JP2013140224A - 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、および、情報出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザー走査型プロジェクションディスプレーにおいて、ドットクロックを走査ミラー部の振動に完全に同期させ、常に最適な画像表示を実現させる。
【解決手段】主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、光源部130からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部200と、画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラ113と、光源部130を画像データに基づいて駆動させる光源駆動部116と、を備える。タイミング処理部160は、走査ミラー部200の主走査方向振動を検出する振動検出部162と、振動検出部162で検出された走査ミラー部200の振動周波数を逓倍して、走査ミラー部200の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データを描画するドットクロックを生成する周波数逓倍部172と、を備える。
【選択図】図8
【解決手段】主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、光源部130からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部200と、画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラ113と、光源部130を画像データに基づいて駆動させる光源駆動部116と、を備える。タイミング処理部160は、走査ミラー部200の主走査方向振動を検出する振動検出部162と、振動検出部162で検出された走査ミラー部200の振動周波数を逓倍して、走査ミラー部200の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データを描画するドットクロックを生成する周波数逓倍部172と、を備える。
【選択図】図8
Description
本発明は、画像表示装置、画像表示装置の制御方法および情報出力装置に関する。より具体的には、レーザー走査型のプロジェクションディスプレーおよびその制御方法に関する。
レーザー光を走査ミラーで反射させ、光線のラスター走査により投射面に画像を表示させる画像表示装置が知られている。すなわち、レーザー走査型のプロジェクションディスプレーは、走査ミラーを左右に往復揺動させて水平方向の走査線を描くと同時に、画像を構成する走査線の数に合わせて走査ミラーを垂直方向に往復揺動させる。
このような画像表示装置は、半導体レーザーダイオードやMEMSミラーを利用することによって非常に小型化できる可能性があり、ヘッドアップディスプレイやヘッドマウントディスプレイなど様々な応用製品が現在開発されてきている。
このような画像表示装置は、半導体レーザーダイオードやMEMSミラーを利用することによって非常に小型化できる可能性があり、ヘッドアップディスプレイやヘッドマウントディスプレイなど様々な応用製品が現在開発されてきている。
ところで、液晶表示装置(LCD)など従来の画像表示装置では、主走査線の一ライン単位で描画を行っている(例えば特許文献1:特開2000−253335号公報)。
したがって描画用の画像データ信号は、有効画素数と表示タイミングとに合わせて主走査線の一ライン単位で生成されればよい。そして、液晶パネルの仕様は決まっているので、この仕様に合わせた水平同期信号に合うようにドットクロックを設定しておき、ドットクロックのタイミングで一ラインずつ画像信号をサンプリングしていけばよい(特許文献1:特開2000−253335号公報)。
なお、特許文献1には、原画像の解像度(画素数)が変わっても適切な水平ブランキング期間を取れるようにドットクロックを調整する方法が開示されている。
したがって描画用の画像データ信号は、有効画素数と表示タイミングとに合わせて主走査線の一ライン単位で生成されればよい。そして、液晶パネルの仕様は決まっているので、この仕様に合わせた水平同期信号に合うようにドットクロックを設定しておき、ドットクロックのタイミングで一ラインずつ画像信号をサンプリングしていけばよい(特許文献1:特開2000−253335号公報)。
なお、特許文献1には、原画像の解像度(画素数)が変わっても適切な水平ブランキング期間を取れるようにドットクロックを調整する方法が開示されている。
しかしながら、レーザー走査型のプロジェクションディスプレーでは、走査ミラーを左右に往復揺動させるという独特の描画方法を採用している。したがって水平同期のタイミングは走査ミラーの振動周期に依存して決定されなければならない。
また、走査ミラーは機械的共振を利用しているため、個体差や環境温度等によってバラツキがでやすいという特有の問題がある。
また、走査ミラーは機械的共振を利用しているため、個体差や環境温度等によってバラツキがでやすいという特有の問題がある。
ここで、走査ミラーが左右に往復揺動するということは、左から右に一ライン分を描画した後、走査ミラーは右から左に戻らなければならないことになる。
これに対して、液晶パネルを駆動させるにあたっては、戻り時間などというものが無い。したがって、走査ミラーの主走査駆動の一周期は、液晶パネルの水平同期信号(HSYNC)の一周期とは異なる概念である。液晶パネルでは水平同期信号の一周期あたりに一ライン分の画像データを生成していればよかったが、これはレーザー走査型のプロジェクションディスプレーには単純には適用できない。
レーザー走査型のプロジェクションディスプレーには、それに適した表示駆動方法が開発されなければならない。
これに対して、液晶パネルを駆動させるにあたっては、戻り時間などというものが無い。したがって、走査ミラーの主走査駆動の一周期は、液晶パネルの水平同期信号(HSYNC)の一周期とは異なる概念である。液晶パネルでは水平同期信号の一周期あたりに一ライン分の画像データを生成していればよかったが、これはレーザー走査型のプロジェクションディスプレーには単純には適用できない。
レーザー走査型のプロジェクションディスプレーには、それに適した表示駆動方法が開発されなければならない。
そこで、本発明は、
光源部(130)と、
主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、前記光源部(130)からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部(200)と、
画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラ113と、
前記光源部(130)を前記画像データに基づいて駆動させる光源駆動部(116)と、
前記メモリコントローラ(113)の動作を前記走査ミラー部(200)の駆動に合わせるようにタイミング処理するタイミング処理部(160)と、を備え、
前記タイミング処理部(160)は、
前記走査ミラー部(200)が共振駆動している際の主走査方向振動周波数を検出する振動検出部(162)と、
前記振動検出部(162)で検出された走査ミラー部(200)の振動周波数を逓倍することにより、走査ミラー部(200)の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データの出力を制御するドットクロックを生成する周波数逓倍部(172)と、を備える
ことを特徴とする画像表示装置(100)を提供する。
光源部(130)と、
主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、前記光源部(130)からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部(200)と、
画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラ113と、
前記光源部(130)を前記画像データに基づいて駆動させる光源駆動部(116)と、
前記メモリコントローラ(113)の動作を前記走査ミラー部(200)の駆動に合わせるようにタイミング処理するタイミング処理部(160)と、を備え、
前記タイミング処理部(160)は、
前記走査ミラー部(200)が共振駆動している際の主走査方向振動周波数を検出する振動検出部(162)と、
前記振動検出部(162)で検出された走査ミラー部(200)の振動周波数を逓倍することにより、走査ミラー部(200)の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データの出力を制御するドットクロックを生成する周波数逓倍部(172)と、を備える
ことを特徴とする画像表示装置(100)を提供する。
上記画像表示装置(100)において、
前記周波数逓倍部(172)は、
前記走査ミラー部(200)の振動周波数Fをk倍したドットクロックを生成する
ようにしても良い。
ここで、kは次の式で表される。
主走査線方向の有効画素数をP、両端のそれぞれにおけるブランキング期間を有効画素を表示する期間のx%、とするとき、
k=(P+x/100×2)×2
前記周波数逓倍部(172)は、
前記走査ミラー部(200)の振動周波数Fをk倍したドットクロックを生成する
ようにしても良い。
ここで、kは次の式で表される。
主走査線方向の有効画素数をP、両端のそれぞれにおけるブランキング期間を有効画素を表示する期間のx%、とするとき、
k=(P+x/100×2)×2
また、上記画像表示装置(100)において、
前記メモリコントローラ(113)は、
前記走査ミラー部(200)の主走査駆動の往路に相当する画像データはアドレス順に読出し、
前記走査ミラー部(200)の主走査駆動の復路に相当する画像データはアドレスの逆から読み出す
ようにしても良い。
前記メモリコントローラ(113)は、
前記走査ミラー部(200)の主走査駆動の往路に相当する画像データはアドレス順に読出し、
前記走査ミラー部(200)の主走査駆動の復路に相当する画像データはアドレスの逆から読み出す
ようにしても良い。
さらに本発明は、
光源部(130)と、
主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、前記光源部(130)からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部(200)と、
画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラ113と、
前記光源部(130)を前記画像データに基づいて駆動させる光源駆動部(116)と、を備えた画像表示装置(100)の制御方法であって、
前記走査ミラー部(200)が共振駆動している際の主走査方向振動周波数を検出し、
前記検出した前記走査ミラー部(200)の振動周波数を逓倍することにより、走査ミラー部(200)の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データの出力を制御するドットクロックを生成する
ことを特徴とする画像表示装置(100)の制御方法
を提供する。
光源部(130)と、
主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、前記光源部(130)からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部(200)と、
画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラ113と、
前記光源部(130)を前記画像データに基づいて駆動させる光源駆動部(116)と、を備えた画像表示装置(100)の制御方法であって、
前記走査ミラー部(200)が共振駆動している際の主走査方向振動周波数を検出し、
前記検出した前記走査ミラー部(200)の振動周波数を逓倍することにより、走査ミラー部(200)の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データの出力を制御するドットクロックを生成する
ことを特徴とする画像表示装置(100)の制御方法
を提供する。
さらに本発明は、
共振駆動する走査ミラー部(200)と、
前記走査ミラー部(200)の振動周波数を検出する振動検出部(162)と、
前記振動検出部(162)が検出した前記振動周波数を逓倍する周波数逓倍部(172)と、
前記周波数逓倍部(172)が生成した逓信周波数を、前記走査ミラー部に入力される信号を制御するためのドットクロックとして供給するドットクロック供給部(173)と、を備える情報出力装置
を提供する。
共振駆動する走査ミラー部(200)と、
前記走査ミラー部(200)の振動周波数を検出する振動検出部(162)と、
前記振動検出部(162)が検出した前記振動周波数を逓倍する周波数逓倍部(172)と、
前記周波数逓倍部(172)が生成した逓信周波数を、前記走査ミラー部に入力される信号を制御するためのドットクロックとして供給するドットクロック供給部(173)と、を備える情報出力装置
を提供する。
本発明の実施形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の画像表示装置に係る第1実施形態について説明する。
図1は、本発明が想定する画像表示装置100の典型的使用例である。
画像表示装置100は、レーザー光を走査ミラーで反射させ、光線のラスター走査により投射面に画像を表示させるものである。
図1において、画像表示装置100は、自動車10に内蔵されている。
画像表示装置100からは所望の画像を表示させるように調整された画像光束L1が発射される。
この画像光束L1は、フロントガラス11での反射を介して運転者Pの眼に入射し、網膜上に像を結ぶ。同時に、フロントガラス11には外界からの光L2も入射して透過していく。したがって、外界からの光L2と光射出ユニットからの画像光束L1とがオーバーレイ(重畳)し、運転者Pの視界には外界の実景と画像表示装置100によって調整された画像とが同時に見えることになる。
(第1実施形態)
本発明の画像表示装置に係る第1実施形態について説明する。
図1は、本発明が想定する画像表示装置100の典型的使用例である。
画像表示装置100は、レーザー光を走査ミラーで反射させ、光線のラスター走査により投射面に画像を表示させるものである。
図1において、画像表示装置100は、自動車10に内蔵されている。
画像表示装置100からは所望の画像を表示させるように調整された画像光束L1が発射される。
この画像光束L1は、フロントガラス11での反射を介して運転者Pの眼に入射し、網膜上に像を結ぶ。同時に、フロントガラス11には外界からの光L2も入射して透過していく。したがって、外界からの光L2と光射出ユニットからの画像光束L1とがオーバーレイ(重畳)し、運転者Pの視界には外界の実景と画像表示装置100によって調整された画像とが同時に見えることになる。
図2は、画像表示装置100の全体構成を示す機能ブロック図である。
画像表示装置100は、画像信号処理部110と、光射出ユニット120と、結像光学系150と、タイミング処理部160と、を備える。各機能部の構成および動作を以下に説明する。
画像表示装置100は、画像信号処理部110と、光射出ユニット120と、結像光学系150と、タイミング処理部160と、を備える。各機能部の構成および動作を以下に説明する。
画像信号処理部110は、ビデオインターフェース111と、ビデオデコーダ112と、メモリコントローラ113と、フレームメモリ114と、データバッファ115と、光源駆動部116と、を備える。
ビデオインターフェース111を介して原画像信号が入力される。ビデオデコーダ112は、画像種別に応じて原画像信号をデコード処理する。
例えば、原画像信号がアナログ画像信号(コンポーネント映像信号)である場合には、デコード処理により、原画像信号を、3色(RGB)のデジタル色信号で構成されるデジタル画像信号と、水平同期信号と垂直同期信号とを含む同期信号と、に分離する。
例えば、原画像信号がアナログ画像信号(コンポーネント映像信号)である場合には、デコード処理により、原画像信号を、3色(RGB)のデジタル色信号で構成されるデジタル画像信号と、水平同期信号と垂直同期信号とを含む同期信号と、に分離する。
メモリコントローラ113は、書込み部113Wと読出し部113Rとを有する。
図3は、映像信号の処理の流れを示す図である。
書込み部113Wは、ビデオデコーダ112で処理した映像信号をフレームメモリ114に一旦書き込んでバッファさせる。そして、読出し部113Rは、指定されたドットクロックに基づいてフレームメモリ114から画像データを主走査線の一ラインずつ読み出す。
ここで、読出し部113Rは、レーザー走査型のプロジェクションディスプレーに適したタイミングで画像データを読み出すとともに後段に出力する。
すなわち、読出し部113Rは、タイミング処理部160で調整されたタイミング信号(ドットクロック、表示期間指示信号)に合わせて画像データを読み出す。このように読み出された画像データはデータバッファ115に一時保持される。
タイミング処理部160の構成および動作については後述する。
図3は、映像信号の処理の流れを示す図である。
書込み部113Wは、ビデオデコーダ112で処理した映像信号をフレームメモリ114に一旦書き込んでバッファさせる。そして、読出し部113Rは、指定されたドットクロックに基づいてフレームメモリ114から画像データを主走査線の一ラインずつ読み出す。
ここで、読出し部113Rは、レーザー走査型のプロジェクションディスプレーに適したタイミングで画像データを読み出すとともに後段に出力する。
すなわち、読出し部113Rは、タイミング処理部160で調整されたタイミング信号(ドットクロック、表示期間指示信号)に合わせて画像データを読み出す。このように読み出された画像データはデータバッファ115に一時保持される。
タイミング処理部160の構成および動作については後述する。
データバッファ115には一ラインずつ読み出された画像データが一時保持され、さらに、画像データは順に光源駆動部116に出力される。
光源駆動部116は、D/A変換部を備え、画像データに応じて光射出ユニット120の光源である各半導体レーザーダイオードに駆動電流を印加して各半導体レーザーダイオードを所望の輝度で発光させる。
光射出ユニット120の光源としては、RGB3色を得るため、赤色レーザーダイオード、青色レーザーダイオード、および、緑色レーザーダイオードが設けられている(具体的な構造は図5を参照)。それに合わせて、光源駆動部116としても、赤色ドライバ116Rと、緑色ドライバ116Gと、青色ドライバ116Bと、を備えている。
光射出ユニット120の光源としては、RGB3色を得るため、赤色レーザーダイオード、青色レーザーダイオード、および、緑色レーザーダイオードが設けられている(具体的な構造は図5を参照)。それに合わせて、光源駆動部116としても、赤色ドライバ116Rと、緑色ドライバ116Gと、青色ドライバ116Bと、を備えている。
なお、当然のことであるが、画像データを構成する各画素データは、図4に示すように、画素ごとにR(赤)、G(緑)、B(青)の3色で構成される色情報を有する。それぞれのドライバ116R、116G、116Bはおのおの各画素の各色の情報に応じて半導体レーザーダイオードに電流を印加する。
光射出ユニット120は、光源部130と、走査ミラー部200と、を備える。
図5は、光射出ユニット120の斜視図であり、光源部130と走査ミラー部200とはユニット化されている。
光源部130は、3色のレーザーダイオード132R、132G、132Bと、複数のミラー133A、133B、133C、133Dと、複数の集光レンズ134と、を有する。
レーザーダイードとしては、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色用に赤色レーザーダイオード132R、緑色レーザーダイオード132Gおよび青色レーザーダイオード132Bが設けられている。
図5は、光射出ユニット120の斜視図であり、光源部130と走査ミラー部200とはユニット化されている。
光源部130は、3色のレーザーダイオード132R、132G、132Bと、複数のミラー133A、133B、133C、133Dと、複数の集光レンズ134と、を有する。
レーザーダイードとしては、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色用に赤色レーザーダイオード132R、緑色レーザーダイオード132Gおよび青色レーザーダイオード132Bが設けられている。
ミラー133B、133Cはそれぞれ所定の波長の色を透過または反射させるダイクロイックミラーである。
光源部130における光の経路を簡単に説明すると、第1ミラー133Aは緑色レーザーを直角に反射して反射光を赤色レーザーの光路に導く。第2ミラー133Bは、赤色レーザーを透過させるとともに緑色レーザーを反射して両者を合波する。第3ミラー133Cは、前記第2ミラー133Bからの光を透過させるとともに青色レーザーを反射する。
これにより三つのレーザー光を一軸に合波した光束として、最後に第4ミラー133Dによって前記光束を走査ミラー部200に所定の角度で入射させる。
なお、光路上に集光レンズ134が適宜配置されており、レーザー光を集光させる。
各集光レンズの光学特性および配置位置は、次段の結像光学系150との関係で決定される。
光源部130における光の経路を簡単に説明すると、第1ミラー133Aは緑色レーザーを直角に反射して反射光を赤色レーザーの光路に導く。第2ミラー133Bは、赤色レーザーを透過させるとともに緑色レーザーを反射して両者を合波する。第3ミラー133Cは、前記第2ミラー133Bからの光を透過させるとともに青色レーザーを反射する。
これにより三つのレーザー光を一軸に合波した光束として、最後に第4ミラー133Dによって前記光束を走査ミラー部200に所定の角度で入射させる。
なお、光路上に集光レンズ134が適宜配置されており、レーザー光を集光させる。
各集光レンズの光学特性および配置位置は、次段の結像光学系150との関係で決定される。
なお、図5において、光射出ユニット120の背面側に回路基板が設けられ、この回路基板上に画像信号処理部110とタイミング処理部160とが組み込まれており、全体としてモジュール化されている。
次に、走査ミラー部200の構成を説明する。
走査ミラー部200は、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスであって、半導体集積回路の加工技術を応用して製造される。走査ミラー部200は、互いに直交する二つの揺動軸を有する二軸駆動可能であって、一面にミラーを有する。ミラーを揺動させることにより、画像光束をラスタースキャンさせる。
走査ミラー部200は、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスであって、半導体集積回路の加工技術を応用して製造される。走査ミラー部200は、互いに直交する二つの揺動軸を有する二軸駆動可能であって、一面にミラーを有する。ミラーを揺動させることにより、画像光束をラスタースキャンさせる。
走査ミラー部200の典型的構造を図6を参照して説明する。
図6において、(A)は走査ミラー部200の平面図であり、(B)は断面模式図である。
なお、断面模式図においては、見易いように、誤解のない範囲でハッチングは省略した。
また、説明の都合上、図6(A)において、上下方向をy軸方向、左右方向をx軸方向として説明する。
図6において、(A)は走査ミラー部200の平面図であり、(B)は断面模式図である。
なお、断面模式図においては、見易いように、誤解のない範囲でハッチングは省略した。
また、説明の都合上、図6(A)において、上下方向をy軸方向、左右方向をx軸方向として説明する。
走査ミラー部200は、光を主走査方向および副走査方向に偏向させるように二軸駆動する光偏向素子210と、光偏向素子210を支える支持基台部250と、を備える。
光偏向素子210は、Si(シリコン)ウェハから周知の半導体プロセスで作製される。
光偏向素子210は、図6(A)においてx軸方向の両端に配置された二つの支持部と、前記二つの支持部の間において全体として副走査方向に揺動する副走査揺動体部と、二つ支持部と副走査揺動体部とを繋ぐ二つのアームと、を有する。
二つのアームは、上下方向のほぼ中央で支持部と副走査揺動体部とを繋ぎ、これにより、副走査揺動軸Xsを揺動軸として副走査揺動体部が揺動可能になっている。
光偏向素子210は、Si(シリコン)ウェハから周知の半導体プロセスで作製される。
光偏向素子210は、図6(A)においてx軸方向の両端に配置された二つの支持部と、前記二つの支持部の間において全体として副走査方向に揺動する副走査揺動体部と、二つ支持部と副走査揺動体部とを繋ぐ二つのアームと、を有する。
二つのアームは、上下方向のほぼ中央で支持部と副走査揺動体部とを繋ぎ、これにより、副走査揺動軸Xsを揺動軸として副走査揺動体部が揺動可能になっている。
次に、副走査揺動体部230は、枠を構成する枠体231と、枠体231の枠内において枠体231から離間した状態で支持された主走査揺動片部232と、枠体231の内縁と主走査揺動片部232とを繋ぐ四つのL型梁部233A、233B、233C、233Dと、四つの圧電素子234A、234B、234C、234Dと、ミラー235と、二つの磁石236U、236Dと、を備える。
L型梁部233A、233B、233C、233Dは、枠体231のうちのy軸に平行な内辺と、主走査揺動片部232のx軸に平行な辺と、を連結している。
このとき、L型梁部233A、233B、233C、233Dは、主走査揺動片部232の左右中央に近接した位置において主走査揺動片部232と連結されている。これにより、主走査揺動軸Ysを揺動軸として主走査揺動片部232が揺動可能になっている。
このとき、L型梁部233A、233B、233C、233Dは、主走査揺動片部232の左右中央に近接した位置において主走査揺動片部232と連結されている。これにより、主走査揺動軸Ysを揺動軸として主走査揺動片部232が揺動可能になっている。
そして、四つL型梁部233A、233B、233C、233Dにおいて、x軸に平行な部分に圧電素子234A、234B、234C、234Dが配置されている。圧電素子234A、234B、234C、234Dは、詳しくは図示しないが、下部電極と上部電極との間に圧電体膜を挟んだ積層構造である。
ミラー235は、主走査揺動片部232の一面に形成されている。ミラーは、反射率の高い金属(例えばAlやAu)の蒸着によって形成できる。
ここまでの構造で明らかなように、ミラー235は、アーム240L、240Rによる支持によって副走査方向に揺動するとともに、L型梁部233A、233B、233C、233Dの支持によって主走査方向にも揺動できる。
ここまでの構造で明らかなように、ミラー235は、アーム240L、240Rによる支持によって副走査方向に揺動するとともに、L型梁部233A、233B、233C、233Dの支持によって主走査方向にも揺動できる。
二つの磁石236U、236Dは、主走査揺動片部232においてy軸に沿った上下にそれぞれ配置されている。
ミラー235が形成された面を表面とすると、磁石236U、236Dは副走査揺動体部230の裏面に貼設されている。
ミラー235が形成された面を表面とすると、磁石236U、236Dは副走査揺動体部230の裏面に貼設されている。
支持基台部250は、台部251と、二つの電磁コイル252U、252Dと、を有する。
電磁コイル252U、252Dは、それぞれ磁石236U、236Dと対になるように配置されている。
電磁コイル252U、252Dは、それぞれ磁石236U、236Dと対になるように配置されている。
最後に、電気的配線について説明する。
4つの圧電素子234A、234B、234C、234Dが設けられているところ、二つの圧電素子234A、234Bで主走査揺動片部232に振動を誘起し、二つの圧電素子234C、234Dで主走査揺動片部232の振動を検出する。
すなわち、図6(A)において、主走査揺動軸Ysを間にして左側に配置されている二つの駆動用圧電素子234A、234Bには駆動信号を印加する。すると、左側の二つの駆動用圧電素子234A、234Bの振動がL型梁部233A、233Bを介して主走査揺動片部232に伝達され、主走査揺動片部232が主走査揺動軸Ysを揺動軸として揺動する。
また、主走査揺動軸Ysを間にして右側に配置されている二つの検出用圧電素子234C、234Dで主走査揺動片部232の振動を検出する。
ここで、検出用圧電素子234C、234Dから得られる振動検出信号に対して所定の位相差をもった駆動電圧信号を駆動用圧電素子234A、234Bにフィードバックすることにより、主走査揺動片部232を共振駆動させることができる。
4つの圧電素子234A、234B、234C、234Dが設けられているところ、二つの圧電素子234A、234Bで主走査揺動片部232に振動を誘起し、二つの圧電素子234C、234Dで主走査揺動片部232の振動を検出する。
すなわち、図6(A)において、主走査揺動軸Ysを間にして左側に配置されている二つの駆動用圧電素子234A、234Bには駆動信号を印加する。すると、左側の二つの駆動用圧電素子234A、234Bの振動がL型梁部233A、233Bを介して主走査揺動片部232に伝達され、主走査揺動片部232が主走査揺動軸Ysを揺動軸として揺動する。
また、主走査揺動軸Ysを間にして右側に配置されている二つの検出用圧電素子234C、234Dで主走査揺動片部232の振動を検出する。
ここで、検出用圧電素子234C、234Dから得られる振動検出信号に対して所定の位相差をもった駆動電圧信号を駆動用圧電素子234A、234Bにフィードバックすることにより、主走査揺動片部232を共振駆動させることができる。
また、電磁コイル252U、252Dには、所定周期で副走査揺動体部230を揺動させる駆動電流を印加する。
これにより、電磁コイル252U、252Dと磁石236U、236Dとが反発および接近を交互に繰り返し、副走査揺動体部230が副走査揺動軸Xsを揺動軸として揺動する。
副走査方向の揺動は、非共振駆動であり、画像データの垂直駆動の周期に合わせて調整される。
これにより、電磁コイル252U、252Dと磁石236U、236Dとが反発および接近を交互に繰り返し、副走査揺動体部230が副走査揺動軸Xsを揺動軸として揺動する。
副走査方向の揺動は、非共振駆動であり、画像データの垂直駆動の周期に合わせて調整される。
次に、結像光学部150について説明する。
図7は、光射出ユニット120から発射された画像光束L1が見る人の眼に到達するまでの光路を示す図である。
なお、結像光学部150の構成は、光射出ユニット120から射出された画像光束L1を見る人の眼に導くものであればよく、特定の構成に限定されるものではない。
結像光学部150は、平面ミラー151、スクリーン152と、平面ミラー153と、凹面ミラー154と、コンバイナ(combiner)としてのフロントガラス11と、を備える。
スクリーン152は、光透過型のものであり、拡散板やマイクロレンズをマトリックス状に配列した所謂マイクロレンズアレイなどで構成される。
マイクロレンズアレイは、レーザー特有のスペックルを低減する効果があり、放射角や色ムラを考慮して最適設計されている。
走査ミラー部200で反射された光束L1は、スクリーン152上で一旦中間像を結ぶ。その後、平面ミラー153、凹面ミラー154、フロントガラス11での反射を介して画像光束L1は見る者の眼に届く。
また、コンバイナとしてのフロントガラス11において、画像光束L1と外界からの実景とがオーバーレイされる。
図7は、光射出ユニット120から発射された画像光束L1が見る人の眼に到達するまでの光路を示す図である。
なお、結像光学部150の構成は、光射出ユニット120から射出された画像光束L1を見る人の眼に導くものであればよく、特定の構成に限定されるものではない。
結像光学部150は、平面ミラー151、スクリーン152と、平面ミラー153と、凹面ミラー154と、コンバイナ(combiner)としてのフロントガラス11と、を備える。
スクリーン152は、光透過型のものであり、拡散板やマイクロレンズをマトリックス状に配列した所謂マイクロレンズアレイなどで構成される。
マイクロレンズアレイは、レーザー特有のスペックルを低減する効果があり、放射角や色ムラを考慮して最適設計されている。
走査ミラー部200で反射された光束L1は、スクリーン152上で一旦中間像を結ぶ。その後、平面ミラー153、凹面ミラー154、フロントガラス11での反射を介して画像光束L1は見る者の眼に届く。
また、コンバイナとしてのフロントガラス11において、画像光束L1と外界からの実景とがオーバーレイされる。
続いて、タイミング処理部160について説明する。
タイミング処理部160は、本実施形態の主要構成要素でもあるので、図8に詳細構成を示し、各機能部の動作を順を追って説明する。
タイミング処理部160は、本実施形態の主要構成要素でもあるので、図8に詳細構成を示し、各機能部の動作を順を追って説明する。
タイミング処理部160は、ミラー駆動制御回路161と、振動検出部162と、タイミング調整部170と、を備える。
ここで、タイミング処理が必要な事項としては、走査ミラー部200の主走査駆動制御、走査ミラー部200の副走査駆動制御、および、画像信号処理部110での画像処理タイミングを走査ミラー部の駆動に合わせるためのタイミング信号の生成、がある。
ミラー駆動制御回路161は、走査ミラー部200の主走査駆動制御を行う主走査駆動制御部161Hと、走査ミラー部200の副走査駆動制御を行う副走査駆動制御部161Vと、を備える。
まず、走査ミラー部200の主走査駆動制御について説明すると、走査ミラー部200の検出用圧電素子234C、234Dからの検出信号を振動検出部162で検出する。
振動検出部162は、例えば、増幅回路やフィルタで構成することができる。
検出された振動検出信号Snが、例えば、図9(A)のようになったとする。
この振動検出信号Snを主走査駆動制御部161Hにフィードバックし、図9(B)のように走査ミラー部200が主走査方向で共振するように位相調整を行い、主走査駆動制御信号SHとして駆動用圧電素子234A、234Bに印加する。図9からわかるように、振動検出信号Snと主走査駆動制御信号SHとは、位相がずれているが、波長は同じである。
なお、主走査駆動制御信号SHは、パルス化してもよい。
これにより、走査ミラー部200を主走査方向においては共振駆動させる。
振動検出部162は、例えば、増幅回路やフィルタで構成することができる。
検出された振動検出信号Snが、例えば、図9(A)のようになったとする。
この振動検出信号Snを主走査駆動制御部161Hにフィードバックし、図9(B)のように走査ミラー部200が主走査方向で共振するように位相調整を行い、主走査駆動制御信号SHとして駆動用圧電素子234A、234Bに印加する。図9からわかるように、振動検出信号Snと主走査駆動制御信号SHとは、位相がずれているが、波長は同じである。
なお、主走査駆動制御信号SHは、パルス化してもよい。
これにより、走査ミラー部200を主走査方向においては共振駆動させる。
一方、副走査駆動制御部161Vは、画像データの垂直駆動の周期に合わせて走査ミラー部200を副走査方向に非共振駆動させる。
副走査方向の振動周波数は、例えば、VGAであれば60Hzである。
副走査駆動制御部161Vは、主走査駆動制御部161Hから出力される主走査駆動信号SHとタイミングを合わせながら、60Hzで走査ミラー部200を副走査方向で揺動させる副走査駆動信号SVを出力する。
図10に、副走査駆動信号SVを例示すると、副走査駆動信号SVは三角波であり、上から下には480本の主走査線を描画するだけの時間を確保するために比較的遅く揺動させ、下から上への戻りは素早く駆動させる。
副走査方向の振動周波数は、例えば、VGAであれば60Hzである。
副走査駆動制御部161Vは、主走査駆動制御部161Hから出力される主走査駆動信号SHとタイミングを合わせながら、60Hzで走査ミラー部200を副走査方向で揺動させる副走査駆動信号SVを出力する。
図10に、副走査駆動信号SVを例示すると、副走査駆動信号SVは三角波であり、上から下には480本の主走査線を描画するだけの時間を確保するために比較的遅く揺動させ、下から上への戻りは素早く駆動させる。
タイミング調整部170は、周期検出部171と、周波数逓倍器172と、ドットクロック供給部173と、表示期間指示部174と、を備える。
周期検出部171は、振動検出部162から供給される振動検出信号Snに基づいて走査ミラー部200の主走査方向の振動の一周期を検出する。
走査ミラー部200の振動検出信号Snが図11(A)であったとする。
これをパルス化すると図11(B)が得られる。
図11(B)において負から正に変化するポイントを周期の変わり目として検出すれば、図11(C)のように走査ミラー部200の主走査方向の振動の一周期を検出できる。
周期検出部171は、この周期検出を一周期ごとに行い、その検出した周期長(周波数)を周波数逓倍部172に出力する。
走査ミラー部200の振動検出信号Snが図11(A)であったとする。
これをパルス化すると図11(B)が得られる。
図11(B)において負から正に変化するポイントを周期の変わり目として検出すれば、図11(C)のように走査ミラー部200の主走査方向の振動の一周期を検出できる。
周期検出部171は、この周期検出を一周期ごとに行い、その検出した周期長(周波数)を周波数逓倍部172に出力する。
周波数逓倍部172は、検出された走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数(振動周期)に基づいてドットクロックを生成する。
周波数逓倍部172は、例えば、PLL(位相同期回路、Phase−locked loop)、詳しくは、PLL周波数シンセサイザであり、走査ミラー部200の振動周波数を所定数倍する(一周期を所定数に分割する)。
周波数逓倍部172は、例えば、PLL(位相同期回路、Phase−locked loop)、詳しくは、PLL周波数シンセサイザであり、走査ミラー部200の振動周波数を所定数倍する(一周期を所定数に分割する)。
ここで、例えば、表示画像の解像度がVGA(640×480)であれば、主走査方向の振動周波数を1536倍にしたドットクロックを生成する。
この数値が導かれる理由を説明する。
この数値が導かれる理由を説明する。
図9(A)の振動検出信号Snまたは図9(B)の主走査駆動信号SHからわかるように、走査ミラー部200は、周期長のうちの前半二分の一で左から右に揺動し(往路)、後半二分の一で右から左に揺動する(復路)。
したがって、往路方向だけの片道表示走査を行うとすると、主走査線の一ラインを描画できる時間は周期長の半分以下である。そして、走査ミラー部200は、最大角まで振れきった端(リミット)で一時動きが停止する瞬間がある。したがって、方向転換時に例えば10%のブランキングタイムを設ける必要がある。そして、表示可能期間に主走査線一本分である640画素を確保することになる。
したがって、往路方向だけの片道表示走査を行うとすると、主走査線の一ラインを描画できる時間は周期長の半分以下である。そして、走査ミラー部200は、最大角まで振れきった端(リミット)で一時動きが停止する瞬間がある。したがって、方向転換時に例えば10%のブランキングタイムを設ける必要がある。そして、表示可能期間に主走査線一本分である640画素を確保することになる。
すると、図11(D)からわかるように、一周期は、(640+64+64)×2=1536個分のドットクロックに対応しなければならないことになる。したがって、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の振動周波数を1536倍したドットクロックを生成する。
一般式で表現すると次のようになる。
主走査方向の有効画素数をP、両端のそれぞれにおけるブランキング期間を有効画素を表示する期間のx%、とする。
このとき、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fをk倍する。
ただし、kは次の式で表される。
主走査方向の有効画素数をP、両端のそれぞれにおけるブランキング期間を有効画素を表示する期間のx%、とする。
このとき、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fをk倍する。
ただし、kは次の式で表される。
k=(P+x/100×2)×2
このように周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fを逓倍することにより、一周期の半分の期間で主走査方向一本分の画像データを描画するドットクロックを生成する。
表現を変えると、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fを逓倍することにより、一周期の期間で主走査方向二本分の画像データを描画できるだけのドットクロックを生成する。
また、周波数逓倍部172は、周期検出部171で一周期を検出するごとにドットクロックを更新する。すなわち、一周期ごとにドットクロックは走査ミラー部200の駆動に合わせて常に最新に更新される。
表現を変えると、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fを逓倍することにより、一周期の期間で主走査方向二本分の画像データを描画できるだけのドットクロックを生成する。
また、周波数逓倍部172は、周期検出部171で一周期を検出するごとにドットクロックを更新する。すなわち、一周期ごとにドットクロックは走査ミラー部200の駆動に合わせて常に最新に更新される。
このように生成されたドットクロックは、ドットクロック供給部173および表示期間指示部174に出力される。
表示期間指示部174は、走査ミラー部200の往路においてブランキング期間を除き、主走査線を有効に描画して画像を表示できる有効表示期間を表す信号を生成する(図11(E)参照)。
この表示期間指示信号で示される期間に、ドットクロックのタイミングで半導体レーザーダイオードを駆動すれば、有効表示エリアに所望の画像を表示できることになる。
この表示期間指示信号で示される期間に、ドットクロックのタイミングで半導体レーザーダイオードを駆動すれば、有効表示エリアに所望の画像を表示できることになる。
なお、図11(E)では主走査線方向の有効表示期間を示すが、図10に示すように、副走査方向にも有効表示時間のみならずブランキングタイムが発生する。
表示期間指示部174は、主走査方向および副走査方向の表示期間指示信号をそれぞれ生成する。
表示期間指示部174は、主走査方向および副走査方向の表示期間指示信号をそれぞれ生成する。
ドットクロック供給部173からのドットクロックおよび表示期間指示部174で生成される表示期間指示信号は、タイミング信号として、読出し部113R、RGBデータバッファ115、光源駆動部116に供給される。
このように生成されたタイミング信号(ドットクロック、表示期間指示信号)に基づいて描画が行われる動作を順に説明する。
このように生成されたタイミング信号(ドットクロック、表示期間指示信号)に基づいて描画が行われる動作を順に説明する。
まず、読出し部113Rは、ドットクロックのタイミングで画像データを一ラインずつ読み出してRGBデータバッファ115に出力する。
ただし、ブランキングタイムに相当する時間については、読出し部113Rは画像データを読み出さないで空送りし、ダミー信号をRGBデータバッファ115に出力する(図11(F)参照)。
ただし、ブランキングタイムに相当する時間については、読出し部113Rは画像データを読み出さないで空送りし、ダミー信号をRGBデータバッファ115に出力する(図11(F)参照)。
このRGBデータバッファ115に一時保持された画像データが順送りに光源駆動部116に送られる。すると、各色の半導体レーザーダイオードそれぞれが画像データで指示された輝度で発光駆動される。
各色の輝度、主走査、副走査の駆動が同期することにより、各画素が適切に描画され、これによって、所望の画像データが描画されることになる。
各色の輝度、主走査、副走査の駆動が同期することにより、各画素が適切に描画され、これによって、所望の画像データが描画されることになる。
このような構成を有する第1実施形態によれば、次の効果を奏する。
本第1実施形態においては、主走査駆動信号はもちろんのこと、ドットクロックおよび表示期間指示信号を常に走査ミラー部200の振動周波数から派生して生成する。
すなわち、別途に用意されたシステムクロックなどを調整して用いるのではないので、ドットクロックおよび表示期間指示信号を走査ミラー部200の振動に完全に同期させることができる。
これにより、表示ずれなどの誤動作を防ぎ、常に最適な画像表示を実現させることができる。
本第1実施形態においては、主走査駆動信号はもちろんのこと、ドットクロックおよび表示期間指示信号を常に走査ミラー部200の振動周波数から派生して生成する。
すなわち、別途に用意されたシステムクロックなどを調整して用いるのではないので、ドットクロックおよび表示期間指示信号を走査ミラー部200の振動に完全に同期させることができる。
これにより、表示ずれなどの誤動作を防ぎ、常に最適な画像表示を実現させることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、走査ミラー部200の往復振動のうち往路方向だけ描画する片道表示走査を行う場合を例示した。
この場合、復路の時間はブランキングタイムとなっているので、表示画像の輝度やコントラストが低くなってしまう可能性がある。そこで、第2実施形態においては、復路においても描画を行う往復表示走査を行う場合を説明する。
上記第1実施形態では、走査ミラー部200の往復振動のうち往路方向だけ描画する片道表示走査を行う場合を例示した。
この場合、復路の時間はブランキングタイムとなっているので、表示画像の輝度やコントラストが低くなってしまう可能性がある。そこで、第2実施形態においては、復路においても描画を行う往復表示走査を行う場合を説明する。
第2実施形態の基本的構成は第1実施形態と同じであるが、走査ミラー部200の主走査駆動の復路に相当する期間も表示期間とし、また、復路に相当する画像データについてはアドレスの逆から画像データを読み出す点に特徴がある。
図12は、第1実施形態の図11に相当するタイミングチャートである。
図12において、表示期間指示信号(図12(E))は、主走査駆動の復路においてもHレベルになる。そして、読出し部113Rは、主走査駆動の復路に相当する画像データを読み出すにあたっては、画像データをアドレスの逆から読み出す。すなわち、図12(F)において示すように、主走査方向の640番目の画素、表示画像でいうと一番右端に当たる画素、のデータから読み出す。
主走査駆動の復路においては、描画点は右から左に移動するのであるから、逆順に読み出した通りの順番で画像データを光源駆動部116に送り、半導体レーザーダイオードを発光駆動させればよい。
これにより、主走査駆動の復路においても画像を表示することができる。
図12において、表示期間指示信号(図12(E))は、主走査駆動の復路においてもHレベルになる。そして、読出し部113Rは、主走査駆動の復路に相当する画像データを読み出すにあたっては、画像データをアドレスの逆から読み出す。すなわち、図12(F)において示すように、主走査方向の640番目の画素、表示画像でいうと一番右端に当たる画素、のデータから読み出す。
主走査駆動の復路においては、描画点は右から左に移動するのであるから、逆順に読み出した通りの順番で画像データを光源駆動部116に送り、半導体レーザーダイオードを発光駆動させればよい。
これにより、主走査駆動の復路においても画像を表示することができる。
このような第2実施形態によれば、上記第1実施形態の効果に加えて次の効果を奏する。すなわち、復路方向でも描画する往復表示走査を行うので、その分ブランキングタイムが半分以下になり、輝度、コントラストが高い画像表示を実現できる。
なお、本発明は上記実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
画像の解像度がVGAに限られないことはもちろんである。
上記説明では、走査ミラー部としては、一体で二軸駆動が可能なMEMSミラーを例示したが、水平方向に揺動するミラーと垂直方向に揺動するミラーとが別体になっているなど、上記の例示に限定されず種々変更が可能である。
画像の解像度がVGAに限られないことはもちろんである。
上記説明では、走査ミラー部としては、一体で二軸駆動が可能なMEMSミラーを例示したが、水平方向に揺動するミラーと垂直方向に揺動するミラーとが別体になっているなど、上記の例示に限定されず種々変更が可能である。
画像表示装置は、ヘッドアップディスプレイとしての車載タイプのみならず、ヘルメット内蔵型や眼鏡タイプなどのヘッドマウントディスプレイ、フロントプロジェクターなどに応用できることはいうまでもない。
10・・・自動車、11・・・フロントガラス、100・・・画像表示装置、110・・・画像信号処理部、111・・・ビデオインターフェース、112・・・ビデオデコーダ、113・・・メモリコントローラ、113R・・・読出し部、113W・・・書込み部、114・・・フレームメモリ、115・・・データバッファ、116・・・光源駆動部、116B・・・青色ドライバ、116G・・・緑色ドライバ、116R・・・赤色ドライバ、120・・・光射出ユニット、130・・・光源部、132B・・・青色レーザーダイオード、132G・・・緑色レーザーダイオード、132R・・・赤色レーザーダイオード、133A・・・ミラー、133B・・・ミラー、133D・・・ミラー、134・・・集光レンズ、150・・・結像光学系、151・・・平面ミラー、152・・・スクリーン、153・・・平面ミラー、154・・・凹面ミラー、160・・・タイミング処理部、161・・・ミラー駆動制御回路、161H・・・主走査駆動制御部、161V・・・副走査駆動制御部、162・・・振動検出部、170・・・タイミング調整部、171・・・周期検出部、172・・・周波数逓倍部、173・・・ドットクロック供給部、174・・・表示期間指示部、200・・・走査ミラー部、210・・・光偏向素子、230・・・副走査揺動体部、231・・・枠体、232・・・主走査揺動片部、233A、233B、233C、233D・・・L型梁部、234A、234B、234C、234D・・・圧電素子、235 ミラー、236U、236D・・・磁石、240L、240R・・・アーム、250・・・支持基台部、251・・・台部、252U、252D・・・電磁コイル。
Claims (5)
- 光源部と、
主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、前記光源部からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部と、
画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラと、
前記光源部を前記画像データに基づいて駆動させる光源駆動部と、
前記メモリコントローラの動作を前記走査ミラー部の駆動に合わせるようにタイミング処理するタイミング処理部と、を備え、
前記タイミング処理部は、
前記走査ミラー部が共振駆動している際の主走査方向振動周波数を検出する振動検出部と、
前記振動検出部で検出された走査ミラー部の振動周波数を逓倍することにより、走査ミラー部の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データの出力を制御するドットクロックを生成する周波数逓倍部と、を備える
ことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記周波数逓倍部は、
前記走査ミラー部の振動周波数Fをk倍したドットクロックを生成する。
ここで、kは次の式で表される。
主走査線方向の有効画素数をP、両端のそれぞれにおけるブランキング期間を有効画素を表示する期間のx%、とするとき、
k=(P+x/100×2)×2 - 請求項1または請求項2に記載の画像表示装置において、
前記メモリコントローラは、
前記走査ミラー部の主走査駆動の往路に相当する画像データはアドレス順に読出し、
前記走査ミラー部の主走査駆動の復路に相当する画像データはアドレスの逆から読み出す
ことを特徴とする画像表示装置。 - 光源部と、
主走査方向に共振駆動するとともに副走査方向に非共振駆動して、前記光源部からの光束を反射させてラスター走査する走査ミラー部と、
画像データを指定されたドットクロックに基づいて主走査線の一ラインずつ読み出すメモリコントローラと、
前記光源部を前記画像データに基づいて駆動させる光源駆動部と、を備えた画像表示装置の制御方法であって、
前記走査ミラー部が共振駆動している際の主走査方向振動周波数を検出し、
前記検出した前記走査ミラー部の振動周波数を逓倍することにより、走査ミラー部の振動の一周期の半分の時間で主走査線一本分の画像データの出力を制御するドットクロックを生成する
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。 - 共振駆動する走査ミラー部と、
前記走査ミラー部の振動周波数を検出する振動検出部と、
前記振動検出部が検出した前記振動周波数を逓倍する周波数逓倍部と、
前記周波数逓倍部が生成した逓信周波数を、前記走査ミラー部に入力される信号を制御するためのドットクロックとして供給するドットクロック供給部と、を備える情報出力装置。
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