JP2013150484A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】かしめ部と軸受ホルダとの接触を抑制し、軸受ホルダの変形およびそれに伴う軸受部の歪みを、抑制できるモータを提供すること。
【解決手段】モータ1Aの軸受ホルダ23Aは、複数のホルダ凸部41Aと、複数のホルダ凹部42Aとを有する。ホルダ凹部は、ホルダ凸部部より径方向内側に位置する。ホルダ凸部の径方向外側の面は、少なくとも部分的に、取付板のバーリング部211Aに接触する。ホルダ凹部の径方向内側の面は、少なくとも部分的に、軸受部24Aに接触する。また、バーリング部は、径方向外側へ向けて倒され、回路基板22Aに接触する複数のかしめ部215Aを有する。複数のかしめ部は、複数のホルダ凹部の径方向外側に、それぞれ配置されている。これにより、かしめ部と軸受ホルダとの接触が、抑制されている。その結果、軸受ホルダの変形およびそれに伴う軸受部の歪みが、抑制されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータに関する。
従来のモータの構造については、例えば、特開2006−5972号公報に開示されている。当該公報のモータは、取付ベースと、取付ベース上に取り付けられたプリント基板と、を有する(段落0029,図1)。また、当該公報では、取付ベースの取付用筒状部の内側に、スラストキャップ、軸受ハウジング、およびスリーブが配置されている(段落0029,段落0033,図1)。
特開2006−5972号公報
特開2006−5972号公報には、リベッティング処理により、プリント基板を取付ベースに取り付けることが、記載されている(段落0035,図3)。しかしながら、当該公報の図3の構造では、プリント基板に、取付ベースの取付用筒状部を配置するための孔とは別に、リベッティング処理用の孔が、設けられている。したがって、リベッティング処理用の孔の分だけ、プリント基板における電子部品の実装面積が狭くなる。
電子部品の実装面積を確保するためには、プリント基板にリベッティング処理用の孔を設けず、取付用筒状部を径方向外側へかしめて、プリント基板を固定することが考えられる。しかしながら、取付用筒状部をかしめると、取付用筒状部の内側に配置された軸受ハウジング等の部材が、かしめ部に押されて、径方向内側へ変形する虞がある。
本発明は、略円筒状の軸受ホルダと、軸受ホルダの径方向内側に固定された軸受部と、軸受ホルダの径方向外側に固定された取付板とを有するモータを、対象としている。本発明の目的は、かしめ部と軸受ホルダとの接触を抑制し、軸受ホルダの変形およびそれに伴う軸受部の歪みを、抑制できるモータを提供することである。
本願の例示的な第1発明は、上下に延びる中心軸の周囲において、軸方向に略円筒状に延びる軸受ホルダと、前記軸受ホルダの径方向内側に固定された軸受部と、前記軸受ホルダの径方向外側に固定され、前記中心軸に対して直交する方向に広がる取付板と、前記取付板の上面または下面に配置された回路基板と、前記取付板より上方において、前記軸受ホルダの径方向外側に固定されたステータコアと、前記ステータコアに取り付けられたコイルと、前記軸受部により回転可能に支持されるシャフトと、前記シャフトとともに回転するマグネットと、を有し、前記取付板は、前記中心軸と同軸に設けられた円孔を有する板状部と、前記円孔の縁から軸方向に突出するバーリング部と、を有し、前記軸受ホルダは、径方向外側の面が少なくとも部分的に前記バーリング部に接触する複数のホルダ凸部と、前記ホルダ凸部より径方向内側に位置し、径方向内側の面が少なくとも部分的に前記軸受部に接触する複数のホルダ凹部と、を有し、前記複数のホルダ凸部と、前記複数のホルダ凹部とは、周方向に交互に設けられ、前記バーリング部は、径方向外側へ向けて倒され、前記回路基板に接触する複数のかしめ部を有し、複数の前記かしめ部は、複数の前記ホルダ凹部の径方向外側に、それぞれ配置されているモータである。
本願の例示的な第1発明によれば、かしめ部と軸受ホルダとの接触が、抑制される。したがって、軸受ホルダの変形およびそれに伴う軸受部の歪みが、抑制される。
図1は、第1実施形態に係るモータの部分横断面図である。 図2は、第2実施形態に係るモータの縦断面図である。 図3は、第2実施形態に係る軸受ホルダの斜視図である。 図4は、第2実施形態に係る軸受ホルダの縦断面図である。 図5は、第2実施形態に係るモータの部分横断面図である。 図6は、第2実施形態に係るモータの部分縦断面図である。 図7は、第2実施形態に係るモータの部分横断面図である。 図8は、第2実施形態に係るモータの部分横断面図である。 図9は、第2実施形態に係るモータの部分縦断面図である。 図10は、変形例に係る軸受ホルダの縦断面図である。 図11は、変形例に係る軸受ホルダの上面図である。 図12は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。 図13は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。 図14は、変形例に係るモータの部分横断面図である。 図15は、変形例に係るモータの部分横断面図である。 図16は、変形例に係るモータの部分縦断面図である。 図17は、変形例に係る軸受ホルダの斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本願では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、取付板に対してステータコア側を「上」として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、あくまで説明の便宜のために上下を定義したものであって、本発明に係るモータの使用時の向きを限定するものではない。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ1Aの部分横断面図である。図1に示すように、モータ1Aは、取付板21Aと、回路基板22Aと、軸受ホルダ23Aと、軸受部24Aと、シャフト31Aと、を有する。
軸受ホルダ23Aは、中心軸9Aの周囲において、軸方向に略円筒状に延びている。取付板21Aは、軸受ホルダ23Aの径方向外側に、固定されている。また、取付板21Aは、中心軸9Aに対して直交する方向に、広がっている。回路基板22Aは、取付板21Aの上面または下面に、配置されている。軸受部24Aは、軸受ホルダ23Aの径方向内側に、固定されている。シャフト31Aは、軸受部24Aにより回転可能に支持されている。
また、モータ1Aは、図示を省略したステータコア、コイル、およびマグネットを、さらに有する。ステータコアは、取付板21Aより上方において、軸受ホルダ23Aの径方向外側に、固定されている。コイルは、ステータコアに取り付けられている。マグネットは、シャフトとともに回転する。
取付板21Aは、板状部212Aおよびバーリング部211Aを有する。板状部212Aは、中心軸9Aと同軸に設けられた円孔210Aを有する。バーリング部211Aは、円孔210Aの縁から、軸方向に突出している。
軸受ホルダ23Aは、複数のホルダ凸部41Aと、複数のホルダ凹部42Aと、を有する。ホルダ凹部42Aは、ホルダ凸部41Aより、径方向内側に位置する。複数のホルダ凸部41Aと、複数のホルダ凹部42Aとは、周方向に交互に設けられている。各ホルダ凸部41Aの径方向外側の面は、少なくとも部分的に、バーリング部211Aに接触している。また、各ホルダ凹部42Aの径方向内側の面は、少なくとも部分的に、軸受部24Aに接触している。
バーリング部211Aは、径方向外側へ向けて倒された、複数のかしめ部215Aを有する。各かしめ部215Aは、回路基板22Aに接触している。また、複数のかしめ部215Aは、複数のホルダ凹部42Aの径方向外側に、それぞれ配置されている。これにより、かしめ部215Aと軸受ホルダ23Aとの接触が、抑制される。したがって、軸受ホルダ23Aの変形およびそれに伴う軸受部24Aのひずみが、抑制される。
<2.第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について、説明する。
<2−1.モータの全体構成>
図2は、本実施形態に係るモータ1の縦断面図である。本実施形態のモータ1は、プリンタやコピー機等のOA機器に搭載され、ローラ等の駆動部を動作させるために使用される。ただし、本発明のモータは、OA機器以外の用途に使用されるものであってもよい。例えば、本発明のモータは、自動車等の輸送機器、家電製品、医療機器、ディスクドライブ、送風ファン等に使用されて、種々の駆動力を発生させるものであってもよい。
図2に示すように、モータ1は、静止部2と回転部3とを有する。静止部2は、駆動対象となる装置の枠体に対して、相対的に静止している。回転部3は、静止部2に対して、回転可能に支持されている。
本実施形態の静止部2は、取付板21、回路基板22、軸受ホルダ23、軸受部24、スペーサ25、ステータコア26、およびコイル27を有する。
取付板21は、中心軸9に対して直交する方向に広がる板材である。取付板21の材料には、回路基板22より剛性が高い金属が、使用される。例えば、亜鉛めっき鋼板、SUS、アルミニウム合金などが、取付板21の材料として使用される。取付板21は、駆動対象となる装置の枠体に、固定される。
取付板21は、軸受ホルダ23が挿入される第1挿入孔210を有する。第1挿入孔210は、中心軸9と略同軸に設けられた円孔である。また、取付板21は、バーリング部211、内側板状部212、段差部213、および外側板状部214を有する。バーリング部211は、第1挿入孔210の縁から軸方向上側へ向けて、略円筒状に突出している。内側板状部212は、バーリング部211の下端部から、径方向外側へ向けて広がっている。段差部213は、内側板状部212の外周部から、径方向外側かつ下側へ向けて、斜めに延びている。また、外側板状部214は、段差部213の下端部から、さらに径方向外側へ向けて広がっている。
本実施形態の取付板21は、軸受ホルダ23を取り囲む外囲部材の一例である。軸受ホルダ23は、バーリング部211の径方向内側に、圧入されている。これにより、取付板21が、軸受ホルダ23の径方向外側に、固定されている。軸受ホルダ23の圧入時には、段差部213が撓むことにより、外側板状部214に掛かる圧入荷重が低減される。その結果、圧入時における外側板状部214の変形が、抑制される。
また、後述するロータホルダ32に偏荷重が掛かった場合、シャフト31にラジアル荷重が掛かり、荷重が軸受部24に伝達され、取付板21に荷重が掛かる。しかしながら、本実施形態の取付板21は、段差部213を有している。このため、当該荷重が、バーリング部211の下端部だけではなく、段差部213の上端部および下端部にも、分散して作用する。したがって、バーリング部211の下端部に対する荷重による応力が、低減される。その結果、駆動に伴うバーリング部211の変形が、抑制される。
回路基板22は、内側板状部212の上面に、配置されている。回路基板22には、例えば、ガラスエポキシ基板や、紙フェノール基板が、使用される。また、回路基板22には、コイル27に駆動電流を供給するための電子回路が、実装されている。特に、本実施形態では、取付板21の段差部213が、回路基板22から離れる方向へ延びている。したがって、段差部213および外側板状部214の上面と、回路基板22の下面との間に、隙間が介在する。このため、回路基板22の上面だけではなく、回路基板22の下面にも、電子部品を配置することができる。
図3は、軸受ホルダ23の斜視図である。図4は、軸受ホルダ23の縦断面図である。図3および図4に示すように、軸受ホルダ23は、筒状部40と、フランジ部50とを有する。筒状部40は、中心軸9の周囲において、軸方向に略円筒状に延びている。フランジ部50は、筒状部40の下端部から、径方向外側へ向けて広がっている。
筒状部40は、複数のホルダ凸部41、複数のホルダ凹部42、複数の傾斜部43、および挿入部44を、有する。ホルダ凸部41の径方向外側の面は、ホルダ凹部42の径方向外側の面より、径方向外側に位置する。また、ホルダ凹部42の径方向内側の面は、ホルダ凸部41の径方向内側の面より、径方向内側に位置する。また、複数のホルダ凸部41と、複数のホルダ凹部42とは、周方向に交互に設けられている。
各ホルダ凸部41の径方向外側の面は、取付板21のバーリング部211の内周面と、ステータコア26のコアバック261の内周面とに、接触する。一方、各ホルダ凹部42の径方向内側の面は、後述する第1軸受241および第2軸受242の各外輪に、接触する。
複数の傾斜部43は、ホルダ凸部41とホルダ凹部42との間に位置する。各傾斜部43は、ホルダ凸部41の周方向の端縁と、ホルダ凹部42の周方向の端縁とを、繋いでいる。また、各傾斜部43は、径方向および周方向に対して、斜めに広がっている。その結果、ホルダ凸部41の径方向外側の面と、ホルダ凹部42の径方向内側の面とが、異なる周方向位置に配置されている。
挿入部44は、ホルダ凸部41およびホルダ凹部42の上側に、設けられている。挿入部44の外径は、全周に亘って、ホルダ凸部41の外径より小さい。取付板21に軸受ホルダ23を圧入するときには、まず、バーリング部211の内側に、挿入部44を挿入する。また、ステータコア26に軸受ホルダ23を圧入するときにも、まず、コアバック261の内側に、挿入部44を挿入する。このようにすれば、バーリング部211およびコアバック261に対して、軸受ホルダ23を、容易に同軸に位置決めできる。
本実施形態の軸受ホルダ23は、金属製のプレス加工品である。軸受ホルダ23を製造するときには、まず、金属板に絞り加工を行うことによって、筒状部40を形成する。その後、フランジ部50の外周部を打ち抜いて、軸受ホルダ23を得る。その場合、絞り加工により形成された筒状部40の外周面より、打ち抜きにより形成されたフランジ部50の外周部の方が、高い寸法精度を得やすい。したがって、駆動対象となる装置にモータ1を組み付けるときには、フランジ部50を利用して、当該装置に対するモータ1の位置決めを行うとよい。
なお、本発明の軸受ホルダは、切削や鋳造等の他の工法により得られたものであってもよい。
図2に戻る。軸受部24は、回転部3側のシャフト31を回転可能に支持する機構である。本実施形態の軸受部24は、第1軸受241および第2軸受242を有する。第2軸受242は、第1軸受241より下側に配置されている。本実施形態の第1軸受241および第2軸受242には、球体を介して外輪と内輪とを相対回転させるボールベアリングが、使用されている。ただし、ボールベアリングに代えて、含油焼結軸受などの他方式の軸受が、使用されていてもよい。また、軸受部24を構成する軸受の数は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
第1軸受241および第2軸受242の各外輪は、軸受ホルダ23の径方向内側に、固定されている。具体的には、各外輪の外周面と、ホルダ凹部42の径方向内側の面とが、接触している。一方、第1軸受241および第2軸受242の各内輪は、シャフト31に固定されている。
図2に示すように、本実施形態の第1軸受241および第2軸受242には、外径の等しい軸受が使用されている。このようにすれば、第1軸受241と第2軸受242とに、共通の軸受を使用でき、部品の互換性が向上する。また、ホルダ凹部42の径方向内側の面は、第1軸受241の径方向外側の位置から、第2軸受242の径方向外側の位置まで、略同一の径で軸方向に連続している。このため、ホルダ凹部42を、絞り加工で容易に得ることができる。
スペーサ25は、第1軸受241と第2軸受242との間に、配置されている。スペーサ25の上端部は、第1軸受241の外輪に接触する。また、スペーサ25の下端部は、第2軸受242の外輪に接触する。これにより、第1軸受241と第2軸受242との軸方向の間隔が、保たれている。
ステータコア26は、取付板21より上方において、軸受ホルダ23に固定されている。ステータコア26は、ケイ素鋼板等の電磁鋼板を軸方向に積層した積層鋼板により、形成される。ステータコア26は、円環状のコアバック261と、コアバック261から径方向外側へ向けて突出した複数のティース262と、を有する。また、ステータコア26は、コアバック261の径方向内側に、軸受ホルダ23が挿入される第2挿入孔260を有する。
本実施形態のステータコア26は、軸受ホルダ23を取り囲む外囲部材の一例である。軸受ホルダ23は、コアバック261の径方向内側に、圧入されている。これにより、ステータコア26が、軸受ホルダ23の径方向外側に固定されている。
複数のティース262は、周方向に略等間隔に配列されている。各ティース262には、コイル27が取り付けられている。コイル27は、各ティース262に巻き付けられた導線により、構成される。
本実施形態の回転部3は、シャフト31と、ロータホルダ32と、マグネット33と、を有する。
シャフト31は、中心軸9に沿って延びる柱状の部材である。シャフト31の材料には、例えば、ステンレス等の金属が使用される。シャフト31は、軸受部24に支持されつつ、中心軸9を中心として回転する。シャフト31の上端部は、第1軸受241より上方へ突出している。また、シャフト31の下端部は、第2軸受242より下方へ突出している。シャフト31の下端部は、ギア等の動力伝達機構を介して、OA機器の駆動部に連結される。
ロータホルダ32は、シャフト31とともに回転する金属製の部材である。ロータホルダ32は、天板部321と円筒部322とを、有する。天板部321は、コイル27の上方において、略平板状に広がっている。天板部321の内周部は、シャフト31の上端部に固定されている。円筒部322は、天板部321の外周部から下方へ向けて、円筒状に延びている。
マグネット33は、ロータホルダ32の円筒部322の内周面に、固定されている。マグネット33は、シャフト31およびロータホルダ32とともに、回転する。マグネット33には、例えば、フェライトマグネットや、ネオジムマグネットが使用される。本実施形態のマグネット33は、円環状である。マグネット33の内周面は、ステータコア26の複数のティース262と、径方向に対向する。また、マグネット33の内周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。
なお、円環状のマグネット33に代えて、複数のマグネットが使用されていてもよい。その場合、N極の磁極面とS極の磁極面とが交互に並ぶように、複数のマグネットが、周方向に配列されていればよい。
回路基板22を介してコイル27に駆動電流を与えると、ステータコア26の各ティース262に、径方向の磁束が生じる。そして、ティース262とマグネット33との間の磁束の作用によって、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、中心軸9を中心として回転する。回転部3が回転すると、シャフト31に連結された駆動部に、動力が伝達される。
<2−2.取付板、軸受ホルダ、および軸受部の固定構造について>
続いて、取付板21、軸受ホルダ23、および軸受部24の、より詳細な固定構造について、説明する。図5は、バーリング部211の付近におけるモータ1の部分横断面図である。図5では、固定構造の理解を容易とするために、バーリング部211、軸受ホルダ23、および第2軸受242が、同一平面内に描かれている。
図5に示すように、取付板21のバーリング部211は、複数のかしめ部215を有する。各かしめ部215は、バーリング部211の他の部位より、径方向外側へ倒されている。また、各かしめ部215の下面は、回路基板22の上面または端縁部に、接触している。これにより、取付板21の内側板状部212と、かしめ部215との間に、回路基板22が挟まれて固定されている。
すなわち、このモータ1では、取付板21自体に設けられたかしめ部215を利用して、取付板21と回路基板22とが、固定されている。このようにすれば、モータ1の部品点数を低減できる。また、ねじ止め等の作業を行う場合より、取付板21と回路基板22とを固定する工程を、短縮できる。また、バーリング部211およびかしめ部215は、取付板21の第1挿入孔210の縁に、設けられている。このため、回路基板22上の電子部品の実装面積が、制限されにくい。
図5に示すように、かしめ部215の径方向内側の面は、バーリング部211の内周面の他の部分より、径方向内側へ突出している。しかしながら、複数のかしめ部215は、複数のホルダ凹部42の径方向外側に、それぞれ配置されている。このため、かしめ部215の径方向内側の面と、ホルダ凹部42との間には、径方向の隙間が存在する。これにより、かしめ部215と軸受ホルダ23との接触が、抑制されている。その結果、軸受ホルダ23の変形およびそれに伴う軸受部24の歪みが、抑制されている。
図6は、かしめ部215の付近におけるモータ1の部分縦断面図である。図6には、かしめ前のバーリング部211と、かしめ時に取付板21を支持する治具60とが、二点鎖線で示されている。図2、図3、および図6に示すように、軸受ホルダ23のフランジ部50には、複数の第1切り欠き部51が設けられている。各第1切り欠き部51は、フランジ部50を軸方向に貫通する。第1切り欠き部51は、ホルダ凹部42の下端部の径方向外側に、位置する。したがって、図6のように、第1切り欠き部51は、かしめ部215の下方に位置する。
バーリング部211をかしめるときには、まず、第1切り欠き部51に治具60を挿入する。そして、治具60の上面を、取付板21の内側板状部212の下面に接触させる。これにより、取付板21が支持される。次に、図6中の白抜き矢印のように、バーリング部211に対して、上方から圧力を加える。その結果、バーリング部211が部分的に径方向外側へ倒されて、かしめ部215が形成される。
図6に二点鎖線で示したように、本実施形態のバーリング部211は、テーパ面216を有する。テーパ面216は、バーリング部211の上端部と内周面との間に、設けられている。また、テーパ面216は、軸方向および径方向に対して、斜めに広がっている。かしめ部215を形成するときには、テーパ面216に対して荷重が与えられる。これにより、バーリング部211が、容易に径方向外側へ倒される。また、かしめ部215の径方向内側への膨らみも、抑制される。したがって、かしめ部215と軸受ホルダ23との接触が、より抑制される。
また、図5に示すように、本実施形態の回路基板22には、2つの第2切り欠き部221が設けられている。第2切り欠き部221は、複数のかしめ部215の間において、回路基板22を軸方向に貫通している。取付板21に軸受ホルダ23を圧入するときには、第2切り欠き部221に治具を挿入する。そして、当該治具で取付板21の上面を支持しつつ、軸受ホルダ23を圧入する。
図7は、ホルダ凸部41の付近におけるモータ1の部分横断面図である。図7では、固定構造の理解を容易とするために、バーリング部211、軸受ホルダ23、および第2軸受242が、同一平面内に描かれている。
図7に示すように、ホルダ凸部41は、さらに径方向外側へ向けて突出した二次凸部411を有する。二次凸部411の径方向外側の面は、ホルダ凸部41の他の部分の径方向外側の面より、径方向外側へ突出している。そして、二次凸部411の径方向外側の面が、バーリング部211の内周面に、接触している。これにより、ホルダ凸部41とバーリング部211との接触部が、狭小化されている。
このように、本実施形態では、ホルダ凸部41のうち、二次凸部411のみが、バーリング部211に接触する。したがって、当該接触によりホルダ凸部41に生じる変位は、二次凸部411の付近に集中する。ホルダ凸部41の変位が二次凸部411の付近に集中すれば、ホルダ凹部42へ伝わる応力が、抑制される。その結果、ホルダ凹部42の変形およびそれに伴う軸受部24の歪みが、抑制される。
二次凸部411は、ホルダ凸部41の周方向の中央に位置していることが、好ましい。そのようにすれば、ホルダ凸部41の変位が,周方向の中央付近に集中する。したがって、ホルダ凹部42へ伝わる応力が、より抑制される。
<2−3.ステータコア、軸受ホルダ、および軸受部の固定構造について>
続いて、ステータコア26、軸受ホルダ23、および軸受部24のより詳細な固定構造について、説明する。図8は、コアバック261の付近におけるモータ1の部分横断面図である。図8では、固定構造の理解を容易とするために、軸受ホルダ23とコアバック261との接触部と、軸受ホルダ23と第1軸受241との接触部とが、同一平面内に描かれている。
図8のように、コアバック261の内周面のうち、ホルダ凸部41に対して非接触となる部分の中心角をθ1とする。また、第1軸受241の外周面のうち、ホルダ凹部42に対して接触する部分の中心角をθ2とする。このモータ1では、中心角θ1の大きさが、中心角θ2の大きさ以上となっている。このため、ホルダ凸部41とコアバック261との接触部と、ホルダ凹部42と第1軸受241との接触部とが、径方向に重なっていない。すなわち、ホルダ凸部41とコアバック261との接触部の周方向位置と、ホルダ凹部42と第1軸受241との接触部の周方向位置とが、重なっていない。
このような構造においては、ホルダ凸部41とコアバック261との接触部から、ホルダ凹部42と第1軸受241との接触部へ、応力が伝わりにくい。したがって、圧入によって、ホルダ凸部41が径方向内側へ押されたとしても、ホルダ凹部42の内径変形およびそれに伴う軸受部24の歪みは、生じにくい。
特に、本実施形態のステータコア26は、複数の圧入凸部263を有する。各圧入凸部263は、コアバック261の内周面から、径方向内側へ向けて突出している。また、複数の圧入凸部263は、周方向に略等間隔に配列されている。各圧入凸部263の径方向内側の面の周方向の幅は、ホルダ凸部41の径方向外側の面の周方向の幅より、小さい。そして、コアバック261の内周面のうち、圧入凸部263の径方向内側の面のみが、ホルダ凸部41に接触している。
これにより、ステータコア26とホルダ凸部41との接触部の周方向の幅が、制限されている。圧入荷重によるホルダ凸部41の径方向内側への変位は、当該接触部付近に集中する。その結果、ホルダ凹部42へ伝わる応力が、より抑制される。したがって、ホルダ凹部42の変形およびそれに伴う軸受部24の歪みが、より抑制される。
また、本実施形態のステータコア26は、複数の圧入凸部263とは別に、位置決め凸部264を有する。位置決め凸部264は、コアバック261の内周面から、径方向内側へ向けて突出している。また、位置決め凸部264は、複数の圧入凸部263より、径方向内側へ突出している。したがって、位置決め凸部264の径方向内側の端部は、ホルダ凸部41の外周面より、径方向内側に位置している。また、位置決め凸部264は、隣り合う一対のホルダ凸部41の間に、配置されている。すなわち、位置決め凸部264は、ホルダ凹部42の径方向外側に設けられた溝に、嵌っている。これにより、ステータコア26に対して、軸受ホルダ23が、周方向に位置決めされている。
位置決め凸部264の周方向の幅は、ホルダ凹部42の周方向の幅より小さい。一方、図8に示すように、ステータコア26の内周面に設けられた他の凸部の周方向の幅は、ホルダ凹部42の周方向の幅より大きい。したがって、ステータコア26の内周面に設けられた複数の凸部のうち、位置決め凸部264のみが、ホルダ凹部42に嵌合可能となっている。このようにすれば、ステータコア26に軸受ホルダ23を圧入するときの位置決め作業が、容易となる。
図9は、第1軸受241の付近におけるモータ1の部分縦断面図である。図9に示すように、本実施形態では、ホルダ凸部41とコアバック261との接触部の軸方向の位置と、ホルダ凹部42と第1軸受241との接触部の軸方向の位置とが、相違している。このため、ホルダ凸部41とコアバック261との接触部から、ホルダ凹部42と第1軸受241との接触部へ、より応力が伝わりにくい。したがって、ホルダ凹部42の内径変形およびそれに伴う軸受部24の歪みが、より抑制される。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
図10は、一変形例に係る軸受ホルダ23Bの縦断面図である。図10の軸受ホルダ23Bは、筒状部40Bの下端部から径方向外側へ広がるフランジ部50Bを有する。このため、筒状部40Bの剛性が、フランジ部50Bによって高められている。ただし、図10の軸受ホルダ23Bは、ホルダ凸部41Bを径方向に貫通する貫通孔412Bを有する。これにより、貫通孔412Bより上側におけるホルダ凸部41Bの可撓性が、向上されている。
貫通孔412Bは、フランジ部50Bより上側に位置している。また、取付板およびステータコアに軸受ホルダ23Bが圧入された状態において、貫通孔412Bは、バーリング部およびコアバックより下側に位置する。このため、バーリング部およびコアバックとの接触部において、ホルダ凸部41Bは、径方向内側に撓みやすい。したがって、ホルダ凹部42Bへ伝わる応力が、より抑制される。
図11は、他の変形例に係る軸受ホルダ23Cの上面図である。図11の軸受ホルダ23Cは、筒状部40Cの下端部から径方向外側へ広がるフランジ部50Cを有する。このため、筒状部40Cの剛性が、フランジ部50Cによって高められている。ただし、図11の軸受ホルダ23Cは、フランジ部50Cを軸方向に貫通する貫通孔52Cを有する。貫通孔52Cの周方向位置と、ホルダ凸部の周方向位置とは、重なっている。これにより、ホルダ凸部41Cの可撓性が、向上されている。
ホルダ凸部41Cの可撓性が向上すれば、バーリング部およびコアバックとの接触部において、ホルダ凸部41Cが、径方向内側に撓みやすい。したがって、ホルダ凹部へ伝わる応力が、より抑制される。
なお、貫通孔に代えて、フランジ部に切り欠きが設けられていてもよい。ただし、ホルダ凸部の可撓性をより向上させるためには、貫通孔および切り欠きのいずれの場合においても、フランジ部の最内周部が、軸方向に貫通されていることが、好ましい。すなわち、貫通孔または切り欠きの径方向内側のエッジ面が、ホルダ凸部の径方向外側の面の下方に位置していることが、好ましい。
図12および図13は、他の変形例に係るモータの部分縦断面図である。図12および図13の例では、軸受部24Dが、第1軸受241Dと、第1軸受241Dより外径の大きい第2軸受242Dとで、構成されている。また、軸受ホルダ23Dは、小径部231Dと、小径部231Dより径の大きい大径部232Dと、を有している。第1軸受241Dは、小径部231Dに保持されている。第2軸受242Dは、大径部232Dに保持されている。このように、上下の軸受の外径を相違させれば、軸受部の上部付近および下部付近のそれぞれに要求される支持力に、対応できる。
また、図12および図13の軸受ホルダ23Dは、小径部231Dと大径部232Dとの間に、環状の円板部233Dを有している。円板部233Dは、小径部231Dの大径部232D側の端部と、大径部232Dの小径部231D側の端部とを、繋いでいる。特に、図13の例では、取付板21Dの下面と、円板部233Dの上面とが、接触している。このようにすれば、取付板21Dを、軸方向に容易に位置決めできる。
なお、図12および図13の例では、第2軸受242Dおよび大径部232Dが、第1軸受241Dおよび小径部231Dより、下側に位置している。ただし、第2軸受242Dおよび大径部232Dが、第1軸受241Dおよび小径部231Dより、上側に位置していてもよい。
図14は、他の変形例に係るモータの部分横断面図である。図14の例では、ホルダ凸部41Eの周方向中央部413Eの曲率と、ホルダ凸部41Eの周方向両端部414Eの曲率とが、相違する。具体的には、周方向中央部413Eの曲率中心90Eが、中心軸9Eから外れた位置に、配置されている。その結果、ホルダ凸部41Eの周方向中央部413Eの曲率半径が、周方向中央部413Eと中心軸9Eとの距離より、大きくなっている。このようにすれば、ホルダ凸部41Eの周方向中央部413Eの可撓性が、さらに向上する。したがって、ホルダ凹部42Eへ伝わる応力が、より抑制される。
図15は、他の変形例に係るモータの部分横断面図である。図15の例では、ホルダ凸部41Fの周方向中央部413Fの径方向の厚みが、ホルダ凸部41Fの周方向両端部414Fの径方向の厚みより、薄くなっている。このようにすれば、ホルダ凸部41Fの周方向中央部413Fの可撓性が、さらに向上する。したがって、ホルダ凹部42Fへ伝わる応力が、より抑制される。
回路基板は、取付板の上面側および下面側の、いずれに配置されていてもよい。例えば、図16のように、取付板21Gの下面側に、回路基板22Gが配置されていてもよい。図16の例では、取付板21Gの第1挿入孔210Gの縁から、下方へ向けて、バーリング部211Gが突出している。そして、回路基板22Gの下面側に、かしめ部215Gが形成されている。
また、軸受ホルダに設けられる凹凸の数は、上記の実施形態と相違していてもよい。例えば、図17のように、軸受ホルダ23Hが、6つのホルダ凸部41Hと、6つのホルダ凹部42Hとを、有していてもよい。また、図17のように、ホルダ凸部41Hが、二次凸部を有していなくてもよい。ホルダ凸部の径方向外側の面は、その一部分または全体が、外囲部材に接触していればよい。また、ホルダ凹部の径方向内側の面は、その一部分または全体が、軸受部に接触していればよい。
また、ホルダ凸部およびホルダ凹部の各寸法は、本願の各図と相違していてもよい。ただし、ホルダ凸部の可撓性を向上させるためには、ホルダ凸部の周方向の幅を、なるべく広くすることが好ましい。例えば、ホルダ凸部の周方向の幅を、ホルダ凹部の周方向の幅より、大きくすることが好ましい。
その他、モータの細部の形状については、本願の各図面と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、モータに利用できる。
1,1A モータ
9,9A,9E 中心軸
2 静止部
3 回転部
21,21A,21D,21G 取付板
22,22A,22G 回路基板
23,23A,23B,23C,23D,23H 軸受ホルダ
24,24A,24D 軸受部
25 スペーサ
26 ステータコア
27 コイル
31,31A シャフト
32 ロータホルダ
33 マグネット
40,40B,40C 筒状部
41,41A,41B,41C,41E,41F,41H ホルダ凸部
42,42A,42B,42E,42F,42H ホルダ凹部
43 傾斜部
44 挿入部
50,50B,50C フランジ部
51 第1切り欠き部
52C 貫通孔
210,210G 第1挿入孔
210A 円孔
211,211A,211G バーリング部
212 内側板状部
212A 板状部
213 段差部
214 外側板状部
215,215A,215G かしめ部
216 テーパ面
221 第2切り欠き部
231D 小径部
232D 大径部
233D 円板部
241,241D 第1軸受
242,242D 第2軸受
260 第2挿入孔
261 コアバック
262 ティース
263 圧入凸部
264 位置決め凸部
411 二次凸部
412B 貫通孔

Claims (15)

  1. 上下に延びる中心軸の周囲において、軸方向に略円筒状に延びる軸受ホルダと、
    前記軸受ホルダの径方向内側に固定された軸受部と、
    前記軸受ホルダの径方向外側に固定され、前記中心軸に対して直交する方向に広がる取付板と、
    前記取付板の上面または下面に配置された回路基板と、
    前記取付板より上方において、前記軸受ホルダの径方向外側に固定されたステータコアと、
    前記ステータコアに取り付けられたコイルと、
    前記軸受部により回転可能に支持されるシャフトと、
    前記シャフトとともに回転するマグネットと、
    を有し、
    前記取付板は、
    前記中心軸と同軸に設けられた円孔を有する板状部と、
    前記円孔の縁から軸方向に突出するバーリング部と、
    を有し、
    前記軸受ホルダは、
    径方向外側の面が少なくとも部分的に前記バーリング部に接触する複数のホルダ凸部と、
    前記ホルダ凸部より径方向内側に位置し、径方向内側の面が少なくとも部分的に前記軸受部に接触する複数のホルダ凹部と、
    を有し、
    前記複数のホルダ凸部と、前記複数のホルダ凹部とは、周方向に交互に設けられ、
    前記バーリング部は、
    径方向外側へ向けて倒され、前記回路基板に接触する複数のかしめ部
    を有し、
    複数の前記かしめ部は、複数の前記ホルダ凹部の径方向外側に、それぞれ配置されているモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記バーリング部は、
    軸方向の端部と内周面との間において斜めに広がるテーパ面
    を有するモータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータにおいて、
    前記板状部に、前記回路基板から離れる方向へ延びる段差部が設けられているモータ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記ホルダ凸部は、
    その径方向外側の面からさらに径方向外側へ向けて突出した二次凸部
    を有するモータ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記軸受ホルダは、
    複数の前記ホルダ凸部および複数の前記ホルダ凹部を含む筒状部と、
    前記筒状部の下端部から、径方向外側へ向けて広がるフランジ部と、
    を有するモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記軸受ホルダは、
    前記バーリング部と前記フランジ部との間において、前記ホルダ凸部を径方向に貫通する貫通孔
    を有するモータ。
  7. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記軸受ホルダは、
    前記フランジ部を軸方向に貫通する貫通孔または切り欠き
    を有し、
    前記貫通孔または前記切り欠きの周方向位置と、前記ホルダ凸部の周方向位置とが、重なるモータ。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記フランジ部は、
    前記かしめ部の下方に位置する第1切り欠き部
    を有するモータ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記回路基板は、
    前記複数のかしめ部の間に位置する第2切り欠き部
    を有するモータ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記軸受部は、
    外径の等しい第1軸受および第2軸受
    を有し、
    前記ホルダ凹部の径方向内側の面が、前記第1軸受の径方向外側の位置から、前記第2軸受の径方向外側の位置まで、略同一の径で軸方向に連続しているモータ。
  11. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記軸受部は、
    第1軸受と、
    前記第1軸受より外径の大きい第2軸受と、
    を有し、
    前記軸受ホルダは、
    前記第1軸受を保持する小径部と、
    前記小径部より径の大きい大径部と、
    を有し、
    前記大径部は、前記小径部の上側または下側に位置し、前記第2軸受を保持するモータ。
  12. 請求項11に記載のモータにおいて、
    前記軸受ホルダは、
    前記小径部の前記大径部側の端部と、前記大径部の前記小径部側の端部とを繋ぐ環状の円板部
    をさらに有し、
    前記円板部が、前記取付板に接触しているモータ。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記ホルダ凸部の周方向の幅は、前記ホルダ凹部の周方向の幅より、大きいモータ。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記ホルダ凸部の周方向中央部の曲率半径が、前記周方向中央部と前記中心軸との距離より、大きいモータ。
  15. 請求項1から請求項14までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記ホルダ凸部の周方向中央部の径方向の厚みが、前記ホルダ凸部の周方向両端部の径方向の厚みより、薄いモータ。

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