JP2013154305A - 電解水生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構造により電解水を希釈可能な電解水生成装置を提供する。
【解決手段】塩水を電気分解して次亜塩素酸水を生成し、次亜塩素酸水を希釈水により希釈して供給する電解水生成装置である。電解水生成装置は、対向する電極筒102及び電極棒104と、ケーシング101を備える。電極筒102には、次亜塩素酸水生成空間Gが設けられている。ケーシング101には、希釈水と次亜塩素酸水とが混合する混合空間Xが設けられている。ケーシング101には、希釈水が流入する希釈水流入口101aと、希釈水と混合した次亜塩素酸水が流出する流出口101bとが形成されている。混合空間Xは、希釈水流入口101aと流出口101bとの間に、次亜塩素酸水生成空間Gの上方に連続して設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、電解水生成装置に関する。
従来より、塩水を電解して電解水(次亜塩素酸水)を生成し、生成された次亜塩素酸水をその殺菌効果を利用して食材の洗浄に使用することが行われてきた。
例えば、特許文献1(特開2001―62455号公報)には、塩水を電解して電解水を生成する電解水生成装置が開示されている。この電解水生成装置では、生成された電解水を水で所定の濃度に希釈し、希釈された電解水をバルブから供給するようになっている。バルブから供給される電解水が所定の濃度に希釈されるように、センサで検知した水の流量に基づいて電解される塩水の量を調節するように構成されている。
ところで、上記特許文献1に記載の電解水生成装置では、電解水と水との混合を、塩水を電解する電解槽の外で、水配管の中で電解水と水とを合流させて行なっている。このため、希釈用の水及び電解水がそれぞれ逆流しないように、原水給水路及び電解水吐出管にそれぞれ逆止弁が設けられている。このため、上記特許文献1に記載の電解水生成装置は、その構造が複雑となっている。
そこで、より簡便な構造により電解水を希釈可能な電解水生成装置が要望されている。
本発明の課題は、簡便な構造により電解水を希釈可能な電解水生成装置を提供することにある。
本発明に係る電解水生成装置は、塩水を電気分解して次亜塩素酸水を生成し、次亜塩素酸水を希釈水により希釈して供給する電解水生成装置である。当該電解水生成装置は、対向する2つの電極を有する生成部と、混合部とを備える。生成部には、次亜塩素酸水の生成空間が設けられている。混合部には、希釈水と次亜塩素酸水とが混合する混合空間が設けられている。混合部には、希釈水が流入する希釈水流入口と、希釈水と混合した次亜塩素酸水が流出する流出口とが形成されている。混合空間は、希釈水流入口と流出口との間に、生成空間の上方に連続して設けられている。
本発明に係る電解水生成装置では、混合部には、希釈水と次亜塩素酸水とが混合する混合空間が設けられている。混合部には、希釈水が流入する希釈水流入口と、希釈水と混合した次亜塩素酸水が流出する流出口とが形成されている。混合空間は、希釈水流入口と流出口との間に、生成空間の上方に連続して設けられている。このため、簡便な構造により電解水を希釈することが可能となっている。
また、2つの電極は、電極棒及び電極筒であり、生成空間は、電極棒と電極筒との間に設けられていることが好ましい。
ここでは、2つの電極のうちの1つが筒状の電極筒となっており、電極筒が電解水を生成する生成空間をハウジングするケーシングとしても機能することが可能となっている。
また、電極棒は、混合空間から外れて配置されていることが好ましい。
ここでは、混合空間は電極棒を避けて設けられているので、希釈水が塩水を希釈し電解を妨害することを抑制することが可能となっている。
また、電極筒は円筒形状をしていることが好ましい。
ここでは、電極筒は円筒形状をしているので、電極筒内を流れる流体からの圧力に耐えることが可能となる。
また、電極筒の下端近傍には、塩水が流入する塩水流入口が形成されていることが好ましい。
ここでは、電極筒の上方に設けられた混合空間から離れた位置から塩水が流入するので、塩水が電解される前に希釈水により希釈されることを抑制することが可能となる。
また、電極棒は、生成空間との境界より下に位置することが好ましい。
ここでは、電極棒は、生成空間の境界から上にはみ出ていないので、電極棒の存在による悪影響を抑制することが出来る。
本発明に係る電解水生成装置では、簡便な構造により電解水を希釈することが可能である。
本発明の一実施形態に係る電解水生成装置の全体模式図。 電解槽の模式的上面図。 電解槽の模式的側面図。 図3のIV−IV断面図。 図2のV−V断面図。 変形例1に係る電解槽の図5に相当する図。 変形例2に係る電解槽の図5に相当する図。 変形例3に係る電解槽の図4に相当する図。 変形例3に係る電解槽の図5に相当する図。
本発明の一実施形態に係る電解水生成装置1について、以下、図を参照しながら説明する。なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。
(1)全体構成
図1は、電解水生成装置1の全体構成を模式的に表した図である。
電解水生成装置1は、主に本体1aと塩水タンク22とに分けることができる。
本体1aは、希釈水供給用の水配管Aと、塩水供給用の水配管Bと、電解槽100とを有する。
(1−1)希釈水供給用の水配管A
水配管Aは、電解槽100に希釈水を供給するためのものであり、図1に示すように、市水から水の供給を受け、減圧弁11、マニホールド12、水制御弁13、給水遮断弁14、及び2つの逆止弁15を有し、電解槽100に水を希釈水として供給する。減圧弁11は、市水から水の圧力を減圧し、一定の圧力にする。次のマニホールド12は、水配管Aから後述する水配管Bを分岐させる。次の水制御弁13は、水量を検知する水量センサ13sと、水の流量を調整する流量調整弁13vとを有し、水の流量を制御する。流量調整弁13vは、電磁弁である。流量調整弁13vには、サーミスタT1が設置されており水の温度を検知する。水温が所定の温度より高い場合は、給水遮断弁14により電解槽100への水の供給を遮断する。給水遮断弁14も電磁弁である。2つの逆止弁は、給水遮断弁14と電解槽100との間に設置されており、水が電解槽100から給水遮断弁14の方向へ流れないようになっている。なお、希釈水を供給するために電解槽100に接続されている管を、希釈水供給管112と呼ぶ。
(1−2)塩水供給用の水配管B
水配管Bは、電解槽100に塩水を供給するためのものであり、図1に示すように、マニホールド12から市水からの水を分岐させ、タンク用電磁弁21を有し、塩水タンク22に市水を供給する。さらに、水配管Bは、塩水タンク22を、塩水用電磁弁23、及び電磁定量ポンプ24を介して電解槽100に接続し、電解槽100に塩水を供給する。なお、塩水を供給するために電解槽100に接続されている管を、塩水供給管111と呼ぶ。
(1−3)電解槽100
電解槽100は、塩水を電解して次亜塩素酸水を生成し、次亜塩素酸水を水で希釈して供給する装置である。電解槽100については、後ほど詳しく説明する。なお、図1において電解槽100に設置されているサーミスタT2は、電解槽100の温度を検知するためのものである。
(1−4)塩水タンク22
塩水タンク22は、フロートスイッチ22aと、吸込みフィルター22bとを備えている。フロートスイッチ22aは、塩水タンク22内の液面のレベルを検知する。吸込みフィルター22bは、塩水タンク22の底部に設置されている。塩水タンク22には、塩と市水からの水が入れられる。塩は塩水タンク22の底に貯まり、その上に水の層が出来る。塩水タンク22内の塩水は、塩水タンク22の底部から電磁定量ポンプ24により吸い出される。この時、塩の粒子は、吸込みフィルター22bによりフィルターされ、塩を通った液体のみ塩水タンク22から吸い出される。したがって、塩水タンク22から吸い出される塩水は、塩分がほぼ飽和状態になっている。
(1−5)制御部90
このほか、電解水生成装置1は、制御部90を備えている。制御部90は、主にCPU91、RAM92、ROM93、液晶等の表示部94、及びボタンやスイッチ等の入力部95から構成されており、通信線89を介して電解水生成装置1の上記各構成要素との間で信号を送受信する。ROM93には、電解水生成装置1制御用のプログラムが記憶されており、CPU91は、当該プログラムを実行する。これにより、制御部90は、電解水生成装置1の上記各構成要素を制御する。
具体的には、制御部90は、水制御弁13の水量センサ13sから送信される信号に基づいて電磁定量ポンプ24等を制御する。例えば、市水からの水の供給が止まり、水量センサ13sが検知した流量がゼロになれば、制御部90は、電磁定量ポンプ24を停止し、電解槽100への電源を停止する。
また、制御部90は、電解槽100から供給される次亜塩素酸水の濃度が、入力部95を介して指定された濃度になるように水制御弁13を制御し、希釈水の流量を制御する。低い濃度が指定された場合は、希釈水の流量が大きくなるように水制御弁13の流量調整弁13vを制御する。高い濃度が指定された場合は、希釈水の流量が小さくなるように水制御弁13の流量調整弁13vを制御する。また、制御部90は、希釈水の流量に合わせて電磁定量ポンプ24を制御し、供給される塩水の流量を制御する。
また、制御部90は、サーミスタT1から送信される信号に基づいて給水遮断弁14を制御する。例えば、サーミスタT1が検知した水温が上限を超えていれば、制御部90は、給水遮断弁14を閉めて、希釈水が電解槽100に流入しないようにする。
また、制御部90は、サーミスタT2から送信される信号に基づいて電解槽100への電源を制御する。例えば、サーミスタT2が検知した電解槽100の温度が上限を超えていれば、制御部90は、電解槽100への電源を切り、電解水生成装置1を停止させる。
また、制御部90は、フロートスイッチ22aから送信される信号に基づいてタンク用電磁弁21の開閉を制御する。例えば、フロートスイッチ22aが検知した液面が上限に達したら、制御部90は、タンク用電磁弁21を閉じる。
なお、制御部90は、本体1aに設置されている。
(2)電解槽100の詳細構成
次に、図を参照しながら電解槽100の詳細構成について説明する。
図2は、電解槽100の外観上面図である。図3は、電解槽100の外観側面図である。図4は、図3のIV−IV断面図である。図5は、図2のV−V断面図である。
電解槽100は、図2及び図3に示すように、チタン製の円筒102の両端それぞれに樹脂製の直方体101、103を接合した形状をしている。円筒102は、ケーシングであるとともに正の電極でもあり、以下、電極筒102と呼ぶ。直方体101、103は、それぞれ中に円柱状の空間が形成された樹脂製のケーシングであり、以下、それぞれケーシング101、ケーシング103と呼ぶ。ケーシング101及びケーシング102の内部空間は、それぞれ電極筒102の内部空間と連続している。このほか、電解槽100は、負の電極である電極棒104を有する。
電極筒102は、次亜塩素酸水が生成される生成部である。図4及び図5に示すように、電極筒102の内部空間の中心にチタン製の電極棒104が配置されている。これにより、正極である電極筒102と負極である電極棒104が一定間隔で対向するようになっている。電極筒102及び電極棒104それぞれに電圧を印加すると電極筒102と電極棒104との間で電流が流れ、電極筒102の内部空間に存在する塩水が電気分解され、次亜塩素酸水が生成される。すなわち、電極筒102の内部空間は、次亜塩素酸水生成空間Gとなっている。なお、電極筒102のチタン製の本体102aの内側の表面には触媒としてルテニウムの層が形成されている。電極筒102及び電極棒104は、それぞれ、上端がケーシング101に、下端がケーシング103に取り付けられている。
ケーシング101は、希釈水と次亜塩素酸水とが混合する混合部である。ケーシング101には、水配管Aの希釈水供給管112と、次亜塩素酸水を食材の洗浄槽等に供給するための次亜塩素酸水供給管113が接続されている。ケーシング101には、その内部空間に希釈水供給管112からの希釈水が流入する希釈水流入口101aが形成されている。また、ケーシング101には、希釈水により希釈された次亜塩素酸水が次亜塩素酸水供給管113へ流出するための流出口101bが形成されている。希釈水流入口101aと流出口101bとは、それぞれ互いに対向する壁面に、互いに対向する位置に設けられているが、希釈水流入口101aの周縁と流出口101bの周縁とを結ぶ直線は、ケーシング101の内部空間の中心を通らない。即ち、希釈水流入口101aの周縁と流出口101bの周縁とを直線的に結ぶ希釈水の流路である空間は、ケーシング101の内部空間の中心から外れており、当該空間には電極棒104は存在しない。その結果、希釈水流入口101aから流入した希釈水は、図3に示すようにケーシング101の内部空間の中心にある電極棒104に当たらずに直線的に流出口101bまで流れることができる。希釈水流入口101aの周縁と流出口101bの周縁とを直線で結ぶ空間では、次亜塩素酸水生成空間Gから上昇してくる次亜塩素酸水と希釈水流入口101aから流出口101bへと流れる希釈水とが混合する混合空間Xとなっている。その結果、流出口からは、希釈された次亜塩素酸水が流出するようになっている。なお、混合空間Xは、次亜塩素酸水生成空間Gと連続しており、次亜塩素酸水生成空間Gの上方に位置する。また、希釈水流入口101a及び流出口101bの経は、同じである。
ケーシング103には、水配管Bの塩水供給管111が接続されている。ケーシング103には、その内部空間に塩水供給管111から塩水が流入するための塩水流入口103aが形成されている。塩水流入口103aから流入した塩水は、次亜塩素酸水生成空間Gに流入し、電解される。電解により生成された次亜塩素酸水は、次亜塩素酸水生成空間G内をケーシング101の内部空間、即ち混合空間Xに向かって上昇する。
なお、塩水流入口103aから流入する塩水の流量は、毎分45ミリリットルである。また、流出口101bから流出する希釈された次亜塩素酸水の最大流量は、毎分15リットルである。
(3)電解水生成装置1の動作
以下、電解水生成装置1の動作について説明する。
図示しない次亜塩素酸水供給管113の先に取り付けられた弁、或いは蛇口を開くと、次亜塩素酸水が電解槽100から流れ出る。これにより、希釈水が希釈水流入口101aから電解槽100内に流入し、希釈水が水配管A内を電解槽100に向けて流れ始める。水配管A内の希釈水の流れを水量センサ13sが検知し、検知信号を制御部90に送信すると、制御部90は、電磁定量ポンプ24を作動させる。電磁定量ポンプ24により、塩水タンク22内の塩水が、底から吸い出される。これにより、水配管B内を塩水が電解槽100に向けて流れ出し、塩水が塩水流入口103aから電解槽100に供給される。
塩水流入口103aから電解槽100のケーシング103内に流入した塩水は、上昇して次亜塩素酸水生成空間Gに流入し、ここで電解され、次亜塩素酸水が生成される。この際、水素や酸素のガスも生成される。
生成された次亜塩素酸水は、上昇し混合空間Xに流入する。混合空間Xには、希釈水流入口101aから希釈水が流入し、次亜塩素酸水と混合する。希釈された次亜塩素酸水は、流出口101bから外部へ流出する。希釈水流入口101aと流出口101bとは、互いに対向する位置に設けられており、希釈水流入口101aの周縁と流出口101bの周縁とを直線で結ぶ空間、即ち混合空間Xには、希釈水の流れを妨害する電極棒104等の障害物がない。このため、希釈水流入口101aから流入した希釈水の大部分は、流出口101bへ向けて直線的に流れ、希釈水が混合空間Xの下方に連続する次亜塩素酸水生成空間Gに流入することは、殆ど無く、塩水を希釈して次亜塩素酸水の生成を妨げることがほぼない。なお、この希釈水の流れに引き込まれて次亜塩素酸水生成空間Gから次亜塩素酸水が混合空間Xに流入し、希釈水と混合し、希釈される。
希釈された次亜塩素酸水は、流出口101bから流出する。この際、塩水の電解の際に発生したガスも次亜塩素酸水と一緒に流出する。
(4)特徴
(4−1)
上記実施形態では、ケーシング101内には、希釈水と次亜塩素酸水とが混合する混合空間Xが設けられている。混合部Mには、希釈水が流入する希釈水流入口101aと、希釈水と混合した次亜塩素酸水が流出する流出口101bとが形成されている。混合空間Xは、希釈水流入口101aの周縁と流出口101bの周縁とを直線で結ぶ空間であり、生成部である電極筒102内にある次亜塩素酸水生成空間Gの上方に連続して設けられている。すなわち、次亜塩素酸水と希釈水とを混合させて次亜塩素酸水を希釈するための十分な空間がケーシング101内に設けてある。したがって、次亜塩素酸水と希釈水とを混合させるためにわざわざ逆止弁を設ける必要がない。このため、簡便な構造により電解水(次亜塩素酸水)を希釈することが可能となっている。
(4−2)
上記実施形態では、塩水は、電極筒102内に設けられた次亜塩素酸水生成空間Gにおいて電極筒102と、その内部空間の中心に配置された電極棒104との間で電流が流れることにより電解され、次亜塩素酸水が生成されている。即ち、電極筒102が次亜塩素酸水を生成する次亜塩素酸水生成空間Gをハウジングするケーシングとしても機能することが可能となっている。
(4−3)
上記実施形態では、電極棒102は、混合空間Xから外れて配置されている。希釈水が妨害されること無く希釈水流入口101aから流出口101bに直線上に流れることができている。このため、電極棒102に当たる等して、次亜塩素酸水生成空間Gに流入して塩水を希釈し、電解を妨害することを抑制することが可能となっている。
(4−4)
上記実施形態では、電極筒102は円筒形状をしている。このため、電極筒102内を流れる流体(塩水、次亜塩素酸水、及び希釈水)からの圧力に耐えることが可能となっている。
(4−5)
上記実施形態では、電極筒102の下端に取り付けられたケーシング103には、塩水が流入する塩水流入口103aが形成されている。即ち、電極筒102の上端に取り付けられているケーシング101に設けられた混合空間Xから離れた位置から塩水が流入するようになっている。このため、塩水が電解される前に希釈水により希釈されることを抑制することが可能となっている。
(5)変形例
(5−1)変形例1
上記実施形態では、電極筒102の上端に取り付けられているケーシング101には、希釈水流入口101a及び流出口101bが設けられているが、希釈水流入口101a及び流出口101bの径は同じであった。他の実施形態においては、当該希釈水流入口101aの経を図6に示すように流出口101bの経よりも大幅に小さくしてもよい。これにより、希釈水流入口201aの近傍の圧力が高くなり、また当該圧力に比べて流出口201bの近傍の圧力が低くなり、希釈水等のケーシング201内の流体が希釈水流入口201aの方へ逆流しにくくなる。
(5−2)変形例2
上記実施形態では、電極棒104は、ケーシング101まで延びており、その上端がケーシング101に取り付けられていた。しかし、このように電極棒104が対向する電極が存在しない空間に存在すると、即ち次亜塩素酸水生成空間Gから出ていると、電極棒104の次亜塩素酸水生成空間Gから出ている部分にスケール等の物質が付着する等の事象が発生することがある。そこで、他の実施形態においては、図7に示す電極棒304のように、次亜塩素酸水生成空間Gから上に出ないようにしてもよい。これにより、スケールの付着等、不要な電極の存在による悪影響を抑制することが出来る。なお、この場合、電極棒304が電極筒102との距離を一定に保つことができるように電極棒304の上端に樹脂製の棒305を継ぎ足し、ケーシング101に固定するとよい。
また、スケールの付着抑止策として、さらにモータMで電極棒304を回転させてもよい。電極棒304を回転させることにより付着したスケールを電極棒304から引き剥がし、流すことができる。
(5−3)変形例3
上また、他の実施形態においては、スケールの付着抑止策として、図8、図9のように電極棒404の上端付近に羽Wを取り付けて、希釈水の流れを当該羽Wに当てることにより電極棒404を回転させてもよい。
本発明は、食材の洗浄用の電解水を生成するのに有効である。
1 電解水生成システム
100 電解水生成装置
101 ケーシング(混合部)
101a 希釈水流入口
101b 流出口
102 電極筒(生成部)
103a 塩水流入口
104、204、304、404 電極棒
G 次亜塩素酸水生成空間(生成空間)
X 混合空間
特開2001―62455号公報

Claims (6)

  1. 塩水を電気分解して次亜塩素酸水を生成し、前記次亜塩素酸水を希釈水により希釈して供給する電解水生成装置であって、
    対向する2つの電極を有し、前記次亜塩素酸水の生成空間が設けられた生成部と、
    前記希釈水と前記次亜塩素酸水とが混合する混合空間が設けられた混合部と、
    を備え、
    前記混合部には、希釈水が流入する希釈水流入口と、前記希釈水と混合した前記次亜塩素酸水が流出する流出口とが形成され、
    前記混合空間は、前記希釈水流入口と前記流出口との間に、前記生成空間の上方に連続して設けられた、
    電解水生成装置。
  2. 前記2つの電極は、電極棒及び電極筒であり、
    前記生成空間は、前記電極棒と前記電極筒との間に設けられた、
    請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 前記電極棒は、前記混合空間から外れて配置された、
    請求項1又は2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記電極筒は円筒形状をした、
    請求項1〜3のいずれかに記載の電解水生成装置。
  5. 前記電極筒の下端近傍には、前記塩水が流入する塩水流入口が形成された、
    請求項1〜4のいずれかに記載の電解水生成装置。
  6. 前記電極棒は、前記生成空間の境界より下に位置する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電解水生成装置。
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