JP2013144858A - 前屈作業補助用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業空間を妨げず、装着による拘束感を抑え、自然な動作を妨げずに前屈姿勢における腰部の負担を軽減する前屈作業補助用具を提供する。
【解決手段】曲げ方向に弾性を有する弾性部材10を背部から大腿部に至るよう身体背面に左右独立して配置する。弾性部材の上端はベスト状衣服20に設けられた保持部21において長手方向に摺動自在となるよう身体に装着する。弾性部材の下端は大腿部に装着する大腿部ベルト30と連結し、大腿部ベルトと連結する臀部パッド40を体幹側部に位置する連結ベルト50によってベスト状衣服から吊り下げる。前屈すると弾性部材の復元力により腰部の負担が軽減すると共に、弾性部材上端の摺動により身体背面の体表距離変化が吸収され、拘束感なく動作することが出来る。また、連結ベルトにより弾性部材の装着位置が保持されるため、装着位置保持のために身体を周方向に締め付ける必要が無い。
【選択図】図1

Description

この発明は、前屈姿勢を伴う作業時に身体に装着して使用する前屈作業補助用具に関する。
漁業におけるコンブの天日乾燥作業や農業における重量野菜の収穫など、一次産業では前屈姿勢を伴う作業が多く、さらに、作業が長時間に及ぶため、作業者の腰部に大きな負担が生じ易い。こうした作業に長期間にわたって従事することで健康への影響も懸念され、体力的な理由が引退や廃業につながるケースも多いことから、作業の軽労化が求められている。
腰部の負担への対策として、従来から腹部を締め付けるコルセットが利用されている。また、前屈姿勢における腰部の負担を軽減する用具として、肩から背中を経由し足部に至るようベルトを配置し、前屈姿勢時このベルトに発生する張力を利用して腰部の負担を軽減する用具(例えば、特許文献1参照。)や、身体前面に配置した弾性部材が前屈姿勢時に発揮する復元力を利用して腰部の負担を軽減する用具(例えば、特許文献2参照。)、弾性を有する支柱を内蔵したパッドを身体背面に配置し、前屈姿勢において支柱に発生する復元力を利用して腰部の負担を軽減する用具(例えば、特許文献3参照。)などが提案されている。
特開2004−81792号公報 特開2007−247110号公報 特開2002−161414号公報
ところで、前屈姿勢では上半身の自重により、腰部に屈曲モーメントが生じる。これに対し腰背部の筋力等の生体内力によって伸展モーメントを発生させることで前屈姿勢を維持している。従って、補助用具等により伸展モーメントを与えることで腰部の負担を軽減することが出来る。
従来から利用されているコルセットは体幹を安定させ腰椎の動きを制限することが主目的であるため、前屈姿勢において腰部に伸展モーメントを発生させる効果はほとんど期待できない。また、常に腹部を締め付けるため、立位等の腰部の負担が大きくない姿勢においても腹部を圧迫され拘束感が生じる。
特許文献1の腰部負担軽減用具は、身体背面の肩から下肢にかけてベルトが配置されている。前屈動作では身体背面の体表距離が伸張するため、身体背面に配置されたベルトに張力が発生する。この張力によりベルトが肩を下に引っ張ることで腰部に伸展モーメントを発生させているため、前屈時に肩が圧迫され拘束感が生じる。
特許文献2の腰部負担軽減用具は曲げ方向に弾性を有する部材が身体前面に配置されている。この弾性部材が前屈時に屈曲して復元力を発生することで胸部を上方に持ち上げ、腰部に伸展モーメントを発生させており、肩を圧迫するおそれは少ない。しかし、身体の前方は作業空間であるため、身体前面に配置された弾性部材が作業対象物と干渉するなどして支障をきたすおそれがある。また、弾性部材の下端が大腿部に位置しており、前屈姿勢では円状断面の大腿部に対して、前方から押す力が作用することになる。この場合、力の作用方向が大腿外周に対する垂直方向を維持しなければ、弾性部材の下端が左右にずれやすく、装着位置が安定しない。なお、弾性部材を身体側部に配置し、下端を大腿外側部にベルト等で固定したとしても、復元力は大腿外周の接線方向に作用するため、大腿を軸にベルトが回転しやすく、装着位置は安定しない。
特許文献3の腰部負担軽減用具は曲げ方向に弾性を有する支柱を内蔵したパッドが身体背面に配置されている。この支柱が前屈時に屈曲して復元力を発生することで胸部を上方に持ち上げ、腰部に伸展モーメントを発生させており、復元力が原因となって肩が圧迫されるおそれは少ない。また、身体の前面は胸部のパッドと大腿部のベルトのみ装着すれば良く、作業空間を妨げることもない。さらに、弾性部材の下端が大腿部の後方に位置しているため、前屈姿勢ではベルトを介して後方に引く力が大腿部に作用することになる。この場合、弾性部材の下端の位置は大腿部後方、力の作用線が大腿断面の中心を通る位置に安定するため、弾性部材の下端の位置が左右にずれるおそれも少ない。しかし、身体背面の体表距離変化が考慮されておらず、前屈動作における背面体表距離の伸びに対して背面パッドの長さが変わらないため、前屈動作時に身体背面の肩から大腿にかけての装着部分が突っ張り、動作の妨げとなる。
そこで、この発明は、作業空間を妨げず、装着による拘束感を抑え、自然な動作を妨げずに前屈姿勢における腰部の負担を軽減する前屈作業補助用具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための、本発明による前屈作業補助用具の特徴は、身体背面に配置される弾性部材により伸展モーメントを発生させることで前屈姿勢における腰部の負担を軽減し、弾性部材の上部が長手方向に摺動することで身体背面の体表距離変化を吸収し、体幹側部に配置されるベルトにより弾性部材の装着位置が保持されることにある。
すなわち本発明による前屈作業補助用具は、身体背面に左右独立して配置され、上端が背部、臀部を経由し、下端が大腿部に至り、曲げ方向に弾性を有する弾性部材と、背部において該弾性部材が長手方向に摺動自在となるよう保持する保持部を有するベスト状衣服と、前記弾性部材の下端を大腿部に係止する大腿部ベルトと、左右の該大腿部ベルト両方の背側上端に連結し、臀部と前記弾性部材の間に配置される臀部パッドと、該臀部パッドの左上部と前記ベスト状衣服の左腋下部、臀部パッドの右上部とベスト状衣服の右腋下部をそれぞれ連結する連結ベルトとで構成されることを特徴とする。
本発明による前屈作業補助用具において、左の前記弾性部材の上端が下端の位置よりも右側に配置され、右の弾性部材の上端が下端の位置よりも左側に配置されることを特徴とすることが望ましい。
本発明による前屈作業補助用具において、前記大腿部ベルトの大腿内側部の幅が大腿外側部の幅よりも細いことを特徴とすることが望ましい。
本発明による前屈作業補助用具において、前記連結ベルトが前記臀部パッド左上部から前記ベスト状衣服の左腋下部、胸部、右腋下部を経由し、臀部パッド右上部に至るよう左右一体で構成され、ベスト状衣服の左右腋下部において連結ベルトが摺動自在となるよう保持されることを特徴とするよう構成しても良い。
請求項1の構成によれば、弾性部材が身体背面に配置されているため作業空間を妨げることがない。また、前屈姿勢では弾性部材が屈曲して復元力を発生することで腰部に伸展モーメントを発生させ、腰部の負担を軽減することができる。さらに、背部で弾性部材を長手方向に摺動自在となるよう保持することで身体背面の体表距離の変化を吸収することができ、前屈姿勢においても身体背面の肩から大腿にかけての装着部分が突っ張らず、拘束感なく動作することが出来る。またさらに、左右の弾性部材を独立して配置することで、歩行時のように、背部から大腿後面にかけての体表距離が左右で異なる場合にも動作の妨げとならない。また、体幹側部に配置される連結ベルトが臀部パッドと臀部パッドに連結する大腿部ベルト、および大腿部ベルトに連結する弾性部材を吊り下げており、これにより弾性部材の装着位置が保持されるため、装着位置を安定させるために身体を周方向に締め付ける必要がない。以上により、作業空間を妨げず、装着による拘束感を抑え、自然な動作を妨げずに前屈姿勢における腰部の負担を軽減することができる。
また、請求項2の構成によれば、弾性部材が臀部の膨らみの内側に配置されるため、弾性部材の体側方向へのずれを防止でき、前屈動作時の装着位置がさらに安定する。
さらに、請求項3の構成によれば、大腿部ベルトの内股への食い込みを防止しつつ、大腿部との接触面積を広げることができるため、大腿部の圧迫感を軽減することができ、装着による拘束感がさらに低減する。
さらに、請求項4の構成によれば、連結ベルトの摺動により体側部の体表距離変化を吸収することができ、側屈時も拘束感なく動作することができる。
この発明による前屈作業補助用具の実施例を示し、(a)は前屈作業補助用具を装着した装着者を正面から見た説明図、(b)は同じく装着者を左側面から見た説明図、(c)は同じく装着者を背面から見た説明図である。 ベスト状衣服の実施例を示す説明図である。 使用できる長さ調整機構を例示する斜視図である。 保持部の実施例を示す説明図である。 他の保持部の実施例を示す説明図である。 大腿部ベルトの実施例を示す説明図である。 弾性部材と大腿部ベルトとを連結する方法の実施例を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 前屈作業補助用具を装着して前屈姿勢をとったときの説明図であり、(a)は前屈姿勢での左側面図、(b)は立位姿勢での左側面図である。 (a)は前屈作業補助用具を装着して歩行したときの装着者を左側面から見た説明図、(b)は同じく歩行したときの装着者を背面から見た説明図である。 他の大腿部ベルトの実施例を示し、(a)は正面から見た説明図、(b)は背面から見た説明図である。 この発明による前屈作業補助用具の他の実施例を示し、(a)は前屈作業補助用具を装着した装着者を正面から見た説明図、(b)は同じく装着者を左側面から見た説明図、(c)は同じく装着者を背面から見た説明図である。 弾性部材をカバーに収めて使用する構成の一例を示し、(a)は長板状の弾性部材を使用する場合の説明図、(b)はロッド状の弾性部材を複数本使用する場合の説明図である。 弾性部材をカバーに収めて使用する構成の他の一例を示し、(a)は長板状の弾性部材を使用する場合の説明図、(b)はロッド状の弾性部材を複数本使用する場合の説明図である。
図1から図13を参照しつつ、本発明による前屈作業補助用具の構成と作用を説明する。 図1に示すとおり、本発明による前屈作業補助用具は、左右の肩部、背部、胸部、左右の腋下部、臀部、左右の大腿部にわたって装着され、左右独立して配置され曲げ方向に弾性を有する弾性部材10、保持部21を有するベスト状衣服20、大腿部ベルト30、臀部パッド40、連結ベルト50を備えている。
弾性部材10の上部は背部に配置される保持部21において長手方向に摺動自在となるようベスト状衣服20に取り付けてある。弾性部材10の下端は大腿部に装着される大腿部ベルト30に連結してある。
ベスト状衣服20は背部、肩部、胸部、腋下部にわたって装着される衣服であって、着脱を容易とするため胸部は左右に分かれていることが好ましく、さらに胸部中央でファスナーやボタン、スナップなどにより連結可能であることが好ましい。またさらに、図2に示すように、ベスト状衣服20の背部と胸部を繋ぐ腋下部を、腋下ベルト22と長さ調整機構23により構成し、前後方向の長さが調整可能であることが好ましい。ここで、長さ調整機構23は公知のものを使用すれば良く、例えば図3に示すようなアジャスターを使用することができる。腋下部の前後方向の長さを調整することで、胸囲の個人差に対する適合範囲を広げることができるとともに、前屈姿勢における弾性部材の屈曲の程度を調整できるため、得られる復元力の強さを調整することができる。また、腋下ベルトの少なくとも一部に伸縮性を持たせることで、呼吸等による胸囲の変化を吸収することができ、装着感が向上する。
図4に保持部21の構成例を示す。すなわち保持部21は図4(a)のように、ベスト状衣服20の背を覆う生地の外側に上下に開口部を有するカバー2101を設けて二重構造とし、背を覆う生地とカバー2101の間に弾性部材10を通すことで、弾性部材10を長手方向に摺動自在に保持するよう構成する。カバー2101は図4(a)のように左右の弾性部材10の両方を覆うよう構成しても良いし、左右の弾性部材10それぞれを覆うよう、カバー2101を左右二箇所に分けて構成しても良い。また、保持部21から弾性部材10が下方に抜け落ちることを防止するため、抜け止めを設けることが望ましい。抜け止めは、例えばベルト、帯状のゴム、紐等の連結部材2111の一端を弾性部材10に、他の一端をベスト状衣服に縫い付けるなどして構成する。連結部材2111は弾性部材10の上端が保持部の下端から抜け出ないように伸張時の長さを設定するか、装着者の身長に合わせて長さを調整できるよう、連結部材2111の一部に長さ調整機構を設けても良い。長さ調整機構は公知のものを使用すればよく、例えば図3に示すようなアジャスターを使用することができる。また、上記のカバー2101は図4(b)のように上端の開口部が閉じた下向きのポケット2102に置き換えて構成しても良い。
図5に他の保持部21の例を示す。すなわち保持部21は、ベスト状衣服20の背を覆う生地の外側に上下に開口部を有するカバー2103を設けて二重構造とし、カバー2103下端の開口部付近と背を覆う生地とを中央で縦方向に縫い付けるなどして下端の開口部を左右に分割し、分割された開口部の左側に左の弾性部材10を通し、右側に右の弾性部材10を通すことで、弾性部材10を長手方向に摺動自在に保持するよう構成する。また、保持部21から弾性部材10が下方に抜け落ちることを防止するため、抜け止めを設けることが望ましい。抜け止めは、例えばベルト、帯状のゴム、紐等の連結部材2111の一端を左の弾性部材10の上部に、他の一端を右の弾性部材10の上部に縫い付けるなどして構成する。あるいは抜け止めは、図4と同様の方法で構成しても良い。
上述のカバー2101、カバー2103またはポケット2102の弾性部材10側の面には薄いプラスチック板などのある程度硬質な材料を用いることが好ましく、これにより保持部21の耐久性と摺動性が向上する。
大腿部ベルト30は大腿部に装着される帯状の部材であり、背側で弾性部材10と連結する。図6に示すように、大腿部ベルト30に面ファスナー31を設けて大腿部への巻設長さを調整可能としても良く、これにより、着脱が容易となるほか、大腿囲の個人差に対する適合範囲を広げることができるとともに、前屈姿勢における弾性部材の屈曲の程度を調整できるため、得られる復元力の強さを調整することができる。大腿部ベルト30の巻設長さの調整方法は上記に限定せず、例えば図3のアジャスターのような公知のものが使用できる。また、大腿部ベルト30の少なくとも一部に伸縮性を持たせることで、筋肉の緊張等による大腿囲の変化を吸収することができ、装着感が向上する。
弾性部材10と大腿部ベルト30との連結部分は、弾性部材10と大腿部ベルト30とを接着や縫い付けなどにより固定するか、図7に示すように大腿部ベルト30の背側に上向きに開口部を有するポケット32を設け、当該ポケット32に弾性部材10の下端を挿入し、弾性部材10とポケット32との間に面ファスナーやボタン、スナップなどの連結手段33を設けても良い。
臀部パッド40は臀部と弾性部材10の間に配置され、臀部パッド40の下端は左右の大腿部ベルト30の背側の上端に縫いつけられる。臀部パッド40にはプラスチック板等の芯材を用いることが好ましく、さらに上記芯材よりも身体側に立体メッシュやウレタンなどのクッション性を有する材料を使用することが好ましい。これにより臀部の圧迫感を軽減することが出来る。また、臀部パッド40と大腿部ベルト30の連結部分には弾性を有する生地や帯状のゴムなどの伸縮性部材が介在しても良い。すなわち、大腿部ベルト30の背側の上端に伸縮性部材の一端が縫いつけられ、他の一端が臀部パッド40の下端に縫いつけられる構成でも良い。これにより、臀部と大腿部の間においても前屈時の身体背面の体表距離変化を吸収することが出来る。
連結ベルト50は、左右の体幹側部にそれぞれ設けられ、左右対称であるので、左側についてのみ説明すると、一端がベスト状衣服20の左腋下部に縫いつけられ、もう一端が臀部パッド40の上端左側に縫いつけられる。連結ベルト50には長さ調整機構を設けることが好ましく、例えば図3に示すアジャスターなどの公知のものが使用できる。これにより身長の違いに対応することができるため、サイズ適合範囲が広がる。連結ベルト50の少なくとも一部は伸縮性を有することが好ましく、これにより側屈時も連結ベルト50が突っ張らず、さらに動きやすさが向上する。
図8は前屈作業補助用具を装着し、前屈姿勢をとった場合の左側面から見た説明図である。前屈姿勢では弾性部材10が屈曲することで上半身を持ち上げる方向に復元力が働く。これにより、腰部に伸展モーメントが発生し、腰部の負担を軽減する。また、臀部パッド40と大腿部ベルト30が連結し、大腿部ベルト30と弾性部材10の下端が連結していることにより、臀部パッド40、大腿部ベルト30及び弾性部材10は一続きで前屈作業補助用具の下部を構成する。前屈作業補助用具の上部はベスト状衣服20であり、上部と下部は弾性部材10のベスト状衣服20への取付部である保持部21及び臀部パッド40とベスト状衣服20とを連結する連結ベルト50において連結される。弾性部材10は保持部21において長手方向に摺動自在であるため、前屈作業補助用具の下部の身体に対する装着位置は体幹側部の連結ベルト50によって吊り下げられることで決定している。ここで、連結ベルト50が位置する体幹側部は前屈動作において体表距離がほとんど変化しないため、前屈作業補助用具の下部の装着位置は立位と前屈姿勢とでほとんど変わらず、身体に対して安定して保持される。また、前屈姿勢では保持部21において弾性部材10の上端が摺動して臀部方向に移動し、前屈動作における身体背面の体表距離変化を吸収するため、前屈姿勢においても身体背面の肩から大腿にかけての装着部分が突っ張らず、拘束感なく動作することが出来る。以上のように、装着部分の突っ張りやずれによって拘束感を生じる、あるいは動作を妨げることなく、前屈姿勢における腰部の負担を軽減することができる。また、装着位置を保持するために身体を周方向に強く締め付ける必要が無く、特に、身体形状の個人差が大きい腹部を締め付ける必要がないため、サイズ適合範囲が広く、着脱箇所がベスト状衣服20と左右の大腿部ベルト30のみでよいため、着脱も容易である。
またさらに、左右の弾性部材10が独立していることにより、図9に示す歩行時のように、身体背面の背部から大腿にかけての体表距離が左右で異なる場合にも動作の妨げとならない。
ところで、弾性部材10は臀部によって後方に押し曲げられることで復元力を発揮する。また、臀部は後方に膨らみを持った形状であり、弾性部材10が臀部の膨らみの外側に配置されると、前屈の際、弾性部材10を体側方向に押し出す力が作用するため、弾性部材10が体側方向にずれるとともに、弾性部材10が十分に屈曲せず、得られる復元力が小さくなる。臀部の膨らみは主に大臀筋の筋腹によって形成されるため、大臀筋の筋腹中央部よりも内側に弾性部材10を配置することで、体側方向へのずれを抑え、大きな復元力を得ることができ、適正な配置となる。大臀筋は腸骨翼外面の後方及び仙骨と尾骨の外側縁から大腿骨に向かって、外側下方に股関節を覆うように走行しており、身体後方から見ると大臀筋の筋腹中央部は股関節の位置と概ね一致する。従って、身体後方から見て弾性部材10が股関節より内側に配置されていれば、適正な配置となる。一方で、弾性部材10の下端は大腿後面に位置し、身体後方から見ると股関節中立位では弾性部材10の下端は股関節のほぼ真下に位置する。そこで、左側の弾性部材10の上端が下端の位置よりも右側となるよう配置し、右の弾性部材10の上端が下端の位置よりも左側となるよう配置することで、弾性部材10は股関節よりも内側、すなわち臀部の膨らみの内側に配置されることとなり、前屈時の体側方向へのずれを抑え、大きな復元力を得ることができる。また、臀部パッド40の弾性部材10側の面に弾性部材10が通過するループを設けてもよく、これにより体側方向への移動を制限することができ、より確実に弾性部材10の体側方向へのずれを防止できる。
また、大腿部ベルト30は弾性部材10の下端が発生する復元力を受けるため、ベルト幅が細いと大腿部への圧迫が強くなる。一方で、ベルト幅を一様に広げた場合、内股への食い込みが生じるため動作しにくい。そこで、図10に示すように、大腿部ベルト30の外側部よりも内側部の幅を細く構成することで、内股への食い込みを防止しつつ大腿部との接触面積を広げることができ、大腿部の圧迫感を軽減することができる。
さらに図11に示すように、左右の連結ベルト50を一体とし、臀部パッド40の左上部からベスト状衣服20の左腋下部、胸部、右腋下部を経由して臀部パッド40の右上部に至るよう配置し、ベスト状衣服20の左右腋下部において連結ベルト50が摺動自在となるよう保持される構成とすることで、側屈時に生じる体側部の体表距離変化を連結ベルト50の摺動により吸収することができ、側屈時も連結ベルトが突っ張らず、拘束感なく動作することが出来る。連結ベルト50とベスト状衣服20が相互に摺動自在となる構成は、例えば、ベスト状衣服20の左右腋下部に連結ベルト50が通過するループ24を設けることで容易に構成できる。なお、左右の連結ベルト50を一体とするとは、左右の連結ベルト50が一本のベルトである場合のほか、胸部で左右に分かれている連結ベルト50がファスナー、スナップ、ボタン、バックル等により脱着可能に連結する場合を含む。
弾性部材10の材料は、例えば、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂、アラミド繊維強化樹脂などの繊維強化樹脂、または、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトンなどのプラスチック、あるいは、ばね鋼、ピアノ線、超弾性合金などの金属を使用し、さらに中間部が繊維強化樹脂で両端部が金属など上記材料を組み合わせた構成でも良い。また、弾性部材10の形状は長板状、ロッド状またはパイプ状など、長手方向を持つ形状で、脊柱のS字カーブに沿う形状など、初期形状を屈曲して成形しても良く、弾性部材10の断面形状は一様でなくとも良い。さらに、左右の弾性部材10はそれぞれ複数本ずつ配置されていても良く、各の材料と形状は異なっていても良い。
なお、上述した前屈作業補助用具の構成において、弾性部材10は、例えば図12に示すような長手方向の片側に面ファスナーやボタン、スナップなどの開閉可能な開閉手段111を有する開口部を設けた袋や図13に示す弾性部材10の両端部を差し入れるポケット状の係止部112を有するベルトなどの弾性部材カバー11に弾性部材10を収めた構成と置き換えても良く、これにより弾性部材10が劣化や破損した場合の交換や、復元力の強度調節を目的とした弾性部材10の交換が容易となる。
また、上述した前屈作業補助用具は上記の構成に限定せず、ベスト状衣服をジャケット等の上半身に着用する衣服と一体となる構成としても良く、臀部パッドと大腿部ベルトをズボン等の下半身に着用する衣服と一体となる構成としても良い。さらに、前屈作業補助用具の全体がつなぎ服等の上下半身一体の衣服と一体となる構成でも良い。これら衣服と一体を成す構成とすることで、通常の衣服を着た上にさらに前屈作業補助用具を着用するという手間が省け、着脱が簡便となる。
10 弾性部材
11 弾性部材カバー
20 ベスト状衣服
21 保持部
22 腋下ベルト
23 長さ調整機構
24 ループ
30 大腿部ベルト
31 面ファスナー
32 ポケット
33 連結手段
40 臀部パッド
50 連結ベルト
111 開閉手段
112 係止部
2101 カバー
2102 ポケット
2103 カバー
2111 連結部材

Claims (4)

  1. 身体背面に左右独立して配置され、上端が背部、臀部を経由し、下端が大腿部に至り、曲げ方向に弾性を有する弾性部材と、
    背部において該弾性部材が長手方向に摺動自在となるよう保持する保持部を有するベスト状衣服と、
    前記弾性部材の下端を大腿部に係止する大腿部ベルトと、
    左右の該大腿部ベルト両方の背側上端に連結し、臀部と前記弾性部材の間に配置される臀部パッドと、
    該臀部パッドの左上部と前記ベスト状衣服の左腋下部、臀部パッドの右上部とベスト状衣服の右腋下部をそれぞれ連結する連結ベルトと、
    で構成されることを特徴とする前屈作業補助用具。
  2. 左の前記弾性部材の上端が下端の位置よりも右側に配置され、右の弾性部材の上端が下端の位置よりも左側に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の前屈作業補助用具。
  3. 前記大腿部ベルトの大腿内側部の幅が大腿外側部の幅よりも細い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の前屈作業補助用具。
  4. 前記連結ベルトが前記臀部パッド左上部から前記ベスト状衣服の左腋下部、胸部、右腋下部を経由し、臀部パッド右上部に至るよう左右一体で構成され、ベスト状衣服の左右腋下部において連結ベルトが摺動自在となるよう保持される
    ことを特徴とする請求事項1乃至3のいずれかに記載の前屈作業補助用具。
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