JP2013147653A - ポリアクリレート用の架橋剤−促進剤系 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも1個のエポキシ基を含有する少なくとも1種の物質(架橋剤)と、一般式(I)R1 2N−CR2R3−CR4R5−(CR6R7)n−X(I)で示される少なくとも1種の物質(促進剤)とを含む、エポキシ基と架橋反応するのに適した官能基を有するポリアクリレートを熱架橋するための架橋剤−促進剤系。
【選択図】図1
Description
− UV線による架橋の場合、UV透明性(UV透過性)の層だけが架橋性である、
− 電子線による架橋(電子線架橋、または電子線硬化、EBCとも呼ぶ)の場合、電子線が、照射する材料の密度および加速電圧に依存して限られた侵入深さしか持たない、
− 前述のどちらの方法でも、架橋後に層が架橋プロフィルを有しており、感圧接着剤層は均質には架橋されない。
R1 2N−CR2R3−CR4R5−(CR6R7)n−X (I)
[式中、基R1は、相互に独立して水素原子または1〜8個の炭素原子を有する置換もしくは非置換のアルキル基もしくはシクロアルキル基を表すか、あるいは窒素原子と一緒になって、少なくとも4個の炭素原子および最大1個のさらなるヘテロ原子を環原子として含有する5〜7員環を形成し;基R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、相互に独立して水素原子または1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表すか、あるいは5〜7員シクロアルキレン基を形成し;nは、0〜4の整数を表し;Xは、−OH、−OR、−SH、−SRおよび−PR2から選択される基を表し、その際、基Rは、相互に独立して各々直鎖もしくは分岐の非置換もしくは置換されたC1〜C18−アルキル基、C2〜C18−アルケニル基、C2〜C18−アルキニル基;非置換もしくは置換されたアリール基、または脂肪族もしくは芳香族複素環を表す]
で示される少なくとも1種の物質(促進剤)を含有する架橋剤−促進剤系である。
R1 2N−CR2R3−CR4R5−(CR6R7)n−X (I)
[式中、基R1は、相互に独立して水素原子、または1〜8個の炭素原子を有する置換もしくは非置換のアルキル基もしくはシクロアルキル基を表すか、あるいは窒素原子と一緒になって少なくとも4個の炭素原子および最大1個のさらなるヘテロ原子を環原子として含有する5〜7員環を形成し;基R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、相互に独立して水素原子、もしくは1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表すか、または5〜7員シクロアルキレン基を形成し;nは、0〜4の整数を表し;Xは、−OH、−OR、−SH、−SRおよび−PR2から選択される基を表し、ここで、基Rは、相互に独立して各々直鎖または分岐で非置換もしくは置換されたC1〜C18−アルキル基、C2〜C18−アルケニル基、C2〜C18−アルキニル基;非置換もしくは置換されたアリール基または脂肪族もしくは芳香族複素環を表す]
で示される少なくとも1種の物質を促進剤として含有する。
R1 2N−CR2R3−CR4R5−(CR6R7)n−X (I)
[式中、基R1は、相互に独立して水素原子、または1〜8個の炭素原子を有する置換もしくは非置換のアルキル基もしくはシクロアルキル基を表すか、あるいは窒素原子と一緒になって少なくとも4個の炭素原子および最大1個のさらなるヘテロ原子を環原子として含有する5〜7員環を形成し;基R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、相互に独立して水素原子、もしくは1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表すか、または5〜7員の置換または非置換シクロアルキレン基を形成し;nは、0〜4の整数を表し;Xは、−OH、−OR、−SH、−SRおよび−PR2から選択される基を表し、ここで、基Rは、相互に独立して各々直鎖または分岐で非置換もしくは置換されたC1〜C18−アルキル基、C2〜C18−アルケニル基、C2〜C18−アルキニル基;非置換もしくは置換されたアリール基または脂肪族もしくは芳香族複素環を表す]
で示される少なくとも1種の物質(促進剤)を含む、熱架橋性組成物に関する。
a)次式CH2=C(RI)(COORII)[式中、RI=HまたはCH3であり、RIIは、4〜14個のC原子を有するアルキル基である]のアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステル、
b)エポキシ基との反応性についてすでに定義された種類の官能基を有するオレフィン不飽和モノマー、
c)場合により、成分(a)と共重合性のさらなるアクリレートおよび/またはメタクリレートおよび/またはオレフィン不飽和モノマー。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、sec−ブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート、フェニルアクリレート、フェニルメタクリレート、イソボルニルアクリレート、イソボルニルメタクリレート、tert−ブチルフェニルアクリレート、tert−ブチルアフェニルメタクリレート(Butylaphenylmethacrylat)、ドデシルメタクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、n−ウンデシルアクリレート、ステアリルアクリレート、トリデシルアクリレート、ベヘニルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、シクロペンチルメタクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、2−ブトキシエチル−メタクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアクリレート、3,5−ジメチルアダマンチルアクリレート、4−クミルフェニルメタクリレート、シアノエチルアクリレート、シアノエチルメタクリレート、4−ビフェニルアクリレート、4−ビフェニルメタクリレート、2−ナフチルアクリレート、2−ナフチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリル(Tetrahydrofufuryl)アクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、2−ブトキシエチルメタクリレート、3−メトキシアクリル酸メチルエステル、3−メトキシブチルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、2−フェノキシエチルメタクリレート、ブチルジグリコールメタクリレート、エチレングリコールアクリレート、エチレングリコールモノメチルアクリレート、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート350、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート500、プロピレングリコールモノメタクリレート、ブトキシジエチレングリコールメタクリレート、エトキシトリエチレングリコールメタクリレート、オクタフルオロペンチルアクリレート、オクタフルオロペンチルメタクリレート、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルアクリレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピルメタクリレート、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルアクリレート、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−(1−メチルウンデシル)アクリルアミド、N−(n−ブトキシメチル)アクリルアミド、N−(ブトキシメチル)メタクリルアミド、N−(エトキシメチル)アクリルアミド、N−(n−オクタデシル)アクリルアミド、そのうえN,N−ジアルキル−置換アミド、例えばN,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−ベンジル−アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミド、N−tert−オクチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、アクリルニトリル、メタクリルニトリル、ビニルメチルエーテル、エチルビニルエーテル、ビニルイソブチルエーテルのようなビニルエーテル、酢酸ビニルのようなビニルエステル、塩化ビニル、ハロゲン化ビニル、塩化ビニリデン、ハロゲン化ビニリデン、ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、N−ビニルフタルイミド、N−ビニルラクタム、N−ビニルピロリドン、スチロール、a−およびp−メチルスチロール、a−ブチルスチロール、4−n−ブチルスチロール、4−n−デシルスチロール、3,4−ジメトキシスチロール、2−ポリスチロールエチルメタクリレート(4000〜13000g/molの分子量Mw)、ポリ(メチルメタクリレート)エチルメタクリレート(2000〜8000g/molのMw)のようなマクロモノマーである。
測定法(全般):
K値(フィッケンチャーによる)(測定方式A1):
K値は、高重合体の平均分子サイズに関する尺度である。測定のために、ポリマーの1%(1g/100mL)トルオール溶液を製造し、VOGEL−OSSAG粘度計の助けを借りてその動粘度を決定した。トルオールの粘度に対して基準化後に、相対粘度が得られ、この相対粘度からフィッケンチャーにしたがってK値を算出することができる(Polymer 1967、8、381〜(非特許文献2))。
本明細書における重量平均分子量MWおよび多分散性PDの数字は、ゲル浸透クロマトグラフィーによる決定に関するものである。透明に濾過した試料(試料濃度4g/L)100μLでその決定を行う。溶離液として0.1体積%のトリフルオロ酢酸を有するテトラヒドロフランを使用する。測定は、25℃で行う。プレカラムとしてカラムタイプPSS−SDV、5μ、103Å、ID8.0mm×50mmを使用する。分離のために、タイプPSS−SDV、5μ、103Åならびに105Åおよび106Åの、各々ID8.0mm×300mmを有するカラムを使用する(会社Polymer Standards Serviceのカラム;示差屈折計Shodex RI71によって検出)。流量は、1分あたり1.0mLである。較正は、PMMA基準に対して行う(ポリメチルメタクリレート較正)。
固体含量は、ポリマー溶液中の蒸発不能成分の割合に関する尺度である。固体含量は、その溶液を秤量し、次に120℃で2時間乾燥庫内で蒸発可能な成分(の割合)を蒸発させ、残渣を再度秤量することによって重量測定的に決定する。
180°接着力試験(測定方式H1):
ポリエステル上に層として塗布したアクリレート感圧接着剤の幅20mmのストリップを、予めアセトンで2回、そしてイソプロパノールで1回洗浄したスチール板上に施した。感圧接着ストリップを2kgの重量に相当する接触圧力で基材上に2回押し付けた。続いて接着テープを直ちに300mm/minの速度で180°の角度で基材から剥がした。全ての測定は室温で実施した。
幅13mmで長さが20mmよりも長い(例えば30mm)接着テープのストリップを、アセトンで3回およびイソプロパノールで1回浄化した平滑なスチール表面上に施した。接着面は、20mm×13mm(長さ×幅)であり、その際、接着テープは検査板の縁からはみ出している(例えば上述の30mmの長さに対応して10mmだけ)。続いて接着テープを2kgの重量に対応する接触圧力でスチール支持体上に4回押し付けた。この試料を垂直に懸架し、それにより接着テープの突出た端部が下側に向くようにした。室温で接着テープの突出た端部に1kgの重りを固定した。測定は普通の雰囲気(23℃、大気湿度55%)で、および加熱庫内で70℃で実施する。
この試験は、温度負荷下での接着テープの剪断強度の迅速検査に役立つ。
そのときどきの試料見本から切り取った接着テープ(長さ約50mm、幅10mm)を、アセトン浄化されたスチール板が接着テープの左右ではみ出て、接着テープが検査板の上縁から2mmはみ出るように、スチール検査板上に貼り付ける。試料の接着面は、高さ×幅=13mm×10mmである。続いて接着箇所の上に2kgのスチールローラを10m/minの速度で6回転がす。接着テープを同一平面上で丈夫な接着ストリップで補強し、このストリップを経路測定センサ用の支持台として用いる。試料は検査板を用いて垂直に懸架する。
測定すべき試料見本の下端に重量100gの負荷をかける。試験温度は40℃であり、試験時間は30分である(15分の負荷および15分の解放)。一定温度での所定の試験時間後の剪断距離を結果としてμm単位で、つまり最大値[「max」;15分の負荷による最大剪断距離];最小値[「min」;解放から15分後の剪断距離(「残留偏位」);解放時に緩和による反転運動が生じる]として表記する。同様に弾性割合をパーセント単位で表記する[「elast」;弾性割合=(max−min)×100/max]。
90°スチール接着力−解放側および被覆側(測定方式V1):
スチール接着力の決定は、23℃±1℃の温度および50%±5%の相対大気湿度の試験環境で行う。見本を幅20mmで切り取り、スチール板上に接着した。スチール板を測定前に浄化し、コンディショニングを行う。このために板をまずアセトンで拭き、溶媒が蒸発できるように次に5分間放置して空気に触れさせる。次に、三層アセンブリのうち検査下地に面していない側を50μmのアルミホイルで被覆し、それによって見本が測定時に伸びることを防ぐ。その後スチール下地上に検査見本をローラで押し付けた。このために2kgのローラでテープの上を10m/minの転がり速度で5往復させた。ローラで押し付けた直後に、見本を90℃の角度で垂直に上方向に引き剥がすことができる特殊な保持具中にスチール板を差し込んだ。接着力の測定は、ツビック(Zwick)引張検査機で行った。被覆した側をスチール板上に適用する場合、三層アセンブリの開放側をまず第一に50μmのアルミニウムフィルムに貼り合わせ、剥離材を外し、スチール板上に接着し、同様にローラで押し付け、そして測定する。
見本の調製は、温度23℃±1℃および相対大気湿度50%±5%の試験雰囲気で行った。試験見本を13mmに切抜き、スチール板上に接着した。接着面は、20mm×13mm(長さ×幅)である。測定前にスチール板を浄化し、コンディショニングを行った。このために、まず第一に板をアセトンで拭き、溶媒が蒸発できるようにその後5分間放置して空気に触れさせる。接着した後、開放側を50μmのアルミホイルで補強し、2kgのローラを2回往復させた。続いて3層アセンブリの突出た端部にベルトループを取付けた。次に、全体を適切な装置に懸架し、10Nの負荷をかけた。この懸架装置は、試料に179°±1°の角度で重量負荷がかかるようにするものである。これにより確実に3層アセンブリを板の下縁から剥がせないようにする。測定された剪断寿命は、見本を懸架してから落下するまでの時間であるが、これは分単位で表記したものであり、3回の測定からの平均値に対応する。被覆側を測定するために、まず第一に開放側を50μmのアルミホイルで補強し、剥離材を外し、説明したように検査板上に接着する。測定は普通の雰囲気(23℃、大気湿度55%)で実施する。
例B1〜B9についての出発ポリマーの製造
以下に出発ポリマーの調製について記載する。被検ポリマーは、従来通り溶液中でのフリーラジカル重合を介して製造する。
ラジカル重合用の慣用の反応器に2−エチル−ヘキシルアクリレート30kg、n−ブチルアクリレート67kg、アクリル酸3kg、0.5kgおよびアセトン/イソプロパノール(96:4)66kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間通した後、反応器を58℃に加熱し、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)50gをそこに加えた。続いて外側の加熱浴を75℃に加温し、反応をこの外部温度で持続的に行った。1時間後に新たに2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)50gを添加し、4時間後にアセトン/イソプロパノール混合物(96:4)20kgで希釈した。
ラジカル重合用の慣用の反応器に2−エチル−ヘキシルアクリレート47.5kg、n−ブチルアクリレート47.5kg、アクリル酸5kg、ジベンゾイルトリチオカルボネート150gおよびアセトン66kgを充填した。撹拌しながら窒素ガスを45分間通した後、反応器を58℃に加熱し、AIBN50gをそこに加えた。続いて外側の加熱浴を75℃に加温し、反応をこの外部温度で持続的に行った。1時間後に新たにAIBN50gを添加した。4時間後にアセトン10kgで希釈した。5および7時間後にその都度ビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート150gの添加を行った。22時間の反応時間後に重合を止め、室温まで冷却した。
例P1と同様に、2−エチルヘキシルアクリレート30kg、n−ブチルアクリレート67kgおよびアクリル酸3kgをアセトン/イソプロパノール(96:4)66kg中で重合した。その都度2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)50gで2回、その都度ビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート150gで2回開始し、アセトン/イソプロパノール混合物(96:4)23kgで希釈した。22時間の反応時間後に重合を止め、室温まで冷却した。
例P1と同様に、2−エチルヘキシルアクリレート68kg、メチルアクリレート25kgおよびアクリル酸7kgをアセトン/イソプロパノール(94:6)66kg中で重合した。その都度2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)50gで2回、その都度ビス−(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート150gで2回開始し、アセトン/イソプロパノール混合物(94:6)20kgで希釈した。22時間の反応時間後に重合を止め、室温まで冷却した。
アクリレートコポリマー(主体ポリマーP1〜P4)から一軸スクリュー押出機(脱揮押出機、Berstorff GmbH、ドイツ)によって、溶剤の大部分を除去する(残留溶剤含量≦0.3重量%;個別の例の場合を参照)。例示的にここで主体ポリマーP1の濃縮のパラメータを示す。スクリューの回転数は150U/min、モータ電流は15Aであり、58.0kg液/hの処理量を実現した。濃縮するために、3個の異なるドームで真空を作った。低圧は各々20mbarから300mbarの間であった。濃縮されたホットメルトの吐出温度は、約115℃である。この濃縮ステップ後の固体含量は99.8%であった。
上で説明した方法1にしたがって製造したアクリレート溶融感圧接着剤を後続のWELDING二軸スクリュー押出機(WELDING Engineers、オーランド、USA;モデル30MM DWD;スクリュー直径30mm、スクリュー1の長さ=1258mm;スクリュー2の長さ=1081mm;3つのゾーン)中に直接搬送した。固体計量供給システムにより樹脂Dertophene(登録商標)T105をゾーン1中に計量供給し、均質に混合した。例MT1についての組成物の場合は固体計量供給システムによって樹脂ではなく、予めLevagard(登録商標)DMPPとペーストになるように混合しておいた熱可塑性微小中空球状体を計量供給した。ここで例示的に主体ポリマーP1と樹脂を配合するためにパラメータを説明している。回転数は451回/min、モータ電流は42Aであり、30.1kg/hの処理量を実現した。ゾーン1および2の温度は各々105℃であり、ゾーン1中の溶融物温度は117℃であり、吐出(ゾーン3)時の組成物の温度は100℃であった。
方法1〜2にしたがって製造したアクリレート溶融感圧接着剤をフィード式押出機(会社TROESTER GmbH & Co KGの一軸スクリュー搬送押出機、ドイツ)中で溶融し、この押出機を用いてポリマー溶融物として二軸スクリュー押出機中に搬送した(会社LEISTRITZ、ドイツ、名称LSM 30/34)。ユニットは、外側から電気的に加熱され、様々な送風機によって空冷され、ポリマーマトリックス中に架橋剤−促進剤系が十分に分布している場合、同時に押出機中の接着剤の短い滞留時間を確保するように設計されている。このために、二軸スクリュー押出機の混合軸は、搬送要素と混合要素が交互になるように配置した。そのときどきの架橋剤および促進剤の添加は、適切な計量供給装置を用いて、場合により複数の場所に(図1:計量供給場所1.1および1.2)、場合により計量供給補助手段を使用して2軸スクリュー押出機の加圧されていない搬送ゾーン中に行う。
主体ポリマーP1〜P4を、すでに記載した重合法にしたがって重合し、方法1にしたがって濃縮し(固体含量99.8%)、続いて方法2にしたがって樹脂Dertophene(登録商標)T105と混合した。次に、この樹脂改変アクリレートホットメルト組成物を方法3にしたがって
− ペンタエリスリットテトラグリシドエーテル、ここでは会社UPPC AGのPolypox(登録商標)R16(エポキシド)
および
− ビス−(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、ここでは会社HUNTSMANのJeffcat(登録商標)ZF−20(アミン促進剤)
から成る架橋剤−促進剤系と連続的に配合した。
以下の例は、各々ポリマーP3、エポキシド架橋剤ペンタエリスリットテトラグリシドエーテル(Polypox(登録商標)R16、会社UPPC、ポリマーに対して0.19重量%)および樹脂Dertophene(登録商標)T105(会社DRT、ポリマーに対して32重量%)を用いて実施したものである。促進剤の量は、活性化塩基性基の数が一定になるように選択した(表2参照)。1分子あたりの官能基の数が異なるので、ポリアクリレートに対する物質量濃度は様々に変動する。
Claims (16)
- 少なくとも1個のエポキシ基を含有する少なくとも1種の物質(架橋剤)と、一般式(I)
R1 2N−CR2R3−CR4R5−(CR6R7)n−X (I)
[式中、基R1は、相互に独立して水素原子、または1〜8個の炭素原子を有する置換もしくは非置換のアルキル基もしくはシクロアルキル基を表すか、あるいは
窒素原子と一緒になって少なくとも4個の炭素原子および最大1個のさらなるヘテロ原子を環原子として含有する5〜7員環を形成し;
基R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、相互に独立して水素原子、もしくは1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を表すか、または5〜7員シクロアルキレン基を形成し;
nは、0〜4の整数を表し;
Xは、−OH、−OR、−SH、−SRおよび−PR2から選択される基を表し、ここで、基Rは、相互に独立して各々直鎖もしくは分岐で非置換もしくは置換されたC1〜C18−アルキル基、C2〜C18−アルケニル基、C2〜C18−アルキニル基;非置換もしくは置換されたアリール基、または脂肪族もしくは芳香族複素環を表す]
で示される少なくとも1種の物質(促進剤)を含む、エポキシ基と架橋反応するのに適した官能基を有するポリアクリレートを熱架橋するための架橋剤−促進剤系。 - Xが、−OH、−ORおよび−PR2から選択される基を表すことを特徴とする、請求項1に記載の架橋剤−促進剤系。
- Xが、−OHおよび−ORから選択される基を表すことを特徴とする、請求項1または2に記載の架橋剤−促進剤系。
- Rが、置換されていてもよいアルキルアミノアルキル基を表すことを特徴とする、請求項3に記載の架橋剤−促進剤系。
- nが0(ゼロ)に等しいことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系。
- 基R1の少なくとも1個が、1〜8個の炭素原子を有する置換または非置換のアルキル基またはシクロアルキル基を表すことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系。
- 両方の基R1が、相互に独立して1〜8個の炭素原子を有する置換または非置換のアルキル基またはシクロアルキル基を表すことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系。
- 両方の基R1が、各々メチル基を表すことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系。
- 促進剤中の全ての置換および非置換のアミノ基およびホスフィノ基の数と架橋剤中のエポキシ基の数との比が、0.2:1〜4:1であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系。
- エポキシ基と架橋反応するのに適した官能基を有する少なくとも1種のポリアクリレートと、
請求項1〜9のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系とを含む、
熱架橋性組成物。 - 架橋剤中のエポキシ基の合計数と、エポキシ基と架橋反応するのに適した、ポリアクリレート中の官能基の数との比が0.01:1〜1:1の範囲内であることを特徴とする、請求項10に記載の熱架橋性組成物。
- 各々架橋されるべき純ポリアクリレートに対して、架橋剤の合計割合が0.1〜5重量%であり、促進剤の合計割合が0.05〜5重量%であることを特徴とする、請求項10または11に記載の熱架橋性組成物。
- 請求項10〜12のいずれか一つに記載の組成物の熱架橋によって入手可能な、架橋したポリアクリレート。
- 請求項1〜9のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系を使用することを含む、エポキシ基と架橋反応するのに適した官能基を有するポリアクリレートを熱架橋する方法。
- 熱架橋したポリアクリレートを製造するための、請求項1〜9のいずれか一つに記載の架橋剤−促進剤系の使用。
- 感圧接着剤としての、請求項13に記載の架橋したポリアクリレートの使用。
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