JP2013138453A - 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法 - Google Patents

通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013138453A
JP2013138453A JP2013015830A JP2013015830A JP2013138453A JP 2013138453 A JP2013138453 A JP 2013138453A JP 2013015830 A JP2013015830 A JP 2013015830A JP 2013015830 A JP2013015830 A JP 2013015830A JP 2013138453 A JP2013138453 A JP 2013138453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
psap
header
call
user equipment
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013015830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5694399B2 (ja
Inventor
Arungundram C Mahendran
アルングンドラム・シー.・マヘンドラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013138453A publication Critical patent/JP2013138453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5694399B2 publication Critical patent/JP5694399B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/50Connection management for emergency connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/30Managing network names, e.g. use of aliases or nicknames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1096Supplementary features, e.g. call forwarding or call holding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1101Session protocols
    • H04L65/1104Session initiation protocol [SIP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/90Services for handling of emergency or hazardous situations, e.g. earthquake and tsunami warning systems [ETWS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/30Types of network names
    • H04L2101/385Uniform resource identifier for session initiation protocol [SIP URI]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】公共安全アクセスポイント(PSAP)への通話またはPSAPからのコールバック等の緊急通話を、ユーザ機器(UE)が容易に検出して優先的に取り扱うことが可能な識別を提供する。
【解決手段】PSAP108が、Priorityヘッダを特徴的な値(例えば、“緊急−通話”)に、または、P−Asserted−Identityを特徴的な値(例えば、urn:services:sos)に設定することにより、SIP応答中で通話を緊急通話として識別する。PSAP108がUE102にコールバックすることを選ぶとき、UE102は、何らかの進行中の通話を終了させて、PSAP108から、この通話を受け入れることができ、通話の間に他の補足のサービス(例えば、コールウェイティング、三者間通話など)をディセーブルすることができる。
【選択図】図1

Description

合衆国法典第35部第119条に基づく優先権の主張
特許に対する本出願は、2008年5月7日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により明白にここに組み込まれている、“通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法”と題する仮出願第61/051,304号に対する優先権を主張する。
特許に対する本出願は、2008年7月11日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により明白にここに組み込まれている、“通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法”と題する仮出願第61/080,188号に対する優先権を主張する。
発明の分野
ここで記述する、例示的で、限定的でない観点は一般に、ワイヤレス通信システム、方法、コンピュータプログラムプロダクトおよびデバイスに関し、より詳細には、通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値の組に基づいて、移動局またはユーザ機器(UE)が通話を識別することを可能にする技術に関する。
背景
公共安全応答ポイント(PSAP)は、警察、消火および救急車サービスに対する緊急電話番号への通話に答える役割を担うコールセンターである。これらの施設は、公共サービスアクセスポイント(PSAP)とも呼ばれている。訓練された電話オペレータが、通常、これらの緊急サービスを急派する役割を担当している。ほとんどのPSAPは現在、固定電話通話に対して、通話者の位置を特定することができ、多くのPSAPは、また、移動電話機の位置特定を取り扱うことができ、移動電話機会社は、ハンドセットの位置特定システムを有する。“9−1−1”通話と呼ばれることが多い、緊急通話サービスは、緊急通話の地理的起源に対して、適切なPSAPに自動的にルーティングされる。PSAPは、位置決定を実行するために、通話の公衆電話交換ネットワーク(PSTN)起源を識別でき、万一通話が遮断された場合でも、コールバックを実施するという利益を享受する。
移動通信における最近の発展は、PSAPにより緊急通話サービスを提供することに難題を投げかけており、そのような難題は、ユーザ機器(UE)の位置を特定するさまざまな方法を提供することにより対処されている。さらに、セッション開始プロトコル(SIP)パケット化IP通話を受信および送信するための適応がなされている。ネットワーク側での大規模な発展は、少なくとも、すべてのユーザを担当し、最初の応答者に容易に知らせる領域または現場により、普遍的な解決法を生み出すことを求めている。
しかしながら、移動デバイスまたはユーザ機器(UE)の人口は、サービスプロバイダおよびデバイスのタイプにより、大きく変化する。ほとんどのユーザが、9−1−1通話をかける方法を知っているが、緊急通話として検出されない通話をUEから開始するときに、または、緊急コールバックを受信するときに、難題が存在する。先のケースにおいて、UEは、緊急な状況において保証される、通信に対する適切な優先取り扱いを与えないかもしれない。後のケースにおいて、UEが発信通話を優先度が高いものとして認識した場合でさえ、UEは、コールバックが優先取り扱いを保証する緊急通話であることを認識しない。
PSAPと連絡を取ることを試みるときに、UEのユーザがセッションの遮断を体験するという、緊急の、ストレスの多い環境下にあるときを考慮する。PSAPは、緊急のコールバックを開始できるが、その間に、ユーザは、支援を求める別の通話をかけることを試みている可能性がある。現在のセッションは、緊急コールバックの優先的性質を妨げるか、または、曖昧にする可能性がある。代わりに、または、さらに、第三者は、UEのユーザが緊急の状況にあるか、または、そのような状況にある可能性があることをPSAPに警告し、PSAPは、ユーザが緊急の“コールバック”を受信することを予期しないときに、緊急のコールバックを開始することを選ぶ。例えば、避難を要求する危険な状況が生じる可能性がある。UEおよびUEのユーザは、そのような通話を日常的なものとして容易に取り扱い、時間が肝心な通信をとり損なうだけでなく、そのようなユーザと連絡を取ることを試みる、乏しい緊急リソースを渋滞させる可能性がある。
概要
開示した観点のうちのいくつかの観点の基本的な理解を提供するために、以下に簡略化した概要を与える。この概要は、広範な概観ではなく、そのような観点の主なまたは重要な要素を識別するようにも、そのような観点の範囲を詳細に描写するようにも向けられていない。その唯一の目的は、後に与えられるより詳細な説明に対するプレリュードとして、簡略化した形態で、開示した特徴のいくつかの概念を与えることである。
1つ以上の観点と、ここでの対応する開示とにしたがって、ユーザがアラーとされ、何らかの抑制データまたは通話セッションが、緊急通話セッションの確立を妨げることができないように、ユーザ機器(UE)(例えば、ユーザ端末、アクセス端末、ポータブル通信デバイスなど)において緊急通話を取り扱うことに関連して、さまざまな観点を記述する。UEが緊急通話であることを検出することなく通話を開始する例において、PSAPコールバックが、切断され検出された緊急通話の後で生じるときに、または、PSAPがUEに対して通話を開始するときに、優先取り扱いが容易にされる。
1つの観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する方法を提供する。方法は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて以下の動作を実現することを含む。PSAPから発信しているデータパケット通信が、ユーザ機器において受信される。緊急通話として識別されるヘッダが、データパケット通信に対して検出される。緊急通話の優先取り扱いが実行される。
別の観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行するコンピュータプログラムプロダクトを提供する。プロセッサが、以下のコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶しているコンピュータ読み取り可能媒体に動作可能に結合されている。1組のコードが、ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信を受信することをコンピュータに生じさせる。1組のコードが、緊急通話を識別する、データパケット通信のためのヘッダを、コンピュータに検出させる。1組のコードが、緊急通話の優先取り扱いをコンピュータに実行させる。
追加の観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置を提供する。少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体が記憶している。ユーザ機器において、PSAPとのデータパケット通信を確立する手段を提供する。緊急通話としてデータパケット通信を識別する手段を提供する。緊急通話の優先取り扱いを実行する手段を提供する。
さらなる観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置を提供する。送信機は、ネットワークに送信するためのものである。受信機は、ネットワークから受信するためのものである。計算プラットフォームは、送信機および受信機により、PSAPとのデータパケット通信をユーザ機器において確立し、データパケット通信を緊急通話として識別し、緊急通話の優先取り扱いを実行するためのものである。
別の追加の観点において、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて以下の動作を実現することにより、ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための方法を提供する。ユーザ機器(UE)は、検出されない緊急通話を発信し、通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダを検出し、緊急通話の優先取り扱いを実行する。
さらに別の追加の観点において、ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための装置を提供する。装置は、少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体を備える。ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信する手段を提供する。通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出する手段を提供する。緊急通話の優先取り扱いを実行する手段を提供する。
さらなる観点において、ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための装置を提供する。受信機は、ネットワークからデータパケット通信を受信するためのものである。送信機は、ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信するためのものである。計算プラットフォームは、受信機により受信され、通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出して、緊急通話の優先取り扱いを実行するためのものである。
さらに1つの観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための方法を提供する。方法は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて、以下の動作を実現することを含む。データパケット通信が、ユーザ機器とPSAPとの間で転送される。データパケット通信が緊急通話として識別される。ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダが、PSAPからユーザ機器に中継される。
さらに別の観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのためのコンピュータプログラムプロダクトを提供する。プロセッサが、以下のコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶しているコンピュータ読み取り可能媒体に動作可能に結合されている。1組のコードが、ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送することをコンピュータに生じさせる。1組のコードが、データパケット通信を緊急通話としてコンピュータに識別させる。1組のコードが、ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、PSAPからユーザ機器にコンピュータに中継させる。
さらに別の観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための装置を提供する。装置は、少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体を備える。ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する手段を提供する。データパケット通信を緊急通話として識別する手段を提供する。ユーザ機器が緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、PSAPからユーザ機器に中継する手段を提供する。
さらなる観点において、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための装置を提供する。アップリンクおよびダウンリンクが、ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する。計算プラットフォームが、データパケット通信を緊急通話として識別する。ダウンリンクはさらに、ユーザ機器が緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、PSAPからユーザ機器に中継する。
先のおよび関連する目的を達成するために、1つ以上の観点は、以下で十分に記述し、特に特許請求の範囲において示す特徴を備えている。以下の記述および添付図面は、いくつかの実例となる観点を詳細に示すが、本観点の原理を用いてもよいさまざまな方法のうちのほんのいくつかを表すにすぎない。図面とともに考慮したとき、他の利点および新規の特徴が、以下の詳細な説明から明らかになり、開示した観点は、このようなすべての観点およびそれらの均等物を含むように向けられている。
同一の参照文字が、それに応じて全体を通して識別する図面を参照すると、以下で示される詳細な説明から、本開示の特徴、本質および利点がより明白となろう。
図1は、公共安全アクセスポイント(PSAP)から緊急通話を受信するユーザ機器(UE)のブロック図を図示する。 図2は、緊急通話と、コールバックと、移動/UEによる、優先された応答とを容易にする通信ネットワークのブロック図を図示する。 図3Aは、受信した緊急通話に対する、UEにおける、優先取り扱いの方法のタイミング図を図示する。 図3Bは、受信した緊急通話に対する、UEにおける、優先取り扱いの方法のタイミング図を図示する。 図4は、例示的な通信システムのブロック図を図示する。 図5は、本発明の1つの観点にしたがって、公共安全アクセスポイント(PSAP)から発信した通話の識別を容易にする動作の方法またはシーケンスのフロー図を説明する。 図6は、本発明の1つの観点にしたがって、検出されない緊急通話の識別を容易にする動作の方法またはシーケンスのフロー図を説明する。 図7は、受信した緊急通話の優先取り扱いのための、ユーザ機器の計算プラットフォームおよび送受信コンポーネントのブロック図を図示する。 図8は、UEによる緊急通話の優先取り扱いを容易にするための、ネットワークシステムの計算プラットフォームおよび送受信コンポーネントのブロック図を図示する。 図9は、緊急通話の優先取り扱いのための、電気コンポーネントの論理グループを含むシステムのブロック図を図示する。 図10は、ユーザ機器による緊急通話の優先取り扱いを容易にするネットワークのための、電気コンポーネントの論理グループを含むシステムのブロックを図示する。 図11は、緊急通話の優先取り扱い手段を有する装置のブロック図を図示する。 図12は、ユーザ機器による緊急通話の優先取り扱いを容易にする手段を有する装置のブロック図を図示する。
詳細な説明
図面を参照して、さまざまな観点をこれから記述する。以下の記述において、説明の目的のために、1つ以上の観点の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細な説明を示す。しかしながら、これらの特定の詳細な説明なしで、さまざまな観点を実施し得ることが明白であるかもしれない。他の例において、これらの観点の記述を容易にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図で示す。
最初に図1を参照すると、通信システム100は、移動デバイスまたはユーザ機器(UE)102が、担当進化型ベースノード(eNB)104として描写されている無線アクセスネットワーク(RAN)により、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)106ないし公共安全アクセスポイント(PSAP)108に対してワイヤレスに通信することを可能にする。移動/UE102は、例えば、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)114により、ネットワークに割り当てることができる、起源の十分な識別112を有する緊急通話110を開始できる。1つの観点において、MGCFは、P−Asserted−Identityヘッダおよび/またはPriorityヘッダを、PSAPからの緊急通話を示す値に設定できる。緊急通話が遮断されるか、または、さもなければ、解放される場合、PSAP108は、緊急識別120を搬送する緊急コールバック118を開始でき、緊急識別120は、優先取り扱いを実行し(ブロック122)、ユーザに警告する(ブロック124)、移動/UE102により認識され得る。優先取り扱いは、進行中の通信セッションを中断すること、または、保留にすることを伴うことができる。それは、三者間通話や、コールウェイティングや、ショートメッセージサービス(SMS)や、マルチメディアストリーミングなどのような、気を散らす機能をディセーブルすることを伴うことができる。
RAN104は、緊急サービスをサポートするインターネットプロトコル接続アクセスネットワーク(IP−CAN)を備えることができる。特に、移動/UE102は、十分なセキュリティ証明書を有さずにIP−CAN104にアクセスできるが、IP−CAN104は、十分なセキュリティ証明書を有さないUE102からの、ベアラリソースを確立する要求を拒絶できる。IP−CAN104が、緊急サービスに対してベアラリソースを確立する要求を受信するケースにおいて、IP−CANが緊急サービストラフィックを優先させることが可能であろう。PCC(ポリシーおよび課金制御)方法を使用して、IP−CAN104に知らせて、緊急サービス104適切な取り扱いを要求してもよい。IP−CAN104が、緊急サービスに対してベアラリソースを確立する要求を受信するケースにおいて、IP−CAN104は、要求されたリソースを使用するIPフローが、緊急サービスのサポートに関わるネットワークエンティティとの通信のためだけであることを保証する。ローカル緊急番号がUEに確実に知られるようにするために、IP−CAN104は、緊急番号をUE102に提供してもよい。
UE102の、検出される緊急通話コンポーネント126は、開始された通話がPSAPに対するものであり、したがって、緊急通話であることを有利にも認識できる。代わりに、または、さらに、UE102の、検出されない緊急通話コンポーネント128は、UEにより開始された通話、または、PSAPにより開始された通話、または、コールバックを緊急通話として識別するネットワーク情報に応答するものとすることができる。
ここで記述する、実例となる構成は、有利にも、ワイヤレス通信に対処するが、他の方法でIMS106に結合できる(例えば、ワイヤードネットワーク接続によるボイスオーバーIP(VoIP))ユーザ機器(UE)130に観点を適用できることを理解すべきである。
図2において、緊急通話と、コールバックと、移動/UE202による、優先される応答とを容易にする通信ネットワーク200は、有利にも、追加の通話セッション制御機能(CSCF)の役割、特に、緊急CSCF(“E−CSCF”)204を含む。E−CSCF204は、Mw基準点を使用して、サービングCSCF206に接続する。E−CSCF204は、Mw基準点を使用して、IMS208に接続し、IMS208は次に、PSAP210に接続する。E−CSCF204は、Mi/Mg基準点を使用して、公衆電話交換ネットワーク(PSTN)212、ブレークアウトゲートウェイ制御機能(BGCF)およびMGCF212に接続する。E−CSCF204は、MI基準点を使用して、位置検索機能(LRF)214に接続する。PSAP210は、基準点であるLe基準点(例えば、E2)により、LRF214に接続し、基準点Mm/Mwにより、S−CSCF206に接続する。E−CSCF204は、基準点Mwにより、プロキシCSCF216に接続し、プロキシCSCF216は次に、Gm基準点により、移動/UE202に接続する。
UE202は、多くの例において、緊急セッション確立要求を検出できるはずである。例えば、IMS緊急登録要求における特別の緊急パブリックユーザ識別子を使用できる。すでにIMSが登録しており、(例えば、ホームネットワーク外のローミングがサポートされていないIP−CANを含む)そのホームネットワーク中にあるとき、UE202は、事前の緊急登録をせずに、IMS緊急セッション確立を実行してもよい。さもなければ、UE202は、IMS緊急登録を実行でき、IMS緊急登録は、緊急セッション要求中に緊急サービス表示を含めることができる。さらに、IMS登録に対する十分な証明書を持たない人といった状況であるとき、UE202は、“匿名のユーザ”に対する緊急セッションを確立するために、要求中に機器の識別子を含めることができる。UE202は、利用可能である場合、IP−CANに対する識別情報(例えば、MCC−MNCまたは等価物)を含めることができる。UE202は、回線交換(CS)領域中で緊急通話を試みることができるデュアルモードであってもよい。したがって、優先取り扱いは、IMSにより受信した緊急通話を優先して、CSセッションを切換えるか、または、CSセッションを保留にすることを伴うことができる。UE202は、UEにより検出可能な緊急の試行がない結果として、“緊急”に設定されたタイプを有する380の(代替サービス)応答を取り扱うことができる。UE202は、緊急セッション確立の試行の結果として必要とされるIMS緊急登録の表示を有する応答を取り扱うことができる。
実例となるケースにおいて、UE202は、緊急セッション確立要求を開始し、ネットワーク中で正しく要求を処理する目的のために、以下の特定の情報が、要求メッセージ中で与えられる。UE202は、緊急セッション表示を提供し、IMS緊急登録が実行される場合、緊急パブリックユーザ識別子を提供する。そうでない場合、何らかの登録されているパブリックユーザ識別子が使用される。利用可能である場合、UE202は、緊急パブリックユーザ識別子に関係付けられている電話機ユニフォームリソースインジケータ(URI)を提供することができてもよい。UE202はまた、いくつかの例において、位置を提供することができてもよい。
緊急サービスにおいて、位置情報が、2つの主な理由のために必要とされる。位置情報の第1の目的は、UE202が現在位置しているエリアをどのPSAP210が担当しているかをIMSネットワーク208が決定するのを可能にすることであり、それにより、IMSネットワーク208は、緊急セッションを正しいPSAP210にルーティングできる。第2の目的は、緊急セッションの間に、または、その後に、PSAP210が、端末に対する、より正確な、または更新された位置情報を得ることである。UE202が、利用可能な位置情報を有する場合、UE202は、緊急セッションを確立するための要求中に位置情報を含める。位置情報は、位置識別子であるネットワーク位置情報、および/または、地理的な位置情報から構成されていてもよい。P−CSCF216が、IP−CAN(図1)に問い合わせて、位置識別子を取得してもよい。必要な場合、E−CSCF204が、追加の位置情報をLRF214に問い合わせてもよい。E−CSCF204が、緊急サービス要求において位置情報を受信しない場合、E−CSCF204は、位置情報をLRF214に問い合わせてもよい。UE202により最初に提供される場合、E−CSCF204は、LRF214に問い合わせて、位置情報を確認できる。
したがって、位置検索機能(LRF)214は、IMS緊急セッションを開始しているUEの位置情報の検索を担当する。位置検索機能(LRF)が、ルーティング決定機能(RDF)と、位置サーバ(例えば、ゲートウェイ移動位置センター(GMLC))とから成る構成をサポートすることが可能であるだろう。LRFは、緊急要求をルーティングするために、RDFを利用して、ルーティング情報をE−CSCFに提供する。RDFは、位置機能エンティティ(例えば、GMLC)と対話して、ESQKの割振りおよび管理を管理できる。ESQKは、位置情報と、オプションとしてコールバック番号とをLRFに問い合わせるために、PSAPにより使用される。LRF−PSAPの対話は、この明細書の範囲外である。
LRF214によりE−CSCF204に提供される情報は、ルーティング情報と、ローカルのレギュレーションを受ける、緊急サービスに必要な他のパラメータとを含む。例えば、この情報は、ESQK、ESRN、北米におけるLRO、EUにおける位置番号、PSAP SIP URIまたはTel URIを含んでいてもよい。正しいPSAP宛先アドレスをE−CSCF204に提供するために、LRF214は、UE202に対して、中間位置情報を要求してもよい。
いくつかの地域において、例えば、北米地域において、PSAP210により要求される場合、UEに対する正確な最初の位置推定をPSAP210に提供し、ことによると、UE202に対する正確な更新された位置推定を提供することが必要であるかもしれない。この要求が存在するとき、LRF214は、E−CSCF204により提供されるすべての情報を含む緊急セッションの記録を記憶してもよく、緊急セッションが終了していることをE−CSCF204により知らされたときに、この記録だけを解放するであろう。LRF214によりE−CSCF204に提供される情報(例えば、ESQK)は、LRF214と、LRF214中の緊急セッション記録との両方を識別する相関情報を含むであろう。この相関情報は、(例えば、SIP INVITEにおいて、または、MGCFからのSS7 ISUPシグナリングにより)セッション確立の間にPSAP210に転送されるであろう。PSAP210は、この情報を使用して、LRF214から最初の位置推定を要求し、および/または、更新された位置推定を要求してもよい。
E−CSCF204は、緊急要求をPSAP/緊急センター210にルーティングし、PSAP/緊急センター210は、UE202の現在の位置に、または、デフォルトのPSAP/緊急センター210に対応する。ルーティングの方法は、IWLANまたは固定のブロードバンドのアクセスが、緊急サービスに対して、UE202により使用されているかに基づいて、変更できる。E−CSCF204は、UEの位置情報を含むSIP要求をPSAP/緊急センター210またはBGCF/MGCF212に転送する。位置情報は、明示の位置情報、および/または、PSAP210が後の段階において位置を検索することを可能にする参照キーを含むことができる。
さらに、緊急CSCF204は、P−CSCF216から緊急セッション確立要求を受信する。位置情報が緊急要求に含まれていない場合、または、追加の位置情報が要求される場合、E−CSCF204は、位置情報を検索することをLRF214に要求してもよい。必要な場合、E−CSCF204は、UEにより含められている場合、位置情報を確認することをLRF214に要求する。E−CSCF204は、適切なルーティング情報/PSAPの宛先を決定するか、または、それらをLRF214に問い合わせ、匿名のセッション確立要求を含む緊急セッション確立要求を、適切な宛先にルーティングし、P−asserted IDまたはUE識別のコンテンツをLRF214に送ることができ、さらなる通話プロセスのために、緊急IMS通話を緊急通話サービス(ECS)にルーティングできる。
さらに、他のIMS機能エンティティに関して、プロキシCSCF216が属するIPマルチメディアコアネットワーク(IM CN)サブシステムが、(例えば、ローカルポリシーまたはUE202が、IM CNサブシステムの地理的エリア内にないか、または、IP−CANがサポートされていないことに起因して)UE202に対して緊急セッションをサポートできない場合に、P−CSCF216が緊急登録要求を拒絶する場合を除いて、P−CSCF216は、他の任意の登録要求のように、緊急パブリックユーザ識別子を有する登録要求を取り扱う。P−CSCF216は、緊急セッション確立要求を検出し、マークのつけられていない緊急要求を拒絶/許可し、匿名の緊急要求を拒絶/許可し、緊急でない要求における緊急パブリックユーザ識別子の表明を防ぎ、緊急登録と関連する、緊急でない要求を防ぎ、位置識別子をIP−CANに問い合わせてもよく、同じネットワーク中の緊急CSCFを選択して、緊急セッション要求を取り扱う。選択方法は、本文書において標準化されておらず、緊急セッションを優先させ、UEにより提供される場合、通話者のTel URIの有効性をチェックし、緊急パブリックユーザ識別子に関係付けられているTel URIに関してUEが知っている場合、セッション確立要求においてTel URIを提供し、UEにより検出可能でない緊急セッション確立要求の検出の結果として、緊急セッション表示によりUE202に応答してもよく、緊急セッション確立試行の処理の結果として必要とされるIMS緊急登録の表示により、UE202に応答してもよく、緊急サービスに関係付けられているサービスデータフローを識別し、それに応じて(示していない)ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)を知らせることができるはずである。
S−CSCF206が緊急登録を受信するとき、S−CSCF206は、受信したREGISTER要求中のExpiresヘッダの値をチェックすることにより、および、サービングシステムのローカルポリシーに基づいて、登録の継続時間を決定する。
図3Aにおいて、UE302における緊急通話の優先取り扱いに対して、方法または動作のシーケンス300が、UE302、IP−CAN304、IMSネットワーク306および緊急センター/PSAP308により実行される。ブロック310において、UEが、緊急セッションの確立として要求を検出する。例えば、PSAPが、新しい通話をUEに対して開始し(すなわち、PSAPコールバックのケース)、UE302は、SIPヘッダ値(例えば、P−Asserted−IdentityまたはPriority)に基づいて、e−通話として、この通話を識別できる。ヘッダ値は、MGCFにより、または、PSAP自身(または、PSAPに代わって、他の何らかのネットワークエンティティ)により、挿入できる。
UE302が、他の進行中のセッションに起因して、緊急通話を確立するのに十分なリソースまたは能力を有さないケースにおいて、UEは、進行中の通信を終了させて、確保されるベアラリソースを解放すべきである(ブロック312)。いくつかの例において、UE302は、位置の支援または確認を必要とする。その目的のために、IMSネットワーク306は、緊急URIを含むSIP INVITEメッセージを送ることにより緊急セッション要求を開始するUE302に応答して、位置およびルーティング情報を検索するLRF/RDFを使用して緊急セッションの確立を支援できる(ブロック314)。必要な場合、IMSネットワーク306は、LRFにアクセスして、UEの位置を検索してもよい(ブロック316)。必要な場合、LRFはRDFを呼び出して、適切なPSAPの宛先を決定する(ブロック318)。LRFは、必要な位置/ルーティング情報(例えば、北米に対して、ESQK、または、EUに対して、位置番号)をIMSネットワークに返す。IMSネットワーク306は、LRFにより返されたルーティング情報を使用して、適切なPSAP308に向けて緊急セッション要求をルーティングする(ブロック320)。(LRFが、ESQKをIMSネットワーク306に提供するか、または、他の任意の専用リソースを緊急セッションに割り当てる場合、IMSネットワーク306は、LRFが、このリソースを解放することを可能にするために、セッションが解放されるときをLRFに知らせる)。
次に、緊急セッションおよびベアラリソースの確立が、PSAP308により完了される(ブロック322)。したがって、IMS緊急登録が実行される場合、UE302は、緊急セッション表示および緊急パブリックユーザ識別子を含むIMSセッション確立手続きを使用して、IMS緊急セッション確立を開始する。さもなければ、UE302は、緊急セッション表示および登録された何らかのパブリックユーザ識別子を含むIMSセッション確立手続きを使用して、IMS緊急セッション確立を開始する。手続きがUE302により個々に活動化されるか、または、それらのうちのいくつかが、自動的に実行されるかは、端末の構成と、UEの設定とに依存する。例えば、UE302中のマルチメディアアプリケーションは、アプリケーションレベル登録を開始でき、アプリケーションにより開始される動作をサポートすることに応答して、ルーティングを実行しなければならないだろう。UE302との対話は、これらのステップの間に発生してもよい。
緊急通話セッションが確立されると、PSAP308は、コールバックを可能にするような目的のために、緊急通話者(UE302)に関する十分な情報を捕捉する。したがって、緊急セッションが遮断されるか、または解放される場合、PSAP308が準備される(ブロック326)。PSAP308は、緊急コールバックを開始できる(ブロック330)。有利なことに、緊急または緊急コールバックとして通話にラベルをつけるMGWとして描写するように(ブロック334)、または、通話が、緊急センター/PSAPから発信しているものとして自己識別されることにより(ブロック336)、緊急コールバックは、その確立している通信中の緊急通話として識別を有する(ブロック332)。
緊急コールバックセッションがUE302により確立された後に、または、確立されている間に、UE302は、通話の緊急ステータスを検出する(ブロック338)。UE302は、容量を解放し、ユーザの気を散らすものを取り除くために、何らかの第2のセッションを保留にするか、または中断するような、優先取り扱いを実行する(ブロック340)。さらに、UE302は、コールウェイティングや、三者間通話や、マルチメディアストリーミング/再生セッションや、デバイスサイレンス/スリープモードなどのような、緊急通話を曖昧にするか、または緊急通話から気を散らす機能をディセーブルすることにより、さらなる支障を防ぐことができる(ブロック342)。UE302は、可視の、可聴の、および触覚のアラートのようなユーザアラートを実行する(ブロック344)。
図3B中の方法300に続くと、UE302は、図3A中で上述したのと同様に通話をかけるが、緊急セッションの確立として要求を検出しない(ブロック360)。例えば、UEは、“UEにより検出されない緊急通話”をかける。例えば、UEが異なる国においてローミングしており、ローカルの緊急番号をダイヤルするときに、このことが起こる。ここで、緊急番号は、ローカルネットワークにより認識され、通話は、PSAPに送り出される。UEはまた、UEがかけた通話が緊急通話であることをネットワーク(E−CSCF、P−CSCFなど)により伝えられる(ブロック361)。前の使用のケースと同様に、ネットワークは、P−Asserted−IdentityヘッダまたはPriorityヘッダを使用して、e通話に関してUEに伝えることができる。
UE302が、ブロック360において緊急セッションを検出できなかった場合、通常のセッション確立手続きに従って、訪問した公衆地上移動ネットワーク(PLMN)中のP CSCFに対して、または、ホームPLMN中のP CSCFに対して、セッション確立要求を送ることができる。前者は、ローミングの状況に対して適用可能であるのに対して、後者は、ローミングおよびローミングでない状況の両方に対して適用できる。セッション確立要求を送るのに先立って、UE302は、通常の登録手続きに従ってIMSネットワーク306中に登録される。ローカルポリシー(例えば、アクセスタイプをチェックすること)に基づいて、これが緊急セッションを確立する要求であることをP−CSCFが検出するケースにおいて、P−CSCFは、これが、緊急セッションに対するものである表示を有するセッション開始要求を拒絶するかもしれない。UE302が、セッションの拒絶を受信するとき、上述したように、UE302は、CS領域において、または、IMS領域において、緊急通話を開始することを試みる。代わりに、訪問したPLMN中のP−CSCFまたはローミングでないUE302に対するホームPLMN中のP−CSCFは、明示的な緊急表示をセッション要求中に挿入することによりセッション開始要求が継続し、同じネットワーク中の緊急CSCFに対してその要求を転送することを可能にする。セッションが緊急セッションとしてマークされていることをUE302に知らせる必要はなく、すなわち、UEは、通常のセッション確立としてセッションを扱うことができる。
他の進行中のセッションに起因して、UE302が、緊急通話を確立するのに十分なリソースまたは容量を有さないケースにおいて、UEは進行中の通信を終了させて、確保されたベアラリソースを解放すべきである(ブロック362)。いくつかの例において、UE302は、位置の支援または確認を必要とする。その目的のために、IMSネットワーク306は、緊急URIを含まないSIP INVITEメッセージを送ることにより、緊急セッション要求を開始するUE302に応答して、位置およびルーティング情報を検索するLRF/RDFを使用して緊急セッションの確立を支援できる(ブロック364)。IMSネットワーク306は、LRFにアクセスして、UEの位置を検索してもよい(ブロック366)。通話が緊急通話であることをネットワークが決定することにより(ブロック366)、例えば、PSAP308への通話またはPSAP308からの通話が緊急通話であることを認識することにより、そのような動作を促すことができる。
必要な場合、LRFはRDFを呼び出して、適切なPSAPの宛先を決定する(ブロック370)。LRFは、必要な位置/ルーティング情報(例えば、北米に対して、ESQK、または、EUに対して、位置番号)をIMSネットワークに返す。IMSネットワーク306の(E−CSCF)は、LRFにより返されたルーティング情報を使用して、適切なPSAP308に向けて緊急セッション要求をルーティングする(ブロック372)。
有利なことに、緊急または緊急コールバックとして通話にラベルをつけるMGWとして描写するように(ブロック376)、または、通話が、緊急センター/PSAPから発信しているものとして自己識別されることにより(ブロック378)、緊急通話は、その確立している通信中の緊急通話として識別を有する(ブロック374)。緊急通話セッションがUE302により確立された後に、または、確立されている間に、UE302は、通話の緊急ステータスを検出する(ブロック380)。UE302は、容量を解放し、ユーザの気を散らすものを取り除くために、何らかの第2のセッションを保留にするか、または中断するような、優先取り扱いを実行する(ブロック382)。さらに、UE302は、コールウェイティングや、三者間通話や、マルチメディアストリーミング/再生セッションや、デバイスサイレンス/スリープモードなどをディセーブルするように、緊急通話を曖昧にするか、または緊急通話から気を散らす機能をディセーブルすることにより、さらなる支障を防ぐことができる(ブロック384)。UE302は、可視の、可聴の、および触覚のアラートのようなユーザアラートを実行する(ブロック386)。
図4は、多数のユーザをサポートするように構成されている例示的な通信システム400を図示し、通信システム400において、さまざまな開示した実施形態および観点を実現してもよい。図4中で示すように、一例として、システム400は、例えば、マクロセル402aないし402gのような複数のセル402に対して通信を提供し、各セルは、(アクセスポイント(AP)404aないし404gのような)対応するAP404により担当されている。各セルは、1つ以上のセクタにさらに分割されていてもよい。ユーザ機器(UE)としても区別なく知られている、アクセス端末(AT)406aないし406kを含む、さまざまなAT406が、システム全体にわたって分散されている。例えば、ATがアクティブであるかどうか、および、それがソフトハンドオフ中であるかどうか次第で、各AT406は、定められた時に、フォワードリンク(FL)および/またはリバースリンク(RL)上で、1つ以上のAP404と通信してもよい。ワイヤレス通信システム400は、大きな地理的領域にわたってサービスを提供してもよく、例えば、マクロセル402aないし402gは、近隣において数ブロックをカバーしてもよい。1つの観点において、システム400は、公共安全アクセスポイント(PSAP)408をさらに含み、公共安全アクセスポイント(PSAP)408は、緊急通話が受信され、適切な緊急サービスにルーティングされる、公衆電話交換ネットワーク(PSTN)終端ポイントである。
図5は、本発明の1つの観点にしたがった、公共安全アクセスポイント(PSAP)から発信された通話の識別を容易にする方法を説明する。移動局またはUEが、緊急通話をかけて、通話が切断されるか、または、終了されるとき、PSAPは、UEにコールバックすることを選んでもよい。そのようなコールバックが生じるとき、UEは、コールバックがPSAPから発信していることを知る必要があり、そのため、UEは、何らかの進行中の通話を終了させて、PSAPからの、この着信通話を受け入れることができる。さらに、UEが、PSAPからのコールバックとして、着信通話を識別する場合、UEは、着信通話の間、例えば、コールウェイティングや、三者間通話などのような、いくつかの補足の機能をディセーブルすることができる。
1つの観点において、処理ブロック510において、予め定められた値に設定されたヘッダを有する、着信通話が、UEにおいて受信される。1つの観点において、ヘッダは、P−Asserted−Identityヘッダであり、P−Asserted−Identityヘッダは、例えば、予め定められているストリング“urn:services:sos”のような、予め定められている値か、または、PSAPから発信しているものとして通話を識別する、他の何らかの指定された値に設定されていてもよい。代替の観点において、P−Asserted−Identityヘッダは、コールバック(または通話)がPSAPにおいて発信したことを示す追加の情報を含んでいてもよい。追加の情報は、例えば、通話がPSAPからのものであることを示すユニフォームリソース識別子(URI)パラメータを含んでいてもよい。URIパラメータは、値“urn:services:sosを、または、代替として、通話がコールバックであることを示す、他の何らかの予め定められている値をさらに含んでいてもよい。
別の代替の観点において、ヘッダは、Priorityヘッダであり、Priorityヘッダは、例えば、緊急値、または、予め定められている“緊急−コールバック”値、または、PSAPから発信しているものとして通話を識別する、他の任意の指定された値、のような予め定められている値に設定されてもよい。1つの観点において、着信通話がPSTNから生じる場合、PSTNとIMSエンティティとの間のインターフェースとして提供されるメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)が、P−Asserted−Identityヘッダおよび/またはPriorityヘッダを、特定の値に設定する。代わりに、何らかのネットワークエンティティが、対応するヘッダを予め定められている値に設定してもよい。
1つの観点において、処理ブロック520において、着信通話は、予め定められている値に基づいて、PSAPから発信しているものとして識別される。UEは、着信ヘッダを処理し、予め定められている値に基づいて、PSAPから発信しているものとして通話を識別し、したがって、何らかの進行中の通話を終了させて、この着信通話を受け入れてもよく、通話と干渉するかもしれない何らかの機能をディセーブルしてもよい。
図6は、本発明の1つの観点にしたがった、検出されない緊急通話の識別を容易にする方法を説明する。移動局またはUEが、緊急通話をかけるとき、移動局またはUEは、番号シーケンスがUEに知られている場合にのみ、番号シーケンスに基づいて、通話を識別してもよい。番号シーケンスにより識別されないかもしれない緊急通話に対して、UEは、それが緊急通話にダイヤルしていることに気付く必要があり、そのためUEは、通話中に、例えば、コールウェイティングや、三者間通話などのような、いくつかの補足の機能をディセーブルしてもよい。
1つの観点において、処理ブロック550において、UEは、要求メッセージを送信して、ネットワーク内で通話を開始する。処理ブロック560において、予め定められている値に設定されたヘッダを有する、着信応答メッセージが、UEにおいて受信される。1つの観点において、ヘッダは、P−Asserted−Identityヘッダであり、上述したように、P−Asserted−Identityヘッダは、例えば、予め定められている緊急ストリング値、または、開始された通話を緊急通話として識別する他の何らかの指定された値のような、予め定められている値に設定されてもよく、あるいは、例えば、URIパラメータのような追加の情報を含んでいてもよい。代替の観点において、ヘッダは、Priorityヘッダであり、Priorityヘッダは、例えば、緊急値、または、予め定められている“緊急コールバック”値、または、開始された通話を緊急通話として識別する、他の任意の指定された値、のような予め定められている値に設定されてもよい。1つの観点において、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)または、他の任意のネットワークが、P−Asserted−Identityヘッダおよび/またはPriorityヘッダを、特定の値に設定してもよい。
最後に、処理ブロック570において、開始された通話が、予め定められている値に基づいて、緊急通話として識別される。UEは、着信ヘッダを処理して、予め定められている値に基づいて、緊急通話として通話を識別する。
図7に関して、ユーザ機器(UE)として描写されている移動局600は、計算プラットフォーム602を有し、計算プラットフォーム602は、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、コンピュータに緊急通話を実行させるためのコードのセットのような手段を提供する。実例となる観点において、これらの通話は、IMSにより実施される。特に、計算プラットフォーム602は、プロセッサ620により実行される複数のモジュールを606ないし610を記憶するコンピュータ読み取り可能記憶媒体(例えば、メモリ)604を含む。プロセッサ620により制御される変調器622は、627において描写されるようにアンテナ626によりeNBに対して放射される、送信機624による変調のためのアップリンク信号を準備する。受信機626は、アンテナ626から、eNB600からのダウンリンク信号を受信し、ダウンリンク信号は、復調器628により復調されて、デコーディングのためにプロセッサ620に提供される。特に、手段(例えば、モジュール、コードのセット)606が、ユーザ機器において、PSAPとのデータパケット通信を確立するために提供される。手段(例えば、モジュール、コードのセット)608が、データパケット通信を緊急通話として識別するために提供される。手段(例えば、モジュール、コードのセット)610が、緊急通話の優先取り扱いを実行するために提供される。
図8において、ネットワークシステム650は、計算プラットフォーム652を有し、計算プラットフォーム652は、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器による緊急通話の優先取り扱いをコンピュータに容易にさせるためのコードのセットのような手段を提供する。実例となる観点において、これらの通話は、IMSにより実施される。特に、計算プラットフォーム652は、プロセッサ670により実行される複数のモジュールを656ないし660を記憶するコンピュータ読み取り可能記憶媒体(例えば、メモリ)654を含む。特に、手段(例えば、モジュール、コードのセット)606が、ユーザ機器において、PSAPとのデータパケット通信を確立するために提供される。手段(例えば、モジュール、コードのセット)608が、データパケット通信を緊急通話として識別するために提供される。手段(例えば、モジュール、コードのセット)610が、緊急通話の優先取り扱いを実行するために提供される。これらの手段556ないし660は、UE680と、PSAP684をつなぐネットワーク682との間のネットワーク通信モジュール678により、ダウンリンクチャネル674およびアップリンクチャネル676上で、この双方向通信を行う。
図9を参照して、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信しているユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行するシステム700を説明する。例えば、システム700は、ユーザ機器(UE)内に少なくとも部分的に存在することができる。システム700は機能ブロックを含むように表されており、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、または、これらの組合せ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表す機能ブロックとすることができることを理解すべきである。システム700は、共に動作できる電気コンポーネントの論理グループ702を含む。例えば、論理グループ702は、ユーザ機器において、PSAPとのデータパケット通信を確立する電気コンポーネント704を含むことができる。さらに、論理グループ702は、データパケット通信を緊急通話として識別する電気コンポーネント706を含むことができる。さらに、論理グループ702は、緊急通話の優先取り扱いを実行する電気コンポーネント708を含むことができる。さらに、システム700は、電気コンポーネント704、706および708に関係する機能を実行するための命令を保持するメモリ712を含むことができる。メモリ712の外部にあるように示しているが、電気コンポーネント704、706および708のうちの1つ以上は、メモリ712内に存在できることを理解すべきである。
図10を参照して、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立するときに、ユーザ機器が緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするシステム750を説明する。例えば、システム750は、UEとPSAPとの間のアップリンクおよびダウンリンクの少なくとも一部に参加するか、または、それらを制御するネットワーク内に、少なくとも部分的に存在できる。システム750は、機能ブロックを含むように表されており、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、または、これらの組合せ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表す機能ブロックとすることができることを理解すべきである。システム750は、共に動作できる電気コンポーネントの論理グループ752を含む。例えば、論理グループ752は、ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する電気コンポーネントを含むことができる。さらに、論理グループ752は、データパケット通信を緊急通話として識別する電気コンポーネント756を含むことができる。さらに、論理グループ752は、ユーザ機器が緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、PSAPからユーザ機器に中継する電気コンポーネント758を含むことができる。さらに、システム750は、電気コンポーネント754、756および758に関係する機能を実行するための命令を保持するメモリ762を含むことができる。メモリ762の外部にあるように示しているが、電気コンポーネント754、756および758のうちの1つ以上は、メモリ762内に存在できることを理解すべきである。
図11を参照して、公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置800を説明する。手段802が、ユーザ機器において、PSAPとのデータパケット通信を確立するために提供される。手段804が、データパケット通信を緊急通話として識別するために提供される。手段806が、緊急通話の優先取り扱いを実行するために提供される。
図12において、公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にする装置850を説明する。手段852が、ユーザ機器とPSAPとの間のデータパケット通信を転送するために提供される。手段854が、データパケット通信を緊急通話として識別するために提供される。手段856が、ユーザ機器が緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、PSAPからユーザ機器に中継するために提供される。
本明細書は、本発明の特定の例を記述しているが、当業者は、発明の概念から逸脱することなく、本発明のバリエーションを考案できる。例えば、ここでの教示は、回線交換ネットワークを参照するが、同様に、パケット交換ドメインネットワーク要素に適用可能である。
さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して情報および信号を表わしてもよいことを、当業者は理解するであろう。例えば、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光領域または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせにより、上の記述を通して参照されているデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップを表わしてもよい。
電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両方の組み合わせとして、ここで開示した例に関して記述したさまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、回路、方法およびアルゴリズムを実現してもよいことを、当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、方法およびアルゴリズムをそれらの機能の点から一般的に上述した。このような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるかどうかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、特定の各用途に対して、さまざまな方法で、記述した機能を実現するかもしれないが、そのような実現の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP),特定用途向け集積回路(ASIC),フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはここで記述した機能を実行するために設計された、これらの任意の組み合わせにより、ここで開示した例に関して記述した、さまざまな実例となる、論理ブロック、モジュールおよび回路を実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代わりに、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態遷移機械であってもよい。計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサ、または他の任意のこのような構成として、プロセッサを実現してもよい。
ここで開示した例に関して記述した方法またはアルゴリズムを、ハードウェア中で直接、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール中で、またはその2つの組み合わせ中で具体化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM,または技術的に知られている他の任意の形態の記憶媒体中に存在してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、記憶媒体はプロセッサに結合されていてもよい。代わりに、記憶媒体はプロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在してもよい。ASICはユーザ端末中に存在してもよい。
1つ以上の例示的な設計において、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせ中で実現してもよい。ソフトウェアにおいて実現する場合、コンピュータ読み取り可能媒体上に、1つ以上の命令またはコードとして、機能を記憶させてもよく、または機能を送信してもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする何らかの媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。一例として、限定ではないが、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は,RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、そして、コンピュータによりアクセスできる他の任意の媒体を備えることができる。さらに、いくつかの接続は、適切にコンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他のリモート情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザにより光学的にデータを再生する。上述の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
例として、事例として、あるいは実例として機能することを意味するために、“例示的な”という文言をここで使用する。“例示的な”ものとして、ここで記述するいずれの観点も、他の観点と比較して、必ずしも、好ましいまたは効果的なものと解釈されるものではない。開示した観点を、以下の技術のいずれか1つまたは組み合わせに適用してもよい:コード分割多元接続(CDMA)システム、複数搬送波CDMA(MC−CDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技術。ワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TD−SCDMA、および他の標準規格のような、1つ以上の標準規格を実現するように設計されていてもよい。開示した観点は、ワイヤレス通信ネットワークに対してだけでなく、ワイヤード通信ネットワークに対して適用してもよい。
上述したものは、さまざまな観点の例を含む。もちろん、さまざまな観点を記述する目的のために、コンポーネントまたは方法のすべての考えられる組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび順列が可能であることを認識し得る。したがって、主題の明細書は、すべてのそのような変更、修正および変形を包含するように向けられており、これらは特許請求の範囲の精神および範囲内にある。
特に、上述したコンポーネント、デバイス、回路、システム、および、これらに類似するものにより実行されるさまざまな機能に関して、そのようなコンポーネントを記述するために使用される(“手段”への参照を含む)用語は、特に示さない限り、たとえ、ここでの実例となる例示的な観点における機能を実行する開示した構造に構造的に同等でなくとも、記述したコンポーネントの指定された機能を実行する何らかのコンポーネント(例えば、機能的同等)に対応するように向けられている。この点に関しては、さまざまな観点は、システムだけでなく、さまざまな方法の動作および/またはイベントを実行するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読み取り可能媒体も含むことが認識されるであろう。
さらに、いくつかの構成のうちの1つだけに関して特定の特徴を開示しているかもしれないが、そのような特徴は、何らかの所定の、または、特定のアプリケーションに対して望ましく有利であるような、他の構成の他の1つ以上の特徴と組み合わせてもよい。用語“含む”および“含んでいる”およびこれらの変形が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、これらの用語は、用語“具備する”と類似して包括的であるように向けられている。さらに、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される用語“または”は、“非排他的論理和”であることを意味している。
さらに、理解されるように、開示したシステムおよび方法のさまざまな部分は、人工知能、マシン学習、あるいは知識またはルールベースのコンポーネント、サブコンポーネント、プロセス、手段、方法またはメカニズム(例えば、サポートベクタマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイジアン信念ネットワーク、ファジイ論理、データフュージョンエンジン、分類器...)を含んでいてもよい。そのようなコンポーネントは、とりわけ、実行されるいくつかのメカニズムまたは処理を自動化して、それにより、システムおよび方法の一部を、より適応性のあるものにさせるだけでなく、より効率的および知的にさせることができる。一例として、限定ではないが、進化型RAN(例えば、アクセスポイント、eノードB)は、ロバストな、または、強化されたチェックフィールドが用いられているとき、推論または予測できる。
本出願中で使用されるような、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、およびこれらに類似するものは、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェアまたは実行中のソフトウェアを指すように向けられている。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよいが、それだけに限られない。実例として、サーバ上で実行するアプリケーションとサーバとの両方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントが1つのコンピュータ上にローカライズされてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。
例として、事例として、あるいは実例として機能することを意味するために、“例示的な”という文言をここで使用する。“例示的な”ものとして、ここで記述するいずれの観点および設計も、他の観点または設計と比較して、必ずしも、好ましいまたは効果的なものと解釈されるものではない。
さらに、標準プログラミングおよび/または工学技術を使用して、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、または、開示した観点を実現するためにコンピュータを制御する、これらの任意の組合せを生成させる方法、装置、または製造品として、1つ以上のバージョンを実現してもよい。ここで使用する用語“製造品”(または、代替として、“コンピュータプログラムプロダクト”)は、任意のコンピュータ読み取り可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように向けられている。例えば、コンピュータ読み取り可能媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、それらに限定されない。さらに、搬送波を用いて、電子メールを送受信する際に、あるいは、インターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークにアクセスする際に使用されるようなコンピュータ読み取り可能電子データを搬送できることを理解すべきである。もちろん、当業者は、開示した観点の範囲から逸脱することなく、多くの修正をこの構成に対して実施してもよいことを認識するであろう。
多数のコンポーネント、モジュールおよびこれらに類似するものを含んでいてもよいシステムに関して、さまざまな観点を与えるであろう。さまざまなシステムは、追加のコンポーネント、モジュールなどを含んでいてもよく、および/または、図に関して説明した、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および認識すべきである。これらのアプローチの組み合わせを使用してもよい。ここで開示したさまざまな観点は、タッチスクリーン表示技術ならびに/あるいは、マウスおよびキーボードタイプのインターフェースを利用するデバイスを含む電気デバイスに対して実行できる。そのようなデバイスの例は、コンピュータ(デスクトップおよび移動)、スマート電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ならびに、ワイヤードおよびワイヤレスの両方の他の電子デバイスを含む。
上述した例示的なシステムを考慮して、開示した主題事項にしたがって実現してもよい方法を、いくつかのフロー図を参照して説明している。説明を簡単にするために、一連のブックとして、方法を示し、説明しているが、いくつかのブロックは、ここで描写し、記述した順序とは異なる順序で発生してもよく、および/または他のブロックと同時に発生してもよいことから、請求される主題事項は、ブロックの順序により限定されないことを理解および認識すべきである。さらに、ここで記述した方法を実現するのに、説明したすべてのブロックを必要としなくてもよい。さらに、ここで開示した方法は、そのような方法をコンピュータに移動および転送することを容易にする製造物上に記憶できることをさらに理解すべきである。ここで使用するとき、用語製造物の用語は、何らかのコンピュータ読み取り可能デバイスからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するように向けられている。
全部または一部、参照によりここに組み込まれると言われている、何らかの特許、刊行物、または、他の開示材料は、組み込まれる材料が、既存の定義、言明、または、本開示中で示した他の開示材料と矛盾しない範囲のみにおいてここに組み込まれている。したがって、必要な範囲で、ここで明確に示されている開示は、参照によりここに組み込まれている何らかの矛盾する材料に取って代わる。参照によりここに組み込まれると言われているが、既存の定義、言明、または、ここで示した他の開示材料に矛盾する、何らかの材料またはこれらの一部は、組み込まれる材料と、既存の開示材料との間で、いかなる矛盾も生じない範囲のみにおいて組み込まれるであろう。
全部または一部、参照によりここに組み込まれると言われている、何らかの特許、刊行物、または、他の開示材料は、組み込まれる材料が、既存の定義、言明、または、本開示中で示した他の開示材料と矛盾しない範囲のみにおいてここに組み込まれている。したがって、必要な範囲で、ここで明確に示されている開示は、参照によりここに組み込まれている何らかの矛盾する材料に取って代わる。参照によりここに組み込まれると言われているが、既存の定義、言明、または、ここで示した他の開示材料に矛盾する、何らかの材料またはこれらの一部は、組み込まれる材料と、既存の開示材料との間で、いかなる矛盾も生じない範囲のみにおいて組み込まれるであろう。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する方法において、
コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて以下の動作を実現することを含み、
前記動作は、
ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信を受信することと、
緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを検出することと、
前記緊急通話の優先取り扱いを実行することとを含む方法。
[2]前記ユーザ機器において、前記PSAPとのデータパケット通信をワイヤレスに確立することをさらに含む上記[1]記載の方法。
[3]ユーザ機器のユーザインターフェース上で、緊急通話を示すアラートを実行することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む上記[1]記載の方法。
[4]ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む上記[3]記載の方法。
[5]現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む上記[1]記載の方法。
[6]前記PSAPに結合され、ネットワークエンティティにより設定されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信することをさらに含む上記[1]記載の方法。
[7]前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)の前記ネットワークエンティティまたは前記PSAPにより設定される上記[6]記載の方法。
[8]前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである上記[1]記載の方法。
[9]前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される上記[8]記載の方法。
[10]前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される上記[9]記載の方法。
[11]前記ヘッダは、Priorityヘッダである上記[1]記載の方法。
[12]前記Priorityヘッダは、“緊急−コールバック”に設定される上記[11]記載の方法。
[13]公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
以下のコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶しているコンピュータ読み取り可能媒体に動作可能に結合されたプロセッサを具備し、
前記コンピュータ実行可能コンポーネントは、
ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信をコンピュータに受信させるための1組のコードと、
緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを、前記コンピュータに検出させるための1組のコードと、
前記緊急通話の優先取り扱いを前記コンピュータに実行させるための1組のコードとを備えるコンピュータプログラムプロダクト。
[14]公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置において、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体とを具備し、
前記コンポーネントは、
ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信を受信する手段と、
緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを検出する手段と、
前記緊急通話の優先取り扱いを実行する手段とを備える装置。
[15]公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置において、
ネットワークに送信する送信機と、
前記ネットワークから受信する受信機と、
前記受信機により、PSAPから発信しているデータパケット通信をユーザ機器において受信し、緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを検出し、前記緊急通話の優先取り扱いを実行する、計算プラットフォームとを具備する装置。
[16]前記送信機および受信機は、さらに、前記PSAPとのデータパケット通信を、前記ユーザ機器においてワイヤレスに確立するためのものである上記[15]記載の装置。
[17]緊急通話を示すアラートを実行することにより優先取り扱いを実行する、ユーザ機器のユーザインターフェースをさらに具備する上記[15]記載の装置。
[18]前記計算プラットフォームは、さらに、ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行するためのものである上記[17]記載の装置。
[19]前記計算プラットフォームは、さらに、現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行するためのものである上記[15]記載の装置。
[20]前記計算プラットフォームは、さらに、前記PSAPに結合され、ネットワークエンティティにより設定されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信するためのものである上記[15]記載の装置。
[21]前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)の前記ネットワークエンティティまたは前記PSAPにより設定される上記[20]記載の装置。
[22]前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである上記[15]記載の装置。
[23]前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される上記[22]記載の装置。
[24]前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される上記[23]記載の装置。
[25]前記ヘッダは、Priorityヘッダである上記[15]記載の装置。
[26]前記Priorityヘッダは、“緊急−コールバック”に設定される上記[25]記載の装置。
[27]ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための方法において、
コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて以下の動作を実現することを含み、
前記動作は、
ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信することと、
前記通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出することと、
前記緊急通話の優先取り扱いを実行することとを含む方法。
[28]前記ユーザ機器において、前記PSAPとのデータパケット通信をワイヤレスに確立することをさらに含む上記[27]記載の方法。
[29]ユーザ機器のユーザインターフェース上で、緊急通話を示すアラートを実行することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む上記[27]記載の方法。
[30]ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む上記[29]記載の方法。
[31]現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む上記[27]記載の方法。
[32]前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信することをさらに含み、前記ヘッダは、ネットワークエンティティにより設定される上記[27]記載の方法。
[33]前記ネットワークエンティティは、プロキシ通話セッション制御機能(P−CSCF)または緊急通話セッション制御機能(E−CSCF)を備える上記[32]記載の方法。
[34]前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである上記[27]記載の方法。
[35]前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される上記[34]記載の方法。
[36]前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される上記[35]記載の方法。
[37]前記ヘッダは、Priorityヘッダである上記[27]記載の方法。
[38]前記Priorityヘッダは、“緊急−通話”に設定される上記[37]記載の方法。
[39]ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための装置において、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体とを具備し、
前記コンポーネントは、
ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信する手段と、
前記通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出する手段と、
前記緊急通話の優先取り扱いを実行する手段とを備える装置。
[40]ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための装置において、
ネットワークからデータパケット通信を受信する受信機と、
ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信する送信機と、
前記受信機により受信され、前記通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出して、前記緊急通話の優先取り扱いを実行する計算プラットフォームとを具備する装置。
[41]前記送信機および受信機は、さらに、前記PSAPとのデータパケット通信を、前記ユーザ機器においてワイヤレスに確立するためのものである上記[40]記載の装置。
[42]前記計算プラットフォームは、さらに、ユーザ機器のユーザインターフェース上で、緊急通話を示すアラートを実行することにより優先取り扱いを実行するためのものである上記[40]記載の装置。
[43]前記計算プラットフォームは、さらに、ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行するためのものである上記[42]記載の装置。
[44]前記計算プラットフォームは、さらに、現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行するためのものである上記[40]記載の装置。
[45]前記計算プラットフォームは、さらに、前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信するためのものであり、前記ヘッダは、ネットワークエンティティにより設定される上記[40]記載の装置。
[46]前記ネットワークエンティティは、プロキシ通話セッション制御機能(P−CSCF)または緊急通話セッション制御機能(E−CSCF)を備える上記[45]記載の装置。
[47]前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである上記[40]記載の装置。
[48]前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される上記[47]記載の装置。
[49]前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される上記[48]記載の装置。
[50]前記ヘッダは、Priorityヘッダである上記[40]記載の装置。
[51]前記Priorityヘッダは、“緊急−通話”に設定される上記[50]記載の装置。
[52]公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための方法において、
コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて、以下の動作を実現することを含み、
前記動作は、
ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送することと、
前記データパケット通信を緊急通話として識別することと、
前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に中継することとを含む方法。
[53]無線アクセスノードと前記ユーザ機器との間でワイヤレスに通信することにより、前記ヘッダを中継することをさらに含む上記[52]記載の方法。
[54]前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された通話を受信することと、
前記ユーザ機器が前記通話を緊急通話として識別したことを検出することと、
通話遮断の後で前記PSAPからのコールバックを容易にすることにより、緊急通話のためのヘッダを有する前記ヘッダを中継することとをさらに含む上記[52]記載の方法。
[55]前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された、緊急通話として自己識別されない通話を受信することと、
前記PSAPの、その通話宛先を決定することに応答して、前記通話を緊急通話として識別するヘッダを中継することとをさらに含む上記[52]記載の装置。
[56]前記緊急通話を識別する前記ヘッダ中で“緊急コールバック”値を設定することにより、前記ヘッダを中継することをさらに含む上記[52]記載の方法。
[57]前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)からのデータパケット通信を容易にすることをさらに含み、前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定される上記[52]記載の方法。
[58]セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信する前記PSAPにより設定されたP−asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む上記[52]記載の方法。
[59]セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信するメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定されたP−asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む上記[52]記載の方法。
[60]通話がPSAPから発信していることを示すユニフォームリソース識別子(URI)に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む上記[59]記載の方法。
[61]前記URI値“urn:services:sos”に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む上記[60]記載の方法。
[62]公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
以下のコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶しているコンピュータ読み取り可能媒体に動作可能に結合されたプロセッサを具備し、
前記コンピュータ実行可能コンポーネントは、
ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信をコンピュータに転送させるための1組のコードと、
前記データパケット通信を緊急通話として前記コンピュータに識別させるための1組のコードと、
前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に前記コンピュータに中継させるための1組のコードとを備えるコンピュータプログラムプロダクト。
[63]公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための装置において、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体とを具備し、
前記コンポーネントは、
ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する手段と、
前記データパケット通信を緊急通話として識別する手段と、
前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に中継する手段とを備える装置。
[64]公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための装置において、
ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する、アップリンクおよびダウンリンクと、
前記データパケット通信を緊急通話として識別する計算プラットフォームとを具備し、
前記ダウンリンクはさらに、前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に中継する装置。
[65]前記ヘッダを前記ユーザ機器にワイヤレスに中継する無線アクセスノードをさらに具備する上記[64]記載の装置。
[66]前記アップリンクは、さらに、前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された通話を受信するためのものであり、
前記計算プラットフォームは、さらに、前記ユーザ機器が前記通話を緊急通話として識別したことを検出するためのものであり、
前記ダウンリンクは、さらに、通話遮断の後で前記PSAPからのコールバックを容易にすることにより、緊急通話のためのヘッダを有する前記ヘッダを中継するためのものである上記[64]記載の装置。
[67]前記アップリンクは、さらに、前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された、緊急通話として自己識別されない通話を受信するためのものであり、
前記ダウンリンクは、さらに、前記PSAPの、その通話宛先を決定することに応答して、前記通話を緊急通話として識別するヘッダを中継するためのものである上記[64]記載の装置。
[68]前記ダウンリンクは、さらに、前記緊急通話を識別する前記ヘッダ中で“緊急コールバック”値を設定することにより、前記ヘッダを中継するためのものである上記[64]記載の装置。
[69]前記計算プラットフォームは、さらに、前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)からのデータパケット通信を容易にするためのものであり、前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定される上記[64]記載の装置。
[70]前記ダウンリンクは、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信する前記PSAPにより設定されたP−asserted Identityヘッダを中継するためのものである上記[64]記載の装置。
[71]前記ダウンリンクは、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信するメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定されたP−asserted Identityヘッダを中継するためのものである上記[64]記載の装置。
[72]前記ダウンリンクは、さらに、通話がPSAPから発信していることを示すユニフォームリソース識別子(URI)に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継するためのものである上記[64]記載の装置。
[73]前記ダウンリンクは、さらに、前記URI値“urn:services:sos”に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継するためのものである上記[72]記載の方法。

Claims (73)

  1. 公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する方法において、
    コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて以下の動作を実現することを含み、
    前記動作は、
    ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信を受信することと、
    緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを検出することと、
    前記緊急通話の優先取り扱いを実行することとを含む方法。
  2. 前記ユーザ機器において、前記PSAPとのデータパケット通信をワイヤレスに確立することをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. ユーザ機器のユーザインターフェース上で、緊急通話を示すアラートを実行することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む請求項1記載の方法。
  4. ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む請求項3記載の方法。
  5. 現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 前記PSAPに結合され、ネットワークエンティティにより設定されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信することをさらに含む請求項1記載の方法。
  7. 前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)の前記ネットワークエンティティまたは前記PSAPにより設定される請求項6記載の方法。
  8. 前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである請求項1記載の方法。
  9. 前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される請求項8記載の方法。
  10. 前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される請求項9記載の方法。
  11. 前記ヘッダは、Priorityヘッダである請求項1記載の方法。
  12. 前記Priorityヘッダは、“緊急−コールバック”に設定される請求項11記載の方法。
  13. 公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    以下のコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶しているコンピュータ読み取り可能媒体に動作可能に結合されたプロセッサを具備し、
    前記コンピュータ実行可能コンポーネントは、
    ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信をコンピュータに受信させるための1組のコードと、
    緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを、前記コンピュータに検出させるための1組のコードと、
    前記緊急通話の優先取り扱いを前記コンピュータに実行させるための1組のコードとを備えるコンピュータプログラムプロダクト。
  14. 公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置において、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体とを具備し、
    前記コンポーネントは、
    ユーザ機器において、PSAPから発信しているデータパケット通信を受信する手段と、
    緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを検出する手段と、
    前記緊急通話の優先取り扱いを実行する手段とを備える装置。
  15. 公共安全アクセスポイント(PSAP)と通信するユーザ機器を使用して、緊急通話の優先取り扱いを実行する装置において、
    ネットワークに送信する送信機と、
    前記ネットワークから受信する受信機と、
    前記受信機により、PSAPから発信しているデータパケット通信をユーザ機器において受信し、緊急通話を識別する、前記データパケット通信のためのヘッダを検出し、前記緊急通話の優先取り扱いを実行する、計算プラットフォームとを具備する装置。
  16. 前記送信機および受信機は、さらに、前記PSAPとのデータパケット通信を、前記ユーザ機器においてワイヤレスに確立するためのものである請求項15記載の装置。
  17. 緊急通話を示すアラートを実行することにより優先取り扱いを実行する、ユーザ機器のユーザインターフェースをさらに具備する請求項15記載の装置。
  18. 前記計算プラットフォームは、さらに、ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行するためのものである請求項17記載の装置。
  19. 前記計算プラットフォームは、さらに、現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行するためのものである請求項15記載の装置。
  20. 前記計算プラットフォームは、さらに、前記PSAPに結合され、ネットワークエンティティにより設定されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信するためのものである請求項15記載の装置。
  21. 前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)の前記ネットワークエンティティまたは前記PSAPにより設定される請求項20記載の装置。
  22. 前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである請求項15記載の装置。
  23. 前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される請求項22記載の装置。
  24. 前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される請求項23記載の装置。
  25. 前記ヘッダは、Priorityヘッダである請求項15記載の装置。
  26. 前記Priorityヘッダは、“緊急−コールバック”に設定される請求項25記載の装置。
  27. ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための方法において、
    コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて以下の動作を実現することを含み、
    前記動作は、
    ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信することと、
    前記通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出することと、
    前記緊急通話の優先取り扱いを実行することとを含む方法。
  28. 前記ユーザ機器において、前記PSAPとのデータパケット通信をワイヤレスに確立することをさらに含む請求項27記載の方法。
  29. ユーザ機器のユーザインターフェース上で、緊急通話を示すアラートを実行することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む請求項27記載の方法。
  30. ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む請求項29記載の方法。
  31. 現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行することをさらに含む請求項27記載の方法。
  32. 前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信することをさらに含み、前記ヘッダは、ネットワークエンティティにより設定される請求項27記載の方法。
  33. 前記ネットワークエンティティは、プロキシ通話セッション制御機能(P−CSCF)または緊急通話セッション制御機能(E−CSCF)を備える請求項32記載の方法。
  34. 前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである請求項27記載の方法。
  35. 前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される請求項34記載の方法。
  36. 前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される請求項35記載の方法。
  37. 前記ヘッダは、Priorityヘッダである請求項27記載の方法。
  38. 前記Priorityヘッダは、“緊急−通話”に設定される請求項37記載の方法。
  39. ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための装置において、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体とを具備し、
    前記コンポーネントは、
    ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信する手段と、
    前記通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出する手段と、
    前記緊急通話の優先取り扱いを実行する手段とを備える装置。
  40. ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話発信のための装置において、
    ネットワークからデータパケット通信を受信する受信機と、
    ユーザ機器(UE)により検出されない緊急通話を発信する送信機と、
    前記受信機により受信され、前記通話を緊急通話として識別する、応答中のヘッダから検出して、前記緊急通話の優先取り扱いを実行する計算プラットフォームとを具備する装置。
  41. 前記送信機および受信機は、さらに、前記PSAPとのデータパケット通信を、前記ユーザ機器においてワイヤレスに確立するためのものである請求項40記載の装置。
  42. 前記計算プラットフォームは、さらに、ユーザ機器のユーザインターフェース上で、緊急通話を示すアラートを実行することにより優先取り扱いを実行するためのものである請求項40記載の装置。
  43. 前記計算プラットフォームは、さらに、ユーザ選択によりディセーブルされたユーザインターフェース機能をイネーブルにすることにより、優先取り扱いを実行するためのものである請求項42記載の装置。
  44. 前記計算プラットフォームは、さらに、現在の通信セッションを遮断して前記緊急通話を受信することにより、優先取り扱いを実行するためのものである請求項40記載の装置。
  45. 前記計算プラットフォームは、さらに、前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)から前記データパケット通信を受信するためのものであり、前記ヘッダは、ネットワークエンティティにより設定される請求項40記載の装置。
  46. 前記ネットワークエンティティは、プロキシ通話セッション制御機能(P−CSCF)または緊急通話セッション制御機能(E−CSCF)を備える請求項45記載の装置。
  47. 前記ヘッダは、P−Asserted−Identityである請求項40記載の装置。
  48. 前記P−Asserted−Identityは、ユニフォームリソースインジケータ(URI)またはユニフォームリソースネーム(URN)に設定される請求項47記載の装置。
  49. 前記P−Asserted−Identityは、“urn:services:sos”に設定される請求項48記載の装置。
  50. 前記ヘッダは、Priorityヘッダである請求項40記載の装置。
  51. 前記Priorityヘッダは、“緊急−通話”に設定される請求項50記載の装置。
  52. 公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための方法において、
    コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサを用いて、以下の動作を実現することを含み、
    前記動作は、
    ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送することと、
    前記データパケット通信を緊急通話として識別することと、
    前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に中継することとを含む方法。
  53. 無線アクセスノードと前記ユーザ機器との間でワイヤレスに通信することにより、前記ヘッダを中継することをさらに含む請求項52記載の方法。
  54. 前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された通話を受信することと、
    前記ユーザ機器が前記通話を緊急通話として識別したことを検出することと、
    通話遮断の後で前記PSAPからのコールバックを容易にすることにより、緊急通話のためのヘッダを有する前記ヘッダを中継することとをさらに含む請求項52記載の方法。
  55. 前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された、緊急通話として自己識別されない通話を受信することと、
    前記PSAPの、その通話宛先を決定することに応答して、前記通話を緊急通話として識別するヘッダを中継することとをさらに含む請求項52記載の装置。
  56. 前記緊急通話を識別する前記ヘッダ中で“緊急コールバック”値を設定することにより、前記ヘッダを中継することをさらに含む請求項52記載の方法。
  57. 前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)からのデータパケット通信を容易にすることをさらに含み、前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定される請求項52記載の方法。
  58. セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信する前記PSAPにより設定されたP−asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む請求項52記載の方法。
  59. セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信するメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定されたP−asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む請求項52記載の方法。
  60. 通話がPSAPから発信していることを示すユニフォームリソース識別子(URI)に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む請求項59記載の方法。
  61. 前記URI値“urn:services:sos”に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継することをさらに含む請求項60記載の方法。
  62. 公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    以下のコンピュータ実行可能コンポーネントを記憶しているコンピュータ読み取り可能媒体に動作可能に結合されたプロセッサを具備し、
    前記コンピュータ実行可能コンポーネントは、
    ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信をコンピュータに転送させるための1組のコードと、
    前記データパケット通信を緊急通話として前記コンピュータに識別させるための1組のコードと、
    前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に前記コンピュータに中継させるための1組のコードとを備えるコンピュータプログラムプロダクト。
  63. 公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための装置において、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき以下のコンポーネントを実現するコンピュータ実行可能命令を記憶している、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体とを具備し、
    前記コンポーネントは、
    ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する手段と、
    前記データパケット通信を緊急通話として識別する手段と、
    前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に中継する手段とを備える装置。
  64. 公共安全アクセスポイント(PSAP)との通信を確立しているユーザ機器により緊急通話の優先取り扱いを実行することを容易にするネットワークのための装置において、
    ユーザ機器とPSAPとの間でデータパケット通信を転送する、アップリンクおよびダウンリンクと、
    前記データパケット通信を緊急通話として識別する計算プラットフォームとを具備し、
    前記ダウンリンクはさらに、前記ユーザ機器が前記緊急通話の優先取り扱いを実行することを促すために、前記通話を緊急通話として識別する、通信のためのヘッダを、前記PSAPから前記ユーザ機器に中継する装置。
  65. 前記ヘッダを前記ユーザ機器にワイヤレスに中継する無線アクセスノードをさらに具備する請求項64記載の装置。
  66. 前記アップリンクは、さらに、前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された通話を受信するためのものであり、
    前記計算プラットフォームは、さらに、前記ユーザ機器が前記通話を緊急通話として識別したことを検出するためのものであり、
    前記ダウンリンクは、さらに、通話遮断の後で前記PSAPからのコールバックを容易にすることにより、緊急通話のためのヘッダを有する前記ヘッダを中継するためのものである請求項64記載の装置。
  67. 前記アップリンクは、さらに、前記PSAPに対して前記ユーザ機器により開始された、緊急通話として自己識別されない通話を受信するためのものであり、
    前記ダウンリンクは、さらに、前記PSAPの、その通話宛先を決定することに応答して、前記通話を緊急通話として識別するヘッダを中継するためのものである請求項64記載の装置。
  68. 前記ダウンリンクは、さらに、前記緊急通話を識別する前記ヘッダ中で“緊急コールバック”値を設定することにより、前記ヘッダを中継するためのものである請求項64記載の装置。
  69. 前記計算プラットフォームは、さらに、前記PSAPに結合されたインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)からのデータパケット通信を容易にするためのものであり、前記ヘッダは、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定される請求項64記載の装置。
  70. 前記ダウンリンクは、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信する前記PSAPにより設定されたP−asserted Identityヘッダを中継するためのものである請求項64記載の装置。
  71. 前記ダウンリンクは、さらに、セッション開始プロトコル(SIP)メッセージを発信するメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)により設定されたP−asserted Identityヘッダを中継するためのものである請求項64記載の装置。
  72. 前記ダウンリンクは、さらに、通話がPSAPから発信していることを示すユニフォームリソース識別子(URI)に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継するためのものである請求項64記載の装置。
  73. 前記ダウンリンクは、さらに、前記URI値“urn:services:sos”に設定された前記P−Asserted Identityヘッダを中継するためのものである請求項72記載の方法。
JP2013015830A 2008-05-07 2013-01-30 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法 Expired - Fee Related JP5694399B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US5130408P 2008-05-07 2008-05-07
US61/051,304 2008-05-07
US8018808P 2008-07-11 2008-07-11
US61/080,188 2008-07-11
US12/433,402 US9148769B2 (en) 2008-05-07 2009-04-30 System, apparatus and method to enable mobile stations to identify calls based on predetermined values set in a call header
US12/433,402 2009-04-30

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011508640A Division JP2011523266A (ja) 2008-05-07 2009-05-06 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013138453A true JP2013138453A (ja) 2013-07-11
JP5694399B2 JP5694399B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=40941670

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011508640A Pending JP2011523266A (ja) 2008-05-07 2009-05-06 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法
JP2013015830A Expired - Fee Related JP5694399B2 (ja) 2008-05-07 2013-01-30 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011508640A Pending JP2011523266A (ja) 2008-05-07 2009-05-06 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法

Country Status (14)

Country Link
US (2) US9148769B2 (ja)
EP (1) EP2286606A1 (ja)
JP (2) JP2011523266A (ja)
KR (1) KR101259942B1 (ja)
CN (2) CN102017669A (ja)
AU (1) AU2009244312B2 (ja)
BR (1) BRPI0912338A2 (ja)
CA (2) CA2818466C (ja)
IL (1) IL208618A (ja)
MX (1) MX2010012111A (ja)
MY (1) MY162242A (ja)
RU (1) RU2482622C2 (ja)
TW (1) TWI399994B (ja)
WO (1) WO2009137617A1 (ja)

Families Citing this family (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060014153A (ko) 2004-08-10 2006-02-15 삼성전자주식회사 디스크 플레이어의 디스크 릴리스장치
US8775643B2 (en) * 2007-01-05 2014-07-08 Zte Corporation Realizing method of emergency call registration
CA2960713C (en) * 2007-09-29 2022-06-07 Blackberry Limited Schema negotiation for versioned documents transmitted in a distributed environment
EP3595264B1 (en) 2007-10-27 2021-04-07 BlackBerry Limited Content disposition system and method for processing message content in a distributed environment
US9148769B2 (en) 2008-05-07 2015-09-29 Qualcomm Incorporated System, apparatus and method to enable mobile stations to identify calls based on predetermined values set in a call header
US8335485B2 (en) * 2008-06-11 2012-12-18 Nokia Corporation Call routing
US9928379B1 (en) 2008-09-08 2018-03-27 Steven Miles Hoffer Methods using mediation software for rapid health care support over a secured wireless network; methods of composition; and computer program products therefor
US20100191609A1 (en) * 2009-01-23 2010-07-29 Philip Hodgetts System and method for providing access to remotely stored digital media using an rss feed
US8391884B2 (en) * 2009-03-26 2013-03-05 Andrew Llc System and method for managing created location contexts in a location server
US8194615B2 (en) 2009-05-21 2012-06-05 Motorola Mobility, Inc. Method for conserving resources during wireless handover of a dual mode mobile station
CN102576486A (zh) * 2009-08-26 2012-07-11 大陆汽车有限责任公司 用于网络访问装置的紧急应对的系统和方法
CN102158907B (zh) * 2010-02-12 2013-01-23 华为技术有限公司 优先级业务处理方法、装置和系统
US9402207B2 (en) * 2010-05-07 2016-07-26 Zte Corporation Priority based service selection methods and apparatus
US9689988B1 (en) * 2010-06-03 2017-06-27 8X8, Inc. Systems, methods, devices and arrangements for emergency call services and emergency broadcasts
US8594614B2 (en) 2011-01-04 2013-11-26 Blackberry Limited Handling emergency calls on an electronic device
US8867411B2 (en) * 2011-02-03 2014-10-21 T-Mobile Usa, Inc. Emergency call mode preference in wireless communication networks
US8989697B2 (en) 2011-05-11 2015-03-24 Qualcomm Incorporated Priority registration for in-vehicle emergency call service
US8849237B2 (en) 2011-05-11 2014-09-30 Qualcomm Incorporated Priority registration for in-vehicle emergency call service
WO2012174554A2 (en) 2011-06-17 2012-12-20 Cassidian Communications, Inc. Systems, apparatus, and methods for collaborative and distributed emergency multimedia data management
US8976693B2 (en) 2011-07-15 2015-03-10 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for reporting emergency and terminal in mobile communication system
WO2013135316A1 (en) * 2012-03-12 2013-09-19 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Handover of user-equipment (ue) undetected emergency calls
FR2989246B1 (fr) * 2012-04-04 2015-06-05 Sagemcom Energy & Telecom Sas Procede de filtrage d'appels entrants destine a etre mis en œuvre par un dispositif embarque dans un vehicule
US9516176B2 (en) * 2012-05-31 2016-12-06 At&T Intellectual Property I, L.P. Long term evolution network billing management
WO2014009212A1 (en) * 2012-07-11 2014-01-16 Mobile Arts Ab Barring in alert messaging
US9131344B2 (en) * 2012-08-21 2015-09-08 Motorola Solutions, Inc. Method and device for automatic creation of a location-based talk group call with reduced messaging overhead
CN103716849B (zh) * 2012-10-09 2017-08-11 中兴通讯股份有限公司 一种自动切换语音电话业务的方法、装置和系统
US20150245189A1 (en) * 2012-10-19 2015-08-27 Srikanth Nalluri Personal safety and emergency services
US8874069B1 (en) * 2012-11-19 2014-10-28 Sprint Spectrum L.P. Dynamically toggling data dedicated transmission mode in a wireless communication device
WO2014114777A2 (en) * 2013-01-28 2014-07-31 Nokia Solutions And Networks Oy Handling of user equipment undetected emergency call
SG11201506648UA (en) * 2013-02-27 2015-09-29 Unified Messaging Systems As Method, apparatus and system for performing prioritized barring of service access
US9204256B2 (en) * 2013-03-11 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for providing user plane or control plane position services
US9191209B2 (en) 2013-06-25 2015-11-17 Google Inc. Efficient communication for devices of a home network
US9814081B2 (en) * 2013-08-02 2017-11-07 Mediatek Inc. Methods for processing emergency call and communications apparatuses utilizing the same
US9391879B2 (en) 2013-09-25 2016-07-12 Airbus Ds Communications, Inc. Mixed media call routing
EP2860932A1 (en) * 2013-10-09 2015-04-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Multimedia Communications Service Handling
RU2598294C2 (ru) * 2014-01-22 2016-09-20 Александр Николаевич Цуриков Широковещательная система оповещения абонентов мобильной связи о возникновении экстренных ситуаций, абонентское устройство связи и способы ее функционирования
US8929856B1 (en) 2014-02-07 2015-01-06 Cassidian Communications, Inc. Emergency services routing proxy cluster management
WO2016015337A1 (en) * 2014-08-01 2016-02-04 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus for providing answer in emergency event
CN106155276A (zh) * 2015-03-25 2016-11-23 阿里巴巴集团控股有限公司 一种响应业务的方法及装置
WO2016198920A1 (en) * 2015-06-12 2016-12-15 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods and apparatus for providing call back solutions to a psap
US10327126B2 (en) * 2015-06-26 2019-06-18 Nec Corporation Communication apparatus, terminal, and communication method
US9451060B1 (en) 2015-10-15 2016-09-20 Civiq Smartscapes, Llc Techniques and apparatus for controlling access to components of a personal communication structure (PCS)
US9622392B1 (en) 2015-09-17 2017-04-11 Civiq Smartscapes, Llc Techniques and apparatus for controlling the temperature of a personal communication structure (PCS)
US9703320B2 (en) 2015-09-17 2017-07-11 Civiq Smartscapes, Llc Techniques and apparatus for mounting a housing on a personal communication structure (PCS)
US9823690B2 (en) 2015-09-11 2017-11-21 Civiq Smartscapes, Llc Techniques and apparatus for securing a structure to a support
US10270918B2 (en) 2015-10-15 2019-04-23 Civiq Smartscapes, Llc Method and apparatus for power and temperature control of compartments within a personal communication structure (PCS)
US9516485B1 (en) * 2015-11-13 2016-12-06 Civiq Smartscapes, Llc Systems and methods for making emergency phone calls
WO2017087496A1 (en) 2015-11-16 2017-05-26 Civiq Smartscapes, Llc Systems and techniques for vandalism detection in a personal communication structure (pcs)
KR102396800B1 (ko) 2015-11-19 2022-05-11 삼성전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 공공 안전망 접속 지원 방법 및 장치
KR101663603B1 (ko) 2016-02-18 2016-10-14 주식회사 브라이튼 Asterisk 서버 SIP, IAX2 프로토콜, CCTV 기능 또는 모바일 플랫폼을 이용한 안전 안심기능 시스템 구축을 위한 모바일 서비스용 플랫폼
KR102214440B1 (ko) 2016-10-07 2021-02-09 삼성전자주식회사 통화 기능을 수행하는 단말 장치 및 방법
GB2559231B (en) * 2016-11-24 2021-09-29 Reliance Jio Infocomm Ltd A system and a method for establishing an emergency call over a wireless LAN network
SE542634C2 (en) * 2016-12-20 2020-06-23 Telia Co Ab Methods and apparatuses for user distribution over multiple mobile networks
US10244112B2 (en) * 2017-08-31 2019-03-26 Metaswitch Networks Ltd. Prioritising calls
US10433145B2 (en) 2017-12-22 2019-10-01 At&T Intellectual Property I, L.P. System and method for device-based E911 call trigger
FI3732909T3 (fi) * 2017-12-29 2023-01-13 Menetelmiä ja järjestelmiä hätänumerojen tarjoamiseksi
US10757144B2 (en) 2018-06-19 2020-08-25 T-Mobile Usa, Inc. Session control logic with internet protocol (IP)-based routing
US10616935B2 (en) * 2018-06-22 2020-04-07 Blackberry Limited Emergency calls
CN110312041B (zh) * 2019-07-03 2021-06-04 广东巴拿赫大数据科技有限公司 基于移动智能终端的“一键拨打”平台及实现方法
CN113259922B (zh) * 2021-06-29 2021-11-05 广州慧睿思通科技股份有限公司 紧急业务转发的通信方法、系统、设备及存储介质
US11824904B1 (en) 2022-11-18 2023-11-21 T-Mobile Usa, Inc. Verifying delivery of rich call data object to a terminating wireless device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1132377A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Fujitsu Ltd コードレス電話システムの緊急通信方法
JPH1198554A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Fujitsu Ltd 緊急呼優先接続装置及び緊急呼優先接続システム
JPH11234730A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 緊急呼管理を行なうワイヤレス通信方法及び装置
JPH11331314A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Fujitsu Ltd 移動体着信制御方式
JP2004140838A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Lucent Technol Inc 緊急コールバック方法
US20080101224A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 Verizon Services Organization Inc. Priority call routing

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5712900A (en) * 1996-05-21 1998-01-27 Ericsson, Inc. Emergency call back for roaming mobile subscribers
DE19638170C2 (de) * 1996-09-11 1998-09-03 Siemens Ag Verfahren zum Absetzen von Notrufen in Schnurlos-Telekommunikationssystemen, insbesondere DECT/GAP-Systemen
JPH11132377A (ja) 1997-10-31 1999-05-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 伸縮継手の押え金具
JPH11198554A (ja) 1998-01-13 1999-07-27 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート及びその作成方法
US6208718B1 (en) * 1998-07-29 2001-03-27 Lucent Technologies Inc. Emergency interrupt technique
GB2361389B (en) * 2000-04-15 2004-01-28 Ericsson Telefon Ab L M Telecommunications system
US6571092B2 (en) * 2001-02-15 2003-05-27 Nokia Networks Oy Technique for enabling emergency call callback of a terminal without a valid subscriber identity
JP2002289687A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sony Corp 半導体装置、及び、半導体装置における配線形成方法
CA2445156C (en) 2001-04-27 2013-04-09 Nokia Corporation Method and system for handling a network-identified emergency session
RU2259642C2 (ru) 2001-04-27 2005-08-27 Нокиа Корпорейшн Способ и система для обработки сеанса экстренной связи с сетевой идентификацией
US6922565B2 (en) * 2002-03-28 2005-07-26 Telecommunication Systems, Inc. Public safety access point (PSAP) selection for E911 wireless callers in a GSM type system
US7050785B2 (en) * 2003-12-08 2006-05-23 Research In Motion Limited Apparatus and method of explicit indication of call from emergency call centre
JP4396361B2 (ja) * 2004-04-05 2010-01-13 株式会社日立製作所 通信端末装置
US7508840B2 (en) * 2004-05-28 2009-03-24 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Mobile temporary incident area network for local communications interoperability
JP4433895B2 (ja) 2004-06-21 2010-03-17 沖電気工業株式会社 通知番号検証システム
US8249545B2 (en) * 2004-09-10 2012-08-21 Motorola Mobility Llc Emergency broadcast message receiver
ES2333602T3 (es) * 2005-01-26 2010-02-24 Alcatel Lucent Procedimiento para establecer una llamada de emergencia en una red informatica local, terminal, pasarelas y servidor para la puesta en practica de este procedimiento.
JP2006279784A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Ltd エッジスイッチ
US20070155399A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-05 Alberth William P Jr Devices and methods for synchronizing location information in an access point
JP4715521B2 (ja) 2006-01-10 2011-07-06 株式会社日立製作所 通信システム,及び呼制御サーバ
US8150363B2 (en) * 2006-02-16 2012-04-03 Telecommunication Systems, Inc. Enhanced E911 network access for call centers
CN100579278C (zh) 2006-03-03 2010-01-06 华为技术有限公司 紧急呼叫方法、系统及呼叫会话控制功能实体
US7764945B2 (en) * 2006-03-08 2010-07-27 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for token distribution in session for future polling or subscription
PL1850532T3 (pl) * 2006-04-29 2012-10-31 Alcatel Lucent Sposób zapewnienia gościnnemu terminalowi alarmowego dostępu za pośrednictwem sieci WLAN
US20080008157A1 (en) 2006-07-06 2008-01-10 Edge Stephen W Method And Apparatus For Parallel Registration And Call Establishment
CN101110991B (zh) 2006-07-14 2010-06-23 华为技术有限公司 Ims中识别滥用紧急承载资源的方法、装置及系统
CN101132378B (zh) 2006-08-25 2010-07-21 华为技术有限公司 一种不同网络间互通的方法及通信系统
US9185216B2 (en) * 2007-06-15 2015-11-10 Blackberry Limited System and method for indicating emergency call back to user equipment
US20090004997A1 (en) * 2007-06-27 2009-01-01 Allen Danny A Portable emergency call center
CN101110683B (zh) * 2007-06-28 2011-03-16 中兴通讯股份有限公司 一种紧急呼叫强制登记的实现方法
US8903393B2 (en) * 2007-06-28 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Wireless communication device for maintaining minimum quality of service (QoS) communication sessions during hard handoffs
US8290470B2 (en) * 2007-08-13 2012-10-16 Centurylink Intellectual Property Llc System and method for providing location information to a public safety answering point during an emergency 911 call from a WiFi handset
US7685293B2 (en) * 2007-08-21 2010-03-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for optimization of sigcomp UDVM performance
US7937068B2 (en) * 2007-08-23 2011-05-03 Motorola Solutions, Inc. Emergency dispatch management and prioritization of communication resources
US7929530B2 (en) * 2007-11-30 2011-04-19 Telecommunication Systems, Inc. Ancillary data support in session initiation protocol (SIP) messaging
US9148769B2 (en) 2008-05-07 2015-09-29 Qualcomm Incorporated System, apparatus and method to enable mobile stations to identify calls based on predetermined values set in a call header
US20090296689A1 (en) * 2008-06-02 2009-12-03 Research In Motion Limited Privacy-Related Requests for an IMS Emergency Session
US8478226B2 (en) * 2008-06-02 2013-07-02 Research In Motion Limited Updating a request related to an IMS emergency session
FR2933528B1 (fr) 2008-07-07 2010-08-27 Electricfil Automotive Module d'allumage pour bobine de moteur thermique a combustion interne et allumage commande

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1132377A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Fujitsu Ltd コードレス電話システムの緊急通信方法
JPH1198554A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Fujitsu Ltd 緊急呼優先接続装置及び緊急呼優先接続システム
JPH11234730A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 緊急呼管理を行なうワイヤレス通信方法及び装置
JPH11331314A (ja) * 1998-05-08 1999-11-30 Fujitsu Ltd 移動体着信制御方式
JP2004140838A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Lucent Technol Inc 緊急コールバック方法
US20080101224A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 Verizon Services Organization Inc. Priority call routing

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0912338A2 (pt) 2016-10-11
KR20110005308A (ko) 2011-01-17
CA2818466C (en) 2017-01-03
CN102017669A (zh) 2011-04-13
TWI399994B (zh) 2013-06-21
WO2009137617A1 (en) 2009-11-12
US9706378B2 (en) 2017-07-11
KR101259942B1 (ko) 2013-05-07
JP5694399B2 (ja) 2015-04-01
AU2009244312A1 (en) 2009-11-12
MX2010012111A (es) 2010-12-06
EP2286606A1 (en) 2011-02-23
CN107104933A (zh) 2017-08-29
TW201010467A (en) 2010-03-01
US20160021523A1 (en) 2016-01-21
US20090280770A1 (en) 2009-11-12
JP2011523266A (ja) 2011-08-04
AU2009244312B2 (en) 2014-05-01
CA2818466A1 (en) 2009-11-12
IL208618A (en) 2015-06-30
CA2721932C (en) 2015-10-13
RU2010150097A (ru) 2012-06-20
US9148769B2 (en) 2015-09-29
IL208618A0 (en) 2010-12-30
CA2721932A1 (en) 2009-11-12
RU2482622C2 (ru) 2013-05-20
MY162242A (en) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5694399B2 (ja) 通話ヘッダ中で設定されている、予め定められている値に基づいて、移動局が通話を識別することを可能にするシステム、装置および方法
EP2238729B1 (en) Apparatus and methods of supporting voice call continuity (vcc) for wireless emergency calls
JP4545436B2 (ja) ネットワーク識別される非常セッションを取り扱う方法及びシステム
US20100014508A1 (en) Method And System For Emergency Call
JP4994449B2 (ja) ネットワークにアクセスする方法、システムおよびデバイス
EP2835027B1 (en) Call-back to a ue that has made an emergency call in a visited ims network
US9078172B2 (en) Session transfer in a communication network
US8335485B2 (en) Call routing
CN101227648A (zh) Ip多媒体子系统紧急呼叫业务的实现方法
WO2010091573A1 (zh) 一种紧急业务会话的切换方法及紧急业务系统
CN102857892B (zh) 紧急呼叫接入方法及系统
US10003619B2 (en) Session initiation handling
KR20210144459A (ko) 수신 단말의 통신 방법 및 수신 단말
CN113992634B (zh) 呼叫建立方法和相关装置
JP2008092599A (ja) ネットワーク識別される非常セッションを取り扱う方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140519

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140522

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140618

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5694399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees