JP2013149563A - シールド板付電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングへの装着時に大きな応力を生じることなく、また、大型化することもないシールド板を有する電気コネクタを提供する。
【解決手段】シールド板30は、ハウジング10の長手方向に延びる該ハウジング10の側壁面11Aに沿う平板状の側板部31と、側壁面11Aに対して直角方向に位置するハウジング10の端壁面12Aに沿う平板状の端板部32と、上記長手方向でハウジング10の両端部上面位置で側板部31同士を連結する連結部33とを有し、端板部32は側板部31の上記長手方向での端部位置で屈曲して形成され、連結部33はハウジング10の上面に平行な平坦板面をなす帯状に形成され、端板部32は該端板部32の上縁と連結部33の一方の側縁と近接しており、さらに側板部31の下縁部に係止部31Bが形成されていて、該係止部31Bがハウジング10の被係止部19に嵌合係止するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールド板付電気コネクタに関する。
略直方体のハウジングの外周面に金属板製のシールド板が取り付けられている電気コネクタとしては、特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1では、ハウジングに取り付けられるシールド板は、長手方向に延びるハウジングの側壁面に面して位置する側板部と、該側板部に対して屈曲されていてハウジングの長手方向端部の上面位置で、対向する側板部同士を連結する連結部と、該連結部からハウジングの端壁面に向け屈曲されて該端壁面に面する端板部とを有している。連結部と端板部とは互いにL字状断面をなしてつながっていて、互いに補強し合っている。ハウジングの上面の四隅には、上方に向けた凸部が設けられていて、該凸部はハウジングの側壁面からもそして端壁面からも突出していてシールド板に対しての係止部を形成している。上記長手方向での側板部の端部の上縁がこの係止部の突出下縁に係止している。この側板部の端部は、シールド板を上方からハウジングに装着する際に、上記凸部に当接してハウジングの側壁面から離れるように一時的に弾性変形して、装着完了時にその弾性変形が解除されて、上記係止部の突出下縁と係止して、上方に向けたシールドの外れが阻止されるようになっている。
特許第4594706号
しかしながら、特許文献1のシールド板にあっては、連結部と端板部が該端板部の全長にわたり、L字状断面をなして上述のごとく互いに補強し合っているので、シールド板の装着の際、上記側板部の端部が弾性変形のために撓める腕長は平板状の該側板部の端部の高さ分しかなく短い。したがって、この側板部の端部は腕長が短く撓みにくいので、該側板部の端部が弾性変形して係止部を乗り越えるには、シールド板を強力に押し下げねばならない。これはハウジングの係止部に対して局部的に大きな応力を与えることとなり、係止部の破損にもつながる。
さらには、端板部が連結部からL字状で断面をなすように屈曲形成されているので、屈曲加工に要する曲げ半径分だけ、端板部が連結部に対してハウジングの長手方向外方に位置することとなり、同方向でのシールド板の大型化、ひいてはコネクタの大型化につながる。
本発明は、かかる事情に鑑み、ハウジングへの装着時に大きな応力を生じることなく、また、大型化することもないシールド板を有する電気コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係るシールド板付電気コネクタは、略直方体形をなし上方に向け相手コネクタの受入れのための受入凹部が開口形成されたハウジングで端子が保持され、該ハウジングに金属板製のシールド板が取り付けられている。
かかる電気コネクタにおいて、本発明では、シールド板は、金属板を抜き加工と屈曲加工により一部材として形成されていて、上記受入凹部を囲むようにしてハウジングの外周面に取り付けられ、ハウジングの長手方向に延びる該ハウジングの側壁面に沿う平板状の側板部と、上記側壁面に対して直角方向に位置するハウジングの端壁面に沿う平板状の端板部と、上記長手方向でハウジングの両端部上面位置で上記側板部同士を連結する連結部とを有し、上記端板部は上記側板部の上記長手方向での端部位置で屈曲して形成され、上記連結部はハウジングの上面に平行な平坦板面をなす帯状に形成され、上記端板部は該端板部の上縁と連結部の一方の側縁と近接しており、さらに上記側板部の下縁部に係止部が形成されていて、シールド板が上方からハウジングの外周部に対して装着されたときに、上記係止部がハウジングの被係止部に嵌合係止するようになっていることを特徴としている。
本発明では、シールド板は、側板部の下縁に形成された係止部がハウジングの被係止部に嵌合係止することにより、ハウジングの外周部に対して上方から装着される。したがって、ハウジングにおいて、従来のように側板部の上縁との係止のための係止用凸部をハウジングの側壁面から突出させて形成する必要がないので、シールド板の装着の際に、該シールド板の側板部が上記凸部を乗り越えるために撓み変形することはない。
仮にシールド板とハウジングとの間に相対的製造寸法誤差があったとしても、連結部と側板部との間の屈曲部分で対向側板部の下端同士が上記寸法誤差分だけ若干開く程度に弾性変形するのみであり、従来のように上記係止用凸部を乗り越えるような大きな撓みではない。また、端板部と連結部とは隙間をもって分離されているので、従来のように該連結部が端板部との間の屈曲部分により補強されている場合と比較して、屈曲部分を伴っていない平板状の連結部自体が撓みやすくなっており、その全長にわたり上記側板部の板厚方向での撓みに寄与する。さらに、連結部と側板部との間の屈曲部分は撓み方向に抗する形状ではないことに加え、その幅が狭いので、側板部はその板厚方向に容易に撓む。したがって、シールド板の装着の際にハウジングの被係止部に大きな応力が生じることがなく、該被係止部の破損が防止される。
また、上記端板部は該端板部の上縁と連結部の一方の側縁と近接しているので、ハウジングの長手方向でシールド板が大型化することがなく、ひいては同方向でコネクタが大型化することもない。
本発明において、端板部は、側板部の両端位置で該側板部に対して屈曲形成されていて、側板部と相俟って略U字状の平面形状をなし、ハウジングの端壁面の中間位置で自由端を有していることが好ましい。
本発明において、端板部は、ハウジングの長手方向にて、連結部と対応する範囲内に位置していることが好ましい。端板部が連結部と対応する範囲内に位置することにより、ハウジングの長手方向でのシールド板の小型化、ひいてはコネクタの小型化を図ることができる。
本発明は、以上のように、シールド板は、側板部、端板部、連結部が平板状で、従来のようなハウジングの係止用凸部を乗り越えるような撓み変形がないので、ハウジングに対してシールド板を容易に装着そして係止できる。また、シールド板とハウジングとの間に相対的製造寸法誤差があっても、連結部は端板部と分離されているので、帯状の連結部がその全長にわたり平板状の側板部のその板厚方向での撓みに寄与し、側板部下端同士は容易に開きハウジングへの装着がきわめて容易となる。したがって、シールド板の装着の際にハウジングの被係止部に大きな応力が生じることはなく、該被係止部の破損を防止できる。
また、本発明では、端板部が該端板部の上縁と連結部の一方の側縁と近接しているので、ハウジングの長手方向でシールド板が大型化することがなく、ひいては同方向でコネクタが大型化することもない。
本発明の実施形態に係る電気コネクタの斜視図であり、シールド板とコネクタ本体とが分離した状態を示している。 金属板材を打抜き加工そして屈曲加工して得られるシールド板の屈曲加工前の状態の半完成品としての板状素材の斜視図である。 図1の電気コネクタと相手コネクタとの嵌合状態の断面図であり、ハウジングの長手方向におけるシールド板のグランド腕部の位置での断面を示している。
以下、添付図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電気コネクタの斜視図であり、シールド板とコネクタ本体とが分離した状態を示している。本実施形態に係るコネクタ1は、回路基板に取り付けられるコネクタであり、図1に見られるように、コネクタ本体2と該コネクタ本体2に装着されるシールド板30とを有している。該コネクタ本体2は、電気絶縁材料から作られ略直方体外形をもつハウジング10と、該ハウジング10により二列をなして保持されている金属製の複数の端子20とを有している。
ハウジング10は、端子配列方向を長手方向としていて、該長手方向に延びる一対の側壁11と、これらの側壁11を端部同士で連結し上記長手方向に対して直角な短手方向に延びる端壁12とを有していて両者で周壁13を形成している。上記側壁11は平坦な側壁面11Aを、そして端壁12は上記短手方向での中央部に溝部12A−1が形成された端壁面12Aをそれぞれの外面として形成している。上記周壁13の内部には、上記長手方向に延びる嵌合凸部14が設けられていて、上記周壁13の内周面と該嵌合凸部14の外周面との間の環状空間が、相手コネクタ4(図3参照)の被嵌合部を受け入れるための受入凹部15を形成している。
上記側壁11の内側面には、複数の端子20を保持するための端子保持部16が上記長手方向で配列形成されている。該端子保持部16は、側壁11の上部では上下方向に貫通する孔部として形成されるとともに、該孔部よりも下方に位置する上記側壁11の内側面では上下方向に延びる溝部として形成されている。また、上記側壁11の内側面に対向する上記嵌合凸部14の側面には、後述の端子20の弾性腕部を弾性変位可能に収容するための収容溝部16Aが上記側面で上下方向全域にわたって延びている。
また、上記長手方向での側壁11の両端寄り位置、換言すると、上記長手方向での上記嵌合凸部14の範囲外の位置には、後述するシールド板30のグランド腕部31Aを弾性変位可能に収容するための収容溝部17が、上記側壁11の内側面に形成されている(図3参照)。
上記周壁13は、該周壁13の四隅の下端部で側壁11の側壁面11Aおよび端壁12の端壁面12Aから突出する突出部18が形成されており、該突出部18のうち上記側壁11の側壁面から突出している部分には上方へ延びる被係止部19が形成されている。該被係止部19は、上方から見て略T字状をなしており、上記側壁面11Aに連結されたくびれ部19Aと、ハウジング10の短手方向での該くびれ部19Aの端部(上記側壁面11Aから離れて位置する端部)から上記長手方向に張り出した張出部19Bとを有している。後述するように、該被係止部19は、シールド板30の係止部31Bが上方から上記くびれ部19Aに嵌合されるようになっている。また、上記突出部18は、上記被係止部19が形成されている部分を除いた部分の上端面18Aで、後述のシールド板30の端板部32の下端に近接するようになっている。
上記長手方向で配列された複数の端子20は、信号端子20Aとグランド端子20Bとを有している。該グランド端子20Bは、後述するシールド板30の幅狭グランド脚部31C−2に対応するそれぞれの位置で、該グランド脚部31を上記長手方向で挟んで位置するように二つずつ設けられている。上記信号端子20Aとグランド端子20Bとは、同一形状をなしているので、以下、特に信号端子20Aとグランド端子20Bとを区別する必要がないときは、これらを単に「端子20」と総称する。
端子20は、金属板の平坦な板面を維持したまま該金属板を打ち抜いて作られており、ハウジング10の側壁11の内側面に沿って上下方向に延びる直状部(図示せず)と、該直状部の下端からハウジング外へ延びる接続部21と、上記直状部から嵌合凸部14側に分枝して延びる弾性腕部(図示せず)とを有している。
上記直状部は、端子保持部16として上記側壁11の内側面に形成された溝部および孔部に収容されており、該直状部の上部が上記孔部に下方から圧入されて保持されている。上記接続部21は、上記側壁11よりも下方位置で上記直状部の下端からハウジング10の短手方向での外方へ向けて延びていて、回路基板(図示せず)の対応回路部に半田接続される。また、上記弾性腕部は、上記直状部の上下方向中間位置で上記短手方向での内方(嵌合凸部14側)へ向けて延びてから嵌合凸部14の側面に沿って上方へ向けて延びている。この上方へ向けて延びる部分は、上記嵌合凸部14の側面に形成された収容溝部16Aに収容されており、その上端(自由端)には相手コネクタ4(図3参照)の端子と弾性接触する接触部22が側壁11側へ向けて該収容溝部16Aから突出している。
シールド板30は、図2にもとづいて後述するように、金属板を打抜き加工および屈曲加工により一部材として形成されていて、ハウジング10の受入凹部15を囲むようにしてハウジング10の周壁13の外周面に取り付けられる。該シールド板30は、ハウジング10の側壁11の側壁面11Aに沿って該側壁面11Aを覆う平板状の側板部31と、ハウジング10の端壁12の端壁面12Aに沿って該端壁面12Aを覆う平板状の端板部32と、平坦板面をなす帯状に形成されハウジング10の長手方向で上記端壁12の上面位置で上記側板部31同士を連結する連結部33とを有している。
側板部31は、上記長手方向での両端寄り位置にて、該側板部31の上縁でハウジング10の短手方向内方かつ下方へ向けて屈曲された可撓なグランド腕部31Aが、連結部33に隣接して形成されている。該グランド腕部31Aは、後述の相手コネクタ4(図3参照)との嵌合状態にて、該相手コネクタ4のグランド端子50と弾性接触する。また、該側板部31の下縁部には、上記長手方向での両端位置で切り欠かれて下方へ開口する溝状の係止部31Bが形成されている。該係止部31Bは、シールド板30がハウジング10の外周部に装着されたときに該ハウジング10の被係止部19のくびれ部19Aへ上方から嵌合係止し、張出部19Bでハウジング10の側壁面11Aからの浮き上がりが防止されるようになっている。
また、上記側板部31は、該側板部31の下縁から下方へ向けて延びてから上記短手方向での外方へ向けて屈曲された複数のグランド脚部31Cが、上記長手方向で所定間隔をもって形成されている。該グランド脚部31Cは、回路基板の対応回路部としてのグランド回路部に半田接続されるようになっている。
図1に示されるように、本実施形態では、上記複数のグランド脚部31Cのうち、上記長手方向での両端に位置する幅広グランド脚部31C−1は、上記係止部31Bより内方に位置し、他のグランド脚部である幅狭グランド脚部31C−2よりも幅が広く形成されている。この幅広グランド脚部31C−1は、シールド板30がコネクタ本体2に装着された状態にて、上記長手方向で両端に位置する信号端子20Aと上記ハウジング10の被係止部19との間に位置する。一方、上記幅狭グランド脚部31C−2は、シールド板30がコネクタ本体2に装着された状態にて、該幅狭グランド脚部31C−2のそれぞれに対応して位置する二つのグランド端子20Bの間に位置する。
端板部32は、上記側板部31の上記長手方向での両端位置で該側板部31に対して直角に屈曲して形成されていて、該側板部31と相俟って、上下方向に見て略U字状の平面形状をなしている。また、上記長手方向での各端部に位置する二つの端板部32は、ハウジング10の端壁面12Aのうち上記短手方向で溝部12A−1の両側に位置する面を覆っている。つまり、該二つの端板部32の互いに対向して上下方向に延びる自由端同士間には上記溝部12A−1と同幅の間隔が形成されている。また、該端板部32は、該端板部32の上縁が、上記短手方向に延びる連結部33の二つの側縁のうち上記長手方向で外側に位置する側縁と若干の隙間をもって近接している。
また、本実施形態では、上記端板部32は、上記長手方向で連結部33に対応する範囲内に位置している。したがって、その分、上記長手方向でのシールド板30の小型化、ひいてはコネクタ1の小型化を図ることができる。
次に、図2にもとづいてシールド板30の製造手順を説明する。図2は、金属板材を打抜き加工そして屈曲加工して得られるシールド板の屈曲加工前の状態の半完成品としての板状素材の斜視図である。図2では、シールド板30の各部に対応する部分を、図1に示される各部の符号に「’」を付した符号で示している。また、この図2では、板状素材の屈曲加工の屈曲位置を屈曲線IないしIVを一点鎖線で示している。
まず、金属板材を打ち抜いて図2に見られる形状の板状素材30’を得る。次に、該板状素材30’を、屈曲線I,II,III,IVの順にそれぞれの位置で屈曲する。すなわち、まず、側板部31’の短手方向でのグランド脚部31C’の中間部を該側板部31’の長手方向に延びる屈曲線Iで直角に屈曲することにより、図1のグランド脚部31Cを得る。次に、上記短手方向でのグランド腕部31A’の中間部を上記長手方向に延びる屈曲線IIで折り返すように屈曲することにより、図1のグランド腕部31Aを得る。
さらに、上記長手方向での端板部32’と側板部31’との境界部分を上記短手方向に延びる屈曲線IIIで直角に屈曲することにより、図1の端板部32を得る。そして、上記短手方向での連結部33’と側板部31’との境界部分を上記長手方向に延びる屈曲線IVで直角に屈曲することにより、図1の連結部33を得る。このように板状素材30’を屈曲加工することにより、図1に示されるシールド板30が完成する。本実施形態では、板状素材30’を屈曲線I,II,III,IVの順にそれぞれの位置で屈曲することとしたが、この順序は必須ではなく、必要に応じて入れ替えてもよい。
次に、図1にもとづいてコネクタ1の組立てについて説明する。まず、端子20をハウジング10の端子保持部16へ下方から圧入して該ハウジング10に取り付けて、コネクタ本体2を得る。次に、図1に見られるように、シールド板30をコネクタ本体2の上方に位置させてから、該シールド板30を下方へ移動させてコネクタ本体2に対して上方からもたらし(図1の矢印)、ハウジング10の外周部に対して装着することによりコネクタ1が完成する。該シールド板30が装着されると、シールド板30のグランド腕部31Aは、ハウジング10の収容溝部17内に収容される。また、該シールド板30の端板部32の下端縁がハウジング10の突出部18の上面に当接するとともに、シールド板30の側板部31に形成された溝状の係止部31B内に上記ハウジング10の被係止部19のくびれ部19Aが下方から嵌まり込み、該係止部31Bと被係止部19とが互いに嵌合係止する。また、板部該被係止部19の張出部19Bによりハウジング10の側壁面11Aからの上記側板部31の浮き上がりが防止される。
本実施形態では、上述したように、上記シールド板30の係止部31Bとハウジング10の被係止部19とが嵌合係止する構成となっている。したがって、ハウジング10において、従来のように側板部の上縁との係止のための係止用凸部をハウジングの側壁面から突出させて形成する必要がないので、シールド板の装着の際に、該シールド板の側板部が上記凸部を乗り越えるために撓み変形することはない。
仮に、シールド板30とハウジング10との間に相対的製造寸法誤差があったとしても、連結部33と側板部31との間の屈曲部分で対向側板部31の下端同士が上記寸法誤差分だけ若干開く程度に弾性変形するのみであり、従来のようにハウジングの係止用凸部を乗り越えるような大きな撓みではない。また、端板部32と連結部33とは隙間をもって分離されているので、従来のように該連結部33が端板部32との間の屈曲部分により補強されている場合と比較して、屈曲部分を伴っていない平帯状の該連結部33自体がその全長にわたり板厚方向で撓みやすくなっている。さらに、平帯状をなす連結部33は、連結部33と側板部31との間の屈曲部分は撓み方向に抗する形状ではないことに加え、その幅が狭く形成されているので、その分、撓みやすさが向上している。この結果、側板部31はその板厚方向に容易に撓むことができるので、上記シールド板30のハウジング10への装着がきわめて容易となる。したがって、本実施形態では、シールド板30の装着の際にハウジング10の被係止部19に大きな応力が生じることがなく、該被係止部19の破損が防止される。
次に、図3にもとづいて、相手コネクタ4の構成を説明する。図3は、図1のコネクタ1と相手コネクタ4との嵌合状態の断面図であり、ハウジング10の長手方向(図3にて紙面に対して直角な方向)におけるシールド板30のグランド腕部31Aの位置での断面を示している。相手コネクタ4は、回路基板に取り付けられるコネクタであり、電気絶縁材料から作られ略直方体外形をもつハウジング40と、該ハウジング40の長手方向で該ハウジング40により二列をなして保持されている金属製の複数の端子を有している。該端子は、後述するように信号端子とグランド端子とを有している。
上記ハウジング40は、上記長手方向に延びる一対の側壁(図示せず)と、これらの側壁を端部同士で連結し上記長手方向に対して直角な短手方向(図3にて左右方向)に延びる端壁41とを有していて両者で周壁を形成している。該周壁は、コネクタ1のハウジング10の受入凹部15に適合した形状をなし、コネクタ嵌合時に該受入凹部15内に上方から嵌入する被嵌合部として機能する。また、該周壁に囲まれ下方に開口した空間は、コネクタ嵌合時に嵌合凸部14を下方から受け入れる対応受入凹部(図示せず)として形成されている。
上記ハウジング40は、後述のグランド端子50を保持するための端子保持溝が端壁に形成されている。図3に見られるように、グランド端子保持溝42は、下方そして上記短手方向での外方に開口して端壁41に形成されており、グランド端子50が下方から圧入されるようになっている。該グランド端子保持溝42内の上部には、上下方向に延びるとともに該グランド端子保持溝42の対向内壁面同士を連結する端子保持壁42Aが形成されていて、該端子保持壁42Aがグランド端子50の二つの腕部に挟圧されるようになっている。
上記長手方向に配列された複数の端子のうち、両端に位置する端子およびコネクタ1のグランド端子20Bに対応して位置する端子は、グランド端子として機能する。以下、上記両端に位置するグランド端子を「グランド端子50」として他のグランド端子と区別する(図3参照)。
グランド端子50以外のグランド端子(図示せず)そして信号端子(図示せず)は、金属細条片をその板厚方向に屈曲して同形状に作られている。これらの端子は、ハウジング40の側壁で該側壁との一体成形により上記長手方向で配列保持されている。
一方、グランド端子50は、他のグランド端子や信号端子とは形状が異なっており、金属板の平坦な板面を維持したまま該金属板を略U字状に打ち抜いて作られている。該グランド端子50は、図3に見られるように、上記グランド端子保持溝42内の下部に位置する基部51と、互いに並行して該基部51から上方へ向けて延び上記端子保持壁42Aを挟圧する外側腕部52および内側腕部53とを有している。該外側腕部52は、上記短手方向にて内側腕部53よりも外方位置で該内側腕部53よりも上方に及んでおり、ハウジング40外に位置する上端で外方へ向けて延び、回路基板の対応回路部(グランド回路部)に半田接続するための接続部52Aが形成されている。また、上記基部51は、コネクタ1のグランド腕部31Aと接触するための接触突部51Aが、該基部51の外側縁から外方へ向けてグランド端子保持溝42外に突出して形成されている。
以下、図3にもとづいて、コネクタ1と相手コネクタ4との嵌合動作について説明する。まず、コネクタ1の端子20の接続部21そしてシールド板30のグランド脚部31Cを回路基板の対応回路部そしてグランド回路部にそれぞれ半田接続して、該コネクタ1を回路基板に取り付ける。このとき、既述した幅狭グランド脚部31C−2および該幅狭グランド脚部31C−2を挟むように位置する二つのグランド端子20Bは、同一の対応回路部(グランド回路部)に半田接続される。一方、相手コネクタ4の端子の接続部(グランド端子50については接続部52A)を他の回路基板の対応回路部にそれぞれ半田接続して、該相手コネクタ4を上記他の回路基板に取り付ける。
次に、相手コネクタ4を、該相手コネクタ4の対応受入凹部が下方へ開口した姿勢でコネクタ1の上方に位置させる。そして、該相手コネクタ4を下方へ移動させて、該相手コネクタ4の被嵌合部としての周壁をコネクタ1の受入凹部15内へ上方から進入させるとともに、該コネクタ1の嵌合凸部14(図1参照)を相手コネクタ4の対応受入凹部内へ下方から進入させ、図3に示されるようなコネクタ嵌合状態とする。
コネクタ嵌合状態では、コネクタ1の端子20の接触部22(図1参照)が相手コネクタ4の端子の対応接触部と弾性接触する。また、相手コネクタ4のグランド端子50の接触突部51Aが、コネクタ1のシールド板30のグランド腕部31Aをコネクタ1の短手方向で外方へ向けて弾性変位させて、該グランド腕部31Aと接触する。この結果、コネクタ1と相手コネクタ4とが電気的に接続される。
本実施形態では、シールド板30の係止部31Bが上記側板部31の下縁部で下方へ開口する係止溝として形成されていたが、係止部の形状はこれに限られず、例えば、側板部の下縁部から下方へ延出する突片として形成されていてもよい。このように係止部を突片とする場合には、ハウジングの被係止部は、例えば、係止部が上方から圧入される溝部あるいは孔部として形成する必要がある。
本実施形形態では、シールド板30の係止部31Bを側板部31に形成することとしたが、係止部の位置はこれに限られず、例えば、側板部に代えてあるいは側板部に加えて、シールド板の端板部に係止部を形成してもよい。また、互いに対向する端板部の側縁(上下方向に延びる縁部)に突起状の係止部を形成してもよい。このような突起状の係止部を端板部の側縁に設ける場合には、ハウジングの端壁面で該側縁同士間と対応する位置に該端壁面から突出する被係止部としての突部を設けて、該被係止部に対して上記突起状の係止部が係止するようにする必要がある。
本実施形態では、端板部32は、側板部31の両端位置で該側板部31に対して屈曲形成されていて、側板部31と相俟って、上方から見て略U字状の平面形状をなし、ハウジング10の端壁面12Aの中間位置で自由端を有していることとしたが、端板部の形状はこれに限られない。端板部は、例えば、側板部の一端位置で該側板部に対して屈曲形成されていて、側板部と相俟って、上方から見て略L字状の平面形状をなし、ハウジングの端壁部と側壁部の境界位置で自由端を有していることとしてもよい。
1 コネクタ 30 シールド板
10 ハウジング 31 側板部
11A 側壁面 31B 係止部
12A 端壁面 32 端板部
15 受入凹部 33 連結部
19 被係止部

Claims (3)

  1. 略直方体形をなし上方に向け相手コネクタの受入れのための受入凹部が開口形成されたハウジングで端子が保持され、該ハウジングに金属板製のシールド板が取り付けられた電気コネクタにおいて、
    シールド板は、金属板を抜き加工と屈曲加工により一部材として形成されていて、上記受入凹部を囲むようにしてハウジングの外周面に取り付けられ、ハウジングの長手方向に延びる該ハウジングの側壁面に沿う平板状の側板部と、上記側壁面に対して直角方向に位置するハウジングの端壁面に沿う平板状の端板部と、上記長手方向でハウジングの両端部上面位置で上記側板部同士を連結する連結部とを有し、上記端板部は上記側板部の上記長手方向での端部位置で屈曲して形成され、上記連結部はハウジングの上面に平行な平坦板面をなす帯状に形成され、上記端板部は該端板部の上縁と連結部の一方の側縁と近接しており、さらに上記側板部の下縁部に係止部が形成されていて、シールド板が上方からハウジングの外周部に対して装着されたときに、上記係止部がハウジングの被係止部に嵌合係止するようになっていることを特徴とするシールド板付電気コネクタ。
  2. 端板部は、側板部の両端位置で該側板部に対して屈曲形成されていて、側板部と相俟って略U字状の平面形状をなし、ハウジングの端壁面の中間位置で自由端を有していることとする請求項1に記載のシールド板付電気コネクタ。
  3. 端板部は、ハウジングの長手方向にて、連結部と対応する範囲内に位置していることとする請求項1または請求項2に記載のシールド板付電気コネクタ。
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