JP2013141865A - 船舶用ベルマウス - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引排出能力を十分に発揮させることが可能な船舶用ベルマウスを提供する。
【解決手段】船舶用ベルマウス30は、筒状のベルマウス本体32と、抵抗部材34とを備える。ベルマウス本体32は、一方の開口Aから他方の開口Bに向かって縮径された基体部32aと、先端部32bとが一体化されて構成されている。抵抗部材34は、ベルマウス本体32から液体が吸引される際にベルマウス本体32の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる一対の抵抗面34aを有する。抵抗部材34は、先端部(ベルマウス本体32)の外周面に対し外方に突出するように、ベルマウス本体32に取り付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、船舶の液体タンク内に貯留している液体を吸引排出するために用いられる船舶用ベルマウスに関する。
船舶は、カーゴタンク、バラストタンク、燃料タンクなどの液体タンクを有するものがある。このような液体タンクから液体を吸引排出するために、船舶用ベルマウスと、ポンプと、一端側が船舶用ベルマウスに接続されると共に他端側がポンプに接続された配管とを備える液体吸引装置が知られている(特許文献1参照)。
船舶用ベルマウスは、液体タンクの底面近傍に配置される。船舶用ベルマウスは、筒状を呈するベルマウス本体を備え、ベルマウス本体は、液体タンクの底面に対向する液体の吸引口と、配管と連通する排出口とを有する。ベルマウス本体は、液体の吸引を行いやすくするため、一般に、吸引口から排出口に向かうにつれて縮径された形状を呈しており、吸引口の開口面積は排出口の開口面積よりも大きい。
液体吸引装置により液体タンク内の液体の吸引を開始すると、液体タンク内の液位が低くなってくる。そして、液体タンク内の液位が船舶用ベルマウスの吸引口に一致するまで低下すると、液体の吸引がそれ以上は行えなくなる。すなわち、理論的には、船舶用ベルマウスの吸引口の位置が、液体の吸引限界となる。
特開平06−286686号公報 実開昭60−065395号公報 特開平11−013694号公報
しかしながら、船舶用ベルマウスによる液体の吸引に伴い、船舶用ベルマウスの周囲に渦が発生することがある。渦が発生すると、局所的に船舶用ベルマウス近傍における液位(例えば、船舶用ベルマウスの吸引口の中央近傍における液位)が下がってしまう。そのため、渦の発生により局所的に低下した液位が船舶用ベルマウスの吸引口よりも低位になると、他の部分の液位が吸引口よりも高いにもかかわらず空気ばかりが吸い込まれてしまう。その結果、吸込みできる液体の限界量が低下してしまい、吸引排出能力が十分に発揮できなくなる。
本発明は、吸引排出能力を十分に発揮させることが可能な船舶用ベルマウスを提供することを目的とする。
ところで、船舶用ではないものの、ポンプの吸込口近傍に発生する渦流を防止するための渦流防止装置が知られている(特許文献2,3参照)。この装置は、末広がり状(ベルマウス状)の吸込口を有し、当該吸込口下方における液体の流速分布を考慮して、吸込口下方における水槽底面に所定の板部材を取り付けたものである。この板部材により旋回流が阻止され、その結果、渦の発生及び成長が防止されているものと考えられる。
そこで、本発明者は、船舶用ベルマウスの周囲に発生する渦の対策のために、特許文献2,3に記載の渦流防止装置の船舶への適用可能性ついて鋭意研究を行った。しかしながら、本発明者による研究の結果、これらの渦流防止装置を船舶に適用することは非常に困難であると判明した。
国際海事機関(IMO)の海上安全委員会(MSC)で採択された「すべてのタイプの船舶の専用海水バラストタンク及びばら積貨物船の二重船側部に対する塗装性能基準」(Performance Standard for ProtectiveCoatings for dedicated seawater ballast tanks on all new ships and double-sideskin spaces of bulk carriers;以下、「PSPC」と略記する。)によれば、防蝕性能の確保のため、15年の目標耐用年数を達成するようにバラストタンクを塗装することが求められる。特許文献2,3に記載の渦流防止装置を船舶に適用する場合、渦流を防止するための板部材をバラストタンク底面に設ける必要があるが、液体タンク内に当該板部材のような突起物を設けると、例えばPSPCに適合するような高品質の塗装を行うことが極めて困難となってしまう。
また、特許文献2,3に記載の装置によれば、ポンプの吸込口の位置に応じて吸引口下方における液体の流速分布が変わるため、渦の発生及び成長を防止するためには、吸込口と板部材とを正確に位置合わせすることが重要となる。しかしながら、船舶用ベルマウスと液体タンクの底面との間隙は通常数cm程度しかないので、かなりの大きさと重量を有する船舶用ベルマウスを、液体タンク底面に設けた板部材に対して正確に位置合わせしながら設置することは、製造上困難である。
しかも、設置に際して船舶用ベルマウスが板部材に当たってしまうと、塗装が剥離してしまうため、船舶用ベルマウスと板部材とが当たらないよう、極めて精密な作業が要求される。また、もし船舶用ベルマウスと板部材とが当たってしまった場合には、塗装のやり直しが必要となり、製造工程が長期化及び煩雑化し、製造コストに影響を与えることとなる。
そこで、本発明者は、特許文献2,3に記載の渦流防止装置に代わる新規な渦の対策を見出だし、本発明に係る船舶用ベルマウスを完成するに至った。
本発明に係る船舶用ベルマウスは、船底側に対向する一方の開口から他方の開口に向かって縮径された筒状形状を有するベルマウス本体であって、一方の開口から吸引された液体が流通する配管が他方の開口に取り付けられた、ベルマウス本体と、ベルマウス本体から液体が吸引される際にベルマウス本体の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる抵抗面を有する抵抗部材とを備え、抵抗部材は、ベルマウス本体の外周面に対し外方に突出するように、ベルマウス本体又は配管に取り付けられている。
本発明に係る船舶用ベルマウスでは、抵抗部材が、ベルマウス本体から液体が吸引される際にベルマウス本体の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる抵抗面を有している。そして、抵抗部材は、ベルマウス本体の外周面に対して外方に突出するように、ベルマウス本体又は配管に取り付けられている。そのため、本発明によれば、ベルマウス本体の周囲に発生した渦の流れが抵抗部材の抵抗面で方向転換されるので、渦を消すように渦の流れを乱すことができる。従って、渦の発生により起こる局所的な液位の低下を抑制できる。その結果、吸込みできる液体の限界量の向上が図られ、吸引排出能力を十分に発揮させることが可能となる。
しかも、本発明に係る船舶用ベルマウスでは、抵抗部材がベルマウス本体又は配管に取り付けられている。そのため、特許文献2,3に記載の渦流防止装置とは異なり、液体タンク底面に部材を設置する必要がない。従って、例えばPSPCに適合する高品質の塗装を容易に行うことができ、煩雑な位置合わせ作業が不要となる。
抵抗面は、外周面において、ベルマウス本体のうち船底側に対向する一方の開口側の端部に達するまで延びていてもよい。このようにすると、接触面が一方の開口の近傍まで拡がる。一方の開口では、吸引による渦の流れの引き込みが発生しやすいが、そのような引き込まれる渦の流れも抵抗面で方向転換させることが可能となる。
船舶用ベルマウスは、抵抗部材を複数備え、複数の抵抗部材は、外周面において隣り合う抵抗部材同士の間隔が略等しくなるように配置されていてもよい。このようにすると、渦の流れに抵抗となる抵抗面の数が増えるので、渦をより消しやすくなる。
抵抗部材は、外周面と一体となるようにベルマウス本体に取り付けられていてもよい。
抵抗部材は、着脱可能にベルマウス本体又は配管に取り付けられていてもよい。このようにすると、既に船舶に設置されているベルマウス本体又は配管に抵抗部材を外付けするだけで、本発明の効果を得ることが可能となる。
抵抗面がベルマウス本体の軸方向に沿って延びるように、抵抗部材が外周面に設けられていてもよい。渦は、ベルマウス本体の外周面を旋回しながら一方の開口に向けて流れていくので、軸方向に沿って抵抗面が延びることで、渦の流れが抵抗面に当たりやすくなる。そのため、抵抗面による渦の流れの方向転換がより起こりやすくなる。
抵抗部材は、抵抗面が一方の開口側又は他方の開口側に向かうように、ベルマウス本体又は配管に取り付けられていてもよい。
ベルマウス本体の軸方向から見て、抵抗面は、外周面に垂直な方向とは異なる方向に延びる部分を有してもよい。
外周面側から見て、抵抗面は鉤形状を呈していてもよい。
ベルマウス本体の軸方向から見て、抵抗面は鉤形状を呈していてもよい。
本発明によれば、吸引排出能力を十分に発揮させることが可能な船舶用ベルマウスを提供することができる。
図1は、液体吸引装置が船舶に設置されている様子を示す概略図である。 図2は、(a)が第1実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す側面図であり、(b)が第1実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す上面図である。 図3は、(a)が第2実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す側面図であり、(b)が第2実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す上面図である。 図4は、(a)が第3実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す側面図であり、(b)が着脱式の抵抗部材を示す斜視図である。 図5は、(a)が第4実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す斜視図であり、(b)が第5実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す斜視図である。 図6は第6実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す斜視図である。 図7は、(a)が第7実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す上面図であり、(b)が第8実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す上面図である。 図8は、第9実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す上面図である。 図9は、第10実施形態に係る船舶用ベルマウスを示す側面図である。
本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1を参照して、まず、船底近傍における液体タンク100の構成を説明する。第1実施形態において、液体タンク100の底面は船底外板1である。船底外板1の内面には、縦通隔壁2が立設されており、例えば船底外板1と縦通隔壁2とで囲まれた空間によって液体タンク100が構成される。
液体タンク100の底面には、ロンジやフレームなどの防撓部材3が当該タンク100の内面に剥き出しの状態で設けられている。これらの防撓部材3は、船長方向及び船幅方向において所定間隔で複数配置されており、液体タンク100の底部に多数の区画Cを形成する。防撓部材3にはドレンホール4が貫通形成されており、隣り合う区画間で液体の流通が可能となっている。
続いて、図1を参照して、渦流防止装置10の構成を説明する。渦流防止装置10は、円筒状の配管20と、船舶のポンプ室内に配置されたポンプ(図示せず)と、船舶用ベルマウス30とを備える。配管20の一端側は、縦通隔壁2を貫通してポンプ室まで延び、ポンプと接続されている。配管30の他端は、ポンプに直接接続されていなくてもよく、他の配管を介してポンプに接続されていてもよい。
配管20の他端側は、船底外板1に向けて折れ曲がっている。配管20の他端側の先端は、液体タンク100内に形成される多数の区画Cのうち一つの区画C内に配置されており、船舶用ベルマウス30と接続されている。ポンプは、配管20及び船舶用ベルマウス30を通じて、液体タンク100内(区画C内)の液体を吸引排出する。
続いて、図2を参照して、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成を詳しく説明する。船舶用ベルマウス30は、配管20の他端側の先端に設けられており、一つの区画C内に配置されている。
船舶用ベルマウス30は、ベルマウス本体32と、抵抗部材34とを備える。ベルマウス本体32は、筒状を呈しており、液体の吸引口である一方の開口Aと、配管20の他端側の先端に接続され配管20と連通する排出口である他方の開口Bとを有する。一方の開口Aは、船底外板1側(船底側)と対向している。一方の開口Aからベルマウス本体32内に吸引された液体は、他方の開口Bを通じて配管20に流れる。
ベルマウス本体32は、一方の開口A側から他方の開口B側に向かって縮径された筒状(切頭円錐筒状)の基体部32aと、一定径を維持して延びる円筒状の先端部32bとが一体化されて構成されている。そのため、一方の開口Aの開口面積は、他方の開口Bの開口面積よりも大きい。基体部32aは、一方の開口A側から他方の開口B側に向かって縮径された切頭円錐状とされた外表面S1を有する。先端部32bは、円柱面状とされた外表面S2を有する。
先端部32bの外周面S2には、4つの平板状の抵抗部材34が設けられている。すなわち、4つの抵抗部材34は、軸方向において同じ高さに位置するように配置されている。抵抗部材34は、鋳型を用いてベルマウス本体32と一体的に形成されていてもよいし、溶接により外周面S2と一体化されていてもよいし、ボルトなどの機械的手段により外周面S2に取り付けられていてもよい。図2(b)に示されるように、第1実施形態において、この4つの抵抗部材34は、外周面S2において隣り合う抵抗部材34同士の間隔が略等しくなるように、外周面S2に配置されている。すなわち、各抵抗部材34は、ベルマウス本体32(先端部32b)の周方向(以下、「周方向」という。)において約90°の間隔をもって外周面S2に配置されている。
抵抗部材34は、外周面S2に交差する方向(第1実施形態ではベルマウス本体32(先端部32b)の径方向(以下、「径方向」という。))において外周面S2に対し外方に突出している。そのため、抵抗部材34は、先端部32bの外周面S2(ベルマウス本体32の外周面)よりも外方に位置している。
径方向における抵抗部材34の外端は、図1に示されるように、防撓部材3と所定の間隙を有して離間していること(防撓部材3と接触していないこと)が好ましい。径方向における抵抗部材34の外端が防撓部材3と完全に一体化するように溶接などを行うと、その溶接箇所に新たに塗装が必要となってしまい、製造工程の長期化やコストの増大を招く虞がある。一方、溶接などは行わず、径方向における抵抗部材34の外端が防撓部材3に接触した状態とすると、接触しているとはいえ径方向における抵抗部材34の外端と防撓部材3との間に僅かな隙間が生じることがある。このような僅かな隙間が生じると、その隙間を流れる液体の流速が増大し、腐食が発生しやすくなる虞がある。
抵抗部材34は、外周面S2において、ベルマウス本体32の軸方向(以下、「軸方向」という。)に沿って延びている。すなわち、抵抗部材34は、外周面S2において、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。
図2(a)に示されるように、軸方向における抵抗部材34の一方の開口A側の端部は、軸方向における先端部32bの一方の開口A側の端部と一致している。すなわち、軸方向における抵抗部材34の一方の開口A側の端部は、外周面S2において先端部32bの一方の開口A側の端部に達するまで延びている。軸方向における抵抗部材34の他方の開口B側の端部は、軸方向における先端部32bの他方の開口B側の端部と一致している。
抵抗部材34は、周方向と交差する一対の平坦な面34aを有する。ポンプによってベルマウス本体32から液体が吸引される際にベルマウス本体32の周囲に発生する渦は、周方向において旋回しつつ下降するように流れるので、周方向と交差するこれらの面34aは、渦の流れに対向する。そのため、面34aに当たった渦の流れは、面34aに沿う方向(第1実施形態においては、軸方向又は径方向)に向きを変える。従って、面34aは、ベルマウス本体32の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる抵抗面として機能する。
第1実施形態において、面34aは、抵抗部材34と同様に、軸方向に沿って延びている。すなわち、面34aは、外周面S2において、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。
図2(a)に示されるように、軸方向における面34aの一方の開口A側の端部は、軸方向における面34aの一方の開口A側の端部と一致している。すなわち、軸方向における面34aの一方の開口A側の端部は、一方の開口Aに達するまで延びている。軸方向における面34aの他方の開口B側の端部は、軸方向における面34aの他方の開口B側の端部と一致している。
以上のような第1実施形態においては、抵抗部材34が、ベルマウス本体32から液体が吸引される際にベルマウス本体32の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる面(抵抗面)34aを有している。そして、抵抗部材34は、先端部32bの外周面S2に対して外方に突出するように、先端部32bに取り付けられている。そのため、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30によれば、ベルマウス本体32の周囲に発生した渦の流れが抵抗部材34の面32aで方向転換されるので、渦を消すように渦の流れを乱すことができる。従って、渦の発生により起こる局所的な液位の低下を抑制できる。その結果、吸込みできる液体の限界量の向上が図られ、吸引排出能力を十分に発揮させることが可能となる。
しかも、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30では、抵抗部材34がベルマウス本体32に取り付けられている。そのため、特許文献2,3に記載の渦流防止装置とは異なり、液体タンク100の底面に部材を設置する必要がない。従って、例えばPSPCに適合する高品質の塗装を容易に行うことができ、煩雑な位置合わせ作業が不要となる。このように、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、発生した渦を抵抗部材34の面34aで消すことを目的としており、そもそも渦を発生させないことを目的とした特許文献2,3の渦流防止装置から発想を大きく転換させたものである。
また、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30では、面34aが外周面S2においてベルマウス本体32の一方の開口A側の端部に達するまで延びている。そのため、面34aが一方の開口Aの近傍まで拡がる。一方の開口Aでは、吸引による渦の流れの引き込みが発生しやすいが、そのような引き込まれる渦の流れも面34aで方向転換させることが可能となる。
また、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、4つの抵抗部材34を備え、4つの抵抗部材は、先端部32bの外周面S2において隣り合う抵抗部材34同士の間隔が略等しくなるように配置されている。そのため、渦の流れに抵抗となる面34aの数が増えるので、渦をより消しやすくなる。
また、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30では、面34aがベルマウス本体32の軸方向に沿って延びるように、抵抗部材34が外周面S2に設けられている。渦は、ベルマウス本体32の外周面を旋回しながら一方の開口Aに向けて流れていくので、一方の開口Aから他方の開口Bに向けて軸方向に沿って面34aが延びることで、渦の流れが面34aに当たりやすくなる。そのため、面34aによる渦の流れの方向転換がより起こりやすくなる。
[第2実施形態]
続いて、図3を参照して、第2実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第2実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の構造が第1実施形態と異なる。抵抗部材34は、外周面S1,S2に交差する方向(径方向)において外周面S1,S2に対し外方に突出している。そのため、抵抗部材34は、基体部32aの外周面S1及び先端部32bの外周面S2(ベルマウス本体32の外周面)よりも外方に位置している。
抵抗部材34は、外周面S1,S2において、軸方向に沿って延びている。すなわち、抵抗部材34は、外周面S1,S2において、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。
図3(a)に示されるように、軸方向における抵抗部材34の一方の開口A側の端部は、軸方向における先端部32bの一方の開口A側の端部と一致している。すなわち、軸方向における抵抗部材34の一方の開口A側の端部は、ベルマウス本体32の外周面において先端部32bの一方の開口A側の端部に達するまで延びている。軸方向における抵抗部材34の他方の開口B側の端部は、軸方向における基体部32aの他方の開口B側の端部と一致している。すなわち、軸方向における抵抗部材34の他方の開口B側の端部は、ベルマウス本体32の外周面において基体部32aの他方の開口B側の端部に達するまで延びている。
抵抗部材34は、周方向と交差する一対の平坦な面34aを有する。周方向と交差するこれらの面34aは渦の流れに対向するので、面34aに当たった渦の流れは、面34aに沿う方向(第2実施形態においては、軸方向又は径方向)に向きを変える。
以上のような第2実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
[第3実施形態]
続いて、図4を参照して、第3実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第3実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34が着脱可能に配管20に取り付けられている点で、第1実施形態と異なる。具体的には、抵抗部材34は、棒状の接続部材36を介して、円板状の着脱部材38と接続されている。着脱部材38には、中央部に貫通孔38aが形成されている。貫通孔38aの大きさは、配管20の直径よりも若干大きい。そのため、配管20は、着脱部材38の貫通孔38aを通過可能である。
第3実施形態において、配管20の多端側の先端には、フランジ20aが設けられている。フランジ20aの外径は、貫通孔38aの大きさよりも大きい。そのため、着脱部材38は、フランジ20aに載置可能である。着脱部材38は、フランジ20aにボルト等の機械的手段で着脱可能に取り付けられていると好ましいが、このような機械的手段でフランジ20aと結合せずにフランジ20aに載置されているだけでもよい。
第3実施形態において、抵抗部材34は、外周面S1,S2において、軸方向に沿って延びている。すなわち、抵抗部材34は、外周面S1,S2において、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。
図4(a)に示されるように、軸方向における抵抗部材34の一方の開口A側の端部は、軸方向における先端部32bの一方の開口A側の端部と一致している。すなわち、軸方向における抵抗部材34の一方の開口A側の端部は、ベルマウス本体32の外周面において先端部32bの一方の開口A側の端部に達するまで延びている。軸方向における抵抗部材34の他方の開口B側の端部は、軸方向における基体部32aの略中央部に位置している。
抵抗部材34は、周方向と交差する一対の平坦な面34aを有する。周方向と交差するこれらの面34aは渦の流れに対向するので、面34aに当たった渦の流れは、面34aに沿う方向(第3実施形態においては、軸方向又は径方向)に向きを変える。
以上のような第3実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
また、第3実施形態においては、抵抗部材34が着脱可能に配管20に取り付けられている。そのため、特別な鋳型などを用意する必要がなく、既に船舶に設置されている配管20に抵抗部材34を外付けするだけで、本発明の効果を得ることが可能となる。
[第4実施形態]
続いて、図5(a)を参照して、第4実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第4実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の構造が第1実施形態と異なる。抵抗部材34は、外周面S2において、軸方向に対して所定の角度をもって傾斜した状態で、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。そのため、一対の面34aのうち一方の面34aに当たった渦の流れは一方の開口A側に方向転換され、一対の面34aのうち他方の面34aに当たった渦の流れは、他方の開口B側に方向転換される。この場合にも、これら一対の面34aは、ベルマウス本体32の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる抵抗面として機能する。
以上のような第4実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
[第5実施形態]
続いて、図5(b)を参照して、第5実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第5実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の構造が第1実施形態と異なる。具体的には、抵抗部材34は、第1の平板34Aと第2の平板34Bとで構成されている。第1の平板34Aは、軸方向に沿って延びる一対の面34aを有している。第2の平板Bは、先端部32bの外周面S2の周方向に沿って延びており、他方の開口B側における当該第1の平板の端部に取り付けられている。すなわち、第5実施形態に係る抵抗部材34は、径方向から見てT字形状を呈している。
このようにT字形状を呈する抵抗部材34を用いると、面34aに当たった渦の流れは一方の開口A側又は他方の開口B側に方向転換されるが、他方の開口B側に方向転換された流れは第2の平板34Bに阻害される。そのため、面34aに当たった渦の流れは、結局は、主として他方の開口B側に向きを変えることとなる。
以上のような第5実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
続いて、図6を参照して、第6実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第6実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の構造が第1実施形態と異なる。具体的には、抵抗部材34は、第1の平板34Aと第2の平板34Bとで構成されている。第1の平板34Aは、外周面S2において、軸方向に対して所定の角度をもって傾斜した状態で、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。第2の平板34Bは、外周面S2において、軸方向に対して所定の角度をもって第1の平板34Aとは反対側に傾斜した状態で、一方の開口Aから他方の開口Bに向かう方向に延びている。すなわち、第6実施形態に係る抵抗部材34は、径方向から見てV字形状を呈している。このようにV字形状を呈する抵抗部材34を用いると、面34aに当たった渦の流れは一方の開口A側に方向転換される。
以上のような第6実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
[第7実施形態]
続いて、図7(a)を参照して、第7実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第7実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の外面S2に対する取り付け角度が第1実施形態と異なる。具体的には、抵抗部材34は、径方向に対して所定の角度をもって傾斜した状態で、外周面S2に取り付けられている。
第7実施形態に係る抵抗部材34は、周方向と交差する一対の平坦な面34a,34bを有する。これら一対の面34a,34bは、抵抗部材34と同様に、径方向に対して所定の角度をもって傾斜している。
図7(a)に示されるように、軸方向(配管20側)から見て、面34aと外周面S2とは鋭角をなし、面34bと外周面S2とは鈍角をなす。そのため、第7実施形態において、面34aは、配管20側から見て反時計回りとなる渦の流れに対して抵抗となるので、抵抗面として機能する。
以上のような第7実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
[第8実施形態]
続いて、図7(b)を参照して、第8実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第8実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の構造が第1実施形態と異なる。具体的には、抵抗部材34は、第1の平板34Aと第2の平板34Bとで構成されている。第1の平板34Aは、径方向に向けて外周面S2に対して外方に突出している。そのため、第1の平板34Aは、先端部32bの外周面S2(ベルマウス本体32の外周面)よりも外方に位置している。
第2の平板34Bは、径方向における第1の平板34Aの外端に、軸方向から見て第1の平板34Aと略90°をなすように取り付けられている。第8実施形態に係る抵抗部材34は、軸方向から見て、第1の平板34Aと第2の平板34Bとにより鉤形状(L字形状)を呈している。そのため、第8実施形態に係る抵抗部材34は、軸方向から見て鉤形状(L字形状)を呈する一対の面34a,34bを有する。
図7(b)に示されるように、面34aは外周面S2に面しており、面34bは外方に向かっている。そのため、面34aと外周面S2とは、軸方向から見てC字形状の面を形成する。従って、第8実施形態において、面34aは、配管20側から見て反時計回りとなる渦の流れに対して抵抗となるので、抵抗面として機能する。
以上のような第8実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
[第9実施形態]
続いて、図8を参照して、第9実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第9実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の構造が第1実施形態と異なる。具体的には、抵抗部材34は、第1の平板34Aと第2の平板34Bとで構成されている。第1の平板34Aは、径方向に向けて外周面S2よりも外方に突出している。そのため、第1の平板34Aは、先端部32bの外周面S2(ベルマウス本体32の外周面)よりも外方に位置している。
第2の平板34Bは、径方向における第1の平板34Aの外端に、軸方向から見て第1の平板34Aと略90°をなすように取り付けられている。第8実施形態に係る抵抗部材34は、軸方向から見て、第1の平板34Aと第2の平板34BとによりT字形状を呈している。そのため、第9実施形態に係る抵抗部材34は、軸方向から見て鉤形状(L字形状)を呈する一対の面34aを有する。
図8に示されるように、一対の面34aはいずれも外周面S2に面している。そのため、面34aと外周面S2とは、軸方向から見てC字形状の面を形成する。従って、第8実施形態において、面34aは、配管20側から見て時計回り又は反時計回りとなる渦の流れに対して抵抗となるので、抵抗面として機能する。
以上のような第9実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
続いて、図9を参照して、第10実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成について説明する。以下では、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30の構成との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第10実施形態に係る船舶用ベルマウス30は、抵抗部材34の取り付け位置が第1実施形態と異なる。具体的には、4つの抵抗部材34のうち2つの抵抗部材34が先端部32bの外周面S2に取り付けられており、残りの2つの抵抗部材34が基体部32aの外周面S1に取り付けられている。4つの抵抗部材34は、ベルマウス本体32の周方向において、外周面S1と外周面S2とに交互に配置されている。すなわち、4つの抵抗部材34は、軸方向において異なる高さに位置するように配置されている。
以上のような第10実施形態においては、第1実施形態に係る船舶用ベルマウス30と同様の作用効果を奏する。
[他の実施形態]
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、船舶用ベルマウス30は少なくとも一つの抵抗部材34を備えていればよい。船舶用ベルマウス30が抵抗部材34を2つ以上備える場合には、抵抗部材34は、船舶用ベルマウス30の周方向において等間隔に配置されていてもよいし、等間隔に配置されていなくてもよい。また、船舶用ベルマウス30が抵抗部材34を2つ以上備える場合には、軸方向において同じ高さに位置するように配置されていてもよいし、軸方向において異なる高さに位置するように配置されていてもよい。
抵抗部材34は、渦の流れに対して抵抗となる抵抗面を有していれば、翼形状などの平板以外の種々の形状とすることができる。抵抗面は、平坦面以外でもよく、二次元状の曲面や、三次元状の曲面、折れ曲がった面などであってもよい。また、抵抗面に凹凸が形成されていてもよい
軸方向における面34aの一方の開口A側の端部は、一方の開口Aに達するまで延びていてもよいし、一方の開口Aに達していなくてもよい。軸方向における面34aの他方の開口B側の端部は、他方の開口Bに達するまで延びていてもよいし、他方の開口Bに達していなくてもよい。
面34aは、一方の開口A側から他方の開口B側に向けて延びていればよく、軸方向に沿って真っ直ぐに伸びている必要はない。
抵抗部材34は、ベルマウス本体32の外周面に一体化されていてもよいし、ベルマウス本体32の外周面に一体化されていなくてもよい。すなわち、抵抗部材34は、ベルマウス本体32の外周面に接触していてもよいし、ベルマウス本体32の外周面に接触していなくてもよい。
抵抗部材34は、他の接続部材等を介してベルマウス本体32に取り付けられていてもよいし、他の接続部材等を介して配管20に取り付けられていてもよい。
抵抗部材34は、配管20に着脱可能に取り付けてもよいし、ベルマウス本体32に着脱可能に取り付けてもよい。
20…配管、30…船舶用ベルマウス、32…ベルマウス本体、32a…基体部、34…抵抗部材、34a…面、A…一方の開口、B…他方の開口、S1,S2…外表面。

Claims (10)

  1. 船底側に対向する一方の開口から他方の開口に向かって縮径された筒状形状を有するベルマウス本体であって、前記一方の開口から吸引された液体が流通する配管が前記他方の開口に取り付けられた、ベルマウス本体と、
    前記ベルマウス本体から液体が吸引される際に前記ベルマウス本体の周囲に発生した渦の流れに対して抵抗となる抵抗面を有する抵抗部材とを備え、
    前記抵抗部材は、前記ベルマウス本体の外周面に対し外方に突出するように、前記ベルマウス本体又は前記配管に取り付けられている、船舶用ベルマウス。
  2. 前記抵抗面は、前記外周面において、前記ベルマウス本体のうち船底側に対向する前記一方の開口側の端部に達するまで延びている、請求項1に記載された船舶用ベルマウス。
  3. 前記抵抗部材を複数備え、
    複数の前記抵抗部材は、前記外周面において隣り合う前記抵抗部材同士の間隔が略等しくなるように配置されている、請求項1又は2に記載された船舶用ベルマウス。
  4. 前記抵抗部材は、前記外周面と一体となるように前記ベルマウス本体に取り付けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載された船舶用ベルマウス。
  5. 前記抵抗部材は、着脱可能に前記ベルマウス本体又は前記配管に取り付けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載された船舶用ベルマウス。
  6. 前記抵抗面が前記ベルマウス本体の軸方向に沿って延びるように、前記抵抗部材が前記外周面に設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載された船舶用ベルマウス。
  7. 前記抵抗面は、前記軸方向に対して傾斜している方向に延びている、請求項1〜6のいずれか一項に記載された船舶用ベルマウス。
  8. 前記ベルマウス本体の軸方向から見て、前記抵抗面は、前記外周面に垂直な方向とは異なる方向に延びる部分を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載された船舶用ベルマウス。
  9. 前記外周面側から見て、前記抵抗面は鉤形状を呈する、請求項1〜6のいずれか一項に記載された船舶用ベルマウス。
  10. 前記ベルマウス本体の軸方向から見て、前記抵抗面は鉤形状を呈する、請求項8に記載された船舶用ベルマウス。
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