JP2013146136A - 電動機 - Google Patents

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孝博 中山
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Abstract

【課題】線間誘起電圧の位相の検出精度を向上させて、回転角度を検出するためのセンサを備えることなく、適切に制御し得る電動機を提供する。
【解決手段】多相のコイルがティースに巻装されるステータを備え、コイルへの通電によりロータを回転駆動する電動機と、コイルに通電する電流を制御するインバータと、インバータに備えられ、任意の2相のコイルを短絡したとき、各相のコイル間に流れる線間電流のゼロクロスタイミングと、該線間電流の変化量のゼロクロスタイミングとを検出してロータの回転位置を検出する制御部とを備えた電動機において、各コイルのインダクタンスを揃えた。
【選択図】図6

Description

この発明は、インバータのスイッチング素子を操作することで回転制御を行う電動機に関するものである。
従来、ブラシレスの3相モータの回転角度制御を、インバータにより回転角度センサを必要とすることなく制御可能とした制御装置が提案されている。このような制御装置では、3相モータの全相が短絡されたとき、任意の2相間に流れる線間電流がゼロとなるタイミングと、その線間電流の変化がゼロとなるタイミングとを一致させる制御を行うことが提案されている。
すなわち、全相が短絡されているとき、線間電流がゼロとなるタイミングにおいて、各相の線間誘起電圧は線間電流の変化量によって定まるため、上記のような制御により各相の線間誘起電圧のゼロクロスタイミングと線間電流のゼロクロスタイミングとを一致させることが可能となる。
従って、3相モータの回転角度を検出するためのセンサを備えることなく、3相モータを適切に制御可能となる。
上記のような3相モータでは、線間電流がゼロとなるゼロクロスタイミングで、当該線間の誘起電圧を線間電流の変化量によって表現することができる。このため、線間電流がゼロとなるゼロクロスタイミングと線間電流の変化量のゼロクロスタイミングとには、線間電流と線間の誘起電圧との関係情報が含まれる。この関係情報を用いて電圧の指令値を設定することで、多相回転機の回転を制御可能である。
特に、線間電流と各相の電流との間には位相差が生じるため、特許文献1に開示されるように、線間電流を用いて電圧の指令値を設定することで高変調率時であっても、線間電流ゼロクロス検出手段や電流変化ゼロクロス検出手段による検出可能期間を確保しやすくなる。従って、変調率に関わらずその制御性を高く維持することができる。
特許第4396762号公報
特許文献1に開示される制御装置を備えた3相モータでは、短絡された任意の2相のインダクタンスに差があると、線間電流の変化量のゼロクロスタイミングと線間誘起電圧のゼロクロスタイミングとの間にずれが生じ、誘起電圧位相の検出精度が低下する。
この発明の目的は、線間誘起電圧の位相の検出精度を向上させて、回転角度を検出するためのセンサを備えることなく、適切に制御し得る電動機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、多相のコイルがティースに巻装されるステータを備え、前記コイルへの通電によりロータを回転駆動する電動機と、前記コイルに通電する電流を制御するインバータと、前記インバータに備えられ、各相の前記コイル間に流れる線間電流のゼロクロスタイミングと、該線間電流の変化量のゼロクロスタイミングとを検出して前記ロータの回転位置を検出する制御部とを備えた電動機において、前記各コイルのインダクタンスを揃えたことを特徴とする。
この発明では、各コイルのインダクタンスのばらつきが抑制されるので、ロータの回転位置の検出精度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記コイルの通電に基づいて前記ステータに発生する磁束密度を、該磁束密度の変化特性線上で変曲点以下として前記各コイルのインダクタンスを揃えたことを特徴とする。
この発明では、ステータに発生する磁束密度が変曲点以下となる範囲で磁束を発生させるので、各コイルのインダクタンスのばらつきを抑制して、ロータの回転位置の検出精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記ステータを、電磁鋼板を積層して形成したことを特徴とする。
この発明では、電磁鋼板で形成したステータで各コイルのインダクタンスのばらつきを抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、前記コイルの通電に基づいて前記ステータに発生する磁束密度を、1.3T以下としたことを特徴とする。
この発明では、ステータに発生する磁束密度を、1.3T以下とすることにより、ステータに発生する磁束密度を変曲点以下とすることができる。
請求項5に記載の発明は、前記コイルを前記ティースに集中巻で巻装したことを特徴とする。
この発明では、集中巻で巻装したコイルのインダクタンスを揃えることができる。
本発明によれば、線間誘起電圧の位相の検出精度を向上させて、回転角度を検出するためのセンサを備えることなく、適切に制御し得る電動機を提供することができる。
電動機とインバータを示す回路図である。 インバータの制御部を示すブロック図である。 2相短絡時のインバータと電動機を示す等価回路図である。 2相短絡時の電動機を示す等価回路図である。 3相電動機の誘起電圧及び線間電流を示す波形図である。 磁界の強さと磁束密度との関係を示す説明図である。 電動機の内部構成を示す概要図である。
以下、この発明を具体化した電動機の一実施形態を図面に従って説明する。図1及び図2に示す3相電動機の制御装置は、特許文献1に開示されたものと同様であり、電動機1の3つの相(U相、V相、W相)にはインバータ2が接続されている。
前記インバータ2は3相インバータであり、3つの相のそれぞれとバッテリ3の正極側又は負極側とを導通させるべく、MOSトランジスタで構成されるスイッチング素子SW1〜SW6が接続されている。各スイッチング素子SW1〜SW6にはフライホィールダイオードD1〜D6が並列に接続されている。
前記バッテリ3の両電極間には、バッテリ3の出力電圧を平滑する平滑コンデンサ4と、バッテリ3の出力電圧を検出する電圧計5が接続されされている。
前記各スイッチング素子SW2,SW4,SW6と前記バッテリ3の負極との間には、シャント抵抗Ru,Rv,Rwがそれぞれ接続されている。そして、各スイッチング素子SW2,SW4,SW6及びフライホィールダイオードD2,D4,D6に流れる電流を電圧信号に変換して、制御部6に出力可能となっている。
制御部6は、前記シャント抵抗Ru,Rv,Rwに流れる電流に基づいて各ゲート回路13を介して前記各スイッチング素子SW1〜SW6の動作を制御する。
前記制御部6において、前記スイッチング素子SW1〜SW6の動作を制御するための構成を図2に従って説明する。
振幅設定部7は、電動機1に対する速度の指令値ωdに基づいて、各相の指令電圧Vuc1,Vvc1,Vwc1の振幅Vmを設定する。
指令電圧設定部8は、振幅設定部7によって設定された振幅Vm、速度指令値ωd及び位相設定部9によって設定される位相設定信号φに基づき、指令電圧Vuc1,Vvc1,Vwc1を設定する。
デューティ信号設定部10では、指令電圧Vuc1,Vvc1,Vwc1をバッテリ3の電圧VBの「1/2」で除算することで、バッテリ3の電圧VBの「1/2」で規格化されたデューティ信号Du1,Dv1,Dw1を生成する。
2相変調部11では、デューティ信号Du1,Dv1,Dw1の各相間の差を保ちつつ、これらのうちの最小となるものをバッテリ3の負極電位と一致させる2相変調を行う。すなわち、デューティ信号Du1,Dv1,Dw1のオフセット補正量を算出する。オフセット補正量は、デューティ信号Du1,Dv1,Dw1の最小値とバッテリ3の負極側端子電圧との差である。そして、デューティ信号Du1,Dv1,Dw1にオフセット量を加算することで、デューティ信号Du,Dv,Dwを算出する。
次いで、デューティ信号Du1,Dv1,Dw1のうち、その絶対値が1よりも大きいものがあるか否かを判断する。この処理は、デューティ信号Du,Dv,Dwにガード処理が必要か否かを判断するものである。そして、絶対値が「1」を超えたものについて、その絶対値を「1」に制限するガード処理を行う。
こうして算出されるデューティ信号Du,Dv,Dwが、最終的な指令電圧Vuc1,Vvc1,Vwc1を、バッテリ電圧VBの「1/2」で規格化した信号である。
PWM信号生成部12では、デューティ信号Du,Dv,Dwとキャリア信号との大小関係に基づき、スイッチング素子SW1〜SW6の操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnを生成する。
この実施形態では、前記指令電圧Vuc1,Vvc1,Vwc1及びデューティ信号Du,Dv,Dwの算出がキャリア信号の周期に同期して行われる。キャリア信号は電圧の上昇速度及び下降速度が等しい三角波信号であり、その三角波信号の電圧値が下限値となる度に前記デューティ信号Du,Dv,Dwが算出される。
従って、デューティ信号Du,Dv,Dwはキャリア信号が下限値から次の下限値となるまでの1周期に亘って変化しない。このため、デューティ信号Du,Dv,Dwとキャリア信号の大小関係は、キャリアが上限値となるタイミングに対して線対称となる。従って、操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnは、キャリア信号が上限値となるタイミングに対して線対称となる。
前記スイッチング素子SW1〜SW6の操作態様は、8個の電圧ベクトルV0〜V7によって表される。電圧ベクトルV0は、下側アームのスイッチング素子SW2,SW4,SW6の全てがオン状態となる。
また、奇数の電圧ベクトルV1,V3,V5は、上段のスイッチング素子SW1,SW3,SW5のうち1相のみがオン状態となり、他の2相は下段のスイッチング素子がオン状態となる。
また、偶数の電圧ベクトルV2,V4,V6は、下段のスイッチング素子SW2,SW4,SW6のうち1相のみがオン状態となり、他の2相は上段のスイッチング素子がオン状態となる。
そして、電圧ベクトルV7は上側アームのスイッチング素子SW1,SW3,SW5の全てがオン状態となる。
位相設定部9は、電動機1に供給する電流を最小としながら、出力トルクを最大とする最大トルク制御を行うように前記指令電圧設定部8に出力する位相設定信号φを制御する。この制御は、電動機1の磁石に対して90度進んだ位相で電流を供給することで実現される。
このとき、各相の誘起電圧の位相と相電流の位相とが一致する。また、UV相間、VW相間及びWU相間の各線間の誘起電圧の位相と線間電流の位相も一致する。
従って、最大トルク制御を行うためには、線間誘起電圧の位相に対して線間電流の位相が遅れた場合には線間電流の位相を進め、線間誘起電圧の位相に対して線間電流の位相が進んだ場合には線間電流の位相を遅らせればよいこととなる。
このような制御を行うために、本実施形態では電圧ベクトルV0において線間電流がゼロとなるゼロクロスタイミングと、線間電流の変化量がゼロとなるゼロクロスタイミングとを一致させるようにしている。
具体的には、図2に示すように、本実施形態の制御部6では前記シャント抵抗Ru,Rv,Rwによる電圧降下量ru,rv,rwに基づき、線間電流の極性を検出する極性検出部14と、線間電流の変化量の極性を検出する変化極性検出部15とを備えている。
そして、極性検出部14によって検出される極性のタイミングとしての線間電流のゼロクロスタイミングと、変化極性検出部15によって検出される極性の反転タイミングとしての線間電流の変化量のゼロクロスタイミングとに基づき、位相設定部9により指令電圧Vuc1,Vvc1,Vwc1の位相が設定される。このような動作は例えば所定周期で繰り返される。
このような動作により最大トルク制御が行われる。特に、本実施形態では、2相変調処理を施すとともに、線間電流のゼロクロスタイミングを用いることで、ゼロクロスタイミング近傍における電圧ベクトルV0の期間を伸張させることができる。
図7は、前記電動機1の一例を示すものであり、3相12極のブラシレスモータであり、ほぼ円環状のステータ16の内側にロータ17が配置されて構成されている。前記ステータ16は透磁率に優れた電磁鋼板を積層して形成され、径方向内側に延びる12個のティース18が形成されている。
前記各ティース18には前記ロータ17を回転させる磁界を発生させるためのコイル19がそれぞれインシュレータ(図示しない)を介して巻装され、そのコイル19はU相、V相、W相の3相が所定のティース18に巻装されている。また、各コイル19は各ティース18に対し集中巻にて巻装されている。
前記ステータ16は、図6に示すように、磁界の強さ(Hm)の変化に対し磁束密度(Bm)の変化特性線Xの傾きが変曲点Pを境目として大きく変化する。一般に、ステータ16に発生する磁束は、コイル19に通電される電流により磁気飽和が発生すると、コイル19のインダクタンスとコイル19に通電される電流の積にほぼ比例する値となる。
電磁鋼板で形成されるステータ16では磁束密度が1.3(T)となる変曲点Pに達するまでコイル19への通電にともなって磁束密度が増大して変化特性線Xが急激に上昇する。そして、変曲点Pに達した後は、電流の増大にともなって磁束密度が緩やかに増大する。
このため、この電動機1ではコイル19の巻数を少なくし、あるいはティース18を太くする等の調整により、ステータ16の磁束密度が変化特性線X上のゼロから変曲点Pに達するまでの範囲Aで動作するように設定されている。
次に、上記のように構成された電動機1とその制御部6の作用を説明する。
バッテリ3からインバータ2にバッテリ電圧VBが供給されると、制御部6はスイッチング素子SW1〜SW6に操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnを供給する。すると、図5に示すように、電動機1ではU相、V相、W相の各コイル19に順次電流が供給され、それぞれ位相の異なる誘起電圧Vu,Vv,Vwが生成される。
また、U相、V相、W相の各相間には線間誘起電圧がそれぞれ生成され、例えばU相とV相間には線間誘起電圧UVが生成されて、電動機1が回転される。
このとき、インバータ2の極性検出部14、変化極性検出部15により各相間の線間電流と線間電流の変化量が検出され、これらの検出信号に基づいて位相設定部9から位相設定信号φが出力される。
この位相設定信号φにより、デューティ信号Du,Dv,Dwが調整され、電動機1に流れる電流を最小としながら、出力トルクを最大とする最大トルク制御が行われる。
また、電圧ベクトルV0において、線間電流がゼロなるゼロクロスタイミングと、線間電流の変化量がゼロとなるゼロクロスタイミングとを一致させるように動作し、線間電流の変化量がゼロとなるゼロクロスタイミングに基づいて線間誘起電圧のゼロクロスタイミングが検出される。
例えば図5に示すように、U相とV相間の線間電流Ivuにおいて、ゼロクロスタイミングt1において、スイッチング素子のPWM制御にともなって発生する線間電流IvuのリップルLに起因する電流変化量の傾きがゼロとなるように調整される。
この結果、各相の誘起電圧の位相を検出可能となり、ロータ17の回転位置を検出するセンサを設けることなく、ロータ17の回転位置を検出可能となる。
また、2相変調処理を施すとともに、線間電流のゼロクロスタイミングを用いることで、ゼロクロスタイミング近傍における電圧ベクトルV0の期間を伸張させることができる。このため、線間電流の変化を高精度に算出することが可能となっている。
また、この実施形態では、電圧ベクトルV0の長さを確保しつつ電気角の1回転周期内でゼロクロスタイミングを6回検出可能となっている。
上記のような電圧ベクトルV0において、インバータ2の動作により3相のコイル19のうち、任意の2相例えばU相とV相が図3に示すように短絡されると、その等価回路は図4に示す状態となる。
このとき、U相とV相の誘起電圧をそれぞれeu,evとし、各コイル19のインダクタンスをLとすると、次式が成り立つ。
誘起電圧eu,evとインダクタンスLが等しければ、
となり、線間電流の傾きはゼロとなる。
一方、インダクタンスLに差異がある場合には、線間電流の変化量がゼロとなるロータ17の角度位置と、誘起電圧が等しくなるロータ17の角度位置との間に角度差が生じるため、ロータ17の位置検出精度が低下する。
しかし、この実施形態では各コイル19で生成される磁束密度が変化特性線X上で変曲点P以下となるように設定されているので、インダクタンスLに差異はほとんど生じない。従って、ロータ17の位置検出精度を向上させることが可能である。
上記のように構成された電動機1及びインバータ2では、次に示す効果を得ることができる。
(1)電動機1のロータ17の回転位置を、専用のセンサを設けることなく精度よく検出することができる。
(2)電動機1のステータ16の各ティース18において、コイルへ19への通電に基づいて生成される磁束密度を、変化特性線X上で変曲点P以下に揃えることにより、各コイル19のインダクタンスを揃えることができる。
(3)各コイル19のインダクタンスを揃えることにより、線間電流の変化量がゼロとなるロータ17の角度位置と、誘起電圧が等しくなるロータ17の角度位置とを一致させて、ロータ17の回転位置を精度よく検出することができる。
(4)各コイル19のインダクタンスを揃えることにより、電動機1の出力特性を安定化させることができる。
(5)電磁鋼板で形成したステータ16の各ティース18で、磁束密度が1.3T以下となるように、コイル19の巻数若しくはティース18の太さを調整することにより、各ティース18に巻装されるコイル19のインダクタンスを揃えることができる。
(6)ステータ16にコイル19を集中巻きで巻装した電動機1で、コイル19のインダクタンスを揃えてロータ17の回転位置を精度よく検出し、かつ電動機1の出力特性を安定化させることができる。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・電動機1は、3相以上の多相電動機としてもよい。
1…電動機、2…インバータ、6…制御部、16…ステータ、17…ロータ、18…ティース、19…コイル、P…変曲点。

Claims (5)

  1. 多相のコイルがティースに巻装されるステータを備え、前記コイルへの通電によりロータを回転駆動する電動機と、
    前記コイルに通電する電流を制御するインバータと、
    前記インバータに備えられ、各相の前記コイル間に流れる線間電流のゼロクロスタイミングと、該線間電流の変化量のゼロクロスタイミングとを検出して前記ロータの回転位置を検出する制御部と
    を備えた電動機において、
    前記各コイルのインダクタンスを揃えたことを特徴とする電動機。
  2. 前記コイルの通電に基づいて前記ステータに発生する磁束密度を、該磁束密度の変化特性線上で変曲点以下として、前記各コイルのインダクタンスを揃えたことを特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 前記ステータを、電磁鋼板を積層して形成したことを特徴とする請求項2記載の電動機。
  4. 前記コイルの通電に基づいて前記ステータに発生する磁束密度を、1.3T以下としたことを特徴とする請求項2又は3記載の電動機。
  5. 前記コイルを前記ティースに集中巻で巻装したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104875897A (zh) * 2015-05-29 2015-09-02 珠海市双捷科技有限公司 大功率新能源无人机动力系统

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