JP2013145489A - 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム - Google Patents

現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013145489A
JP2013145489A JP2012005968A JP2012005968A JP2013145489A JP 2013145489 A JP2013145489 A JP 2013145489A JP 2012005968 A JP2012005968 A JP 2012005968A JP 2012005968 A JP2012005968 A JP 2012005968A JP 2013145489 A JP2013145489 A JP 2013145489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
user
online
server
offline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012005968A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Ban
竜一 伴
Kentaro Kondo
健太郎 今藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Networks Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Networks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Networks Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012005968A priority Critical patent/JP2013145489A/ja
Publication of JP2013145489A publication Critical patent/JP2013145489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】オンラインでのユーザ認証を行うことが可能な、新規かつ改良された現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行う通信部と、ユーザ識別情報を記憶する記憶部と、サーバとの通信が行われない場合に、ユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行う認証部と、オフライン認証の結果に関する情報と、サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする、現金類処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラムに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、銀行等の金融機関の営業店には、処理能力の大きい出納機と称する大型の現金類処理装置が設置されている。この現金類処理装置は紙幣入出金機や施封小束支払機等を並べて配置した構造を持ち、オペレータ等の操作により各種の現金類処理を行う機能を有している。なお、オペレータ等のユーザは、現金類処理装置を操作するに先立って、ユーザ認証を受ける。ユーザ認証では、ユーザID及びユーザ権限のチェックが行われる。ユーザは、自己に与えられたユーザ権限の範囲内で現金類処理装置を操作することができる。
特開2005−157759号公報
しかし、従来の現金類処理装置は、ユーザ認証を現金類処理装置内でしか行なうことができなかった。即ち、従来の現金類処理装置は、ユーザ認証をオフラインで行うことしかできなかった。このため、現金類処理装置への処理負担が大きくなっていた。そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、オンラインでのユーザ認証を行うことが可能な、新規かつ改良された現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行う通信部と、ユーザ識別情報を記憶する記憶部と、サーバとの通信が行われない場合に、ユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行う認証部と、オフライン認証の結果に関する情報と、サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする、現金類処理装置が提供される。
ここで、制御部は、オフライン認証が行われた場合には、サーバを用いた業務であるオンライン業務を制限してもよい。
また、制御部は、オンライン認証が行われた場合と、オフライン認証が行われた場合とで異なるユーザ権限をユーザに付与してもよい。
また、制御部は、オフライン認証が行われた場合には、オンライン認証が行われた場合のユーザ権限よりも狭いユーザ権限をユーザに付与してもよい。
また、制御部は、サーバとの通信が行われない場合に、過去のオンライン認証履歴に基づいて、ユーザに与えるユーザ権限を調整してもよい。
本発明の他の観点によれば、ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行うステップと、サーバとの通信が行われない場合に、記憶部に記憶されたユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行うステップと、オフライン認証の結果に関する情報と、サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行うステップと、を含むことを特徴とする、現金類処理方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、コンピュータに、ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行う通信機能と、ユーザ識別情報を記憶する記憶機能と、サーバとの通信が行われない場合に、ユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行う認証機能と、オフライン認証の結果に関する情報と、サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行う制御機能と、を実現させることを特徴とする、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明による現金類処理装置は、ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行うので、オンラインでのユーザ認証を行うことができる。さらに、現金類処理装置は、サーバとの通信が行われない場合に、オフライン認証を行うので、ユーザは、オンライン認証が行われない場合であっても、ユーザ認証を受けることができる。さらに、現金類処理装置は、オンライン認証が行われない場合に、オフライン認証の結果に関する情報と、オンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示するので、ユーザは、オンライン認証が行われなかったことを容易に認識することができる。
本発明の実施形態に係る現金類処理装置の外観構成を示す斜視図である。 現金類処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 現金類処理装置による処理の手順をしめすフローチャートである。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。 現金類処理装置のディスプレイに表示される画面の例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.現金類処理装置の構成>
まず、図1及び図2に基づいて、本実施形態に係る現金類処理装置1の構成について説明する。現金類処理装置1は、制御装置10と、ディスプレイ20と、キーボード30と、プリンタ40と、紙幣入出金機50と、硬貨入出金機60と、施封小束支払機70と、新券支払機80と、棒金支払機90と、補充回収機100と、現金外ポスト110とを備える。現金類処理装置1は、出納機とも称され、金融機関の営業店内のうち、オペレータが顧客と接客して取引業務を行う窓口の後方等に設置される。
制御装置10は、現金類処理装置1全体の制御を行う他、ユーザ認証に関する各種の処理を行う。詳細は後述する。ディスプレイ20は、現金類処理に関する各種の画面を表示する。なお、ディスプレイ20の表面にはタッチパネルが配置されている。タッチパネルは、ユーザによるタッチ操作がなされた際に、タッチ操作に関する操作情報を制御装置10に出力する。キーボード30は、オペレータ等のユーザが各種の情報を入力するために使用される。プリンタ40は、現金類処理装置1を用いた入出金が行われた場合、入出金の内容に関する情報を印字する。
紙幣入出金機50は、バラの紙幣の入出金を行う。硬貨入出金機60は、バラの硬貨の入出金を行う。施封小束支払機70は、紙幣入出金機50から1枚ずつ搬送されてくる紙幣を一定枚数毎に紙の帯で施封して小束にし、その小束紙幣を払出し口から放出する。また、施封小束支払機70は、小束紙幣を小束収納庫に収納して入金する。また、施封小束支払機70は、ユーザの要求により小束収納庫から小束紙幣を取り出して出金口から放出する。
新券支払機80は、各金種の紙幣を支払う。棒金支払機90は、金種毎に一定枚数の硬貨を棒状に包んだ棒金を出金する。補充回収機100は、営業店に設置される自動取引装置(ATM)に対して紙幣の補充、回収を行うために使用される一括収納庫への紙幣の装填を行なう。また、補充回収機100は、自動取引装置から取り外した一括収納庫内に収納されている紙幣の自動計数等を行い、これらの紙幣を収納する。また、補充回収機100は、紙幣入出金機50からの紙幣を施封小束支払機70へ搬送する搬送路を有する。現金外ポスト110は、現金以外の有価証券、例えば小切手や定期預金証書等の有価証券を受け入れて入金する。入金金額等はユーザにより入力される。
<2.制御装置の構成>
次に、制御装置10の詳細な構成について説明する。制御装置10は、記憶部11と、通信部12と、認証部13と、制御部14とを備える。即ち、制御装置10は、CPU、ROM、RAM、各種の記録媒体(ハードディスク等)、及び通信装置等のハードウェア構成を備え、これらのハードウェア構成により記憶部11、通信部12、認証部13、及び制御部14が実現される。即ち、ROMには、制御装置10に、記憶部11、通信部12、認証部13、及び制御部14を実現させるためのプログラムが記録されており、CPUは、このプログラムを読みだして実行する。
記憶部11は、ユーザID(ユーザ識別情報)とユーザの権限に関するユーザ権限情報とを関連付けて記憶する。以下、記憶部11が記憶するユーザID及びユーザ権限情報を「オフラインユーザID」及び「オフラインユーザ権限情報」とも称する。オフラインユーザ識別情報及びオフラインユーザ権限情報は、認証部13によるユーザ認証に利用される。通信部12は、通信ネットワーク2を介してサーバ3と通信を行なう。
サーバ3は、ユーザ識別情報及びユーザ権限情報を記憶する認証データベースを有しており、当該認証データベースを用いてユーザ認証を行なう。以下、サーバ3によるユーザ認証を「オンライン認証」とも称する。また、認証データベースに記憶されたユーザID及びユーザ権限情報を「オンラインユーザID」及び「オンラインユーザ権限情報」とも称する。なお、オンラインユーザID及びオフラインユーザIDが一致する場合、これらに対応するオンラインユーザ権限情報及びオフラインユーザ権限情報も一致する。
また、サーバ3は、通信ネットワーク2を介して複数の現金類処理装置1に接続されている。そして、サーバ3は、各現金類処理装置1と連携することで、各現金類処理装置1による処理の進捗状況を管理する。なお、各現金類処理装置1による処理の進捗状況を示す情報は、例えば連携キュー(連繋データベース)に格納される。
認証部13は、サーバ3との通信が行われない場合(例えば、通信ネットワーク2に何らかのトラブルがあった場合)に、オフラインユーザID及びオフラインユーザ権限情報を用いてユーザ認証を行なう。以下、認証部13によるユーザ認証を「オフライン認証」とも称する。
制御部14は、現金類処理装置1の各構成要素を制御する他、以下の処理を行なう。即ち、制御部14は、オフライン認証の結果に関する情報と、オンライン認証が実行されなかった旨の情報とをディスプレイ20に表示する。なお、制御部14は、音声にてこれらの情報を出力する制御を行なってもよい。
また、制御部14は、オフライン認証が行われた場合には、オンライン認証時のユーザ権限よりも狭いユーザ権限をユーザに付与する。具体的には、制御部14は、オフライン認証が行われた場合には、サーバ3を用いた業務であるオンライン業務を制限する。即ち、制御部14は、ユーザによってオンライン業務が実行されないように制御する。
<3.現金類処理装置及びサーバによる処理の手順>
次に、現金類処理装置1及びサーバ3による処理の手順を図3に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS10において、制御部14は、ユーザが自己のユーザIDを入力するまで待機する。ユーザは、キーボード30を用いて自己のユーザIDを入力する。ユーザにより入力されたユーザID(以下、「入力ユーザID」とも称する)は、制御部14に出力される。なお、ユーザは、自己の社員証に記録されたユーザIDを図示しないカードリーダに読み込ませてもよい。この場合、カードリーダは、読み込んだユーザIDを制御部14に出力する。
ステップS20において、制御部14は、入力ユーザIDの桁数をチェックする。制御部14は、入力ユーザIDの桁数が所定値に一致している場合には、ステップS30に進み、入力ユーザIDの桁数が所定値と異なる場合には、ステップS80−3に進む。
ステップS30において、制御部14は、入力ユーザIDを通信部12に出力する。通信部12は、入力ユーザIDをサーバ3に送信する。一方、ステップS30−1において、サーバ3は、入力ユーザIDを受信するまで待機する。サーバ3は、入力ユーザIDを受信した場合には、ステップS30−2に進む。ステップS30−2において、サーバ3は、オンライン認証を行なう。具体的には、サーバ3は、入力ユーザIDに一致するオンラインユーザIDを認証データベースから検索する。
ステップS30−3において、サーバ3は、入力ユーザIDに一致するオンラインユーザIDを認証データベースから発見した場合には、当該オンラインユーザIDと、当該オンラインユーザIDに関連付けられたユーザ権限情報とを認証データベースから取得する。そして、サーバ3は、オンラインユーザID及びユーザ権限情報を関連付けて現金類処理装置1に送信する。なお、サーバ3は、入力ユーザIDに一致するオンラインユーザIDを認証データベースから発見することが出来なかった場合には、その旨のエラー情報を現金類処理装置1に送信する。その後、サーバ3は処理を終了する。
ステップS50において、現金類処理装置1の通信部12は、サーバ3からオンラインユーザID及びオンラインユーザ権限情報が与えられたか否か、即ち、サーバ3から応答があったか否かを判定する。通信部12は、サーバ3から応答があった場合には、ステップS60に進み、サーバ3から応答がない場合には、ステップS90に進む。通信部11は、エラー情報がサーバ3から与えられた場合には、ステップS80−3に進む。なお、この場合、通信部11は、ステップS90に進んでもよい。この場合、ユーザは、少なくともオフライン認証を受けることができる。
ステップS60において、通信部12は、オンラインユーザID及びオンラインユーザ権限情報を認証部13に出力する。認証部13は、オンラインユーザIDに一致するオフラインユーザIDを記憶部11から検索する。認証部13は、オンラインユーザIDに一致するオフラインユーザIDを記憶部11から発見した場合には、そのオフラインユーザIDに関連付けられたオフラインユーザ権限情報を記憶部11から取得し、ステップS70に進む。一方、認証部13は、オンラインユーザIDに一致するオフラインユーザIDを記憶部11から発見することが出来なかった場合には、ステップS80−3に進む。
ステップS70において、認証部13は、オンラインユーザ権限情報とオフラインユーザ権限情報とが一致するか否かを判定し、これらが一致すると判定した場合にはステップS80に進み、これらが一致しないと判定した場合には、ステップS80−3に進む。即ち、現金類処理装置1は、ステップS60〜S70の処理を行うことで、オンライン認証の結果をチェックする。即ち、現金類処理装置1及びサーバ3は、入力ユーザIDに対して実質的に2重のチェックを行うことができる。
ステップS80−1において、認証部13は、オンライン認証が成功したと判定し、その旨の情報をディスプレイ20に表示する。さらに、制御部14は、ログイン処理を行い、オンラインユーザ権限情報が示すユーザ権限をユーザに付与する。例えば、制御部14は、オンラインユーザ権限情報に一または複数のオンライン業務が含まれている場合には、それらのオンライン業務の実行を許可する。制御部14は、ユーザが実行可能な処理が一覧表示されたメニュー画面をディスプレイ20に表示する。これにより、ユーザは、自己に与えられたユーザ権限の範囲内で各種の処理を行うことができる。その後、現金類処理装置1は、処理を終了する。
オンライン認証が成功した場合に表示されるメニュー画面の一例を図4に示す。図4に示すメニュー画面には、「入金」ボタン100、「出金」ボタン110、「連携入金」ボタン120、「連携出金」ボタン130が描かれている。ユーザは、これらのボタンにタッチすることで、各業務を行うことができる。なお、「入金」及び「出金」はオフライン業務であり、現金類処理装置1内での入金及び出金を行う業務である。一方、「連携入金」及び「連携出金」はオンライン業務であり、現金類処理装置1内での入金及び出金を行うと共に、これらの処理の進捗状況をサーバ3に登録する処理である。ユーザは、オンライン認証が成功しているので、これらのオンライン業務を行うことができる。なお、制御部14は、サーバ3との通信が切れてしまった場合でも、オンラインユーザ権限情報が示すユーザ権限をユーザに付与する。ただし、制御部14は、オンライン業務に係るボタンがタッチされた場合には、オンライン業務が実行できない旨の情報をディスプレイ20に表示する。
一方、上述したステップS90において、認証部13は、オフライン認証を行なう。具体的には、認証部13は、入力ユーザIDに一致するオフラインユーザIDを記憶部11から検索する。認証部13は、入力ユーザIDに一致するオフラインユーザIDを記憶部11から発見した場合には、そのオフラインユーザIDに関連付けられたオフラインユーザ権限情報を記憶部11から取得し、ステップS100に進む。一方、認証部13は、入力ユーザIDに一致するオフラインユーザIDを記憶部11から発見することが出来なかった場合には、ステップS80−3に進む。
ステップS100において、制御部14は、オフライン認証が成功したと判定する。そして、制御部14は、オフライン認証に成功した旨の情報と、オンライン認証が実行されなかった旨の情報とを含む注意メッセージをディスプレイ20に表示する。したがって、ユーザは、注意メッセージを視認することによって、オンライン認証が実行されなかったことを認識することができる。その後、制御部14は、ステップS80−2に進む。
ステップS80−2において、制御部14は、ログイン処理を行い、オフラインユーザ権限情報が示すユーザ権限のうち、オフライン業務に関するユーザ権限のみユーザに付与する。即ち、制御部14は、オフラインユーザ権限情報に一または複数のオンライン業務が含まれていても、ユーザによってこれらのオンライン業務が実行されないように制御する。
具体的には、制御部14は、ユーザが実行可能な処理が一覧表示されたメニュー画面をディスプレイ20に表示する。これにより、ユーザは、自己に与えられたユーザ権限の範囲内で各種の処理を行うことができる。その後、現金類処理装置1は、処理を終了する。オフライン認証が成功した場合に表示されるメニュー画面の一例を図5に示す。図5に示すメニュー画面には、「入金」ボタン100、及び「出金」ボタン110が描かれるが、「連携入金」ボタン120、「連携出金」ボタン130は描かれない。これにより、制御部14は、ユーザによって「連携入金」や「連携出金」といったオンライン業務が実行されないように制御する。なお、ユーザは、メニュー画面を視認することによっても、オンライン認証が実行されなかったことを認識することができる。
一方、このメニュー画面には、「通信確認」ボタン200が描かれている。ユーザが「通信確認」ボタン200を押した場合、通信部12は、ステップS30の処理を再度行なう。即ち、通信部12は、サーバ3との接続を再度試みる。したがって、ユーザは、オンライン認証を受けたい場合には、「通信確認」ボタン200をタッチすればよい。なお、ユーザがオンライン認証を受けるための他の方策としては、一旦ログオフし、再度ログインする(ユーザIDを再入力する)ことも挙げられる。
図5の例では、オンライン業務に関するボタンがディスプレイ20に表示されないが、オンライン業務に関するボタンを表示した上で、これらのボタンをタッチする操作を無効としてもよい。
ステップS80−3において、認証部13は、ユーザ認証に失敗した旨のエラーメッセージを表示し、処理を終了する。
<4.変形例>
次に、本実施形態の変形例を説明する。この変形例では、現金類処理装置1は上記の処理に加えて以下の処理を行う。即ち、制御部14は、オンライン認証に成功した場合には、オンライン認証履歴、具体的には、入力ユーザIDと、オンライン認証に成功した日時と、所定期間内でオンライン認証に成功した累積回数と、オンラインユーザ権限情報とを関連付けて記憶する。そして、制御部14は、ステップS50でサーバ3からの応答がなかった場合、ステップS90の処理を行う前に、入力ユーザIDに対応する過去のオンライン認証履歴をチェックする。そして、制御部14は、所定期間内にオンライン認証に成功したか、または、上記の累積回数が所定値を超える場合には、オンライン認証履歴内のオンラインユーザ権限情報が示すユーザ権限をユーザに付与する。一方、制御部14は、これらの条件がいずれも満たされない場合には、ステップS90に進む。したがって、制御部14は、サーバ3との通信が行われない場合に、過去のオンライン認証履歴に基づいて、ユーザ権限を調整する。なお、制御部14は、これらの条件の両方が満たされる場合に、オンライン認証履歴内のオンラインユーザ権限情報が示すユーザ権限をユーザに付与してもよい。
以上により、本実施形態によれば、現金類処理装置1は、ユーザ認証が可能なサーバ3と通信ネットワーク2を介して通信を行うので、オンラインでのユーザ認証を行うことができる。さらに、現金類処理装置1は、サーバ3との通信が行われない場合に、オフライン認証を行うので、ユーザは、オンライン認証が行われない場合であっても、ユーザ認証を受けることができる。さらに、現金類処理装置1は、オンライン認証が行われない場合に、オフライン認証の結果に関する情報と、オンライン認証が実行されなかった旨の情報とをディスプレイ20に表示するので、ユーザは、オンライン認証が行われなかったことを容易に認識することができる。
さらに、現金類処理装置1は、オンライン認証が行われた場合と、オフライン認証が行われた場合とで異なるユーザ権限をユーザに付与するので、ユーザ認証の種類ごとに適切なユーザ権限をユーザに付与することができる。
具体的には、オフライン認証が行われた場合には、オンライン認証が行われた場合のユーザ権限よりも狭いユーザ権限をユーザに付与する。一方、オフライン認証は、オンライン認証よりもユーザ認証の信頼性が低い場合がある。したがって、現金類処理装置1は、ユーザ認証の信頼性に応じたユーザ権限をユーザに付与することができる。
より具体的には、現金類処理装置1は、オフライン認証が行われた場合、即ちサーバ3との通信が行われない場合に、オンライン業務を制限する。したがって、現金類処理装置1は、サーバ3との通信が行われないにも関わらず、ユーザがオンライン業務を行うといった誤操作を防止することができる。
さらに、現金類処理装置1は、サーバ3との通信が行われない場合に、過去のオンライン認証履歴に基づいて、ユーザに与えるユーザ権限を調整するので、過去のオンライン認証履歴も考慮したユーザ権限をユーザに付与することができる。例えば、現金類処理装置1は、過去に複数回オンライン認証を受けたユーザが、あるタイミングでオンライン認証を受けることができない場合であっても、オンライン認証時と同等のユーザ権限をユーザに付与することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 現金類処理装置
2 通信ネットワーク
3 サーバ
10 制御装置
11 記憶部
12 通信部
13 認証部
14 制御部
20 ディスプレイ
30 キーボード
40 プリンタ
50 紙幣入出金機
60 効果入出金機
70 施封小束支払機


Claims (7)

  1. ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行う通信部と、
    ユーザ識別情報を記憶する記憶部と、
    前記サーバとの通信が行われない場合に、前記ユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行う認証部と、
    前記オフライン認証の結果に関する情報と、前記サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする、現金類処理装置。
  2. 前記制御部は、前記オフライン認証が行われた場合には、前記サーバを用いた業務であるオンライン業務を制限することを特徴とする、請求項1記載の現金類処理装置。
  3. 前記制御部は、前記オンライン認証が行われた場合と、前記オフライン認証が行われた場合とで異なるユーザ権限をユーザに付与することを特徴とする、請求項1または2記載の現金類処理装置。
  4. 前記制御部は、前記オフライン認証が行われた場合には、前記オンライン認証が行われた場合のユーザ権限よりも狭いユーザ権限をユーザに付与することを特徴とする、請求項3記載の現金類処理装置。
  5. 前記制御部は、前記サーバとの通信が行われない場合に、過去のオンライン認証履歴に基づいて、ユーザに与えるユーザ権限を調整することを特徴とする、請求項3または4に記載の現金類処理装置。
  6. ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行うステップと、
    前記サーバとの通信が行われない場合に、記憶部に記憶されたユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行うステップと、
    前記オフライン認証の結果に関する情報と、前記サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行うステップと、を含むことを特徴とする、現金類処理方法。
  7. コンピュータに、
    ユーザ認証が可能なサーバと通信ネットワークを介して通信を行う通信機能と、
    ユーザ識別情報を記憶する記憶機能と、
    前記サーバとの通信が行われない場合に、前記ユーザ識別情報を用いたユーザ認証であるオフライン認証を行う認証機能と、
    前記オフライン認証の結果に関する情報と、前記サーバによるユーザ認証であるオンライン認証が実行されなかった旨の情報とを提示する制御を行う制御機能と、を実現させることを特徴とする、プログラム。

JP2012005968A 2012-01-16 2012-01-16 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム Pending JP2013145489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012005968A JP2013145489A (ja) 2012-01-16 2012-01-16 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012005968A JP2013145489A (ja) 2012-01-16 2012-01-16 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013145489A true JP2013145489A (ja) 2013-07-25

Family

ID=49041245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012005968A Pending JP2013145489A (ja) 2012-01-16 2012-01-16 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013145489A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015106236A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通株式会社 情報処理装置及びユーザ認証方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318402A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Oki Electric Ind Co Ltd 出納機のアクセス履歴取得方法
JP2005301945A (ja) * 2004-04-16 2005-10-27 Casio Comput Co Ltd 認証処理装置及び認証処理プログラム
JP2007067849A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Inc 画像アーカイブシステム
JP2007122553A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Konica Minolta Business Technologies Inc サーバ、サーバシステム、複合多機能端末、ユーザ認証方法
JP2008081063A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daifuku Co Ltd 折り畳み自在な搬送用台車
JP2008205332A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Elpida Memory Inc 半導体パッケージ
JP2009169855A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Sharp Corp データ通信システム及びデータ送信装置
JP2010066875A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Oki Electric Ind Co Ltd 生体情報印刷装置、生体情報印刷システム、プログラム、および生体情報印刷方法
JP2011037161A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Canon Marketing Japan Inc 画像形成装置、処理方法及びプログラム
JP2011095792A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Sharp Corp 複合機制御システム
JP2011258224A (ja) * 2011-08-05 2011-12-22 Glory Ltd 貨幣管理装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318402A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Oki Electric Ind Co Ltd 出納機のアクセス履歴取得方法
JP2005301945A (ja) * 2004-04-16 2005-10-27 Casio Comput Co Ltd 認証処理装置及び認証処理プログラム
JP2007067849A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Inc 画像アーカイブシステム
JP2007122553A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Konica Minolta Business Technologies Inc サーバ、サーバシステム、複合多機能端末、ユーザ認証方法
JP2008081063A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daifuku Co Ltd 折り畳み自在な搬送用台車
JP2008205332A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Elpida Memory Inc 半導体パッケージ
JP2009169855A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Sharp Corp データ通信システム及びデータ送信装置
JP2010066875A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Oki Electric Ind Co Ltd 生体情報印刷装置、生体情報印刷システム、プログラム、および生体情報印刷方法
JP2011037161A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Canon Marketing Japan Inc 画像形成装置、処理方法及びプログラム
JP2011095792A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Sharp Corp 複合機制御システム
JP2011258224A (ja) * 2011-08-05 2011-12-22 Glory Ltd 貨幣管理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015106236A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通株式会社 情報処理装置及びユーザ認証方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012108796A (ja) 自動取引システム、自動取引方法、および自動取引装置
JP5121607B2 (ja) 自動取引装置およびシステムならびに情報記録媒体
JP6239291B2 (ja) 紙葉類取引装置及び紙葉類取引処理方法
KR102214283B1 (ko) 금융 자동화 서비스를 제공하기 위한 방법 및 이를 위한 시스템
JP4735154B2 (ja) 自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引装置
JP6116123B2 (ja) 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム
JP6503653B2 (ja) 取引装置
JP5658573B2 (ja) 取引処理装置、および取引処理システム
JP6776831B2 (ja) 現金処理装置
JP4578255B2 (ja) 自動取引装置
JP2013145489A (ja) 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム
JP6007115B2 (ja) 自動取引システムおよび自動取引装置
JP2011258116A (ja) 自動機
JP2007328708A (ja) 自動取引装置
JP2009064119A (ja) 自動取引装置
KR20070070575A (ko) 고객별 거래화면을 제공하는 금융자동화시스템 및금융자동화기기
JP6459499B2 (ja) 現金処理装置および現金処理方法
JP2015064669A (ja) 現金処理装置
JP6208007B2 (ja) 現金入出金機、売上金回収方法、及び、プログラム
JP2018160154A (ja) 現金自動取引装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP7541794B2 (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理装置の異常解消方法およびコンピュータプログラム
JP2013178622A (ja) 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム
JP2013145490A (ja) 現金類処理装置、現金類処理方法、及びプログラム
JP6060726B2 (ja) 現金処理装置及び現金処理プログラム
JP5211990B2 (ja) 現金入出金装置の精査システム、その精査方法及び窓口端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160614