JP2013138551A - 電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブッシングへのリード線の取付性を向上させて、組み立て作業効率のよい電動機を提供する。
【解決手段】リード線51を両側から挟み込んで保持する一対の保持片61,62の少なくとも一方の保持片61にリード線51を案内する導入部64と、導入部64から案内されたリード線51を保持する保持部65とを設け、導入部64の入口側の開口幅をW1、保持部65の出口側の開口幅をW2としたとき、W1>W2となるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、内部に回路基板が収納された収納ケースからブッシングを介してリード線を引き出すようにした電動機に関し、さらに詳しくいえば、リード線を上下から挟んで保持するタイプのブッシングを用いた電動機に関する。
内部にステータを内蔵したモータフレームの中からリード線を引き出す際、モータフレームには、リード線を保護するためのブッシングが取り付けられるのが一般的である。
例えば特許文献1に記載されているように、このブッシングは、リード線を上下から挟んで保持する上台と下台とを有し、上台と下台の互いに対向する面には、断面半円状のガイド溝が互いに対向するように配置されている。
このガイド溝に沿ってリード線を配置して、上台と下台で挟み込むことによって、リード線が安全に外部に引き出されるようになっている。また、特許文献2では、ガイド溝の入口側に一対の導入部を設けて、リード線をスムーズにガイド線に導くようにしている。
しかしながら、特許文献1および2に記載のブッシングは、導入部側の開口幅が狭く、上下の溝でリード線を挟むように保持する構造であるため、ガイド溝に合わせてリード線を配置した状態で上台と下台とを嵌め合わせる際、リード線がずれた状態で下台と上台の間でリード線を挟んでしまうこと、いわゆるリード線の噛み込みが生じ、リード線の断線や絶縁不良などを起こすおそれがあった。
とりわけ、モータには駆動用の回路基板が実装されているが、回路基板上のリード線の引き出し部の幅が広く、ブッシングの幅が狭い場合は、ブッシングの入口側において、リード線の噛み込みが起きやすかった。また、このような不具合を起こさないようにするため、作業に慎重を要すため、組立作業性もあまりよくなかった。
特開平4−46541号公報 特開2001−339894号公報
そこで、本発明の課題は、ブッシングへのリード線の取付性を向上させて、組み立て作業効率のよい電動機を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。すなわち、第1の発明は、所定の回路基板が載置されたステータと、上記ステータに取り付けられるブラケットとを含む筐体の内部から、上記回路基板に接続されたリード線がブッシングを介して外部に引き出される電動機において、上記ブッシングは、上記リード線を両側から挟み込んで保持する一対の保持片を有し、少なくとも一方の上記保持片には、上記リード線を上記筐体の内部側から上記保持片内に案内する導入部と、上記導入部から案内された上記リード線を保持する保持部とが設けられており、上記各保持片の対向面には、上記保持片同士を互いに向き合わせた状態で固定するための固定手段が設けられており、上記保持片の上記導入部の入口側の開口幅をW1、上記保持片の上記保持部の出口側の開口幅をW2としたとき、W1>W2となるように設けられていることを特徴としている。
第2の発明は、上記固定手段は、ボスと、上記ボスの受け孔とからなり、上記固定手段が上記保持部の両側に一対で設けられているとともに、上記保持部は、いずれか一方の上記保持片に形成され、上記リード線を1本ごとに保持する保持溝と、いずれか他方の上記保持片に形成され、上記各保持溝に向けて突設された係止凸部とからなり、上記保持溝を有する保持片が上記ステータ側に載置されることを特徴としている。
第3の発明は、上記保持片の上記導入部の入口側には、上記開口幅W1を規定する一対のガイドボスが上記導入部の両側に配置されており、上記ガイドボスは、高さが上記リード線の外径以上であり、先端が他方の上記保持片に当接することを特徴としている。
第4の発明は、上記各保持片は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結されており、上記ステータ2には、上記ブッシングを取り付ける際に上記薄肉ヒンジが上記ステータに干渉しないようにするための逃げ部が設けられていることを特徴としている。
これによれば、リード線を両側から挟み込んで保持する一対の保持片を有し、少なくとも一方の保持片には、リード線を筐体の内部側から保持片内に案内する導入部と、導入部から案内されたリード線を保持する保持部とが設けられており、各保持片の対向面には、保持片同士を互いに向き合わせた状態で固定するための固定手段が設けられており、保持片の導入部の入口側の開口幅をW1、保持片の保持部の出口側の開口幅をW2としたとき、W1>W2とすることにより、ブッシングの入口側の開口幅を大きくし、リード線が導入部を乗り越えた状態でのリード線を挟み込む、いわゆる噛み込みを防止することができる。
また、固定手段は、ボスと、ボスの受け孔とからなり、それらが上記保持部を挟んで少なくとも一対で設けられていることにより、リード線を保持部で確実に固定することができる。
さらに、保持部は、いずれか一方の上記保持片に形成され、上記リード線を1本ごとに保持する保持溝と、いずれか他方の上記保持片に形成され、上記各保持溝に向けて突設された係止凸部とからなり、上記保持片のうち、ステータ側に載置される保持片には、上記リード線を1本ごとに保持する保持溝が設けられていることにより、上記保持片に形成された保持溝に沿ってリード線を1本ずつ保持し、いずれか他方の上記保持片に形成された係止凸部で各リード線を各保持溝に向けて押し込むことにより、リード線を確実に保持することができる。
また、いずれか一方の上記保持片の上記導入部の入口側には、開口幅W1を規定する一対のガイドボスが導入部の両側に配置されており、ガイドボスは、高さがリード線の外径以上であり、先端が他方の保持片に当接することにより、リード線の噛み込みを防ぐことができるため、樹脂の使用量をより減らすことができる。
より好ましい態様として、凸部の高さがリード線の外径以上であることにより、リード線の引き回し時に、凸部にリード線の一部を引っ掛けることができ、より組立作業性を高めることができる。
また、上記各保持片は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結されており、上記ステータ2には、上記ブッシングを取り付ける際に上記薄肉ヒンジが上記ステータに干渉しないようにするための逃げ部が設けられていることにより、リード線の取付作業をより簡単に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るブッシングを備えた電動機の(a)断面図および(b)部分拡大斜視図。 上記電動機のステータの上記ブッシングが取り付けられる位置の部分拡大平面図。 上記第1実施形態のブッシングの(a)正面図,(b)図3(a)のA−A断面図,(c)図3(a)のB−B線断面図 上記第1実施形態のブッシングの(a)正面側斜視図および(b)背面側斜視図。 上記第1実施形態のブッシングの取付態様を説明する説明図。 上記第1実施形態のブッシングをステータに取り付けた状態の正面図。 本発明の第2実施形態に係るブッシングの斜視図。 上記第2実施形態のブッシングの(a)正面図,(b)図8(a)のC−C断面図,(c)図8(a)のD−D線断面図
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以下の説明においては、本発明の電動機の一例として、モールドモータを例にとって説明する。
図1(a)に示すように、このモールドモータ1は、リング状のステータ2と、ステータ2の内径側に同軸的に配置されるロータ3とを有し、ステータ2は、金型内で樹脂一体成形によって、ステータコア21のティース面22を残して、全体が合成樹脂の外郭40で覆われている。
ステータ2の一方の端面(図1では下面)には、ロータ3のロータ出力軸32の軸受33が収納される第1ブラケット41が設けられている。ステータ2の他方の端面(図1では、上面)には、モールドモータ1を駆動する制御部を搭載した回路基板5が搭載され、さらにそれを覆うように第2ブラケット42が設けられている。第2ブラケット42には、もう1つの軸受34が収納されている。
本発明において、ロータ3は、軸受33,34に回転可能な状態で支持されたロータ出力軸32と、同ロータ出力軸32に同軸的に取り付けられた円盤状のバックヨーク35と、同バックヨーク35の外径側に配置された複数の板状のロータマグネット31とを備えている。ステータ2とロータ3の両端には、ブラケット41,42によって蓋がされている。本発明において、ステータ2,ロータ3およびブラケット41,42の構成は任意的事項であり、その具体的な形態は仕様に応じて任意に変更されてよい。
ステータ2と第2ブラケット42との間には、回路基板5に接続されたリード線51を外部に引き出すためのブッシング6が設けられている。ブッシング6の構成について説明するにあたり、ブッシング6が取り付けられるステータ2側の構成について説明する。
図2および図5に示すように、ステータ2の他方の端面(図1では上面)の外周側には、ブッシング6が取り付けられる切欠部23が設けられている。切欠部23は、ステータ2の外周から内側に向かって、所定の開口幅をもって切り欠かれている(図5参照)。切欠部23の底部には、後述するブッシング6の係止溝671に嵌合する係止リブ231が設けられている。
切欠部23の両側壁232,232は、図3に示すブッシング6の両側端に形成された切欠部68,68に嵌合することにより、ブッシング6の両端を支持するようになっている。
ステータ2には、ブッシング6を取り付ける際、各保持片61,62同士を連結する薄肉ヒンジ63がステータ2に干渉しないようにするための逃げ部233が設けられている。
逃げ部233は、薄肉ヒンジ63が配置される部位を外径側に向かって凹ませた(肉抜きした)部位であって、この例では一方の側壁232(図2では右側)に隣接して設けられている。なお、逃げ部233は薄肉ヒンジに63に対向する位置に設けられていれば、その位置は仕様に応じて任意に変更されてよい。
図3および4に示すように、ブッシング6は、リード線51を挟んで保持する一対の保持片61,62を有し、それらが薄肉ヒンジ63を介して一体的に連結されている。この例において、ブッシング6は絶縁性を有する合成樹脂の一体成形品からなる。
各保持片61,62には、各保持片61,62同士を互いに向かい合わせた際に当接する当接面69,69が、後述する導入部64と保持部65の両側、および、カバー面621の両側に設けられており、これら当接面69,69同士が互いに密着することによって、導入部64と保持部65とによってリード線51が保持されるようになっている。以下において、一方の保持片61(以下、第1保持片61)側の当接面を第1当接面69a、他方の保持片62(以下、第2保持片62側)の当接面を第2当接面69bとして説明する。
図3(a)に示すように、第1保持片61の図3(a)に示す面(表面)には、リード線51を保持片61内に引き込むための導入部64と、導入部64から引き込まれたリード線51を保持する保持部65と、第1当接面69aとが設けられている。第1保持片61の裏面(図4(b)に示す面)には、後述するブッシング6をステータ2に取り付けるためのステータ取付部67が設けられている。
導入部64は、第1当接面69aから板厚方向に一段低く形成された凹部からなり、その開口幅が、一端(図4(a)では上端)から他端(図4(a)では下端)の保持部65に向かうにつれて漸次狭くなるように形成されている。
導入部64の入口側の開口幅W1は、後述する保持部65の出口側の開口幅W2よりも大きく(W1>W2)なるように設計されている。
これによれば、入口側の開口幅W1が保持部65の出口側の開口幅W2よりも広く形成されていることにより、各保持片61,62同士を互いに向き合わせてリード線51を挟んだ際に、導入部64の入口から保持部65の入口に至る区間でリード線51が当接面69a,69bの間に噛み込まれることを防止できる。
次に、保持部65は、一端が導入部64に向けて開口され、他端が第1保持片61の他端(図4(a)では下端)に向けて開口された保持溝651からなる。この例において、保持溝651は、互いに平行に5本設けられているが、その数は使用に応じて任意であってよい。この例において、保持部65は、リード線51を1本ずつ保持する保持溝651が用いられているが、リード線51を両面から挟んで保持することができる構造を備えていればよい。
第1保持片61の第1当接面69aには、固定手段66の一方を構成する受け孔66b,66bが設けられている。受け孔66b,66bは、保持部65を挟んで左右対称となる位置に一対となって設けられており、この例では、保持部65の入口側(図3(a)では上側)と出口側(図3(a)では下側)にそれぞれ2カ所、左右併せて4カ所が設けられている。
図2および図4(b)を参照して、第1保持片61の裏面側には、ブッシング6をステータ2に取り付けるためのステータ取付部67が設けられている。ステータ取付部67は、ステータ2側に設けられた係止リブ231に嵌合する係止溝671と、同係止溝671に沿って配置された係止凸部672とを備えている。
係止溝671は、第1保持片61の幅方向の両端に向かって切り欠かれた溝からなり、嵌合される係止リブ231とほぼ同じ断面形状を有し、所定曲率の円弧状に形成されている。
係止凸部672は、第1保持片61の裏面から所定高さとなるように突設されており、その内周面672aが、係止リブ231の外周面に沿って当接するように円弧状に形成されている。
第1保持片61の両側面(図3(a)では左右両端)には、上述したステータ2の側壁面232,232に嵌合する切欠部68,68が設けられている。切欠部68,68は、ステータ2の側壁面232,232に沿って形状的に合致するコ字型溝である。これによれば、各切欠部68の中に各側壁面232が嵌合することによって、ブッシング6がステータ2に確実に固定される。
再び図3および図4を参照して、第2保持片62は、上述した第1保持片61とほぼ同じ外形を有し、図3(a)に示す面(表面)には、リード線51を覆うカバー面621と、第2当接面69bとが設けられている。第2保持片62の両側面には、後述するブラケットとの嵌合溝623,623が形成されている。
カバー面621は、第1保持片61の導入部64から保持部65にかけての全面を覆うように形成されており、第2当接面69bから板厚方向に一段低く形成された凹部からなる。
カバー面621の保持部65に対向する位置には、リード線51の一部を押圧するための係止凸部622が、この例では5カ所に設けられている。係止凸部622は、保持部65の保持溝651内に向けて突設されており、保持溝651に収納されたリード線51の周面の一部を押圧することで、リード線51を保持溝651内に強固に保持できる。
第2保持片62には、第1保持片61に設けられた固定手段66の受け孔66bに差し込まれるボス66aが設けられている。ボス66aは、第2保持片62の第2当接面69bから突設された円柱状を呈し、少なくとも受け孔66bに埋入可能な外径と長さを備えている。
嵌合溝623,623は、ブラケット42側に設けられた図示しない切欠部の縁に沿って差し込まれるようになっており、嵌合溝623,623にブラケット42の一部が差し込まれることにより、図1(b)に示すように、ステータ2とブラケット42との間にブッシング6が挟まれるようにして保持される。
図5および6に示すように、このブッシング6をステータ2に取り付けるに当たっては、第1保持片61の671をステータ2の係止凸部231に嵌合させることにより、簡単に取り付けることができる。
第1保持片61の取付後は、回路基板5から引き出されたリード線51を導入部64を経由して各保持溝651に差し込む。しかるのち、薄肉ヒンジ63で連結された第2保持片62を第1保持片61に重ね合わせ、ボス66aを受け孔66bに差し込んで固定する。本実施例では、ボス66aが第2保持片62に設けられており、第1保持片61には受け孔66bが設けられているため、保持溝651にリード線51を押し込む際に、作業者の指がボス66aに当たってリード線51の押し込み作業が妨げられることがないため、リード線51を保持溝651に押し込む作業が容易に行える。
次に、図7および8を参照して、第2実施形態に係るブッシング6Aについて説明するが、上述した第1実施形態のブッシング6と同一もしくは同一と見なされる箇所には、同じ参照符号付し、その説明は省略する。
この第2実施形態のブッシング6Aは、第1保持片61に形成された導入部64の入口側の開口幅を規定するためのガイドボス641,641が左右一対で設けられている。ガイドボス641は、導入部64の入口側の両端(図8(a)では、上部両端)に互いに対称配置されている。
この第2実施形態においても、ガイドボス641,641により規定される導入部の入口側の開口幅W1が、保持部65の出口側の開口幅W2よりも大きく(W1>W2)となるように配置されている。ガイドボス641,641は、その高さがリード線51の外径以上となるように設計されている。そして、第2保持片62によって覆われた際、ガイドボス641の先端がカバー面621に当接する。
これによれば、ガイドボス641,641の間がリード線51の導入部の入口として広く確保される。さらには、各保持片61,62同士を重ね合わせた際に、ガイドボス641,641の先端がカバー面621に当接することにより、リード線51がガイドボス641を乗り越えて外れることがないため、各当接面69a,69bの間にリード線51が噛み込まれることを防ぐことができる。
この第2実施形態において、第2保持片62のカバー面621は、第1実施形態と基本的に同じ平坦な凹面で形成されているが、各ボス641,641と対向する位置にガイドボス641,641の少なくとも先端部分が入り込むような凹部を形成してもよい。もしくは、ガイドボス641に対向するカバー面621に凸部を形成して、同凸部の先端とガイドボス641の先端とを当接するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、第1保持片61の導入部64の入口側の開口幅W1が保持部65の出口側の開口幅W2よりも大きく(W1>W2)なるように設計されていることにより、各保持片61,62同士を互いに向き合わせてリード線51を挟み込んで保持する際に、導入部64の入口側でリード線51の噛み込みを防止できる。
1 電動機
2 ステータ
21 ステータコア
22 ティース面
23 切欠部
231 係止リブ
3 ロータ
41,42 ブラケット
5 回路基板
51 リード線
6 ブッシング
61 第1保持片
62 第2保持片
63 薄肉ヒンジ
64 導入部
641 ガイドボス
65 保持部
651 保持溝
66a ボス
66b 受け孔
67 ステータ取付部
68 切欠部
69 当接面
69a 第1当接面
69b 第2当接面

Claims (4)

  1. 所定の回路基板が載置されたステータと、上記ステータに取り付けられるブラケットとを含む筐体の内部から、上記回路基板に接続されたリード線がブッシングを介して外部に引き出される電動機において、
    上記ブッシングは、上記リード線を両側から挟み込んで保持する一対の保持片を有し、少なくとも一方の上記保持片には、上記リード線を上記筐体の内部側から上記保持片内に案内する導入部と、上記導入部から案内された上記リード線を保持する保持部とが設けられており、上記各保持片の対向面には、上記保持片同士を互いに向き合わせた状態で固定するための固定手段が設けられており、上記保持片の上記導入部の入口側の開口幅をW1、上記保持片の上記保持部の出口側の開口幅をW2としたとき、W1>W2となるように設けられていることを特徴とする電動機。
  2. 上記固定手段は、ボスと、上記ボスの受け孔とからなり、上記固定手段が上記保持部の両側に一対で設けられているとともに、上記保持部は、いずれか一方の上記保持片に形成され、上記リード線を1本ごとに保持する保持溝と、いずれか他方の上記保持片に形成され、上記各保持溝に向けて突設された係止凸部とからなり、上記保持溝を有する保持片が上記ステータ側に載置されることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 上記保持片の上記導入部の入口側には、上記開口幅W1を規定する一対のガイドボスが上記導入部の両側に配置されており、上記ガイドボスは、高さが上記リード線の外径以上であり、先端が他方の上記保持片に当接することを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
  4. 上記各保持片は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結されており、上記ステータ2には、上記ブッシングを取り付ける際に上記薄肉ヒンジが上記ステータに干渉しないようにするための逃げ部が設けられていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の電動機。
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