JP2013146346A - 洗濯乾燥機及び乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】水槽又は筐体内の温度低下を回避した循環乾燥を実現することができ、給水時に水槽又は筐体内の内圧が高圧になることを回避して、給水口からの漏水を防止することができる洗濯乾燥機及び乾燥機を提供する。
【解決手段】水槽内が高圧となった場合、連結ダクト69に設けた減圧孔69bから空気が排出されて、水槽内が減圧される。そのため、水槽に連結した主給水管に設けてある逆止弁が、例えば乾燥工程中の水槽内の圧力によって閉鎖されることを回避することができ、乾燥工程中の給水時において、給水口からの漏水を防止することができる。またヒータによって加熱された乾燥風は送風ファン70によって水槽及び回転ドラム内に供給され、乾燥風路及び水槽内を循環し、効率的な乾燥を実現することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、水槽又は筐体の内部で回転する回転ドラム内に乾燥風を循環させる乾燥風路を備える洗濯乾燥機及び乾燥機に関する。
いわゆるドラム式洗濯乾燥機は、洗濯水を貯留する水槽と、該水槽内に同軸的に設けてあり、洗濯物を収容し、多数の孔を周面に開設した軸回りに回転可能な回転ドラムと、前記水槽に連結しており、乾燥風が通流する乾燥風路とを備える。回転ドラムによって洗濯物は持ち上げ及び落下を繰り返し、回転ドラムの周面に衝突して洗濯物の汚れが除去される。そのため、いわゆる縦置き式の洗濯機に比べて節水することができ、また洗濯物の乾燥を行えることから、近年一般に普及してきている。
乾燥風路には送風ファン及びヒータが設けてあり、洗濯物に加熱した乾燥風を接触させることで効率的な乾燥を実現している。乾燥が急激に進行した場合、洗濯物には多数の皺が発生する。最近では、乾燥時の皺の発生を抑制すべく、乾燥工程において回転ドラム内に少量の水を供給するようにした洗濯乾燥機も提案されている。
乾燥風路の両端部はそれぞれ水槽に連結しており、乾燥風は、密閉された乾燥風路及び水槽内を循環する。そのため、乾燥工程において水槽内の圧力は高圧になり易い。洗濯乾燥機は水源に接続する給水口を備えており、該給水口は、洗剤を投入する洗剤ケースを介して、水槽に連結された給水管に連結している。給水管には逆止弁が介装してある。
水槽の内圧が高圧となった場合、給水管に介装した逆止弁に給水方向と逆向きの圧力が作用して、逆止弁が閉じることがある。この場合、乾燥工程において水を回転ドラム内に供給しようとしても、逆止弁が閉じていることから、水は供給されず、給水口から漏水する。
特許文献1には、吸気口と、一端部を排気口に連結した乾燥風路とを備える洗濯乾燥機が開示されている。この洗濯乾燥機は吸気口から乾燥した外気を取り込んで、水槽及び回転ドラム内に供給し、外気を洗濯物に接触させて乾燥させ、水分を含んだ空気を乾燥風路及び排気口を介して外部に排出する。水槽内への吸気及び水槽からの排気は圧力差によって行われ、また乾燥した外気によって洗濯物を乾燥させている。そのためヒータ及び送風ファンを設けることなく、乾燥を行うことができる。また排気口から排気されるので、水槽内の圧力が高圧になることを回避することができる。
特開2007−244469号公報
しかし特許文献1に記載の洗濯乾燥機は送風ファンを備えておらず、乾燥風の供給が不十分となり、また外気を吸気するため、水槽内の温度が低下しやすく、確実な乾燥を実現することができないおそれがある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、水槽又は筐体内の温度低下を回避した循環乾燥を実現することができ、給水時に水槽又は筐体内の内圧が高圧になることを回避して、給水口からの漏水を防止することができる洗濯乾燥機又は乾燥機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、洗濯水を貯留する水槽と、該水槽の内部で回転する回転ドラムと、前記水槽及び回転ドラム内に供給される乾燥風が通流する乾燥風路と、該乾燥風路に配置した送風ファンとを備える洗濯乾燥機において、前記乾燥風路に前記水槽内を減圧する減圧孔が設けてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、前記乾燥風路に塵埃を除去するフィルタを配置してあり、前記乾燥風路にて、前記減圧孔は前記フィルタよりも下流側に位置することを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、前記乾燥風路は、乾燥風の通流方向に対して交差する方向に突出しており、下流側が低くなるように傾斜した側面を有し、該側面に前記減圧孔が位置することを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、前記乾燥風路に、前記減圧孔を開閉する開閉板が設けてあり、前記開閉板を駆動させる駆動部と、該駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記水槽へ給水する場合に前記減圧孔を開放し、前記水槽への給水が終了した場合に、前記減圧孔を閉鎖するように前記駆動部の駆動を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、前記開閉板は前記乾燥風路に枢支してあり、前記駆動部は前記開閉板を枢動させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、前記乾燥風路にて前記減圧孔よりも上流側にイオン発生器が設けてあることを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥機は、前記乾燥風路に、複数の前記減圧孔と、各減圧孔を開閉する複数の開閉板とが設けてあり、各開閉板を駆動させる複数の駆動部と、各駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記水槽へ給水する場合に、少なくとも一つの前記減圧孔を開放し、前記水槽への給水が終了した場合に、開放した前記減圧孔を閉鎖するように前記駆動部の駆動を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る乾燥機は、筐体の内部で回転する回転ドラムと、前記筐体及び回転ドラム内に供給される乾燥風が通流する乾燥風路と、該乾燥風路に配置した送風ファンとを備える乾燥機において、前記乾燥風路に前記筐体内を減圧する減圧孔が設けてあることを特徴とする。
本発明に係る乾燥機は、前記乾燥風路に塵埃を除去するフィルタを配置してあり、前記乾燥風路にて、前記減圧孔は前記フィルタよりも下流側に位置することを特徴とする。
本発明に係る乾燥機は、前記乾燥風路は、乾燥風の通流方向に対して交差する方向に突出しており、下流側が低くなるように傾斜した側面を有し、該側面に前記減圧孔が位置することを特徴とする。
本発明に係る乾燥機は、前記乾燥風路に、前記減圧孔を開閉する開閉板が設けてあり、前記開閉板を駆動させる駆動部と、該駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記筐体へ給水する場合に前記減圧孔を開放し、前記筐体への給水が終了した場合に、前記減圧孔を閉鎖するように前記駆動部の駆動を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、水槽又は筐体内が高圧となった場合、乾燥風路に設けた減圧孔から空気が排出されて、水槽又は筐体内が減圧され、乾燥中の給水時において、給水口からの漏水が防止される。
本発明においては、塵埃を除去するフィルタよりも下流側に減圧孔が位置するので、減圧孔から空気が排出された場合でも、塵埃の洗濯乾燥機内への排出が防止される。
本発明においては、乾燥風路に、乾燥風の通流方向に対して交差する方向に突出し、下流側が低くなるように傾斜した側面を形成し、該側面に減圧孔を設けることによって、乾燥工程において乾燥風が通流している場合、乾燥風路内における減圧孔付近は負圧となり、減圧孔は吸気する。そのため乾燥風路を通流する塵埃又は水分が洗濯乾燥機内に排出されることを回避することができる。水槽又は筐体内が高圧でない場合、減圧孔から吸気し、水槽又は筐体内が高圧の場合、減圧孔から排気するので、高圧の場合にのみ、減圧孔からの排気を行う。
本発明においては、乾燥風路に減圧孔を開閉する開閉板を設け、水槽又は筐体に給水している間、開閉板を開き、水槽又は筐体内を減圧する。
本発明においては、開閉板を枢動させることによって、減圧孔の開閉を実現する。
本発明においては、減圧孔よりも上流側に、正負イオンを発生させるイオン発生器(例えばPCI(Plasuma Cluster Ion)ユニット)を設けてあり、正負イオンが減圧孔から外部に放出される。減圧孔を開閉する開閉板を給水時に開くことによって、水槽又は筐体内が減圧され、正負イオンを放出する構成を減圧に使用する。
本発明においては、乾燥風路に複数の減圧孔と、各減圧孔を開閉する複数の開閉板を設け、少なくとも一つの減圧孔を給水時に開放し、水槽又は筐体内を減圧する。
本発明に係る洗濯乾燥機又は乾燥機にあっては、水槽又は筐体内が高圧となった場合、乾燥風路に設けた減圧孔から空気が排出されて、水槽又は筐体内が減圧され、乾燥中の給水時において、給水口からの漏水を防止することができる。また乾燥風は送風ファンによって水槽又は筐体並びに回転ドラム内に供給され、乾燥風路、水槽又は筐体内を循環し、効率的な乾燥を実現することができる。
実施の形態1に係る洗濯乾燥機の外観を略示する斜視図である。 洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図である。 洗濯乾燥機の内部構成を略示する正面図である。 洗剤ケース付近の構成を略示する縦断面図である。 導出ダクト及び導入ダクトの形成態様を示す図である。 ドラムモータの支持部近傍の拡大断面図である。 連結ダクト、送風ファン、フィルタ及びヒータを略示する斜視図である。 図7に示したVII−VII線における略示断面図である。 連結ダクトを略示する斜視図である。 図9に示したX−X線における略示断面図である。 実施の形態2に係る洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図である。 排気ダクト付近の構成を略示する縦断面図である。 排気ダクト付近の構成を略示する斜視図である。 送風ファン及びPCIダクト等を略示する斜視図である。 図14に示すXV−XV線における略示縦断面図である。 洗濯乾燥機の制御系の構成を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る洗濯乾燥機を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、実施の形態1に係る洗濯乾燥機の外観を略示する斜視図、図2は、洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図、図3は、洗濯乾燥機の内部構成を略示する正面図、図4は洗剤ケース付近の構成を略示する縦断面図である。
図2に示すように、洗濯乾燥機は、筐体1の内部に水槽2及び回転ドラム3を備えている。水槽2は、一側の端部全面に開口20を有する大径の有底円筒体であり、筐体1の底面に立設された複数本の支持脚21(1本のみ図示)により、開口20の側を上向きとし、水平面に対して軸心を傾けた傾斜姿勢を保って弾性支持されている。支持脚21は中途部にダンパ210を有しており、ダンパ210の下側に重量センサ211が設けてある。該重量センサ211によって回転ドラム3に投入された洗濯物の重量が検出される。なお重量センサ211としては、ひずみゲージ式、圧電式、静電容量式、電磁式及び音叉式の重量センサが挙げられる。
筐体1の前面(図2の左側面)には、水槽2の開口20を臨む位置に、扉10による開閉自在に洗濯物の投入口11が開設してあり、該投入口11と水槽2の開口20との間は、ベローズ12により液密に封止されている。図1に示すように、筐体1の前面には、扉10の近傍に扉開ボタン13が設けてある。扉10は、扉開ボタン13の操作により開放される。
回転ドラム3は、水槽2よりもやや小径の有底円筒体であり、一側の開口30を水槽2の開口20の内側に臨ませ、水槽2の底部中央に固設されたドラムモータ4の出力軸40の端部に連結し、該ドラムモータ4の駆動により、水槽2の内部で同軸上にて回転するようになしてある。回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が全面に亘って貫通形成されており、また周壁内面には、軸長方向に延びるバッフル33が、周方向に等配をなして複数突設されている。なお図2中には、図面の煩雑化を避けるべく、小孔32の一部と一つのバッフル33のみを図示してある。
以上の如く構成された洗濯乾燥機の洗濯運転は、蓋体10を開放し、投入口11の内側に位置する開口20,30を経て回転ドラム3内に洗濯物を投入し、前記蓋体10を閉止した後、後述するように水槽2の内部に洗濯水を給水した後、ドラムモータ4を駆動して回転ドラム3をタンブリングさせて実施される。前述したように回転ドラム3は、多数の小孔32と複数のバッフル33とを備えており、回転ドラム3の内部の洗濯物は、小孔32を経て回転ドラム3内に浸入する洗濯水中に浸され、バッフル33の作用による持ち上げ及び落下を繰り返し、落下時に回転ドラム3の内面に叩きつけられて洗濯される。
図1に示すように、外筐1の前面上部には、各種の操作のための操作部及び各種の表示のための表示部を備える操作パネル15が設けてある。該操作パネル15は、外筐1の下部内側に設けた運転制御部8(図2参照)に接続してある。前述した洗濯運転、及び後述する乾燥運転、更には、これらの間に実施される脱水運転は、操作パネル15の操作に応じた運転制御部8の動作により、一連の処理、又は個々に独立した処理として実行される。
図1に示すように外筐1の後部上面には、水道等の給水源との接続が可能な接続口50が設けてある。この接続口50は、図2及び図4に示すように、外筐1の内側に設けた給水弁51に接続してある。
図4に示すように、給水弁51は、複数の給水出口を有する多連形の電磁弁であり、第1給水出口51aは、洗剤ケース18及び主給水管52を介して水槽2の上部周面に接続されている。主給水管52の洗剤ケース18との接続部分には、逆止弁52aが回動可能に設けてある。逆止弁52aの上縁部分が主給水管52の上側面に枢支してある。主給水管52の下側面には、逆止弁52aの下縁部分を係止する係止部52bが設けてある。係止部52bは上方に突出している。逆止弁52aの下縁部分は係止部52bよりも主給水管52側に位置している。逆止弁52aは洗剤ケース18側に付勢されており、逆止弁52aの下縁部分が係止部52bに係止するようにしてある。給水弁51が第1給水出口51aに切換えられた場合、給水源からの給水は、洗剤ケース18に導入され、逆止弁52aを押圧して開放し、主給水管52を経て水槽2の内部に送り込まれる。
給水弁51の第2給水出口51bは、小径の副給水管53を介して後述する給水ノズル54に接続してある。給水ノズル54は、後述する導入ダクト61の内部に開口している。給水弁51が第2給水出口51bに切換えられた場合、給水源からの給水は、副給水管53を経て給水ノズル54に達し、導入ダクト61の内部に送り込まれる。
給水弁51の第3給水出口51cは、冷却水管55を介して、水槽2の前下部に連結してある。水槽2には、下部周面に前後方向に延びる凹溝22が形成されており、該凹溝22の上部を覆うように冷却板23が架設してある。冷却板23は、後部を下として傾斜しており、上表面に並設された複数の凹部を備えている。給水弁51が第3給水出口51cに切換えられた場合、給水源からの給水は、冷却水管55を通って冷却板23の前上部に送り込まれ、複数の凹部内に順次滞留しながら冷却板23の上表面に沿って後方に流れて、後述のように循環する乾燥風を冷却する冷却水として使用される。
凹溝22の後端部には、排水管24が接続されている。該排水管24は、外筐1内側の前下部に固定支持された筒形のフィルタケース25に接続されている。フィルタケース25の内部には、繊維屑等の異物を捕捉するリントフィルタが収容されている。図3に示すように、フィルタケース25には、通水管123を介して循環ポンプ120に接続してあり、該循環ポンプ120の吐出側は、戻し管121を介して水槽2の前側上部に連通されている。
フィルタケース25は、外筐1の底面に沿って敷設された排水ホース27に排水弁26を介して接続されている。図3に示すように、排水管24の右側部分にエアトラップ28が接続してある。エアトラップ28は空気室(不図示)を有する。該空気室には、上方に延びる導圧管(不図示)が接続されており、該導圧管の上端部には水位センサ29が取付けてある。
排水弁26が閉である場合、水槽2の内部に給水された洗濯水は、排水管24を経てフィルタケース25内部に入り、該フィルタケース25を満たした後、通水管123、排水管24及び水槽2の内部に溜まる。洗濯水は、循環ポンプ120を駆動することにより、該循環ポンプ120に吸い込まれて昇圧され、戻し管121を経て水槽2の上部に送られ、該戻し管121の先端から回転ドラム3の内部に給水される。
エアトラップ28の空気室には、排水管24に洗濯水が充満した後にも空気が取り残される。空気室内の空気圧は、フィルタケース25を底として溜まる洗濯水の水位の上昇に応じて大となる。水位センサ29は、導圧管を介して伝播する空気室内の空気圧を検出する圧力センサである。水位センサ29の検出信号は、運転制御部8に与えられている。
排水弁26は、洗濯運転の後に開放される。この開放により水槽2内の洗濯水は、排水管24及びフィルタケース25を経て排水ホース27に排水される。この排水に際し、洗濯水中に含まれる繊維屑等の異物は、フィルタケース25内のリントフィルタに捕捉、除去され、排水ホース27を経て下水管に排出される虞れがない。
洗濯乾燥機は、水槽2及び回転ドラム3内に供給される乾燥風が通流する乾燥風路を更に備えている。乾燥風路は、水槽2と一体形成された導出ダクト60及び導入ダクト61を有している。
図5は、導出ダクト60及び導入ダクト61の形成態様を示す図である。本図は、水槽2の底面を前方から見た状態を略示しており、図の上下は、図2の上下に対応している。なお、水槽2の外面には、強度確保のための多数のリブが設けてあるが、図5においては、これらのリブの図示を省略してある。
図5に示すように、導出ダクト60は、水槽2の底面最下部を含めて周方向に適宜の長さを有して延び、一側端部で斜め上方に立ち上がるように設けられている。図5には、水槽2の下部周面に前述の如く形成された凹溝22、及び該凹溝22の上部に架設した冷却板23も図示してある。導出ダクト60の下部は、冷却板23の後位置で水槽2内に開口する導出口62に連通している。導出ダクト60の上端部は、水槽2の上部周面に上向きに突設された導出管63に連通している。
導入ダクト61は、水槽2の底面の中心部に設けた円形部と、該円形部の一端に連続し、斜め上方に立ち上がる直線部とを備える。直線部の上端は、水槽2の上部周面に上向きに突設された導入管64に連通している。また円形部の中心位置には、ドラムモータ4の出力軸40が突出しており、この突出部と同軸をなし、水槽2の内部に向けて開口する円形断面の導入口65が開設されている。
図6は、ドラムモータの支持部近傍の拡大断面図である。図中に一部を示すように、ドラムモータ4の出力軸40は、軸受41により回転自在に支持され、水槽2の内側に向けて突出しており、この突出端部は、連結ブラケット42を介して回転ドラム3の底面の中心位置に固定されている。連結ブラケット42と回転ドラム3との間には、薄肉の封止板66が挾持固定されている。封止板66の外周には、導入ダクト61の末端の導入口65の内側に対向する鍔部が周設され、該鍔部には、導入口65に内嵌固定されたオイルシール67が摺接している。
回転ドラム3の底面には、連結ブラケット42の固定部よりも外側の周上に並ぶ複数の導入孔34が開設してあり、これらの導入孔34は、封止板66の対応位置に設けられた連通孔68を介して導入口65に連通している。
図2に示すように、水槽2の上部には、乾燥風を起風する送風ファン70が配してある。該送風ファン70は連結ダクト69の中途部に設けてあり、送風ファン70の吐出側は、連結ダクト69を介して導出管63(図5参照)の端部に連結している。連結ダクト69の導出管63側には塵埃を除去するフィルタ71が介装してある。送風ファン70の吐出側にヒータ72が設けてあり、送風ファン70及びヒータ72はユニット化してある。ヒータ72は導入管64の端部に連結している。
送風ファン70が駆動された場合、吸込側に連結された導出ダクト60から乾燥風が吸い込まれて加圧され、吐出側に連結された導入ダクト61に送り出される。導入ダクト61内に送り出される乾燥風は、水槽2の外周から中央に向けて流れて導入口65に達し、連通孔68及び導入孔34を通って回転ドラム3内に導入される。回転ドラム3内に導入された乾燥風は、周壁に形成された多数の小孔32を通って水槽2内に流出し、前述の如く形成された導出口62を経て導出ダクト60内に導出され、送風ファン70に再度吸い込まれる。
洗濯乾燥機の乾燥運転は、送風ファン70を駆動し、ヒータ72を動作させると共に、ドラムモータ4を駆動し、回転ドラム3を低速度で反復回転させ、更に、給水弁51を第3給水出口51cに切換え、冷却板23上に冷却水を流すことによりなされる。
乾燥風路の内部には、送風ファン70の駆動により、前述した乾燥風の通流が生じる。この乾燥風は、ヒータ72を通過する際に加熱されて回転ドラム3内に導入される。回転ドラム3の内部の洗濯物は、該回転ドラム3の回転による持ち上げ及び落下を繰り返している。回転ドラム3内に導入される乾燥風は、回転ドラム3内の洗濯物に当たり、該洗濯物の水分を奪って水槽2内に流出し、該水槽2の底面下部に開口する導出口62に向けて流れる。
このように流れる乾燥風は、冷却板23上を流れる冷却水と接触して冷却され、含有水分を凝縮除去された乾き空気となって導出口62に達し、導出ダクト60内に送り出される。なお、凝縮除去された水分は、冷却板23上を冷却水と共に流れ、該冷却板23の後端部に達して凹溝22内に流れ落ち、排水管24及びフィルタケース25を通って排水ホース27内に排水される。
一方、乾き空気となった乾燥風は、導出ダクト60内を上昇し、導出管63を経て送風ファン70に吸い込まれて加圧され、ヒータ72により再加熱されて高温、低湿の温風となって回転ドラム3の内部に導入される。回転ドラム3内の洗濯物は、以上のように冷却及び加熱を伴って循環する乾燥風と接触を繰り返すことで乾燥せしめられる。
図7は、連結ダクト69、送風ファン70、フィルタ71及びヒータ72を略示する斜視図、図8は、図7に示したVIII−VIII線における略示断面図、図9は、連結ダクト69を略示する斜視図、図10は、図9に示したX−X線における略示断面図である。
図7〜図10に示すように、連結ダクト69は、フィルタ71及び送風ファン70の間において、乾燥風の通流方向(図8における前後方向)に交差する方向(図8における上方向)に突出し、下流側に向けて低くなるように傾斜した傾斜上側面69aを有する。傾斜上側面69aは、フィルタ71に向けてテーパ状に高さを増し、上方への突出幅が大きくなり、傾斜上側面69aの下側には、連結ダクト69の他の箇所よりも大きな空間が設けられる。傾斜上側面69aの中央部分に、水槽2内を減圧する減圧孔69bが開設してある。
フィルタ71を通過した乾燥風は、連結ダクト69を通流し、送風ファン70に吸引され、導入管64へ向けて送出される。傾斜上側面69aの下側には、連結ダクト69の他の箇所よりも大きな空間が形成してあるので、乾燥風の通流によって負圧が発生し、減圧孔69bから外気が吸引される。
水槽2内の圧力が所定圧力(例えば逆止弁52aを閉じる圧力)よりも高くなった場合、減圧孔69bから空気が排出され、水槽2内が減圧される。例えば乾燥工程において、洗濯物に多数の皺が発生することを回避するために第1給水出口51aから給水した場合、水は逆止弁52aを押圧して主給水管52を開放し、水槽2に供給される。減圧孔69bによって、水槽2内の圧力が所定圧力以下になるように制御される。そのため逆止弁52aが水槽2の圧力によって閉じ、主給水管52が閉鎖されることを回避することができ、給水口50からの漏水を防止することができる。
実施の形態1に係る洗濯乾燥機にあっては、水槽2内が高圧となった場合、連結ダクト69に設けた減圧孔69bから空気が排出されて、水槽2内が減圧される。そのため、水槽2に連結した主給水管52に設けてある逆止弁52aが、例えば乾燥工程中の水槽内の圧力によって閉鎖されることを回避することができ、乾燥工程中の給水時において、給水口50からの漏水を防止することができる。またヒータ72によって加熱された乾燥風は送風ファン70によって水槽2及び回転ドラム3内に供給され、乾燥風路及び水槽2内を循環し、効率的な乾燥を実現することができる。また塵埃を除去するフィルタ71よりも下流側に減圧孔69bが位置するので、減圧孔69bから空気が排出された場合でも、塵埃の洗濯乾燥機内への排出を防止することができる。また逆止弁52aが閉鎖されない場合であっても、水槽2内が高圧になることによって水槽2への給水が妨げられることを防止することができる。
連結ダクト69に、乾燥風の通流方向に対して交差する方向に突出し、下流側が低くなるように傾斜した傾斜上側面69aを形成し、該傾斜上側面69aに減圧孔69bを設けることによって、乾燥工程において連結ダクト69に乾燥風が通流している場合、傾斜上側面69aの下側は負圧となり、減圧孔69bから外気が吸引される。そのため連結ダクト69を通流する塵埃又は水分が洗濯乾燥機内に排出されることを回避することができる。すなわち、水槽2内が低圧である場合は減圧孔69bから吸気するが、水槽2内が高圧の場合は減圧孔69bから排気するので、高圧の場合にのみ、減圧孔69bから排気され、減圧孔69bからの排気を必要最小限に止めることができる。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る洗濯乾燥機を示す図面に基づいて詳述する。
図11は、洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図、図12は、排気ダクト付近の構成を略示する縦断面図、図13は、排気ダクト付近の構成を略示する斜視図である。なお図12及び図13において、前後左右方向を矢印と共に示す。
図11に示すように、連結ダクト69に乾燥風を排気する排気ダクト73が連通している。なお連結ダクト69における排気ダクト73との連通部分又は排気ダクト73が減圧孔69bに相当する。図12に示すように、排気ダクト73は、連結ダクト69の上側周面におけるフィルタ71と送風ファン70との間に連通している。排気ダクト73は、連結ダクト69の上側周面から上方に突出した突出部73bと、該突出部73bに連なるL状部73cとを有する(図12及び図13参照)。L状部73cは、その一端部を左側に向け、他端部を後側に向けて配設されている。L状部73cの一端部は突出部73bの先端部分に連結しており、他端部の先端部分は横方向(左右方向)に拡幅している。
該他端部の先端部分に排気口73aが形成してある。L状部73cの内側には、L状部73cの角部分から排気口73aに亘って延出した三つの風向調整リブ73d、73d、73dが左右に並設してある。各風向調整リブ73d、73d、73dは、L状部73cに沿ってL状に湾曲している。左右の各風向調整リブ73d、73dはL状部73cの左右側面に沿っており、その後端部は中央の風向調整リブ73dから離反するように湾曲している。
三つの風向調整リブ73d、73d、73d及びL状部73cの左右側面によって四つの風路が形成されており、最も右側に位置する風路は右斜め後方に向けて排気し、右から二番目に位置する風路は、真後ろよりやや右斜め後方に向けて排気する。最も左側に位置する風路は左斜め後方に向けて排気し、左から二番目に位置する風路は、真後ろよりやや左斜め後方に向けて排気する。四つの風路によって、排気は横方向(左右方向)に分散する。
図12に示すように、突出部73bの先端部分内側において、突出部73bの側面に、排気ダクト73を開放又は封鎖する排気板(開閉板)75が前後方向に長い枢軸(不図示)によって枢支してある。図12に示すように、枢軸にはモータ(駆動部)75aの出力軸が連結しており、モータ75aの回転によって排気板75は上下に枢動する。排気板75の枢動によって、排気ダクト73は開放又は閉鎖される。
前記連結ダクト69の下側面において、排気ダクト73との連通箇所及び送風ファン70の間に吸気口69cが開設してあり、排気ダクト73との連通箇所に、乾燥風を排気ダクト73へ誘導する誘導板(開閉板)74が左右方向に長い枢軸(不図示)によって枢支してある。誘導板74はその一縁部を前記枢軸に連結して吸気口69c側に延出している。排気ダクト73との連通箇所に対向する連結ダクト69の下側面にモータ(駆動部)74aが設けてある。前記枢軸にはモータ74aの出力軸が連結しており、モータ74aの回転によって誘導板74は上下に枢動する。誘導板74の枢動によって、吸気口69cは開放又は閉鎖される。
図13に示すように、連結ダクト69における送風ファン70の吐出側に、上方に開口したPCI開口(減圧孔)69dを備える。連結ダクト69において、PCI開口69dの上流側には、PCIユニット(イオン発生器)78が設けてある。該PCIユニット78は図示しない電極を有し、該電極は連結ダクト69内に突出している。PCIユニット78は電極を印加し、PCI(正負イオン)を連結ダクト69内に発生させる。
図14は、送風ファン70及びPCIダクト等を略示する斜視図、図15は、図14に示すXV−XV線における略示縦断面図である。
図14及び図15に示すように、PCI開口69dには、PCIダクト79が接続している。PCIダクト79は、PCI開口69dに接続してあり、上方に突出した突出部79aと、該突出部79aの上端部に連なるL状部79bとを有する。L状部79bは、その一端部を右側に向け、他端部を前側に向けて、一端部を突出部79aに接続している。PCIダクト79における他端部の先端部分は横向き(左右方向)に拡幅しており、開口している。
図15に示すように、PCI開口69dには、PCI開口69dを開閉する開閉板77が設けてある。開閉板77は、その後縁部分に左右方向を軸方向とした枢軸77aを備えており、該枢軸77aはモータ77bの回転軸に連結している。PCI開口69dの前縁部分には、枢軸77a側に突出しており、開閉板77の前縁部分が係止する係止板69eが設けてある。
枢軸のモータ77bの駆動によって、開閉板77は上下に回動する。図15の矢印にて示すように、開閉板77が下側に回動した場合、開閉板77の前縁部分は連結ダクト69の下面に接近する。開閉板77はPCI開口69dを開放し、風をPCIダクト79へ誘導する。図15の矢印にて示すように、開閉板77が上側に回動した場合、開閉板77の前縁部分は係止板69eに当接し、開閉板77はPCI開口69dを閉鎖する。なお開閉板77の寸法はPCI開口69dに対応している。
図16は、洗濯乾燥機の制御系の構成を示すブロック図である。洗濯乾燥機の運転制御部8は、CPU(Central Processing Unit)8a、ROM(Read Only Memory)8b、RAM(Random Access Memory )8c、入出力インターフェイス8d、書換可能な不揮発性メモリ8e及びタイマ8fを共有バスで接続してなるコンピュータである。CPU8aは、ROM8bに記憶した制御プログラムをRAM8cに読出して実行する。不揮発性メモリ8eは、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory) 又はEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などからなる。
入出力インターフェイス8dには、前述した操作パネル15が接続してある。操作パネル15には、電源スイッチ、運転開始を指示するスタートスイッチ、運転内容を選択するためのスイッチ等、使用者により操作される各種のスイッチが設けられている。
また入出力インターフェイス8dには、前述した水位センサ29及び重量センサ211が接続してある。水位センサ29の検出信号は、入出力インターフェイス8dを介してCPU8aに与えられ、CPU8aは、水位センサ29の検出信号に基づいて水槽2の内部の貯留水の水位を認識する。重量センサ211の検出信号は、入出力インターフェイス8dを介してCPU8aに与えられ、CPU8aは、重量センサ211の検出信号に基づいて水槽2に投入された洗濯物の重量を認識する。
更に入出力インターフェイス8dは、ドラムモータ4、給水弁51、排水弁26、送風ファン70、ヒータ72及び各モータ74a、75a、77a、より詳しくは、これらの駆動回路に接続してある。CPU8aは、操作パネル15の操作内容に従ってROM8bに格納された制御プログラムを実行し、ドラムモータ4、給水弁51、排水弁26、送風ファン70、ヒータ72及び各モータ74a、75a、77aに動作指令を与え、前述した洗濯運転及び乾燥運転、更には脱水運転を実行する。
CPU8aは、乾燥運転中に水槽2に給水する場合、少なくとも1つのモータ74a、75a、77aに動作指令を与え、排気ダクト73、吸気口69c又はPCI開口69dを開放する。例えば排気ダクト73及びPCI開口69dを開放するか、又は排気ダクト73、吸気口69c又はPCI開口69dの内、いずれか一つを開放する。そして給水弁51に動作指令を発し、給水弁51を第1給水出口51aに切換える。これにより、給水源からの給水は、洗剤ケース18に導入され、逆止弁52aを押圧して開放し、主給水管52を経て水槽2の内部に送り込まれる。水槽2への給水が終了した場合、開放した排気ダクト73、吸気口69c又はPCI開口69dを閉鎖し、乾燥風を循環させる。
実施の形態2に係る洗濯乾燥機にあっては、連結ダクト69に排気ダクト73、吸気口69c及びPCI開口69dを開閉する排気板75、誘導板74及び開閉板77を設け、水槽2に給水している間、排気板75、誘導板74又は開閉板77を開き、水槽2内を減圧することができる。また排気板75、誘導板74又は開閉板77を枢動させることによって、排気ダクト73、吸気口69c又はPCI開口69dの開閉を実現することができる。またPCI開口69dよりも上流側に、PCIユニット78を設けてあり、PCIがPCI開口69dから外部に放出される。開閉板77を給水時に開くことによって、水槽2内が減圧され、PCIを放出するための構成を減圧に使用することができる。
なおPCIユニット78に代えて、イオンミストなど他の帯電粒子を発生する装置を設けてもよい。誘導板74、排気板75及び開閉板77は枢動して、吸気口69c、排気ダクト73及びPCI開口69dを開閉しているが、枢動による開閉に限定されない。例えば誘導板74、排気板75及び開閉板77がスライドして、吸気口69c、排気ダクト73及びPCI開口69dを開閉する構成であってもよい。
また上述した乾燥風路に係る構成は洗濯乾燥機にのみ適用されるものではなく、乾燥機に適用することもできる。この場合、被乾燥物を収容する回転ドラムを筐体内に回転可能に設け、筐体に接続した給水管から回転ドラム内に適宜給水し、給水中は乾燥風路の減圧孔が開放されるように構成すればよい。
以上説明した実施の形態は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲に記載された事項及び特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
1 筐体
2 水槽
3 回転ドラム
8 運転制御部(制御部)
69 連結ダクト(乾燥風路)
69b 減圧孔
69c 吸気口(減圧孔)
69d PCI開口(減圧孔)
70 送風ファン
71 フィルタ
73 排気ダクト(減圧孔)
74 誘導板(開閉板)
75 排気板(開閉板)
77 開閉板
78 PCIユニット(イオン発生器)
74a、75a、77a モータ(駆動部)

Claims (11)

  1. 洗濯水を貯留する水槽と、該水槽の内部で回転する回転ドラムと、前記水槽及び回転ドラム内に供給される乾燥風が通流する乾燥風路と、該乾燥風路に配置した送風ファンとを備える洗濯乾燥機において、
    前記乾燥風路に前記水槽内を減圧する減圧孔が設けてあること
    を特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記乾燥風路に塵埃を除去するフィルタを配置してあり、
    前記乾燥風路にて、前記減圧孔は前記フィルタよりも下流側に位置すること
    を特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記乾燥風路は、乾燥風の通流方向に対して交差する方向に突出しており、下流側が低くなるように傾斜した側面を有し、
    該側面に前記減圧孔が位置すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記乾燥風路に、前記減圧孔を開閉する開閉板が設けてあり、
    前記開閉板を駆動させる駆動部と、
    該駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記水槽へ給水する場合に前記減圧孔を開放し、前記水槽への給水が終了した場合に、前記減圧孔を閉鎖するように前記駆動部の駆動を制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記開閉板は前記乾燥風路に枢支してあり、
    前記駆動部は前記開閉板を枢動させるようにしてあること
    を特徴とする請求項4に記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記乾燥風路にて前記減圧孔よりも上流側にイオン発生器が設けてあること
    を特徴とする請求項4又は5に記載の洗濯乾燥機。
  7. 前記乾燥風路に、複数の前記減圧孔と、各減圧孔を開閉する複数の開閉板とが設けてあり、
    各開閉板を駆動させる複数の駆動部と、
    各駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記水槽へ給水する場合に、少なくとも一つの前記減圧孔を開放し、前記水槽への給水が終了した場合に、開放した前記減圧孔を閉鎖するように前記駆動部の駆動を制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯乾燥機。
  8. 筐体の内部で回転する回転ドラムと、前記筐体及び回転ドラム内に供給される乾燥風が通流する乾燥風路と、該乾燥風路に配置した送風ファンとを備える乾燥機において、
    前記乾燥風路に前記筐体内を減圧する減圧孔が設けてあること
    を特徴とする乾燥機。
  9. 前記乾燥風路に塵埃を除去するフィルタを配置してあり、
    前記乾燥風路にて、前記減圧孔は前記フィルタよりも下流側に位置すること
    を特徴とする請求項8に記載の乾燥機。
  10. 前記乾燥風路は、乾燥風の通流方向に対して交差する方向に突出しており、下流側が低くなるように傾斜した側面を有し、
    該側面に前記減圧孔が位置すること
    を特徴とする請求項8又は9に記載の乾燥機。
  11. 前記乾燥風路に、前記減圧孔を開閉する開閉板が設けてあり、
    前記開閉板を駆動させる駆動部と、
    該駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記筐体へ給水する場合に前記減圧孔を開放し、前記筐体への給水が終了した場合に、前記減圧孔を閉鎖するように前記駆動部の駆動を制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項8又は9に記載の乾燥機。
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