JP2013144571A - 四面立体包装体及び四面立体包装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラミネートされたフィルムよりなる包装シートの袋体で構成される四面立体包装体において、袋体に対向して配置されそれぞれが人為的に引き裂き可能な引き裂き部を容易に形成した四面立体包装体を提供する。
【解決手段】内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートで構成された袋体、左側面溶断部fc1に前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を形成し、右側面溶断部fc2に前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を形成して、前記左側面溶断部fc1の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部fc2の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体FBを左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装体PCにある。
【選択図】図6

Description

本発明は、四面立体包装体(トラス状立体包装体)及び四面立体包装方法に関するものである。本発明は、ラミネートされた複数のフィルム構成の包装シートで形成された袋体を有する四面立体包装体及びラミネートされた複数のフィルム構成の包装シートで形成された袋体を有する四面立体包装体を製作する四面立体包装方法に関するものである。
本発明は、例えば菓子、加工食品、農産物等の被包装物が充填される包装体が四面立体状であってラミネートされた複数のプラスチックフィルム構成の包装シートで形成された袋体を有する四面立体包装体(トラス状立体包装体)及び例えば菓子、加工食品、農産物等の被包装物が充填される包装体が四面立体状であってラミネートされた複数のプラスチックフィルム構成の包装シートで形成された袋体で構成される四面立体包装方法に関するものである。
四面立体包装体は、平袋に比較し、シート面積が最小で最大の内容積の包装体を得ることができるので、飲料の特に牛乳パックや一口サイズのつまみ包装等に使用されている。前者の牛乳パックは、内面がラミネートされた硬質の紙によってできており、上方に開けた小孔にストローを差し込んで飲むようになっているのが殆どで、指等で開封して飲むようにはなっていない。後者のキオスク(登録商標)等で販売されている一口サイズのつまみ包装体は、薄いプラスチックシートで成形された四面立体包装体の一部を引き裂いて開封し、内容物を取り出して食するようになっている。
四面立体状の包装体は、前述のように、平袋に比して内容積が最大で、しかもトラス構造であることから強度が大きく、外力に対して潰れ難いという特長を有している。従って、積み重ね保管中や輸送中に潰れて損傷し、収納物の品質を著しく損なう食物等の包装に好適であるといえる。
本発明者は、この薄いシートから構成される四面立体包装体を指で開封容易にし、引き裂いて開封したときに皿形になり、そのまま容器としても使用できる包装体を特許文献1(WO2007/119780A1号特許公報)で提案している。
特許文献1(WO2007/119780A1号特許公報)に示されている四面立体包装体は、プラスチックフィルムで形成された包装シートを有する袋体で構成され、前記袋体は第1側面熱溶着シーム、前記第1側面熱溶着シームに対向する第2側面熱溶着シーム、前記袋体の下部折り曲げ部、前記袋体の前記下部折り曲げ部に対向して前記袋体の上辺に設けられた上部開口側面部を有し、前記下部折り曲げ部に対向する前記上部開口側面部を封止して、前記下部折り曲げ部と直交する方向に第3側面熱溶着シームを形成した四面立体包装体である。
特許文献1(WO2007/119780A1号特許公報)記載の技術は、開封したときに包装体がそのまま皿になるので、食器類を使用することなく食することができる。食器類を洗う必要がなく、手間が省けると共に、洗剤や水も節約できるもので環境に易しいものとなっている。又、平袋で使用されている発泡スチロール製のトレイが不要になり、トレイの使用に起因する環境破壊や廃棄処分に掛かるコスト、とりわけ焼却による炭酸ガスの放出が抑えられ、更に包装体そのものの輸送性が向上する技術といえる。
しかしながら、特許文献1(WO2007/119780A1号特許公報)に記載の四面立体包装体は、プラスチックフィルムで形成された包装シートを有する袋体に第1熱溶着側面シーム及び前記第1側面熱溶着シームに対向する第2側面熱溶着シームをシーラによって形成している。
国際公開番号 WO 2007/119780 A1
ラミネートされた複数のフィルムの包装シートで構成された袋体を用いた四面立体包装体において、袋体に対向して配置されそれぞれが人為的に引き裂き可能な引き裂き部を容易に形成することが強く望まれていた。
ラミネートされた複数のフィルムの包装シートで構成された袋体を用いた四面立体包装体において、袋体に対向して配置されそれぞれが人為的に引き裂き可能な引き裂き部を効率よく形成することが強く望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は対向して配置されそれぞれが人為的に容易に引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装体にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は対向して配置されそれぞれが人為的に効率よく引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装体にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は対向して配置されそれぞれが人為的に容易に引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装方法にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は対向して配置されそれぞれが人為的に効率よく引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装方法にある。
本発明は、内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートで構成された袋体、前記袋体は上面に開口部、前記上面開口部に対向する下面に下面折り曲げ部を設け、前記袋体は前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して形成された左側面溶断部と前記左側面溶断部に対向する前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して形成された右側面溶断部とを備え、前記上面開口部から前記袋体の内部に被包装物を収納し、前記下面折り曲げ部に対向し、前記下面折り曲げ部と直交し、前記袋体の上面開口部を封止する上面シームを形成し、前記袋体が四面立体状に形成されたものにおいて、前記左側面溶断部に前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を形成し、前記右側面溶断部に前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を形成して、前記左側面溶断部の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体を左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装体にある。
本発明は、内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートを準備し、前記包装シートを折り曲げて上面に上面開口部と下面に下面折り曲げ部を形成し、前記包装シートの前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して、前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を有する左側面溶断部を形成し、前記左側面溶断部に対向し、前記包装シートの前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して、前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を有する右側面溶断部を形成し、前記上面開口部から前記袋体の内部に被包装物を収納した後、前記上面開口部を封止する上面シームを形成し、前記被包装物を収納した前記袋体を四面立体包装体に形成し、前記左側面溶断部の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体を左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装方法にある。
本発明によれば、対向して配置されそれぞれが人為的に容易に引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装体が得られた。
本発明によれば、対向して配置されそれぞれが人為的に効率よく引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装体が得られた。
本発明によれば、対向して配置されそれぞれが人為的に容易に引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装方法が得られた。
本発明によれば、対向して配置されそれぞれが人為的に効率よく引き裂き可能な引き裂き部を有する袋体より構成された四面立体包装方法が得られた。
図1、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される平袋体の平面図、図2は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成するラミネートされた複数のプラスチックフィルムの包装シートの一部断面図、図3は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される平袋体の斜視図、図4は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する平袋体の一部断面図、図5は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される平袋体の平面図、図6は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される袋体を有する四面立体包装体の側面図、図7は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される袋体を有する四面立体包装体の溶断部を引き裂いている斜視図、図8は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される袋体を有する四面立体包装体の溶断部を引き裂いて舟形に形成した斜視図である。
以下、本発明の一実施例である四面立体包装体の構成及び包装方法等について詳細に説明する。本発明の一実施例である四面立体包装体はラミネートされた複数のプラスチックフィルムの包装シートで構成された袋体から構成される。まず、この包装シートで構成された袋体の形成について説明する。
最初に、ロール状に巻かれた3層フィルム構造のラミネートされた複数のプラスチックフィルムで構成された包装シートSHを準備する。この包装シートSHを製袋機で包装シートSHの横方向の両端の合わせ目を半折状態に折り畳む。
この製袋機の下流に、包装シートSHを溶断(fusion cutting)する熱刃機が設けられている。この熱刃機は、半折された包装シートSHに対して上昇、下降移動可能に設置されている。半折された包装シートSHの端部を製袋機の熱刃機を下降させて、半折された包装シートSHを押して熱溶融、切断し、半折された包装シートSHの端部にひとつの溶断部を形成する。半折された包装シートSHに一つの溶断部を形成した後、熱刃機を上昇する。
この一つの溶断部を形成した半折され、折り畳んだ包装シートSHは、製袋機によって更に下流に移動させ、所定の箇所に位置させられる。所定の距離に移動搬送された一つの溶断部を形成した半折された包装シートSHは、製袋機の熱刃機を再び下降させて、半折された包装シートSHを押して熱溶融、切断し、半折された包装シートSHにもう一つの溶断部を形成する。半折された包装シートSHにもう一つの溶断部を形成した後、熱刃機を上昇する。熱刃機に与える加熱温度は、150℃から400℃で、好ましくは200℃から300℃である。
このようにして、ロール状に巻かれた包装シートSHは、シリンダ上で半折され、ついで熱刃機の2度の上昇、下降作業により、製袋機によって所定の寸法に適宜溶断され、2個の溶断部を有する包装シートSHで形成、構成される1個の平袋体FBを形成する。この作業を繰り返すことにより、多数の平袋体FBを製作する。
図1は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される平袋体の平面図である。図1において、3層フィルム構造のラミネートされた複数のプラスチックフィルムよりなる包装シートSHから構成される平袋体FBの寸法は、縦幅が約190mm、横幅が約170mm、厚さが約85μmでほぼ正方形状である。
図1に示す平袋体FBは、3層フィルム構造の複数のラミネートされたプラスチックフィルムよりなる包装シートSHで構成されている。平袋体FBは、4つの角部A、B、C及びDを有する。上部左側角部Aと上部右側角部Dと間の横幅は、下部左側角部Cと下部右側角部Dと間の横幅と同一長さである。上部左側角部Aと下部左側角部Bと間の縦幅は、上部右側角部Dと下部右側角部Cと間の縦幅と同一長さである。このように、包装シートSHによって構成された平袋体FBはほぼ正方形状に形成されている。
図1に示す平袋体FBは、上面に開口部(辺A−D)11と下面に折り曲げ部(辺B−C)12を有している。平袋体FBの上面開口部11(上部辺A−D)は、ロール状に巻き付けられた包装シートSHの半折された部分である。
図1に示すように、平袋体FBは折り畳んだ包装シートSHを熱刃機によって形成された左側面溶断部fc1と右側面溶断部fc2とで構成されている。左側面溶断部fc1は辺A−Bで示される。右側面溶断部fc2は左側面溶断部fc1の対向する面に設けられ、辺C−Dで示される。このように、平袋体FBは、左側面溶断部(辺A−B)fc1と右側面溶断部(辺C−D)fc2を有し、四面立体包装体の2個の引き裂き部を構成する。
図2は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成するラミネートされた複数のプラスチックフィルムよりなる包装シートSHの一部断面図である。図2に示す3層構造のラミネートされた複数のプラスチックフィルムよりなる包装シートSHは、3層構造のプラスチックフィルムfm1、プラスチックフィルムfm2及びプラスチックフィルムfm3とで構成されている。
即ち、包装シートSHは、内側の最下層(ベース層)に厚さが約20μmの未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムfm1、中間層に厚さが約25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムfm2、外側の最上層に厚さが約20μmの2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムfm3で構成されている。中間層のPETフィルムfm2は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムにアルミニウムを蒸着したフィルムである。最上層の2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムfm3は、熱溶着可能なシーラント層であり、印刷が容易なフィルムである。包装シートSHの厚さは約50μmから約100μmが望ましい。
図3は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される平袋体の斜視図である。図3に示す包装シートSHにより構成される平袋体FBは、左側面溶断部fc1(辺A−B)と右側面溶断部fc2(辺C−D)は対向して配置されている。角部Aと角部Dは対向して位置されており、角部Aと角部Bの中間部に角部Eと角部Fが形成されている。角部Bと角部Cは対向して位置されており、角部Bと角部Cの中間部に角部Gと角部Hが形成されている。
図4は、本発明の一実施例の四面立体包装体の平袋体FBを構成する包装シートの一部断面図である。上方に位置するOPPフィルム層fm3、PETフィルム層fm2、CPPフィルム層fm1の3層のフィルム層は、下方に位置するCPPフィルム層fm1、PETフィルム層fm2、OPPフィルム層fm3の3層のフィルム層に対面して配置されている。内側のベース層のCPPフィルム層fm1の熱溶着性は、中間層のPETフィルム層fm2、外側の最上層のOPPフィルム層fm3の熱溶着性に比し高い。
平袋体FBの上面開口部11を大きく広げ、袋詰機からベビーリーフ、カットサラダ等の野菜、赤飯、ピラフ等のご飯物、おつまみ等の食物やその他の食品の被包装物を収納する。被包装物としては、プラスチックモデルの部品やネジ等の小物等も考えられ、その種類の品物でも袋体FBに収納できる。
平袋体FBの上面開口部11から四面立体包装体PCに野菜等を投入するときに空気も一緒に流入し封止されるので、四面立体包装体PCの形状が保持され、被包装物である内容物が押し潰されたりしないので、四面立体包装体PCは輸送中に損傷してはいけないイチゴやサクランボ、野菜、或いはそれ以外の包装に適している。
次に、第3図に示した平袋体FBを使用して四面立体包装体PCを形成するための手順及び方法を第5図及び第6図に基づき説明する。
図5は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される平袋体の平面図である。被包装物である収納物が上面開口部11から袋体FBに収納された後、図5に示すように、角部Aと角部Dとの合わせ作業を実施する。この結果、左側面溶断部fc1の上部角部Aと右側面溶断部fc2の上部角部Dに合わせ、後方角部Eと前方角部Fの間を熱溶着によって接合する。上面開口部11は所定の上面シームsm(辺E−F)で封止される。袋体FBを封止する上面シームsm(辺E−F)は、辺B−Cにほぼ直交して平袋体FBの上面に設けられる。この結果、トラス状立体構成の四面立体包装体PCが得られる。
図6は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される袋体を有する四面立体包装体の側面図である。図6において、4つの角部である角部E、角部F、角部B、角部Cを含む4つの側面を有するトラス構成の四面立体包装体PCが得られた。四面立体包装体PCは、左側面溶断部fc1、右側面溶断部fc2、下面折り曲げ部(辺B−C)12を有し、上面シームsmは熱溶着方法で形成される。四面立体包装体PCにおいて、上面シームsm(辺E−F)は袋体FBの下面折り曲げ部(辺B−C)12に対し直交している。
四面立体包装体PCは四面立体形状で、トラス状四面立体包装体を構成している。四面立体包装体PCは、上面に上面シームsm(辺E−F)、左側面溶断部fc1と下面折り曲げ部12及び右側面溶断部fc2から構成されている。上面シームsm(辺E−F)は、下面折り曲げ部(辺B−C)12にほぼ直交して四面立体包装体PCの平袋体FBに設けられる。
図6において、四面立体包装体PCは、左側面溶断部fc1の上部に切り欠き部13aと右側面溶断部fc2の上部に切り欠き部13bを設けている。切り欠き部13aと切り欠き部13bの切り欠きの深さは、上面シームsmのシーム縦幅より短く、上面シームsmのシームを貫通していない。又、四面立体包装体PCは、角部Bと角部Cのそれぞれに四面立体包装体PCの補強部14a、14bを設けている。
図4に示すように、内側のベース層のCPPフィルム層fm1、中間層のPETフィルム層fm2、外側の最上層のOPPフィルム層fm3の3層のフィルム層の全てを熱溶融着、即ち熱によって溶けている。このベース層のCPPフィルム層fm1、中間層のPETフィルム層fm2、最上層のOPPフィルム層fm3の3層の熱刃機によって熱溶融着、切断された表面は、左側面溶断部fc1の左端部はぎざぎざ形状の左側粗面sf1に加工され、右側面溶断部fc2の右端部はぎざぎざ形状の右側粗面sf2(図示せず)に加工され、ている。ベース層のCPPフィルム層fm1、中間層のPETフィルム層fm2、最上層のOPPフィルム層fm3の3層のフィルムは、接着力及び溶融着力が不均一であり、溶ける密度が不均一である。
又、ベース層のCPPフィルム層fm1の熱溶着性は、中間層のPETフィルム層fm2、最上層のOPPフィルム層fm3の熱溶着性に比して高いので、左側面溶断部fc1と右側面溶断部fc2では、対面する上下のベース層のCPPフィルム層fm1の左側面微少接着部fz1及び右側面微少接着部fz2(図示せず)で熱溶融着されている。
即ち、左側面溶断部fc1と右側面溶断部fc2では、対向又は対面する上下のベース層のCPPフィルム層fm1の一部が袋体FBの内側(内部)で接着されている。いいかえれば、袋体FBの上下に位置するCPPフィルム層fm1の対向、対面して縁部近傍の微少部位である左側面微少接着部fz1と右側面微少接着部fz2のみを袋体FBの内面で熱溶融着させている。このCPPフィルム層fm1同士の熱溶融着の左側面微少接着部fz1と右側面微少接着部fz2の面積は微少量であり、約20μmから約40μmであり、従ってCPPフィルム層fm1同士の左側微少接着部fz1の接着面積も微少量である。対面するCPPフィルム層fm1の左側面微少接着部fz1と右側面微少接着部fz2を除いた内方部は、袋体FBの内部空間spである。
上記本発明の一実施例では、ベース層のCPPフィルム層fm1と中間層のPETフィルム層fm2と最上層のOPPフィルム層fm3の接着力が均一でなく、いいかえれば溶ける密度が各フィルム層で不均一であるので、袋体FBの左側面溶断部fc1と右側面溶断部fc2の接着した部分に沿って剥がれやすい。一方、3層のフィルム層の引き裂き方向に直交する方向は引き裂き強度は強くフィルムは切れにくい。
図7は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される袋体を有する四面立体包装体の溶断部を引き裂いている斜視図である。図7において、四面立体包装体PCの左側面溶断部fc1の上部に切り欠き部13aと四面立体包装体PCの右側面溶断部fc2の上部に切り欠き部13bを設けている。
次に、上記本発明の一実施例の四面立体包装体PCから被包装物である内容物の取り出しについて説明する。まず、四面立体包装体PCの左側面溶断部fc1の上部にある切り欠き部13aと右側面溶断部fc2の上部にある切り欠き部13bの箇所を両手の指で持つ。次いで、四面立体包装体PCの左側面溶断部fc1と右側面溶断部fc2とを上方から下方に切り裂く。この時、左側面溶断部fc1の左側面微少接着部fz1と右側面溶断部fc2の右側面微少接着部fz2とは上方から下方に順次引き裂かれる。いいかえれば、左側面溶断部fc1の左側面微少接着部fz1と右側面溶断部fc2の右側面微少接着部fz2は、その接着性が失われ破壊され、上方から下方に順次剥がされて引き裂かれる。
この結果、図7に示すように、角部Aは角部A1と角部A2に分離し、角部Dは角部D1と角部D2に分離する。上面シームsmは左側シームsm1と右側シームsm2に分離する。四面立体包装体PCの切り欠き部13aから左側面溶断部fc1の左側面微少接着部fz1を破壊、剥がして下方に容易に引き裂き、四面立体包装体PCの切り欠き部13bから右側面溶断部fc2の右側面微少接着部fz2を破壊、剥がして下方に容易に引き裂くことができる。このようにして、四面立体包装体PCの左側面溶断部fc1の左側面微少接着部fz1と右側面溶断部fc2の右側面微少接着部fz2を人為的に容易に左右に引き剥がし、引き裂いて、四面立体包装体PCを簡単に開封できる。
図8は、本発明の一実施例の四面立体包装体を構成する包装シートから構成される袋体を有する四面立体包装体の溶断部を引き裂いて舟形に形成した斜視図である。図8において、左側面溶断部fc1と右側面溶断部fc2は十分に下方に引き裂かれる。四面立方包装体PCは補強部14a、14bを利用して皿状を呈している。このため、四面立方包装体PCは食器として供することができる。開封後は、四面立方包装体PC自身が食器として機能するので、食するための食器等を別に用意する必要もない。
このように本発明の一実施例によれば、とりわけ四面立方包装体PCの左側面溶断部fc1の左側面微少接着部fz1と右側面溶断部fc2の右側面微少接着部fz2を十分に引き剥がし、引き裂いて開封したときに、食器の機能を有する大容量の四面立体包装体PCにおいて効果的である。
本発明において、最下部(ベース)フィルム層としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステル等の一軸延伸フィルム又は二軸延伸フィルム等を用いることができる。
本発明において、中間部フィルム層としては、高密度ポリエチレンフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)、ナイロンフィルム、又は、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PAN)等のフィルム、更に、アルミニウム箔、シリカ等の蒸着層等を用いることができる。
本発明において、熱溶着可能なシーラント層で最上部フィルムとしては、未延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)、低密度ポリプロピレンフィルム(LDPEフィルム)、直鎖状低密度ポリプロピレンフィルム(LLDPEフィルム)等を用いることができる。
本発明の上記一実施例では、包装シートとして、3層のプラスチックフィルムより構成される構成の包装シートを採用したが、中間層のない2層のラミネートされたプラスチックフィルムより構成される構成の包装シートを用いてもよい。
11 上部開口部
12 下部折り曲げ部
13a、13b 切り欠き部
14a、14b 補強部
A、A1、A2 角部
B 角部
C 角部
D、D1、D2 角部
E 角部
F 角部
FB 袋体
fc1 左側面溶断部
fc2 右側面溶断部
fm1 CPPフィルム層
fm2 PETフィルム層
fm3 OPPフィルム層
fz1 左側微少接着部
fz2 右側微少接着部
G 角部
H 角部
PC 四面立体包装体
sf1、sf2 粗面
SH 包装シート
sm、sm1、sm2 上面シーム
sp 空間

Claims (12)

  1. 内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートで構成された袋体、前記袋体は上面に開口部、前記上面開口部に対向する下面に下面折り曲げ部を設け、前記袋体は前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して形成された左側面溶断部と前記左側面溶断部に対向する前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して形成された右側面溶断部とを備え、前記上面開口部から前記袋体の内部に被包装物を収納し、前記下面折り曲げ部に対向し、前記下面折り曲げ部と直交し、前記袋体の上面開口部を封止する上面シームを形成し、前記袋体が四面立体状に形成されたものにおいて、前記左側面溶断部に前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を形成し、前記右側面溶断部に前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を形成して、前記左側面溶断部の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体を左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装体。
  2. 請求項1の四面立体包装体において、前記内側フィルム及び前記外側フィルムはそれぞれプラスチックフィルムであることを特徴とする四面立体包装体。
  3. 請求項2の四面立体包装体において、前記内側プラスチックフィルムは未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム、前記外側プラスチックフィルムは2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであることを特徴とする四面立体包装体。
  4. 内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する中間部フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートで構成された袋体、前記袋体は上面に開口部、前記上面開口部に対向する下面に下面折り曲げ部を設け、前記袋体は前記内側フィルム、前記中間部フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して形成された左側面溶断部、前記左側面溶断部に対向する前記内側フィルム、前記中間部フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して形成された右側面溶断部とを備え、前記上面開口部から前記袋体の内部に被包装物を収納し、前記下面折り曲げ部に対向し、前記下面折り曲げ部と直交し、前記袋体の上面開口部を封止する上面シームを形成し、前記袋体が四面立体状に形成されたものにおいて、前記左側面溶断部に前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を形成して、前記右側面溶断部に前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を形成して、前記左側面溶断部の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体を左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装体。
  5. 請求項4の四面立体包装体において、前記内側フィルム、前記中間部フィルム及び前記外側フィルムはそれぞれプラスチックフィルムであることを特徴とする四面立体包装体。
  6. 請求項5の四面立体包装体において、前記内側プラスチックフィルムは未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム、前記中間部プラスチックフィルムはアルミニウムを蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、前記外側プラスチックフィルムは2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであることを特徴とする四面立体包装体。
  7. 本発明は、内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートを準備し、前記包装シートを折り曲げて上面に上面開口部と下面に下面折り曲げ部を形成し、前記包装シートの前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して、前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を有する左側面溶断部を形成し、前記左側面溶断部に対向し、前記包装シートの前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して、前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を有する右側面溶断部を形成し、前記上面開口部から前記袋体の内部に被包装物を収納した後、前記上面開口部を封止する上面シールを形成し、前記被包装物を収納した前記袋体を四面立体包装体に形成し、前記左側面溶断部の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体を左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装方法。
  8. 請求項7の四面立体包装方法において、前記内側フィルム及び前記外側フィルムはそれぞれプラスチックフィルムであることを特徴とする四面立体包装方法。
  9. 請求項8の四面立体包装方法において、前記内側プラスチックフィルムは未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム、前記外側プラスチックフィルムは2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであることを特徴とする四面立体包装方法。
  10. 内側フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する中間部フィルム、前記内側フィルムより低い熱溶融着性を有する外側フィルムよりなる包装シートを準備し、前記包装シートを折り曲げて上面に上面開口部と下面に下面折り曲げ部を形成し、前記包装シートの前記内側フィルム、前記中間部フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して、前記内側フィルム同士が対面する左端部に左側微少接着部を有する左側面溶断部を形成し、前記右側面溶断部に対向し、前記包装シートの前記内側フィルム及び前記外側フィルムを熱融着、切断して、前記内側フィルム同士が対面する右端部に右側微少接着部を有する右側面溶断部を形成し、前記上面開口部から前記袋体の内部に被包装物を収納した後、前記上面開口部を封止する上面シールを形成し、前記被包装物を収納した前記袋体を四面立体包装体に形成し、前記左側面溶断部の前記左側微少接着部及び前記右側面溶断部の前記右側微少接着部を人為的に引き裂き可能にして、前記袋体を左右に開封できるようにしたことを特徴とする四面立体包装方法。
  11. 請求項10の四面立体包装方法において、前記内側フィルム、前記中間部フィルム及び前記外側フィルムはそれぞれプラスチックフィルムであることを特徴とする四面立体包装方法。
  12. 請求項11の四面立体包装方法において、前記内側プラスチックフィルムは未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルム、前記中間部プラスチックフィルムはアルミニウムを蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、前記外側プラスチックフィルムは2軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであることを特徴とする四面立体包装方法。
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