に行う場合、光源321から出射される光量の低下が検出されると、光源321に供給される電流または電力が自動制御され、光源321の光量を基準状態に回復させてもよい。
中実光学素子324は、必ずしも中実インテグレータには限定されず、他の様々な中実の光学素子であってよい。中実光学素子324は、例えば、各照射用光ファイバ322よりも径が大きい光ファイバであってもよい。
光源装置32では、複数の照射用光ファイバ322のそれぞれから出射され、中実光学素子324の入射面327にて1回だけ反射した光が、測定用光ファイバ325に入射するのであれば、必ずしもtanθ×2d>a−(n+m)である必要はない。
描画装置1では、ステージ光量センサ44は、必ずしもステージ21上に設けられる必要はなく、ステージ21から独立して設けられてもよい。また、ステージ21を移動する移動機構22から独立してステージ光量センサ44を移動するセンサ移動機構が、描画装置1に設けられてもよい。
描画装置1では、ステージ21は描画ヘッド31に対して相対的に移動すればよい。例えば、ステージ21が移動することなく、描画ヘッド31がステージ21の上方にて移動してもよい。
描画ヘッド31の異常は、必ずしも異常検出部46により検出される必要はなく、例えば、ステージ光量センサ44および光源光量センサ326からの出力に基づいて、作業者が検出してもよい。また、描画装置1では、複数の基板9に対する描画が順次行われる場合、例えば、各基板9への描画開始直前に、光源光量センサ326からの出力に基づく光源装置32の異常検出が行われてもよい。
描画ヘッド31では、DMDに代えて、例えばGLV(グレーチング・ライト・バルブ)(登録商標)が空間光変調デバイス34として設けられてもよい。
描画装置1において描画が行われる基板9は、必ずしもプリント配線基板には限定されない。描画装置1では、例えば、半導体基板、液晶表示装置やプラズマ表示装置等のフラットパネル表示装置用のガラス基板、フォトマスク用のガラス基板、太陽電池パネル用の基板等に対する回路パターンの描画が行われてもよい。また、描画装置1では、基板以外の様々な対象物に対する描画が行われてもよい。
光源装置32は、上述の描画装置1とは構造が異なる他の描画装置において利用されてもよい。また、光源装置32は、描画装置以外の様々な装置において利用されてもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
1 描画装置
9 基板
21 ステージ
22 移動機構
31 描画ヘッド
32 光源装置
33 照明光学系
34 空間光変調デバイス
35 投影光学系
44 ステージ光量センサ
46 異常検出部
321 光源
322 照射用光ファイバ
322a (照射用光ファイバの)出射端部
323 整列部
324 中実光学素子
325 測定用光ファイバ
325a (測定用光ファイバの)入射端部
326 光源光量センサ
327 (中実光学素子の)入射面

Claims (10)

  1. 光源装置であって、
    複数の光源と、
    中実光学素子と、
    前記複数の光源から出射される光を前記中実光学素子の入射面へとそれぞれ導く複数の照射用光ファイバと、
    前記複数の照射用光ファイバの出射端部をまとめて整列する整列部と、
    入射端部が前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部に隣接して配置され、前記中実光学素子の前記入射面からの反射光を導く測定用光ファイバと、
    前記測定用光ファイバからの出射光の光量を測定する光量センサと、
    を備え、
    前記複数の照射用光ファイバのうち前記測定用光ファイバから最も離れた位置に位置する照射用光ファイバと前記測定用光ファイバとの間の距離をaとし、前記照射用光ファイバから出射される光の光軸に対する拡がり角をθとし、前記中実光学素子と前記測定用光ファイバとの間の距離をdとし、前記照射用光ファイバの半径をnとし、前記測定用光ファイバの半径をmとして、tanθ×2d>a−(n+m)であることを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置であって、
    前記中実光学素子の前記入射面の半幅をbとして、tanθ×d×(a+n)<bであることを特徴とする光源装置。
  3. 光源装置であって、
    複数の光源と、
    中実光学素子と、
    前記複数の光源から出射される光を前記中実光学素子の入射面へとそれぞれ導く複数の照射用光ファイバと、
    前記複数の照射用光ファイバの出射端部をまとめて整列する整列部と、
    入射端部が前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部に隣接して配置され、前記中実光学素子の前記入射面からの反射光を導く測定用光ファイバと、
    前記測定用光ファイバからの出射光の光量を測定する光量センサと、
    を備え、
    前記複数の照射用光ファイバのそれぞれから出射され、前記中実光学素子の前記入射面にて1回だけ反射した光が、前記測定用光ファイバに入射することを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の光源装置であって、
    前記整列部が、前記測定用光ファイバの前記入射端部を、前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部と共にまとめて整列することを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置であって、
    前記測定用光ファイバの前記入射端部が、前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部の中央部に位置することを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の光源装置であって、
    前記整列部にて整列された前記複数の照射用光ファイバの前記出射端部の外形が、前記中実光学素子の前記入射面の外形に対応することを特徴とする光源装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の光源装置であって、
    前記複数の光源からそれぞれ出射される光が紫外光であることを特徴とする光源装置。
  8. 対象物に光を照射してパターンの描画を行う描画装置であって、
    対象物に空間変調された光を照射する描画ヘッドと、
    前記対象物を保持する保持部と、
    前記保持部を前記描画ヘッドに対して相対的に移動することにより、前記描画ヘッドからの光の照射領域を前記対象物上にて走査する走査機構と、
    前記描画ヘッドが、
    請求項1ないし7のいずれか1つに記載の光源装置と、
    空間光変調デバイスと、
    前記光源装置の前記中実光学素子からの光を前記空間光変調デバイスへと導く照明光学系と、
    前記空間光変調デバイスにて空間変調された光を前記保持部へと導く投影光学系と、
    を備えることを特徴とする描画装置。
  9. 請求項8に記載の描画装置であって、
    前記投影光学系からの光を受光する他の光量センサをさらに備えることを特徴とする描画装置。
  10. 請求項9に記載の描画装置であって、
    前記光量センサにて受光される前記中実光学素子からの反射光の光量と、前記他の光量センサにて受光される前記投影光学系からの光の光量とに基づいて、前記描画ヘッドの異常を検出する異常検出部をさらに備えることを特徴とする描画装置。
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