JP2013139200A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】部材相互間の不均一な幅のクリアランスを埋めることで、異物の混入を防止し、さらに車両の外観性を高める。
【解決手段】車体外側の車体カバー7の外縁部に装着される車体カバー緩衝用のプロテクタ8が、車体カバー7の外縁部75に装着される長尺状の装着部と、車体カバー7の外縁部に隣接する燃料タンク4側に向けて装着部から突出する帯状部とを備え、帯状部が車体カバー7と燃料タンク4とのクリアランスにおける少なくとも車体上側に延在する部分を覆う構成にした。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車の車体カバー用のプロテクタに関し、特に鞍乗型車両の車体カバーに装着されるプロテクタに関する。
従来、この種の車体カバー用のプロテクタとして、車体カバーの外縁部に装着されるゴム製モールが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のゴム製モールは、断面視溝型形状の装着部を有し、車体カバーの外縁部に沿うように長尺状に形成されている。ゴム製モールは、車体カバーの外縁部に対して装着溝が嵌め込まれることで、車体カバーの外縁部を保護している。
実開昭57−53989号公報
ところで、車体フレームや燃料タンクに対する車体カバーの組み付け時には、部材相互間の擦れを防止するためにクリアランスを設けて組み付けられている。この車体カバーの組み付け時には、車体カバーが僅かに変形し、部材相互間のクリアランスが変化し易い。特に、鞍乗型車両の燃料タンクは弾性部材を介して車体フレームに浮動固定されているため、部材相互間のクリアランスを広くとる必要があり、一様な幅のクリアランスを得ることが難しい。
特許文献1に記載のゴム製モールを車体カバーの外縁部に装着することで、部材相互間のクリアランスを狭めることができる。しかしながら、部材相互間のクリアランスの幅が一様ではないため、ゴム製モールではクリアランスを十分に覆うことができず、外観性に劣っていた。また、クリアランスのゴム製モールでは覆いきれない部分から異物が混入するおそれがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、部材相互間の不均一な幅のクリアランスを埋めることで、異物の混入を防止でき、さらに車両の外観性を高めることができるプロテクタを提供することを目的とする。
本発明のプロテクタは、車体外側の車体カバーの外縁部に装着される前記車体カバー緩衝用のプロテクタにおいて、前記車体カバーの外縁部に装着される長尺状の装着部と、前記車体カバーの外縁部に隣接する相手部材側に向けて前記装着部から突出する帯状部とを備え、前記帯状部は、前記車体カバーと前記相手部材とのクリアランスにおける少なくとも車体上側に延在する部分を覆うことを特徴とする。
この構成によれば、部材相互間のクリアランスの幅が不均一であっても、車体カバーに装着されたプロテクタの帯状部によってクリアランスが覆われる。このため、クリアランスを覆う帯状部によって外観性を高めることができる。特に、鞍乗型車両の場合には、運転者の目に付き易い車体上側のクリアランスを覆うことができる。また、クリアランスを覆う帯状部によって外部からの異物の侵入を防止できる。さらに、車体転倒時等に車体カバーに外力が加わっても、車体カバーと相手部材との間に挟まれたプロテクタが緩衝材となって部材同士の接触を防止できる。これにより、部材相互において損傷や摩耗が抑制され、部材耐久性及び外観保護性能が向上される。
また本発明の上記プロテクタにおいて、前記帯状部を部分的に補強するように前記装着部から突出する補強部を備える。この構成によれば、装着部に沿って長尺状に形成された帯状部の捲れ上りを、補強部の補強によって抑えることができる。捲れ上りを抑えることで、帯状部の帯幅を広くすることができ、帯状部によって幅広のクリアランスを覆うことができる。また、補強部による帯状部の部分的な補強によって帯状部を適度な剛性に保つことができ、相手部品の接触面形状に合わせて帯状部を変形させることができる。
また本発明の上記プロテクタにおいて、前記帯状部は、前記装着部の延在方向に直交する幅方向の一端部から突出しており、前記補強部は、前記帯状部から前記装着部の幅方向の他端部に亘って設けられる。この構成によれば、補強部が車体カバーと相手部品との間に支柱のように配置されることで、プロテクタの支持剛性が高められる。また、車体カバーに強い外力が加わる場合に、補強部を車体カバーと相手部品との間で緩衝材として機能させることができる。
また本発明の上記プロテクタにおいて、前記補強部の突出方向における端部は、前記相手部材に接触する接触面を有する。この構成によれば、補強部が相手部材に面接触して強く制動されるため、帯状部の捲れ上りを抑制できる。接触面によって補強部に角部が形成される場合には、帯状部の捲れ上り方向における後端側の角部が相手部材に引っ掛かり、帯状部の反り返りを抑えることができる。
また本発明の上記プロテクタにおいて、前記帯状部は、前記装着部の幅方向における車体外側の一端部から突出しており、前記接触面は、前記装着部の幅方向における車体外側から車体内側に向って前記補強部の突出長が長くなるように傾斜している。この構成によれば、車体外側への帯状部の捲り上がり時に、突出長が長い補強部の車体内側が相手部材に引っ掛かって帯状部の反り返りを防止できる。
また本発明の上記プロテクタにおいて、前記車体カバーには、前記プロテクタ固定用の爪部が設けられており、前記装着部には、前記爪部が係止される係止孔が形成される。この構成によれば、爪部が係止孔で係止されることで、振動等によって車体カバーに対するプロテクタの装着が緩んでも脱落を防止できる。
また本発明の上記プロテクタにおいて、前記帯状部は、前記装着部の幅方向における車体外側の一端部から突出しており、前記爪部は、前記帯状部の内側面に沿うように長尺状に形成される。この構成によれば、長尺状の爪部によって帯状部が内側から支持されるため、帯状部の内向きの変形を抑えることができる。変形を抑えることで、帯状部の帯幅を広くすることができ、帯状部によって幅広のクリアランスを覆うことができる。
本発明の燃料タンクによれば、部材相互間の不均一な幅のクリアランスを埋めることで、異物の混入を防止でき、さらに車両の外観性を高めることができる。
本実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 本実施の形態に係る燃料タンクの周辺図である。 本実施の形態に係るプロテクタの斜視図である。 本実施の形態に係る第1の被覆部の拡大図である。 本実施の形態に係る第1、第2の被覆部における連結部分の拡大図である。 本実施の形態に係る車体カバーの分解斜視図である。 本実施の形態に係るプロテクタの車体カバーへの装着状態の説明図である。 本実施の形態に係る帯状部の捲れ上がり防止構成の説明図である。
以下、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係るプロテクタをツアラータイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本実施の形態に係るプロテクタを、他のタイプの自動二輪車、もしくは四輪バギー車(ATV)などの鞍乗型車両に適用しても良い。
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車1全体の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。図2は、本実施の形態に係る燃料タンク4の周辺図である。なお、以下の図においては、車体前方を矢印FR、車体後方を矢印REでそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車1は、パワーユニット、電装系等の各部を搭載する鋼製又はアルミ合金製のダブルクレードル型の車体フレーム2に車体外装としての各種カバーを装着して構成されている。車体フレーム2の略前半部のダブルクレードル部分の内側には、エンジン3が搭載されている。エンジン3は、側面視にて周囲を囲むフレーム部材にエンジンマウントを介して支持されている。車体フレーム2のクレードル部分の上面には、エンジン3の上方に位置するように燃料タンク4が設けられている。
この燃料タンク4の後方には、ライダーシート21a及びピリオンシート21bが連接される。ライダーシート21a及びピリオンシート21bは、車体フレーム2の略後半部のシートレールに支持されている。ライダーシート21a及びピリオンシート21bの下方には、それぞれに対応してフットレスト22、23が設けられている。車体左側の運転者用のフットレスト22の前方には、変速用のチェンジペダル24が設けられ、車体右側の運転者用のフットレスト22の前方には、後輪6用のブレーキペダル(不図示)が設けられている。
車体フレーム2のヘッドパイプには、フロントフォーク51が回動可能に連結されている。フロントフォーク51にはハンドルバー52が設けられており、ハンドルバー52の両端部にはグリップ53が装着されている。ハンドルバー52の左前方にはクラッチレバー54が配置されており、ハンドルバー52の右前方には前輪5用のブレーキレバー(不図示)が配置されている。フロントフォーク51の下部には、前輪5が回転可能に支持され、前輪5にはブレーキディスク55が設けられている。
車体フレーム2の前後方向における中間位置には、リヤスイングアーム61が上下方向に揺動可能に連結されており、車体フレーム2とリヤスイングアーム61との間にはサスペンション(不図示)が取り付けられている。リヤスイングアーム61の後部には、後輪6が回転可能に支持されている。後輪6の左側には、ドリブンスプロケット62が設けられており、ドライブチェーン63によってエンジン3の動力が後輪6に伝達されるように構成されている。後輪6の右側には、後輪6用のブレーキディスク(不図示)が設けられている。
また、後輪6の左右側方及びピリオンシート21bの後方には、パニアケース64、65が設置されている。エンジン3は、例えば、並列4気筒エンジンと変速機とからなり、車体フレーム2に懸架される。エンジン3には、インテークダクト(不図示)を介して空気が取り込まれ、燃料噴射装置(不図示)にて空気と燃料とが混合されて燃焼室に供給される。燃焼室内での燃焼後の排気ガスは、エンジン3から下方に延出されたエキゾーストパイプ31を経てマフラ32から排気される。
図2A、Bに示すように、燃料タンク4の周辺には、車体フレーム2の前端部側を覆うように各種カバーが装着されている。燃料タンク4の前方側には、上側車体カバー71、下側車体カバー72、車体カバーパネル73からなる車体カバー7が設けられている。この車体カバー7により、車体フレーム2のヘッドパイプやメインフレームが覆われている。車体カバー7は、燃料タンク4側の外縁部75が側面視略クランク状に形成されている。車体カバー7は、略クランク状の外縁部75と燃料タンク4との間に所定のクリアランスを設けるようにして配置されている。
車体カバー7及び燃料タンク4は、クリアランスを空けて配置されるが、運転者の脚部によるニーグリップや転倒等で生じる外力によって一時的に変形する場合がある。このため、本実施の形態に係る車体カバー7の外縁部75には、車体カバー7や燃料タンク4の変形による部材同士の直接的な接触を防止するためにゴム製のプロテクタ8が装着されている。プロテクタ8は、車体カバー7の外縁部75と燃料タンク4との間で緩衝材として機能する。
このため、部材相互において損傷や摩耗が抑制され、部材耐久性及び外観保護性能が向上される。また、プロテクタ8は、緩衝材としてだけなく、クリアランスを覆う目隠し材としても機能する。この構成により、車体カバー7の外縁部75と燃料タンク4との間の不均一な幅のクリアランスがプロテクタ8に覆わることで、外観性が向上される。特に、運転者の目に付き易い車体カバー7の上側、すなわち車体カバーパネル73の外縁部75と燃料タンク4とのクリアランスを隠すことができる。
以下、図3から図5を参照して、プロテクタ8について説明する。図3は、本実施の形態に係るプロテクタ8の斜視図である。図4は、本実施の形態に係る第1の被覆部81の拡大図である。図5は、本実施の形態に係る第1、第2の被覆部81、82の連結部分の拡大図である。
なお、図3Aは、プロテクタ8を内側から見た図であり、図3Bは、プロテクタ8を外側から見た図である。また、図4Aは、図3Aを矢印A方向から見た図であり、図4Bは図4AのB−B線に沿う断面図、図4Cは図4AのC−C線に沿う断面図である。また、図5Aは第1、第2の被覆部81、82の連結部分の拡大図であり、図5Bは図5Aを矢印D方向から見た図である。
図3A、Bに示すように、プロテクタ8は、車体カバーパネル73の外縁部に沿う第1の被覆部81と下側車体カバー72の外縁部に沿う第2の被覆部82とを連結して長尺状に形成されている。第1、第2の被覆部81、82が一体成形されていることで、車体カバーパネル73、上側車体カバー71、下側車体カバー72の結合強度が向上され、車体カバー7全体の剛性が高められている。車体カバー7の剛性の向上によって各部材の振動が低減され、部材同士の接触による摩耗や不快な打音の発生が抑制される。
第1の被覆部81は、車体カバーパネル73の燃料タンク4側の外縁部731(図6参照)に沿う長尺状の装着部811を有している。装着部811は、断面視溝型形状であり、延在方向に沿って車体カバーパネル73の外縁部731用の装着溝812が形成されている。装着溝812の溝幅は、車体カバーパネル73の厚みよりも僅かに狭く形成されている。このため、車体カバーパネル73の外縁部731に装着溝812が嵌め込まれることで、車体カバーパネル73に対する第1の被覆部81の装着性が高められている。装着溝812の底面には、車体カバーパネル73からの脱落防止用の複数の係止孔(不図示)が形成されている。
また、第1の被覆部81は、装着部811の延在方向に直交する幅方向において、車体外側の一端部に帯状部814が設けられている。なお、図3Aにおいては、第1の被覆部81が車体上側の車体カバーパネル73に装着されるため、装着部811の車体上側の一端部に帯状部814が位置付けられる。帯状部814は、装着部811から相手部品である燃料タンク4側、すなわち装着溝812の装着方向に対する反対側に向って帯状に突出している。帯状部814は、車体カバーパネル73の外縁部731と燃料タンク4とのクリアランスよりも広い帯幅を有している。
このため、第1の被覆部81が車体カバーパネル73に装着されると、車体カバーパネル73の外縁部731と燃料タンク4とのクリアランスが帯状部814に被覆される。よって、運転者の目に付き易い車体上側のクリアランスを第1の被覆部81で隠して外観性が向上される。また、クリアランスを覆う帯状部814によって外部からの異物の侵入が防止される。このように形成された帯状部814は、装着部811に所定の間隔を空けて配置された複数の補強部815によって内側から補強される。
図4A−Cに示すように、補強部815は、帯状部814を部分的に補強するように装着部811の延在方向における数箇所から突出している。この場合、補強部815は、装着部811の幅方向の車体外側に位置する帯状部814から車体内側に位置する他端部に亘って設けられ、太厚に形成されている。複数の補強部815は、剛性の低い長尺の帯状部814の支柱となり、帯状部814の内向き及び外向きの変形を適度な変形量に抑えている。このため、補強部815による補強により帯状部814の捲れ上りが抑えられ、外部からの異物の混入が防止される。
ところで、燃料タンク4は車体フレーム2に対して浮動固定されているため、燃料タンク4と車体カバー7とのクリアランスが広くとられている。帯状部814は、このクリアランスを被覆可能なように帯幅が広く形成されている。本実施の形態では、帯状部814の帯幅が広く形成された場合でも、補強部815によって帯状部814の捲れ上り等の変形が抑えられる。また、帯状部814は、補強部815による部分的な補強によって適度な剛性に保たれるため、燃料タンク4の接触面形状に合わせて自在に変形される。
また、太厚の補強部815は、車体カバーパネル73の外縁部731と燃料タンク4との間で支柱のように配置されており、プロテクタ8の支持剛性が高められている。燃料タンク4の表面に接触される補強部815の接触面816は、車体外側への帯状部814の捲れ上りを防止するように傾斜している。具体的には、帯状部814の車体外側の外面と接触面816との外角が鋭角αになるように形成されている。なお、帯状部の車体外側への捲れ上り防止構成の詳細については後述する。
図3A、Bに戻り、第2の被覆部82は、第1の被覆部81との連結部分から下方に延び、途中部分で湾曲して後方に向って延在している。第2の被覆部82は、下側車体カバー72の燃料タンク4側の外縁部721(図6参照)に沿う長尺状の装着部821を有している。装着部821は、断面視溝型形状であり、延在方向に沿って下側車体カバー72の外縁部721用の装着溝822が形成されている。装着溝822の溝幅は、下側車体カバー72に対する第2の被覆部82の装着性が高まるように、下側車体カバー72の厚みよりも僅かに狭く形成されている。装着溝822の底面には、下側車体カバー72からの脱落防止用の複数の係止孔823が形成されている。
また、第2の被覆部82の上下方向の延在部分には、装着部821の幅方向における車体外側の一端部に帯状部824が設けられている。なお、図3Bにおいては、第2の被覆部82が下側車体カバー72の車体後方側の外縁部721に装着されるため、装着部821の車体後方側の一端部に帯状部824が位置付けられる。帯状部824は、装着部821から相手部品である燃料タンク4側、すなわち装着溝822の装着方向に対する反対側に向って帯状に突出している。帯状部824は、下側車体カバー72の外縁部721と燃料タンク4とのクリアランスよりも広い帯幅を有している。
このため、帯状部824によって下側車体カバー72の外縁部721と燃料タンク4とのクリアランスが被覆されて外観性が向上される。また、クリアランスを覆う帯状部824によって外部からの異物の侵入が防止される。本実施の形態では、帯状部824は、第2の被覆部82において上下方向の延在部分にだけ設けられ、前後方向の延在部分には設けられていない。これは、第2の被覆部82の前後方向の延在部分は、下側車体カバー72に装着された状態で、燃料タンク4によって運転者の死角に位置するからである。なお、帯状部824は、第2の被覆部82の延在方向に沿って全体的に設けられていてもよい。
帯状部824は、第1の被覆部81の帯状部814と同様に、装着部821に所定の間隔を空けて配置された複数の補強部825によって内側から補強されている。この補強部825により、剛性の低い長尺の帯状部824が適度な剛性に保たれ、帯状部824の捲れ上り等の大きな変形を抑えつつ、燃料タンク4の接触面形状に合わせた変形が許容される。また、補強部825には、第1の被覆部81の補強部815と同様に、車体外側への帯状部824の捲れ上りを防止するように傾斜した接触面826を有している。また、第2の被覆部82の前後方向の延在部分には、下側車体カバー72への取付用の一対の固定部827が設けられている。
図5A、Bに示すように、第1、第2の被覆部81、82の連結部分には、車体カバーパネル73と下側車体カバー72との境界部分に沿うように突出する突出部83が形成されている。突出部83には、第2の被覆部82の装着溝822が延びており、下側車体カバー72の外縁部721が装着される。第2の被覆部82の装着溝822と第1の被覆部81の装着溝812との間は、突出部83の厚肉部831によって仕切られている。また、突出部83の厚肉部831は、上側車体カバー71の外縁部711と下側車体カバー72の外縁部721との間に介在される(図7参照)。
このように、突出部83の厚肉部831によって、車体カバーパネル73及び下側車体カバー72の端部同士の接触が防止され、上側車体カバー71及び下側車体カバー72の端部同士の接触が防止される。よって、突出部83付近において振動し易い各部材の端部同士の接触を防止して、摩耗や異音の発生が抑制される。また、突出部83付近は、第1、第2の被覆部81、82の湾曲した端部の接合によって略M字状に形成されている。この略M字状部分832は大きく撓み易く脱落の起点となるため、後述する下側車体カバー72の爪部723で固定される。
図6を参照して、プロテクタ8が装着される車体カバー7について説明する。図6は、本実施の形態に係る車体カバー7の分解斜視図である。
図6に示すように、車体カバー7は、車体カバーパネル73、上側車体カバー71、下側車体カバー72を接合して形成される。車体カバーパネル73は、燃料タンク4の前方において車体上面を形成している。下側車体カバー72及び上側車体カバー71は、燃料タンク4の前方において車体側面を形成している。車体カバーパネル73には、上側車体カバー71との接合面に複数の連結孔732が形成されている。車体カバーパネル73の連結孔732に上側車体カバー71の外周縁部から突出した複数の連結片712が差し込まれることで、車体カバーパネル73と上側車体カバー71とが一体化される。
下側車体カバー72には、上側車体カバー71との接合面に複数の連結孔722が形成されている。下側車体カバー72の連結孔722に上側車体カバー71の外周縁部から突出した複数の連結片712が差し込まれることで、下側車体カバー72と上側車体カバー71とが一体化される。よって、車体カバーパネル73及び下側車体カバー72は、上側車体カバー71を間に挟んで連結される。このように一体化された車体カバー7の燃料タンク4側の外縁部には、カバー71−73間の連結強度を高めるプロテクタ8が装着される。
この場合、車体カバーパネル73の外縁部731には、第1の被覆部81の係止孔を係止する脱落防止用の爪部733(図7参照)が設けられ、下側車体カバー72の外縁部721には、第2の被覆部82の係止孔823を係止する脱落防止用の爪部723が設けられている。このような構成により、振動や変形し易い車体カバー7の外縁部75からのプロテクタ8の脱落が防止される。また、小型に形成されたカバー同士71−73の結合点が少ない場合であっても、プロテクタ8によって連結強度が補強される。
図7を参照して、車体カバー7に対するプロテクタ8の装着状態について説明する。図7は、本実施の形態に係る車体カバー7に対するプロテクタ8の装着状態の説明図である。
図7に示すように、車体カバーパネル73、上側車体カバー71、下側車体カバー72が連結される。車体カバーパネル73の外縁部731には、プロテクタ8の第1の被覆部81が装着され、下側車体カバー72の外縁部721には、プロテクタ8の第2の被覆部82が装着される。第1、第2の被覆部81、82は、脱落防止用の爪部733、723によって抜け止めされる。第1、第2の被覆部81、82の係止孔は帯状部814、824に沿う長孔状に形成され、一方で、爪部733、723は帯状部814、824に沿うT字板状に形成されている。爪部733、723の先端側は係止孔よりも大きく形成され、爪部733、723の基端側は係止孔と略同一寸法に形成されている。
車体カバーパネル73及び下側車体カバー72の爪部733、723は、ゴム製のプロテクタ8の係止孔が広げられることで、この係止孔に差し込まれる。このため、振動等によって車体カバーパネル73及び下側車体カバー72に対するプロテクタ8の装着が緩んでも脱落が防止される。また、爪部733、723は、帯状部814、824に沿った長尺状に形成されている。この構成により、帯状部814、824の内向きの変形時には、爪部733、723によって帯状部814、824の変形が内側から抑えられる。よって、補強部815、825と同様に帯状部814、824の剛性をサポートするため、幅広のクリアランスに対応して帯状部814、824を幅広に形成できる。
プロテクタ8の略M字状部分832は、長尺状の第1、第2の被覆部81、82の湾曲した端部の接合部分に位置し、プロテクタ8において最も変形し易くなっている。したがって、略M字状部分832が車体カバーパネル73から外れると、略M字状部分832を起点としてプロテクタ8全体が脱落するおそれがある。このため、本実施の形態では、車体カバーパネル73と下側車体カバー72との境界において、爪部723によってプロテクタ8の略M字状部分832が抜け止めされている。
このように装着されたプロテクタ8によって、車体カバーパネル73、上側車体カバー71、下側車体カバー72の結合が補強されるため、車体カバー7全体の剛性が高められる。車体カバー7の剛性の向上によって各部材の振動が低減され、部材間の接触や異音の発生が抑制される。さらに、車体カバーのパーツ毎にプロテクタ8を個別に設ける構成と比較して、部品点数を削減することができる。
図8を参照して、帯状部814の車体外側への捲れ上り防止構成について説明する。図8は、本実施の形態に係る帯状部814の捲れ上がり防止構成の説明図である。なお、図8A−Cは、比較例に係る捲れ上がり防止構成の説明図を示し、図8D、Eは、本実施の形態に係る捲れ上がり防止構成の説明図を示す。
図8Aに示すように、比較例に係る帯状部814は、装着部811から断面視矩形状に突出した補強部815によって補強されている。補強部815は、断面視において、車体外側に位置する帯状部814から車体内側に位置する他端部に亘って、略同一の突出長となるような接触面816を有している。すなわち、補強部815の接触面816が傾斜しておらず、帯状部814の車体外側の外面と接触面816との外角が90度となっている。比較例に係る補強部815の接触面816は、相手部材である燃料タンク4の外面に面接触している。
このとき、車体カバー7の変形等によって帯状部814が捲れ上がり方向に外力が作用すると、捲れ上がり方向の後端に位置する角部818が燃料タンク4の外面に引っ掛かる。しかしながら、引っ掛かりが弱いため、帯状部814に対して強い外力が作用すると、図8Bに示すように帯状部814が完全に捲れ上がってしまう。帯状部814が捲れ上がると、補強部815の捲れ上がり方向の後端に位置する角部818が、帯状部814の内向きへの変形を防止するように燃料タンク4の外面に引っ掛かる。
このように帯状部814が一旦捲れ上がると、補強部815によって帯状部814が元の位置に戻ることが阻害される。このため、図8Cに示すように、帯状部814と燃料タンク4の外面との間に大きな隙間Lが形成され、この隙間Lを介して埃や水滴等の異物が車体内に侵入するおそれがある。
これに対し図8Dに示すように、本実施の形態に係る補強部815は、断面視において、車体外側に位置する帯状部814から車体内側に位置する他端部に向って、装着部811からの突出長が大きくなるように傾斜した接触面816を有している。すなわち、帯状部814の車体外側の外面と接触面816との外角が鋭角αとなっている。また、補強部815の接触面816は、傾斜によって広い範囲で相手部材である燃料タンク4の外面に面接触し、帯状部814の捲れ上がりに対する制動力が高められている。
このとき、車体カバー7の変形等によって帯状部814が捲れ上がり方向に外力が作用すると、捲れ上がり方向の後端に位置する角部818が燃料タンク4の外面に引っ掛かる。補強部815は、捲れ上がり方向において前端側よりも後端側で大きく突出しているため、燃料タンク4に対する捲れ上がり方向の後端の角部818による引っ掛かりが強い。したがって、帯状部814に対して強い外力が作用しても、図8Eに示すように帯状部814が捲れ上がることが防止される。よって、捲れ上がりによって埃や水滴等の異物が車体内に侵入することない。
以上のように、本実施の形態に係るプロテクタ8によれば、部材相互間のクリアランスの幅が不均一であっても、帯状部814、824によってクリアランスが覆われる。このため、クリアランスを覆う帯状部814、824によって外観性を高めることができる。特に、鞍乗型車両の場合には、運転者の目に付き易い車体上側のクリアランスを覆うことができる。また、クリアランスを覆う帯状部814、824によって外部からの異物の侵入を防止できる。さらに、車体転倒時等に車体カバーに外力が加わっても、車体カバー7と燃料タンク4との間に挟まれたプロテクタ8が緩衝材となって部材同士の接触を防止できる。これにより、部材相互において損傷や摩耗が抑制され、部材耐久性及び外観保護性能が向上される。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態においては、プロテクタ8の相手部材として燃料タンク4を例示して説明したが、相手部材は燃料タンク4に限定されない。相手部材は、車体カバー7に隣接する部材であればよく、例えば、他のカバー部材でもよいし、フレームでもよい。
また、本実施の形態においては、車体前方に位置する車体カバー7にプロテクタ8を装着する構成としたが、この構成に限定されない。例えば、車体後方に位置するシートカウル等の車体カバーにプロテクタ8を装着してもよい。
また、本実施の形態においては、プロテクタ8をゴムにより成形する構成としたが、この構成に限定されない。プロテクタ8は、緩衝性を有する部材であればよく、例えば、樹脂やその他の部材でもよい。
また、本実施の形態においては、プロテクタ8の装着溝812、822に車体カバー7の外縁部75が装着される構成としたが、この構成に限定されない。プロテクタ8は、車体カバー7の外縁部75に装着可能であればよく、例えば、ネジ止めや接着等によって装着されてもよい。
また、本実施の形態においては、プロテクタ8の補強部815、825が帯状部814、824の内側から補強する構成としたが、この構成に限定されない。補強部815、825は、帯状部814、824を部分的に補強するように設けられていればよく、外側から帯状部814、824を補強してもよい。
また、本実施の形態においては、プロテクタ8の補強部815、825が装着部811、821の幅方向の車体外側に位置する帯状部814、824から車体内側に位置する他端部に亘って設けられる構成としたが、この構成に限定されない。補強部815、825は、装着部811、821の幅方向における一部に設けられてもよい。
また、本実施の形態においては、プロテクタ8の補強部815、825が傾斜した接触面816、826を有する構成としたが、この構成に限定されない。補強部815、825は、捲れ上り方向に対して相手部品に引っ掛かるように形成されていればよい。例えば、補強部815、825は、図8A−Cに示すような比較例に係る形状でもよい。
また、本実施の形態においては、車体カバー7の爪部733、723がT字板状に形成される構成としたが、この構成に限定されない。爪部733、723は、プロテクタ8を係止可能な形状であればよく、例えば、L字板状に形成されてもよい。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 エンジン
4 燃料タンク
5 前輪
6 後輪
7 車体カバー
8 プロテクタ
71 上側車体カバー
72 下側車体カバー
73 車体カバーパネル
75 外縁部
81 第1の被覆部
82 第2の被覆部
83 突出部
733、723 爪部
811、821 装着部
812、822 装着溝
813、823 係止孔
814、824 帯状部
815、825 補強部
816、826 接触面
818 角部

Claims (7)

  1. 車体外側の車体カバーの外縁部に装着される前記車体カバー緩衝用のプロテクタにおいて、
    前記車体カバーの外縁部に装着される長尺状の装着部と、
    前記車体カバーの外縁部に隣接する相手部材側に向けて前記装着部から突出する帯状部とを備え、
    前記帯状部は、前記車体カバーと前記相手部材とのクリアランスにおける少なくとも車体上側に延在する部分を覆うことを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記帯状部を部分的に補強するように前記装着部から突出する補強部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記帯状部は、前記装着部の延在方向に直交する幅方向の一端部から突出しており、
    前記補強部は、前記帯状部から前記装着部の幅方向の他端部に亘って設けられることを特徴とする請求項2に記載のプロテクタ。
  4. 前記補強部の突出方向における端部は、前記相手部材に接触する接触面を有することを特徴とする請求項3に記載のプロテクタ。
  5. 前記帯状部は、前記装着部の幅方向における車体外側の一端部から突出しており、
    前記接触面は、前記装着部の幅方向における車体外側から車体内側に向って前記補強部の突出長が長くなるように傾斜していることを特徴とする請求項4に記載のプロテクタ。
  6. 前記車体カバーには、前記プロテクタ固定用の爪部が設けられており、
    前記装着部には、前記爪部が係止される係止孔が形成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロテクタ。
  7. 前記帯状部は、前記装着部の幅方向における車体外側の一端部から突出しており、
    前記爪部は、前記帯状部の内側面に沿うように長尺状に形成されることを特徴とする請求項6に記載のプロテクタ。
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