JP2011215397A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源部からの光束の出射開始や出射停止のタイミングのずれを抑制し、画像品質を向上させることができる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】走査部50の走査位置が主走査方向Xの無効走査範囲の所定位置にあるときに光源部20から出射される走査タイミング検出用の光束を検出し、走査部50による主走査方向Xの光束の走査タイミングを検出する第2光検出部を備え、制御部10は、第2光検出部93による検出結果に基づき、主走査方向Xにおける画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置に関するものであり、特に、画像信号に応じた強度の光束を2次元走査して画像を表示する光走査型の画像表示装置に関するものである。
従来より、光束を出射する光源部と、光源部から出射される光束を主走査方向及び副走査方向に2次元走査する走査部と、走査部の走査位置が有効走査範囲のときに画像信号に応じた強度の画像形成用の光束を光源部から出射する制御部とを備えた光走査型の画像表示装置が知られている。
この光走査型の画像表示装置では、走査部の走査位置が所定位置にあるときに光源部から出射される光束が入射される位置に配置された光検出部を備えており、制御部は、光検出部による検出結果に基づいて、光源部からの画像形成用の光束の出射開始や出射停止のタイミングを決定している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−86371号公報
光走査型画像表示装置では、表示する画像に応じて画像形成用の光束の強度(言い換えれば、例えば、輝度や明るさ)が変化することから、光検出部に検出させる光束として用いることが難しい。そのため、従来の光走査型画像表示装置では、光検出部に検出させるための光束として、画像形成用とは異なる走査タイミング検出用の光束を、走査部の走査位置が画像形成用の光束を走査する有効走査範囲外の所定位置にあるときに、光源部から出射させている。そして、光検出部による光束の検出タイミングと主走査周期とから、1フレーム期間毎に、光源部からの光束の出射開始や出射停止のタイミングを決定している。
しかしながら、このような従来の方法では、周囲温度の変化や主走査周波数の変動などにより、光源部からの光束の出射開始や出射停止のタイミングのずれが生じ、画像品質が劣化する問題がある。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、光源部からの光束の出射開始や出射停止のタイミングのずれを抑制し、画像品質を向上させることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、光束を出射する光源部と、前記光源部から出射される光束を主走査方向及び副走査方向に2次元走査する走査部と、前記走査部の走査位置が前記副走査方向の無効走査範囲の所定位置にあるときに前記光源部から出射される走査タイミング検出用の光束に基づき、前記走査部による前記主走査方向の光束の走査タイミングを検出する第1光検出部と、前記走査部の走査位置が有効走査範囲のときに画像信号に応じた強度の画像形成用の光束を前記光源部から出射するように、前記主走査方向における前記光源部からの前記画像形成用の光束の出射開始タイミングの調整を、前記第1光検出部による検出結果に基づいて行う制御部と、前記走査部による走査範囲のうち前記有効走査範囲外の無効走査範囲で走査された前記光束を遮光する遮光部と、を備えた画像表示装置において、前記走査部の走査位置が、前記副走査方向の有効走査範囲であって、且つ、前記主走査方向の無効走査範囲の所定位置にあるときに前記光源部から出射される走査タイミング検出用の光束を検出し、前記走査部による前記主走査方向の光束の走査タイミングを検出する第2光検出部を備え、前記制御部は、前記第2光検出部による検出結果に基づき、前記主走査方向における前記画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正するものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像表示装置において、前記第2光検出部は、光検出領域を有する光検出素子と、前記光検出領域上の一部に配置された遮光マスクとを備えたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の画像表示装置において、前記第1光検出部は、光検出領域を有する光検出素子と、前記光検出領域上の一部に配置された遮光マスクとを備えたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の画像表示装置において、前記遮光マスクは、前記光検出領域の両端部を遮光する一方、前記画像形成用の光束を通過させて前記光検出領域に入射させる開口を有することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置において、前記走査部は、前記光源部から出射された光束を前記主走査方向に光束を走査する主走査部と、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束を前記副走査方向に走査する副走査部とを備えており、前記第1光検出部は、前記副走査部により前記副走査方向に走査された光束のうち前記走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置され、前記第2光検出部は、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束のうち前記走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置されたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置において、前記走査部は、前記光源部から出射された光束を前記主走査方向に光束を走査する主走査部と、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束を前記副走査方向に走査する副走査部と、前記主走査部と前記副走査部との間に設けられ、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束を前記副走査部への方向と前記副走査部とは異なる方向へと分岐する分岐部とを有しており、前記第1光検出部及び前記第2光検出部は、前記主走査部により前記主走査方向に走査され、前記分岐部により前記副走査部への方向とは異なる方向に分岐された光束のうち前記走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置されたことを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置において、前記制御部は、前記第2光検出部による検出結果の平均値に基づき、前記主走査方向における前記画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示装置において、前記走査部によって走査された光束を、利用者の少なくとも一方の眼に入射して、画像を表示する網膜走査型の画像表示装置であることを特徴とする。
本発明によれば、第2光検出部による検出結果に基づき、主走査方向における画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正するので、光源部からの光束の出射開始や出射停止のタイミングのずれを抑制し、画像品質を向上させることができる。
本実施形態に係るRSDの外観を示す図である。 本実施形態に係るRSDの電気的構成及び光学的構成を示した説明図である。 走査部による光束の走査の状態を示した説明図である。 画像表示モード時の第1光検出部及び第2光検出部の検出信号と光源部からの光束の出射状態を示す図である。 第1光検出部の構成を示す図である。 第1光検出部のフォトダイオードの光検出領域と遮光マスクとの関係を示す図である。 表示画像の品質の劣化を示す図である。 第1光検出部の構成を示す図である。 第1光検出部のフォトダイオードの光検出領域と遮光マスクとの関係を示す図である。 第1光検出部のフォトダイオードの光検出領域と遮光マスクとの関係を示す図である。 本実施形態に係るRSDの他の電気的構成及び光学的構成を示した説明図である。 図11に示す第1光検出部及び第2光検出部の配置例を示す図である。 図11に示す第1光検出部及び第2光検出部の配置例を示す図である。 図11に示す第1光検出部及び第2光検出部の配置例を示す図である。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、画像信号に応じた強度の光束を走査部により走査して、利用者の少なくとも一方の網膜に画像を投影し、画像を表示する網膜走査型画像表示装置(以下、RSDという)を例に挙げて説明する。なお、本発明は、RSDに限定されるものではなく、光束を走査して画像を表示する他の画像表示装置に対して適用することができる。
[1.RSDの外観]
図1に示すように、本実施形態に係るRSD1は、頭部に装着して使用するヘッドマウントディスプレイであり、コントロールユニット2、頭部装着具5を有している。コントロールユニット2と頭部装着具5とは伝送ケーブル部4を介して接続されている。伝送ケーブル部4は、コントロールユニット2から出射されたレーザ光を伝送する光ファイバケーブル40(図2参照)を有する。また、この伝送ケーブル部4には、後述の投影部6に備えられる走査部50とコントロールユニット2に備えられる後述の光源部20との間で同期をとるための信号(主走査駆動信号16及び副走査駆動信号17)を伝送する駆動信号伝送用ケーブルも有する。
コントロールユニット2は、外部入力端子7から入力した画像信号Sに応じた強度のレーザ光(以下、画像形成用のレーザ光という)を伝送ケーブル部4へ出射する。
頭部装着具5は、投影部6と、この投影部6を支持する眼鏡型フレーム9とから構成される。投影部6は、伝送ケーブル部4の光ファイバケーブル40を介して伝送されてきたレーザ光を走査部により2次元方向に走査し、利用者の眼へ投射する。これにより、利用者の眼の網膜には、2次元方向に走査された画像が投影され、利用者は画像信号Sに応じた画像を視認する。
また、投影部6には、利用者の眼101と対向する位置にハーフミラー8が設けられている。外光Lyはハーフミラー8を透過して利用者の眼101に入射され、投影部6から出射されるレーザ光Lxはハーフミラー8で反射して利用者の眼101に入射される。これにより、利用者は外光Lyによる外景にレーザ光Lxによる画像を重ねて視認することができる。
このようにRSD1は、画像信号Sに応じた画像と外景とを重ねて利用者の眼101の網膜に結像させるつまり、シースルー型RSDである。なお、ここでは、光束の一例として、効率面で有利であるレーザ光を用いているが、光束はレーザ光に限られるものではない。
[2.RSD1の電気的構成及び光学的構成]
次に、RSD1の電気的構成及び光学的構成について、図2を参照して説明する。
コントロールユニット2は、制御部10と、光源部20とを有している。
制御部10は、駆動信号供給部11、主走査駆動信号生成部12、副走査駆動信号生成部13、主制御部14を有している。
駆動信号供給部11は、外部入力端子7から入力された画像信号S(例えば、NTSCコンポジット信号、コンポーネント信号)に基づいて、画像を形成するための要素となる各信号を画素単位で生成する。すなわち、駆動信号供給部11からは、三原色各色の画素単位の画像信号として、R(赤色)駆動信号15r,G(緑色)駆動信号15g,B(青色)駆動信号15bが生成されて出力される。
主走査駆動信号生成部12は、主走査部60の後述する光走査素子61が共振状態で所定走査範囲となるように、主走査部60で使用される主走査駆動信号16を生成して出力する。主走査駆動信号生成部12は、光走査素子61の共振状態や走査範囲を、第1光検出部90や第2光検出部93から出力される検出信号に基づいて判定する。そして、主走査駆動信号生成部12は、主走査駆動信号16の周波数が光走査素子61の共振周波数となり、光走査素子61の走査範囲が所定走査範囲となるように、主走査駆動信号16の周波数や振幅を調整する。
副走査駆動信号生成部13は、主走査駆動信号16の周波数に基づいて、副走査部70で使用される副走査駆動信号17を生成して出力する。この副走査駆動信号17は、鋸波形状の信号であるが、三角波状の信号や台形波状の信号であってもよい。後述するように、主走査部60では光源部20から出射するレーザ光を主走査方向Xに往復走査しており、主走査駆動信号16の1/2周期が主走査方向Xへの1走査となって1走査線が形成される。例えば、RSD1において表示する画像の1フレーム当たりの総走査線数(レーザ光が走査されない無効走査部分を含む)が1000であるとき、副走査駆動信号生成部13は、副走査駆動信号17の周期は、主走査駆動信号16の周期の500倍の周期となる。
光源部20には、Rレーザドライバ21,Gレーザドライバ22,Bレーザドライバ23が設けられる。Rレーザドライバ21,Gレーザドライバ22,Bレーザドライバ23は、それぞれ駆動信号供給部11から出力されるR駆動信号15r,G駆動信号15g,B駆動信号15bをもとに、Rレーザ24,Gレーザ25,Bレーザ26へそれぞれ駆動電流を供給する。各レーザ24,25,26は、各レーザドライバ21,22,23から供給される駆動電流に応じて強度変調されたレーザ光を出射する。各レーザ24,25,26は、例えば、半導体レーザや高調波発生機構付き固体レーザとして構成することが可能である。なお、半導体レーザを用いる場合は駆動電流を直接変調して、レーザ光の強度変調を行うことができるが、固体レーザを用いる場合は、各レーザそれぞれに外部変調器を備えてレーザ光の強度変調を行う必要がある。
さらに、光源部20には、コリメート光学系27,28,29と、このコリメートされたレーザ光を合波するためのダイクロイックミラー30,31,32と、結合光学系33とが設けられている。各レーザ24,25,26から出射したR(赤色)レーザ光Lr,G(緑色)レーザ光Lg、B(青色)レーザ光Lbは、コリメート光学系27,28,29によってそれぞれ平行光化された後に、ダイクロイックミラー30,31,32に入射される。その後、これらのダイクロイックミラー30,31,32により、3原色の各レーザ光Lr,Lg,Lbが波長選択的に反射・透過して結合光学系33に達し、合波されて光ファイバケーブル40へ出射される。このように光ファイバケーブル40へ出射されるレーザ光は、強度変調された各色のレーザ光が合波されたものである。
また、光源部20には、Rレーザ24から出射したRレーザ光Lrの強度を検出するR光センサ35、Gレーザ25から出射したGレーザ光Lgの強度を検出するG光センサ36、Bレーザ26から出射したBレーザ光Lbの強度を検出するB光センサ37が設けられている。
投影部6は、光源部20と利用者の眼101との間に配置されており、走査部50、第2リレー光学系80、遮光部83を有している。
走査部50は、コリメート光学系51、主走査部60、第1リレー光学系65、副走査部70を有している。
コリメート光学系51は、光源部20で生成され、光ファイバケーブル40を介して出射されるレーザ光を平行光化する。
主走査部60及び副走査部70は、光ファイバケーブル40から入射されたレーザ光を画像として利用者の網膜101bに投影可能な状態にするために、主走査方向Xと副走査方向Yに走査する光学系である。主走査部60は、コリメート光学系51で平行光化されて入射するレーザ光を主走査方向Xに往復走査する。また、副走査部70は、主走査部60で主走査方向Xに走査され、第1リレー光学系65を介して入射するレーザ光を副走査方向Yに走査する。この副走査方向Yは主走査方向Xに略直交する方向である。例えば、主走査方向Xを水平方向、副走査方向Yを垂直方向とすることができる。
主走査部60は、レーザ光を主走査方向Xに相対的に高速に走査するための反射ミラー62を有する共振型の光走査素子61と、主走査駆動回路63を備えている。主走査駆動回路63は、光走査素子61を共振させて光走査素子61の反射ミラー62を揺動させる駆動信号を、主走査駆動信号16を増幅して生成する。この駆動信号は、光走査素子61固有の周波数を有する正弦波状波形等の信号であり、後述するように反射ミラー62を揺動軸Jx回りに正弦波状に揺動させる。
一方、副走査部70は、レーザ光を副走査方向Yに相対的に低速に走査するための反射ミラー72を有する非共振型の光走査素子71と、副走査駆動回路73とを備える。副走査駆動回路73は、光走査素子71の反射ミラー72を非共振状態で強制的に揺動させる駆動信号を、副走査駆動信号17を増幅して生成する。この駆動信号は、鋸波状波形の信号であり、後述するように反射ミラー72を揺動軸Jy回りに鋸波状に揺動させる。副走査部70は、表示すべき画像の1フレームごとに、画像を形成するためのレーザ光を最初の走査線から最後の走査線に向かって副走査方向Yに走査する。ここで「走査線」とは、主走査部60による主走査方向Xへの1走査を意味する。
図3には、主走査部60及び副走査部70の光走査素子61,71による最大走査範囲Gと有効走査範囲Zとの関係が示されている。ここで、「最大走査範囲G」とは、光源部20から出射させたレーザ光を、主走査部60の光走査素子61及び副走査部70の光走査素子71が走査できる最大の範囲を意味する。また、「有効走査範囲Z」は、画像信号Sに応じた強度のレーザ光を走査部50により走査して利用者の眼101に投射する画像表示モード時において、主走査部60の光走査素子61及び副走査部70の光走査素子71がレーザ光を走査する範囲である。すなわち、有効走査範囲Zは、図3に示すように、光走査素子61の走査位置が−X1〜+X1(反射ミラー62の角度が−θx1〜+θx1)であり、且つ光走査素子71の走査位置が−Y1〜+Y1(反射ミラー72の角度が−θy1〜+θy1)であるときの走査部50の走査範囲である。なお、光走査素子61は主走査駆動信号16を入力しない状態のときに、光走査素子61の反射ミラー62が平衡位置X0となり、光走査素子71は副走査駆動信号17を入力しない状態のときに、光走査素子71の反射ミラー72が平衡位置Y0となる。
最大走査範囲Gのうち、光走査素子61及び光走査素子71による走査位置が有効走査範囲Zにあるタイミングで光源部20から画像信号Sに応じて強度変調されたレーザ光が出射される。これにより、光走査素子61及び光走査素子71によって光源部20から出射される画像形成用のレーザ光が有効走査範囲Zで走査される。この走査が1フレームの画像ごとに繰り返される。なお、最大走査範囲Gのうち有効走査範囲Z外の範囲が無効走査範囲Wである。
投影部6には、さらに、主走査部60と第1リレー光学系65との間に、ハーフミラー92が設けられている。ハーフミラー92は、主走査部60により主走査方向Xに走査されたレーザ光を副走査部70への方向と副走査部70とは異なる方向とへ分岐する分岐部であり、主走査方向Xに走査されたレーザ光の一部を反射するとともに、残りを透過させる。主走査部60の走査位置が主走査方向Xの所定位置にあるときに光源部20から出射され、主走査部60及びハーフミラー92を介してレーザ光が入射される位置に、第2光検出部93が配置される。この第2光検出部93は、ハーフミラー92により反射されたレーザ光を受光すると、検出信号94を生成して制御部10へ送信する。
また、主走査部60と副走査部70との間でレーザ光を中継する第1リレー光学系65は、光走査素子61の反射ミラー62によって主走査方向Xに走査されたレーザ光を光走査素子71の反射ミラーに収束させる。そして、このレーザ光が光走査素子71の反射ミラー72によって副走査方向Yに走査される。光走査素子71によって走査されたレーザ光は、正の屈折力を持つ2つのレンズ81,82が直列配置された第2リレー光学系80を介して、眼101の前方に位置させたハーフミラー8で反射されて利用者の瞳孔101aに入射する。これにより、網膜101b上に画像信号Sに応じた画像が投影され、利用者は瞳孔101aに入射するレーザ光を画像として認識する。また、ハーフミラー8は外光Lyを透過して利用者の瞳孔101aに入射させるようにしており、これにより利用者は外光Lyに基づく外景にレーザ光に基づく画像を重ねた画像を視認することができる。
なお、第2リレー光学系80においては、レンズ81によって、それぞれの走査光はその中心線を相互に略平行にされ、かつそれぞれ収束レーザ光に変換される。つまりレンズ81はテレセントリックな光学系となっている。そして、レンズ82によってそれぞれほぼ平行なレーザ光となると共に、これらのレーザ光の各中心線が利用者の瞳孔101aに収束するように変換される。なお、本実施形態においては、レンズ82とハーフミラー8により投射部が構成される。
第2リレー光学系80により形成される像面(以下、中間像面という)位置又はその近傍には、中央部に開口を有する額縁状に形成された遮光部83が設けられている。この遮光部83は、有効走査範囲Z外の無効走査範囲Wで走査された光のレンズ82への入射を遮断する遮光板から構成されており、中間像面において有効走査範囲Zで走査されたレーザ光が形成する像の範囲を通過させる開口している。この遮光部83によって、後述する無効走査範囲Wで走査部50により走査されたレーザ光がレンズ82を経て利用者の瞳孔101aへ入射することを防止することができる。なお、中間像面は、網膜101bと像共役の関係にある。なお、遮光部83は、無効走査範囲Wで走査部50により走査されたレーザ光が利用者の瞳孔101aへ入射することを防止できればよく、第1光検出部90及び第2光検出部93の後方(光軸方向での利用者側方向)にあればよい。例えば、レンズ82を支持する支持部材付近に遮光部83を設けてもよい。
この遮光部83の上縁部には、走査部50の有効走査範囲Z外で走査されるレーザ光を検出する第1光検出部90が設けられている。この第1光検出部90は、光走査素子61の走査位置が走査中心X0からずれた位置+X3にあり、且つ光走査素子71の走査位置が位置+Y3にあるときに、光走査素子61,71により走査されたレーザ光が入射する位置に配置される。光走査素子71により走査されたレーザ光を受光すると、この第1光検出部90は、検出信号94を生成して制御部10へ送信する。なお、位置+X3は、主走査方向Xにおける有効走査範囲にXaにあり、位置+Y3は、副走査方向Yにおける無効走査範囲Ybにある。
[3.光源部20及び走査部50の制御]
上述のように構成されたRSD1において、制御部10による光源部20の制御について説明する。RSD1には、走査部50の状態を画像形成用のレーザ光を走査可能な状態にするための起動モードと、走査部50により画像形成用のレーザ光を走査する画像表示モードとがあり、起動モードが終了した後に画像表示モードに移行する。
起動モードでは、レーザ24,25,26の出射特性の検出や光走査素子61の反射ミラー62の共振揺動処理を行った後、光走査素子71の反射ミラー72の揺動処理を行って、走査部50による走査位置を、図3に示すように変位させている(軌跡γ参照)。
起動モードが終了すると、画像表示モードに移行する。この画像表示モードでは、起動モードの終了時の状態を維持している。すなわち、画像表示モードでは、主走査駆動信号生成部12及び副走査駆動信号生成部13により走査部50が制御されており、走査部50による走査位置は、図3に示すように最大走査範囲G内で変位する。
画像表示モードが開始されると、主制御部14は、走査部50による副走査方向Yの位置が+Y3(反射ミラー72の角度が+θy3:図3参照)の範囲となったときに、駆動信号供給部11を制御して、光源部20から走査タイミング検出用のレーザ光を出射させる。副走査駆動信号生成部13は、副走査方向Yの位置が+Y3となったとき、主制御部14は、その位置を通知するようにしている。主制御部14は、副走査方向Yの位置が+Y3であるとき、駆動信号供給部11を制御し、光源部20へ検査用の駆動信号15r,15g,15bを出力し、各レーザ24,25,26から走査タイミング検出用のレーザ光として所定輝度のレーザ光を出射させる。
主走査駆動信号生成部12は、第1光検出部90から出力される検出信号91に基づき、光走査素子61の走査位置が+X3(反射ミラー62の角度が+θx3:図3参照)となるタイミングを検出する。また、主走査駆動信号生成部12は、第1光検出部90からの検出信号91の出力タイミングに基づいて、光走査素子61の反射ミラー62の揺動状態を検出する。そして、主走査駆動信号生成部12は、出力している主走査駆動信号16と反射ミラー62の揺動状態とを比較し、主走査駆動信号16の波形と光走査素子61の反射ミラー62の揺動波形との位相差を検出する。この位相差が略90度から外れたとき、主走査駆動信号生成部12は、この位相差が略90度となるように主走査駆動信号16の周波数を変更することで、光走査素子61の共振状態を維持するようにしている。
RSD1は、1副走査期間(1フレーム期間)毎にこのような処理を繰り返しており、画像信号Sが入力されたとき、主制御部14は、駆動信号供給部11を制御して、以下のように、光源部20から画像形成用のレーザ光を出射させる。
主走査駆動信号生成部12は、上述したように、1副走査期間内において、第1光検出部90から出力される検出信号91に基づき、主走査駆動信号16の周波数を調整している。また、主走査駆動信号生成部12は、第1光検出部90からの検出信号91の出力タイミングに基づいて、光走査素子61の反射ミラー62の揺動状態を検出している。駆動信号供給部11は、この主走査駆動信号生成部12から、主走査駆動信号16の周波数と検出信号91の出力タイミングの情報を取得する。駆動信号供給部11は、これらの情報に基づいて、走査部50の走査の位置が有効走査範囲Zにあるときに、画像形成用の駆動信号15r,15g,15bを出力している。光源部20は、画像形成用の駆動信号15r,15g,15bに基づいて、各レーザ24,25,26から画像形成用のレーザ光を出射し、走査部50により有効走査範囲Zで走査させる。これにより、利用者の眼101の網膜101bに画像信号Sに応じた画像が投影される。
具体的には、駆動信号供給部11は、主走査駆動信号16の周波数と検出信号91の出力タイミングに基づいて、後述する期間Ta〜Tc(図4参照)を演算する。そして、駆動信号供給部11は、光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射の開始及び停止を制御する。すなわち、駆動信号供給部11は、1副走査期間において、第1光検出部90から最後の検出信号91が出力されたタイミング(図4に示すタイミングt1参照)とその一つ前の検出信号91が第1光検出部90から出力されたタイミングとから1主走査周期を検出する。前記最後の検出信号91が出力されたタイミングと前記1走査周期とから、駆動信号供給部11は、予め決められた表示画像の大きさ、位置、アスペクト比(画像表示の開始、終了のタイミング)などの表示仕様(例えば、参照テーブル)に基づいて(参照して)画像表示開始までのタイミングTa、Tc、や、画像表示開始から終了までのタイミングTbを決める。そして、動信号供給部11は、前記最後の検出信号91が出力されたタイミングから期間Taを経過したときに(図4に示すタイミングt2参照)、光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射を開始させる。このとき、副走査部70において光走査素子71の走査位置が+Y1にある。そして、その後、駆動信号供給部11は、期間Tbを経過したときに(図4に示すタイミングt3参照)、光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射を停止する。このとき、副走査部70において光走査素子71の走査位置が−Y1にある。これにより、有効走査範囲における最初(有効走査の1ライン目)の走査線を形成する画像形成用のレーザ光が出射される。光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射は、駆動信号供給部11から画像形成用の駆動信号15r,15g,15bの出力することによって行われる。駆動信号供給部11は、画像信号Sのうち、主走査方向Xの最初の1ライン分を構成する情報に基づいて、画像形成用の駆動信号15r,15g,15bを画素単位で順次出力する。なお、ここでの表示仕様は、具体的には主走査や副走査の表示タイミングを決めるものであり、走査の基準点から主走査や副走査の表示開始点や表示終了点、表示期間などを規定でき、一例としてはシステムクロックのカウント数で規定されている。
次に、駆動信号供給部11は、光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射を停止させてから期間Tcを経過したとき(図4に示すタイミングt4参照)、画像信号Sに基づき、画像形成用の駆動信号15r,15g,15bを出力して、光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射を開始させる。そして、その後、駆動信号供給部11は、期間Tbを経過したときに(図4に示すタイミングt5参照)、光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射を停止する。これにより、2ライン目の走査線を形成する画像形成用のレーザ光が出射される。以降、駆動信号供給部11は、3ラインから最終ラインまで同様に、画像信号Sに基づき、画像形成用の駆動信号15r,15g,15bを光源部20に出力し、走査部50により走査させて、1フレーム分の画像を形成する(図4に示すタイミングt6,t7,t8,・・・参照)。制御部10は、このような制御を、フレーム単位で繰り返す。
ここで、第1光検出部90の構成を図5に示す。図5に示すように第1光検出部90は、フォトダイオードPD1,PD2と、I/V変換アンプ(電流電圧変換回路)であるAMP1,AMP2と、コンパレータCOMP1とを有している。
AMP1は、基準電圧を+Vaとしており、フォトダイオードPD1に電流I1が流れると、+Vaを基準として電流I1に応じた電圧を出力する。また、AMP2は、基準電圧を+Vaよりも低い+Vbとしており、フォトダイオードPD2に電流I2が流れると、+Vbを基準として電流I2に応じた電圧を出力する。
AMP1,AMP2の出力は、コンパレータCOMP1に入力されて比較され2値化される。このコンパレータCOMP1は、AMP1の出力がAMP2の出力よりも高いときにLowレベルの信号を出力し、AMP1の出力がAMP2の出力以下のときにHighレベルの信号を出力する。
第1光検出部90は以上のように構成されているため、例えば、フォトダイオードPD1側からフォトダイオードPD2側へレーザ光が走査されたとき、第1光検出部90は、レーザ光の走査位置が所定位置+X3になったときに立ち上がるBD信号を検出信号91として出力する(図6参照)。主走査駆動信号生成部12は、このBD信号を入力することにより、走査部50の走査位置が所定位置+X3になったタイミングを精度良く検出することができる。
しかし、第1光検出部90において、副走査期間の無効走査範囲Ybにおいては、走査部50の走査位置を精度良く検出することができるものの、副走査期間の有効走査範囲Yaにおいては、検出信号を得られないため、副走査期間の無効走査範囲Ybで検出された検出信号に基づき1副走査期間(1フレーム期間)毎に、光源部20からのレーザ光の出射開始や出射停止のタイミングを決定すると、次のような問題がある。
すなわち、主走査駆動信号生成部12において、主走査方向の走査タイミングの検出は、RSD1のシステムクロックに基づいて行われる。システムクロックの周波数が高くなればなるほど主走査方向の走査タイミングの検出精度は向上するが、RSD1の製造コストなどを押し上げてしまうため、システムクロックの周波数を高くするのには限界がある。そのため、主走査方向の走査タイミングを検出する際の誤差が生じ、駆動信号供給部11において演算する期間Ta〜Tc(図4参照)にも誤差が生じる。また、周辺温度の変化や光走査素子61の劣化などにより、1副走査期間内に、主走査駆動信号16の信号波形と光走査素子61の反射ミラー62の揺動状態とに差が生じることがある。そして、この場合にも、期間Ta〜Tc(図4参照)に誤差が生じる。光走査素子61が本実施形態にように共振型の場合は、主走査の基準となる共振周波数が変動するため、システムクロックと同期させるのが難しい場合がある。そのため、この場合は特に、主走査の実際の周期がシステムクロックの整数倍にならず主走査方向Xの走査タイミングを検出する際の誤差が生じやすい。
期間Ta〜Tcに誤差が生じると、走査部50の有効走査範囲Zで画像形成用のレーザ光を精度よくずれのないタイミングで走査することができず、表示される画像の品質が劣化してしまう。特に、RSD1は、主走査方向にレーザ光を往復走査するため、図7に示すように、走査線の奇数ラインと偶数ラインとで画像表示開始、終了タイミング(有効走査範囲)にずれを生じてしまい、画像の品質の劣化が大きい。また、往復走査に限らず、前記誤差が蓄積して画像が左右に傾いてしまう場合も生じる。
そこで、RSD1では、主走査方向Xの無効走査範囲Xbに第2光検出部93を設けており、この第2光検出部93から出力される検出信号94に基づいて、1副走査期間内に生じる期間Ta〜Tcの誤差を補正するようにしている。
すなわち、駆動信号供給部11は、主走査方向Xの走査位置が+X1から所定位置+X4を通過する時間を全てのライン毎又は複数ライン毎に演算し、演算した時間から所定以上ずれるときには、そのずれを補正するように期間Ta〜Tcを変更する。例えば、副走査方向Yの有効走査範囲Yaにおいて、主走査方向Xの走査位置が無効走査範囲Xbの所定位置+X4を通過する予測時間が、Td1(有効走査1ライン目),Td2(有効走査2ライン目),・・・,Tdn(有効走査nライン目)とする。このとき、Tdm(有効走査mライン目)と実際に所定位置+X4を通過する時間が所定値以上ずれていると判定すると、そのずれ分時間だけ次の期間Tbを変更する。例えば、Td2が実際に所定位置+X4を通過する時間よりも時間ts1だけ早い場合には、現在の期間Tc(タイミングt5〜t6)をts1だけ長くして、次の期間Tb(タイミングt6〜t7)の開始を時間ts1だけ遅らせる。また、Td2が実際に所定位置+X4を通過する時間よりも時間ts2だけ遅い場合には、現在の期間Tc(タイミングt5〜t6)をts2だけ短くして、次の期間Tb(タイミングt6〜t7)の開始を時間ts2だけ早める。
このように、RSD1では、走査部50の走査位置が副走査方向Yの無効走査範囲Ybの所定位置+Y3にあるときに光源部20から出射される走査タイミング検出用のレーザ光を第1光検出部90に入射させ、走査部50による主走査方向Xのレーザ光の走査タイミングを検出する。そして、制御部10は、この第1光検出部90による検出結果に基づき、走査部50の走査位置が有効走査範囲Zのときに画像信号15r,15g,15bに応じた強度の画像形成用のレーザ光を光源部20から出射するように、主走査方向における光源部20からの画像形成用のレーザ光の出射開始タイミングの調整を行う。さらに、走査部50の走査位置が主走査方向Xの無効走査範囲Xbの所定位置+X4にあるときに光源部20から出射される走査タイミング検出用のレーザ光を第2光検出部93に入射し、走査部50による主走査方向のレーザ光の走査タイミングを検出する。そして、制御部10は、第2光検出部93による検出結果に基づき、1ライン毎又は複数ライン毎に、主走査方向Xにおける画像形成用のレーザ光の出射開始タイミングのずれを判定し、ずれが所定以上のときにはその出射開始タイミングのずれを補正する。このようにすることで、表示する画像の品質を向上させることができる。
なお、主走査方向Xにおける画像形成用のレーザ光の出射開始タイミングのずれの判定は、前のフレームでずれを判定した位置から始めるようにしてもよい。このようにすることで判定処理の負荷を軽減することができる。また、出射開始タイミングのずれの判定に基づいて、期間Ta〜Tcの演算結果の補正をするようにしてもよい。
また、制御部10は、第2光検出部93による検出結果の平均値に基づき、主走査方向Xにおける画像形成用のレーザ光の出射開始タイミングを補正することもできる。例えば、第2光検出部93から出力される検出信号94の時間間隔を平均化して、主走査方向Xの1走査にかかる時間を精度よく検出し、このように検出した時間に基づき、Td1,Td2,・・・,Tdnを予測する。このようにすることで、出射開始タイミングの補正を精度よく行うことができる。
ここで、第2光検出部93の構成を図8に示す。図8に示すように第2光検出部93は、フォトダイオードPD3と、I/V変換アンプであるAMP3と、コンパレータCOMP2とを有している。AMP3は、参照電圧Vrefよりも低い電圧+Vcを基準電圧としており、フォトダイオードPD3に電流I3が流れると、+Vcを基準として電流I3に応じた電圧を出力する。コンパレータCOMP2は、AMP3の出力が参照電圧Vref以上の電圧となったときに、立ち上がってHighレベルの電圧を出力し、その後AMP3の出力が参照電圧Vrefよりも低くなったときに、立ち下がってLowレベルの電圧を出力する。このコンパレータCOMP2の出力の立ち下がりが、第2光検出部93から出力される検出信号94となる。
この第2光検出部93は、図9に示すように、光検出素子であるフォトダイオードPD3の光検出領域97上の一部に遮光マスク98が配置され、この遮光マスク98により光検出領域97の一部にレーザが入射されないようにしている。このように遮光マスク98が光検出領域97上に配置されるため、AMP3から出力される信号の立ち下がりエッジを急峻(レーザ光の走査方向が図9に示す走査方向と逆方向の場合には立ち上がりエッジが急峻)にすることができる。AMP3から出力される信号は、第1光検出部90から出力される検出信号91ほどには立ち上がり又は立ち下がりエッジが急峻ではないものの、遮光マスク98がない場合に比べ、そのエッジを急峻にすることができる。そのため、コンパレータCOMP2からの検出信号94の出力タイミングのばらつきを抑えることができ、検出信号94による上記出射タイミングの補正の精度を向上させることができる。なお、上記出射タイミングの精度は低下するものの、第1光検出部90の構成を第2光検出部93の構成と同様することができる。このようにした場合であっても、第2光検出部93から出力される検出信号94により、従来の構成に比べ、出射タイミングの精度の低下を抑制することができる。
また、図9に示す例では、光検出領域97のうち主走査方向の一端側のみ遮光マスク98により遮光するようにしたが、図10に示すように、光検出領域97の両端部を遮光する一方、画像形成用のレーザ光を通過させて光検出領域97に入射させる開口を有する遮光マスク98’としてもよい。このようにすることで、コンパレータCOMP2から出力される検出信号94の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとを共に急峻にすることができる。従って、両方のエッジを出射タイミングの補正のために用いることができ、補正精度を向上させることができる。
[4.変形例]
上記実施形態では、第1光検出部90は、副走査部70により副走査方向Yに走査されたレーザ光のうち走査タイミング検出用のレーザ光が入射する位置に配置したが、主走査部60により主走査方向に走査されたレーザ光のうち走査タイミング検出用のレーザ光が入射する位置に配置されるようにしてもよい。
すなわち、図11に示すように、主走査部60により主走査方向Xに走査され、ハーフミラー92である分岐部により副走査部70への方向は異なる方向に分岐されたレーザ光のうち走査タイミング検出用のレーザ光が入射する位置に、第1光検出部90及び第2光検出部93を配置する。
このとき、図12に示すように、第1光検出部90のフォトダイオードPD1,PD2の光検出領域と、第2光検出部93のフォトダイオードPD3の光検出領域とが主走査方向Xのレーザ光が入射する位置に配置される。
また、図12に示すように、3つのフォトダイオードPD1〜PD3を用いるのではなく、2つ以下のフォトダイオードにより、第1光検出部90と第2光検出部93とを形成するようにしてもよい。
例えば、フォトダイオードPD1,PD2の光検出領域と、遮光マスク98とにより、第1光検出部90と第2光検出部93とを形成することができる。すなわち、図13に示すように、フォトダイオードPD1の光検出領域を主走査方向の有効走査範囲に配置し、フォトダイオードPD2の光検出領域を主走査方向の有効走査範囲から無効走査範囲にかけて配置する。この場合の回路構成は、図5の回路と同様の構成であり、コンパレータCOMP1の出力を第1光検出部90及び第2光検出部93の出力としている。そして、走査部50における副走査方向Yの無効走査範囲Ybにあるときに、フォトダイオードPD1の光検出領域とフォトダイオードPD2の光検出領域との境界付近で、走査タイミング検出用のレーザ光を光源部20から出射させて第1光検出部90の検出信号91を取得する。また、走査部50における主走査方向Xの無効走査範囲Xbにあるときに、フォトダイオードPD2の光検出領域と遮光マスク98との境界付近で、走査タイミング検出用のレーザ光を光源部20から出射させて第2光検出部93の検出信号94を取得する。
また、図14に示すように、一つのフォトダイオードの光検出領域97と、遮光マスク98とにより、第1光検出部90と第2光検出部93とを形成することができる。遮光マスク98は、光検出領域97の両端部を遮光する一方、画像形成用のレーザ光を通過させて光検出領域97に入射させる開口を有する。また、光検出領域97を主走査方向の有効走査範囲から無効走査範囲にかけて配置する。この場合の回路は、図8と同様の回路であり、走査部50における副走査方向Yの無効走査範囲YbにあるときにコンパレータCOMP2から出力される信号の立ち上がりエッジを第1光検出部90の検出信号とする。また、走査部50における副走査方向Yの有効走査範囲Yaであって主走査方向Xの無効走査範囲Xbにあるときに、コンパレータCOMP2から出力される信号の立ち下がりエッジを第2光検出部93の検出信号94として出力する。
上述の実施形態では、タイミング精度がより必要な往復走査を例に挙げたが、一般的な片方向走査であっても本発明は有効であることは言うまでもない。
本発明を、上述してきた実施形態を通して説明したが、本実施形態によれば、以下の効果が期待できる。
(1)光束を出射する光源部20と、光源部20から出射される光束を主走査方向X及び副走査方向Yに2次元走査する走査部50と、走査部50の走査位置が副走査方向Yの無効走査範囲Wの所定位置+Y3にあるときに光源部20から出射される走査タイミング検出用の光束に基づき、走査部50による主走査方向Xの光束の走査タイミングを検出する第1光検出部90と、走査部50の走査位置が有効走査範囲Zのときに画像信号に応じた強度の画像形成用の光束を光源部20から出射するように、主走査方向Xにおける光源部20からの画像形成用の光束の出射開始タイミングの調整を、第1光検出部90による検出結果に基づいて行う制御部10と、走査部50による走査範囲のうち有効走査範囲Z外の無効走査範囲Wで走査された光束を遮光する遮光部83と、を備えた画像表示装置において、走査部50の走査位置が、副走査方向の有効走査範囲Yaであって、且つ、主走査方向Xの無効走査範囲Wの所定位置+X4にあるときに光源部20から出射される走査タイミング検出用の光束を検出し、走査部50による主走査方向Xの光束の走査タイミングを検出する第2光検出部93を備えている。そして、制御部10は、第2光検出部93による検出結果に基づき、主走査方向Xにおける画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正するので、光源部20からの光束の出射開始や出射停止のタイミングのずれを抑制し、画像品質を向上させることができる。
(2)第2光検出部93は、光検出領域97を有するフォトダイオードPD3(光検出素子)と、フォトダイオードPD3の光検出領域97上の一部に配置された遮光マスク98とを備えているので、低コストで検出タイミングの精度を向上させることができ、しかも配置面積が抑えられ、レイアウトの自由度も高い。また、フォトダイオード(フォトセンサ)は種類が多いことから、レイアウトや設計の自由度がさらに高くなる。なお、第1光検出部90も第2光検出部93と同様の構成にしてもよい。
(3)遮光マスク98は、フォトダイオードPD3の光検出領域97の両端部を遮光する一方、画像形成用の光束を通過させて光検出領域97に入射させる開口を有しており、2つの検出タイミングの精度を向上させる光検出部を、一つのフォトダイオード(フォトセンサ)で実現することができるため、低コストであり、しかも配置面積が抑えられ、レイアウトの自由度も高い。また、フォトダイオード(フォトセンサ)は種類が多いことから、レイアウトや設計の自由度がさらに高くなる。
(4)走査部50は、光源部20から出射された光束を主走査方向Xに光束を走査する主走査部60と、主走査部60により主走査方向Xに走査された光束を副走査方向Yに走査する副走査部70とを備えている。そして、第1光検出部90は、副走査部70により副走査方向Yに走査された光束のうち走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置され、第2光検出部93は、主走査部60により主走査方向Xに走査された光束のうち走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置されている。このように第1光検出部90と第2光検出部93とを別々の位置にすることができ、これらの配置を容易に行うことが可能となる。また、第1光検出部90により副走査方向Yへの走査状態を監視することも可能となる。
(5)走査部50は、光源部20から出射された光束を主走査方向Xに光束を走査する主走査部60と、主走査部60により主走査方向Xに走査された光束を副走査方向Yに走査する副走査部70と、主走査部60と副走査部70との間に設けられ、主走査部60により主走査方向Xに走査された光束を副走査部70への方向と副走査部70とは異なる方向へと分岐するハーフミラー92(分岐部)とを有している。そして、第1光検出部90及び第2光検出部93は、主走査部60により主走査方向Xに走査され、ハーフミラー92により副走査部70への方向とは異なる方向に分岐された光束のうち走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置されている。そのため、例えば、第1光検出部90と第2光検出部93とを一つの光検出部で共用することが可能となる。
(6)制御部10は、第2光検出部93による検出結果の平均値に基づき、主走査方向Xにおける画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正するので、出射開始タイミングの補正を精度よく行うことができる。
1 RSD
10 制御部
11 駆動信号供給部
12 主走査駆動信号生成部
13 副走査駆動信号生成部
14 主制御部
20 光源部
50 走査部
60 主走査部
70 副走査部
83 遮光部
90 第1光検出部
93 第2光検出部
97 光検出領域
PD1〜PD3 フォトダイオード
98 遮光マスク
X 主走査方向
Y 副走査方向

Claims (8)

  1. 光束を出射する光源部と、
    前記光源部から出射される光束を主走査方向及び副走査方向に2次元走査する走査部と、
    前記走査部の走査位置が前記副走査方向の無効走査範囲の所定位置にあるときに前記光源部から出射される走査タイミング検出用の光束に基づき、前記走査部による前記主走査方向の光束の走査タイミングを検出する第1光検出部と、
    前記走査部の走査位置が有効走査範囲のときに画像信号に応じた強度の画像形成用の光束を前記光源部から出射するように、前記主走査方向における前記光源部からの前記画像形成用の光束の出射開始タイミングの調整を、前記第1光検出部による検出結果に基づいて行う制御部と、
    前記走査部による走査範囲のうち前記有効走査範囲外の無効走査範囲で走査された前記光束を遮光する遮光部と、を備えた画像表示装置において、
    前記走査部の走査位置が、前記副走査方向の有効走査範囲であって、且つ、前記主走査方向の無効走査範囲の所定位置にあるときに前記光源部から出射される走査タイミング検出用の光束を検出し、前記走査部による前記主走査方向の光束の走査タイミングを検出する第2光検出部を備え、
    前記制御部は、前記第2光検出部による検出結果に基づき、前記主走査方向における前記画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記第2光検出部は、光検出領域を有する光検出素子と、前記光検出領域上の一部に配置された遮光マスクとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記第1光検出部は、光検出領域を有する光検出素子と、前記光検出領域上の一部に配置された遮光マスクとを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記遮光マスクは、前記光検出領域の両端部を遮光する一方、前記画像形成用の光束を通過させて前記光検出領域に入射させる開口を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像表示装置。
  5. 前記走査部は、前記光源部から出射された光束を前記主走査方向に光束を走査する主走査部と、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束を前記副走査方向に走査する副走査部とを備えており、
    前記第1光検出部は、前記副走査部により前記副走査方向に走査された光束のうち前記走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置され、
    前記第2光検出部は、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束のうち前記走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記走査部は、前記光源部から出射された光束を前記主走査方向に光束を走査する主走査部と、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束を前記副走査方向に走査する副走査部と、前記主走査部と前記副走査部との間に設けられ、前記主走査部により前記主走査方向に走査された光束を前記副走査部への方向と前記副走査部とは異なる方向へと分岐する分岐部とを有しており、
    前記第1光検出部及び前記第2光検出部は、前記主走査部により前記主走査方向に走査され、前記分岐部により前記副走査部への方向とは異なる方向に分岐された光束のうち前記走査タイミング検出用の光束が入射する位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記制御部は、前記第2光検出部による検出結果の平均値に基づき、前記主走査方向における前記画像形成用の光束の出射開始タイミングを補正する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記走査部によって走査された光束を、利用者の少なくとも一方の眼に入射して、画像を表示する網膜走査型の画像表示装置であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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