JP2013149716A - 真空容器装置 - Google Patents

真空容器装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013149716A
JP2013149716A JP2012007949A JP2012007949A JP2013149716A JP 2013149716 A JP2013149716 A JP 2013149716A JP 2012007949 A JP2012007949 A JP 2012007949A JP 2012007949 A JP2012007949 A JP 2012007949A JP 2013149716 A JP2013149716 A JP 2013149716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal member
glass frit
electron beam
vacuum vessel
fixing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012007949A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takada
寛之 高田
Takeshi Maeso
剛 前岨
Masanori Yamaguchi
真典 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP2012007949A priority Critical patent/JP2013149716A/ja
Publication of JP2013149716A publication Critical patent/JP2013149716A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】真空容器における絶縁性基材に金属部材を高い強度で確実に固定することができる真空容器装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が絶縁性基材により構成された真空容器と、絶縁性基材の内面に配置された金属部材と、金属部材の一部の表面および絶縁性基材の表面に亘って設けられた、結晶質ガラスフリットによる第1の固着材と、金属部材の少なくとも他の一部の表面および絶縁性基材の表面に亘って設けられた、非晶質ガラスフリットによる第2の固着材とを備えてなり、結晶質ガラスフリットの軟化点をSP1 、非晶質ガラスフリットの軟化点をSP2 、絶縁性基材の線熱膨張係数をα0 、結晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα1 、非晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα2 としたとき、SP1 >SP2 、および|α0 −α1 |<|α0 −α2 |を満足する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電子線源およびこの電子線源からの電子線によって励起される半導体発光素子を有する電子線励起型光源装置に好適に適用することができる真空容器装置に関するものである。
電子線を放射することによって半導体発光素子を発光させる電子線励起型光源装置は、小型で出力の高い紫外線を放射する光源装置として期待されている。
このような電子線励起型光源装置としては、真空容器内に、電子銃およびこの電子銃からの電子線によって励起される半導体発光素子が配置されてなり、半導体発光素子の一面に対してその斜めの方向から電子線を入射することにより、当該半導体発光素子における電子線が入射された一面から光が出射されるもの(例えば特許文献1参照。)、真空容器内に、電子線源およびこの電子線源からの電子線によって励起される半導体発光素子が互いに対向するよう配置されてなり、半導体発光素子の一面に電子線を入射することにより、当該半導体発光素子の他面から光が出射されるもの(例えば特許文献2参照。)などが知られている。
特開平09−214027号公報 特許3667188号公報
このような電子線励起型光源装置においては、真空容器を構成する壁部材は例えばコバールガラスによって形成されており、この壁部材の内面には、電子線源およびその他の部品が、ガラスフリットによって固着された例えばコバールよりなる金属部材を介して固定されていると共に、電子線源および半導体発光素子に通電するための金属部材が、ガラスフリットによって固着されている。
しかしながら、真空容器の壁部材と金属部材とを、ガラスフリットによって単に固着しただけでは、後続の製造工程において真空容器の壁部材と金属部材との間に加わる応力によって、真空容器の壁部材と金属部材との固着強度が低下したり、真空容器の壁部材から金属部材が脱落したりする、という問題があることが判明した。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、真空容器における絶縁性基材に金属部材を高い強度で確実に固定することができる真空容器装置を提供することにある。
本発明の真空容器装置は、少なくとも一部が絶縁性基材により構成された真空容器と、 この真空容器における絶縁性基材の内面に配置された金属部材と、
この金属部材の一部の表面および前記絶縁性基材の表面に亘って設けられた、結晶質ガラスフリットによる第1の固着材と、
前記金属部材の少なくとも他の一部の表面および前記絶縁性基材の表面に亘って設けられた、非晶質ガラスフリットによる第2の固着材とを備えてなり、
前記結晶質ガラスフリットの軟化点をSP1 、前記非晶質ガラスフリットの軟化点をSP2 、前記真空容器における絶縁性基材の線熱膨張係数をα0 、前記結晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα1 、前記非晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα2 としたとき、 SP1 >SP2 、および|α0 −α1 |<|α0 −α2 |を満足することを特徴とする。
本発明の真空容器装置においては、前記第1の固着材の少なくとも一部の表面が前記第2の固着材によって覆われていることが好ましい。
また、前記金属部材は、真空容器内に配置される電気部材に通電するために用いられるものであってもよい。
また、前記金属部材は、真空容器内に配置される機能部材を保持するために用いられるものであってもよい。
また、前記真空容器は、電子線源およびこの電子線源から放射された光を受けて発光する半導体発光素子を収容するものであってもよい。
本発明の真空容器装置によれば、金属部材が、結晶質ガラスフリットによる第1の固着材および非晶質ガラスフリットによる第2の固着材によって、真空容器における絶縁性基材の内面に固着されており、第1の固着材を形成する結晶質ガラスフリットおよび第2の固着材を形成する非晶質ガラスフリットは、それぞれの軟化点および線熱膨張係数が特定の関係を満足するものであるため、真空容器における絶縁性基材に金属部材を高い強度で確実に固定することができる。
本発明の真空容器装置を使用した電子線励起型光源装置の一例における構成を示す説明図であり、(a)は側面断面図、(b)は、光透過窓部材を取り外した状態を示す平面図である。 真空容器における底壁部材に配置された電子線源保持用金属部材、電極保持用金属部材、ゲッタ保持用金属部材および通電用金属部材を示す平面図である。 電子線源保持用金属部材、第1の固着材および第2の固着材を拡大して示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面断面図である。 電子線源保持用金属部材、電極保持用金属部材、ゲッタ保持用金属部材および通電用金属部材が連結されてなるフレーム板を示す平面図である。 半導体発光素子の構成を示す説明用断面図である。 電子線源の構成を示す説明用断面図である。
以下、本発明の真空容器装置の実施の形態について、電子線励起型光源装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の真空容器装置を使用した電子線励起型光源装置の一例における構成を示す説明図であり、(a)は側面断面図、(b)は、光透過窓部材を取り外した状態を示す平面図である。この電子線励起型光源は、真空容器11を有する真空容器装置10と、真空容器11内に収容された半導体発光素子20、真空容器11内に収容された、半導体発光素子20に電子線を放射する電子線源30と、真空容器11内に収容された、電子線源30から放射された電子線の軌道を半導体発光素子20に向かって指向させる電界制御用電極40とを備えてなる。
真空容器装置10における真空容器11は、直方体状の外形を有し、その内部が負圧の状態で密閉された状態とされている。この真空容器11は、矩形の筒状の周壁部材11aと、この周壁部材11aの一方の開口を塞ぐよう配置された底壁部材11bと、周壁部材11aの他方の開口を塞ぐよう配置された光透過窓部材11cとによって構成されており、底壁部材11bは、ガラスフリットによるガラス層12aによって周壁部材11aに気密に封着され、光透過窓部材11cは、ガラスフリットによるガラス層12bによって周壁部材11aに気密に封着されている。
真空容器11における周壁部材11aおよび底壁部材11bを構成する材料としては、コバールガラス、石英ガラス等のガラスや、アルミナ等のセラミックスなどの絶縁性基材を用いることができる。
また、真空容器11における光透過窓材11cを構成する材料としては、後述する半導体発光素子20からの光を透過し得るものが用いられ、その具体例としては、石英ガラス、サファイアなどが挙げられる。
ガラス層12a,12bを形成するためのガラスフリットとしては、例えばPbO、B2 3 を主成分とするものを用いることができる。
真空容器11の寸法の一例を挙げると、周壁部材11aは、外形の40mm(縦幅)×40mm(横幅)×24mm(高さ)で、肉厚が2.2mm、底壁部材11bは、40mm(縦幅)×40mm(横幅)×3.5mm(厚み)、光透過窓部材11cは、40mm(縦幅)×40mm(横幅)×2.5mm(厚み)である。
また、真空容器10の内部の圧力は、例えば10-4〜10-6Paである。
真空容器11における底壁部材11bの内面には、図2に示すように、電子線源30を保持するための電子線源保持用金属部材13と、電界制御用電極40を保持するための電極保持用金属部材14と、真空容器11内に配置されるゲッタ(図示省略)を保持するためのゲッタ保持用金属部材15と、半導体発光素子20などの電気部材に通電するための通電用金属部材16とが、それぞれ所定の位置に配置されている。
図示の例では、電子線源保持用金属部材13は、底壁部材11bの内面に固定される略Y字型の板状の基部13aと、この基部13aに対して垂直な方向(図2において紙面に対して垂直な方向)に伸びる板状の保持部13bとにより構成され、電極保持用金属部材14は、底壁部材11bの内面に固定されるコ字型の板状の基部14aと、この基部14aに対して垂直な方向(図2において紙面に対して垂直な方向)に伸びる板状の保持部14bとにより構成され、ゲッタ保持用金属部材15は、底壁部材11bの内面に固定される板状の基部15aと、この基部15aに対して垂直な方向(図2において紙面に対して垂直な方向)に伸びる逆T字型の板状の保持部15bとにより構成され、通電用金属部材16は、底壁部材11bの内面に固定される板状の基部16aと、この基部16aに対して垂直な方向(図2において紙面に対して垂直な方向)に伸びる板状の保持部16bとにより構成されている。
電子線源保持用金属部材13、電極保持用金属部材14、ゲッタ保持用金属部材15および通電用金属部材16を構成する金属材料としては、42合金等の鉄−ニッケル合金、コバールなどの熱膨張率が低いものを用いることが好ましい。
また、電子線源保持用金属部材13、電極保持用金属部材14、ゲッタ保持用金属部材15および通電用金属部材16の各々における底壁部材11bの内面に固定される基部13a,14a,15a,16aの厚みは、例えば0.1〜0.2mmである。
電子線源保持用金属部材13、電極保持用金属部材14、ゲッタ保持用金属部材15および通電用金属部材16(以下、これらを総称して単に「金属部材」ともいう。)には、それぞれ一部の表面および底壁部材11bの表面に亘って、結晶質ガラスフリットによる第1の固着材17が設けられていると共に、各金属部材における他の一部の表面および底壁部材11bの表面に亘って、非晶質ガラスフリットによる第2の固着材18が設けられている。
電子線源保持用金属部材13を固定する第1の固着材17は、図3に示すように、電子線源保持用金属部材13の基部13aと底壁部材11bとの間に位置される下地層17aと、基部13aにおける露出する表面を覆うカバー層17bとにより構成されている。また、電極保持用金属部材14、ゲッタ保持用金属部材15および通電用金属部材16を固定する第1の固着材17も、電子線源保持用金属部材13を固定する第1の固着材17と同様に、下地層17aとカバー層17bとにより構成されている。
そして、真空容器11、各金属部材、下地層17、第1の固着材17および第2の固着材18とによって、真空容器装置10が構成されている。
本発明の真空容器装置10においては、第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットおよび第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットは、第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットの軟化点をSP1 、第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットの軟化点をSP2 、真空容器11における各金属部材が配置される底壁部材11cを構成する絶縁性基材の線熱膨張係数をα0 、第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα1 、第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα2 としたとき、
SP1 >SP2 、および|α0 −α1 |<|α0 −α2 |を満足するものとされる。
本発明において、ガラスフリットの軟化点は、示差熱分析または熱機械分析によって測定されるものをいう。
第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットは、軟化点(SP1 )が500〜750℃で、線熱膨張係数(α1 )が40×10-7〜60×10-7-1のものであることが好ましい。
このような結晶質ガラスフリットとしては、B2 3 ・ZnO・PbOを主成分とするもの(例えば旭硝子株式会社製の「ASF−1550」(軟化点:550℃,線熱膨張係数:47×10-7-1)等)、B2 3 ・ZnO・Bi2 3 を主成分とするもの(例えば旭硝子株式会社製の「ASF−1098」(軟化点:540℃,線熱膨張係数:54×10-7-1)等)、SiO2 ・B2 2 ・ZnOを主成分とするもの(例えば旭硝子株式会社製の「ASF−1620B」(軟化点:760℃,線熱膨張係数:55×10-7-1)等)、B2 3 ・ZnO・Bi2 3 を主成分とするもの(例えば旭硝子株式会社製の「ASF−1099」(軟化点:550℃,線熱膨張係数:42×10-7-1)等)、SnO・P2 5 を主成分とするもの(例えば旭硝子株式会社製の「LFP−A50Z」(軟化点:348℃,線熱膨張係数:46.4×10-7-1)等)などを用いることができる。
第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットは、軟化点(SP2 )が350〜650℃で、線熱膨張係数(α2 )が35×10-7〜50×10-7-1のものであることが好ましい。
このような非晶質ガラスフリットとしては、PbO・B2 3 を主成分とするもの(例えば日本電気硝子株式会社製の「LS−1301」(軟化点:450℃,線熱膨張係数:41×10-7-1)および「LS−3075」(線熱膨張係数:36.5×10-7-1)等)、SiO2 ・B2 3 ・PbOを主成分とするもの(例えば旭硝子株式会社製の「ASF−1370」(軟化点:615℃,線熱膨張係数:52×10-7-1)等)などを用いることができる。
第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットの軟化点(SP1 )と第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットの軟化点(SP2 )との差(SP1 −SP2 )は、50℃以上であることが好ましく、より好ましくは50〜100℃である。この差(SP1 −SP2 )が50℃未満である場合には、第2の固着材18の焼成過程において第1の固着材17も溶融してしまう可能性があり、固着された金属部材の位置が所定の位置からずれてしまう虞れがある。
底壁部材11bを構成する絶縁性基材の線熱膨張係数(α0 )と第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットの線熱膨張係数(α1 )との差の絶対値(|α0 −α1 |)は、10×10-7-1以下であることが好ましい。この差の絶対値(|α0 −α1 |)が過大である場合には、結晶質ガラスフリットが絶縁性基材に固着されずに、クラックが発生することがある。
底壁部材11bを構成する絶縁性基材の線熱膨張係数(α0 )と第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットの線熱膨張係数(α2 )との差の絶対値(|α0 −α2 |)は、10×10-7-1以下であることが好ましい。この差の絶対値(|α0 −α2 |)が過大である場合には、非晶質ガラスフリットが絶縁性基材に固着されずに、クラックが発生することがある。
また、絶対値(|α0 −α2 |)と絶対値(|α0 −α1 |)との差(|(|α0 −α2 |−|α0 −α1 |)|)は、0〜1×10-7-1であることが好ましい。この差(|(|α0 −α2 |−|α0 −α1 |)|)が上記の範囲内に場合には、第1の固着材17および第2の固着材18の間での歪を抑えて固着させることができる。この差(|(|α0 −α2 |−|α0 −α1 |)|)が過大である場合には、第1の固着材17および第2の固着材17が互いに接触した状態で形成されているときに、第1の固着材17および第2の固着材17の間でクラックが発生しやすくなる。但し、第1の固着材17および第2の固着材17が互いに離間して形成されているときには、金属部材を固着させることができる。
各金属部材は、例えば以下のようにして底壁部材11bに固定される。
先ず、底壁部材11bの表面における各金属部材が配置される箇所に、結晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、結晶質ガラスフリットによる下地層用塗布膜を形成する。次いで、得られた下地層用塗布膜上に各金属部材を配置した後、各金属部材における所定の箇所に、結晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、カバー層用塗布膜を形成し、この状態で、下地層用塗布膜およびカバー層塗布膜の焼成処理を行うことにより、下地層17aおよびカバー層17bよりなる第1の固着材17を形成する。その後、各金属部材における所定の箇所に、非晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、第2の固着材用塗布膜を形成し、この状態で、第2の固着材用塗布膜の焼成処理を行ことにより、第2の固着材18を形成し、以て、各金属部材が底壁部材11bに固定される。
以上において、下地層用塗布膜は、各金属部材が配置される領域よりも外方に1mm程度広い領域に亘って形成されることが好ましい。
また、下地層用塗布膜の厚みは、例えば0.1〜0.2mm、カバー層用塗布膜の厚みは、例えば1〜1.5mm、第2の固着材用塗布膜の厚みは、例えば1〜1.5mmである。
また、各金属部材を下地層用塗布膜上に配置するに際しては、図4に示すように、電子線源保持用金属部材13、電極保持用金属部材14、ゲッタ保持用金属部材15および通電用金属部材16が所定の位置に配置された状態で互いに連結されてなるフレーム板19を用い、第1の固着材17を形成した後、フレーム板19における各金属部材以外の部分を除去してもよい。このようなフレーム板19を用いることにより、各金属部材を一括して配置することができるため、各金属部材毎の位置合わせ作業が不要となるため、作業効率を向上することができる。
真空容器11における底壁部材11bの内面の中央位置には、当該底壁部材11bの内面に対して垂直な方向(図1(a)において上方)に伸びる円柱状の高熱伝導部材28が設けられ、この高熱伝導部材28上には、半導体発光素子20が、その表面(図1(a)において上面)20aが光透過窓部材11cに離間して対向するよう配置されている。この半導体発光素子20には、真空容器11の内部から外部に引き出されたコバールよりなる導電線を介して、真空容器11の外部に設けられた、加速電圧を印加するための電子加速手段50における正極端子が電気的に接続されている。
高熱伝導部材28を構成する材料としては、銅などの熱伝導性の高い金属を用いることができる。
半導体発光素子20は、図5に示すように、例えばサファイアよりなる基板21と、この基板21の一面上に形成された例えばAlNよりなるバッファ層22と、このバッファ層22の一面上に形成された、単一量子井戸構造または多重量子井戸構造を有する活性層25とにより構成されている。
この例における半導体発光素子20は、活性層25が真空容器11における光透過窓部材11cに対向した状態で、基板21が高熱伝導部材28にロウ付け等で接合されている。
基板21の厚みは、例えば10〜1000nmであり、バッファ層22の厚みは、例えば100〜1000nmである。
また、半導体発光素子20における活性層25と電子線源30との離間距離は、例えば5〜15mmである。
また、半導体発光素子20における光が出射される表面20aと光透過窓部材11cの内面との距離は、例えば3〜25mmである。
活性層25は、それぞれInx Aly Ga1-x-y N(0≦x<1,0<y≦1,x+y≦1)からなる単一量子井戸構造または多重量子井戸構造であり、単一または複数の量子井戸層26と単一または複数の障壁層27とが、バッファ層22上にこの順で交互に積層されて構成されている。
量子井戸層26の各々の厚みは、例えば0.5〜50nmである。また、障壁層27はその禁制帯幅が量子井戸層26のそれよりも大きくなるように組成を選択され、一例としては、AlNを用いればよく、各々の厚みは量子井戸層26の井戸幅より大きく設定され、具体的には、例えば1〜100nmである。
活性層25を構成する量子井戸層26の周期は、量子井戸層26、障壁層27および活性層25全体の厚みや、用いられる電子線の加速電圧などを考慮して適宜設定されるが、通常、1〜100である。
上記の半導体発光素子20は、例えばMOCVD法(有機金属気相成長法)によって形成することができる。具体的には、水素および窒素からなるキャリアガスと、トリメチルアルミニウムおよびアンモニアからなる原料ガスとを用い、サファイアよりなる基板21の(0001)面上に気相成長させることにより、所要の厚みを有するAlNからなるバッファ層22を形成した後、水素ガスおよび窒素ガスからなるキャリアガスと、トリメチルアルミニウム、トリメチルガリウム、トリメチルインジウムおよびアンモニアからなる原料ガスとを用い、バッファ層22上に気相成長させることにより、所要の厚みを有するInx Aly Ga1-x-y N(0≦x<1,0<y≦1,x+y≦1)からなる単一量子井戸構造または多重量子井戸構造を有する活性層25を形成し、以て、半導体発光素子20を形成することができる。
上記のバッファ層22、量子井戸層26および障壁層27の各形成工程において、処理温度、処理圧力および各層の成長速度などの条件は、形成すべきバッファ層22、量子井戸層26および障壁層27の組成や厚み等に応じて適宜に設定することができる。
また、InAlGaNよりなる量子井戸層26を形成する場合には、原料ガスとして、上記のものに加えてトリメチルインジウムを用い、処理温度をAlGaNよりなる量子井戸層26を形成する場合よりも低く設定すればよい。
また、半導体多層膜の形成方法は、MOCVD法に限定されるものではなく、例えばMBE法(分子線エピタキシー法)なども用いることができる。
半導体発光素子20の周辺領域、具体的には、半導体発光素子20の表面上の領域および裏面上の領域以外の当該半導体発光素子20に近接した領域には、支持基板31の表面上に面状の電子線放出部32が形成されてなる電子線源30が、当該半導体発光素子20を取り囲むよう配置されている。図示の例では、電子線源30は円環状の帯状体よりなり、当該電子線放出部32における電子線が放射される表面32aが真空容器11の光透過窓部材11cを向いた姿勢で、半導体発光素子20を取り囲むよう配置されている。この電子線源30における支持基板31の裏面には、当該支持基板31の裏面に対して垂直方向に伸びる支持部材37が設けられ、この支持部材37が電子線源保持用金属部材13に保持されており、これにより、電子線源30が、支持部材37および電子線源保持用金属部材13を介して、真空容器11における底壁部材11bに固定されている。この電子線源30には、真空容器11の内部から外部に引き出されたコバールよりなる導電線を介して、電子加速手段50における負極端子が電気的に接続されている。
図6に示すように、電子線源30における電子線放出部32は、多数のカーボンナノチューブが例えば鉄、ニッケル、コバルト、クロムのいずれかを含む金属材料よりなる支持基板31上に支持されることによって形成されており、電子線源30における支持基板31は、板状のベース33上に固定されている。また、電子線源30における電子線放出部32の上方には、当該電子線放出部32から電子を放出するための網状の引き出し電極35が当該電子線放出部32に離間して対向するよう配置され、この引き出し電極35は、保持部材36を介してベース33に固定されている。支持基板31には、真空容器11の内部から外部に引き出されたコバールよりなる導電線を介して、真空容器11の外部に設けられた電子線放出用電源51における負極端子が電気的に接続され、引き出し電極35には、真空容器11の内部から外部に引き出されたコバールよりなる導電線を介して、電子線放出用電源51における正極端子が電気的に接続されている。
支持基板31を構成する材料としては、鉄、ニッケル、コバルト、クロムのいずれかを含む金属材料などを用いることができる。
支持基板31上にカーボンナノチューブよりなる電子線放出部32を形成する方法としては、特に限定されず公知の方法を用いることができ、例えば表面に金属触媒層が形成された支持基板31を加熱し、COやアセチレン等のカーボンソースガスを供給することにより、支持基板31の表面に形成された金属触媒層上にカーボンを堆積してカーボンナノチューブを形成する熱CVD法、アーク放電法等によって形成されたカーボンナノチューブの粉体および有機バインダーが液状媒体中に含有されてなるペーストを調製し、このペーストをスクリーン印刷によって支持基板31の表面に塗布して乾燥するスクリーン印刷法などを好適に用いることができる。
また、引き出し電極35を構成する材料としては、鉄、ニッケル、コバルト、クロムのいずれかを含む金属材料などを用いることができる。
電子線源30の寸法の一例を挙げると、支持基板31の外径が25mm、内径が19mm、厚みが0.1mm、電子線放出部32の外径が24mm、内径が20mm、厚みが0.02mm、電子線放出部32における電子線が放出される面の面積が138mm2 である。
半導体発光素子20に対して電子線源30より外方の位置には、電子線源30から放射された電子線の軌道を半導体発光素子20における光が放射される表面20aに向かって指向させる電界制御用電極40が配置されている。具体的には、電界制御用電極40は、電子線源30の外径より大きい内径を有する胴部41と、この胴部41に連続して形成された、先端(図1(a)において上端)に向かって小径となるテーパ部42とよりなる円筒体よりなり、電子線源30の外周を取り囲むよう配置されている。この電界制御用電極40の基端は、真空容器11における底壁部材11bに固定されている。電子線源30および電界制御用電極40は、真空容器11の内部から外部に引き出された導電線を介して、真空容器11の外部に設けられた電界制御用電源52に、電子線源30が正極、電界制御用電極40が負極となるよう電気的に接続されている。
電界制御用電極40を構成する材料としては、鉄、ニッケル、コバルト、クロム、アルミニウム、銀、銅、チタン、ジルコニウムのいずれかを含む金属材料などを用いることができる。
電界制御用電極40の寸法の一例を示すと、胴部41の内径が34mm、軸方向の長さが12mm、テーパ部42の先端における内径が28mm、軸方向の長さが3mm、胴部41に対するテーパ部42の傾きは例えば45°、電界制御用電極40を構成する円筒体の肉厚が0.3mmである。
上記の電子線励起型光源装置においては、電子線源30と引き出し電極35との間に電圧が印加されると、当該電子線源30における電子線放出部32から引き出し電極35に向かって電子が放出され、この電子は、半導体発光素子20と電子線源30との間に印加された加速電圧によって、半導体発光素子20に向かって加速されて電子線が形成されると共に、加速電圧および電界制御用電源52によって電子線源30と電界制御用電極40との間に印加される電圧により、電子線源30からの電子線は、半導体発光素子20における光が放射される表面20aに向かって指向されてその軌道が放物線状となり、その結果、当該電子線は、半導体発光素子20の表面20aすなわち活性層25の表面に入射される。
そして、半導体発光素子20においては、電子線が入射されることによって活性層25の電子が励起され、これにより、当該半導体発光素子20における電子線が入射された表面20aから紫外線などの光が放射され、真空容器11における光透過窓部材11cを介して当該真空容器11の外部に出射される。
以上において、電子線放出用電源51によって電子線源30と引き出し電極35との間に印加される電圧は、例えば1〜5kVである。
また、電子加速手段50によって印加される電子線の加速電圧は、6〜12kVであることが好ましい。加速電圧が過小である場合には、高い光の出力を得ることが困難となる。一方、加速電圧が過大である場合には、半導体発光素子20からX線が発生しやすくなり、また、電子線のエネルギーにより、半導体発光素子20がダメージを受けやすくなるため、好ましくない。
また、電界制御用電源52によって電子線源30と電界制御用電極40との間に印加される電圧は、例えば−2〜2kVである。
上記の真空容器装置10によれば、各金属部材が、結晶質ガラスフリットによる第1の固着材17および非晶質ガラスフリットによる第2の固着材18によって、真空容器11における絶縁性基材よりなる底壁部材11bの内面に固着されており、第1の固着材17を形成する結晶質ガラスフリットおよび第2の固着材18を形成する非晶質ガラスフリットは、それぞれの軟化点および線熱膨張係数が特定の関係を満足するものであるため、真空容器11における底壁部材11bに各金属部材を高い強度で確実に固定することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第2の固着材18は、図2に示す例においては第1の固着材17に接触しない状態で設けられているが、第1の固着材17の一部の表面が当該第2の固着材18によって覆われた状態で設けられていても、第1の固着材17の表面全面が当該第2の固着材18によって覆われた状態で設けられていてもよい。
また、本発明の真空容器装置は、真空容器およびその内面に固定される金属部材を有するものであれば、電子線励起型光源装置以外の種々の装置に適用することができる。
〔実験例〕
下記の絶縁性基材よりなる板状体、金属部材、結晶質ガラスフリットおよび非晶質ガラスフリットを用意した。
板状体は、線熱膨張係数(α0 )が51.5×10-7-1のコバールガラスよりなるものである。
金属部材は、線熱膨張係数が51.5×10-7-1のコバールよりなり、寸法が5mm(縦幅)×2mm(横幅)×0.2mm(厚み)の板状の基部と、この基部の一端に当該基部に対して垂直な方向に伸びる、寸法が5mm(縦幅)×2mm(横幅)×0.2mm(厚み)の板状の保持部とにより構成されたものである。
結晶質ガラスフリットとしては、旭硝子株式会社製の「ASF−1550」(軟化点:550℃,線熱膨張係数:47×10-7-1),主成分:B2 3 ・ZnO・PbO)を用いた。
非晶質ガラスフリットとしては、日本電気硝子株式会社製の「LS−1301」(軟化点:450℃,線熱膨張係数:41×10-7-1,主成分:PbO・B2 3 )を用いた。
上記の板状体、金属部材、結晶質ガラスフリットおよび非晶質ガラスフリットを用い、以下のようにして、板状体の表面に金属部材を固定した。
板状体の表面に、結晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、5mm(縦幅)×3mm(横幅)×0.1mm(厚み)の下地層用塗布膜を形成した。次いで、得られた下地層用塗布膜上に、金属部材をその基部が下地層用塗布膜に接するよう配置した後、金属部材の基部における露出する一部の表面を覆うよう、結晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、平面の輪郭の寸法が2mm(縦幅)×2mm(横幅)で、厚みが1mmのカバー層用塗布膜を形成し、この状態で、下地層用塗布膜およびカバー層用塗布膜の焼成処理を行うことにより、第1の固着材を形成した。その後、金属部材の基部の表面における第1の固着材が形成された箇所以外の箇所を覆うよう、非晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、平面の輪郭の寸法が5mm(縦幅)×3mm(横幅)で、厚みが1mmの第2の固着材用塗布膜を形成し、この状態で、第2の固着材用塗布膜の焼成処理を行ことにより、第2の固着材を形成し、以て、金属部材を板状体の表面に固定した。
このようにして板状体の表面に金属部材が固定された試験片を合計で10個作製し、これらの試験片に対して、金属部材の保持部を500g重の力で引っ張る引き剥がし試験を行ったところ、全ての試験片において、板状体からの金属部材の剥離は認められなかった。
〔比較実験例〕
上記の実験例で使用したものと同様の板状体、金属部材および結晶質ガラスフリットを用い、以下のようにして、板状体の表面に金属部材を固定した。
板状体の表面に、結晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、5mm(縦幅)×3mm(横幅)×0.1mm(厚み)の下地層用塗布膜を形成した。次いで、得られた下地層用塗布膜上に、金属部材をその基部が下地層用塗布膜に接するよう配置した後、金属部材の基部における露出する表面全面を覆うよう、結晶質ガラスフリットが含有されてなるガラスペーストを塗布して乾燥することにより、平面の輪郭の寸法が5mm(縦幅)×3mm(横幅)で、厚みが1mmのカバー層用塗布膜を形成し、この状態で、下地層用塗布膜およびカバー層用塗布膜の焼成処理を行ことにより、固着材を形成し、以て、金属部材を板状体の表面に固定した。
このようにして板状体の表面に金属部材が固定された試験片を合計で10個作製し、これらの試験片に対して、金属部材の保持部を500g重の力で引っ張る引き剥がし試験を行ったところ、全ての試験片において、板状体からの金属部材の剥離が認められた。
10 真空容器装置
11 真空容器
11a 周壁部材
11b 底壁部材
11c 光透過窓部材
12a 第1のガラス層
12b 第2のガラス層
13 電子線源保持用金属部材
13a 基部
13b 保持部
14 電極保持用金属部材
14a 基部
14b 保持部
15 ゲッタ保持用金属部材
15a 基部
15b 保持部
16 通電用金属部材
16a 基部
16b 保持部
17 第1の固着材
17a 下地層
17b カバー層
18 第2の固着材
19 フレーム板
20 半導体発光素子
20a 表面
21 基板
22 バッファ層
25 活性層
26 量子井戸層
27 障壁層
28 高熱伝導部材
30 電子線源
31 支持基板
32 電子線放出部
32a 表面
33 ベース
35 引き出し電極
36 保持部材
37 支持部材
40 電界制御用電極
41 胴部
42 テーパ部
50 電子加速手段
51 電子線放出用電源
52 電界制御用電源

Claims (5)

  1. 少なくとも一部が絶縁性基材により構成された真空容器と、
    この真空容器における絶縁性基材の内面に配置された金属部材と、
    この金属部材の一部の表面および前記絶縁性基材の表面に亘って設けられた、結晶質ガラスフリットによる第1の固着材と、
    前記金属部材の少なくとも他の一部の表面および前記絶縁性基材の表面に亘って設けられた、非晶質ガラスフリットによる第2の固着材とを備えてなり、
    前記結晶質ガラスフリットの軟化点をSP1 、前記非晶質ガラスフリットの軟化点をSP2 、前記真空容器における絶縁性基材の線熱膨張係数をα0 、前記結晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα1 、前記非晶質ガラスフリットの線熱膨張係数をα2 としたとき、 SP1 >SP2 、および|α0 −α1 |<|α0 −α2 |を満足することを特徴とする真空容器装置。
  2. 前記第1の固着材の少なくとも一部の表面が前記第2の固着材によって覆われていることを特徴とする請求項1に記載の真空容器装置。
  3. 前記金属部材は、真空容器内に配置される電気部材に通電するために用いられるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空容器装置。
  4. 前記金属部材は、真空容器内に配置される機能部材を保持するために用いられるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空容器装置。
  5. 前記真空容器は、電子線源およびこの電子線源から放射された光を受けて発光する半導体発光素子を収容するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の真空容器装置。
JP2012007949A 2012-01-18 2012-01-18 真空容器装置 Pending JP2013149716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007949A JP2013149716A (ja) 2012-01-18 2012-01-18 真空容器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007949A JP2013149716A (ja) 2012-01-18 2012-01-18 真空容器装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013149716A true JP2013149716A (ja) 2013-08-01

Family

ID=49046955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012007949A Pending JP2013149716A (ja) 2012-01-18 2012-01-18 真空容器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013149716A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6200175B2 (ja) 半導体光電陰極及びその製造方法、電子管並びにイメージ増強管
JP6454017B2 (ja) 電界放出光源
WO2012063585A1 (ja) 電子線励起型光源
EP2579295B1 (en) Ultraviolet irradiation device
JP2013149716A (ja) 真空容器装置
JP2013135035A (ja) 電子線励起型光源装置
JP2015046415A (ja) 窒化物半導体発光素子および電子線励起型光源装置
JP5736736B2 (ja) 電子線励起型光源
JP2012209448A (ja) 電子線励起型光源装置
JP2013207146A (ja) 電子線励起型紫外線放射装置
JP4772414B2 (ja) 透過型光電面及び光検出器
JP5370408B2 (ja) 電子線励起型光源装置
JP5659712B2 (ja) 電子線励起型光源
JP5299405B2 (ja) 電子線励起型光源
KR102340337B1 (ko) 초소형 원통형 엑스선 튜브 제조 방법
JP2013222648A (ja) 電子線放射装置
JP3806515B2 (ja) 半導体光電陰極
JP2013033640A (ja) 電子線励起型光源装置
JP2012195144A (ja) 電子線源装置および電子線励起型光源装置
SE540824C2 (en) A field emission cathode structure for a field emission arrangement
JP2012212637A (ja) 電子線源装置および電子線励起型光源装置
JP2017084505A (ja) 真空スイッチ
JP2013026055A (ja) 電子線励起型光源装置
WO2012086329A1 (ja) 炭素膜つきワイヤ型基板、炭素膜つきワイヤ型基板の製造方法、及び、電界放出型光源
JP2015170457A (ja) 深紫外発光デバイスおよびその製造方法