JP2013149646A - 圧電素子の製造方法および液体噴射装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CVD法による保護膜としての酸化アルミニウム膜の形成時間を短縮し、原料ガスの消費を抑えた液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】保護膜100の形成工程前に、下電極60、圧電体70および上電極80をプラズマに曝すと、CVD法によって形成する酸化アルミニウムを有する保護膜100の形成速度が上がる。したがって、同じ厚みの保護膜100を形成するのに要する時間を短縮でき、保護膜形成工程でかかる時間を減少でき、原料ガスの消費も少ない圧電素子300の製造方法を得ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも圧電体層を覆う、保護膜としての絶縁膜を備えた圧電素子の製造方法に関する。
チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等に代表される結晶を含む圧電体は、圧電効果等を有しているため、圧電アクチュエーターに応用されている。圧電アクチュエーターは、基板と一対の電極を有する圧電素子とを備えている。圧電アクチュエーターの駆動は、圧電素子の一対の電極間に電圧を印加し、電圧に応じて圧電体を変形させて行なう。
また、液体としてのインクを吐出するノズル開口と連通する圧力発生室の一部を圧電アクチュエーターで構成し、圧力発生室のインクを加圧してノズル開口からインクを吐出させる液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッドおよび液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置が知られている。
また、湿気、水分から圧電素子を保護するために、少なくとも圧電体および上電極のパターン領域が酸化アルミニウムを含有する保護膜としての絶縁膜によって覆われた液体噴射ヘッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。酸化アルミニウムを含有する保護膜は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって形成することができる。
特許第4453655号公報
しかしながら、湿気、水分を通しにくい酸化アルミニウム膜を含有する保護膜をCVD法によって形成するには時間がかかるので、液体噴射ヘッドの生産性が保護膜の形成工程で律速されるし、保護膜形成時の原料ガスの消費も多くなる。したがって、液体噴射ヘッドの製造コストの低減が難しい。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
下電極、圧電体および上電極を備えた圧電素子の製造方法であって、基板上に前記下電極を形成する下電極形成工程と、前記下電極上に圧電体膜を形成する圧電体膜形成工程と、前記圧電体膜上に上電極膜を形成する上電極膜形成工程と、前記上電極膜上に、前記上電極および前記圧電体を形成するためのレジストによるマスクを形成するレジスト形成工程と、前記マスクを介してエッチングを行い、前記上電極および前記圧電体を形成する工程と、前記レジストを剥離するレジスト剥離工程と、前記レジストを剥離した後、前記下電極、前記圧電体および前記上電極をプラズマに曝すプラズマ処理工程と、前記プラズマ処理工程後に、少なくとも前記圧電体を覆うように酸化アルミニウムを有する保護膜をCVD法によって形成する保護膜形成工程とを含むことを特徴とする圧電素子の製造方法。
この適用例によれば、保護膜形成工程前に、下電極、圧電体および上電極をプラズマに曝すと、CVD法によって形成する酸化アルミニウムを有する保護膜の形成速度が上がる。したがって、同じ厚みの保護膜を形成するのに要する時間が短縮され、保護膜形成工程でかかる時間が減少し、原料ガスの消費も少ない圧電素子の製造方法が得られる。
[適用例2]
上記圧電素子の製造方法において、前記レジストの剥離に酸素プラズマを用い、前記プラズマ処理工程の前記プラズマに酸素プラズマを用いて、前記レジスト剥離工程と前記プラズマ処理工程とを連続して行うことを特徴とする圧電素子の製造方法。
この適用例では、保護膜形成工程前に、下電極、圧電体および上電極を酸素プラズマに曝すと、CVD法によって形成する酸化アルミニウムを有する保護膜の形成速度がより上がる。したがって、同じ厚みの保護膜を形成するのに要する時間がより短縮され、保護膜形成工程でかかる時間がより減少し、原料ガスの消費もより少ない圧電素子の製造方法が得られる。
[適用例3]
上記圧電素子の製造方法において、前記レジスト剥離工程は、前記酸素プラズマ発生の出力が900W以上で1200W以下であることを特徴とする圧電素子の製造方法。
この適用例では、酸素プラズマ発生の出力が900W以上で1200W以下であると、同じ厚みの保護膜を形成するのに要する時間がより短縮され、保護膜形成工程でかかる時間がより減少し、原料ガスの消費もより少ない圧電素子の製造方法が得られる。
[適用例4]
上記圧電素子の製造方法において、前記レジスト剥離工程および前記プラズマ処理工程は、前記基板を110℃以上、120℃以下の温度のステージに置いて行われることを特徴とする圧電素子の製造方法。
この適用例では、基板が110℃以上でかつ120℃以下の温度で、レジスト剥離工程およびプラズマ処理工程を行うと、前述の効果に加えて、保護膜の膜厚の面内ばらつきが少ない圧電素子の製造方法が得られる。
[適用例5]
前記レジスト剥離工程は、前記酸素プラズマに曝す時間が7分以上でかつ8分以下であることを特徴とする圧電素子の製造方法。
この適用例では、酸素プラズマに曝す時間が7分以上であれば、同じ厚みの保護膜を形成する時間がより短縮され、8分以下で行うと、保護膜の膜厚の面内ばらつきが少ない圧電素子の製造方法が得られる。
[適用例6]
液体を噴射するノズル開口にそれぞれ連通する圧力室が形成された流路形成基板と、該流路形成基板上に形成され、下電極、圧電体および上電極を含み、少なくとも前記圧電体が保護膜により覆われている圧電素子とを備えた液体噴射装置の製造方法であって、基板上に前記下電極を形成する下電極形成工程と、前記下電極上に圧電体膜を形成する圧電体膜形成工程と、前記圧電体膜上に上電極膜を形成する上電極膜形成工程と、前記上電極膜上に、前記上電極および前記圧電体を形成するためのレジストによるマスクを形成するレジスト形成工程と、前記マスクを介してエッチングを行い、前記上電極および前記圧電体を形成する工程と、前記レジストを剥離するレジスト剥離工程と、前記レジストを剥離した後、前記下電極、前記圧電体および前記上電極を酸素プラズマに曝すプラズマ処理工程と、前記酸素プラズマを曝す工程後に、少なくとも前記圧電体が前記保護膜により覆われるように酸化アルミニウムを有する前記保護膜をCVD法によって形成する保護膜形成工程とを含むことを特徴とする液体噴射装置の製造方法。
この適用例によれば、前述の効果を有する液体噴射装置の製造方法が得られる。
実施形態におけるインクジェット式記録装置の一例を示す概略図。 インクジェット式記録ヘッドの概略を示す分解部分斜視図。 (a)は、インクジェット式記録ヘッドの部分平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図。 インクジェット式記録ヘッドの図3(a)におけるB−B概略部分断面図。 圧電素子の製造方法を示すフローチャート図。 圧電素子の製造方法を示す概略部分断面図。 ステージ温度を変化させたときの保護膜の膜厚を示す図。 アッシング処理時間を変えたときの保護膜の膜厚を示す図。 流路形成基板のウェハー内の保護膜の膜厚分布を調べた図。 ステージ温度に対する保護膜の外周と中央との膜厚差を示す図。
以下、実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、実施形態における液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置1000の一例を示す概略図である。インクジェット式記録装置1000は、記録媒体である記録シートSに液体としてのインクを噴射して記録を行う装置である。
図1において、インクジェット式記録装置1000は、液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッド1を有する記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを備えている。記録ヘッドユニット1Aおよび1Bには、インク供給手段を構成するカートリッジ2Aおよび2Bが着脱可能に設けられている。
ここで、インクジェット式記録ヘッド1は、記録ヘッドユニット1Aおよび1Bの記録シートSと対向する側に設けられており、図1においては図示されていない。
記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1Aおよび1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物およびカラーインク組成物を吐出するものである。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1Aおよび1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動する。
一方、装置本体4にはキャリッジ3に沿ってプラテン8が設けられている。このプラテン8は図示しない紙送りモーターの駆動力により回転できるようになっており、給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
図2に、実施形態にかかるインクジェット式記録ヘッド1を示す分解部分斜視図を示した。インクジェット式記録ヘッド1の形状は略直方体であり、図2は、インクジェット式記録ヘッド1の長手方向(図中の白抜き矢印方向)に直交する面で切断した分解部分斜視図である。
図3(a)には、インクジェット式記録ヘッド1の部分平面図を、(b)には、そのA−A断面図を示した。図4には、図3(a)におけるB−B概略部分断面図を示した。
図2および図3において、インクジェット式記録ヘッド1は、流路形成基板10とノズルプレート20と接合基板30とコンプライアンス基板40と駆動IC120とを備えている。
流路形成基板10とノズルプレート20と接合基板30とは、流路形成基板10をノズルプレート20と接合基板30とで挟むように積み重ねられ、接合基板30上には、コンプライアンス基板40が形成されている。また、コンプライアンス基板40上には、駆動IC120が載せられている。
流路形成基板10は、面方位(110)のシリコン単結晶板からなる。流路形成基板10には、異方性エッチングによって、隔壁11によって区画された複数の圧力発生室12が、長手方向に列13をなすように形成されている。圧力発生室12のインクジェット式記録ヘッド1の長手方向に直交する断面形状は台形状で、圧力発生室12は、インクジェット式記録ヘッド1の幅方向に長く形成されている。
また、流路形成基板10の圧力発生室12の幅方向の一方端にはインク供給路14が形成され、インク供給路14と各圧力発生室12とが、各圧力発生室12に設けられた連通部15を介して連通されている。連通部15は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部15から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
ノズルプレート20には、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口21が穿設されている。
なお、ノズルプレート20は、厚さが例えば、0.01mm〜1.00mmで、例えば、ガラスセラミックス、シリコン単結晶基板または不錆鋼等からなる。
流路形成基板10とノズルプレート20とは、圧力発生室12を異方性エッチングで形成する際のマスクとして用いられた絶縁保護膜51を介して、接着剤や熱溶着フィルム等によって固着されている。
流路形成基板10のノズルプレート20が固着された面と対向する面には、振動板を構成する弾性膜50が形成されている。弾性膜50は、熱酸化により形成された酸化膜からなる。例えば、厚さ0.50μm〜2.00μmの弾性膜50が形成されている。また、流路形成基板10の弾性膜50上には、厚さが例えば、約0.40μmの酸化膜からなる絶縁体膜55が形成されている。これらは、振動板を構成する。
振動板を構成する弾性膜50および絶縁体膜55は、酸化シリコンのほかに、例えば、酸化ジルコニウムまたは酸化アルミニウムから選ばれる少なくとも一種の層、またはこれらの層の積層体とすることができる。
さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.20μmの下電極60と、厚さが例えば、約1.30μmのペロブスカイト構造の圧電体70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極80とが形成され、圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子300は、下電極60、圧電体70および上電極80を含む部分をいう。
振動板は、圧電素子300が駆動することによって振動する機能を有する。振動板は、圧電素子300の動作によって変形し、圧力発生室12の体積を変化させる。インクが充填された圧力発生室12の体積が小さくなれば、圧力発生室12内部の圧力が大きくなり、ノズルプレート20のノズル開口21よりインクが噴射される。
下電極60は、圧力発生室12の長手方向では圧力発生室12に対向する領域内に形成され、複数の圧力発生室12に対応する領域に連続的に設けられている。また、下電極60は、圧力発生室12の列13の外側まで延設されている。
下電極60の材質は、導電性を有する限り特に限定されず、例えばニッケル、イリジウム、白金などの各種の金属、それらの導電性酸化物(例えば酸化イリジウムなど)、ストロンチウムとルテニウムの複合酸化物、ランタンとニッケルの複合酸化物などを用いることができる。
下電極60は、上電極80と対になり、圧電体70を挟む一方の電極として機能する。下電極60は、例えば、複数の圧電素子300の共通電極とすることができる。下電極60は、図示しない外部回路と電気的に接続されている。
圧電体70としては、一般式ABO3で示されるペロブスカイト型酸化物を好適に用いることができる。具体的には、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3)(以下、「PZT」と略す。)、ニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti,Nb)O3)(以下、「PZTN(登録商標)」と略すことがある。)、およびチタン酸バリウム(BaTiO3)、ニオブ酸カリウムナトリウム((K,Na)NbO3)などが挙げられる。
圧電体70は、下電極60および、上電極80によって電界が印加されることで伸縮変形し、機械的な出力を行うことができる。圧電体70の材質としては、PZTおよびPZTN(登録商標)が、圧電性能が特に良好であるためより好ましい。
上電極80の厚みは、30nm〜70nmであり、Ir、AuまたはPtから選ばれる少なくともひとつを含むのが好ましい。
一般的には、圧電素子300のいずれか一方の電極を共通電極とし、他方の電極および圧電体70を圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされたいずれか一方の電極および圧電体70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。
なお、本実施形態では、下電極60は圧電素子300の共通電極とし、上電極80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。いずれの場合においても、各圧力発生室12に圧電体能動部が形成されていることになる。また、ここでは、圧電素子300と圧電素子300の駆動により変位が生じる弾性膜50および絶縁体膜55と流路形成基板10の一部を含む部分を圧電アクチュエーター310と称する。
図2、図3および図4において、圧電素子300は、絶縁体としての保護膜100を含む。少なくとも圧電体70が保護膜100により覆われている。
保護膜100の材料としては、無機絶縁材料として、酸化アルミニウム(AlOx)を有する材料を用いる。
図2および図3において、このような各圧電素子300を構成する上電極80には、例えば、金(Au)等からなる上電極用リード電極90が接続されている。接続は、保護膜100に設けられた接続孔101aを介して行われている。
また、圧電素子300の列13の外側には、下電極用リード電極95と下電極60とを接続するための接続孔101bが設けられている。
さらに、上電極80を覆おう保護膜100の一部が取り除かれ、矩形の開口を有する孔102が形成されている。孔102からは、上電極80の一部が露出している。
したがって、圧電素子300を構成する各層のパターン領域は、少なくとも接続孔101a,101b、孔102を除いて、保護膜100によって覆われている。
圧電素子300が形成された流路形成基板10上には、圧電素子300を駆動するための駆動IC120が実装される接合基板30が接合されている。
接合基板30は、圧電素子300に対向する領域に、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を確保した状態で、その空間を密封可能な圧電素子保持部31を有する。圧電素子保持部31は、圧力発生室12の列13に対応して設けられている。
なお、実施形態では、圧電素子保持部31は、圧力発生室12の列13に対応する領域に一体的に設けられているが、圧電素子300毎に独立して設けられていてもよい。
接合基板30の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス材料、金属、樹脂等が挙げられるが、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料で形成されていることがより好ましく、実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成する。
また、接合基板30には、流路形成基板10のインク供給路14に対応する領域にリザーバ部32が設けられている。このリザーバ部32は、実施形態では、接合基板30を厚さ方向に貫通して圧力発生室12の列13に沿って設けられており、流路形成基板10のインク供給路14と連通されて各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ110を構成している。
また、接合基板30上には、図示しない外部配線が接続されて駆動信号が供給される配線パターンが設けられている。そして、配線パターン上に、各圧電素子300を駆動するための半導体集積回路(IC)である駆動IC120がそれぞれ実装されている。
駆動信号は、例えば、駆動電源信号等の駆動IC120を駆動させるための駆動系信号のほか、シリアル信号(SI)等の各種制御系信号を含み、配線パターンは、それぞれの信号が供給される複数の配線で構成される。
上電極80の一端部近傍には上電極用リード電極90が接続されている。そして、駆動IC120と各圧電素子300から延設された上電極用リード電極90とは、例えば、ボンディングワイヤー等の導電性ワイヤーからなる接続配線130によってそれぞれ電気的に接続されている。また、同様に、駆動IC120と下電極用リード電極95とは、図示しない接続配線によって電気的に接続されている。
さらに、接合基板30上には、封止膜41および固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。ここで、封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部32の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ110に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ110の一方面は可撓性を有する封止膜41のみである。
このようなインクジェット式記録ヘッド1では、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ110からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たす。その後、駆動IC120からの駆動信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極60と上電極80との間に駆動電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、下電極60および圧電体70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインク滴が吐出する。
以下に、圧電素子300の製造方法について詳しく説明する。
図5は、圧電素子300の製造方法を示すフローチャート図である。
圧電素子300の製造方法は、下電極形成工程であるステップ1(S1)と、圧電体膜形成工程であるステップ2(S2)と、上電極膜形成工程であるステップ3(S3)と、第1のレジスト形成工程であるステップ4(S4)と、圧電体形成工程であるステップ5(S5)と、第1のレジスト剥離工程であるステップ6(S6)と、保護膜形成工程としてのステップ7(S7)と、第2のレジスト形成工程としてのステップ8(S8)と、スパッタ工程としてのステップ9(S9)と、第2のレジスト剥離工程としてのステップ10(S10)とを含む。
また、図6は、圧電素子300の製造方法を示す概略部分断面図である。ここで、この概略部分断面図は、図3(a)におけるB−B断面に相当する。
図6(a)は下電極形成工程(S1)を、図6(b)は圧電体膜形成工程(S2)を、図6(c)は上電極膜形成工程(S3)を、図6(d)はレジスト形成工程としての第1のレジスト形成工程(S4)を、図6(e)は圧電体形成工程(S5)を、図6(f)および図6(g)は、第1のレジスト剥離工程(S6)を、図6(h)は保護膜形成工程(S7)を、図6(i)は第2のレジスト形成工程(S8)を、図6(j)はスパッタ工程(S9)を、図6(k)は第2のレジスト剥離工程(S10)を図示している。
図6(a)において、下電極形成工程(S1)では、エッチング前のシリコンウェハーからなる流路形成基板101上に下電極60を形成する。下電極60は、流路形成基板101に形成された弾性膜50および絶縁体膜55のうち絶縁体膜55上に形成する。
振動板の一部である弾性膜50および絶縁体膜55は、スパッタ法、真空蒸着、CVD法などの方法で形成することができる。
下電極60は、スパッタ法、真空蒸着、CVD法などの方法で導電体の膜を形成した後、フォトリソグラフィー等によりパターニングして形成することができる。また、下電極60は、印刷法などのパターニングが不要な方法によって形成してもよい。
さらに、下電極60は、前述の材料の単層からなってもよいし、複数の材料を積層した構造であってもよい。
図6(b)において、圧電体膜形成工程(S2)では、下電極60上に圧電体膜700を形成する。
圧電体膜700は、ゾルゲル法やCVD法などによって形成することができる。ゾルゲル法においては、原料溶液塗布、予備加熱、結晶化アニールの一連の作業を複数回繰り返して所定の膜厚にしてもよい。
例えば、PZTを形成する場合は、Pb,Zr,Tiを含むゾルゲル溶液を用いて、スピンコート法、印刷法などにより形成することができる。
図6(c)において、上電極膜形成工程(S3)では、圧電体膜700上に前述の上電極80を構成する材料で上電極膜800を形成する。上電極膜800は、スパッタ法、真空蒸着等によって形成することができる。
図6(d)において、第1のレジスト形成工程(S4)では、上電極膜800上に、レジストをパターニングして第1のレジストのパターン400を形成する。パターニングは、フォトリソ等の方法を用いマスク等を形成して行うことができる。
図6(e)において、圧電体形成工程(S5)では、上電極膜800および圧電体膜700を、パターン400を介して、乾式のエッチングまたは湿式のエッチングによってエッチングすることによって、図2および図3に示した圧力発生室12毎に圧電体70を形成する。このとき、上電極膜800はエッチングされて、圧電体70毎に上電極80が形成される。
例えば、圧電材料(PZT:チタン酸ジルコン酸鉛)の湿式のエッチングは、いろいろな酸を複合したもので行うことができる。例えば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、塩酸、酢酸、硝酸、塩化アンモニウム、緩衝酸化物エッチング溶液の混合物25%+水75%のエッチング液を用いて行う。
乾式のエッチングとしては、イオンミリング等を用いることができる。
また、この工程では、フォトリソ等を複数回行ってもよい。本工程のエッチングは、例えばドライエッチング等の方法によっても行うことができる。
図6(f)および図6(g)において、第1のレジスト剥離工程(S6)では、酸素プラズマでパターン400を灰化して除去するドライエッチングの後、有機酸等を用いたウェットエッチングによって、パターン400を剥離する。ここで、酸素プラズマでパターン400を灰化して除去した後、引き続き、下電極60、圧電体70および上電極80を酸素プラズマに曝すプラズマ処理工程を行う。図6(g)中に実線矢印でプラズマを模式的に示した。
なお、このプラズマ処理工程は、第1のレジスト剥離工程(S6)とは別に行ってもよい。また、別に行うプラズマ処理工程は、酸素プラズマに限らず、アルゴンプラズマ、窒素プラズマ等を用いてもよい。
図6(h)において、保護膜形成工程(S7)では、少なくとも圧電体70の側面と下電極60、上電極80に保護膜100を形成する。保護膜100は、例えば、厚さ45nmの層を2層に分けて形成する。2層に分けて形成することで、保護膜100表面から圧電体70まで連続したクラックや細孔の形成を防ぐことができ、湿気、水分の侵入をより防げる保護膜100を得ることができる。
保護膜100は、CVD法によって形成される。そして、保護膜100を形成する際に、例えば、温度、ガス流量等の各種条件を適宜調整することで、所望の特性、例えば、膜密度、ヤング率等を有する保護膜100を比較的容易に形成することができる。
ここで、保護膜100の形成速度は、保護膜100の形成条件が同じ場合であっても、第1のレジスト剥離工程(S6)の酸素プラズマでパターン400を灰化し、引き続きプラズマ処理を行う条件によって異なる。
図7は、第1のレジスト剥離工程(S6)の酸素プラズマ処理の時間を7minおよび8minとして、ステージ温度を変化させたときの、酸化アルミニウムの保護膜100の膜厚(nm)を示す図である。
ここで、第1のレジスト剥離工程(S6)の酸素プラズマ処理の時間とは、酸素プラズマでパターン400を灰化し、引き続き下電極60、圧電体70および上電極80を酸素プラズマに曝す累計の処理時間のことである。
図8は、プラズマ発生に必要なパワーとステージ温度(℃)ごとに、第1のレジスト剥離工程(S6)の酸素プラズマ処理時間(min)を変えたときの、酸化アルミニウムの保護膜100の膜厚(nm)を示す図である。
図7および図8において、白抜きマークは、静電容量結合プラズマを利用した櫛歯型電極を備えたアッシング装置を、塗りつぶしマークは、容量誘導結合プラズマを利用したICP型電極を備えたアッシング装置を用いた結果である。図7および図8の結果は、流路形成基板101のウェハーの中心で得られた結果である。
図9は、流路形成基板101のウェハー内の保護膜100の膜厚(nm)分布を調べた図である。白抜きは7min処理、塗りつぶしは8min処理の結果である。横軸は、ウェハーの左から、右にかけての位置を表している。
図10は、横軸をステージ温度(℃)として、保護膜100の外周と中央との膜厚差を示す図である。
図6(i)において、第2のレジスト形成工程(S8)では、レジスト500を全面に形成後、有機酸等を用いたウェットエッチングあるいは酸素プラズマで灰化して除去するドライエッチングによって、保護膜100上のレジスト500の一部を除去して孔510を形成する。孔510は、図2および図3で示した保護膜100の孔102に対応した位置に形成する。
図6(j)において、スパッタ工程(S9)では、孔510を介して上電極80に形成された保護膜100の一部を、アルゴンを使ったスパッタによるエッチングによって取り除いて孔102を形成する。ここで、スパッタは、イオンビームを用いたイオンミリングによって行うことができる。
図6(k)において、第2のレジスト剥離工程(S10)では、スパッタ後のレジスト500を剥離して圧電素子300が得られる。
これらの工程後、流路形成基板101を弾性膜50までエッチングして圧力発生室12を形成することで、各圧力発生室12に圧電体能動部が形成され、圧電アクチュエーター310が駆動可能な状態になる。
ウェハー状態で複数の圧電素子300および圧電アクチュエーター310を備えたインクジェット式記録ヘッド1の部品を複数形成し、これらを分離後に個々のインクジェット式記録ヘッド1が得られる。
以上に述べた実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)保護膜形成工程(S7)前に、下電極60、圧電体70および上電極80をプラズマに曝すと、CVD法によって形成する酸化アルミニウムを有する保護膜100の形成速度が上がる。したがって、同じ厚みの保護膜100を形成するのに要する時間を短縮でき、保護膜形成工程(S7)でかかる時間を減少でき、原料ガスの消費も少ない圧電素子300の製造方法を得ることができる。
(2)保護膜形成工程(S7)前に、下電極60、圧電体70および上電極80を酸素プラズマに曝すと、CVD法によって形成する酸化アルミニウムを有する保護膜100の形成速度がより上がる。したがって、同じ厚みの保護膜100を形成するのに要する時間をより短縮でき、保護膜形成工程でかかる時間をより減少でき、原料ガスの消費もより少ない圧電素子300の製造方法を得ることができる。
(3)酸素プラズマ発生の出力が900W以上で1200W以下であると、同じ厚みの保護膜100を形成するのに要する時間をより短縮でき、保護膜形成工程(S7)でかかる時間をより減少でき、原料ガスの消費もより少ない圧電素子300の製造方法を得ることができる。
(4)基板が110℃以上でかつ120℃以下の温度で、レジスト剥離工程およびプラズマ処理工程を行うと、前述の効果に加えて、保護膜100の膜厚の面内ばらつきが少ない圧電素子300の製造方法を得ることができる。
(5)酸素プラズマに曝す時間が7分以上であれば、同じ厚みの保護膜100を形成する時間がより短縮され、8分以下で行うと、保護膜100の膜厚の面内ばらつきが少ない圧電素子300の製造方法を得ることができる。
(6)前述の効果を有するインクジェット式記録装置1000の製造方法を得ることができる。
酸素プラズマによって保護膜の形成速度が上がる理由は、上電極自体がエッチングされ表面粗さが変化したか、圧電体がエッチングされそのデポ物が上電極に積層して、表面状態が変化したことによると考えられる。
また、上述した実施形態以外にも、種々の変更を行うことが可能である。
例えば、実施形態では、上電極80を覆おう保護膜100の一部が取り除かれ、矩形の開口を有する孔102が形成されているが、孔102が形成されてなく、保護膜100が上電極80をすべて覆う構造であってもよい。
また、例えば、圧電アクチュエーターの基板としては、流路形成基板10に限らず、例えば、半導体基板、樹脂基板などを用途に応じて任意に用いることができる。
また、振動板は、例えば、ステンレス鋼等の金属の層が積層されていてもよいし、下電極が振動板を兼ねていてもよい。
また、上述した実施形態では、圧電素子300が接合基板30の圧電素子保持部31内に形成されているが、これに限定されず、勿論、圧電素子300は露出されていてもよい。この場合でも、圧電素子300及び上電極用リード電極90等の表面は、無機絶縁材料からなる保護膜100によって覆われているため、水分(湿気)に起因する圧電体70の破壊は、確実に防止される。
さらに、上述した実施形態では、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッド1を挙げて説明したが、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用できる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
1…インクジェット式記録ヘッド、1A,1B…記録ヘッドユニット、2A,2B…カートリッジ、3…キャリッジ、4…装置本体、5…キャリッジ軸、6…駆動モーター、7…タイミングベルト、8…プラテン、10…流路形成基板、11…隔壁、12…圧力発生室、13…列、14…インク供給路、15…連通部、20…ノズルプレート、21…ノズル開口、30…接合基板、31…圧電素子保持部、32…リザーバ部、40…コンプライアンス基板、41…封止膜、42…固定板、43…開口部、50…弾性膜、51…絶縁保護膜、55…絶縁体膜、60…下電極、70…圧電体、80…上電極、90…上電極用リード電極、95…下電極用リード電極、100…保護膜、101…流路形成基板、101a…接続孔、101b…接続孔、102…孔、110…リザーバ、120…駆動IC、130…接続配線、300…圧電素子、310…圧電アクチュエーター、400…パターン、500…レジスト、510…孔、700…圧電体膜、800…上電極膜、1000…インクジェット式記録装置。

Claims (6)

  1. 下電極、圧電体および上電極を備えた圧電素子の製造方法であって、
    基板上に前記下電極を形成する下電極形成工程と、
    前記下電極上に圧電体膜を形成する圧電体膜形成工程と、
    前記圧電体膜上に上電極膜を形成する上電極膜形成工程と、
    前記上電極膜上に、前記上電極および前記圧電体を形成するためのレジストによるマスクを形成するレジスト形成工程と、
    前記マスクを介してエッチングを行い、前記上電極および前記圧電体を形成する工程と、
    前記レジストを剥離するレジスト剥離工程と、
    前記レジストを剥離した後、前記下電極、前記圧電体および前記上電極をプラズマに曝すプラズマ処理工程と、
    前記プラズマ処理工程後に、少なくとも前記圧電体を覆うように酸化アルミニウムを有する保護膜をCVD法によって形成する保護膜形成工程とを含む
    ことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  2. 請求項1に記載の圧電素子の製造方法において、
    前記レジストの剥離に酸素プラズマを用い、
    前記プラズマ処理工程の前記プラズマに酸素プラズマを用いて、
    前記レジスト剥離工程と前記プラズマ処理工程とを連続して行う
    ことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  3. 請求項2に記載の圧電素子の製造方法において、
    前記レジスト剥離工程は、前記酸素プラズマ発生の出力が900W以上で1200W以下である
    ことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  4. 請求項2または請求項3に記載の圧電素子の製造方法において、
    前記レジスト剥離工程および前記プラズマ処理工程は、前記基板を110℃以上、120℃以下の温度のステージに置いて行われる
    ことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の圧電素子の製造方法において、
    前記レジスト剥離工程は、前記酸素プラズマに曝す時間が7分以上でかつ8分以下である
    ことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  6. 液体を噴射するノズル開口にそれぞれ連通する圧力室が形成された流路形成基板と、該流路形成基板上に形成され、下電極、圧電体および上電極を含み、少なくとも前記圧電体が保護膜により覆われている圧電素子とを備えた液体噴射装置の製造方法であって、
    基板上に前記下電極を形成する下電極形成工程と、
    前記下電極上に圧電体膜を形成する圧電体膜形成工程と、
    前記圧電体膜上に上電極膜を形成する上電極膜形成工程と、
    前記上電極膜上に、前記上電極および前記圧電体を形成するためのレジストによるマスクを形成するレジスト形成工程と、
    前記マスクを介してエッチングを行い、前記上電極および前記圧電体を形成する工程と、
    前記レジストを剥離するレジスト剥離工程と、
    前記レジストを剥離した後、前記下電極、前記圧電体および前記上電極を酸素プラズマに曝すプラズマ処理工程と、
    前記酸素プラズマを曝す工程後に、少なくとも前記圧電体が前記保護膜により覆われるように酸化アルミニウムを有する前記保護膜をCVD法によって形成する保護膜形成工程とを含む
    ことを特徴とする液体噴射装置の製造方法。
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