JP2013143572A - 信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置 - Google Patents

信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低SNRの場合にも信号の有無を正確に判定する信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置を提供する。
【解決手段】相関強調処理部51は、一部期間が重複する一定期間毎の受信信号を基に、各一定期間に対応する相関強調信号を生成する。自己相関行列生成部52は、相関強調信号を基に自己相関行列を生成する。雑音電力推定部53は、相関強調信号に含まれる雑音電力を推定する。雑音電力行列生成部54は、自己相関行列及び雑音電力を基に、自己相関行列に含まれる雑音成分を表す雑音電力行列を生成する。雑音除去部55は、自己相関行列及び雑音電力行列を基に、自己相関行列から雑音の影響を除去する。固有値算出部56は、雑音除去部により雑音の影響が除去された自己相関行列の固有値を算出する。信号判定部57は、固有値算出部により算出された固有値を基に、他の装置が送出した信号が受信信号に含まれるか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置に関する。
現在、移動通信システムにおいてはブロードバンド化に伴う周波数不足が非常に大きな問題として考えられている。この問題に対応する方法として、コグニティブ無線などの技術が提案されている。コグニティブ無線とは、端末装置などが周囲の電波状況をチェックし、その状況に応じて、周波数や方式を変えて通信するという技術である。
例えば、コグニティブ無線の実現方法としては、通信を行うタイミングで使用されていない周波数を検出し、その周波数を用いて通信を行うことが考えられる。このような技術の実現のために、使用されている周波数又は使用されていない周波数を検出する信号検出器が用いられる。
従来、信号検出器による信号検出の技術として、受信信号の自己相関行列の最小固有値と最大固有値との比を用いて信号の有無を判定する技術が提案されている。具体的には、この従来技術では、最小固有値と最大固有値との比を閾値と比較して、その比が閾値以上であれば信号が存在し、その比が閾値未満であれば信号が存在しないと判定している。
また、雑音の相関により固有値がばらつくことを防ぐために、信号行列の各列ベクトルをサイクリックシフトさせて固有値を求め、電波の到来方向を推定する従来技術がある。また、複数アンテナで受信した信号の相関行列の固有値のうち最小固有値を雑音とみなし、最大固有値及び第二固有値から最小固有値を減算して雑音を取り除いた固有値を用いて、電波の到来方向及び空間角度広がりを推定する従来技術がある。また、障害相関行列を用いてSNRを推定する際に、最小固有値を雑音電力とみなして最小固有値を平均して雑音推定精度を向上させる従来技術がある。
特開2007−309846号公報 特開2007−274250号公報 特開2007−220236号公報 特開2008−85894号公報 特開2008−546349号公報
Y. Zeng and Y. Liang, "Eigenvalue-Based Spectrum Sensing Algorithms for Cognitive Radio," IEEE Trans. on Commun., Vol.57, no.6, June 2009
しかしながら、受信信号には、実際に他の装置から送出された信号と雑音とが混在している。そのため、受信信号の自己相関行列には、信号成分と雑音成分とが存在することになる。そして、信号対雑音比(SNR:Signal to Noise power Raito)が小さい場合、言い換えれば、雑音電力が信号電力に対して大きい場合、自己相関行列の最大固有値と最小固有値とがほとんど同じ値になってしまう。そのため、最小固有値と最大固有値との比を用いて信号の有無を判定する技術では、SNRが小さい場合、実際には他の装置から送出された信号が存在しているにも関わらず比が閾値を超えないことが考えられる。このような場合、実際には他の装置から送出された信号が存在しているにも関わらず、信号検出器は、信号が存在しないと誤判定を行ってしまうおそれがある。
また、信号行列の各列ベクトルをサイクリックシフトさせる従来技術を用いても、低SNRの場合に受信信号と雑音を区別することは困難である。また、最小固有値を雑音とみなし、最大固有値及び第二固有値から最小固有値を減算して雑音を取り除く従来技術においても、低SNRの場合における受信信号と雑音とを明確に区別は困難である。また、障害相関行列を用いてSNRを推定する際に、最小固有値を雑音電力とみなして最小固有値を平均して雑音推定精度を向上させる従来技術を用いても、低SNRの場合に受信信号と雑音とを区別することは困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、低SNRの場合にも信号の有無を正確に判定する信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置を提供することを目的とする。
本願の開示する信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置は、一つの態様において以下の各部を備える。相関強調処理部は、一部期間が重複する一定期間毎の受信信号を基に、各前記一定期間に対応する相関強調信号を生成する。自己相関行列生成部は、前記相関強調処理部により生成された前記相関強調信号を基に自己相関行列を生成する。雑音電力推定部は、前記相関強調信号に含まれる雑音電力を推定する。雑音電力行列生成部は、前記自己相関行列及び前記雑音電力を基に、前記自己相関行列に含まれる雑音成分を表す雑音電力行列を生成する。雑音除去部は、前記自己相関行列及び前記雑音電力行列を基に、前記自己相関行列から雑音の影響を除去する。固有値算出部は、前記雑音除去部により雑音の影響が除去された前記自己相関行列の固有値を算出する。信号判定部は、前記固有値算出部により算出された固有値を基に、他の装置が送出した信号が前記受信信号に含まれるか否かを判定する。
本願の開示する信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置の一つの態様によれば、低SNRの場合にも信号の有無を正確に判定することができるという効果を奏する。
図1は、実施例に係る通信端末装置のブロック図である。 図2は、相関強調信号の相関を説明するための図である。 図3は、受信信号の相関を説明するための図である。 図4は、実施例に係る信号検出器による信号検出処理のフローチャートである。 図5は、実施例に係る通信端末装置による通信開始までのフローチャートである。 図6は、SNRに対する信号検出確立特性を表す図である。 図7は、実施例に係る通信端末装置のハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する信号検出器、信号検出方法及び通信端末装置が限定されるものではない。
図1は、実施例に係る通信端末装置のブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る通信端末装置は、増幅器1、ミキサ2、発振器3、AD・DA変換部4、信号検出器5、周波数制御部6、ベースバンド処理部7及び入出力制御部8を有している。
増幅器1は、アンテナを介して受信した受信信号を増幅する。そして、増幅器1は、増幅した受信信号をミキサ2へ入力する。また、増幅器1は、ミキサ2から入力された送信信号を増幅しアンテナを介して通信先の装置へ送信する。
発振器3は、ローカル周波数として用いる周波数の情報の入力を周波数制御部6から受ける。そして、発振器3は、受信した周波数をローカル周波数として有する発振信号を生成する。発振器3は、生成した発振信号をミキサ2へ出力する。
ミキサ2は、周波数変換機である。ミキサ2は、受信信号の入力を増幅器1から受ける。また、ミキサ2は、発振信号の入力を発振器3から受ける。そして、ミキサ2は、受信信号に対して発振信号を印加する。そして、ミキサ2は、受信信号と発振信号とを混合することにより、受信信号の周波数をベースバンド信号の周波数に変換する。その後、ミキサ2は、ベースバンド信号に変換した受信信号をAD・DA変換部4へ出力する。また、ミキサ2は、AD・DA変換部4から入力された送信信号の周波数を変換し搬送波を生成する。そして、ミキサ2は、搬送波となった送信信号を増幅器1へ出力する。
AD・DA変換部4は、通信要求を他の通信端末装置に対して送り通信を開始する場合(以下では、「発信元となる場合」という。)、使用周波数帯検出モードと通信モードという2つのモードを有する。AD・DA変換部4は、自装置が発信元となる場合、使用周波数帯検出モードの開始の指示を入出力制御部8から受けて、使用周波数帯検出モードで動作する。その後、AD・DA変換部4は、通信開始の通知を周波数制御部6から受けると、通信モードに切り替わり、通信が終了するまで通信モードで動作する。
AD・DA変換部4は、ベースバンド信号に変換された受信信号の入力をミキサ2から受ける。そして、AD・DA変換部4は、ベースバンド信号に変換された受信信号をデジタル信号に変換する。その後、使用周波数検出モードの場合、AD・DA変換部4は、デジタル信号に変換した受信信号を信号検出器5の相関強調処理部51へ出力する。これに対して、通信モードの場合、AD・DA変換部4は、デジタル信号に変換した受信信号をベースバンド処理部7へ出力する。
信号検出器5は、相関強調処理部51、自己相関行列生成部52、雑音電力推定部53、雑音電力行列生成部54、雑音除去部55、固有値算出部56及び信号判定部57を有している。
相関強調処理部51は、デジタル信号に変換された受信信号の入力をAD・DA変換部4から受ける。ここで、時刻tにおけるAD・DA変換部4から出力される受信信号y(t)は、次の式(1)で表される。
Figure 2013143572
ここで、s(t)は、時刻tにおける信号成分を表している。また、n(t)は、時刻tにおける雑音成分を表している。すなわち、受信信号は、他の通信端末装置から送信された信号が含まれている場合には、信号成分と雑音成分とを含む。これに対して、他の通信端末装置から送信された信号が含まれていない場合、言い換えれば、その周波数帯が使用されていない場合、受信信号は雑音成分のみを含む。
相関強調処理部51は、式(1)で表される受信信号に対して相関強調処理を施す。例えば、相関強調処理部51は、時系列的に連続する時刻の異なる複数の受信信号の加算平均を求めることで、受信信号に対して相関強調処理を施すことができる。本実施例では、相関強調処理部51は、時系列的に連続したM個の受信信号を加算平均する。相関強調処理部51は、M個の受信信号を加算平均することで、次の式(2)で表される相関強調信号y’(t)を算出する。
Figure 2013143572
相関強調信号y’(t)には、時刻tのときの受信信号y(t)から時刻t+(M−1)のときの受信信号y(t+(M−1))までのM個の信号が含まれている。すなわち、各相関強調信号y’(t)には、相関強調信号y’(t−(M−1))から相関強調信号y’(t+(M−1))の間の各相関強調信号に含まれる受信信号と同じ受信信号が少なくとも一つ含まれる。例えば、相関強調信号y’(t)に含まれる受信信号と相関強調信号y’(t+1)に含まれる受信信号は、受信信号y(t+1)から受信信号y(t+(M−1))までのM−2個の受信信号が重なり合う。このように、それぞれの相関強調信号には、他の相関強調信号に含まれる受信信号が含まれるようになるため、各相関強調信号y’(t)は、相関の強調処理を施す前の各受信信号y(t)に比べて相関が強くなる。
ここで、図2及び図3を参照して、相関強調信号の受信信号と比較した場合の相関の強さについてさらに具体的に説明する。図2は、相関強調信号の相関を説明するための図である。また、図3は、受信信号の相関を説明するための図である。ここでは、相関強調信号として3つの受信信号の加算平均を用いるものとする。
図2に示すように、相関強調信号0’は、受信信号0〜2の組合せ101の加算平均である。また、相関強調信号1’、受信信号1〜3の組合せ102の加算平均である。また、相関強調信号2’は、受信信号2〜4の組合せ103の加算平均である。また、相関強調信号3’は、受信信号3〜5の組合せ104の加算平均である。すなわち、受信信号1は、相関強調信号0’及び1’に含まれている。また、受信信号2は、相関強調信号0’〜2’に含まれている。また、受信信号3は、相関強調信号1’〜3’に含まれている。さらに、受信信号4は、相関強調信号2’及び3’に含まれている。このように、各相関強調信号は、時間的に近接する他の相関強調信号と同じ受信信号を用いて生成されるので、相関強調信号同士の相関は受信信号に比べて強くなるといえる。
相関強調処理部51は、生成した相関強調信号y’(t)を自己相関行列生成部52へ出力する。
自己相関行列生成部52が、相関強調信号y’(t)の入力を相関強調処理部51から受ける。そして、自己相関行列生成部52は、相関強調信号y’(t)の相関強調信号ベクトルY(t’)を取得する。相関強調信号ベクトルY(t’)とは、本実施例では、L個の相関信号を各要素に有するベクトルであり、式(3)で表される。
Figure 2013143572
ここで、Lは、相関行列を計算する際の信号長である。すなわち、相関強調信号ベクトルY(t’)は、時刻t’Lから時刻t’L+L−1までの相関強調信号を各要素として有している。
そして、自己相関行列生成部52は、式(3)で表される相関強調信号ベクトルY(t’)の自己相関行列Rを推定する。自己相関行列Rは、例えば、次の式(4)で表される。
Figure 2013143572
ここで、E[]は、無限長時間の平均を表しており、アンサンブル平均と呼ばれる場合がある。y(t’)は、y(t’)のエルミート転置を表している。また、Y(t’)Y(t’)は、Y(t’)とY(t’)とのダイアド積を表している。ここで、実際には無限長時間の平均を求めることはできないので、自己相関行列生成部52は、N個のダイアド積Y(t’)Y(t’)の平均を利用して自己相関行列Rを次の式(5)として生成する。
Figure 2013143572
ここで、Nは、式(5)が式(4)として近似できるほどに十分に大きな整数である。また、Kは、0以上の整数を表している。
自己相関行列生成部52は、生成した自己相関行列Rを雑音除去部55へ出力する。
ここで、図2及び図3を再度参照して、自己相関行列を用いて相関強調信号の相関と受信信号の相関とを比較する。図2に示すように、相関信号0’〜3’の自己相関行列Rは、信号成分が存在する領域151を有する行列105となる。これに対して、図3に示すように、受信信号0〜3の自己相関行列Rは、信号成分が存在する領域161を有する行列106となる。領域151は、領域161に比べて大きい領域となっている。すなわち、相関信号0’〜3’の自己相関行列Rの方が受信信号0〜3の自己相関行列Rに比べて、信号成分が存在する領域が広い範囲に亘っており、信号の相関が強いことがわかる。
図1に戻って、一方、雑音電力推定部53は、自己相関行列Rを自己相関行列生成部52から受ける。そして、雑音電力推定部53は、自己相関行列Rを用いて雑音電力を推定する。本実施例では、雑音電力推定部53は、自己相関行列Rの最小固有値rminを雑音電力とする。
ここで、最小固有値rminを雑音電力とする理由を説明する。雑音はそれぞれが無相関のため、自己相関行列Rの全固有値に均一に雑音電力が含まれる。これに対して、他の装置が送信した信号には相関があるため、最小固有値rminには信号成分がほとんど含まれず、最大固有値に信号成分が多く含まれる。そのため、最小固有値rminに含まれる成分は、ほとんどが雑音成分と考えられるので、自己相関行列Rの最小固有値rminを雑音電力として用いることができる。
雑音電力推定部53は、推定した雑音電力の情報を雑音電力行列生成部54へ出力する。ここで、本実施例では、雑音電力推定部53は、自己相関行列Rから雑音電力を推定しているがこれは他の方法でもよく、例えば、AD・DA変換部4から受信信号を取得して、その取得した受信信号から雑音電力を推定してもよい。
雑音電力行列生成部54は、雑音電力の情報の入力を雑音電力推定部53から受ける。そして、雑音電力行列生成部54は、相関強調信号の自己相関行列から雑音成分を除去するための雑音電力行列を、受信した雑音電力の情報を用いて求める。そこで、次に、雑音電力行列の算出について説明する。
信号成分が非存在時の場合、つまり、受信信号y(t)=n(t)の場合を考える。この場合、相関強調信号は次の式(6)によって表される。
Figure 2013143572
そして、式(6)で表される相関強調信号y’(t)の自己相関行列Rは、次の式(7)のように表される。
Figure 2013143572
ここで、β(j)は、次の式(8)のように表される。
Figure 2013143572
ここで、jは0以上の整数とする。また、y(t’)はy(t’)の共役転置を表している。そして、雑音は無相関であるため、式(8)は、以下で表す式(9)のように変形される。
Figure 2013143572
ここで、σは、雑音電力推定部53によって推定された雑音を表しており、本実施例では、σ=rminである。そして、M−j=iとすると、β(j)は、次の式(10)のようになる。
Figure 2013143572
したがって、式(7)は、次の式(11)のように表される。
Figure 2013143572
そして、α(m)は、次の式(12)のように表すことができる。
Figure 2013143572
ここで、mは1以上の整数である。
信号成分が非存在の場合、受信信号はほぼ雑音信号と同じであるといえる。そのため、信号成分が非存在の場合の受信信号の自己相関行列Rは、雑音電力行列Πと同じと考えられる。そこで、雑音電力行列生成部54は、雑音電力行列Πを次の式(13)で表される行列として生成する。
Figure 2013143572
雑音電力行列生成部54は、生成した雑音電力行列Πを雑音除去部55へ出力する。
雑音除去部55は、相関強調信号の自己相関行列Rの入力を自己相関行列生成部52から受ける。また、雑音除去部55は、雑音電力行列Πの入力を雑音電力行列生成部54から受ける。そして、雑音除去部55は、自己相関行列Rから雑音電力行列Πを減算することで、自己相関行列Rから雑音の影響を除去する。ここで、雑音除去部55が求めた雑音の影響除去後の自己相関行列R’は、次の式(14)で表される。
Figure 2013143572
βは、雑音の推定誤差に合わせて決定される係数である。すなわち、βを適切な値に設定することで、自己相関行列Rからの雑音の影響の除去が適切になされ、推定した雑音電力と実際の雑音電力との誤差を吸収することができる。
雑音除去部55は、雑音の影響を除去した自己相関行列R’を固有値算出部56へ出力する。
固有値算出部56は、式(14)で表される自己相関行列R’の入力を雑音除去部55から受ける。そして、固有値算出部56は、自己相関行列R’の固有値を算出する。ここで、自己相関行列R’の固有値は複数算出される。そして、固有値算出部56は、算出した複数の固有値を信号判定部57へ出力する。
信号判定部57は、自己相関行列R’の複数の固有値の入力を固有値算出部56から受ける。そして、信号判定部57は、受信した固有値の中から自己相関行列R’の最小固有値rmin及び最大固有値rmaxを抽出する。次に、信号判定部57は、自己相関行列R’の最小固有値rmin及び最大固有値rmaxの比を、次に示す式(15)のように算出する。
Figure 2013143572
そして、信号判定部57は、予め記憶している閾値THと自己相関行列R’の最小固有値rmin及び最大固有値rmaxの比とを比較する。比Xが閾値TH以上の場合、信号判定部57は、受信信号の中に他の装置から送出された信号が存在すると判定する。これに対して、比Xが閾値TH未満の場合、信号判定部57は、受信信号の中に他の装置から送出された信号が存在しないと判定する。そして、信号判定部57は、判定結果を周波数制御部6へ出力する。また、受信信号の中に他の装置から送出された信号が存在しないと判定した場合、信号判定部57は、その受信信号の周波数帯を使用可能な周波数帯としてベースバンド処理部7へ通知する。
周波数制御部6は、周波数の異なる複数の周波数帯に対応する発振信号の周波数を予め記憶している。周波数制御部6は、自装置が通信開始の要求元となる通信の開始の指示を入出力制御部8から受ける。そして、周波数制御部6は、記憶している発振信号の周波数の中から1つを選択する。そして、周波数制御部6は、選択した発振信号の周波数の情報を発振器3へ出力する。
その後、周波数制御部6は、選択した発振信号の周波数に対応する周波数帯における受信信号に他の装置が送出した信号が存在するか否かの判定結果の入力を信号判定部57から受ける。
選択した発振信号の周波数に対応する周波数帯における受信信号に他の装置が送出した信号が存在しない場合、周波数制御部6は、記憶している発振信号の周波数の中から信号の検出を行っていない周波数帯に対応する周波数を選択する。そして、周波数制御部6は、選択した発振信号の周波数の情報を発振器3へ出力する。周波数制御部6は、他の装置から送出された信号が存在しない受信信号が検出されるまで発振信号の周波数を新たな周波数に変更し、新たな周波数を発振器3へ通知することを繰り返す。
選択した発振信号の周波数に対応する周波数帯における受信信号に他の装置が送出した信号が存在する場合、周波数制御部6は、通信モードへの切替えをAD・DA変換部4に通知する。
ベースバンド処理部7は、使用可能な周波数帯の情報の入力を信号判定部57から受ける。そして、ベースバンド処理部7は、使用可能な周波数帯を通信先の装置に通知するための予め決められた周波数通知信号を生成する。そして、ベースバンド処理部7は、生成した周波数通知信号を、AD・DA変換部4、ミキサ2及び増幅器1を介して通信先の装置に通知する。その後、ベースバンド処理部7は、周波数帯を用いて通信を行うことを通知する予め決められた信号を、増幅器1、ミキサ2及びAD・DA変換部4を介して通信先の装置から受信する。その後、ベースバンド処理部7は、ベースバンド信号に変換された受信信号の入力をAD・DA変換部4から受ける。そして、ベースバンド処理部7は、受信信号に対して復号化などの処理を施す。その後、ベースバンド処理部7は、処理を施した信号を入出力制御部8へ出力する。また、ベースバンド処理部7は、操作者から入力されたデータの入力を入出力制御部8から受ける。そして、ベースバンド処理部7は、受信したデータに対して符号化処理などを施す。その後、ベースバンド処理部7は、処理を施したデータをAD・DA変換部4へ出力する。このようにして、本実施例にかかる通信端末装置は、使用可能と判断した周波数帯を用いて通信先の装置と通信を行うことができるようになる。
入出力制御部8は、ベースバンド処理部7から受信したデータをモニタなどに表示させ操作者へ提供する。また、入出力制御部8は、キーパッドなどを用いた操作者からのデータの入力を受けて、受信したデータをベースバンド処理部7へ出力する。また、入出力制御部8は、マイクやスピーカなどを用いて音声の入出力の制御を行っても良い。
さらに、入出力制御部8は、キーパッドなどから通信の開始命令を受けると、使用周波数帯検出モードの開始をAD・DA変換部4へ通知し、さらに、通信の開始を周波数制御部6へ指示する。
次に、図4を参照して、本実施例に係る信号検出器による信号検出処理の流れについて説明する。図4は、実施例に係る信号検出器による信号検出処理のフローチャートである。
相関強調処理部51は、デジタル信号に変換された受信信号の入力をAD・DA変換部4から受ける。そして、相関強調処理部51は、M個の受信信号を加算平均することで、式(2)で表される相関強調信号y’(t’)を算出する(ステップS101)。
自己相関行列生成部52は、相関強調信号y’(t’)の入力を相関強調処理部51から受ける。そして、自己相関行列生成部52は、N個のダイアド積Y(t’)Y(t’)の平均を利用して自己相関行列Rを式(5)として生成する(ステップS102)。
また、雑音電力推定部53は、自己相関行列Rの情報を自己相関行列生成部52から取得する。そして、雑音電力推定部53は、自己相関行列Rの最小固有値rminを雑音電力σとして推定する(ステップS103)。
雑音電力行列生成部54は、雑音電力の情報を雑音電力推定部53から取得する。そして、雑音電力行列生成部54は、雑音電力行列Πを式(13)で表される行列として生成する(ステップS104)。
雑音除去部55は、自己相関行列Rの入力を自己相関行列生成部52から受ける。また、雑音除去部55は、雑音電力行列Πの入力を雑音電力行列生成部54から受ける。そして、雑音除去部55は、自己相関行列Rから雑音電力行列Πを減算することで、自己相関行列Rから雑音の影響を除去した自己相関行列R’を式(14)で表される行列としても求める(ステップS105)。
固有値算出部56は、雑音の影響が除去された自己相関行列R’の入力を雑音除去部55から受ける。そして、固有値算出部56は、自己相関行列R’の固有値を算出する(ステップS106)。
信号判定部57は、雑音の影響が除去された自己相関行列R’の入力を固有値算出部56から受ける。そして、信号判定部57は、式(15)で表される自己相関行列R’の最大固有値rmax及び最小固有値rminの比Xを求める。その後、信号判定部57は、求めた比Xが閾値以上であれば信号が存在すると判定し、閾値未満であれば信号が存在しないと判定する(ステップS107)。
次に、図5を参照して本実施例に係る通信端末装置による通信開始までの流れについて説明する。図5は、実施例に係る通信端末装置による通信開始までのフローチャートである。
周波数制御部6は、操作者からの通信開始命令を入出力制御部8から受信する。周波数制御部6は、信号検出の対象となる複数の周波数帯の中から信号検出を行う周波数帯を決定する(ステップS201)。また、AD・DA変換部4も操作者からの通信開始命令を入出力制御部8から受信し、使用周波数帯検出モードに切替わる。
信号検出器5は、周波数制御部6によって決定された周波数帯の受信信号をAD・DA変換部4から受信する。そして、信号検出器5は、受信信号に対して信号検出処理を行う(ステップS202)。このステップS202における信号検出処理は、図4で表される一連の処理に対応する。信号検出器5は、その周波数帯に他の装置が送出した信号が存在するか否かにより該当周波数帯が通信に使用可能か否かを判定する(ステップS203)。
該当周波数帯に他の装置が送出した信号が存在するため該当周波数帯が通信に使用できない場合(ステップS203:否定)、周波数制御部6は、ステップS201に戻り、信号検出の対象とする他の周波数帯を決定する。
一方、該当周波数帯に他の装置が送出した信号が存在しない場合(ステップS203:肯定)、ベースバンド処理部7及び周波数制御部6は、予め決められた信号を用いて通信先の通信端末装置に使用可能周波数帯を通知する(ステップS204)。
さらに、ベースバンド処理部7及び周波数制御部6は、予め決められた信号を用いて通信先の通信端末装置からの応答を受信する(ステップS205)。
ベースバンド処理部7及び周波数制御部6は、信号が存在せず通信に使用可能と判定した周波数帯を用いて通信を開始する(ステップS206)。
さらに、図6を参照して、本実施例に係る信号検出器による信号検出と従来の信号検出器による信号検出との比較を説明する。図6は、SNRに対する信号検出確立特性を表す図である。図6は、縦軸で信号検出確率又は誤検出確率を表しており、横軸でSNRの大きさを表している。ここで、従来方式とは、相関の強調や雑音の影響の除去を行わずに、受信信号の自己相関行列の最小固有値と最大固有値との比を用いて信号の有無を判定する方式を表している。
グラフ201は、本実施例に係る信号検出器による信号の検出確率を表している。グラフ202は、従来方式の信号検出器による誤検出を5%とした場合の信号の検出確率を表している。グラフ203は、従来方式の信号検出器による誤検出を0%とした場合の信号の検出確率を表している。グラフ211は、本実施例に係る信号検出器による信号の誤検出の確率を表している。グラフ212は、従来方式の信号検出器による誤検出を5%とした場合の信号の誤検出の確率を表している。グラフ213は、従来方式の信号検出器による誤検出を0%とした場合の信号の誤検出の確率を表している。
グラフ212及び213は、それぞれ誤検出を5%、0%とした場合の誤検出確率であるので、誤検出確率はそれぞれ5%、0%とほぼ一定になっている。これに対して、本実施例に係る信号検出器は、グラフ211で示されるように、SNRが−25dBでは誤検出確率が5%に近いが、SNRが大きくなるにつれて誤検出確率が下がり、SNRが−22以上であれば語検出確率はほぼ0%となっている。このように、本実施例に係る信号検出器は、SNRがある程度小さくても誤検出がほとんど発生せず、SNRが−25dB程度になっても語検出確率は5%程度に抑えることができる。
さらに、グラフ201及びグラフ202で示されるように、本実施例に係る信号検出器は、SNRが−25〜−22dBであっても誤検出確率がほぼ同じ従来技術に比較して2倍以上の信号の検出確率を得ることができる。また、グラフ201及びグラフ202で示されるように、本実施例に係る信号検出器は、SNRが−22dB以上の場合には、誤検出確率がほぼ0%の状態で、誤検出確率を5%とした従来技術と同等もしくはそれ以上の信号検出確率を得ることができる。さらに、グラフ203で示されるように、誤検出確率を0%とした従来技術では、SNRが−17dBを超える程度にならなければ信号の検出確率は90%以上とすることはできない。これに対して、本実施例に係る信号検出器は、SNRが−22dB以上では誤検出確率がほぼ0%であるにもかかわらず、−20dB程度で信号の検出確率が90%を超える。
以上に説明したように、本実施例に係る信号検出器及びそれを含む通信端末装置は、受信信号の相関を強調した信号の自己相関行列から雑音の影響を除いた行列の固有値を用いて信号の有無を判定する。これにより、自己相関行列の最小固有値と最大固有値との差が大きくなり、信号の検出の確度を向上させることができる。特に、低SNRの場合にも信号の有無を正確に判定することができる。
(ハードウェア構成)
次に、図7を参照して、本実施例に係る通信端末装置のハードウェア構成について説明する。図7は、実施例に係る通信端末装置のハードウェア構成図である。
図7に示すように、本実施例に係る通信端末装置は、アンテナ301、無線部302、A/Dコンバータ303、CPU(Central Processing Unit)304、メモリ305、出力部306及び入力部307を有する。
無線部302、A/Dコンバータ303、メモリ305、出力部306及び入力部307は、バスでそれぞれCPU304と接続されている。
無線部302は、アンテナ301と接続されている。無線部302は、例えば、増幅器1、ミキサ2及び発振器3などを有している。
A/Dコンバータ303は、例えばAD・DA変換部4の機能を実現する。
出力部306は、例えばモニタやスピーカなどである。入力部307は、例えばキーパッドやマイクなどである。出力部306、入力部307及びCPU304は、例えば図1に示した入出力制御部8の機能を実現する。
CPU304及びメモリ305は、例えば、図1に示した信号検出器5及びベースバンド処理部7の機能を実現する。例えば、メモリ305は、図1に示した信号検出器5に含まれる各部及びベースバンド処理部7などによる処理を実現する各種プログラムを記憶している。そして、CPU304及びメモリ305は、これらの各種プログラムを読み出して実行することで、上述した各機能を実現するプロセスを生成する。
1 増幅器
2 ミキサ
3 発振器
4 AD・DA変換部
5 信号検出器
6 周波数制御部
7 ベースバンド処理部
8 入出力制御部
51 相関強調処理部
52 自己相関行列生成部
53 雑音電力推定部
54 雑音電力行列生成部
55 雑音除去部
56 固有値算出部
57 信号判定部

Claims (5)

  1. 一部期間が重複する一定期間毎の受信信号を基に、各前記一定期間に対応する相関強調信号を生成する相関強調処理部と、
    前記相関強調処理部により生成された前記相関強調信号を基に自己相関行列を生成する自己相関行列生成部と、
    前記相関強調信号に含まれる雑音電力を推定する雑音電力推定部と、
    前記自己相関行列及び前記雑音電力を基に、前記自己相関行列に含まれる雑音成分を表す雑音電力行列を生成する雑音電力行列生成部と、
    前記自己相関行列及び前記雑音電力行列を基に、前記自己相関行列から雑音の影響を除去する雑音除去部と、
    前記雑音除去部により雑音の影響が除去された前記自己相関行列の固有値を算出する固有値算出部と、
    前記固有値算出部により算出された固有値を基に、他の装置が送出した信号が前記受信信号に含まれるか否かを判定する信号判定部と
    を備えたことを特徴とする信号検出器。
  2. 相関強調処理部は、受信信号を時間毎にサンプリングし、時間順に連続する予め定められた数のサンプリングした受信信号を平均化することで、前記相関強調信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の信号検出器。
  3. 前記雑音除去部は、前記雑音電力行列に所定の係数を乗算した行列を、前記自己相関行列から減算することで、前記自己相関行列から雑音の影響を除去することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の信号検出器。
  4. 一部期間が重複する一定期間毎の受信信号を基に、各前記一定期間に対応する相関強調信号を生成し、
    前記相関強調信号を基に自己相関行列を生成し、
    前記相関強調信号に含まれる雑音電力を推定し、
    前記自己相関行列及び前記雑音電力を基に、前記自己相関行列に含まれる雑音成分を表す雑音電力行列を生成し、
    前記自己相関行列及び前記雑音電力行列を基に、前記自己相関行列から雑音の影響を除去し、
    雑音の影響を除去した前記自己相関行列の固有値を算出し、
    算出した前記固有値を基に、他の装置が送出した信号が前記受信信号に含まれるか否かを判定する
    ことを特徴とする信号検出方法。
  5. 一部期間が重複する一定期間毎の受信信号を基に、各前記一定期間に対応する相関強調信号を生成する相関強調処理部と、
    前記相関強調処理部により生成された相関強調信号を基に自己相関行列を生成する自己相関行列生成部と、
    前記相関強調信号に含まれる雑音電力を推定する雑音電力推定部と、
    前記自己相関行列及び前記雑音電力を基に、前記自己相関行列に含まれる雑音成分を表す雑音電力行列を生成する雑音電力行列生成部と、
    前記自己相関行列及び前記雑音電力行列を基に、前記自己相関行列から雑音の影響を除去する雑音除去部と、
    前記雑音除去部により雑音の影響が除去された前記自己相関行列の固有値を算出する固有値算出部と、
    前記固有値算出部により算出された固有値を基に、他の装置が送出した信号が前記受信信号に含まれるか否かを判定する信号判定部と、
    前記信号判定部により他の装置が送出した信号が含まれないと判定された前記受信信号の周波数帯を用いて通信を行う通信部と
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
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