JP2013140755A - リセプタクルコネクタ及びシールドコネクタ - Google Patents

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昭博 東地
Masateru Tsujimoto
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Abstract

【課題】ノイズを除去するシールド部材の部品点数を減らし、基板とのコンタクト等の半田付け作業及び確認作業が容易となり、基板間のグラウンド接続が行えるリセプタクルコネクタ及びシールドコネクタ。
【解決手段】プラグコネクタ48に接続されるリセプタクルコネクタ12であって、絶縁性の横長の直方体状に形成された第1ハウジング13と、第1ハウジング13に設けられた複数の第1コンタクト33と、複数の第1コンタクト33と基板とに接続される複数の第1リード部35とを有し、複数の第1リード部35は、全体が第1ハウジング13に取り付けられたシールド部材39によって覆われている。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の基板間の接続を行い、ノイズによる障害を抑制するシールド部材を有するリセプタクルコネクタ及びシールドコネクタに関し、詳しくは、リセプタクルコネクタにシールド部材を取り付ける際の部品点数を減らし、また、シールド部材を有するリセプタクルコネクタと基板との半田付けや確認が容易に行え、さらに、基板とグラウンド接続されることでシールド効果の高いリセプタクルコネクタ及びシールドコネクタに関する。
電子機器の進歩により、一対の基板、例えばリセプタクル基板とプラグ基板とを接続するために用いられるリセプタクルコネクタとプラグコネクタからなる基板間コネクタは、これら基板の高密度化が進むにつれて複数のコンタクトが高密度に保持されたものとなっている。このようなコネクタでは、各コンタクトから発生するノイズが他の部品等に影響を与えることを抑制したり、また、外部からのノイズの影響を受けないように外部ノイズの侵入を抑制する必要がある。
例えば、下記特許文献1には、ノイズによる障害を防止するシェル付きコネクタの発明が開示されている。下記特許文献1のシェル付きコネクタでは、シェル72とコンタクト71を組み込んだインシュレータ70とを別体として供給し、シェル72は端子部71bを基板に半田付けした後で、インシュレータ70に被せることが可能で、シェル72の下縁は基板表面まで達し、インシュレータ70全体を完全に覆い尽くすとされている。このようにすることで、下記特許文献1のシェル付きコネクタによれば、コネクタが完全にシェルによって覆われることから、端子部からの放射ノイズの発生を抑制することができるとしている。
特開平10−172685
上記特許文献1のシェル付きコネクタによれば、シェルで覆われることで端子部からの放射ノイズの発生を抑制することができるが、シェルの基板への取付は、シェルにシェル穴72dを形成し、また、基板73には取付穴70c及びシェル穴72dに一致するように基板穴(図示せず)を形成し、この取付穴70b、シェル穴72d及び基板穴が一致している状態において、シェル穴72dからネジ74を挿通して基板73の裏面でネジ74をナット75によって締め付けることで行われている。
そのため、シェルを取り付けるためには、シェルをインシュレータに被せた後、ネジ止めをしなければならず、作業工程が多くなる。また、基板にネジ止め用の穴を設けなければならず、基板を加工する必要がある。さらに、シェルの固定にネジやナットの部品が必要となり、部品点数が増えるという課題がある。さらに、シェルはグラウンド接続されていないため、高いシールド効果を得ることは困難である。
そこで本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、シールドコネクタを構成するリセプタクルコネクタにシールド部材を取り付ける際に、シールド部材を取り付けるためのネジやナット等の部品を用いる必要がなく、また、ネジ止め等の作業工数を増やす必要がなくなり、さらに、基板を加工する必要もなくなるとともに、シールド部材が基板とグラウンド接続を行うことができ、また、シールド部材が設けられても基板とコンタクトのリード部等の半田付けや半田の検査を容易に行えるリセプタクルコネクタ及びシールドコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のリセプタクルコネクタでは、プラグコネクタに接続されるリセプタクルコネクタであって、
絶縁性の横長の直方体状に形成された第1ハウジングと、
前記第1ハウジングに設けられた複数の第1コンタクトと、
前記複数の第1コンタクトと基板とに接続される複数の第1リード部とを有し、
前記複数の第1リードは、全体が前記第1ハウジングに取り付けられたシールド部材によって覆われていることを特徴とする。
本発明の第2の態様のリセプタクルコネクタでは、前記第1の態様のリセプタクルコネクタにおいて、前記第1リード部は、前記第1ハウジングの前記直方体状の少なくとも一面側に設けられ、
前記シールド部材は、前記第1リード部が設けられた側に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第3の態様のリセプタクルコネクタでは、前記第1又は2の態様のリセプタクルコネクタにおいて、前記第1ハウジングには基板に接続される第1補強金具が形成されており、
前記第1補強金具は、前記ハウジングの前記直方体状のそれぞれの短手方向に沿って形成された両端部から前記ハウジングの長手方向に沿うように突出して形成された補強タブを有し、
前記補強タブは、前記シールド部材と接触するようになされていることを特徴とする。
本発明の第4の態様のリセプタクルコネクタでは、前記第3の態様のリセプタクルコネクタにおいて、前記シールド部材は、前記第1ハウジングに取り付けられる一対の短尺の板体と、前記一対の短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる側とは反対側とが繋がれる長尺の板体が一体に形成され、
前記短尺の板体と前記長尺の板体との繋がれた部分に前記第1ハウジング側に向かう屈曲部が形成され、前記第1補強金具側に突出した突出部が形成され、
前記突出部と前記第1補強金具の前記補強タブとが接触することを特徴とする。
本発明の第5の態様のリセプタクルコネクタでは、前記第1〜4のいずれかの態様のリセプタクルコネクタにおいて、前記第1ハウジングは、前記直方体状の短手方向側の両側面に係合突起が形成され、
前記シールド部材の前記短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる部分に係合孔が形成され、
前記第1ハウジングの前記係合突起と前記シールド部材の前記係合孔とが回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第6の態様のシールドコネクタでは、プラグコネクタと、リセプタクルコネクタとを有するシールドコネクタであって、
前記リセプタクルコネクタは、
絶縁性の横長の直方体状に形成された第1ハウジングと、
前記第1ハウジングに設けられた複数の第1コンタクトと、
前記複数の第1コンタクトと基板とに接続される複数の第1リード部とを有し、
前記複数の第1リードは、全体が前記第1ハウジングに取り付けられたシールド部材によって覆われていることを特徴とする。
本発明の第7の態様のシールドコネクタでは、前記第6の態様のシールドコネクタにおいて、前記第1リード部は、前記第1ハウジングの前記直方体状の少なくとも一面側に設けられ、
前記シールド部材は、前記第1リード部が設けられた側に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第8の態様のシールドコネクタでは、前記第6又は7の態様のシールドコネクタにおいて、前記第1ハウジングには基板に接続される第1補強金具が形成されており、
前記第1補強金具は、前記ハウジングの前記直方体状のそれぞれの短手方向に沿って形成された両端部から前記ハウジングの長手方向に沿うように突出して形成された補強タブを有し、
前記補強タブは、前記シールド部材と接触するようになされていることを特徴とする。
本発明の第9の態様のシールドコネクタでは、前記第8の態様のシールドコネクタにおいて、前記シールド部材は、前記第1ハウジングに取り付けられる一対の短尺の板体と、前記一対の短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる側とは反対側とが繋がれる長尺の板体が一体に形成され、
前記短尺の板体と前記長尺の板体との繋がれた部分に前記第1ハウジング側に向かう屈曲部が形成され、前記第1補強金具側に突出した突出部が形成され、
前記突出部と前記第1補強金具の前記補強タブとが接触することを特徴とする。
本発明の第10の態様のシールドコネクタでは、前記第6〜9のいずれかの態様のシールドコネクタにおいて、前記第1ハウジングは、前記直方体状の短手方向側の両側面に係合突起が形成され、
前記シールド部材の前記短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる部分に係合孔が形成され、
前記第1ハウジングの前記係合突起と前記シールド部材の前記係合孔とが回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第11の態様のシールドコネクタでは、前記第6〜10のいずれかの態様のシールドコネクタにおいて、前記プラグコネクタは、絶縁性の第2ハウジングと、前記第2ハウジングに設けられた複数の第2コンタクトを有し、
前記第2ハウジングは、前記複数の第2コンタクトと基板とが接続される複数の第2リード部を備え、
前記プラグコネクタが前記リセプタクルコネクタに接続されたとき前記複数の第2リード部は前記第1ハウジングに設けられた前記シールド部材によって覆われていることを特徴とする。
本発明の第12の態様のシールドコネクタでは、前記第8又は9の態様のシールドコネクタにおいて、前記プラグコネクタは、絶縁性の第2ハウジングと、前記第2ハウジングに設けられた複数の第2コンタクトを有し、
前記第2ハウジングは、前記複数の第2コンタクトと基板とが接続される複数の第2リード部を備え、
前記プラグコネクタが前記リセプタクルコネクタに接続されたとき前記複数の第2リード部は前記第1ハウジングに設けられた前記シールド部材によって覆われており、
前記第2ハウジングは、横長の直方体状で形成されており、
前記第2ハウジングの前記直方体状の長手方向側の端部には、前記基板に接続された前記直方体状の短手方向と平行に第2補強金具が形成され、
前記第2補強金具には、前記第2ハウジングの前記直方体状の短手方向の幅より突出した延設部が設けられ、
前記延設部は、前記第1ハウジングに設けられた前記第1補強金具の補強タブの内側に接触されることを特徴とする。
本発明の第13の態様のシールドコネクタでは、前記第12の態様のシールドコネクタにおいて、前記第1ハウジングは、前記直方体状の短手方向側の両側面に係合突起が形成され、
前記シールド部材の前記短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる部分に係合孔が形成され、
前記第1ハウジングの前記係合突起と前記シールド部材の前記係合孔とが回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第1の態様のリセプタクルコネクタによれば、複数の第1コンタクトと第1の基板とを接続する第1リード部から発生したノイズを外部へ出さないために、この第1リード部の全体を覆うシールド部材が第1ハウジングに直接取り付けられているので、シールド部材を取り付けるために、他の部材、例えば、ネジやナットを使用しなくて済むため、部品点数を減らすことができ、しかも、第1の基板にネジ穴等を設ける必要がなくなる。
また、本発明の第2の態様のリセプタクルコネクタによれば、シールド部材は、第1リード部が設けられた側にのみ設けるようにできるので、不必要な箇所へシールド部材を取り付けなくてすみ、その分は第1の基板上を有効に使用することができ、また、安価に製造することができるようになる。
また、本発明の第3の態様のリセプタクルコネクタによれば、リード部をシールド部材によって覆うようにすると同時に、第1ハウジングに形成された第1補強金具とシールド部材とが接触するようになされているので、一対のシールド部材のグラウンド接続を行うことができ、よりシールド効果を高めることができる。また、補強金具に補強タブが形成されており、この補強タブは第一の基板に固定された第1補強金具から突出して形成されているので第1補強金具を軸に弾性力を有し、シールド部材との接触が行いやすなり、グラウンド接続を確実に行うことができるようになる。
また、本発明の第4の態様のリセプタクルコネクタによれば、シールド部材の一部が内側に屈曲されていることでシールド部材の屈曲されている部分と第1ハウジングとの間の隙間を小さくできるので、シールド部材が占める第1の基板上の面積を狭くして第1の基板上を有効に使用することができ、しかも残余の長尺の板体部分で第1リード部を効率よく覆うことができる。さらに、シールド部材の屈曲部に形成された突出部が第1補強金具の補強タブと接触することとなるので、より確実にシールド部材と第1補強金具とをグラウンド接続することができるようになる。
また、本発明の第5の態様のリセプタクルコネクタによれば、第1ハウジングに取り付けたシールド部材は回動可能であるので、基板にリセプタクルコネクタを配置し、第1リード部及び第1補強金具と基板とを半田付けするとき、シールド部材を第1リード部を覆う側から上方へ回動させることで半田付けを行いやすくすることができる。また、半田付けの修正も行いやすくなる。
また、本発明の第6〜10の態様のシールドコネクタによれば、それぞれ上記第1〜5の態様のリセプタクルコネクタの奏する効果を有するシールドコネクタを得ることができる。
また、本発明の第11の態様のシールドコネクタによれば、プラグコネクタに設けられた基板と接続する第2リード部から発生するノイズを外部への放射を抑制するシールド部材が、プラグコネクタと接続されるリセプタクルコネクタに取り付けられているので、シールド部材をプラグコネクタ側に設ける必要がなくなるので、部品点数を減らすことができる。また、プラグコネクタ側の基板を有効に使用することができる。また、リセプタクルコネクタ側の第1リード部とプラグコネクタ側の第2リード部がすべてシールド部材により覆われるので、ノイズの放射を抑制することができる。
また、本発明の第12の態様のシールドコネクタによれば、プラグコネクタに形成された第2補強金具の接触部とリセプタクルコネクタに形成された第1補強金具の補強タブとが接触して導通され、さらに、第1補強金具及び第2補強金具はそれぞれの基板と接続されているので、両基板並びにプラグコネクタ及びリセプタクルコネクタはすべて導通されることになり、さらに、第1及び第2補強金具は、第1ハウジングに取り付けられたシールド部材と接続された状態となるので、これらすべてがグラウンド接続されることとなり、より高いシールド効果を得ることができる。
また、本発明の第13の態様のシールドコネクタによれば、第1ハウジングに取り付けたシールド部材は回動可能であるので、基板にリセプタクルコネクタを配置し、第1リード部及び第1補強金具と基板とを半田付けするとき、シールド部材を第1リード部を覆う側から上方へ回動させることで半田付けを行いやすくすることができる。また、半田付けの修正も行いやすくなる。
図1Aは実施形態1に係るシールドコネクタの斜視図であり、図1Bはシールドコネクタを一方からみた側面図であり、図1Cは他方からみた側面図である。 実施形態1のリセプタクルコネクタの斜視図である。 実施形態1のリセプタクルコネクタのシールド部材を外した状態を示す斜視図である。 実施形態1のシールド部材の斜視図である。 図2のV部の拡大図及び一部断面図である。 実施形態1のリセプタクルコネクタのシールド部材の回動した状態を示す斜視図である。 実施形態1のプラグコネクタの斜視図である。 実施形態1のシールドコネクタの上面図である。 実施形態1のシールドコネクタを図1Cに対応する方向から見た一部断面とした側面図である。 図10Aは実施形態2のシールドコネクタの斜視図であり、図10Bは実施形態2のリセプタクルの斜視図であり、図10Cは実施形態2のプラグコネクタの斜視図である。 図11Aは実施形態2のリセプタクルのシールド部材を回動させた状態を示す斜視図であり、図11Bは実施形態2のシールドコネクタの上面図であり、図11Cは実施形態2のシールドコネクタの側面図である。 従来例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのリセプタクルコネクタ及びシールドコネクタを例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態1]
図1〜図9を参照して、本発明の実施形態1に係るシールドコネクタについて説明する。シールドコネクタ10は、図1に示すように、第1の基板11に設けられたリセプタクルコネクタ(以下、単に「リセプタクル」という)12と第2の基板47に設けられたプラグコネクタ(以下、単に「プラグ」という)48とで構成されている。
リセプタクル12には、絶縁性の第1ハウジング13と、この第1ハウジング13内に備えられる複数の第1コンタクト33を有し、複数の第1コンタクト33は第1の基板11と半田付けにより接続された第1リード部35を有している。一方、プラグ48には、絶縁性の第2ハウジング49と、この第2ハウジング49内に備えられる複数の第2コンタクト59を有し、複数の第2コンタクト59は第2の基板47と半田付けにより接続された第2リード部61を有している。そして、リセプタクル12とプラグ48とが嵌合されることで、リセプタクル12の第1コンタクト33(図2参照)とプラグ48の第2コンタクト59(図7参照)とが接触し、第1の基板11及び第2の基板47を電気的に接続する構造となっている。
また、第1ハウジング13及び第2ハウジング49には、第1補強金具36及び第2補強金具62がそれぞれ設けられ、リセプタクル12とプラグ48の嵌合を補強すると共に、各基板11、47と半田付けされることで第1及び第2ハウジング13、49の各基板11、47への装着が補強される。
さらに、リセプタクル12には、リセプタクル12及びプラグ48が嵌合されたときに側面が覆われるシールド部材39が取り付けられている。このシールド部材39は、第1の基板11と接続されたリセプタクル12の第1リード部35及び第2の基板47と接続されたプラグ48の第2リード部61が覆われるような形状で形成され、シールドコネクタ10が配置される第1の基板11及び第2の基板47間の隙間が覆われるような幅で形成されており、このシールド部材39はリセプタクル12及びプラグ48から発生するノイズを外部に放出させないようにすると共に、外部からノイズが入らないように遮断するものである。以下、各構成部品について説明する。
図2〜図5を参照してリセプタクル12について説明する。リセプタクル12は、第1の基板11に取り付けられた絶縁性材料からなる直方体状の第1ハウジング13を有し、この第1ハウジング13には第1補強金具36と、第1ハウジング13内に配設された複数の第1コンタクト33を有している。また、この第1コンタクト33は、第1の基板11と半田付けで接続される複数の第1リード部35(図3参照)を有している。
第1ハウジング13は、絶縁性の合成樹脂材料で直方体状に形成されており、第1の基板11上に配置される底面部14と、第1の基板11から立設した一対の短手側面15、17及び長手側面16、18がそれぞれ対向して設けられ、これらの側面15〜18上に上面部19が設けられている。また、この上面部19には、プラグ48が嵌め合わされる第1嵌合溝28が各短手側面15、17及び長手側面16、18の内側に囲うように形成されている。そのため、第1ハウジング13の中央部には、第1嵌合溝28で囲まれた突起部21が形成され、この突起部21も第1ハウジング13より小さい直方体状に形成され、突起上面23及び突起上面23の各辺から垂下した突起側面24、25、26、27で構成されている。この長手側の突起側面25、27には、プラグ48側の第2コンタクト59と接触する第1ハウジング13内に設けられた複数の第1コンタクト33の接触部分34が露出される複数の開口22が形成されている。また、第1ハウジング13の長手側面16、18の両端部にはプラグ48に設けられた第2補強金具62が挿入される挿入溝20が形成されている。さらに、第1ハウジング13の短手側面15、17の外面には、後述するシールド部材39が取り付けられる円柱状の係合突起30が形成され、この係合突起30の周囲にはシールド部材39の動きを規制する小さな段差の保持部32が形成されている。
第1コンタクト33は、良導電性の金属材料で形成されており、第1ハウジング13内に納まるような形状で形成されている。第1コンタクト33の形状としては、第1ハウジング13の突起部21の開口22から第1コンタクト33の接触部分34が露出し、第1ハウジング13の突起部21の開口22及び底面部14上を通り一対の長手側面16、18の内部を通過し第1の基板11上に接するように形成されている。この第1コンタクト33の第1の基板11上に接する部分が第1リード部35となる。
第1補強金具36は、金属製の板状体で形成されており、第1ハウジング13の一対の短手側面15、17側に設けられている。この第1補強金具36は、第1ハウジング13の短手側面15、17と第1嵌合溝28との間に短手側面15、17と平行に第1装着溝29が形成され、この第1装着溝29に装着されている。また、第1補強金具36の下部分には、第1の基板11と半田付けで接続され固定される第1接続部37が設けられている。この第1補強金具36の第1接続部37と第1の基板11が接続されることで、第1ハウジング13の第1の基板11との装着が補強される。さらに、第1補強金具36の板状体の横側面は、第1ハウジング13の短手側面15、17より長く形成されており、この長く形成された部分が第1ハウジング13側に屈曲されている。この屈曲された部分が補強タブ38となるが詳細は後述する。
次に、主に図4を参照してシールド部材39について説明する。なお、実施形態1ではシールド部材は2つ設けられているが、構成は共通するので、一方のシールド部材について説明する。シールド部材39は、良伝導性の金属材料で形成された板状体を屈曲させて略「コ」の字型に形成される。詳しくは、シールド部材39の両端部が半円形状に形成された第1ハウジング13に取り付けられる一対の短尺板部40a、40bと、この短尺板部40a、40bが繋がれた長尺板部41とで構成されている。また、この短尺板部40a、40bには第1ハウジング13の係合突起30と係合される円形の係合孔43が形成されており、この係合孔43に隣接して第1ハウジング13側に突出した保持突起46が形成されている。さらに、短尺板部40a、40bの第1の基板11及び第2の基板47に接する部分には支持部42が形成され、この支持部42が形成された短尺板部40a、40bの幅は第1の基板11及び第2の基板47間の隙間の幅と略同じになるように形成されている(図1C参照)。また、短尺板部40a、40bの長尺板部41と繋がれている部分は、第1ハウジング13側に屈曲された屈曲部44を有しており、この屈曲部44には第1ハウジング13側に突出した突出部45が形成されている。さらに、長尺板部41には、強度を補うために一部が折返されて形成されている。
次に、第1ハウジング13とシールド部材39の取り付けについて説明する。第1ハウジング13とシールド部材39の取り付けは、第1ハウジング13の短手側面15、17に形成された係合突起30とシールド部材39の短尺板部40a、40bに形成された係合孔43を嵌入し係合することで行われる。このとき、第1ハウジング13の係合突起30の上側にはテーパー31が形成され嵌め入れし易くなっている。
このように、実施形態のリセプタクル12では、シールド部材39は第1ハウジング13に直接取り付けられているため、従来のようにネジやナット等の取り付けるための部品を用いる必要がなくなり、取付け作業が容易になると共に、部品点数を減らすことができる。また、シールド部材を取り付けるのに基板に取り付けようの穴等を形成する必要がなくなるため、製造工程が少なくなりコストを抑えることができる。
次に、シールド部材39が回動することによるリセプタクル12の作用効果について説明する。実施形態のリセプタクル12は、第1ハウジング13にシールド部材39が回動可能に設けられており、第1ハウジング13の係合突起30とシールド部材39の係合孔43がそれぞれ円形に形成されているため、このシールド部材39は係合突起30を軸として上下に回動可能となっている。なお、シールド部材39を回動させるとき、シールド部材39に形成された保持突起46が第1ハウジング13の短手側面15、17に形成れた保持部32に沿って移動し、シールド部材39が所定の位置に配置されたとき、シールド部材39が自由に回動しないようにするために第1ハウジング13の保持部32によりシールド部材39の保持突起46が保持されている。
まず、シールド部材39が下方に配置された場合は、図5に示すようにシールド部材39と第1ハウジング13に設けられた第1補強金具36と接触するようになる。すなわち、第1補強金具36の板状体の横側面に設けられた補強タブ38と、シールド部材39の屈曲部44に形成された突出部45とが接触する。このとき補強タブ38は、下方は固定されていないため第1の基板11と接続及び固定された第1接続部37を基準に弾性力を有するようになるため、シールド部材39の突出部45が補強タブ38を押圧するようにすることにより、確実に接触をさせることができる。この接触により、第1ハウジング13と第1の基板11とがグラウンド接続されることになる。
また、シールド部材39を上方に配置した場合は、図6に示すように、第1ハウジング13に設けられた第1コンタクト33の第1リード部35がすべて現れるようになっている。このようにすることで、実施形態1のリセプタクル12によれば、第1リード部35及び第1接続部37と第1の基板11との接続のための半田付けが容易に行えるようになる。また、半田付けの確認作業も容易に行えるようになり、半田付けの修正等も容易に行えるようになる。このとき、第1ハウジング13の保持部32がシールド部材39の保持突起46を上方に配置した状態で動かないように保持することができるのでシールド部材39が下方に動き半田付け及び半田付けの確認の際の妨げになることを抑制することができる。
次に、図7を参照してリセプタクル12に接続されるプラグ48について説明する。プラグ48は、第2の基板47に取り付けられた絶縁性材料からなる直方体状の第2ハウジング49を有し、この第2ハウジング49には第2補強金具62と、第2ハウジング49内に配設された複数の第2コンタクト59を有している。また、この第2コンタクト59は、第2の基板47と半田付けで接続される複数の第2リード部61を有している。
第2ハウジング49は、絶縁性の合成樹脂材料で直方体状に形成されており、第2の基板47上に配置される底面部50と、第2の基板47面から立設した一対の短手側面51、53及び長手側面52、54がそれぞれ対向して設けられ、これらの側面51〜54上に上面部55が設けられている。また、この上面部55には、リセプタクル12が嵌め合わされる第2嵌合溝57が短手側面51、53及び長手側面52、54で囲まれた内側に形成されている。この第2ハウジング49の長手側面52、54の内側には、リセプタクル12側の第1コンタクト33と接触する第2ハウジング49内に設けられた複数の第2コンタクト59の接触部分60が露出するような複数の開口56が形成されている。
第2コンタクト59は、良導電性の金属材料で形成されており、第2ハウジング49内に納まるような形状で形成されている。第2コンタクト59の形状としては、第2ハウジング49の開口56から第2コンタクト59の接触部分60が露出し、第2ハウジング49の長手側面52、54の内側の開口56及び一対の長手側面52、54の内部を通過し第2の基板47上に接するように形成されている。この第2コンタクト59の第2の基板47上に接する部分が第2リード部61となる。
第2補強金具62は、金属製の板状体で形成されており、第2ハウジング49の一対の短手側面51、53側に設けられている。この第2補強金具62は、第2ハウジング49の短手側面51、53と第2嵌合溝57との間に短手側面51、53と平行に第2装着溝58が形成され、この第2装着溝58に装着されている。また、第2補強金具62の下部には、第2の基板47と半田付けで接続され固定される第2接続部63が設けられている。この第2補強金具62の第2接続部63と第2の基板47が接続されることで、第2ハウジング49の第2の基板47との装着が補強される。さらに、第2補強金具62は、第2ハウジング49の短手側面51、53より長く形成された延設部64が設けられている。
次に、主に図8及び図9を参照して、リセプタクル12とプラグ48の嵌合について説明する。まず、リセプタクル12に設けられたシールド部材39を下方に回動させる(図2参照)。このとき、シールド部材39に形成された保持突起46は、第1ハウジング13の保持部32に保持されてシールド部材39の動きが規制されている。また、シールド部材39を下方に配置することで、シールド部材39の突出部45と第1ハウジング13に設けられた第1補強金具36の補強タブ38とが接触しグラウンド接続される。
次に、リセプタクル12にプラグ48を嵌合させる。この嵌合は、リセプタクル12側の第1嵌合溝28にプラグ48の第2ハウジング49の一対の短手側面51、53及び長手側面52、54を嵌め合わせると共に、リセプタクル12側の第1ハウジング13の突起部21をプラグ48側の第2ハウジング49の第2嵌合溝57に嵌め合わせることで行われる。そして、リセプタクル12の第1コンタクト33とプラグ48の第2コンタクト59が接触し、電気的に接続される。また、このとき、シールド部材39の短尺板部40a、40bに形成された支持部42が第1の基板11及び第2の基板47とそれぞれ接し挟まれる、シールド部材39が両基板11、47間に挟まれ支持されるようになるため、シールド部材39が揺れ動き基板へ接触することによる損傷を抑制することができる。
また、リセプタクル12とプラグ48の接続の際に、プラグ48の第2ハウジング49に設けられた第2補強金具62が、第1ハウジング13の長手側面16、18端部に形成された挿入溝20に挿入され、この第2補強金具62の突出した延設部64が第1ハウジング13に設けられた第1補強金具36の補強タブ38と接触する。このようにすることで、第1の基板11と第2の基板47がシールドコネクタ10を介してすべてグラウンド接続されるようになる。さらに、リセプタクル12とプラグ48が接続されることで、プラグ48に設けられた、第2コンタクト59の全ての第2リード部61もリセプタクル12に設けられたシールド部材39によってシールドされることになる。したがって、実施形態1のシールドコネクタ10によれば、高いシールド性を得ることができる。
[実施形態2]
実施形態1のシールドコネクタ10では、リセプタクル12及びプラグ48に設けられた第1及び第2コンタクト33、59が第1及び第2ハウジング13、49の両側から両基板11、47に接続された場合を説明したが、実施形態2のシールドコネクタ10Aは、第1及び第2コンタクト33、59が一方側にのみ設けられている場合を説明する。なお、実施形態2のシールドコネクタ10Aにおいては、実施形態1のシールドコネクタ10と共通する構成には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10及び図11に示すように、実施形態2のシールドコネクタ10Aでは、リセプタクル12Aは、第1ハウジング13Aと、第1補強金具36と、第1コンタクト33を有しているが、第1コンタクト33が一方側にのみ設けられている。そのため、第1の基板11と接続される第1リード部35への半田付けはこの第1コンタクト33が設けられた側のみで行われるので、シールド部材39はこの第1コンタクト33が設けられた側にのみ取り付けるようにすればよい。なお、この一方側にのみ第1コンタクト33が設けられたリセプタクル12Aに対応するプラグ48Aも第2コンタクト59は一方側にのみ設けられている。
このとき、第1コンタクト33が設けられていない側の第1ハウジング13Aの長手側面16、18側には、第1補強金具36Aの補強タブの部分が延設されて長手側面16、18が覆われるように形成されている。また、この第1補強金具36は、実施形態1の第1補強金具36に比べ幅が広くなるように形成されている。このようにすることで、実施形態2のシールドコネクタ10Aのシールド部材39が設けられていない側からノイズが漏れ出すのを抑制し、また、ノイズの影響を受けるのを抑制することができる。
なお、他の構成は、実施形態1のリセプタクル12及びシールドコネクタ10と同様であるので、図11Aに示すように、シールド部材39が回動可能に取り付けられている。また、図11Bに示すように、リセプタクル12Aとプラグ48Aとが嵌合されたとき第1ハウジング13Aに装着された第1補強金具36と第2ハウジング49に装着された第2補強金具62とが導通され、また、シールド部材39とも導通されることで、第1の基板11及び第2の基板47がグラウンド接続される。さらに、図11Cに示すように、第1リード部35及び第2リード部61はシールド部材39にすべて覆われているので、高いシールド効果を得ることができる。
[変形例]
実施形態1及び2のシールドコネクタ10、10Aのリセプタクル12、12Aには、シールド部材39が回動可能に取り付けられている場合を説明したが、これに限らず、シールド部材39は、回動させずに固定して取り付けられるようにしてもよい。このようにすることで、実施形態1及び2の第1ハウジング13、13Aの保持部32やシールド部材39の保持突起46等の構造の一部を省略できたり、また、第1ハウジング13の係合突起30やシールド部材39の係合孔43の形状を円形以外にも形成できたりするようになるので、製造が容易となり、製造費用も抑えることができると共に、設計の幅を広げることができる。さらに、シールド部材39が固定されているため、シールドコネクタ10、10Aが振動等によりゆれた場合にシールド部材39の長尺板部41と各基板11、47との接触をより抑制することができる。
なお、シールド部材39を回動しないようにしても、シールド部材39は第1ハウジング13に直接取り付けられるので、ネジやナット等の部品点数を減らすことができ、作業効率をよくすることができる。また、シールド部材39は、第1ハウジング13の第1補強金具36及び、第2ハウジング49の第2補強金具62と導通しグラウンド接続させることができる。さらに、シールド部材39による第1リード部35及び第2リード部61のノイズの影響をおさえることもできる。
10、10A:シールドコネクタ
12、12A:リセプタクル
13、13A:第1ハウジング
15、17:短手側面
16、18:長手側面
20:挿入溝
21:突起部
24、25、26、27:突起側面
28:第1嵌合溝
29:第1装着溝
30:係合突起
32:保持部
33:第1コンタクト
35:第1リード部
36:第1補強金具
37:第1接続部
38:補強タブ
39:シールド部材
40a、40b:短尺板部
41:長尺板部
42:支持部
43:係合孔
44:屈曲部
45:突出部
46:保持突起
48:プラグ
49:第2ハウジング
51、53:短手側面
52、54:長手側面
57:第2嵌合溝
58:第2装着溝
59:第2コンタクト
61:第2リード部
62:第2補強金具
63:第2接続部
64:延設部

Claims (13)

  1. プラグコネクタに接続されるリセプタクルコネクタであって、
    絶縁性の横長の直方体状に形成された第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに設けられた複数の第1コンタクトと、
    前記複数の第1コンタクトと基板とに接続される複数の第1リード部とを有し、
    前記複数の第1リードは、全体が前記第1ハウジングに取り付けられたシールド部材によって覆われていることを特徴とするリセプタクルコネクタ。
  2. 前記第1リード部は、前記第1ハウジングの前記直方体状の少なくとも一面側に設けられ、
    前記シールド部材は、前記第1リード部が設けられた側に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のリセプタクルコネクタ。
  3. 前記第1ハウジングには基板に接続される第1補強金具が形成されており、
    前記第1補強金具は、前記ハウジングの前記直方体状のそれぞれの短手方向に沿って形成された両端部から前記ハウジングの長手方向に沿うように突出して形成された補強タブを有し、
    前記補強タブは、前記シールド部材と接触するようになされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリセプタクルコネクタ。
  4. 前記シールド部材は、前記第1ハウジングに取り付けられる一対の短尺の板体と、前記一対の短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる側とは反対側とが繋がれる長尺の板体が一体に形成され、
    前記短尺の板体と前記長尺の板体との繋がれた部分に前記第1ハウジング側に向かう屈曲部が形成され、前記第1補強金具側に突出した突出部が形成され、
    前記突出部と前記第1補強金具の前記補強タブとが接触することを特徴とする請求項3に記載のリセプタクルコネクタ。
  5. 前記第1ハウジングは、前記直方体状の短手方向側の両側面に係合突起が形成され、
    前記シールド部材の前記短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる部分に係合孔が形成され、
    前記第1ハウジングの前記係合突起と前記シールド部材の前記係合孔とが回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリセプタクルコネクタ。
  6. プラグコネクタと、リセプタクルコネクタとを有するシールドコネクタであって、
    前記リセプタクルコネクタは、
    絶縁性の横長の直方体状に形成された第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに設けられた複数の第1コンタクトと、
    前記複数の第1コンタクトと基板とに接続される複数の第1リード部とを有し、
    前記複数の第1リードは、全体が前記第1ハウジングに取り付けられたシールド部材によって覆われていることを特徴とするシールドコネクタ。
  7. 前記第1リード部は、前記第1ハウジングの前記直方体状の少なくとも一面側に設けられ、
    前記シールド部材は、前記第1リード部が設けられた側に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載のシールドコネクタ。
  8. 前記第1ハウジングには基板に接続される第1補強金具が形成されており、
    前記第1補強金具は、前記ハウジングの前記直方体状のそれぞれの短手方向に沿って形成された両端部から前記ハウジングの長手方向に沿うように突出して形成された補強タブを有し、
    前記補強タブは、前記シールド部材と接触するようになされていることを特徴とする請求項6又は7に記載のシールドコネクタ。
  9. 前記シールド部材は、前記第1ハウジングに取り付けられる一対の短尺の板体と、前記一対の短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる側とは反対側とが繋がれる長尺の板体が一体に形成され、
    前記短尺の板体と前記長尺の板体との繋がれた部分に前記第1ハウジング側に向かう屈曲部が形成され、前記第1補強金具側に突出した突出部が形成され、
    前記突出部と前記第1補強金具の前記補強タブとが接触することを特徴とする請求項8に記載のシールドコネクタ。
  10. 前記第1ハウジングは、前記直方体状の短手方向側の両側面に係合突起が形成され、
    前記シールド部材の前記短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる部分に係合孔が形成され、
    前記第1ハウジングの前記係合突起と前記シールド部材の前記係合孔とが回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載のシールドコネクタ。
  11. 前記プラグコネクタは、絶縁性の第2ハウジングと、前記第2ハウジングに設けられた複数の第2コンタクトを有し、
    前記第2ハウジングは、前記複数の第2コンタクトと基板とが接続される複数の第2リード部を備え、
    前記プラグコネクタが前記リセプタクルコネクタに接続されたとき前記複数の第2リード部は前記第1ハウジングに設けられた前記シールド部材によって覆われていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載のシールドコネクタ。
  12. 前記プラグコネクタは、絶縁性の第2ハウジングと、前記第2ハウジングに設けられた複数の第2コンタクトを有し、
    前記第2ハウジングは、前記複数の第2コンタクトと基板とが接続される複数の第2リード部を備え、
    前記プラグコネクタが前記リセプタクルコネクタに接続されたとき前記複数の第2リード部は前記第1ハウジングに設けられた前記シールド部材によって覆われており、
    前記第2ハウジングは、横長の直方体状で形成されており、
    前記第2ハウジングの前記直方体状の長手方向側の端部には、前記基板に接続された前記直方体状の短手方向と平行に第2補強金具が形成され、
    前記第2補強金具には、前記第2ハウジングの前記直方体状の短手方向の幅より突出した延設部が設けられ、
    前記延設部は、前記第1ハウジングに設けられた前記第1補強金具の補強タブの内側に接触されることを特徴とする請求項8又は9に記載のシールドコネクタ。
  13. 前記第1ハウジングは、前記直方体状の短手方向側の両側面に係合突起が形成され、
    前記シールド部材の前記短尺の板体の前記第1ハウジングと取り付けられる部分に係合孔が形成され、
    前記第1ハウジングの前記係合突起と前記シールド部材の前記係合孔とが回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項12に記載のシールドコネクタ。
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