JP2014010347A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ走査型の画像表示装置において、振動などの外力が走査ミラー(200)の揺動動作に影響することによる画像の乱れを抑制する。
【解決手段】画像表示装置(100)は、光源部(130)と、光源部(130)から射出された光を反射させてラスタ走査する走査ミラー部(200)と、走査ミラー部(200)に対して外部から加わる振動を検出する外部振動検出部(180)と、走査ミラー部駆動制御部(161)とを備える。走査ミラー部駆動制御部(161)は、走査ミラー部(200)を駆動させるためのドライブ信号と、外部振動検出部(180)が検出した前記振動に基づいて生成された補正信号とに基づき、走査ミラー部(200)の駆動を制御する。
【選択図】図12

Description

本発明は、画像表示装置および画像表示方法に関する。より具体的には、レーザ走査型の画像表示装置および画像表示方法に関する。
投射されたレーザ光を走査ミラーで反射させ、反射された光線のラスタ走査により投射面に画像を表示させるレーザ走査型の画像表示装置が知られている。このレーザ走査型の画像表示装置は、水平方向の走査線を描く際に走査ミラーを左右に往復揺動させるとともに、画像を構成する走査線の数にあわせて走査ミラーを垂直方向に揺動させる。近年では、この走査ミラーとして例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーを利用することでレーザ走査型の画像表示装置は小型化され、ヘッドアップディスプレイやヘッドマウントディスプレイなど様々な応用製品が現在開発されてきている。
ところで、一般に、画像表示装置に振動などの外力が加わると、表示される画像が乱れるという問題が生じる場合がある。例えば、特許文献1は、車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)において、表示される画像が、車両の振動や運転者の姿勢の変化などにより運転者の視線上から外れ、視認性が低下する問題を指摘している。特許文献1はさらに、この問題による影響を抑制するため、複数のカメラを用いて車両の振動や運転者と車両との相対位置の変化を検出し、検出結果に基づいて画像の投影位置を変化させる構成を開示している。また、特許文献2は、携帯可能な投射型画像表示装置において、表示される画像が手ブレにより劣化する問題を指摘し、この問題の解決手段として、当該装置の姿勢の変化に応じて投射画像の位置を変化させる構成を開示している。
特開2010−070066号公報 特開2006−138939号公報
レーザ走査型の画像表示装置では、走査ミラーの水平及び垂直方向における往復揺動に基づいて画像を描画するという独特の描画方法を採用している。したがって、振動などの外力が走査ミラーの揺動動作に影響し、その結果として走査ミラーが反射したレーザ光の軌跡として描画される画像にも乱れが生じるという独特の問題が発生する場合がある。
これに対して特許文献1及び2に記載の技術はいずれも、描画される画像自体に生じる異状ではなく、その画像の表示位置に生じる異常を解決すべき課題としている。そのため、これらの文献に記載の技術によっては、上述のレーザ走査型の画像表示装置に特有の、画像自体に生じる乱れの問題を解決することはできない。そこで本発明は、外力に起因して生じる表示画像の乱れを抑制し、適切な画像を表示することを目的とする。
そこで、本発明は、光源部(130)と、光源部(130)から射出された光を反射させてラスタ走査する走査ミラー部(200)と、走査ミラー部(200)に対して外部から加わる振動を検出する外部振動検出部(180)と、走査ミラー部(200)を駆動させるためのドライブ信号と、外部振動検出部(180)が検出した前記振動に基づいて生成された補正信号とに基づき、走査ミラー部(200)の駆動を制御する走査ミラー部駆動制御部(161)とを備えることを特徴とすることを特徴とする画像表示装置(100)を提供する。
上記画像表示装置(100)において、走査ミラー部(200)は、主走査方向及び副走査方向に駆動され、外部振動検出部(180)は、走査ミラー部(200)の前記主走査方向又は前記副走査方向に対し略平行に配置されても良い。
また、上記画像表示装置(100)は、車両に搭載され、外部振動検出部(180)は、前記車両の振動を検出することとしても良い。
さらに本発明は、光源部(130)と、光源部(130)から射出された光を反射させてラスタ走査する走査ミラー部(200)と、走査ミラー部(200)に対して外部から加わる振動を検出する外部振動検出部(180)とを備える画像表示装置(200)における画像表示方法であって、走査ミラー部(200)を駆動させるためのドライブ信号と、外部振動検出部(180)が検出した前記振動に基づいて生成された補正信号とに基づき、走査ミラー部(200)の駆動を制御することを特徴とする画像表示方法を提供する。
本発明に係る画像表示装置及び画像表示方法によれば、外力に起因して生じる表示画像の乱れを抑制し、適切な画像を表示することができる。
画像表示装置の典型的使用例を示す図。 画像表示装置の全体構成を示す機能ブロック図。 映像信号の処理の流れを示す図。 画像データの構成を説明するための図。 光射出ユニットの斜視図。 走査ミラー部の構造を示す図。 光射出ユニットから発射された画像光束L1が見る人の眼に到達するまでの光路を示す図。 走査ミラー部と外部振動検出部との配置例を示す図。 タイミング処理部の構成を示す図。 振動検出信号から主走査駆動信号SHを生成する様子を説明する図。 副走査駆動信号SVを例示する図。 補正信号によるドライブ信号の補正処理を示す図。 ドライブ信号の補正処理による効果を示す図。 第1実施形態の動作を説明するためのタイミングチャート。
以下に図面を参照しながら、本発明に係る撮像装置及び画像ぶれ補正方法の好適な実施形態を説明する。かかる実施形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
本発明の画像表示装置に係る第1実施形態について以下に説明する。図1は、第1実施形態に係る画像表示装置100の典型的使用例である。画像表示装置100は、レーザ光を走査ミラーで反射させ、反射された光線のラスタ走査により投射面に画像を表示する。図1において、画像表示装置100は自動車10に搭載されている。
所望の画像を表示させるように調整された画像光束L1が画像表示装置100から発射される。この画像光束L1は、フロントガラス11での反射を介して運転者Pの眼に入射し、網膜上に像を結ぶ。同時に、フロントガラス11には外界からの光L2も入射して透過していく。したがって、外界からの光L2と光射出ユニットからの画像光束L1とがオーバーレイ(重畳)し、運転者Pの視界には外界の実景と画像表示装置100によって調整された画像とが同時に見えることになる。
図2は、画像表示装置100の構成を示す機能ブロック図である。画像表示装置100は、画像信号処理部110と、光射出ユニット120と、結像光学系150と、タイミング処理部160と、外部振動検出部180とを備える。各機能部の構成および動作を以下に説明する。
画像信号処理部110は、ビデオインターフェース111と、ビデオデコーダ112と、メモリコントローラ113と、フレームメモリ114と、データバッファ115と、光源駆動部116と、を備える。
ビデオインターフェース111を介して原画像信号が入力される。ビデオデコーダ112は、画像種別に応じて原画像信号をデコード処理する。例えば、原画像信号がアナログ画像信号(コンポーネント映像信号)である場合には、デコード処理により、原画像信号を、3色(RGB)のデジタル色信号で構成されるデジタル画像信号と、水平同期信号と垂直同期信号とを含む同期信号と、に分離する。
メモリコントローラ113は、書込み部113Wと読出し部113Rとを有する。ここで図3を参照して、映像信号の処理の流れを説明する。書込み部113Wは、ビデオデコーダ112で処理した映像信号をフレームメモリ114に一旦書き込んでバッファさせる。そして読出し部113Rは、指定されたドットクロックに基づいてフレームメモリ114から画像データを主走査線の一ラインずつ読み出す。ここで読出し部113Rは、レーザ走査型の画像表示装置に適したタイミングで画像データを読み出すとともに後段に出力する。すなわち読出し部113Rは、タイミング処理部160で調整されたタイミング信号(ドットクロック、表示期間指示信号)に合わせて画像データを読み出す。このように読み出された画像データはデータバッファ115に一時保持される。タイミング処理部160の構成および動作については後述する。
データバッファ115には一ラインずつ読み出された画像データが一時保持され、さらに、画像データは順に光源駆動部116に出力される。
光源駆動部116はD/A変換部を備え、画像データに応じて光射出ユニット120の光源である各半導体レーザダイオードに駆動電流を印加して、各半導体レーザダイオードを所望の輝度で発光させる。
光射出ユニット120の光源としては、RGB3色を得るため、赤色レーザダイオード、青色レーザダイオード、および、緑色レーザダイオードが設けられている(具体的な構造は図5を参照)。それに合わせて、光源駆動部116としても、赤色ドライバ116Rと、緑色ドライバ116Gと、青色ドライバ116Bと、を備えている。
なお、画像データを構成する各画素データは、図4に示すように、画素ごとにR(赤)、G(緑)、B(青)の3色で構成される色情報を有する。それぞれのドライバ116R、116G、116Bはおのおの各画素の各色の情報に応じて半導体レーザダイオードに電流を印加する。
光射出ユニット120は、光源部130と、走査ミラー部200と、を備える。図5は、光射出ユニット120の斜視図であり、光源部130と走査ミラー部200とはユニット化されている。
光源部130は、3色のレーザダイオード132R、132G、132Bと、複数のミラー133A、133B、133C、133Dと、を有する。レーザダイードとしては、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色用に赤色レーザダイオード132R、緑色レーザダイオード132Gおよび青色レーザダイオード132Bが設けられている。ミラー133B、133Cはそれぞれ所定の波長の色を透過または反射させるダイクロイックミラーである。
光源部130における光の経路を簡単に説明すると、第1ミラー133Aは赤色レーザを反射する。第2ミラー133Bは、赤色レーザを透過させるとともに青色レーザを反射して両者を合波する。第3ミラー133Cは、前記第2ミラー133Bからの光を透過させるとともに緑色レーザを反射する。これにより三つのレーザ光を一軸に合波した光束として、最後に第4ミラー133Dによって前記光束を走査ミラー部200に所定の角度で入射させる。なお、光路上に図示しない集光レンズが適宜配置され、レーザ光を集光させても良い。各集光レンズの光学特性および配置位置は、次段の結像光学系150との関係で決定される。
なお、図5において、光射出ユニット120の背面側に回路基板が設けられ、この回路基板上に画像信号処理部110とタイミング処理部160とが組み込まれており、全体としてモジュール化されている。
次に、走査ミラー部200の構成について説明する。走査ミラー部200は、いわゆるMEMSデバイスであって、半導体集積回路の加工技術を応用して製造される。走査ミラー部200は、互いに直交する二つの揺動軸を有する二軸駆動可能であって、一面にミラーを有する。ミラーを揺動させることにより画像光束をラスタスキャンさせる。
走査ミラー部200の典型的構造を図6を参照して説明する。図6において、(A)は走査ミラー部200の平面図であり、(B)は断面模式図である。なお、断面模式図では見易いように誤解のない範囲でハッチングは省略した。また、説明の都合上、図6(A)において、上下方向をy軸方向、左右方向をx軸方向として説明する。
走査ミラー部200は、光を主走査方向および副走査方向に偏向させるように二軸駆動する光偏向素子210と、光偏向素子210を支える支持基台部250と、を備える。
光偏向素子210は、Si(シリコン)ウェハから周知の半導体プロセスで作製される。光偏向素子210は、図6(A)においてx軸方向の両端に配置された二つの支持部と、前記二つの支持部の間において全体として副走査方向に揺動する副走査揺動体部と、二つ支持部と副走査揺動体部とを繋ぐ二つのアームと、を有する。二つのアームは、上下方向のほぼ中央で支持部と副走査揺動体部とを繋ぎ、これにより、副走査揺動軸Xsを揺動軸として副走査揺動体部が揺動可能になっている。
次に、副走査揺動体部230は、枠を構成する枠体231と、枠体231の枠内において枠体231から離間した状態で支持された主走査揺動片部232と、枠体231の内縁と主走査揺動片部232とを繋ぐ四つのL型梁部233A、233B、233C、233Dと、四つの圧電素子234A、234B、234C、234Dと、ミラー235と、二つの磁石236U、236Dと、を備える。
L型梁部233A、233B、233C、233Dは、枠体231のうちのy軸に平行な内辺と、主走査揺動片部232のx軸に平行な辺と、を連結している。このとき、L型梁部233A、233B、233C、233Dは、主走査揺動片部232の左右中央に近接した位置において主走査揺動片部232と連結されている。これにより、主走査揺動軸Ysを揺動軸として主走査揺動片部232が揺動可能になっている。
そして、四つL型梁部233A、233B、233C、233Dにおいて、x軸に平行な部分に圧電素子234A、234B、234C、234Dが配置されている。圧電素子234A、234B、234C、234Dは、詳しくは図示しないが、下部電極と上部電極との間に圧電体膜を挟んだ積層構造である。
ミラー235は、主走査揺動片部232の一面に形成されている。ミラーは、反射率の高い金属(例えばAlやAu)の蒸着によって形成できる。ここまでの構造で明らかなように、ミラー235は、アーム240L、240Rによる支持によって副走査方向に揺動するとともに、L型梁部233A、233B、233C、233Dの支持によって主走査方向にも揺動できる。
二つの磁石236U、236Dは、主走査揺動片部232においてy軸に沿った上下にそれぞれ配置されている。ミラー235が形成された面を表面とすると、磁石236U、236Dは副走査揺動体部230の裏面に貼設されている。
支持基台部250は、台部251と、二つの電磁コイル252U、252Dと、を有する。電磁コイル252U、252Dは、それぞれ磁石236U、236Dと対になるように配置されている。
最後に、電気的配線について説明する。4つの圧電素子234A、234B、234C、234Dが設けられているところ、二つの圧電素子234A、234Bで主走査揺動片部232に振動を誘起し、二つの圧電素子234C、234Dで主走査揺動片部232の振動を検出する。すなわち、図6(A)において、主走査揺動軸Ysを間にして左側に配置されている二つの駆動用圧電素子234A、234Bには駆動信号を印加する。すると、左側の二つの駆動用圧電素子234A、234Bの振動がL型梁部233A、233Bを介して主走査揺動片部232に伝達され、主走査揺動片部232が主走査揺動軸Ysを揺動軸として揺動する。また、主走査揺動軸Ysを間にして右側に配置されている二つの検出用圧電素子234C、234Dで主走査揺動片部232の振動を検出する。ここで、検出用圧電素子234C、234Dから得られる振動検出信号に対して所定の位相差をもった駆動電圧信号を駆動用圧電素子234A、234Bにフィードバックすることにより、主走査揺動片部232を共振駆動させることができる。
また、電磁コイル252U、252Dには、所定周期で副走査揺動体部230を揺動させる駆動電流を印加する。これにより、電磁コイル252U、252Dと磁石236U、236Dとが反発および接近を交互に繰り返し、副走査揺動体部230が副走査揺動軸Xsを揺動軸として揺動する。
副走査方向の揺動は、非共振駆動であり、画像データの垂直駆動の周期に合わせて調整される。
次に、図7を参照して結像光学部150について説明する。図7は、光射出ユニット120から発射された画像光束L1が見る人の眼に到達するまでの光路を示す図である。なお、結像光学部150の構成は、光射出ユニット120から射出された画像光束L1を見る人の眼に導くものであればよく、特定の構成に限定されるものではない。結像光学部150は、平面ミラー151、スクリーン152と、平面ミラー153と、凹面ミラー154と、コンバイナ(combiner)としてのフロントガラス11と、を備える。スクリーン152は、光透過型のものであり、拡散板やマイクロレンズをマトリックス状に配列した所謂マイクロレンズアレイなどで構成される。マイクロレンズアレイは、レーザ特有のスペックルを低減する効果があり、放射角や色ムラを考慮して最適設計されている。走査ミラー部200で反射された光束L1は、スクリーン152上で一旦中間像を結ぶ。その後、平面ミラー153、凹面ミラー154、フロントガラス11での反射を介して画像光束L1は見る者の眼に届く。また、コンバイナとしてのフロントガラス11において、画像光束L1と外界からの実景とがオーバーレイされる。
続いて、外部振動検出部180について説明する。外部振動検出部180は、外部振動検出部180に加わる振動を、例えば変位、速度又は加速度などの物理量として検出し、検出値を電気信号として出力するセンサである。外部振動検出部180は、出力信号レベルを調整するための増幅回路やフィルタを含むことができる。本実施形態における外部振動検出部180は、少なくとも2つの検出軸(x軸、y軸)を有しており検出軸毎に検出値(Px、Py)を出力できる。
図8に示すように、外部振動検出部180は、走査ミラー部200と同じシャーシ(筐体)上で可能な限り近傍に配置することが好ましい。これにより外部振動検出部180は、走査ミラー部200に加わる振動をより正確に検出することができる。また外部振動検出部180は、走査ミラー部200の主走査方向(図8において水平軸として示す)及び副走査方向(図8において垂直軸として示す)に対し、2つの検出軸(x軸、y軸)が平行になるよう配置することが好ましい。これにより、検出軸毎の出力値を特段の角度補正等を行うことなく、走査ミラー部200の主走査方向及び副走査方向の揺動動作を補正するために利用することができる。また外部振動検出部180は、外力の検出値をより精緻に出力可能な、出力レベルが大きいものであることが好ましい。
なお、外部振動検出部180は、水平軸、垂直軸についてそれぞれ別のセンサを使用してもよい。この場合、外部振動検出部180は1つの振動軸を有するものでよい。
続いて、図9を参照してタイミング処理部160について説明する。図9にタイミング処理部160の詳細構成を示し、各機能部の動作を順を追って説明する。
タイミング処理部160は、ミラー駆動制御回路161と、走査ミラー振動検出部162と、タイミング調整部170と、を備える。
ここで、タイミング処理が必要な事項としては、走査ミラー部200の主走査駆動制御、走査ミラー部200の副走査駆動制御、および、画像信号処理部110での画像処理タイミングを走査ミラー部の駆動に合わせるためのタイミング信号の生成、がある。
ミラー駆動制御回路161は、走査ミラー部200の主走査駆動制御を行う主走査駆動制御部161Hと、走査ミラー部200の副走査駆動制御を行う副走査駆動制御部161Vと、を備える。
まず、走査ミラー部200の主走査駆動制御について説明すると、走査ミラー部200の検出用圧電素子234C、234Dからの検出信号を走査ミラー振動検出部162で検出する。走査ミラー振動検出部162は、例えば、増幅回路やフィルタで構成することができる。検出された振動検出信号Snが、例えば、図10(A)のようになったとする。この振動検出信号Snを主走査駆動制御部161Hにフィードバックし、図10(B)のように走査ミラー部200が主走査方向で共振するように位相調整を行い、主走査駆動制御信号SHとして駆動用圧電素子234A、234Bに印加する。図10からわかるように、振動検出信号Snと主走査駆動制御信号SHとは、位相がずれているが波長は同じである。なお、主走査駆動制御信号SHはパルス化してもよい。これにより、走査ミラー部200を主走査方向においては共振駆動させる。
一方、副走査駆動制御部161Vは、画像データの垂直駆動の周期に合わせて走査ミラー部200を副走査方向に非共振駆動させる。副走査方向の振動周波数は、例えば60Hzである。この副走査方向の振動周波数は、リフレッシュレートと同値となる。副走査駆動制御部161Vは、主走査駆動制御部161Hから出力される主走査駆動信号SHとタイミングを合わせながら、60Hzで走査ミラー部200を副走査方向で揺動させる副走査駆動信号SVを出力する。
図11に、副走査駆動信号SVの一例を示す。この例において、副走査駆動信号SVは三角波であり、この副走査駆動信号SVの入力に応じ、走査ミラー部200は上下方向(副走査方向)に非共振振動する。また、この例では、走査ミラー部200が上から下に駆動する際に480本の主走査線の描画が行われ、下から上に駆動する際は主走査線の描画が行われないものとする。この場合、副走査駆動制御部161Vは、走査ミラー部200を上から下に駆動する際には、主走査線を描画するだけの時間を確保できる速度で駆動させる。一方、下から上への戻りは、上から下への駆動速度に比較して素早く駆動させることが好ましい。なお、副走査駆動信号SVは必ずしも三角波でなくとも、走査ミラー部200を非共振振動させ得るものであれば良く、例えば正弦波であっても良い。また、主走査線は、走査ミラー部200が下から上へ揺動する際に描画されてもよい。この場合、副走査駆動制御部161Vは、下から上への駆動の際には主走査線を描画するだけの時間を確保できる速度で、上から下への戻りはより素早い速度で、走査ミラー部200を駆動させることが好ましい。
また、図12(A)に示すように、主走査駆動制御部161H及び副走査駆動制御部161Vには、外部振動検出部180の出力信号Px及びPyが入力される。主走査駆動制御部161Hには、主走査方向のセンサ出力Pxが入力される。センサ出力Pxは、外部振動検出部180により、主走査駆動制御部161Hの入力レベルに適合するよう調整される。主走査駆動制御部161Hは、この調整されたセンサ出力Pxを反転して主走査駆動制御信号SHに加算し、加算された主走査駆動制御信号SHを駆動用圧電素子234A、234Bに印加する。
副走査駆動制御部161Vには、副走査方向のセンサ出力Pyが入力される。センサ出力Pyは、外部振動検出部180により、副走査駆動制御部161Vの入力レベルに適合するよう調整される。副走査駆動制御部161Vは、この調整されたセンサ出力Pyを反転して副走査駆動制御信号SVに加算し、加算された副走査駆動制御信号SVを電磁コイル252U、252Dに印加する。
なお、図12(B)に示すように、センサ出力Px、Pyは、外部振動検出部180により反転されてもよい。この場合、主走査駆動制御部161Hは、センサ出力Pxを反転することなく主走査駆動制御信号SHに加算する。また、副走査駆動制御部161Vは、センサ出力Pyを反転することなく副走査駆動制御信号SVに加算する。
図13に、主走査駆動制御信号SH及び副走査駆動制御信号SV(以下、ドライブ信号と称する)に、外部振動検出部180の出力Px及びPy(以下、補正信号と称する)を加算することにより生じる効果を示す。
図13(A)は、走査ミラー部200に外力が加わっていない状態で、画像表示装置100がコンバイナとしてのフロントガラス11に描画する画像である。実線で示した外枠は、走査ミラー部200のラスタ走査による描画可能範囲であり、実線で示した文字「4」は描画される画像を示す。
図13(B)は、走査ミラー部200に対し、水平軸に平行かつ正方向の外力Fxが、時間tにわたって加わり、かつ上述の補正信号の加算を行わなかった場合の表示画像である。ここでY(t)は、時間tの間に走査ミラー部200がラスタ走査した範囲を示す。2点鎖線で示した外枠は、この場合の描画可能範囲であり、2点鎖線で示した文字「4」は、この場合に描画される画像を示す。この場合、外力Fxは、走査ミラー部200の主走査方向の揺動に影響を与える。つまり、走査ミラー部200が水平軸の負方向へ揺動する際、外力Fxがこの運動に対する抗力となり、結果として走査ミラー部200のラスタ走査は、2点鎖線の外枠として示す範囲に限定される。これに伴い、描画される画像も、正常な画像(実線)に比較して歪みのある画像(2点鎖線)となる。一方、補正信号の加算を行った場合の表示画像は、図13(A)のようになる。
主走査駆動制御部161Hが補正信号とドライブ信号とを加算し、走査ミラー部200を駆動させることにより、走査ミラー部200には、走査ミラー部200を共振させるための駆動力だけでなく、走査ミラー部200が外力Fxに拮抗するための駆動力が加えられる。アナログ回路であれば、主走査駆動制御部161Hによる補正信号の加算は、外部振動検出部180による外力Fxの検出と略同時に行われる。すなわち、外力Fxは補正信号により略即時に相殺される。よって、画像表示装置100は、外力Fxの影響による歪みが抑制された画像を描画することができる。
図13(C)は、走査ミラー部200に対し、垂直軸に平行かつ負方向の外力Fyが、時間tにわたって加わった場合の表示画像である。ここでY(t)は、時間tの間に走査ミラー部200がラスタ走査する範囲を示す。2点鎖線で示した外枠は、この場合の走査ミラー部200のラスタ走査による描画可能範囲であり、2点鎖線で示した文字「4」は、この場合に描画される画像を示す。
この場合、外力Fyは、走査ミラー部200の副走査方向の揺動に影響を与える。つまり、走査ミラー部200が垂直軸の負方向へ揺動する際、外力Fyがこの運動を加速させ、結果として走査ミラー部200の副走査方向の運動は、時間tの初期においては正常動作時に比較して速くなり、時間tの終期においては、走査ミラー部200の可動範囲が少なくなることに起因して、正常動作時に比較して遅くなる。これに伴い、描画される画像も、正常な画像(実線)に比較し、Y(t)の上部では縦方向に伸長され、かつ濃度や輝度が低下し、Y(t)の下部では縦方向に圧縮され、かつ濃度や輝度が上昇した画像(2点鎖線)となる。一方、補正信号の加算を行った場合の表示画像は、図13(A)のようになる。
副走査駆動制御部161Vが補正信号とドライブ信号とを加算し、走査ミラー部200を駆動させることにより、走査ミラー部200には、走査ミラー部200を所定の振動数で揺動させるための駆動力だけでなく、走査ミラー部200が外力Fyに拮抗するための駆動力が加えられる。アナログ回路であれば、副走査駆動制御部161Vによる補正信号の加算は、外部振動検出部180による外力Fyの検出と略同時に行われる。すなわち、外力Fyは、補正信号により略即時に相殺される。よって、画像表示装置100は、外力Fyの影響による歪みが抑制された画像を描画することができる。
なお、外部振動検出部180は、補正信号により得られる駆動力が外力Fx及びFyに均衡するよう、補正信号を適切なレベルに調整して出力することが好ましい。
タイミング調整部170は、周期検出部171と、周波数逓倍器172と、ドットクロック供給部173と、表示期間指示部174と、を備える。
周期検出部171は、走査ミラー振動検出部162から供給される振動検出信号Snに基づいて走査ミラー部200の主走査方向の振動の一周期を検出する。走査ミラー部200の振動検出信号Snが図14(A)であったとする。これをパルス化すると図14(B)が得られる。図14(B)において負から正に変化するポイントを周期の変わり目として検出すれば、図14(C)のように走査ミラー部200の主走査方向の振動の一周期を検出できる。周期検出部171は、この周期検出を一周期ごとに行い、その検出した周期長(周波数)を周波数逓倍部172に出力する。
周波数逓倍部172は、検出された走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数(振動周期)に基づいてドットクロックを生成する。周波数逓倍部172は、例えば、PLL(位相同期回路、Phase−locked loop)、詳しくは、PLL周波数シンセサイザであり、走査ミラー部200の振動周波数を所定数倍する(一周期を所定数に分割する)。
ここで、例えば、表示画像の解像度がVGA(640×480)であれば、主走査方向の振動周波数を1536倍にしたドットクロックを生成する。この数値が導かれる理由を以下に説明する。
図10(A)の振動検出信号Snまたは図10(B)の主走査駆動信号SHからわかるように、走査ミラー部200は、周期長のうちの前半二分の一で左から右に揺動し(往路)、後半二分の一で右から左に揺動する(復路)。
したがって、往路方向だけの片道表示走査を行うとすると、主走査線の一ラインを描画できる時間は周期長の半分以下である。そして、走査ミラー部200は、最大角まで振れきった端(リミット)で一時動きが停止する瞬間がある。したがって、方向転換時に例えば10%のブランキングタイムを設ける必要がある。そして、表示可能期間に主走査線一本分である640画素を確保することになる。
すると、図14(D)からわかるように、一周期は、(640+64+64)×2=1536個分のドットクロックに対応しなければならないことになる。したがって、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の振動周波数を1536倍したドットクロックを生成する。
一般式で表現すると次のようになる。主走査方向の有効画素数をP、両端のそれぞれにおけるブランキング期間を有効画素を表示する期間のx%、とする。このとき、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fをk倍する。ただし、kは次の式で表される。
k=(P+x/100×2)×2
このように周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fを逓倍することにより、一周期の半分の期間で主走査方向一本分の画像データを描画するドットクロックを生成する。
表現を変えると、周波数逓倍部172は、走査ミラー部200の主走査方向の振動周波数Fを逓倍することにより、一周期の期間で主走査方向二本分の画像データを描画できるだけのドットクロックを生成する。
また、周波数逓倍部172は、周期検出部171で一周期を検出するごとにドットクロックを更新する。すなわち、一周期ごとにドットクロックは走査ミラー部200の駆動に合わせて常に最新に更新される。
このように生成されたドットクロックは、ドットクロック供給部173および表示期間指示部174に出力される。
表示期間指示部174は、走査ミラー部200の往路においてブランキング期間を除き、主走査線を有効に描画して画像を表示できる有効表示期間を表す信号を生成する(図14(E)参照)。この表示期間指示信号で示される期間に、ドットクロックのタイミングで半導体レーザダイオードを駆動すれば、有効表示エリアに所望の画像を表示できることになる。
なお、図14(E)では主走査線方向の有効表示期間を示すが、図11に示すように、副走査方向にも有効表示時間のみならずブランキングタイムが発生する。表示期間指示部174は、主走査方向および副走査方向の表示期間指示信号をそれぞれ生成する。
ドットクロック供給部173からのドットクロックおよび表示期間指示部174で生成される表示期間指示信号は、タイミング信号として、読出し部113R、RGBデータバッファ115、光源駆動部116に供給される。
このように生成されたタイミング信号(ドットクロック、表示期間指示信号)に基づいて描画が行われる動作を順に説明する。まず、読出し部113Rは、ドットクロックのタイミングで画像データを一ラインずつ読み出してRGBデータバッファ115に出力する。ただし、ブランキングタイムに相当する時間については、読出し部113Rは画像データを読み出さないで空送りし、ダミー信号をRGBデータバッファ115に出力する(図14(F)参照)。
このRGBデータバッファ115に一時保持された画像データが順送りに光源駆動部116に送られる。すると、各色の半導体レーザダイオードそれぞれが画像データで指示された輝度で発光駆動される。各色の輝度、主走査、副走査の駆動が同期することにより、各画素が適切に描画され、これによって、所望の画像データが描画されることになる。
このような構成を有する第1実施形態によれば、次の効果を奏する。本第1実施形態においては、外部振動検出部180が振動などの外力を検出し、ミラー駆動制御回路161が、走査ミラー部200を駆動させるためのドライブ信号と、外部振動検出部180の検出値に基づいて生成された補正信号とに基づき、走査ミラー部200の駆動を制御する。これにより、画像表示装置100に外力が加わることによる画像の乱れを抑制することができる。また、外部振動検出部180を走査ミラー部200の近傍に配置することにより、走査ミラー部200にかかる外力をより正確に検出できる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、外部振動検出部180を、走査ミラー振動検出部162とは別個に設ける場合を例示した。しかしながら、走査ミラー振動検出部162によって、外部振動検出部180と同様に外力を検出できる場合は、外部振動検出部180を設けることなく、走査ミラー振動検出部162が出力する検出値を補助信号として利用することも可能である。
ただし、この場合、走査ミラー振動検出部162による検出値の出力が、外力の入力に対し、可能な限り遅延しないことが好ましい。
なお、本発明は上記実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。画像の解像度がVGAに限られないことはもちろんである。上記説明では、走査ミラー部としては、一体で二軸駆動が可能なMEMSミラーを例示したが、水平方向に揺動するミラーと垂直方向に揺動するミラーとが別体になっているなど、上記の例示に限定されず種々変更が可能である。
画像表示装置は、ヘッドアップディスプレイとしての車載タイプのみならず、ヘルメット内蔵型や眼鏡タイプなどのヘッドマウントディスプレイ、フロントプロジェクターなどに応用できることはいうまでもない。
10・・・自動車、11・・・フロントガラス、100・・・画像表示装置、110・・・画像信号処理部、111・・・ビデオインターフェース、112・・・ビデオデコーダ、113・・・メモリコントローラ、113R・・・読出し部、113W・・・書込み部、114・・・フレームメモリ、115・・・データバッファ、116・・・光源駆動部、116B・・・青色ドライバ、116G・・・緑色ドライバ、116R・・・赤色ドライバ、120・・・光射出ユニット、130・・・光源部、132B・・・青色レーザダイオード、132G・・・緑色レーザダイオード、132R・・・赤色レーザダイオード、133A・・・ミラー、133B・・・ミラー、133D・・・ミラー、150・・・結像光学系、151・・・平面ミラー、152・・・スクリーン、153・・・平面ミラー、154・・・凹面ミラー、160・・・タイミング処理部、161・・・ミラー駆動制御回路、161H・・・主走査駆動制御部、161V・・・副走査駆動制御部、162・・・走査ミラー振動検出部、170・・・タイミング調整部、171・・・周期検出部、172・・・周波数逓倍部、173・・・ドットクロック供給部、174・・・表示期間指示部、180・・・外部振動検出部、200・・・走査ミラー部、210・・・光偏向素子、230・・・副走査揺動体部、231・・・枠体、232・・・主走査揺動片部、233A、233B、233C、233D・・・L型梁部、234A、234B、234C、234D・・・圧電素子、235 ミラー、236U、236D・・・磁石、240L、240R・・・アーム、250・・・支持基台部、251・・・台部、252U、252D・・・電磁コイル。

Claims (4)

  1. 光源部と、
    前記光源部から射出された光を反射させてラスタ走査する走査ミラー部と、
    前記走査ミラー部に対して外部から加わる振動を検出する外部振動検出部と、
    前記走査ミラー部を駆動させるためのドライブ信号と、前記外部振動検出部が検出した前記振動に基づいて生成された補正信号とに基づき、前記走査ミラー部の駆動を制御する走査ミラー部駆動制御部とを備えることを特徴とする
    画像表示装置。
  2. 前記走査ミラー部は、主走査方向及び副走査方向に駆動され、
    前記外部振動検出部は、前記走査ミラー部の前記主走査方向又は前記副走査方向に対し略平行に配置されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記画像表示装置は、車両に搭載され、
    前記外部振動検出部は、前記車両の振動を検出することを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  4. 光源部と、
    前記光源部から射出された光を反射させてラスタ走査する走査ミラー部と、
    前記走査ミラー部に対して外部から加わる振動を検出する外部振動検出部とを備える画像表示装置における画像表示方法であって、
    前記走査ミラー部を駆動させるためのドライブ信号と、前記外部振動検出部が検出した前記振動に基づいて生成された補正信号とに基づき、前記走査ミラー部の駆動を制御することを特徴とする
    画像表示方法。
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