JP2013145739A - 蓄電装置、該蓄電装置の製造方法及び該蓄電装置に用いられるバスバー - Google Patents

蓄電装置、該蓄電装置の製造方法及び該蓄電装置に用いられるバスバー Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、蓄電素子の外部端子に対するバスバーの溶接による熱影響で蓄電素子の品質が低下することを抑制できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る蓄電装置は、外部端子を有する蓄電素子と、外部端子に接続されるバスバーとを備え、該バスバーは、薄肉部を有し、該薄肉部と外部端子とが溶接されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部端子を有する蓄電素子と、該外部端子に接続されるバスバーとを備える蓄電装置及び該蓄電装置の製造方法に関する。また、本発明は、外部端子を有する蓄電素子の該外部端子に接続されるバスバーに関する。
近年、車両(自動車、自動二輪車等)や各種機器(携帯端末、ノート型パソコン等)の動力源として、電池(リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等)やキャパシタ(電気二重層キャパシタ等)といった放充電可能な蓄電素子が採用されている。
そして、大容量の電力を必要とする場合には、複数の蓄電素子と、該複数の蓄電素子同士を電気的に接続するバスバー(特許文献1参照)とを備えた蓄電装置が動力源として採用される。
各蓄電素子は、発電要素と、該発電要素を収容するケースと、該ケースの外側に配置される外部端子とを備える。外部端子は、該外部端子と一体又は別体で構成される軸状の接続体を介して発電要素に電気的に接続される。これに伴い、蓄電素子は、ケースの内面及び外面に沿って配置されたガスケットを備える。この種の蓄電素子において、接続体は、ケース及びガスケットを貫通し、ケース内の発電要素とケース外の外部端子とを電気的に接続する。ガスケットは、ケースに形成された接続体を貫通させる穴を封止する。これにより、ケース内が気密及び液密に保たれている。
バスバーには、種々タイプのものがあり、その一つとして、蓄電素子の外部端子に溶接されるものがある。バスバーは、本体部及び接続部を有し、接続部にて外部端子に接続される。
より具体的には、バスバーは、略均一な厚みの金属製の板材で構成される。そして、バスバーは、少なくとも何れか一方の端部に接続部を有する。すなわち、バスバーは、本体部及び接続部を有し、接続部が本体部の一端に連結されたものや、接続部が本体部の両端に連結されたものがある。尚、接続部が本体部の一端に連結されたバスバーは、蓄電素子の外部端子と外部の電気的な負荷とを接続し、また、接続部が本体部の両端に連結されたバスバーは、二つの蓄電素子の外部端子同士を接続する。
そして、何れのバスバーにおいても、接続部が蓄電素子の外部端子の上面に重ね合わされ、該接続部と外部端子(上面)とが溶接される。これにより、バスバーが蓄電素子の外部端子に対して機械的及び電気的に接続される。
ところで、バスバー(接続部)と外部端子とが溶接される際、バスバーの厚み全体を溶融させる大きな熱量が必要とされる。そのため、従来の蓄電装置においては、バスバーを溶接する際に、ガスケットを軟化乃至溶融させてしまうことがある。その結果、ガスケットがケースを十分に封止できなくなり、ケース内が気密及び液密に保たれなくなる。また、外部端子は、接続導体を介して発電要素に接続されている。そのため、バスバーを溶接する際の熱が外部端子を介してケース内部(例えば、発電要素等)に伝わることがある。そのため、ケース内の発電要素等が熱の影響を受け、性能が低下してしまうことがある。
特開2010−160931号公報(段落0025参照)
そこで、本発明は、蓄電素子の外部端子に対するバスバーの溶接による熱影響で蓄電素子の品質が低下することを抑制できる蓄電装置及び該蓄電装置の製造方法を提供する。
また、本発明は、蓄電素子の外部端子に対する溶接時の熱影響で蓄電素子の品質が低下することを抑制できるバスバーを提供する。
本発明に係る蓄電装置は、
外部端子を有する蓄電素子と、
外部端子に接続されるバスバーとを備え、
該バスバーは、薄肉部を有し、
該薄肉部と外部端子とが溶接されている。
かかる構成によれば、バスバーの薄肉部と蓄電素子の外部端子とが溶接されている。そのため、薄肉部を設けない場合と比べて、溶接のために必要な出力エネルギを低減できる。これにより、蓄電素子における外部端子の周辺や蓄電素子の内部が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。
ここで、本発明の一態様として、
蓄電素子を少なくとも二つ備え、
薄肉部は、少なくとも二箇所に設けられ、
二つの蓄電素子の外部端子に溶接されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、一箇所の薄肉部が一方の蓄電素子の外部端子に接続され、他の一箇所の薄肉部が他方の蓄電素子の外部端子に接続されることで、バスバーは、二つの蓄電素子の外部端子同士を接続する。これにより、二つの蓄電素子は、電気的に一つの蓄電素子を構成する。
また、本発明の他態様として、
薄肉部は、バスバーのうち、少なくとも外部端子と接する部分に形成されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、バスバーの薄肉部と外部端子とが溶接されている。そのため、薄肉部を設けない場合と比べて、溶接のために必要な出力エネルギを低減できる。これにより、蓄電素子における外部端子の周辺や蓄電素子の内部が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。
また、本発明の別の態様として、
薄肉部は、バスバーの外縁に沿って形成されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、薄肉部がバスバーの外縁に沿って形成されている。そのため、薄肉部の任意の箇所に対してスポット的に溶接したり、溶接強度をより高めるべく、薄肉部をその長手方向に沿って連続的に溶接したりすることができる。従って、種々の溶接態様が自由に選択し得る。
この場合、
バスバーの外縁は、不連続部分を有しない形状である、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、薄肉部の外縁が不連続部分を有しない形状であるため、薄肉部の外縁に角部はない。薄肉部の外縁の少なくとも一部領域と外部端子とを外縁に沿って溶接する場合、角部があれば、そこで溶接速度が落ち、溶接部の均質性が損なわれてしまう。しかしながら、角部がないと、溶接を一定速度で連続して行うことができるので、均質な一定長さの溶接部を形成することができる。
また、本発明のさらに別の態様として、
薄肉部は、バスバーの中央部に形成されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、薄肉部がバスバーの中央部に形成されている。そのため、薄肉部の任意の箇所に対してスポット的に溶接したり、溶接強度をより高めるべく、薄肉部をその長手方向に沿って連続的に溶接したりすることができる。従って、種々の溶接態様が自由に選択し得る。
この場合、
薄肉部の外縁は、不連続部分を有しない閉じた形状である、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、薄肉部の外縁が不連続部分を有しない閉じた形状であるため、薄肉部の外縁に角部はない。薄肉部の外縁の少なくとも一部領域と外部端子とを外縁に沿って溶接する場合、角部があれば、そこで溶接速度が落ち、溶接部の均質性が損なわれてしまう。しかしながら、角部がないと、溶接を一定速度で連続して行うことができるので、均質な一定長さの溶接部を形成することができる。
また、本発明の別の態様として、
バスバーは、本体部と、該本体部と連続した接続部であって、外部端子に接続される接続部とを有し、
薄肉部は、接続部に形成されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、薄肉部が接続部に形成されている。そのため、薄肉部の任意の箇所に対してスポット的に溶接したり、溶接強度をより高めるべく、薄肉部をその長手方向に沿って連続的に溶接したりすることができる。従って、種々の溶接態様が自由に選択し得る。
この場合、
接続部の幅は、本体部の幅よりも狭い、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、バスバーにおいて、接続部の幅は、本体部の幅よりも狭い。そのため、接続部の幅が本体部の幅よりも狭くはない場合と比べて、溶接範囲を少なくすることができる。そして、溶接範囲を少なくすることができるということは、溶接のために必要な出力エネルギをさらに低減できるということである。そのため、蓄電素子における外部端子の周辺や蓄電素子の内部が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。また、本体部の幅までが狭くはならないので、バスバー全体として、適切な電流容量を得ることができる。
また、この場合、
蓄電素子を少なくとも二つ備え、
接続部は、本体部の両端に一対設けられ、二つの蓄電素子の外部端子同士を接続している、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、バスバーにおいて、一方の接続部が一方の蓄電素子の外部端子に接続され、他方の接続部が他方の蓄電素子の外部端子に接続されることで、バスバーは、二つの蓄電素子の外部端子同士を接続している。これにより、二つの蓄電素子は、電気的に一つの蓄電素子を構成する。
さらに、この場合、
蓄電素子は、ケースを備え、該ケースにおける外部端子が配置される一面が長方形状である偏平な角型であり、該一面が長手方向に並ぶようにして少なくとも二つの蓄電素子が配置され、
本体部は、一面の幅に合わせて形成され、
接続部は、一面よりも幅が狭い外部端子の当該幅に合わせて形成されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、外部端子が配置される一面が長手方向に並ぶようにして少なくとも二つの蓄電素子が配置され、バスバーが二つの蓄電素子の外部端子同士を接続する上で、本体部は、一面の幅に合わせて形成され、接続部は、一面よりも幅が狭い外部端子の当該幅に合わせて形成されている。そのため、接続部を外部端子に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約を緩和することができる。また、本体部の幅までが狭くはならないので、バスバー全体として、適切な電流容量を得ることができる。
あるいは、
蓄電素子は、ケースを備え、該ケースにおける外部端子が配置される一面が長方形状である偏平な角型であり、該一面が長手方向及び短手方向に並ぶようにして複数の蓄電素子が行列状に整列配置され、
バスバーのうち、長手方向に並ぶ二つの蓄電素子の外部端子同士を接続するバスバーの本体部は、一面の幅に合わせて形成され、
当該バスバーの接続部は、一面よりも幅が狭い外部端子の当該幅に合わせて形成されている、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、外部端子が配置される一面が長手方向及び短手方向に並ぶようにして複数の蓄電素子が配置され、バスバーが長手方向に並ぶ二つの蓄電素子の外部端子同士を接続する上で、本体部は、一面の幅に合わせて形成され、接続部は、一面よりも幅が狭い外部端子の当該幅に合わせて形成されている。そのため、接続部を外部端子に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約を緩和することができる。また、本体部の幅までが狭くはならないので、バスバー全体として、適切な電流容量を得ることができる。さらに、本体部の幅が一面の幅を超える、あるいは大きく超えることはない。そのため、短手方向で隣り合う蓄電素子に接続されるバスバーと干渉することを防止することができる。
また、本発明のさらに別の態様として、
薄肉部は、段差状に形成されている、
ようにすることができる。
また、本発明の別の態様として、
薄肉部は、外縁側ほど厚みが小さくなる形状に形成されている、
ようにすることができる。
また、この場合、
接続部の端部は、半円弧形状である、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、接続部の端部が半円弧形状であるため、接続部の外縁に角部はない。接続部の外縁の少なくとも一部領域と外部端子とを接続部の外縁に沿って溶接する場合、角部があれば、そこで溶接速度が落ち、溶接部の均質性が損なわれてしまう。しかしながら、角部がないと、溶接を一定速度で連続して行うことができるので、均質な一定長さの溶接部を形成することができる。
本発明に係る蓄電装置の製造方法は、
外部端子を有する蓄電素子と、外部端子に接続されるバスバーとを備えた蓄電装置の製造方法であって、
バスバーに形成される薄肉部と外部端子とを溶接する工程を含む。
かかる構成によれば、バスバーに形成される薄肉部と蓄電素子の外部端子とが溶接される。そのため、薄肉部を設けない場合と比べて、溶接のために必要な出力エネルギを低減できる。これにより、蓄電素子における外部端子の周辺や蓄電素子の内部が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。
ここで、本発明に係る蓄電装置の製造方法の一態様として、
溶接は、レーザ溶接である、
ことが好ましい。
かかる構成によれば、外部端子とバスバーとが直接接続される。すなわち、レーザ溶接で外部端子とバスバーとが溶接されれば、これらが互いに溶け込み合って接続される。従って、機械的及び電気的に好ましい状態で外部端子にバスバーが接続される。
この場合、
レーザ溶接は、レーザ光をバスバーに対して垂直に照射するものである、
ようにすることができる。
かかる構成によれば、レーザ光を出射する溶接ヘッドの傾斜角度を変更・調整する機構を備えた溶接設備でなくても薄肉部を適切に溶接することができ、そのため、溶接設備は大がかりなものでなくて済む。
本発明に係るバスバーは、
外部端子を有する蓄電素子の該外部端子に接続されるバスバーであって、
外部端子と溶接される薄肉部を有する。
かかる構成によれば、バスバーが有する薄肉部と蓄電素子の外部端子とが溶接される。そのため、薄肉部を設けない場合と比べて、溶接のために必要な出力エネルギを低減できる。これにより、蓄電素子における外部端子の周辺や蓄電素子の内部が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。
また、本発明に係るバスバーは、
それぞれ外部端子を有する二つの蓄電素子の該外部端子同士を接続するバスバーであって、
少なくとも二箇所に二つの蓄電素子の外部端子に溶接される薄肉部を有する。
かかる構成によれば、薄肉部と蓄電素子の外部端子とが溶接される。そのため、薄肉部を設けない場合と比べて、溶接のために必要な出力エネルギを抑えることができる。これにより、蓄電素子における外部端子の周辺や蓄電素子の内部が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。そして、バスバーにおいて、一箇所の薄肉部が一方の蓄電素子の外部端子に接続され、他の一箇所の薄肉部が他方の蓄電素子の外部端子に接続されることで、バスバーは、二つの蓄電素子の外部端子同士を接続する。これにより、二つの蓄電素子は、電気的に一つの蓄電素子を構成する。
以上の如く、本発明によれば、蓄電素子の外部端子に対するバスバーの溶接による熱影響で蓄電素子の品質が低下することを抑制できる蓄電装置及び該蓄電装置の製造方法を提供し得る。
また、本発明によれば、蓄電素子の外部端子に対する溶接時の熱影響で蓄電素子の品質が低下することを抑制できるバスバーを提供し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る電池モジュールの斜視図を示す。 図2は、同電池モジュールの平面図を示す。 図3は、同電池モジュールを構成する各電池セルの斜視図を示す。 図4は、電池セル同士を接続するための第一のバスバーであって、図4Aは、斜視図、図4Bは、図4AのI−I線断面図、図4Cは、図4AのII−II線断面図、を示す。 図5は、電池セル同士を接続するための第二のバスバーであって、図5Aは、斜視図、図5Bは、図5AのIII−III線断面図、図5Cは、図5AのIV−IV線断面図、を示す。 図6Aは、第一のバスバーが隣り合う電池セルの二つの外部端子に跨って載置された状態の一部拡大断面図、図6Bは、第一のバスバーが外部端子に溶接された状態の一部拡大断面図、を示す。 図7Aは、第二のバスバーが隣り合う電池セルの二つの外部端子に跨って載置された状態の一部拡大断面図、図7Bは、第二のバスバーが外部端子に溶接された状態の一部拡大断面図、を示す。 図8Aは、薄肉部の第一変形例であって、中央が凸形状となるように外縁側ほど厚みが小さくなる薄肉部の断面図、図8Bは、薄肉部の第二変形例であって、テーパ状の薄肉部の断面図、図8Cは、中央が凹形状となるように外縁側ほど厚みが小さくなる薄肉部の断面図、を示す。 図9は、バスバーの第一変形例であって、図9Aは、斜視図、図9Bは、図9AのV−V線断面図、を示す。 図10は、バスバーの第二変形例であって、図10Aは、斜視図、図10Bは、図10AのVI−VI線断面図、を示す。 図11Aは、バスバーの第三変形例の平面図、図11Bは、バスバーの第四変形例の平面図、を示す。
以下、本発明に係る蓄電装置の一実施形態である電池モジュールについて、図面を参酌しつつ説明する。本実施形態に係る電池モジュールは、図1及び図2に示すように、複数の電池セル1,…と、該複数の電池セル1,…を収容するハウジング7とを備えている。
電池セル1は、図3に示す如く、開口部を有するケース本体2aと、該ケース本体2aの開口部を塞いで密閉する蓋板2bとで構成されるケース2を備えている。ケース2内には、発電要素(図示せず)が収容されている。
電池セル1は、外観直方体状の角形電池や、外観円柱状の丸形電池が採用され得る。本実施形態に係る電池セル1は、角形電池である。そのため、ケース本体2aは、幅方向に偏平な有底角筒状であり、蓋板2bは、該ケース本体2aの開口部に対応した長方形状の板材である。
ケース2の外面、より詳しくは、蓋板2bの外面には、外部ガスケット3が配置されている。そして、外部ガスケット3の外面には、外部端子4が配置されている。本実施形態においては、外部ガスケット3が凹部を有しており、該凹部内に、外部端子4が配置されている。外部端子4は、アルミニウム又はアルミニウム合金のアルミニウム系金属材料で形成されている。ここで、蓋板2bには、貫通孔(図示しない)が形成され、外部ガスケット3にも、貫通孔(図示しない)が形成されている。外部ガスケット3は、その貫通孔が蓋板2bの貫通孔と一致するようにして蓋板2bの外面に配置されている。外部端子4は、それら貫通孔を貫通する軸部(図示しない)を有している。二つの貫通孔を介して外部ガスケット3及び蓋板2bを貫通した外部端子4の軸部は、発電要素に接続された集電体(図示しない)に接続されている。これにより、外部端子4は、発電要素に電気的に接続されている。
外部ガスケット3及び外部端子4は、正極用と負極用とが設けられている。正極用の外部ガスケット3及び外部端子4は、蓋板2bの長手方向における一端部に配置されている。負極用の外部ガスケット3及び外部端子4は、蓋板2bの長手方向における他端部に配置されている。正極用の外部ガスケット3及び外部端子4と、負極用の外部ガスケット3及び外部端子4とは、蓋板2bの長手方向における中間位置を中心として左右均等な位置に配置されている。
外部ガスケット3及び外部端子4は、平面視長方形状である。外部ガスケット3及び外部端子4は、蓋板2bの長手方向が長く、蓋板2bの短手方向(蓋板2bの幅方向)が短い長方形状である。尚、本実施形態において、“長方形状”とは、角部が90度でなく、丸められている形状並びに長方形状に近い形状(全体形状として長方形状を観念し得る形状)などを含む概念である。
外部端子4の上部は、平坦面4aとなっている。外部端子4が平面視長方形状であるので、平坦面4aも長方形状である。言うまでもないが、外部端子4の平坦面4aは、蓋板2bの長手方向が長く、蓋板2bの短手方向(蓋板2bの幅方向)が短い長方形状である。外部端子4の平坦面4aは、蓋板2bの外面から離れた位置に位置している。外部端子4の平坦面4aは、外部ガスケット3から突出している。正極用の外部端子4の平坦面4aと、負極用の外部端子4の平坦面4aとは、蓋板2bの外面に対して同じ高さレベルにある。
図1及び図2に戻り、複数の電池セル1,…は、蓋板2bが長手方向及び短手方向に並ぶようにして行列状に整列配置されている。本実施形態においては、蓋板2bの長手方向を行とし、蓋板2bの短手方向を列とした場合、10個の電池セル1,…が2行5列で配置されている。また、隣り合う外部端子4,4が接続されることで、全ての電池セル1,…が直列接続され、一つの電池が構成されるよう、隣り合う列の電池セル1は、極性が反対となるように配置されている。
行方向(電池セル1あるいは蓋板2bの長手方向)に並ぶ電池セル1,1の外部端子4,4同士は、第一のバスバー10によって接続されている。列方向(電池セル1あるいは蓋板2bの短手方向)に並ぶ電池セル1,1の外部端子4,4同士は、第二のバスバー15によって接続されている。より詳しくは、行方向で隣り合う電池セル1,1において、一方の電池セル1の正極用の外部端子4と、他方の電池セル1の負極用の外部端子4とは、近接しており、これらの外部端子4,4が第一のバスバー10によって接続されている。また、列方向で隣り合う電池セル1,1において、一方の電池セル1の正極用の外部端子4と、他方の電池セル1の負極用の外部端子4とは、近接しており、これらの外部端子4,4が第二のバスバー15によって接続されている。
尚、直列接続された電池セル1,…のうち、一端の外部端子4と、他端の外部端子4とには、それぞれ第三のバスバー20が接続されている。本実施形態においては、正極用の第三のバスバー20Aと、負極用の第三のバスバー20Bとが異なる形態となっている。これら第三のバスバー20は、別の電池モジュール、別の機器、あるいは負荷、あるいは電源に接続される外部接続用のバスバーとなっている。
第一のバスバー10(以下、単に“バスバー10”ともいう)は、図4に示す如く、本体部11と、該本体部11の両端に設けられる一対の接続部12,12とを有している。接続部12は、外部端子4の平坦面4aに載置され、外部端子4に接続される部分である。本体部11は、一対の接続部12,12を連結している。
接続部12は、本体部11よりも幅が狭くなっている。より詳しくは、本体部11は、蓋板2bの幅、すなわち、電池セル1の幅に合わせて形成され、先端部12は、外部端子4の幅(蓋板2bの幅方向における外部端子4の外寸)に合わせて形成されている。尚、“合わせて”とは、本体部11の幅が電池セル1の幅の50〜150%の範囲内に収まっている態様をいい、また、先端部12の幅が外部端子4の幅の50〜100%の範囲内に収まっている態様をいう。
本実施形態において、本体部11は、平面視長方形状である。接続部12は、先端側が半円弧状に丸められた平面視長方形状である。本体部11及び接続部12は、何れもアルミニウム又はアルミニウム合金のアルミニウム系金属材料の板材で形成されている。
接続部12は、薄肉部13を有している。薄肉部13は、段差状に形成されている。すなわち、接続部12は、薄肉部13と、当該接続部12における薄肉部13以外の部分であって、薄肉部13よりも厚みの厚い部分(厚肉部)とを有する。従って、薄肉部13は、接続部12における当該薄肉部13以外の部分(厚肉部)よりも厚みが薄くなっている。接続部12の薄肉部13以外の部分(厚肉部)は、本体部11と同じ厚みを有しており、薄肉部13の厚みは、接続部12の他の部分(厚肉部)の厚み及び本体部11の厚みよりも薄くなっている。薄肉部13は、接続部12の外縁に沿って形成されている。より詳しくは、薄肉部13は、第一のバスバー10の長手方向に沿った対向二辺と、該対向二辺に接続される一辺との連続する三辺に亘って帯状に形成されている。
薄肉部13は、接続部12の外端面の下部領域から外方に突出するように形成されている。薄肉部13は、接続部12の上面(外部端子4との接合面(接続部12の下面)と反対側の面)の外縁部が除去されることにより形成されている。すなわち、薄肉部13は、段差部である。薄肉部13は、例えばプレス成形、押出し成形、切削加工、放電加工等の機械加工により形成される。
薄肉部13の上面は、薄肉部13の下面や接続部12の下面と平行である。すなわち、薄肉部13の厚みは、一定となっている。但し、薄肉部13の上面は、外縁側ほど薄肉部13の厚みが小さくなる傾斜面となっていてもよい(図8A〜図8C参照)。
本体部11には、孔14が形成されている。この孔14は、セル監視回路(CMU:Cell Monitor Unit)に接続された電圧計測線の端子(図示しない)や温度計測線の端子(図示しない)が装着される孔である。これらの端子は、リベットとなっており、孔14に挿入されてかしめられて装着される。あるいは、孔14にネジを切り、端子を雄ネジとし、螺合により装着される。あるいは、端子が孔14に圧入されることにより装着される。但し、装着態様はこれらに限定されるものではない。本実施形態においては、電圧計測線の端子が装着される孔14と、温度計測線が装着される孔14の二つの孔14,14が形成されている。尚、孔14は、本体部11の表裏を貫通する貫通孔であってもよいし、貫通していない非貫通孔であってもよい。
第二のバスバー15(以下、単に“バスバー15”ともいう)は、図5に示す如く、本体部16と、該本体部16の両端に設けられる一対の接続部17,17とを有している。接続部17は、外部端子4の平坦面4aに載置され、外部端子4に接続される部分である。本体部16は、一対の接続部17,17を連結している。
本実施形態において、本体部16は、平面視長方形状である。接続部17は、角部が丸められた平面視長方形状である。本体部16及び接続部17は、何れもアルミニウム又はアルミニウム合金のアルミニウム系金属材料の板材で形成されている。
接続部17は、薄肉部18を有している。薄肉部18は、段差状に形成されている。すなわち、接続部17は、薄肉部18と、当該接続部17における薄肉部18以外の部分であって、薄肉部18よりも厚みの厚い部分(厚肉部)とを有する。従って、薄肉部18は、接続部17における当該薄肉部18以外の部分(厚肉部)よりも厚みが薄くなっている。接続部17の薄肉部18以外の部分(厚肉部)は、本体部16と同じ厚みを有しており、薄肉部18の厚みは、接続部17の他の部分(厚肉部)の厚み及び本体部16の厚みよりも薄くなっている。薄肉部18は、接続部17の外縁に沿って形成されている。より詳しくは、薄肉部18は、第二のバスバー15の長手方向に沿った対向二辺と、該対向二辺に接続される一辺との連続する三辺に亘って帯状に形成されている。
但し、本実施形態においては、薄肉部18は、本体部16の外縁に沿っても形成されている。より詳しくは、薄肉部18は、本体部16の、第二のバスバー15の長手方向に沿った対向二辺に帯状に形成されている。そして、接続部17に形成された薄肉部18と、本体部16に形成された薄肉部18とが繋がっている。そのため、薄肉部18は、第二のバスバー15の外縁を周回するようにして環状に形成されている。従って、第二のバスバー15において、本体部16の厚みとは、最大の厚み(板厚)を意味する。
薄肉部18は、接続部17(や本体部16)の外端面の下部領域から外方に突出するように形成されている。薄肉部18は、接続部17(や本体部16)の上面(外部端子4との接合面(接続部12(や本体部16)の下面)と反対側の面)の外縁部が除去されることにより形成されている。すなわち、薄肉部18は、段差部である。薄肉部18は、例えばプレス成形、切削加工、放電加工等の機械加工により形成される。
薄肉部18の上面は、薄肉部18の下面や接続部17の下面と平行である。すなわち、薄肉部18の厚みは、一定となっている。但し、薄肉部18の上面は、外縁側ほど薄肉部18の厚みが小さくなる傾斜面となっていてもよい(図8A〜図8C参照)。
本体部16には、孔19が形成されている。この孔19は、セル監視回路に接続された電圧計測線の端子(図示しない)や温度計測線の端子(図示しない)が装着される孔である。これらの端子は、リベットとなっており、孔19に挿入されてかしめられて装着される。あるいは、孔19にネジを切り、端子を雄ネジとし、螺合により装着される。あるいは、端子が孔19に圧入されることにより装着される。但し、装着態様はこれらに限定されるものではない。本実施形態においては、電圧計測線の端子が装着される孔19と、温度計測線が装着される孔19の二つの孔19,19が形成されている。尚、孔19は、本体部16の表裏を貫通する貫通孔であってもよいし、貫通していない非貫通孔であってもよい。
ここで、電池セル1に対するバスバー10,15の接続方法について説明する。
まず、複数の電池セル1,…が行列状に配置された上で、溶接装置の作動領域(以下、“溶接エリア”という)内に搬送される。具体的には、複数の電池1,…は、ベルトコンベア等の搬送装置上で完成時と同じ行列状態に配置された上で、該搬送装置によって溶接エリアに搬送される。そして、複数の電池セル1,…が溶接エリアに到達すると、図6A及び図7Aに示すように、バスバー10,15が隣り合う電池セル1の外部端子4,4に跨るように配置される。すなわち、第一のバスバー10は、図6Aに示すように、行方向に並ぶ二つの電池セル1,1の外部端子4,4に跨るように配置され、第二のバスバー15は、図7Aに示すように、列方向に並ぶ二つの電池セル1,1の外部端子4,4に跨るように配置される。この状態で、溶接装置によって、バスバー10,15の接続部12,17の薄肉部13,18と、これと重なり合う外部端子4とが溶接される。
より具体的に説明すると、溶接エリアには、バスバー10,15を電池セル1上に配置する自動供給装置が溶接装置に隣接して配置される。自動供給装置は、バスバー10,15を保持可能に構成された保持体を、バスバー10,15を受け取る第一位置と、バスバー10,15を行列状に配置された電池セル1,…の外部端子4,4に跨った状態で配置できる第二位置との間で移動させるようにティーチングされている。尚、複数種類のバスバー10,15を取り扱うために、各バスバー10,15に応じた自動供給装置を配置してもよいが、本実施形態においては、自動供給装置は、一台で第一のバスバー10と第二のバスバー15とを電池セル1上に配置できるようにティーチングされる。保持体には、バスバー10,15の本体部11,16に設けられた孔14,19に挿入可能な突起(先細りした突起)が設けられている。すなわち、保持体は、バスバー10,15の孔14,19に突起が嵌入することで、該バスバー10,15が一定の配置になる(位置合わせされた状態になる)ように構成されている。また、バスバー10,15の本体部11,16に二つの孔14,19が設けられるのに伴い、保持体には突起が二つ設けられている。これにより、保持体は、保持したバスバー10,15の位置ずれ(回転)を防止できるようにもなっている。
そして、上述の如く、一台の自動供給装置で第一のバスバー10と第二のバスバー15とが配置されるようにしているため、自動供給装置は、保持体の突起の配置をバスバー10,15の孔14,19の配置に対応させるべく、保持体が所定の軸線回りで90度回転することで、第一のバスバー10が電池セル1上に配置される状態と第二のバスバー15が電池セル1上に配置される状態とに切り換えるようになっている。
そして、第二位置として、保持体の突起が電池セル1,1間と対応し、保持体がバスバー10,15を外部端子4に押し付けた状態になる位置に設定されている。これにより、保持体が第二位置に到達した状態で、バスバー10,15が二つの電池セル1,1の外部端子4,4に対して常に一定の配置で該外部端子4,4に押し付けられるようになっている。尚、自動供給装置は、第一のバスバー10が供給されるときの第一位置及び第二位置と、第二のバスバー15が供給されるときの第一位置及び第二位置とは異なって設定されている。
搬送装置は、電池セル1の長手方向と対応する方向に複数の電池セル1,…を搬送する。これに伴い、まず、二列に並ぶ電池セル1,…のうちの一列が先頭になって溶接エリアに到達する。そうすると、自動供給装置は、保持体を第一位置から第二位置に移動させ、図7Aに示すように、第二のバスバー15を列方向で隣り合う電池セル1,1の外部端子4,4に跨るように配置する。尚、保持体で一つのバスバー10,15を保持し、保持体を複数回往復させることで、一列に並ぶ電池セル1,…の数に応じたバスバー10,…,15,…を順々に配置してもよいが、本実施形態においては、保持体は、一列に並ぶ電池セル1,…の数に応じた数のバスバー10,…,15,…を一度に保持できるように構成されている。従って、一列に並ぶ複数の電池セル1,の隣り合う電池セル1,1のそれぞれに第二のバスバー15が配置される。
そして、保持体を第二位置に位置させた状態で維持しつつ、溶接装置が第二のバスバー15の接続部17とこれと重なり合った外部端子4とを溶接する。すなわち、第二のバスバー15の接続部17は、保持体によって電池セル1の外部端子4に対する位置ずれが防止された状態で、電池セル1の外部端子4に溶接される。溶接装置には、レーザ溶接装置が採用されており、レーザ光を出射する溶接ヘッドが第二のバスバー15の接続部17の外縁(薄肉部18)に沿って移動される。また、接続部17の外縁に沿って設けられた薄肉部18が外部端子4に溶接されることから、溶接ヘッドは、薄肉部18の上面と直角をなした状態でレーザ光を出射させる。
このように、溶接ヘッドがレーザ光を出射しつつ移動することで、保持体によって位置決めされた第二のバスバー15の薄肉部18と外部端子4の平坦面4aとが溶接される。すなわち、レーザ溶接によって接続部17の薄肉部18と外部端子4とが溶接されることで、溶接された薄肉部18は、外部端子4と溶け込み合い、図7Bに示す如く、接続部17に沿った溶接線Wとなる。これにより、第二のバスバー15は、電池セル1の外部端子4に対して電気的及び機械的に接続される。
そして、自動供給装置が保持体を第一位置に移動させ、保持体に第一のバスバー10を保持させるとともに、搬送装置が複数の電池セル1,…を移動させる。そして、溶接エリアに二列に並ぶ電池セル1,1の両方が到達すると、自動供給装置は、保持体を第一位置から第二位置に移動させ、図6Aに示す如く、第一のバスバー10を行方向で隣り合う電池セル1,1の外部端子4,4に跨るように配置する。そして、保持体がバスバー15を第二位置に配置した状態で維持しつつ、溶接装置が第一のバスバー10の接続部12とこれと重なり合った外部端子4とを溶接する。すなわち、第一のバスバー10の接続部12は、保持体によって電池セル1の外部端子4に対する位置ずれが防止された状態で、電池セル1の外部端子4に溶接される。すなわち、溶接ヘッドがレーザ光を出射しつつ移動することで、保持体によって位置決めされたバスバー10の薄肉部13と外部端子4の平坦面4aとが溶接される。この場合においても、溶接された薄肉部13は、外部端子4と溶け込み合い、図6Bに示す如く、接続部12に沿った溶接線Wとなる。これにより、第一のバスバー10は、電池セル1の外部端子4に対して電気的及び機械的に接続される。
そして、自動供給装置が保持体を第一位置に移動させ、保持体に第二のバスバー15を保持させるとともに、搬送装置が複数の電池セル1,…を移動させる。そして、溶接エリアに二列に並ぶ電池セル1,1の残りの一列が到達すると、自動供給装置は、保持体を第一位置から第二位置に移動させ、図7Aに示すように、第二のバスバー15を列方向で隣り合う電池セル1,1の外部端子4,4に跨るように配置する。そして、先の一例の外部端子4に対するバスバー15の接続と同様に、溶接装置によってバスバー15の薄肉部18と外部端子4の平坦面4aとが溶接される(図7B参照)。これにより、第二のバスバー15は、電池セル1の外部端子4に対して電気的及び機械的に接続される。
そして、バスバー10,15を介して電気的に接続された複数の電池セル1,…がハウジング7に収容されることで、大容量の電池モジュールが完成する。
以上のように、本実施形態に係る電池モジュール及び該電池モジュールの製造方法によれば、バスバー10,15の薄肉部13,18と電池セル1の外部端子4とが溶接される。そのため、薄肉部13,18を設けない場合と比べて、溶接のために必要な出力エネルギを低減することができる。これにより、電池セル1における外部端子4の周辺や電池セル1の内部、具体的には、電池セル1における外部端子4を配置した外部ガスケット3や外部端子4に接続された発電要素が溶接の熱の影響で損傷してしまうことを防止することができる。
尚、レーザ光を上方から下方に照射して溶接するのではなく、レーザ光を斜め下方に出射してバスバー10,15の下部に照射することで、薄肉部13,18を設けずとも、溶接のために必要な出力エネルギを低減することはできる。しかしながら、そのために、レーザ光を出射する溶接ヘッドの傾斜角度(バスバー10,15がXY平面に置かれたときのZ軸に対する傾斜角度)を変更・調整する機構などが必要となり、溶接設備が大がかりなものとなってしまう。また、そればかりでなく、バスバー10,15の例えば円弧部分がレーザ溶接される際、溶接ヘッドがXY平面を移動しつつZ軸回りに回転する動きとなるため、その動きを制御する加工プログラムが複雑になり、加工プログラムの作成に時間と費用がかかるという問題がある。さらに、レーザ光を上方から下方に照射して溶接するのに比べて、レーザ光を斜め下方に出射して溶接する方法では、レーザ光が広範囲に散乱し、電池モジュールの他の箇所に影響を与えるおそれがある。ところが、薄肉部13,18であれば、レーザを上方から下方に出射して薄肉部13,18に照射するだけで溶接ができてしまうため、溶接設備は大がかりなものでなくて済み、加工プログラムが簡単なものとなり、レーザ光の散乱の問題もなくなる。
また、バスバー10,15において、一箇所の薄肉部13,18が一方の電池セル1の外部端子4に接続され、他の一箇所の薄肉部13,18が他方の電池セル1の外部端子4に接続されることで、バスバー10,15は、二つの電池セル1,1の外部端子4,4同士を接続している。これにより、二つの電池セル1,1は、電気的に一つの電池を構成する。
さらに、バスバー10,15において、薄肉部13,18が接続部12,17の外縁に沿って形成されている。そのため、薄肉部13,18の任意の箇所に対してスポット的に溶接したり、溶接強度をより高めるべく、薄肉部13,18をその長手方向に沿って連続的に溶接したりすることができる。従って、種々の溶接態様が自由に選択し得る。
特に、第一のバスバー10において、接続部12の幅は、本体部11の幅よりも狭い。そのため、接続部12の幅が本体部11の幅よりも狭くはない場合と比べて、溶接範囲を少なくすることができる。そして、溶接範囲を少なくすることができるということは、溶接のために必要な出力エネルギを低減することができるということである。そのため、バスバー10や外部端子4や外部端子4を配置した外部ガスケット3あるいは外部端子4に接続された発電要素に熱損傷を与えるのを好適に防止することができる。また、本体部11の幅までが狭くはならないので、バスバー10全体として、適切な電流容量を得ることができる。
また、第一のバスバー10において、接続部12の端部が半円弧形状であるため、すなわち、接続部12の端部の外縁が不連続部分を有しない形状であるため、接続部12の外縁に角部はない。接続部12の外縁の少なくとも一部領域と外部端子4とが接続部12の外縁に沿って溶接される場合、角部があれば、そこで溶接速度が落ち、溶接部の均質性が損なわれてしまう。しかしながら、角部がないと、溶接を一定速度で連続して行うことができるので、均質な一定長さの溶接部Wを形成することができる。
また、第一のバスバー10において、接続部12の断面積が本体部11の断面積よりも小さくなっている。バスバーが一定の幅に形成されたとすれば、バスバーのサイズは、バスバーの電流容量の観点はもちろんのこと、接続部を外部端子に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約の観点で決定される。例えば、接続部を外部端子に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約の観点でバスバーの幅サイズを決定すると、バスバー全体の幅が狭くなる。そのため、バスバー全体の電流容量が減少する。一方、バスバー全体として、適切な電流容量を得るために、バスバーの幅サイズを決定すると、接続部の幅も広くなる。そのため、接続部を外部端子に適切に配置することができなくなることがある。しかしながら、接続部12の断面積が本体部11の断面積よりも小さくなっていると、接続部12を外部端子4に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約を緩和することができる。すなわち、接続部12を外部端子4に適切に配置することができる。また、本体部11の断面積までが小さくはなっていないので、第一のバスバー10全体として、適切な電流容量を得ることができる。
具体的には、第一のバスバー10が板状であり、第一のバスバー10において、接続部12の幅が本体部11の幅よりも狭くなっており、これにより、第一のバスバー10において、接続部12の断面積が本体部11の断面積よりも小さくなっている。そのため、接続部12を外部端子4に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約を緩和することができる。また、本体部11の断面積までが小さくはなっていないので、第一のバスバー10全体として、適切な電流容量を得ることができる。
また、外部端子4が配置される一面(蓋板2bの外面)が長手方向に並ぶようにして少なくとも二つの電池セル1,1が配置され、第一のバスバー10が二つの電池セル1,1の外部端子4,4同士を接続する上で、本体部11は、一面の幅に合わせて形成され、接続部12は、一面よりも幅が狭い外部端子4の当該幅に合わせて形成されている。そのため、接続部12を外部端子4に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約を緩和することができる。また、本体部11の幅までが狭くはなっていないので、第一のバスバー10全体として、適切な電流容量を得ることができる。
また、外部端子4が配置される一面(蓋板2bの外面)が長手方向及び短手方向に並ぶようにして複数の電池セル1,…が配置され、第一のバスバー10が長手方向に並ぶ二つの電池セル1,1の外部端子4,4同士を接続する上で、本体部11は、一面の幅に合わせて形成され、接続部12は、一面よりも幅が狭い外部端子4の当該幅に合わせて形成されている。そのため、接続部12を外部端子4に配置する際のレイアウト上の制約あるいは配置スペース上の制約を緩和することができる。また、本体部11の幅までが狭くはなっていないので、第一のバスバー10全体として、適切な電流容量を得ることができる。さらに、本体部11の幅が一面の幅を超える、あるいは大きく超えることはない。そのため、短手方向で隣り合う電池セル1に接続される第一のバスバー10と干渉することを防止することができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、第一のバスバー10及び第二のバスバー15の接続部12,17(厚肉部)と本体部11,16とが同じ厚さにされたが、これに限定されない。例えば、薄肉部の厚さが接続部の厚み(より好ましくは、接続部及び本体部の厚み)よりも薄くなることを前提に、接続部(厚肉部)の厚みを本体部の厚みよりも厚くしてもよい。
また、上記実施形態においては、第一のバスバー10において、接続部12の幅は(先端部の半円弧になっている点を無視すれば、)一定であり、また、本体部11の幅も一定になっている。従って、第一のバスバー10は、接続部12から本体部11にかけて幅が不連続に変化している。しかしながら、このような形態に限定されるものではない。例えば、接続部から本体部にかけて、幅が連続的に変化する、すなわち、幅が漸次増加するような形態であってもよい。
また、上記実施形態においては、第一のバスバー10のみ、本体部11と接続部12との間に断面積の差を持たせるようにしている。しかしながら、第二のバスバー15も、第一のバスバー10と同様に、本体部16と接続部17との間に断面積の差を持たせるようにしてもよい。
また、本発明は、第一のバスバー10及び第二のバスバー15のみをその技術的範囲とするものではない。例えば、接続部が片側にしかない第三のバスバー20をもその技術的範囲とする。実際、図1及び図2に示す如く、第三のバスバー20(正極の第三のバスバー20A、負極用の第三のバスバー20B)は、そのような構成を採用している。
また、上記実施形態においては、第一のバスバー10の接続部12の外縁に沿って薄肉部13が形成され、また、第二のバスバー15の接続部17の外縁に沿って薄肉部18が形成されている。しかしながら、薄肉部が形成される箇所は、接続部の外縁には限定されない。例えば、接続部に、表裏を貫通する開口や、接続部の外縁の一部から内方に向かって切り欠かれる開口が形成され、該開口の内縁に薄肉部が形成されるようにしてもよい。また、薄肉部は、接続部12,17全体であってもよい。
あるいは、接続部の表裏を貫通する開口ではなく、図9及び図10に示す如く、接続部12,17の中央部の上面又は下面(好ましくは、上面)に非貫通の凹部が形成されることで、薄肉部21,22が形成されるようにしてもよい。この場合、薄肉部21,22は、均一な厚みで形成されてもよいが、非均一な厚みで形成されてもよい。例えば、薄肉部21,22は、非均一な厚みで形成されることにより、該薄肉部21,22の幅方向中央あるいは内側端縁あるいは外側端縁に向かうにつれて厚みが小さくなる(例えば図8A〜図8Cのような)傾斜面の上面を有していてもよい。尚、図9及び図10では、薄肉部21,22が環状となっていて、薄肉部でない非薄肉部が内側領域に残存している形態であるが、内側領域全体が薄肉部となる形態であってもよい。
すなわち、薄肉部は、バスバー10,15を構成する板材の本来の板厚よりも薄ければよい。
尚、接続部12,17の中央部に薄肉部21,22が形成される場合、上述した、均質な一定長さの溶接部Wを形成する、との観点から、薄肉部21,22は、円形状、楕円形状、長円形状などの形状であるのが好ましい。すなわち、薄肉部21,22の外縁は、不連続部分を有しない閉じた形状であり、そのため、薄肉部21,22の外縁に角部がないのが好ましい。
また、同様の理由から、バスバーは、図11に示す如く、楕円形状、長円形状、端部が半円弧状の形状などであってもよい。
また、上記実施形態においては、薄肉部13,18が所定長さをもって連続的に形成されている。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、バスバー10,15の接続部12,17の任意の箇所をスポット的に溶接するということであれば、少なくとも当該箇所にのみ薄肉部が形成されていればよい。
また、上記実施形態においては、外部端子4及びバスバー10,15がアルミニウム系金属材料で構成されたが、これに限定されるものではない。例えば、外部端子4及びバスバー10,15は、銅やSUSやスチール等の金属材料であってもよい。すなわち、外部端子4及びバスバー10,15は、導電性を有し、互いに溶接可能な金属材料であればよい。
上記実施形態においては、レーザ溶接によりバスバー10,15を電池セル1の外部端子4に溶接したが、これに限定されない。例えば、一般的なアーク溶接等であってもよい。
また、上記実施形態においては、リチウムイオン二次電池について説明した。しかしながら、電池の種類や大きさ(容量)は任意である。
また、本発明は、リチウムイオン二次電池に限定されるものではない。本発明は、種々の二次電池、その他、一次電池や、電気二重層キャパシタ等のキャパシタにも適用可能である。
ところで、上記実施形態においては、接続部12に薄肉部13が形成され、薄肉部13と外部端子4とが溶接されるようになっている。しかしながら、接続部12が本体部11よりも幅狭になっているだけでも、溶接範囲を少なくすることができ、そして、溶接のために必要な出力エネルギを低減することができる。この観点からすれば、接続部12において、薄肉部13が設けられないことは、技術的に成立し得る。すなわち、外部端子を有する蓄電素子と、本体部及び接続部を有し、該接続部にて外部端子に接続されるバスバーとを備え、接続部は、本体部よりも断面積が小さい、という発明が成立し得る。
この場合、上記実施形態においては、第一のバスバー10において、接続部12の幅が本体部11の幅よりも狭くされることにより、接続部12の断面積が本体部11の断面積よりも小さくなっている。しかし、これに限定されるものではない。例えば、接続部12の厚みを本体部11の厚みよりも少なくなるようにしてもよい。あるいは、厚みと幅の組み合わせで、接続部12と本体部11との間に断面積の差が設けられるようにしてもよい。要は、厚みや幅を含め、第一のバスバー10の該当箇所の形状や寸法を異ならせることで、接続部12と本体部11との間に断面積の差が設けられればよい。
また、この場合、バスバー10,15と外部端子4とが溶接されるのではなく、例えば、外部端子がボルト端子であり、バスバーに該ボルト端子を挿通する孔が形成されており、該ボルト端子にナットを締結することによりバスバーと外部端子とを接続する形態であってもよい。
1…電池セル、2…ケース、2a…ケース本体、2b…蓋板、3…外部ガスケット、4…外部端子、4a…平坦面、7…ハウジング、10…第一のバスバー、11…本体部、12…接続部、13…薄肉部、14…孔、15…第二のバスバー、16…本体部、17…接続部、18…薄肉部、19…孔、20…第三のバスバー(20A…正極用の第三のバスバー、20B…負極用の第三のバスバー)、21…薄肉部、22…薄肉部、W…溶接線(溶接部)

Claims (19)

  1. 外部端子を有する蓄電素子と、
    前記外部端子に接続されるバスバーとを備え、
    該バスバーは、薄肉部を有し、
    該薄肉部と前記外部端子とが溶接されている
    蓄電装置。
  2. 前記蓄電素子を少なくとも二つ備え、
    前記薄肉部は、
    少なくとも二箇所に設けられ、
    二つの蓄電素子の前記外部端子に溶接されている
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記薄肉部は、前記バスバーのうち、少なくとも前記外部端子と接する部分に形成されている
    請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記薄肉部は、前記バスバーの外縁に沿って形成されている
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記バスバーの前記外縁は、不連続部分を有しない形状である
    請求項4に記載の蓄電装置。
  6. 前記薄肉部は、前記バスバーの中央部に形成されている
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  7. 前記薄肉部の外縁は、不連続部分を有しない閉じた形状である
    請求項6に記載の蓄電装置。
  8. 前記バスバーは、本体部と、該本体部と連続した接続部であって、前記外部端子に接続される接続部とを有し、
    前記薄肉部は、前記接続部に形成されている
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  9. 前記接続部の幅は、前記本体部の幅よりも狭い
    請求項8に記載の蓄電装置。
  10. 前記蓄電素子を少なくとも二つ備え、
    前記接続部は、前記本体部の両端に一対設けられ、二つの蓄電素子の前記外部端子同士を接続している
    請求項8又は請求項9に記載の蓄電装置。
  11. 前記蓄電素子は、ケースを備え、該ケースにおける前記外部端子が配置される一面が長方形状である偏平な角型であり、該一面が長手方向に並ぶようにして少なくとも二つの蓄電素子が配置され、
    前記本体部は、前記一面の幅に合わせて形成され、
    前記接続部は、前記一面よりも幅が狭い前記外部端子の当該幅に合わせて形成されている
    請求項10に記載の蓄電装置。
  12. 前記蓄電素子は、ケースを備え、該ケースにおける前記外部端子が配置される一面が長方形状である偏平な角型であり、該一面が長手方向及び短手方向に並ぶようにして複数の蓄電素子が行列状に整列配置され、
    前記バスバーのうち、長手方向に並ぶ二つの蓄電素子の前記外部端子同士を接続するバスバーの前記本体部は、前記一面の幅に合わせて形成され、
    当該バスバーの前記接続部は、前記一面よりも幅が狭い前記外部端子の当該幅に合わせて形成されている
    請求項10に記載の蓄電装置。
  13. 前記薄肉部は、段差状に形成されている
    請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  14. 前記薄肉部は、外縁側ほど厚みが小さくなる形状に形成されている
    請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  15. 外部端子を有する蓄電素子と、前記外部端子に接続されるバスバーとを備えた蓄電装置の製造方法であって、
    前記バスバーに形成される薄肉部と前記外部端子とを溶接する工程を含む
    蓄電装置の製造方法。
  16. 前記溶接は、レーザ溶接である
    請求項15に記載の蓄電装置の製造方法。
  17. 前記レーザ溶接は、レーザ光を前記バスバーに対して垂直に照射するものである
    請求項16に記載の蓄電装置の製造方法。
  18. 外部端子を有する蓄電素子の該外部端子に接続されるバスバーであって、
    前記外部端子と溶接される薄肉部を有する
    バスバー。
  19. それぞれ外部端子を有する二つの蓄電素子の該外部端子同士を接続するバスバーであって、
    少なくとも二箇所に前記二つの蓄電素子の前記外部端子に溶接される薄肉部を有する
    バスバー。
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