JP2005093755A - 光学検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ファイバがファイバ保持部材の挿入穴内に安定的に仮保持されるようにして、光ファイバのファイバ保持部材への固定作業を容易にする。
【解決手段】 発光側、受光側ヘッド20、30が、鍵の並び方向に沿って交互に配設され、前側ベース部42上において、発光部、受光部ユニット10、19が、両端の発光側ヘッド20(R)、20(L)の間に配置される。ヘッド20、30の各々には、光ファイバ2、3の一端部2a、3aが1本ずつ接続され、各光ファイバ2、3の束であるファイバ全束AFBは、ヘッド20(R)及びユニット10の右方において湾曲部AFBaで湾曲し、集約保持部41を通って、ユニット10、19に向かい、各光ファイバ2、3の他端部が複数本の束FBに振り分けられて、各ユニット10、19の挿入穴11a、17aに挿入固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の光学検出用ヘッドの各々を、光ファイバで、発光側または受光側ファイバ保持部材と接続し、移動体の動作を光学的に検出するようにした光学検出装置に関する。
従来、移動体の動作を光学的に検出するようにした光学検出装置が知られている。例えば、下記特許文献1に例示されるように、自動演奏ピアノ等の鍵盤楽器に適用される光学検出装置では、受光側及び発光側の光学検出用ヘッドを交互に配列し、両者の間の光路を、押鍵動作に連動するシャッタ等の移動体が移動するとき、受光部での受光量の変化に基づいて、押離鍵動作を検出することができる。
また、上記のような光学検出装置では、一般に、各光学検出用ヘッドには1本ずつの光ファイバが接続される。すなわち、各光ファイバの一端部は、対応する光学検出用ヘッドに接続され、各光ファイバの他端部は、発光プラグまたは受光プラグ等のファイバ保持部材に接続される。ファイバ保持部材は、光学検出用ヘッドの並び方向に沿って複数設けられた挿入穴を有し、各挿入穴に光ファイバを数本ずつ束ねて挿入して仮保持した状態で、各挿入穴に可視光硬化型接着剤を注入し、可視光照射によって接着固定する等により、各光ファイバの他端部が固定保持される。
特開平9−152525号公報
しかしながら、光ファイバの他端部の接着が完了するまで、ファイバ保持部材の挿入穴内に光ファイバの他端部の束を挿入した状態を維持しなければならず、1本も抜けることなく挿入状態、すなわち仮保持状態を維持することは容易でない。
例えば、ほとんどの光ファイバについては、挿入される挿入穴と、対応する光学検出用ヘッドとが、光学検出用ヘッドの並び方向において遠く離間しているため、ファイバ保持部材の挿入穴の入口付近で曲がった状態で仮保持される。この場合、各光ファイバは、それぞれ挿入穴の内壁に押しつけられるため、摩擦により抜けにくい。
ところが、ファイバ保持部材の挿入穴と、この挿入穴に挿入される光ファイバが接続される光学検出用ヘッドとが、ほぼ対向する位置にあるような場合、当該光ファイバは、対応する挿入穴に対してほぼ真っ直ぐに挿入された状態で接着作業が行われることになる。そのため、当該光ファイバの他端部が、挿入穴内で遊びやすく、仮保持状態を安定的に維持し難いだけでなく、接着作業時において挿入穴から抜けやすい。
一方、上記した、挿入穴の入口付近で曲がる光ファイバについても、対応する光学検出用ヘッドの配置位置によって、曲がる方向が左右異なるものが混在するため、全光ファイバの仮保持状態を適切に維持するようにファイバ保持部材を取り扱うことが容易でない。
このようなことから、接着固定作業が容易でないという問題があった。
また、光ファイバと光学検出用ヘッドとの関係においては、光ファイバが、各光学検出用ヘッドの穴に1本ずつ挿入、固定されるが、その作業のやり方によっては、上記のような光ファイバとファイバ保持部材の関係と同様の問題が生じる場合があり得る。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その第1の目的は、光ファイバがファイバ保持部材の挿入穴内に安定的に仮保持されるようにして、光ファイバのファイバ保持部材への固定作業を容易にすることができる光学検出装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、光ファイバが光学検出用ヘッドに安定的に仮保持されるようにして、光ファイバの光学検出用ヘッドへの固定作業を容易にすることができる光学検出装置を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために本発明の請求項1の光学検出装置は、複数配列される移動体の並び方向に沿って複数配列され、前記移動体の動作を光学的に検出するための複数の光学検出用ヘッドと、前記複数の各光学検出用ヘッドに対応して設けられ、対応する光学検出用ヘッドに一端部が接続された複数の光ファイバと、前記光学検出用ヘッドの並び方向に沿って並列的に設けられた複数の挿入穴を有するファイバ保持部材とを有し、前記複数の光ファイバの他端部を前記ファイバ保持部材の前記複数の挿入穴に振り分けて挿入し、各挿入穴に前記挿入された光ファイバの他端部をそれぞれ固定することで、前記光ファイバの他端部が固定保持されるようにされた光学検出装置であって、前記光ファイバは、各々の前記他端部が挿入されている前記ファイバ保持部材の挿入穴から、前記光学検出用ヘッドの並び方向における前記ファイバ保持部材の一方の端部の外側を通って、対応する光学検出用ヘッドに繋がるように設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、すべての光ファイバが、挿入穴内における一側に押圧状態となるので、摩擦力により、いずれの光ファイバも挿入穴から抜けにくい。また、すべての光ファイバが挿入穴入口から同じ方向に曲がっているため、ファイバ保持部材を扱いやすく、光ファイバの仮保持状態を維持しやすい。よって、光ファイバがファイバ保持部材の挿入穴内に安定的に仮保持されるようにして、光ファイバのファイバ保持部材への固定作業を容易にすることができる。
上記第2の目的を達成するために本発明の請求項3の光学検出装置は、複数配列される移動体の並び方向に沿って複数配列され、前記移動体の動作を光学的に検出するための複数の光学検出用ヘッドと、前記複数の各光学検出用ヘッドに対応して設けられ、対応する光学検出用ヘッドに一端部が接続された複数の光ファイバと、前記光学検出用ヘッドの並び方向に沿って並列的に設けられた複数の挿入穴を有するファイバ保持部材とを有し、前記複数の光ファイバの他端部を前記ファイバ保持部材の前記複数の挿入穴に振り分けて挿入し、各挿入穴に前記挿入された光ファイバの他端部をそれぞれ固定することで、前記光ファイバの他端部が固定保持されるようにされた光学検出装置であって、前記光ファイバは、各々の前記一端部が接続されている光学検出用ヘッドから、前記光学検出用ヘッドの並び方向における一方の端部側の光学検出用ヘッドの外側を通って、対応するファイバ保持部材に繋がるように設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、すべての光ファイバが、光学検出用ヘッドにおける一側に押圧状態となるので、摩擦力により、いずれの光ファイバも光学検出用ヘッドから抜けにくい。また、すべての光ファイバが光学検出用ヘッドから同じ方向に曲がっているため、光学検出用ヘッドをまとめて扱いやすく、光ファイバの仮保持状態を維持しやすい。よって、光ファイバが光学検出用ヘッドに安定的に仮保持されるようにして、光ファイバの光学検出用ヘッドへの固定作業を容易にすることができる。
本発明の請求項1の光学検出装置によれば、光ファイバのファイバ保持部材への固定作業を容易にすることができる。
本発明の請求項3の光学検出装置によれば、光ファイバの光学検出用ヘッドへの固定作業を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る光学検出装置の部分平面図である。本実施の形態では、本光学検出装置を、自動演奏ピアノや消音演奏ピアノ等の鍵盤楽器に用い、押離鍵動作を検出するようにした構成を例示する。なお、本光学検出装置が適用されるものは、鍵盤楽器に限定されるものではない。
本光学検出装置は、主として発光側ヘッド20、受光側ヘッド30、光ファイバ2、3、発光部ユニット10及び受光部ユニット19から構成される。以降、図1の下方を前方、上方を後方と呼称する。なお、図示はしないが、後側ベース部43、中央ベース部40及び前側ベース部42の下方において、鍵、及び各鍵に対応するハンマを含んだアクション機構部が設けられ、これらが同図左右方向(鍵の並び方向)に並列的に配列されている。
後側ベース部43上には、発光側ヘッド20及び受光側ヘッド30が、鍵の並び方向に沿って交互に配設される。前側ベース部42上には、発光部ユニット10及び受光部ユニット19のほか、図示しない基板等が配置される。発光側ヘッド20及び受光側ヘッド30の各々には、光ファイバ2、3の一端部2a、3aが1本ずつ接続され、各光ファイバ2、3は後側ベース部43上で束ねられてファイバ全束AFBとなる。
ファイバ全束AFBは、中央ベース部40の右部に設けられた集約保持部41で集約されて、発光部ユニット10及び受光部ユニット19に向かい、各光ファイバ2、3の他端部が複数本(例えば5本)の光ファイバ2、3の束FB(ファイバ束FB(2)、FB(3))に束ねられて振り分けられ、各ファイバ束FB(2)、(3)が発光部ユニット10及び受光部ユニット19の所定の挿入穴11a、17a(いずれも後述)に接続されている。以降、ファイバ束FB(2)、FB(3)を特に区別しないときは、「(2)、(3)」を付加することなく、単に「ファイバ束FB」と記す。
発光部ユニット10及び受光部ユニット19はいずれも、すべての発光側ヘッド20及び受光側ヘッド30のうち最も右側にあるもの(発光側ヘッド20(R))と、最も左側にあるもの(発光側ヘッド20(L);図示せず)との間に配置される。また、集約保持部41は、発光側ヘッド20(R)と発光部ユニット10の右端部10aとの双方に対して外側、すなわち右方に位置するので、ファイバ全束AFBは、発光側ヘッド20(R)及び発光部ユニット10の右方において湾曲部AFBaで湾曲し、集約保持部41を通っている。
図2は、本光学検出装置の主要部を示す図である。
同図では、両ヘッド20、30が2つずつ示されているが、実際には、これらが交互に多数配設されている。発光側ヘッド20、受光側ヘッド30はそれぞれ、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂で、例えば金型によって一体成形される。
まず、同図に示すように、発光側ヘッド20は、レンズ兼プリズム部20a及び胴体部20bから成る。レンズ兼プリズム部20aの略中央部には、V字状溝23が略90゜に切り込まれて形成される。V字状溝23は、頂部23a及び2つの反射面23b、23cから成る。
V字状溝23の左右両側には、凸球面状のレンズである出射部21L、21Rが形成される。V字状溝23の頂部23aは、出射部21L/Rのほぼ直径線上に位置している。胴体部20bには、V字状溝23の頂部23aに対向して、入光部22が設けられ、胴体部20bに挿入された光ファイバ2の端面が入光部22に近接している。光ファイバ2は、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂で形成された直径0.5mm程度の断面円形の1本の線材で構成され、その光軸は、反射面23b、23cの各二等分線とほぼ一致している。
受光側ヘッド30についても形状的には発光側ヘッド20と同様に構成される。すなわち、図2に示すように、受光側ヘッド30はレンズ兼プリズム部30a及び胴体部30bから成り、頂部33a及び2つの反射面33b、33cから成るV字状溝33を有する。また、発光側ヘッド20の出射部21L、21R、入光部22に対応する位置に、それぞれ入射部31L、31R、出光部32が設けられ、胴体部30bに挿入された光ファイバ3の端面が出光部32に近接している。また、入射部31L、31Rについても、発光側ヘッド20の出射部21L、21Rと同様に構成される。光ファイバ3は光ファイバ2と同様に構成される。
各光ファイバ2は途中で束ねられ、各ファイバ束FB(2)が、発光プラグ11及びLEDソケット12等から構成される発光部ユニット10(詳細は後述)に接続される。発光部ユニット10は、ファイバ束FB(2)毎に、後述する発光部13を備え、発光部13を発光させることで、対応するファイバ束FB(2)に対して光を入射させる。発光部13の発光は極めて短い周期でなされ、光パルスとなって、キースキャン信号として機能する。
また、各光ファイバ3は途中で束ねられ、ファイバ束FB(3)が、受光部ユニット19に接続される。受光部ユニット19は、受光プラグ17と受光ソケット18とが組み付けられて構成される(図1参照)。受光ソケット18は、各光ファイバ3に対応するフォトトランジスタ等の不図示の受光部を複数有し、各受光部は、受光量に応じた電流値を出力する。
また、不図示の各ハンマには、その動作に連動するシャッタ1が固定的に設けられている。押離鍵動作がされると、発光側ヘッド20と受光側ヘッド30との間の光路をシャッタ1が横断するようになっており、上記受光部の受光量が変化して、それに伴い出力される電流値に変化が生じ、この電流変化が押離鍵動作を示す検出信号として出力される。
かかる構成において、発光部ユニット10の発光部13から発した光は、ファイバ束FB(2)の各光ファイバ2を通じて対応する発光側ヘッド20に供給される。そして、入光部22から入光してV字状溝23に向かい、V字状溝23の反射面23b、23cで内面反射して両側に振り分けられる。例えば、反射面23bで内面反射した光は、出射部21Lから出射し、左側に隣接する受光側ヘッド30へ導かれる。その光は、受光側ヘッド30の入射部31Rから入射し、V字状溝33の反射面33cで内面反射して、出光部32から出光し、光ファイバ3を通じて受光部ユニット19へ導かれる。
反射面23cで内面反射した光についても同様に、出射部21Rから出射し、右側に隣接する受光側ヘッド30へ導かれ、その後、同様にして受光部ユニット19へ導かれる。
ところで、キースキャンの手法としては、特開平9−152871号公報等に開示されている公知の手法を用いることができる。例えば、発光部ユニット10と受光部ユニット19との間にマトリクススイッチを構成し、各発光部13の発光タイミングと各受光部での出力電流値の変化とに基づいて押離鍵動作を検出することができる。
図3は、発光部ユニット10の分解斜視図である。発光部ユニット10は、発光プラグ11、LEDソケット12、LEDレンズ15及び発光部13を組み付けて成る。図4は、発光部ユニット10の分解図(同図(a))及び組み付け後の断面図(同図(b))である。図3、図4の説明において、図4における配置を基準として、右方乃至右部等の呼称を用いる。
発光部13、LEDレンズ15及びファイバ束FB(2)は、それぞれ複数(例えば、12個)設けられる。各発光部13は、図4に示すように、LED14を有する。LEDレンズ15は、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂で一体に形成される。LEDレンズ15には、LED14が挿入されるための穴15aが設けられる。LEDレンズ15の左部(発光部13側)には、複数(例えば均等間隔で4つ)のスリット15dが設けられ、それによる弾性力により、穴15aでLED14を掴みやすくなっている。LEDレンズ15の右部には、突縁部15eが形成され、その内部にはレンズ部15bが形成される。突縁部15eは、レンズ部15bよりも右方に突出してレンズ部15bを保護している。なお、レンズ部15bの光軸は、LEDレンズ15の中心軸と略一致している。
LEDソケット12は、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)等で一体に形成される。LEDソケット12には、LEDレンズ15が挿入されるための穴12aがLEDレンズ15に対応して設けられるほか、右部に、発光プラグ11の後述する被嵌合部11dが嵌合されるための凹溝12cが発光プラグ11の長手方向全長に亘って設けられる(図3、図4参照)。また、図3に示すように、LEDレンズ15の長手方向における略中央部には、一対の位置決め突起部12d1、12d2が設けられる。
発光プラグ11は、ポリカーボネート等の透明な合成樹脂で一体に形成される。図4(a)に示すように、発光プラグ11には、ファイバ束FB(2)が挿入されるための断面略円形の挿入穴11aがファイバ束FB(2)に対応して設けられる。発光プラグ11にはまた、接着剤注入用の注入穴11bが各挿入穴11aに連通して設けられる。発光プラグ11の左部には、LEDソケット12の凹溝12cに嵌合的な形状の被嵌合部11dが形成される。また、図3に示すように、発光プラグ11の長手方向における略中央部には、位置決め突起部12d1、12d2に対応して、一対の位置決め凹部11e1、11e2(11e1は図示せず)が設けられる。
発光部ユニット10の組み付けの際には、次のようにして位置決めがなされる。すなわち、発光部13のLED14を、LEDレンズ15の穴15aに挿入嵌合する。すると、発光部13の突き当て部16の基準面16aとLEDレンズ15の左端面15gとが当接して、LED14、穴15a、穴12a及び挿入穴11aの各中心軸方向(以下、単に「軸方向」と称する)における両者の相対的位置が規定される。さらに、LEDレンズ15にスリット15dが設けられていることで、穴15aが弾性的に開き、LED14の外周部14aが穴15aにしっくりと密着嵌合される。これによって、LED14とLEDレンズ15との同心が確保される。
また、LEDレンズ15をLEDソケット12の穴12aに挿入嵌合すると、LEDレンズ15の右端面15cとLEDソケット12の穴12a内の突き当て基準面12eとが当接して、軸方向における両者の相対的位置が規定される。さらに、LEDレンズ15の外周面15fがLEDソケット12の穴12aに密着嵌合され、LEDレンズ15とLEDソケット12との同心が確保される。
一方、発光プラグ11の挿入穴11aに、右方からファイバ束FB(2)を挿入し、ファイバ束FB(2)を発光プラグ11の左端面11cより左方に突出させ、仮保持状態とする。この時点では、各光ファイバ2の端面位置は揃っていなくてもよい。このような作業を全挿入穴11aについて同様に行う。すべてのファイバ束FB(2)の仮保持状態を維持するよう、発光プラグ11の姿勢を適当に維持しつつ、注入穴11bから、透明な可視光硬化型の接着剤(図示せず)を注入し、外部から可視光を照射して、その接着剤を硬化させることで、ファイバ束FB(2)の各光ファイバ2同士を接合すると共に、ファイバ束FB(2)を発光プラグ11の挿入穴11a内に固定する。なお、用いる接着剤は、可視光硬化型に限定されるものではない。
ここで、上述したように、ファイバ全束AFBは、発光部ユニット10の右方の集約保持部41を通るので、すべてのファイバ束FB(2)は、対応する挿入穴11aの入口から右方に曲がっている(図1、図2参照)。そのため、各挿入穴11a内においては、ファイバ束FB(2)が挿入穴11aの左側の内壁に対して押圧状態となるので、摩擦力が生じ、ファイバ束FB(2)の個々の光ファイバ2が挿入穴11aから抜けにくい。また、各挿入穴11aにおいて、すべての光ファイバ2が挿入穴11aの入口から同じ方向(右方)に曲がっているため、ファイバ束FB(2)の挿入穴11aへの仮保持状態を維持するように発光プラグ11を取り扱うのが容易である。従って、個々の光ファイバ2が挿入穴11a内で遊ぶことがなく、接着固定の際に抜けることが防止される。
次に、ファイバ束FB(2)の、発光プラグ11の左端面11cより突出した部分を切除することで、図4(b)に示すように、ファイバ束FB(2)の端面FBa(2)と発光プラグ11の左端面11cとをほぼ面一にする。ところで、後述するように、ファイバ束FB(2)の見かけ上の外径は、発光プラグ11の挿入穴11aの内径とほぼ一致しており、従って、組み付け後には、挿入穴11aとファイバ束FB(2)とが略同心になっている。
その後、LEDソケット12の凹溝12cに、ファイバ束FB(2)が挿入された発光プラグ11の被嵌合部11dを嵌合する。すると、LEDソケット12の位置決め突起部12d1、12d2と、発光プラグ11の位置決め凹部11e1、11e2とが当接係合して、発光プラグ11とLEDソケット12との長手方向における相対的位置が規定されると共に、凹溝12cの底面である基準面12bと発光プラグ11の左端面11cとが当接して、軸方向における両者の相対的位置が規定される。なお、このとき、穴12aと挿入穴11aとが略同心になるようになっている。
なお、組み付け後には、発光部13のLED14が発光すると、その光がLEDレンズ15のレンズ部15bで集光され、光束の多くがファイバ束FB(2)に入射する。これらLED14とLEDレンズ15とで、発光部光学系が構成される。
このようにして、発光部ユニット10の組み付けにおいて、発光部13、LEDレンズ15、LEDソケット12を順に嵌合し、さらに、ファイバ束FB(2)を挿入した発光プラグ11をLEDソケット12に嵌合することで、全要素の軸方向における位置決めと同心化が容易に図られるので、組み付け作業が簡単であると共に、同心化により、発光部13からファイバ束FB(2)への光の伝達効率を大きくすることができる。
図5は、発光プラグ11の挿入穴11aとファイバ束FB(2)の光ファイバ2との関係を示す断面図である。同図(a)〜(c)はそれぞれ、ファイバ束FBを構成する光ファイバ2の数が5本、4本、3本の場合を示し、同図(d)はその他の例を示す参考図である。
以下、挿入穴11aの中心点をP1、各光ファイバ2の中心点をP2、挿入穴11aの断面半径をR、光ファイバ2の断面半径をr、両中心点P1、P2間の距離をAとし、ファイバ束FBを構成する光ファイバ2の数をnとする。本実施の形態では、挿入穴11aの内径と光ファイバ2の外径は、下記数式1の関係式が実質的に成立するように設定される。
(数1)
R=r+r/sin(π/n)
なお、r=Asin(π/n)、R=A+rである。これにより、同図(a)〜(c)に示すように、各光ファイバ2はいずれも、挿入穴11aの内周面11aaに接すると共に、隣接する光ファイバ2同士が接し、且つ、各光ファイバ2の中心点P2が、挿入穴11aと同心の単一円Q上のみに配列された状態となる。なお、単一円Qは、発光部光学系の光軸から等距離にあり、光軸を中心とした単一円でもある。
前述したように、発光部ユニット10の組み付けにおいて、発光部13からファイバ束FBまでの各要素の同心化が図られていることから、発光部13からの光量は光軸を通る中心点P1で最も多く、中心点P1から離れるにつれて2項分布的に低下する。従って、仮に各光ファイバ2間で中心点P1からの配置距離に差異があるとすれば、各光ファイバ2間で入射光量にばらつきが生じ、押離鍵動作の検出のために補正処理等の処置が必要となる。
しかしながら、本実施の形態では、各光ファイバ2の中心点P2が、単一円Q上に配列され、中心点P1からの距離が均一になっているので、各光ファイバ2間での入射光量のばらつきが著しく減少する。また、仮に、発光部光学系内でのずれ、または該光学系に対するファイバ束FBのずれによって、発光部光学系の光軸が多少ずれたとしても、中心点P2は中心点P1からある程度離間した位置にあるので、発光部13からの光量分布の影響を受けにくい。
また、上述した注入穴11bから注入される接着剤は、光ファイバ2間のすきまを埋め、ファイバ束FBを挿入穴11aに固定するが、各光ファイバ2は挿入穴11aの内周面11aaに接すると共に、隣接する光ファイバ2同士が接していることから、ファイバ束FBを挿入穴11a内に挿入しただけで、各光ファイバ2の位置が安定し、ある程度の保持力が生じる。従って、接着剤による保持力と相まって、ファイバ束FBの保持強度が高いものとなる。
光ファイバ2の数nとしては、3、4、5のいずれかを採用するのが好ましい。各光ファイバ2が同一構成であって断面円形であるので、n=3、4、5のいずれかであれば、作業者としては、特に意識することなく、n本の光ファイバ2を束ねて挿入穴11aに挿入するだけで、自然に上記数式1が成り立つように各光ファイバ2が配列される。従って、ファイバ束FBの挿入作業が簡単である。
なお、同図(d)に示すように、例えば、n=6で上記数式1を成立させるように配列するためには、6つの光ファイバ2Xを挿入穴11aに接するように配列することになるが、それだけでは挿入穴11aの中央部が空いてしまい光ファイバ2Xが安定しないため、中央部に光ファイバ2Yを配列する等によって安定を確保する必要がある。この場合は、光ファイバ2Yも動作検出用に用いるとすれば、光ファイバ2Xとの間に入射光量の差が大きいため、ばらつき防止の観点から好ましくない。一方、光ファイバ2Yをダミーファイバとして動作検出用に用いないようにすることも考えられる。しかしその場合、ばらつき防止は実現されるものの、光量最大の中心点P1近傍の領域(光軸付近の領域)を有効に使えないことから、伝達効率の点で好ましくない。
その意味では、n=3、4、5を採用することで、各光ファイバ2間の均一な入射光量を確保しつつ、ファイバ束FBの光伝達可能な総面積を極力大きくして光伝達効率を向上させることができるといえる。これらにより、個々の光ファイバ間の入射光量のばらつきが低減されていると共に、光ファイバの耐引き抜き強度が高められている。
受光プラグ17についても、発光プラグ11と基本的に同様に構成され、ファイバ束FB(3)の固定についてもファイバ束FB(2)と同様である。すなわち、受光プラグ17において、挿入穴11aに相当する複数(例えば8個)の挿入穴17aに、ファイバ束FB(3)が挿入され、接着固定される。
本実施の形態によれば、各光ファイバ2は、各々が挿入されている挿入穴11aから、発光部ユニット10の右端部の右外側を通って、対応する発光側ヘッド20に繋がるように引き回されているので、全光ファイバ2が、挿入穴11a内における同じ側に押圧状態となり、光ファイバ2の曲がりにより生じる挿入穴11aの内壁との摩擦力の作用によって、光ファイバ2の接着固定作業時に、光ファイバ2が挿入穴11aから抜けにくく、挿入穴11a内に安定的に仮保持される。また、すべての光ファイバ2が挿入穴11aの入口から同じ方向に曲がっているため、発光プラグ11乃至発光部ユニット10を扱いやすく、光ファイバ2の仮保持状態を維持しやすい。よって、光ファイバ2の発光プラグ11への固定作業を容易にすることができる。
また、ファイバ全束AFBを集約保持部41で集約したので、挿入穴11aへの光ファイバ2の挿入が容易であり、光ファイバ2が一層安定的に仮保持されやすく、光ファイバ2の固定作業を一層容易にすることができる。
また、接着固定後においても、挿入された光ファイバ2、3の各他端部が、挿入穴11aの内壁に対して付勢され続けるので、仮に接着状態が良好でなかった場合においても、事後的に光ファイバ2、3の抜けが生じることが抑制される。
これらのことは、受光部ユニット19に関しても同様で、光ファイバ3の受光プラグ17への固定に関しても、同様の効果を得ることができる。
また、発光側ヘッド20、受光側ヘッド30の胴体部20b、30bは、発光部ユニット10、受光部ユニット19に対して反対方向(後方)を向いており、これら胴体部20b、30bに光ファイバ2、3が接続されることから、胴体部20b、30bが発光部ユニット10、受光部ユニット19に対向している場合に比し、ファイバ全束AFBの湾曲部AFBaの曲率半径を大きくでき、すなわち、緩やかに曲がるようにでき、光の伝達損失の低減に寄与している。
さらに、すべての光ファイバ2、3が、一律に、ほぼ同じ曲率の湾曲部AFBaを通ることから、直線のみの光ファイバや、異なる曲率で曲がっている光ファイバが混在する場合に比し、光の伝達損失を均一化でき、その結果、各鍵毎の検出精度のばらつきを少なくすることにも寄与している。
なお、本実施の形態では、ファイバ保持部材として発光プラグ11、受光プラグ17を例示し、これらと光ファイバ2、3との関係について説明したが、1本または複数の光ファイバが束ねて挿入される挿入穴を有するファイバ保持部材であれば、本発明を広く適用可能である。
なお、本実施の形態では、発光部ユニット10が、発光側ヘッド20及び受光側ヘッド30のうち左右両端のものの間に配置される構成を例示したが、これに限るものではない。例えば、発光部ユニット10が、左右両端のヘッドの位置に対して、鍵の並び方向においてオフセットして配置される場合も本発明を適用可能である。その場合、左右両端のヘッド間に発光部ユニット10の一部が存在する構成だけでなく、完全にオフセットして、鍵の並び方向において左右両端のヘッド間から発光部ユニット10が左右いずれかの側に外れている構成であっても、本発明を適用可能である。いずれにしても、発光部ユニット10の右端部10aの右側、または、左端部の左側を通って、対応する発光側ヘッド20または受光側ヘッド30に繋がるように構成すればよい。
なお、本実施の形態では、全鍵分の光ファイバ2、3を高音側の一箇所に集めるようにしたが、光ファイバを複数鍵分に分割してグループ化すると共に、各グループ毎に、発光部ユニットを対応させて設け、各グループに内において端に位置する発光部ユニットの外側で、対応する光ファイバをそれぞれ集約するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、光ファイバ2、3と発光部ユニット10との関係に着目して説明したが、光ファイバ2、3の引き回しの態様について、光ファイバ2、3と発光側ヘッド20、受光側ヘッド30との関係においても、同様の構成を適用可能である。すなわち、光ファイバ2、3は、各ヘッド20、30の挿入穴に1本ずつ挿入、固定されるが、その作業のやり方が、発光プラグ11への光ファイバ2、3の固定と同様である場合は、光ファイバ2、3と発光プラグ11との関係と同様の問題が生じ得る。そこで、光ファイバ2、3を、各ヘッド20、30から、右端の発光側ヘッド20(R)の右外側、または、左端の発光側ヘッド20(L)の左外側を通って、対応する発光プラグ11に繋がるように設けることで、光ファイバ2、3の発光プラグ11への固定の場合と同様に、光ファイバ2、3のヘッド20、30への固定作業を容易にすることができる。
本発明の一実施の形態に係る光学検出装置の部分平面図である。 本光学検出装置の主要部を示す図である。 発光部ユニットの分解斜視図である。 発光部ユニットの分解図(同図(a))及び組み付け後の断面図(同図(b))である。 発光プラグの挿入穴とファイバ束の光ファイバとの関係を示す断面図である。
符号の説明
1 シャッタ(移動体)、 2、3 光ファイバ、 2a、3a 一端部、 10 発光部ユニット、 10a 右端部(一方の端部)、 11 発光プラグ(ファイバ保持部材)、 11a 挿入穴、 12 LEDソケット、 17 受光プラグ(ファイバ保持部材)、 17a 挿入穴、 18 受光ソケット、 19 受光部ユニット、 20 発光側ヘッド(光学検出用ヘッド)、 30 受光側ヘッド(光学検出用ヘッド)、 41 集約保持部

Claims (3)

  1. 複数配列される移動体(1)の並び方向に沿って複数配列され、前記移動体の動作を光学的に検出するための複数の光学検出用ヘッド(20、30)と、前記複数の各光学検出用ヘッドに対応して設けられ、対応する光学検出用ヘッドに一端部(2a、3a)が接続された複数の光ファイバ(2、3)と、前記光学検出用ヘッドの並び方向に沿って並列的に設けられた複数の挿入穴(11a、17a)を有するファイバ保持部材(11、17)とを有し、前記複数の光ファイバの他端部を前記ファイバ保持部材の前記複数の挿入穴に振り分けて挿入し、各挿入穴に前記挿入された光ファイバの他端部をそれぞれ固定することで、前記光ファイバの他端部が固定保持されるようにされた光学検出装置であって、
    前記光ファイバは、各々の前記他端部が挿入されている前記ファイバ保持部材の挿入穴から、前記光学検出用ヘッドの並び方向における前記ファイバ保持部材の一方の端部(10a)の外側を通って、対応する光学検出用ヘッドに繋がるように設けられていることを特徴とする光学検出装置。
  2. 前記光学検出用ヘッドの並び方向における前記ファイバ保持部材の前記一方の端部の外側において前記光ファイバのすべてを集約保持する集約保持部(41)が設けられたことを特徴とする請求項1記載の光学検出装置。
  3. 複数配列される移動体(1)の並び方向に沿って複数配列され、前記移動体の動作を光学的に検出するための複数の光学検出用ヘッド(20、30)と、前記複数の各光学検出用ヘッドに対応して設けられ、対応する光学検出用ヘッドに一端部(2a、3a)が接続された複数の光ファイバ(2、3)と、前記光学検出用ヘッドの並び方向に沿って並列的に設けられた複数の挿入穴(11a、17a)を有するファイバ保持部材(11、17)とを有し、前記複数の光ファイバの他端部を前記ファイバ保持部材の前記複数の挿入穴に振り分けて挿入し、各挿入穴に前記挿入された光ファイバの他端部をそれぞれ固定することで、前記光ファイバの他端部が固定保持されるようにされた光学検出装置であって、
    前記光ファイバは、各々の前記一端部が接続されている光学検出用ヘッドから、前記光学検出用ヘッドの並び方向における一方の端部側の光学検出用ヘッドの外側を通って、対応するファイバ保持部材に繋がるように設けられていることを特徴とする光学検出装置。
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