JP2013144766A - 表面改質剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な表面改質剤を提供すること。
【解決手段】以下の含酸素有機化合物の群から選択される1種以上の成分を有することを特徴とする固体製品の表面改質剤。(1)炭素−炭素の不飽和結合を持つ(メタ)アクリレート類、(2)炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエステル類、(3)炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエーテル類、(4)炭素−炭素の不飽和結合を持つジオール類、(5)脂肪族環状エーテル類、(6)脂肪族環状エステル類、(7)脂肪族環状ジケトン類、(8)脂肪族環状ジオール類、(9)歪みをもった脂肪族環状系アルコール類、(10)不飽和結合を持たないジケトン類又はジオール類。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面改質剤に関する。
シリコンゴムやポリエチレン樹脂等の高分子、金属、セラミック等を材料とする固体物質の表面は、他の部材の接着、塗料の塗装、印刷等の表面処理が困難な状態である場合がある。そこで、従来から、表面改質剤を用いて固体物質の表面を改質し、接着、塗装、印刷等の表面処理を容易なものとすることが行われている。
その表面改質は、液状の表面改質剤を、ナノポンプや霧化装置を利用して気化し、その気化した表面改質剤を含むガスを燃焼して生じた火炎を固体製品に噴射する方法で行われる(特許文献1参照)。
特開2011−190355号公報
従来の表面改質剤は、無機系の表面改質剤、又は限定的な含酸素有機化合物の表面改質剤であり、その範囲が非常に限定されていた。本発明は、新規な表面改質剤を提供することを目的とする。
本発明の表面改質剤は、以下の含酸素有機化合物の群から選択される1種以上の成分を有することを特徴とする固体製品の表面改質剤である。
(1)炭素−炭素の不飽和結合を持つ(メタ)アクリレート類
(2)炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエステル類
(3)炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエーテル類
(4)炭素−炭素の不飽和結合を持つジオール類
(5)脂肪族環状エーテル類
(6)脂肪族環状エステル類
(7)脂肪族環状ジケトン類
(8)脂肪族環状ジオール類
(9)歪みをもった脂肪族環状系アルコール類
(10)不飽和結合を持たないジケトン類又はジオール類
なお、本発明において「類」とは、誘導体を含む意味を有する。
本発明の表面改質剤は、例えば、以下の表面改質方法に使用できる。すなわち、熱分解性の表面改質剤を含む燃料ガスの燃焼火炎を固体製品(被処理物)の表面(被処理面)に対して、全面的または部分的に吹き付けて固体製品の表面濡れ性を増大させる表面改質方法に使用できる。
本発明の表面改質剤を用いれば、固体製品の表面濡れ性を増大させることができる。また、本発明の表面改質剤を用いて表面改質を行った固体製品は、接着剤を用いて接着した場合の接着強度が高い。
前記炭素−炭素の不飽和結合を持つ(メタ)アクリレート類としては、例えば、下記式1で示される化合物が挙げられる。
Figure 2013144766
ただし、式1において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素、炭素数が1−6のアルキル基、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、または不飽和結合であるアルキニール基。
また、前記炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエステル類としては、例えば、下記式2で示される化合物が挙げられる。
Figure 2013144766
ただし、式2において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水酸基、炭素数が1−6のアルキル基、不飽和結合であるアルケニール基、または不飽和結合であるアルキニール基。
また、前記炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエーテル類としては、例えば、下記式3で示される化合物が挙げられる。
Figure 2013144766
ただし、式3において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素、炭素数が1−6のアルキル基、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、または不飽和結合であるアルキニール基。
また、前記炭素−炭素の不飽和結合を持つジオール類としては、例えば、下記式4〜式5で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
式4で示される化合物は、2−ブテン−1,4−ジオール(2−butene−1,4−diol)の誘導体であり、式5で示される化合物は、2−ブチン−1,4−ジオール(2−butyne−1,4−diol)の誘導体である。
ただし、式4において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。
式5において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。
また、前記脂肪族環状エーテル類としては、例えば、下記式6〜式12で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
式6で示される化合物は、6員環の1,4−ジオキソラン(1,4−dioxlane)の誘導体であり、その化学構造は図1に示すとおりである。式7で示される化合物は、6員環の炭素−炭素の不飽和結合を含むオキソラン(3,4−dihydro−2H−pyran)の誘導体であり、その化学構造は図2に示すとおりである。式8で示される化合物は、5員環の炭素−炭素の不飽和結合を1つ含むフラン(2,3−dihydrofuran)の誘導体であり、その化学構造は図3に示すとおりである。式9で示される化合物は、5員環の炭素−炭素の不飽和結合を2つ含むフラン(furan)の誘導体であり、その化学構造は図4に示すとおりである。式10で示される化合物は、4員環のオキセタン(Oxetane,trimethylene oxide)の誘導体であり、その化学構造は図5に示すとおりである。式11で示される化合物は、3員環のエポキシ(epoxy,methylene oxide)の誘導体である。式12で示される化合物は、アルキル化合物の両末端に3員環のエポキシ(epoxy,methylene oxide)の誘導体である。
ただし、式6において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式7において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R5のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式8において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式9において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式10において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式11において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、nが1−11のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式12において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、nが0−11のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
また、前記脂肪族環状エステル類としては、例えば、下記式13〜式18で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
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式13で示される化合物は7員環のε−カプロラクトン(ε−caprolactone)の誘導体であり、その化学構造は図6に示すとおりである。式14で示される化合物は、6員環のδ−バレロラクトン(δ−valerolactone)の誘導体であり、その化学構造は図7に示すとおりである。式15で示される化合物は、5員環のγ−ブチロラクトン(γ−butyrolactone)の誘導体であり、その化学構造は図8に示すとおりである。式16で示される化合物は、5員環に炭素−炭素の不飽和結合を含む環状エステルのγ−クロトノラクトン(γ−crotonolactone)、2(5H)−フラノン(2(5H)−furanone)の誘導体であり、その化学構造は図9に示すとおりである。式17で示される化合物は、5員環に炭素−炭素の不飽和結合を含む環状エステルの構造異性体であって、α−アンゲリカラクトン(α−angelicalactone)の誘導体であり、その化学構造は図10に示すとおりである。式18で示される化合物は、4員環のβ−プロピオラクトン(β−propiolactone)の誘導体であって、その化学構造は図11に示すとおりである。
ただし、式13において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R5のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式14において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれか含んでもよい。
式15において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式16において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式17において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式18において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
また、前記脂肪族環状ジケトン類としては、例えば、下記式19〜式20で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
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式19で示される化合物は、6員環の1,4−シクロヘキサジオン(1,4−cyclohexanedione)の誘導体であり、その化学構造は図12に示すとおりである。式20で示される化合物は、6員環の1,2−シクロヘキサジオン(1,2−cyclohexanedione)の誘導体であり、その化学構造は図13に示すとおりである。
ただし、式19において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式20において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
また、前記脂肪族環状ジオール類としては、例えば、下記式21〜式23で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
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式21で示される化合物は、1,2−シクロヘキサンジオール類(1,2−cyclohexanediol)の誘導体であって、その化学構造は図14に示すとおりである。式22で示される化合物は、1,3−シクロヘキサンジオール類(1,3−cyclohexanediol)の誘導体であって、その化学構造は図15に示すとおりである。式23で示される化合物は、1,4−シクロヘキサンジオール類(1,4−cyclohexanediol)の誘導体であって、その化学構造は図16に示すとおりである。
ただし、式21において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式22において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式23において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
また、前記不飽和結合を持たないジケトン類としては、例えば、下記式24〜式25で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
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式24で示される化合物は、隣接するジケトン類の誘導体であり、式25で示される化合物は、隣接しないジケトン類の誘導体である。
ただし、式24において、(CH2)mは、mが0−10の整数であるアルキル基、(CH2)nは、nが0−10の整数であるアルキル基。また、(CH2)m、(CH2)nのうちの一方又は両方において、各水素原子のうちの1つ以上は、アルケニール基、及びアルキニール基の少なくともいずれかに置換されてもよい。
式25において、(CH2)mは、mが2−6の整数であるアルキル基、(CH2)lは、lが0−10の整数であるアルキル基、(CH2)nは、nが0−10の整数であるアルキル基。また、(CH2)l、(CH2)nのうちの一方又は両方において、各水素原子のうちの1つ以上は、アルケニール基、及びアルキニール基の少なくともいずれかを構成要素として含む。
また、前記歪みをもった脂肪族環状系アルコール類としては、例えば、下記式26〜式28で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
なお、歪みとは、炭素−炭素−炭素の結合角度が、自然に結合する場合の結合角度である109.5度からずれている場合に、環の結合を維持するために起こる環の歪みのことである。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
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式26で示される化合物は、シクロプロパンメタノール類(cyclopropanemethanol)の誘導体であり、式27で示される化合物は、シクロブタンメタノール類(cyclobutanemethanol)の誘導体であり、式28で示される化合物は、シクロブタール類(cyclobutanol)の誘導体である。
ただし、式26において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式27において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式28において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
また、前記不飽和結合を持たないジオール類としては、例えば、下記式29〜式34で示される化合物から選択された1種以上が挙げられる。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
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式29で示される化合物は、グリコール類(glycol)の誘導体であり、式30で示される化合物は、1,3−プロパンジオール類(1,3−propanediol)の誘導体であり、式31で示される化合物は、1,4−ブタンジオール類(1,4−butanediol)の誘導体であり、式32で示される化合物は、1,5−ペンタンジオール類(1,5−pentanediol)の誘導体であり、式33で示される化合物は、1,6−ヘキサンジオール類(1,6−hexanediol)の誘導体であり、式34で示される化合物は、α、ω−ジオール類(α、ω−diol)の誘導体である。
ただし、式29において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式30において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式31において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式32において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R5のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
式33において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R6:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R6のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを構成要素として含む。
式34において、(CH2)nは、nが5−10の整数であるアルキル基である。また、(CH2)nの各水素原子のうちの1つ以上は、アルケニール基、及びアルキニール基の少なくともいずれかで置換されてもよい。R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
前記不飽和結合を持たないジケトン類又はジオール類としては、例えば、エチレンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール類、α、ω−ジオール類等が挙げられる。
化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 化合物の化学構造を表す説明図である。 表面改質装置1の全体構成を表す説明図である。 気化装置3の構成を表す平面図である。
本発明の実施形態を説明する。
1.表面改質剤
表面改質剤として、以下のものを用意した。
実施例1:2−ブテン−1,4−ジオール
実施例2:2,3ブタンジオン
実施例3:1,3−プロパンジオール
実施例4:1,4−ブタンジオール
実施例5:メタクリル酸メチル
実施例6:ε−カプロラクトン
実施例7:アセトニルアセトン
実施例8:酢酸ビニル
実施例9:1,2−ジエトキシエタン
2.表面改質装置
表面改質は、以下に説明する表面改質装置1を使用して実施された。
表面改質装置1の構成を図17、及び図18に基づいて説明する。図17は、表面改質装置1の全体構成を表す説明図である。図18は、後述する気化装置3の構成を表す平面図である。
表面改質装置1は、気化装置3と、燃焼用圧縮空気供給部(酸素含有ガス供給手段)5
と、混合器(混合ガス生成手段)7と、バーナー(噴射手段)9と、加温装置11とを備える。
上記気化装置3は、外側容器13と、その中に収容された第1の内側容器15、及び第2の内側容器17を備える。第1の内側容器15における一方の端には、外部から供給される圧縮空気を取り入れる、圧縮空気注入配管(媒体ガス供給手段)19が接続している。また、第1の内側容器15と第2の内側容器17とは、連結配管21により連通している。また、第2の内側容器17には、外部から、出口配管23が接続している。よって、圧縮空気注入配管19から、順に、第1の内側容器15、連結配管21、第2の内側容器17、及び出口配管23を通るガスの流路が形成されている。なお、このガスの流路のうち、第1の内側容器15の部分は、流路Aに該当する。また、上述したガスの流路のうち、第2の内側容器17の部分は、流路Bに該当する。
第1の内側容器15は、圧縮空気注入配管19と連結配管21以外では、密閉された容器である。また、第2の内側容器17は、連結配管21と出口配管23以外では、密閉された容器である。第1の内側容器15、及び第2の内側容器17の材質は、金属、セラミック、プラスチック等から適宜選択できるが、熱伝導性が良いCuやAlが好適である。
外側容器13内には、オイル25が満たされ、第1の内側容器15、第2の内側容器17、及び連結配管21は、オイル25の中に浸漬されている。気化装置3は、図示しない加熱装置によりオイル25を加熱することができる。また、気化装置3は、図示しない温度検出手段によりオイル25の温度を検出し、その検出結果に応じて、上述した加熱装置の動作を調整できる。よって、気化装置3は、オイル25の温度を一定の温度、又は一定の温度範囲に維持することができる。オイル25は、その中に浸漬されている第1の内側容器15、第2の内側容器17、及び連結配管21を加温する。なお、オイル25、及びその温度を維持する上述した機構は、媒体ガス温度調整手段、流路A加熱/冷却手段、及び流路B加熱/冷却手段に該当する。
第1の内側容器15内には、複数の邪魔板(仕切板)27−1〜27−7が設けられている。邪魔板27−1〜27−7は、圧縮空気注入配管19の側から、連結配管21の方向へ、その番号の順番で並んでいる。邪魔板27−1、27−3、27−5、27−7は、第1の内側容器15における一方の側面15aに接しており、反対側の側面15bとの間には、隙間を有している。また、邪魔板27−2、27−4、27−6は、側面15aとの間には隙間を有しており、側面15bには接している。なお、邪魔板27−1〜27−7は、上下方向については、第1の内側容器15の底15cから、天井15dまで達している。上述した邪魔板27−1〜27−7の配置により、第1の内側容器15内に、図18の実線矢印で示すように、蛇行した(ジグザグの)ガスの流路(流路A)が形成される。邪魔板27−1〜27−7の材質は、金属、セラミック、プラスチック等から適宜選択できるが、熱伝導性が良いCuやAlが好適である。
第2の内側容器17内の下部には、液状の表面改質剤29を保持する薬液槽(表面改質剤保持手段)31が設置されている。薬液槽31の上方は開放されており、保持された液状の表面改質剤29は、第2の内側容器17内のガスに接触する。また、第2の内側容器17内のうち、薬液槽31以外の部分(薬液槽31よりも上方)には、複数の邪魔板(仕切板)33−1〜33−7が設けられている。邪魔板33−1〜33−7は、邪魔板27−1〜27−7と同様に配置され、その結果、第2の内側容器17内に、図18の点線矢印で示すように、蛇行した(ジグザグの)流路(流路B)が形成される。
また、気化装置3は、外側容器13の外側に、液状の表面改質剤29を収容した薬液タンク35を備える。薬液タンク35は、補給配管37を介して、第2の内側容器17内の薬液槽31に接続している。補給配管37は、切替バルブ39により、開閉制御される。
切替バルブ39の開閉は、薬液槽31における液状の表面改質剤29の液面高さを検出する液面検出センサ41の検出結果により制御される。すなわち、液面が低くなれば、切替バルブ39は開となり、薬液タンク35から薬液槽31に液状の表面改質剤29が補給される。また、液面が高くなれば、切替バルブ39は閉となり、薬液タンク35から薬液槽31への補給は停止する。よって、薬液槽31における液状の表面改質剤29の液面高さは一定に維持される。薬液タンク35内の空間部35aと第2の内側容器17内とは、配管43により連通している。そのことにより、薬液タンク35内が負圧にならず、薬液タンク35から薬液槽31へスムーズに液状の表面改質剤29を補給できる。
また、配管43の途中には、手動又は自動で開閉できるバルブ44を備えている。バルブ44が開の場合は、上記のように、薬液タンク35内の空間部35aと第2の内側容器17内とを連通することができる。一方、バルブ44が閉の場合は、仮に、薬液タンク35内の液面が高くなり、配管43の口にまで達しても、表面改質剤29が配管43を通って第2の内側容器17に流入してしまうことを防止できる。
上記燃焼用圧縮空気供給部5は、外部から取り入れた圧縮空気を、バーナー9に供給する空気配管45を備える。空気配管45は、螺旋状に巻かれた螺旋部45aを備えており、その螺旋部45aは、後述するように、加温装置11により加温される。
上記加温装置11は、燃焼用圧縮空気供給部5の螺旋部45aを収容する空気加温槽47と、バーナー9の熱で空気を熱し、その熱せられた空気を空気加温槽47内に供給する収熱ブロアー50とを備える。空気加温槽47内に供給された、熱せられた空気は、空気加温槽47内で螺旋部45aを加温し、空気加温槽47の出口47aから排出される。また、加温装置11は、図17では省略しているが、燃焼用圧縮空気供給部5の螺旋部45aを加温する方法と同様に、出口配管23も、バーナー9の熱で加温している。
上記混合器7は、気化装置3の出口配管23と、空気配管45と、外部から供給された可燃性ガス(プロパンガス)を取り入れる可燃性ガス注入配管(可燃性ガス供給手段)49とに接続している。混合器7は、気化装置3の出口配管23から供給されたガス(表面改質剤を含む圧縮空気)と、空気配管45から供給された空気と、可燃性ガス注入配管49から供給された可燃性ガスとを、所定の割合で混合し、その混合ガスをバーナー9に送り出す。
バーナー9は、噴射を行う面である噴射面9aに、第1の噴射部51と、第2の噴射部53とを備えている。噴射面9aは、円形の形状を有しており、第1の噴射部51は、その円形の中心部に位置する。また、第2の噴射部53は、噴射面9aのうち、第1の噴射部51の外周を包囲する円環状に設けられている。第1の噴射部51には、混合器7で混合された混合ガスが供給される。第1の噴射部51は、点火プラグによってその混合ガスに着火し、混合ガスを燃焼させて火炎を噴射する。また、第2の噴射部53には、外部から、可燃性ガスと圧縮空気との2成分混合ガスが供給される。第2の噴射部53は、点火プラグによってその2成分混合ガスに着火し、2成分混合ガスを燃焼させて火炎を噴射する。第1の噴射部51から噴射される火炎は、第2の噴射部53から噴射される火炎で包囲される。その結果、第1の噴射部51から噴射される火炎は、外部の酸素に接触し難くなる。
3.表面改質方法
上記1.に記載の実施例1〜9の表面改質剤それぞれと、上記2.に記載の表面改質装置1とを用いて、周知の方法で表面改質を実施した。
表面改質処理方法の概略は、次の通りである。
加温した空気に、表面改質剤を、飽和蒸気量だけ含ませ、その表面改質剤を含む空気と、可燃性ガスと、空気とを混合し、混合ガスを生成する。その混合ガスをバーナーに供給し、バーナーで燃焼させる。そして、その燃焼によって生じる火炎を、固体製品の表面に噴射し、固体製品の表面を表面改質する。
表面改質は、様々な素材(ガラス、ポリプロピレン、高密度PE、ステンレス、アルミニウム)の固体製品のそれぞれについて行った。
表面改質処理方法について次に詳細を述べる。
予め、表面改質装置1の薬液槽31に、液状の表面改質剤を、所定の液面高さとなるように供給しておく。また、オイル25の温度を一定の温度に加温しておく。オイル25の温度は、第1の内側容器15の出口における圧縮空気の温度が、所定の温度T(例えば、25℃、30℃等)となるように設定する。なお、オイル25の最適な設定温度は、オイル25の温度を数種類変えながら、第1の内側容器15の出口における圧縮空気の温度を測定する実験を行うことで容易に決めることができる。
浄化・除湿した圧縮空気を、気化装置3の圧縮空気注入配管19に注入する。圧縮空気は、圧縮空気注入配管19から、順に、第1の内側容器15、連結配管21、第2の内側容器17、及び出口配管23を通る。圧縮空気は、第1の内側容器15において、オイル25によって加温され、圧縮空気の温度は、第1の内側容器15の出口では、所定の温度Tに調整される。なお、第1の内側容器15内における圧縮空気の流路は、邪魔板27−1〜27−7によって蛇行し、長くなっているので、第1の内側容器15の出口までに、圧縮空気の温度を所定の温度Tに到達させることができる。なお、圧縮空気の温度は、出口配管23まで、所定の温度に維持される。
圧縮空気は、第2の内側容器17において、薬液槽31に保持された液状の表面改質剤と接触し、表面改質剤の蒸気を、所定の温度Tにおける飽和蒸気量だけ含むようになる。第2の内側容器17内における圧縮空気の流路は、邪魔板33−1〜33−7によって蛇行し、長くなっているとともに、蛇行することで乱流が発生するので、第2の内側容器17を出るまでに、圧縮空気に含まれる表面改質剤の蒸気量は、所定の温度Tにおける飽和蒸気量に達する。第2の内側容器17内においても、圧縮空気の温度は、オイル25により、所定の温度Tに維持される。また、薬液槽31に保持された液状の表面改質剤も、オイル25により加温され、気化し易くなっている。
表面改質剤の蒸気を含んだ圧縮空気は、出口配管23により、混合器7に送られる。なお、出口配管23は、上述したように、バーナー9の熱で加温されており、出口配管23を通る圧縮空気の温度は所定の温度T以上に維持される。
一方、混合器7には、燃焼用圧縮空気供給部5の空気配管45から空気が供給されるとともに、可燃性ガス注入配管49から可燃性ガスが供給される。空気配管45は、上述したように、加温装置11により加温されており、空気配管45から供給される空気の温度は、所定の温度T以上となっている。出口配管23から供給された、表面改質剤の蒸気を含んだ圧縮空気と、可燃性ガス注入配管49から供給された可燃性ガスと、空気配管45から供給された空気とは、混合器7で混合され、その混合ガスがバーナー9の第1の噴射部51に供給される。また、バーナー9の第2の噴射部53には、外部から、可燃性ガスと圧縮空気との2成分混合ガスが供給される。バーナー9は、第1の噴射部51において、供給された混合ガスを燃焼し、その燃焼によって生じる火炎を、表面改質対象物(被処理材)の表面に噴射する。また、バーナー9は、第2の噴射部53において、可燃性ガスと圧縮空気との2成分混合ガスを燃焼し、第1の噴射部51からの火炎を外側から包囲するように、火炎を噴射する。
なお、表面改質装置については、上記表面改質装置1とは異なる他の表面改質装置を適宜選択して使用してもよい。
4.表面改質剤の効果を確かめるための試験
(1)表面改質後の固体製品を、接着剤を用いて接着し、その接着強度(破断する直前の引張り強度)を測定した、試験には、引張り強度試験機であるIMADA製MX−1000Nを使用し、JIS−K6768に準拠した方法で行った。その結果を表1〜表3に示す。
Figure 2013144766
Figure 2013144766
Figure 2013144766
この結果から、実施例1〜9の表面改質剤を用いれば、固体製品の接着強度が向上することが確認できた。
(2)表面改質後の固体製品の親水性(濡れ性)を試験した。試験には、和光純薬製の濡れ張力試験用混合液を使用し、JIS−K2396に準拠して行った。試験の結果、実施例1〜9の表面改質剤を用いれば、固体製品の表面の親水性が顕著に向上することが確認できた。
1・・・表面改質装置、3・・・気化装置、5・・・燃焼用圧縮空気供給部、7・・・混合器、9・・・バーナー、9a・・・噴射面、11・・・加温装置、13・・・外側容器、15・・・第1の内側容器、15a、15b・・・側面、17・・・第2の内側容器、15c・・・底、15d・・・天井、19・・・圧縮空気注入配管、21・・・連結配管、23・・・出口配管、25・・・オイル、27−1〜27−7・・・邪魔板、29・・・表面改質剤、31・・・薬液槽、33−1〜33−7・・・邪魔板、35・・・薬液タンク、35a・・・空間部、37・・・補給配管、39・・・切替バルブ、41・・・液面検出センサ、43・・・配管、45・・・空気配管、45a・・・螺旋部、47・・・空気加温槽、47a・・・出口、49・・・可燃性ガス注入配管、50・・・収熱ブロアー、51・・・第1の噴射部、53・・・第2の噴射部

Claims (12)

  1. 以下の含酸素有機化合物の群から選択される1種以上の成分を有することを特徴とする固体製品の表面改質剤。
    (1)炭素−炭素の不飽和結合を持つ(メタ)アクリレート類
    (2)炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエステル類
    (3)炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエーテル類
    (4)炭素−炭素の不飽和結合を持つジオール類
    (5)脂肪族環状エーテル類
    (6)脂肪族環状エステル類
    (7)脂肪族環状ジケトン類
    (8)脂肪族環状ジオール類
    (9)歪みをもった脂肪族環状系アルコール類
    (10)不飽和結合を持たないジケトン類又はジオール類
  2. 前記炭素−炭素の不飽和結合を持つ(メタ)アクリレート類が下記式1で示される化合物であることを特徴とする請求項1記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    ただし、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素、炭素数が1−6のアルキル基、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、または不飽和結合であるアルキニール基。
  3. 前記炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエステル類が下記式2で示される化合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    ただし、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水酸基、炭素数が1−6のアルキル基、不飽和結合であるアルケニール基、または不飽和結合であるアルキニール基。
  4. 前記炭素−炭素の不飽和結合を持つビニールエーテル類が下記式3で示される化合物であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    ただし、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素、炭素数が1−6のアルキル基、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、または不飽和結合であるアルキニール基。
  5. 前記炭素−炭素の不飽和結合を持つジオール類が下記式4〜式5で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    ただし、式4において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。
    式5において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。
  6. 前記脂肪族環状エーテル類が、下記式6〜式12で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    ただし、式6において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式7において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R5のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式8において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式9において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式10において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式11において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、nが1−11の整数であるアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式12において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、nが0−11の整数であるアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
  7. 前記脂肪族環状エステル類が、下記式13〜式18で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    ただし、式13において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R5のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式14において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式15において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式16において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式17において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式18において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
  8. 前記脂肪族環状ジケトン類が、下記式19〜式20で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    ただし、式19において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式20において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
  9. 前記脂肪族環状ジオール類が、下記式21〜式23で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    ただし、式21において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式22において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式23において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
  10. 前記不飽和結合を持たないジケトン類が、下記式24〜式25で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
    ただし、式24において、(CH2)mは、mが0−10の整数であるアルキル基、(CH2)nは、nが0−10の整数であるアルキル基。また、(CH2)m、(CH2)nのうちの一方又は両方において、各水素原子のうちの1つ以上は、アルケニール基、及びアルキニール基の少なくともいずれかに置換されてもよい。
    式25において、(CH2)mは、mが2−6の整数であるアルキル基、(CH2)lは、lが0−10の整数であるアルキル基、(CH2)nは、nが0−10の整数であるアルキル基。また、(CH2)l、(CH2)nのうちの一方又は両方において、各水素原子のうちの1つ以上は、アルケニール基、及びアルキニール基の少なくともいずれかに置換されてもよい。
  11. 前記歪みをもった脂肪族環状系アルコール類が、下記式26〜式28で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
    Figure 2013144766
    Figure 2013144766
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    ただし、式26において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式27において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式28において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
  12. 前記不飽和結合を持たないジオール類が、下記式29〜式34で示される化合物から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の固体製品の表面改質剤。
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    ただし、式29において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式30において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R3のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式31において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R4のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式32において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R5のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式33において、R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R3:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R4:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R5:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R6:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1−R6のうちの1つ以上は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
    式34において、(CH2)nは、nが5−10の整数であるアルキル基である。また、(CH2)nの各水素原子のうちの1つ以上は、アルケニール基、及びアルキニール基の少なくともいずれかで置換されてもよい。R1:水素または炭素数が1−6のアルキル基、R2:水素または炭素数が1−6のアルキル基。また、R1、R2のうちの一方又は両方は、アルキルアルコール、不飽和結合であるアルケニール基、不飽和結合であるアルキニール基の少なくともいずれかを含んでもよい。
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