JP2013139925A - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents
冷凍装置の室外ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013139925A JP2013139925A JP2011290080A JP2011290080A JP2013139925A JP 2013139925 A JP2013139925 A JP 2013139925A JP 2011290080 A JP2011290080 A JP 2011290080A JP 2011290080 A JP2011290080 A JP 2011290080A JP 2013139925 A JP2013139925 A JP 2013139925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- outdoor unit
- fan
- lateral groove
- grill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】空気調和装置の室外ユニットは、室外ファンと、ケーシングと、吹出グリル60とを備える。室外ファンは水平方向に吹き出す。ケーシングには、ファンの吹出口が形成されている。吹出グリルは、吹出口に対しファンの吹き出し方向前方に配置される。吹出グリルは、吹出口全体を覆うグリル本体部63と、グリル本体部の上面62aから上方に延びる延伸部64とを有する。延伸部64は、室外ファンの吹き出し方向前方に突出し水平方向に延びる横溝が形成された横溝部161を有する。
【選択図】図7
Description
(1−1)全体構成
空気調和装置1は、いわゆるセパレートタイプの空気調和装置であり、図1に示すように、室外ユニット20と、室内ユニット40と、室外ユニット20と室内ユニット40とを接続する液冷媒連絡配管71およびガス冷媒連絡配管72とを有する。
室内ユニット40は、空気調和の対象である室内に設置される。室内ユニット40は、主に、室内熱交換器41と、室内ファン42とを有する。
図1に室外ユニット20内の冷媒回路を、図2に室外ユニット20の概観斜視図を示す。室外ユニット20は、室外に設置される横吹き型の室外ユニットである。室外ユニット20は、主に、アキュムレータ21、圧縮機23、四路切換弁24、室外熱交換器25、膨張弁26、液側閉鎖弁27、ガス側閉鎖弁28、および室外ファン35を、ケーシング50内に有する。アキュムレータ21、圧縮機23、四路切換弁24、室外熱交換器25、膨張弁26、液側閉鎖弁27、および、ガス側閉鎖弁28は、冷媒配管により接続される。冷媒配管による接続については後述する。
以下の説明で、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「正面」、「背面」等の方向を示す表現を用いているが、特に断りのない場合、吹出グリル60の配置される前板51を室外ユニット20の正面として、正面側から見た場合の方向を示す。
圧縮機23の吸入口と四路切換弁24とは、吸入管81によって接続される。吸入管81には、圧縮機23の吸入口と四路切換弁24との間に、アキュムレータ21が設けられる。圧縮機23の吐出口と四路切換弁24とは、吐出管82によって接続される。四路切換弁24と室外熱交換器25のガス側とは、第1ガス冷媒管83によって接続される。室外熱交換器25と液側閉鎖弁27とは、液冷媒管84によって接続される。液冷媒管84には、室外熱交換器25と液側閉鎖弁27との間に、膨張弁26が設けられる。液側閉鎖弁27は、液冷媒連絡配管71に接続される。四路切換弁24とガス側閉鎖弁28とは、第2ガス冷媒管85によって接続される。ガス側閉鎖弁28は、ガス冷媒連絡配管72に接続される。
圧縮機23はガス冷媒を吸入し、ガス冷媒を圧縮する。圧縮機23は容積式圧縮機である。
四路切換弁24は、空気調和装置1の冷房運転と暖房運転との切換時に、冷媒の流れ方向を切り換える。冷房運転時には吐出管82と第1ガス冷媒管83とを接続するとともに吸入管81と第2ガス冷媒管85とを接続する。一方、暖房運転時には吐出管82と第2ガス冷媒管85とを接続するとともに吸入管81と第1ガス冷媒管83とを接続する。
アキュムレータ21は、冷媒を気相と液相とに分離する気液分離機能を有する。アキュムレータ21に流入する冷媒は、液相と気相とに分離され、上部空間に集まる気相の冷媒は圧縮機23に供給される。
室外熱交換器25は、室外空気との熱交換によって内部を流れる冷媒を凝縮又は蒸発させる。室外熱交換器25は、全てがアルミニウム製又はアルミニウム合金製である。室外熱交換器25は、ケーシング50を含む鋼製部材と直接接触することがないよう、鋼製部材と適切なスペースを空けて、又は、樹脂部材等を鋼製部材と室外熱交換器25との間に設置して、ケーシング50内に配置される。
膨張弁26は、冷媒圧力や冷媒流量の調節を行うために設けられ、冷房運転時および暖房運転時のいずれにおいても、冷媒を膨張させる機能を有する。
液側閉鎖弁27およびガス側閉鎖弁28は、それぞれ、液冷媒連絡配管71およびガス冷媒連絡配管72に接続される。通常運転時においては、両閉鎖弁27,28は開いた状態にある。
室外ファン35は、水平方向に送風するファンである。室外ファン35は、モータ35aにより回転され、室外空気をケーシング50の外部から取り込む。取り込まれた室外空気は、室外熱交換器25を通過したのち、ケーシング50に形成された吹出口51aからケーシング50の外へ排出される。すなわち、室外ファン35が回転することで、概ね図3中の矢印のように空気が移動する。
ケーシング50は、主に鋼製である。ケーシング50は、前板51と左側板54とが一体に形成された左ケーシング部材151、底板52、右前板55、右後板56、天板57、および仕切板58から構成される。
左ケーシング部材151は、平面視において略L字形状に形成される板状部材であり、前板51と左側板54とが一体に成形されている。左ケーシング部材151は、底板52から天板57まで略鉛直上方に延びる。左ケーシング部材151と、底板52および天板57とは、それぞれネジ等により固定される。
底板52は、ケーシング50の下面を構成する略直方形状の板状部材である。底板52の周縁部には、上向きに延びる図示しない折曲部が設けられている。折曲部には、左ケーシング部材151、右前板55、右後板56、および仕切板58がネジ等により固定される。
右前板55は、ケーシング50の右前面及び右側面の前部を構成する板状部材である。右前板55は、底板52から天板57まで略鉛直上方に延び、底板52とネジ等により固定される。また、右前板55の左端部は、左ケーシング部材151の前板51の右端部と、ネジ等により固定される。
右後板56は、ケーシング50の右背面及び右側面の後部を構成する板状部材である。右後板56は、底板52から天板57まで略鉛直上方に延び、底板52および天板57と、それぞれネジ等により固定される。左ケーシング部材151の左側板54の後端部と、右後板56の背面側端部との左右方向間には、室外ファン35によってケーシング50内に吸入される空気の吸入口53aが形成される。
天板57は、ケーシング50の上面を構成する略直方形状の板状部材である。天板57の周縁部は、下向きに折り曲げられた折曲部57aを有する。折曲部には、左ケーシング部材151および右後板56がネジ等により固定される。
仕切板58は、ケーシング50の底板52から天板57まで略鉛直上方に延びる板状部材である。仕切板58は、その下部が底板52とネジ等により固定される。仕切板58は、図3に示すように、平面視において弧状の形状を有する。仕切板58は、ケーシング50の内部を送風機室S1と、機械室S2とに分割する。
吹出グリル60は、室外ファン35に人間の手指や異物が接触することを防止する略直方形状のカバー部材である。吹出グリル60は、左ケーシング部材151の前板51の吹出口51a全体をカバーするように、ケーシング50の正面外側に取り付けられる。すなわち、吹出グリル60は、ケーシング50の吹出口51aに対し、室外ファン35から吹き出す空気の吹き出し方向に取り付けられる。
延伸部64は、図6のように、グリル本体部63の上面62aの左右方向に、ほぼ全体に亘って設けられる。延伸部64は、図7のように、室外ファン35の吹き出し方向、すなわち、室外ユニット20の正面方向に突出する横溝が形成された横溝部161を有する。また、延伸部64は、横溝部161の上端から前板51に向かって斜め上方に延びる折曲部162を有する。
把手部66は、図8に示すように、カバー部61の背面61aの一部に形成された把持面66aを有する。把持面66aは、把持面66aの背面側の上方および左右に配置された周縁部62および前板51と共に、通風空間S3とは分離された把持空間S4を形成する。把持空間S4は下方が開口しており、運搬者は、この開口に手指を挿入し、把持面66aを手指で握るように把持する。把持面には、半球状の小突起67が複数形成されており、運搬者が把持する際に、手指が滑りにくい。
(3−1)
本実施形態にかかる空気調和装置1の室外ユニット20は、室外ファン35と、ケーシング50と、吹出グリル60と、を備える。室外ファン35は水平方向に吹き出す。すなわち、室外ユニット20は、横吹き型の室外ユニットである。ケーシング50には、室外ファン35の吹出口51aが形成されている。吹出グリル60は、吹出口51aに対し室外ファン35の吹き出し方向前方に配置される。吹出グリル60は、吹出口51a全体を覆うグリル本体部63と、グリル本体部63の上面62aから上方に延びる延伸部64と、を有する。延伸部64は、室外ファン35の吹き出し方向前方に突出し水平方向に延びる横溝が形成された横溝部161を有する。
本実施形態にかかる空気調和装置1の室外ユニット20では、横溝部161には、ケーシング50の前板51と密接するシール材165が固定される。
本実施形態にかかる空気調和装置1の室外ユニット20において、横溝部161には、鉛直上方に延び、ケーシング50の前板51の表面と対向する対向面161aが形成されており、その対向面161aにシール材165が固定される。
本実施形態にかかる空気調和装置1の室外ユニット20では、延伸部64は、グリル本体部63と一体に成形される。
以下に本実施形態の変形例を示す。なお、複数の変形例を適宜組み合わせてもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20は、空気調和装置1に使用されるものであるが、これに限定されるものではなく、その他の冷凍装置に使用されるものであってもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20の延伸部64は、横溝部161にシール材165を固定しているが、これに限定されるものではなく、シール材165を有していなくてもよい。
上記の実施形態に示された室外ユニット20の延伸部64の横溝部161は鉛直方向に10mmの幅を有するが、これに限定されるものではない。
20 室外ユニット
35 室外ファン(ファン)
50 ケーシング
51a 吹出口
60 吹出グリル
62a 上面(グリル本体部の上面)
63 グリル本体部
64,264 延伸部
161,361 横溝部
161a 対向面(ケーシングの表面と対向する平面)
165 シール材
362 密接部
Claims (6)
- 水平方向に吹き出すファン(35)と
前記ファンの吹出口(51a)が形成されたケーシング(50)と、
前記吹出口に対し前記ファンの吹き出し方向前方に配置される吹出グリル(60,260)と、
を備え、
前記吹出グリルは、前記吹出口全体を覆うグリル本体部(63)と、前記グリル本体部の上面(62a)から上方に延びる延伸部(64,264)と、を有し、
前記延伸部は、前記ファンの吹き出し方向前方に突出し水平方向に延びる横溝が形成された横溝部(161,361)を有する、
冷凍装置(1)の室外ユニット(20)。 - 前記横溝部(161)には、前記ケーシングと密接するシール材(165)が固定される、
請求項1に記載の室外ユニット。 - 前記横溝部には、鉛直上方に延び、前記ケーシングの表面と対向する平面(161a)が形成されており、
前記平面に前記シール材が固定される、
請求項2に記載の室外ユニット。 - 前記横溝部は、鉛直方向に5mm以上の幅を有する、
請求項2又は3に記載の室外ユニット。 - 前記延伸部は、前記横溝部(264)の上端に、前記ケーシングに向かって斜め上方に延び、前記ケーシングと密接する密接部(362)をさらに有する、
請求項1に記載の室外ユニット。 - 前記延伸部(64,264)は、前記グリル本体部(63)と一体に成形される、
請求項1から5に記載の室外ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011290080A JP5720562B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 冷凍装置の室外ユニット |
CN 201220735780 CN203010861U (zh) | 2011-12-28 | 2012-12-27 | 制冷装置的室外单元 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011290080A JP5720562B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 冷凍装置の室外ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013139925A true JP2013139925A (ja) | 2013-07-18 |
JP5720562B2 JP5720562B2 (ja) | 2015-05-20 |
Family
ID=48602450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011290080A Active JP5720562B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 冷凍装置の室外ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5720562B2 (ja) |
CN (1) | CN203010861U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114222892B (zh) * | 2019-08-20 | 2023-06-13 | 三菱电机株式会社 | 吹出格栅以及使用该吹出格栅的空调装置的室内机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132336U (ja) * | 1991-05-23 | 1992-12-08 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機用室外機 |
JPH08178365A (ja) * | 1994-12-22 | 1996-07-12 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外機 |
-
2011
- 2011-12-28 JP JP2011290080A patent/JP5720562B2/ja active Active
-
2012
- 2012-12-27 CN CN 201220735780 patent/CN203010861U/zh not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132336U (ja) * | 1991-05-23 | 1992-12-08 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機用室外機 |
JPH08178365A (ja) * | 1994-12-22 | 1996-07-12 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN203010861U (zh) | 2013-06-19 |
JP5720562B2 (ja) | 2015-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5867116B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP4063296B2 (ja) | 閉鎖弁サポート部材及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット | |
US9447980B2 (en) | Outdoor unit of refrigeration apparatus | |
US20140374078A1 (en) | Outdoor unit of refrigeration apparatus | |
JP6156323B2 (ja) | 熱交換器組立体および冷凍装置の室外ユニット | |
JP5729294B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP5304881B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP5496697B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP6024111B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP6727303B2 (ja) | 室外ユニットの取っ手の製造方法 | |
JP2013139920A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP2005024223A (ja) | 空気調和装置の室内ユニット及び室内熱交換器のシール板 | |
JP5720562B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP5720563B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP5720621B2 (ja) | 空調機の室外機 | |
JP6137114B2 (ja) | 空気調和装置の熱源ユニット | |
KR20150009865A (ko) | 실외 열교환기 고정구조 및 공기조화기 실외기 | |
JP7226516B2 (ja) | 空気調和機の室内機および空気調和機 | |
WO2014199514A1 (ja) | 空気調和機の室外機、及び空気調和機の室外機の製造方法 | |
JP7011187B2 (ja) | 冷媒分流器、及び、空気調和機 | |
KR100308382B1 (ko) | 에어콘실외기 | |
JP2013164249A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP2024002648A (ja) | 熱交換器、及びその熱交換器を備える空気調和装置の室内機 | |
US20190360704A1 (en) | Outdoor unit for air-conditioning apparatus | |
JP5609624B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141028 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150309 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5720562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |