JP2013142769A5 - - Google Patents

Description

また、本発明の顕微鏡システムは、前記位置補正手段は、前記ラフスキャン手段により検出した前記第１の最大コントラスト画像に対応する前記相対位置を、前記相対移動した方向と反対方向に前記ラフスキャン手段による前記観察画像を取得してから前記ステージと前記結像光学系の相対位置を取得するまでの時間差に基づく距離の差分だけ移動させる補正処理を行うことが望ましい。

また、本発明の顕微鏡システムは、前記撮像手段は、前記ラフスキャン手段により検出した前記第１の最大コントラスト画像に対応する補正処理後の前記相対位置に基づいて算出された前記ファインスキャン手段による撮像開始位置から、前記ファインスキャン手段による撮像を開始することが望ましい。

また、本発明の顕微鏡システムは、前記ファインスキャン手段より前記観察画像を撮像する前記ステージと前記結像光学系の相対速度は、前記ラフスキャン手段により前記観察画像を撮像する前記相対速度より遅いことが望ましい。

Claims (7)

1. 顕微鏡における観察画像のフォーカスを行う顕微鏡システムであって、
   被写体を載置するステージと前記顕微鏡の結像光学系を相対的に移動させながら、前記結像光学系を介して前記被写体を所定の時間間隔で撮像する撮像手段と、
   前記撮像した観察画像のコントラストの高低を示すコントラスト値を算出するコントラスト値算出手段と、
   前記撮像した複数の観察画像のうち前記算出したコントラスト値が最大である最大コントラスト画像の検出を行う最大コントラスト画像検出手段と、
   前記観察画像が撮像されると、前記ステージと前記結像光学系の相対位置を検出する相対位置検出手段と、
   前記検出した最大コントラスト画像に対応する前記検出した相対位置を、前記相対移動した方向と反対方向に所定値だけ移動させる補正処理を行う位置補正手段と、
   前記補正された相対位置をフォーカスポイントとしてフォーカスするオートフォーカス手段と、
   を備えることを特徴とする顕微鏡システム。
2. 前記ステージと前記結像光学系の相対速度を算出する相対速度算出手段と、をさらに備え、
   前記位置補正手段は、前記検出した最大コントラスト画像に対応する前記検出した相対位置を、前記観察画像を撮像した撮像時刻と前記取得した相対位置の取得時刻との差分に前記相対速度を乗算した値だけ移動させる、ことを特徴とする請求項１に記載の顕微鏡システム。
3. 前記撮像手段は、第１の時間間隔で撮像するラフスキャン手段と、前記第１の時間間隔より短い第２の時間間隔で撮像するファインスキャン手段とを備え、
   前記最大コントラスト画像検出手段は、前記ラフスキャン手段により撮像した観察画像を用いて第１の最大コントラスト画像を検出し、前記検出した第１の最大コントラスト画像に対応する前記検出した相対位置を含む所定範囲内について前記ファインスキャン手段により撮像した観察画像を用いて第２の最大コントラスト画像を検出する、
   ことを特徴とする請求項１または２に記載の顕微鏡システム。
4. 前記位置補正手段は、前記ラフスキャン手段により検出した前記第１の最大コントラスト画像に対応する前記相対位置を、前記相対移動した方向と反対方向に前記ラフスキャン手段による前記観察画像を取得してから前記ステージと前記結像光学系の相対位置を取得するまでの時間差に基づく距離の差分だけ移動させる補正処理を行う、
   ことを特徴とする請求項３に記載の顕微鏡システム。
5. 前記撮像手段は、前記ラフスキャン手段により検出した前記第１の最大コントラスト画像に対応する補正処理後の前記相対位置に基づいて算出された前記ファインスキャン手段による撮像開始位置から、前記ファインスキャン手段による撮像を開始する、
   ことを特徴とする請求項４に記載の顕微鏡システム。
6. 前記ファインスキャン手段より前記観察画像を撮像する前記ステージと前記結像光学系の相対速度は、前記ラフスキャン手段により前記観察画像を撮像する前記相対速度より遅い、
   ことを特徴とする請求項３に記載の顕微鏡システム。
7. 顕微鏡における観察画像のフォーカスを行うオートフォーカス方法であって、
   被写体を載置するステージと前記顕微鏡の結像光学系を相対的に移動させながら、前記結像光学系を介して前記被写体を所定の時間間隔で撮像し、
   前記撮像した観察画像のコントラストの高低を示すコントラスト値を算出し、
   前記撮像した複数の観察画像のうち前記算出したコントラスト値が最大である最大コントラスト画像を検出し、
   前記観察画像が撮像されると、前記ステージと前記結像光学系の相対位置を検出し、
   前記検出した最大コントラスト画像に対応する前記検出した相対位置を、前記相対移動した方向と反対方向に所定値だけ移動させる補正処理を行い、
   前記補正された相対位置をフォーカスポイントとしてフォーカスする、
   ことを特徴とするオートフォーカス方法。