JP4715521B2 - 通信システム,及び呼制御サーバ - Google Patents

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Description

本発明は,無線IPネットワークにおける輻輳時の通信規制に関するものである。
移動通信システムの無線基地局が輻輳した場合の輻輳制御方法として,特許文献1記載の方法がある。これによると,基地局制御装置が無線基地局の輻輳を検出して,遠隔保守装置に輻輳通知信号を送信する。遠隔保守装置は,規制レベルの強化/緩和を考慮して,規制情報信号を基地局制御装置に送信する。規制情報信号には,規制対象となる無線基地局の識別符号と,移動体端末を群分けした各群が規制対象か否かをそれぞれ1ビットで表した1オクテットの規制パターンを8通りと,ひとつの規制パターンの適用時間を示す変更周期が含まれる。基地局制御装置は,規制情報信号を受信すると,輻輳中の無線基地局に対し,規制パターンをひとつ送信する。そして変更周期に基いて,残る7通りの規制パターンを順次送信し,規制対象の端末群を切り替える。無線基地局は,規制パターンを受信すると,どの端末群が規制中かを配下の移動端末に報知することで,特定の端末群からの位置登録と呼接続を規制する。端末が呼制御メッセージ(位置登録/呼接続要求メッセージなど)を無線基地局に送信したときは,無線基地局がそれらレイヤ3メッセージを解釈し,新規呼に関してのみ発信規制することができる。交換局,基地局制御装置が呼制御メッセージを送信した場合も同様,無線基地局がレイヤ3メッセージを解釈し,着信規制することができる。
また,無線基地局輻輳時の着信規制方法として,特許文献2記載の方法がある。これによると,無線基地局が,全チャネル使用中などの理由により呼接続失敗したとき交換局に送信する呼接続失敗メッセージの数を交換局で計測することで,保守者が基地局の輻輳を監視する。そして保守者が基地局に対する着信規制が必要と判断すると,保守コマンドで規制対象基地局の識別番号,規制率を交換局の登録テーブルに登録する。交換局が着信呼を受信したら,端末位置管理データベースを参照して着信相手先移動局を収容する基地局を特定した後,呼び出しを行う前に,登録テーブルを参照する。基地局が規制対象であれば,規制率に応じて交換局が呼を切断する。
特開平6−105360号公報,
特開平10−336321号公報
携帯電話のIPネットワークで通話を実現する場合,従来の交換局に相当するのは,コアネットワーク内に所在するSIPサーバである。SIPサーバは,端末であるSIPクライアントとSIPメッセージを直接交換することで,呼接続,呼解放を制御する。つまり,SIPメッセージの送信元IPアドレス,宛先IPアドレスはSIPクライアントあるいはSIPサーバである。ここに2つの問題がある。
第1の問題は, SIPサーバが,SIPクライアントと通信する際に,両者の間に存在する無線アクセスネットワーク(RAN)内のどの通信ノードを使用するのかわからない,という点である。このため,SIPサーバがSIPクライアントに着信しようとしたとき,SIPクライアントを収容する基地局を特定できない。したがって着信規制を行おうとした場合、着信呼が規制対象か否か判断できない。
第2の問題は,RANはSIPメッセージを単なるIPパケットとしてサーバ−クライアント間を転送し,レイヤ3メッセージとして認識しない点である。このため,輻輳中の基地局から端末に対し規制情報を報知したとしても,端末がIPパケットを送信してきたら,基地局はそれを既存呼の音声情報を含むIPパケットと区別して廃棄することができない。同様にSIPサーバからの呼接続要求メッセージを含むIPパケットを受信したときも,選択的にそのパケットだけを廃棄したり,メッセージの送信元に明示的に呼接続失敗を通知することができない。一方,SIPメッセージの送信元であるSIPサーバまたはSIPクライアントは,送信メッセージに対する応答メッセージを受信できないと,複数回再送する。結果として,十分な音声品質が維持できないような輻輳中ノードを経由する場合でも,最終的に呼接続してしまう場合がある。これは輻輳状態を一層悪化させ,既存呼の品質をも低下させてしまう。
以上,携帯電話のIPネットワークで通話を実現する場合の輻輳制御には次の課題がある。すなわち,輻輳が発生したとき,既存呼の品質を低下させずに輻輳を緩和するには,輻輳ノードを使用する呼を検出し,呼単位で規制することが必要であるが,SIPサーバは前者が行えず,RANは後者が行えない。本課題は,交換局が端末の接続に使用するRAN内の通信ノードがどれかを常時把握する,またそれらRAN内の通信ノードが呼接続要求メッセージを解釈する従来の回線交換網では存在しなかった課題である。
本発明は,輻輳ノードを使用して通信する端末のIPアドレスをRANが特定してSIPサーバに通知し,SIPサーバがそのIPアドレスを有する端末を規制対象とすることを最も主要な特徴とする。
本発明の通信規制システムは,輻輳が発生したとき,輻輳ノードを使用する呼をSIPサーバが認識し,呼単位で規制できるので,既存呼の品質を低下させずにRAN内ノードの輻輳を緩和することが可能になる。
図1は本発明を適用する通信ネットワークの全体図である。端末10aは携帯電話端末であり,IPアドレスとしてIPA_u1が割り当てられている。端末10aはこのアドレスを用いてVoIP(Voice over IP)による音声通信を行う。そのときに使用するSIP URIはu1@ss.mc1.comである。基地局11a,b,cは端末10aと無線通信を行う無線基地局である。基地局11aはIPアドレスとしてIPA1が割り当てられている。PCF13a,b,cはPacket Control Functionであり,端末−基地局間の無線リンクに適したパケット長の調整や,無線リンク確立前にPDSN14a,b,cから送信されてきた端末宛パケットのバッファリングを行う。PCF13aはIPアドレスとしてIPA2とIPA3が割り当てられている。IPA2は基地局11aとの通信用,IPA3はPDSN14aとの通信用である。PDSN14a,b,cはPacket Data Serving Nodeであり,端末からのPPPを終端する。PDSN14aはIPアドレスとしてIPA4が割り当てられており,このアドレスでPCF13aと通信する。基地局,PCFで構成するネットワークをRAN(Radio Access Network:無線アクセスネットワーク)と呼ぶ。基地局11a,b,PCF13a,bはRAN12aに属する。同様に基地局11c,PCF13cはRAN12bに属する。コアネットワーク15a,bは携帯電話事業者のコアネットワークである。コアネットワーク15aはmc1.comドメインであり,端末10aのホームドメインである。コアネットワーク15aはPDSN14a,bを介してRAN12aと接続する。コアネットワーク15bはmc2.comドメインであり,PDSN14cを介してRAN12bと接続する。P−CSCF16a,b,S−CSCF17a,b,I−CSCF18a,bは呼制御を行うSIPサーバである。P−CSCF16a,bは,Proxy−Call Session Control Functionであり,端末がSIPメッセージを送受信する直接の相手となるSIPサーバである。例えば,端末10aがRAN12a配下に位置するとき,SIPメッセージを送受信する相手はP−CSCF16aである。P−CSCF16aはIPアドレスとしてIPA_Pが割り当てられている。したがって端末10aが送信するSIPメッセージのパケットの宛先IPアドレスはIPA_Pである。端末10aがRAN12b配下に移動すると,SIPメッセージを送受信する相手はP−CSCF16bになる。端末10aが,移動位置に応じたP−CSCFのIPアドレスを求めるには,例えばDNSを使用する。S−CSCF17a,bは,Serving−Call Session Control Functionであり,端末の加入者情報に基いて音声通話等のサービスの実行を決定するSIPサーバである。端末がP−CSCFにSIPメッセージを送信すると,P−CSCFは端末のホームドメインのS−CSCFにSIPメッセージを転送する。したがってRAN12a配下から端末10aがSIPメッセージをP−CSCF16aに送信すると,P−CSCF16aはS−CSCF17aに転送する。端末10aがRAN12bに移動したときは,端末10aが送信したSIPメッセージはP−CSCF16bを介してS−CSCF17aに転送される。I−CSCF18a,bはInterrogating−Call Session Control Functionであり,ホームドメイン内で対象端末の呼制御を担当するS−CSCFを検索する機能を持つ。メールサーバ101aはドメインmc1.comのメールサーバである。IPアドレスとしてIPA_Mが割り当てられている。101bはmc2.comのメールサーバである。端末10aの場合は,P−CSCF,S−CSCF17aを介してメールサーバ101aとメール制御信号のやりとりを行う。インターネット100はコアネットワーク15a,bに接続しており,端末はインターネットアクセスもできる。端末10a,RAN12a,b,コアネットワーク15a,bは,例えば3GPP2規格に準拠する。コアネットワーク15cは固定電話事業者のコアネットワークであり,fc.comドメインである。基地局11dは無線LAN基地局であり,端末10bと通信する。端末10bはSIP URIとしてu2@ss.fc.comが割り当てられており,これを用いて固定電話サービスを受けることができる。その場合,SIPサーバ19が呼制御を行う。端末10bはさらに,mc2.comドメインの携帯電話事業者とも契約している。端末10bはu2@ss.mc2.comを割り当てられており,これを用いて携帯電話サービスを受けることができる。この場合,端末10bは基地局11c,PCF13c,PDSN14cを介してP−CSCF16bにSIPメッセージを送信する。
次に,図2,3で,端末10aがネットワークに接続し,呼接続する流れを説明する。図2は端末10aが基地局11a配下で電源を入れてからネットワーク接続する(IP通信ができるようになる)までのシーケンスと,ネットワーク接続を終了するときのシーケンスを示す。本手順は従来技術である。端末10aは基地局11aを介してPCF13aと端末認証手順を行う(ステップ21)。その後,基地局11aはPCF13aにA9−Setup−A8メッセージを送信する(ステップ22)。このメッセージは,基地局11aとPCF13aとの間のコネクション(A8コネクションと呼ぶ)を確立するためのメッセージである。PCF13aはPDSN14aにA11−Registration−Requestメッセージを送信する(ステップ23)。このメッセージは,PCF13aとPDSN14aとの間のコネクション(A10コネクションと呼ぶ)を確立するためのメッセージである。PDSN14aはPCF13aに対しA11−Registration Replyメッセージを送信し,A10コネクションを確立する(ステップ24)。PCF13aはA9−Connect−A8メッセージを基地局11aに送信してA8コネクションを確立する(ステップ25)。これではじめて端末10aはPDSN14aと通信が可能になる。端末10aはPDSN14aとPPPネゴシエーションを行う(ステップ26)。PPPリンクが確立して,端末10aはIPデータ通信が可能になる(ステップ27)。
端末10aからPDSN14aまでの通信路の概念図を図19に示す。PPP3101は端末10aとPDSN14aの間で張られている。PPP3101の端末10a側のIPアドレスはIPA_u1である。A8コネクション3102は基地局11aとPCF13aの間に確立されている。A8コネクションの実態はGRE(Generic Routing Encapsulation)トンネルであり,両端のIPアドレス(IPA1,IPA2)とGREキー(KEY1)で一意に識別される。GREは任意のプロトコルのパケットを他の任意のプロトコル上で送信するためのカプセル化技術である。A10コネクション3103の実態もGREトンネルであり,両端のIPアドレス(IPA3,IPA4)とGREキー(KEY2)で一意に識別される。端末10aが送信するIPパケットは,まず端末10aでPPPフレーム化され,基地局11aに送信される。基地局11aは無線区間での端末識別子であるMAC INDEXで端末を識別し,対応するA8コネクションを特定する。そして,このPPPフレームをGREカプセル化することによって、送信元IPアドレス=IPA1,宛先IPアドレス=IPA2のIPパケットにし,PCF13aに送信する。PCF13aは受信パケットの送信元IPアドレス,宛先IPアドレス,GREキーを参照してA8コネクションを識別し,対応するA10コネクションを特定する。そして,PPPフレーム抽出後,再びGREカプセル化することによって、送信元IPアドレス=IPA3,宛先IPアドレス=IPA4のIPパケットにし,PDSN14aに送信する。PDSN14aはGREデカプセル,PPPフレームの分解を行い,内部のIPパケット,すなわち端末10aが送信したユーザパケットを取り出してコアネットワーク15aに送出する。逆に,コアネットワーク15aからPDSN14aが受信したIPA_u1宛パケットについては,PDSN14aが受信パケットの宛先アドレス(IPA_u1)から端末10a宛であることを識別し,A10コネクションを特定する。そしてPPPフレーム化の後,GREカプセル化を行ってPCF13aに送信する。PCF13aは受信パケットの送信元IPアドレス,宛先IPアドレス,GREキーからA10コネクションを識別し,対応するA8コネクションを特定する。そして受信パケットのデカプセル後,再度GREカプセル化を行って基地局11aに送信する。基地局11aは受信パケットのA8コネクションを識別し,対応するMAC INDEXを記した無線フレームで,GREデカプセル後のPPPフレームを端末10aに送信する。
図7は,基地局11aがPCF13aに送信するA8コネクション上でのパケットフォーマットである。A8パケット70の送信元IPアドレス71にはIPA1を設定する。宛先IPアドレス72にはIPA2を設定する。K73は,GREヘッダがGREキー74を含むことを示すフラグであり,“1”を設定する。GREキー74には端末10a用のA8コネクションに割り当てたKEY1を設定する。ユーザデータ75は端末10aが送信したPPPフレームを格納する。A10パケットも同様のフォーマットであり,送信元IPアドレス71,宛先IPアドレス72,GREキー74の値が変わるだけである。
図2に戻る。その後,端末10aが電源オフ,あるいは基地局11aとの通信ができなくなると,無線解放(ステップ28)を契機に,基地局11aがPCF13aにA9−Release−A8メッセージを送信する(ステップ29)。本メッセージはA8コネクションの解放を要求する。PCF13aはPDSN14aにA11−Registration Requestメッセージを送信する(ステップ201)。本メッセージは解放要求を意味するパラメータを含むことで,A10コネクションの解放を要求する。PDSN14aはA11−Registration ReplyメッセージをPCF13aに送信する(ステップ202)。これによりA10コネクションを解放する。PCF13aは基地局11aにA9−Release−A8 Completeメッセージを送信する(ステップ203)。これによりA8コネクションを解放する。
次に図3を説明する。図3は,端末10aがIPデータ通信できる状態(図2のステップ27の状態)で,呼接続,呼解放するシーケンスである。図中,処理A32,処理B33,処理C35,処理D36は,本発明により新たに追加した処理であり,それ以外は従来技術である。従来技術をここでは説明し,処理A32,処理B33,処理C35,処理D36は後述する。
まず,端末10aが発信要求を意味するSIPメッセージであるINVITEをP−CSCF16aに送信する(ステップ31)。INVITEメッセージは端末10aのSIP URI(u1@ss.mc1.com)と着信先の端末10bのSIP URI(u2@ss.mc2.com)を含む。P−CSCF16aは端末10aのホームドメインのS−CSCF17aにメッセージを転送する。S−CSCF17aは着信先である端末10bのホームドメインのI−CSCF18bにメッセージを転送する。I−CSCF18bは,端末10bのSIP URIから,端末10bの呼制御を担当するS−CSCF17bを特定し(ステップ34),INVITEメッセージを転送する。S−CSCF17bは端末10bのIPアドレスをINVITEメッセージに追加して,移動先のP−CSCF16bにメッセージを転送する。P−CSCF16bは端末10bにメッセージを送信する。端末10bは通話に必要な各種リソースを確保(ステップ37)した後,183 Session progressメッセージを端末10aに送信する。端末10aはリソースを確保して(ステップ39),UPDATEメッセージを端末10bに送信する(ステップ300)。端末10bはユーザの呼び出しを開始する(ステップ301)。そして180 Ringingメッセージを端末10aに送信する(ステップ302)。端末10bのユーザがオフフックする(ステップ303)と,端末10bは200 OKメッセージを端末10aに送信する(ステップ304)。端末10aは200 OKメッセージの応答としてACKメッセージを送信する(ステップ305)。こうして通話が可能になる(ステップ306)。
図25がINVITEメッセージのフォーマットである。Fromヘッダ2501は発信元端末のSIP URIである。Toヘッダは着信先端末のSIP URIである。Priorityヘッダ2503は呼の優先度を示すヘッダである。Priorityヘッダ2503は通常,着信端末使用者への通知を目的としており,ネットワーク内での呼制御には使用しない。しかし,本発明では処理A32,処理B33,処理C35,処理D36で使用する規制制御情報を格納するために使用する。Priorityヘッダではなく,新規ヘッダを定義してそこに格納してもよい。本発明におけるPriorityヘッダ2503の使用方法については後述する。
図3に戻る。通話終了時,端末10bがオンフックしたとする(ステップ307)。端末10bは,BYEメッセージを端末10aに送信し(ステップ308),リソースを解放する(ステップ309)。端末10aも同様にリソースを解放し(ステップ310),応答メッセージである200 OKを送信する(ステップ311)。
次に,各装置の構成を説明する。
図5は基地局11aの構成図である。電波送受信部51は端末10aと電波を送受信するための変復調処理を行う。ベースバンド処理部52は,電波送受信部51からのベースバンド信号から論理メッセージ,パケットを抽出する。パケット転送/シグナリング処理部53は論理メッセージの内容に基くシグナリング処理,PPPフレームのGREカプセル化,デカプセル化を行う。有線回線終端部54は有線回線の物理層,MAC層を制御する。有線回線終端部54が収容する回線にIPアドレスとしてIPA1が割り当てられている。システム制御部55は基地局11a全体の管理を行う。システム制御部55は自装置輻輳管理部56を有し,自装置の輻輳状態を記憶する。
図6はパケット転送/シグナリング処理部53とシステム制御部55で管理するコネクションテーブルである。MAC_INDEX61は基地局11aに接続する端末にユニークに割り当てる端末識別子である。基地局アドレス62,A8Key63,A8PCFアドレス64は,端末毎のA8コネクション情報である。本例では,端末10aのMAC_INDEXはMAC1であり,端末10aが使用するA8コネクションは基地局アドレス=IPA1,GREキー=KEY1,PCFアドレス=IPA2であることを示している。基地局11aが端末10aから受信する,PPPフレームを含む無線パケットがMAC_INDEXとしてMAC1を含んでいた場合,パケット転送/シグナリング処理部53はコネクションテーブル60を参照して図7のA8パケット70を組み立てる。
図8はPCF13aの構成図である。有線回線終端部81,83は有線回線の物理層,MAC層を制御する。有線回線終端部81が収容する回線にIPアドレスとしてIPA2が割り当てられている。有線回線終端部83が収容する回線にIPアドレスとしてIPA3が割り当てられている。パケット転送/シグナリング処理部82は論理メッセージの内容に基くシグナリング処理,A8パケット,A10パケットのGREデカプセル化,カプセル化を行う。基地局11aからのA8パケットは有線回線終端部81で受信される。そしてパケット転送/シグナリング処理部82でA10パケットに組み立てなおされ,有線回線終端部83からPDSN14aに向けて送信される。システム制御部84はPCF13a全体の管理を行う。システム制御部84は自装置輻輳管理部85を有し,自装置の輻輳状態を記憶する。
図9はパケット転送/シグナリング処理部82とシステム制御部84で管理するコネクションテーブルである。基地局アドレス91,A8Key92,A8PCFアドレス93は,A8コネクション情報である。A10PCFアドレス94,A10Key95,PDSNアドレス96はA10コネクション情報である。本例では図7のA8パケット70を基地局11aから受信すると,送信元IPアドレス=IPA3,宛先IPアドレス=IPA4,GREキー=KEY2のA10パケットを組み立て,PDSN14aに送信する。
PDSN14aの構成はPCF13aと同じである(図8,ただしIPアドレスは異なる)。有線回線終端部81,有線回線終端部83でIPパケットを送受信し,パケット転送/シグナリング部82でIPパケットの組み立てを行う。
図10に,PDSN14aのパケット転送/シグナリング処理部82とシステム制御部84で管理するコネクションテーブルを示す。アクセス名1001は端末10aがPPP確立の際に使用するユーザ名である。ユーザアドレス1002は端末10aに割り当てたIPアドレスである。A10PCFアドレス1003,A10Key1004,PDSNアドレス1005はA10コネクション情報である。PDSN14aがコアネットワーク15aから端末10a宛のIPパケットを受信した場合,まず宛先IPアドレス(IPA_u1)でユーザアドレス1002を検索し,A10コネクションを特定する。そして,受信パケットをPPPフレーム化した後,A10パケット(宛先IPアドレス=IPA3,送信元IPアドレス=IPA4,GREキー=KEY2)を組み立てる。規制アドレス1006は,本発明であらたに使用する情報である。基地局11aまたはPCF13aが輻輳した場合に,本領域に輻輳装置のIPアドレスを登録する。本例では基地局11aが輻輳した場合を示している。
図11はP−CSCF16aの構成図である。有線回線終端部1101は有線回線の物理層,MAC層を制御する。有線回線終端部1101が収容する回線にIPアドレスとしてIPA_Pが割り当てられている。シグナリング処理部1102は端末10aやS−CSCFからのSIPメッセージを処理し,呼制御を行う。システム制御部1103はP−CSCF16a全体の管理を行う。
S−CSCF17a,I−CSCF18aの構成も,P−CSCF16aと同じである(図11,ただしIPアドレスは異なる)。
図12は,P−CSCF16a,S−CSCF17aのシグナリング処理部1102で管理するユーザ情報テーブルである。URI1201は端末10aのSIP URIである。ユーザアドレス1202は端末10aに割り当てられているIPアドレスである。以下は本発明であらたに使用する情報である。まず,規制状態1203は,端末10aのA8コネクション,A10コネクションが使用する基地局11aまたはPCF13aが輻輳中かどうかを示し,輻輳中の場合「規制有」を記憶する。常時優先1204は,端末10aの発着信呼を無条件に優先呼として扱うかどうかを示し,扱わない場合「無効」を記憶する。本情報は端末10aのサービス契約時に設定する。発信時優先相手1205,着信時優先相手1206は,常時優先1204が「無効」の端末にとって意味がある。これらの端末は,規制状態1203が「規制有」のときは,本来すべての発着信が規制される。しかし,発信時優先相手1205に登録されている相手への発信(例えば家族)は許可される。同様に着信時優先相手1206に登録されている相手からの着信は許可される。本図では,発信時優先相手1205の登録内容と着信時優先相手1206の登録内容が一致しているが,一致していなくともよい。また,本図のように119番などの特殊番号も登録することで,特殊番号を優先呼扱いにすることができる。本情報は端末10aのサービス契約時に設定する。
なお,図12において,S−CSCFは規制状態1203のエントリを使用しない。
次に,本発明の特徴である,基地局11aまたはPCF13aが輻輳したとき,規制すべき端末のIPアドレスをP−CSCF16aに通知する手順を説明する。
図4は基地局11aが輻輳した場合のシーケンスを示す。まずステップ41の輻輳検出は,例えば基地局11aの電波送受信部51において受信電波の干渉量がある一定以上になった場合に輻輳発生と判断する。すると電波送受信部51からシステム制御部55に輻輳信号が送られ,自装置輻輳管理部56に輻輳中であることが記憶される。システム制御部55は,コネクションテーブル60を参照し,全てのA8コネクション情報を収集する(ステップ42)。そして,PCF13aに規制要求メッセージを送信する(ステップ43)。
図13に規制要求メッセージのフォーマットを示す。規制要求1301はメッセージ識別子である。IPA1(1302)は輻輳を検出した基地局11aのIPアドレスである。IPA1(1303),IPA2(1304),KEY1(1305)は端末10aのA8コネクション情報である。複数の端末が基地局11aを使用中の場合は,それぞれのA8コネクション情報を連続して詰め込む。
図14は規制要求メッセージの別のフォーマットである。本フォーマットでは,端末ごとのA8コネクション情報をメッセージに詰め込む代わりに,基地局11aのIPアドレス(1402)のみを設定する。本メッセージを受信したPCF13aは,基地局11aのIPアドレスから,基地局11aを使用するA8コネクションを求める必要がある。
図13のフォーマットを使用した場合の利点は,基地局11aが扱う全てのA8コネクションのうち,装置構成等の理由で輻輳に関与するコネクションが限定的な場合に必要最小限のコネクションを規制対象とすることができる点である。一方,図14のフォーマットを使用した場合の利点は,輻輳中の基地局11aが実施する規制要求メッセージ作成・送信処理の負荷を小さくできる点である。
図16が基地局11aのシステム制御部55の処理フローである。輻輳信号を受信すると,輻輳中情報を記録する(ステップ1604)。コネクションテーブル60からコネクション情報を収集し(ステップ1601),規制要求メッセージ1300または1400を作成する(ステップ1602)。そしてパケット転送/シグナリング処理部53,有線回線終端部54を介してPCF13aに送信する(ステップ1603)。
図4に戻る。PCF13aが規制要求を受信すると(ステップ43),メッセージ内に含まれるA8コネクション情報をコネクションテーブル90に照らし合わせ,A10コネクション情報に変換する(ステップ44)。受信した規制要求メッセージのフォーマットが図14であった場合は,コネクションテーブル90の基地局IPアドレス91がメッセージ内のIPA1(1402)に一致するものを抽出し,それらのA10コネクション情報を図13と同様のフォーマットで詰め込む。出来上がる規制要求メッセージ1300はIPA1(1303)がIPA3,IPA2(1304)がIPA4,KEY1(1305)がKEY2(以上,端末10aのA10コネクション情報)となる。出来たメッセージをPDSN14aに送出する(ステップ45)。
図18がPCF13aのシステム制御部84の処理フローである。規制要求メッセージを有線回線終端部81,パケット転送/シグナリング処理部82を介して受信すると,メッセージ内のA8コネクション情報または基地局IPアドレスから,A10コネクション情報を求める(ステップ1801)。そして規制要求メッセージを作り直し(ステップ1802),パケット転送/シグナリング処理部82,有線回線終端部83を介してPDSN14aに送信する(ステップ1803)。
図4に戻る。PDSN14aが規制要求メッセージを受信すると(ステップ45),コネクションテーブル1000内の該当するA10コネクションの規制アドレス1006にIPA1(1302)を設定する(ステップ46)。そしてユーザIPアドレス1002を抽出し,規制要求メッセージ1500を作成する(ステップ47)。それをP−CSCF16aに送信する(ステップ48)。
図20がPDSN14aのシステム制御部84の処理フローである。有線回線終端部81,パケット転送/シグナリング処理部82を介して規制要求メッセージを受信すると,コネクションテーブル1000において,該当コネクションの規制アドレス1006に輻輳元のIPアドレスを設定する(ステップ2001)。次に該当コネクションの端末IPアドレスを収集する(ステップ2002)。それらを規制要求メッセージ1500に設定する(ステップ2003)。できたメッセージをパケット転送/シグナリング処理部82,有線回線終端部83を介してP−CSCF16aに送信する(ステップ2004)。
図21はP−CSCF16aのシグナリング処理部1102が,規制要求メッセージ1500を受信したときの処理フローである。有線回線終端部1101を介してメッセージを受信すると,ユーザ情報テーブル1200のユーザアドレス1202を検索する。規制要求メッセージ1500に含まれるIPアドレスがあった場合,対応する規制状態1203を「規制有」に設定する(ステップ2101)。
図4に戻る。以上が輻輳を検出したときの処理の流れである。次に輻輳が収束したときの処理の流れを説明する。コネクション情報から端末IPアドレスへ変換しP−CSCF16aに通知する流れは輻輳検出の場合と同じである。
ステップ49の輻輳収束の検出は,例えば基地局11aの電波送受信部51において受信電波の干渉量がある一定以下になった場合に輻輳収束と判断する。すると電波送受信部51からシステム制御部55に輻輳収束信号が送られ,自装置輻輳管理部56に登録されている輻輳中情報をクリアする。システム制御部55は,ステップ42と同様にコネクションテーブル60を参照し,全てのA8コネクションを収集する(ステップ400)。そしてPCF13aに規制解除要求メッセージを送信する(ステップ401)。
規制解除要求メッセージのフォーマットは図13,14の規制要求メッセージとほぼ同様である。違いは,メッセージ識別子である規制要求1301,1401が規制解除要求を示す値になる点である。
基地局11aのシステム制御部55の処理フローも,図16とほぼ同様である。違いは,処理のトリガが輻輳信号受信ではなく,輻輳収束信号受信である点と,ステップ1604が輻輳中情報のクリアである点,ステップ1602が規制解除要求メッセージ作成となる点である。
図4に戻る。PCF13aが規制解除要求を受信すると(ステップ401),ステップ44同様,メッセージ内のA8コネクション情報をA10コネクション情報に変換する(ステップ402)。そしてPDSN14aに規制解除要求を送信する(ステップ403)。
PCF13aのシステム制御部84の処理フローも図18と同様である。違いは処理のトリガが規制解除要求メッセージ受信である点,ステップ1802が規制解除要求メッセージ作成となる点である。
図4に戻る。PDSN14aが規制解除要求メッセージを受信すると(ステップ403),ステップ46で設定したコネクションテーブル1000の規制アドレス1006をクリアする(ステップ404)。そしてステップ47同様,A10コネクション情報を端末IPアドレスに変換して(ステップ405),あらたな規制解除要求メッセージを作成する。本メッセージのフォーマットは図15と同様である。違う点はメッセージ識別子である規制要求1501が規制解除要求を意味する値になる点である。PDSN14aはメッセージ作成後,P−CSCF16aに送信する(ステップ406)。
PDSN14aのシステム制御部84の処理フローも図20と同様である。違いは処理のトリガが規制解除要求メッセージ受信である点,ステップ2001が規制端末マーカ解除(すなわちコネクションテーブル1000の規制アドレス1006のクリア)となる点,ステップ2003が規制解除要求メッセージ作成となる点である。
P−CSCF16aのシグナリング処理部1102が,規制解除要求メッセージを受信したときの処理フローは図21と同様である。ステップ2101で,ユーザ情報テーブル1200のユーザアドレス1202が規制解除要求メッセージに含まれるIPアドレスに一致する場合,規制状態1203を「規制無」に設定する。
上記の手順により,基地局11a配下の端末が電源オンで存在し続ける場合は,基地局11aの輻輳状態の変化をトリガに,規制あるいは規制解除すべき端末情報をPDSN14a,P−CSCF16aに通知することができる。一方,基地局11a配下に新たに入場してきた端末(電源オン,ハンドオフなど),退場していった端末については別途,個別処理が必要である。次にその処理を説明する。
まず,端末があらたに入場してきた場合を説明する。図2のシーケンスにおいてPPP確立までした後(ステップ26),基地局11aのシステム制御部55は,コネクションテーブル60にあらたなコネクション情報が追加されたことをトリガに,図17の処理フローを実行する。まず,あらたなコネクション情報を取り出す(ステップ1701)。次に自装置輻輳管理部56を参照し,輻輳状態を判定する(ステップ1702)。輻輳中であれば前記コネクション情報を含む規制要求メッセージを作成する(ステップ1703)。そしてメッセージをPCF13aに送信する(ステップ1704)。ステップ1702において輻輳中でなければ,規制解除要求メッセージを送信する(ステップ1705)。そしてステップ1704に移行する。以上のように,基地局11aが入場端末ごとに規制要求または規制解除要求メッセージをPCF13aに送信することで,最終的にPDSN14a,P−CSCF16aが管理する端末の規制情報(すなわち規制アドレス1006,規制状態1203)は最新に保たれる。なお,端末がハンドオフで入場してきた場合,ハンドオフ元で使用していた古いコネクション,端末IPアドレスに対応する規制情報は,これらコネクション,端末IPアドレスとともにゴミとして残る。これについては,不要になったコネクション,端末IPアドレスを特定して解放する技術で,一緒に消去することができる。これが退場していった端末に対する個別処理である。
次に,規制の方法について説明する。まず,データ通信に対する規制方法について説明する。
図22はPDSN14aのパケット転送/シグナリング処理部82で管理するアドレス許可テーブルを示す。本テーブルは,規制対象の端末10aがTCPコネクションを新たに張ることが可能なIPアドレスを管理している。本例では,P−CSCF16aとメールサーバ101aにはTCPコネクションを張ることができる。
図23は,PDSN14aのパケット転送/シグナリング処理部82で実施するデータ通信規制の処理フローである。PDSN14aがPCF13aからA10パケットを受信すると,コネクションテーブル1000を検索し(ステップ2301),対応する規制アドレス1006がNullかどうか判定する(ステップ2302)。Nullの場合は規制対象外であるので,PPPフレームからIPパケットを抽出し,有線回線終端部83を介してコアネットワーク15aに送出する(ステップ2306)。ステップ2302において規制アドレス1006がNullでない場合は,規制対象である。そこで,PPPフレームの内部のIPパケットがTCPのSYNパケットかどうか判定し(ステップ2303),SYNパケットでない場合は,規制対象外のとき同様,パケットを転送する(ステップ2306)。ステップ2303においてPPPフレーム内のIPパケットがSYNパケットであった場合は,宛先IPアドレスがアドレス許可テーブル2200に登録されているか判定する(ステップ2304)。登録されている場合は規制対象外のとき同様,パケットを転送する(ステップ2306)。ステップ2304において,IPパケットの宛先アドレスがアドレス許可テーブル2200に登録されていない場合は,そのIPパケットを廃棄する(ステップ2305)。以上のようにすることで,規制対象端末が新しく確立するTCPコネクションはアドレス許可テーブル2200に登録済みのものに限定することができる。規制中であっても,SYNパケット以外のTCPパケットは通常通り転送することで,すでにTCPコネクション確立済みの通信についてはサービス性を保証する。
次に音声通話の発信/着信規制について説明する。端末10aから端末10b(u2@ss.mc2.com)に発信する場合を例に説明する。図3のシーケンスにおいて,端末10aがINVITEメッセージをP−CSCF16aに送信すると(ステップ31),P−CSCF16aは処理A32を実施する。
図24が処理A32のフローである。これはP−CSCF16aのシグナリング処理部1102で実行する。有線回線終端部1101を介してINVITEメッセージを受信すると,まずFromヘッダ2501に含まれるSIP URIをキーにユーザ情報テーブル1200を検索し,規制状態1203を判定する(ステップ2401)。「規制有」の場合は,優先呼以外は接続すべきでないことを意味する“urgent−needed”をINVITEメッセージのPriorityヘッダ2503に設定する(ステップ2402)。その後はINVITEメッセージの従来処理を行い(ステップ2403),有線回線終端部1101を介してS−CSCF17aに送信する(ステップ2404)。ステップ2401において規制状態1203が「規制無」の場合は,ステップ2403へ進む。
図3に戻り,S−CSCF17aがP−CSCF16aからINVITEメッセージ2500を受信すると処理B33を実行する。処理フローを図26に示す。これはS−CSCF17aのシグナリング処理部1102で実行する。有線回線終端部1101を介してINVITEメッセージ2500を受信すると,まずFromヘッダ2501に含まれるSIP URIをキーにユーザ情報テーブル1200を検索し,常時優先1204を判定する(ステップ2601)。「有効」の場合は,発信元ユーザの呼は常に優先接続すべきであるということなので,ステップ2604において,INVITEメッセージ2500のPriority2503を“urgent”に設定する。その後は,従来のINVITEメッセージの処理を行い(ステップ2605),有線回線終端部1101を介してI−CSCF18bに送信する(ステップ2606)。ステップ2601において,常時優先1204が「無効」の場合は,INVITEメッセージ2500のPriority2503が“urgent−needed”であるか判定する(ステップ2602)。“urgent−needed”の場合は,INVITEメッセージ2500のTo2502に含まれるSIP URIがユーザ情報テーブル1200の発信時優先相手1205に登録されているか判定する(ステップ2603)。登録されている場合は,この呼に関しては優先接続すべきであるということなので,ステップ2604に移行する。ステップ2603において,To2502のSIP URIが発信時優先相手1205に登録されていない場合は,発信規制となる。P−CSCF16aに接続拒否メッセージを送信して呼接続処理を終了する(ステップ2607)。ステップ2602においてPriority2503が“urgent−needed”でない場合,もしくはPriority2503自体がメッセージに含まれていない場合は,ステップ2605に移行する。
図3に戻り,S−CSCF17bがI−CSCF18bからINVITEメッセージ2500を受信すると処理C35を実行する。処理フローを図27に示す。これはS−CSCF17bのシグナリング処理部1102で実行する。有線回線終端部1101を介してINVITEメッセージ2500を受信すると,To2502に含まれるSIP URIをキーにユーザ情報テーブル1200のURI1201を検索し,対応する常時優先1204を判定する(ステップ2701)。「有効」の場合は,着信先ユーザの呼は常に優先接続すべきであるということなので,ステップ2703において,INVITEメッセージ2500のPriority2503を“urgent”に設定する。その後は,従来のINVITEメッセージの処理を行い(ステップ2704),有線回線終端部1101を介してP−CSCF16bに送信する(ステップ2705)。ステップ2701において,常時優先1204が「無効」の場合は,INVITEメッセージ2500のFrom2501に含まれるSIP URIがユーザ情報テーブル1200の着信時優先相手1206に登録されているか判定する(ステップ2702)。登録されている場合は,この呼に関しては優先接続すべきであるということなので,ステップ2703に移行する。ステップ2702において,From2501のSIP URIが着信時優先相手1206に登録されていない場合は,特にPriority2503を変更することなく,ステップ2704に移行する。
図3に戻り,P−CSCF16bがS−CSCF17bからINVITEメッセージ2500を受信すると処理D36を実行する。処理フローを図28に示す。これはP−CSCF16bのシグナリング処理部1102で実行する。有線回線終端部1101を介してINVITEメッセージ2500を受信すると,To2502に含まれるSIP URIをキーにユーザ情報テーブル1200のURI1201を検索し,規制状態1203を判定する(ステップ2801)。「規制有」の場合は,INVITEメッセージ2500のPriority2503を判定する(ステップ2802)。“urgent”でない場合は,着信規制となり,S−CSCF17bに接続拒否メッセージを送信して呼接続処理を終了する(ステップ2803)。ステップ2802においてPriority2503が“urgent”の場合,またはステップ2801において規制状態1203が「規制無」の場合は呼接続を行うために従来のメッセージ処理を行い(ステップ2804),有線回線終端部1101を介して端末10bにINVITEメッセージを送信する(ステップ2805)。
以上,音声通話の発信/着信規制の手順について説明した。
次に,着信先端末10bの移動先のP−CSCF16bが,接続拒否メッセージをS−CSCF17bに返信した場合に,固定網経由で端末10bに着信する手順を説明する。
図29はS−CSCF17bのシグナリング処理部1102で管理する,代理URIテーブルである。代理URIテーブル2900のURI2901は,mc2.comドメインをホームとするユーザのSIP URIが設定されている。代理URI2902は,URI2901のユーザが使用している,別のURIを設定する。図29の例では,u2@ss.mc2.comのユーザはu2@ss.fc.comも使っていることを示している。本テーブルはmc2.comドメインをホームとする端末がSIP登録をS−CSCF17bに行った場合に作成される。
図30はS−CSCF17bのシグナリング処理部1102がP−CSCF16bからの接続拒否メッセージを受信したときの処理フローである。接続拒否メッセージは,例えば図3の処理D36の結果,発生する。まずステップ3001においてSIPレスポンスメッセージに含まれるステータス・コードを分析する。ステータスコードが5xxの場合は,サーバ,すなわちP−CSCF16bが接続拒否を決定したことがわかるので,代理URIテーブル2900を検索する(ステップ3002)。着信先ユーザに対応する代理URI2902にSIP URIが登録されていた場合は,そのURI宛のINVITEメッセージを送信する(ステップ3003)。送信先は,宛先URIがu2@ss.fc.comの場合,SIPサーバ19である。ステップ3001において,SIPステータスコードが5xxでない場合,またはステップ3002において代理URI2902がNullの場合は,レスポンスメッセージに応じた処理を行った後(ステップ3004),I−CSCF18bに転送する(ステップ3005)。
SIPサーバ19は,u2@ss.fc.com宛のINVITEメッセージをS−CSCF17bから受信すると,基地局11d経由で端末10bに送信する。これにより,端末10bのユーザは基地局11c,PCF13c,またはPDSN14cが輻輳している場合でも,u2@ss.mc2.com宛の着信を無線LAN経由で受けることが可能になる。
また,メールサーバ101bがu2@ss.mc2.com宛のSIP MESSAGEメッセージ(メール着信通知)をS−CSCF17bに送信した場合も,INVITEメッセージのときと同様に,P−CSCF16bからの接続拒否メッセージをトリガに,S−CSCF17bがSIPサーバ19にSIP MESSAGEメッセージを転送する。これにより端末10bは基地局11d経由でメール着信通知を受けることが可能になる。
本発明を適用する通信ネットワークの全体図である。 端末のネットワーク接続/解放シーケンスである。 端末の呼接続/呼解放シーケンスである。 基地局が輻輳した場合のシーケンスである。 基地局の構成図である。 基地局で管理するコネクションテーブルの説明図である。 A8パケットフォーマットである。 PCFの構成図である。 PCFで管理するコネクションテーブルの説明図である PDSNで管理するコネクションテーブルの説明図である P−CSCFの構成図である。 P−CSCFで管理するユーザ情報テーブルの説明図である。 規制要求メッセージのフォーマット図である。 コネクション情報を列挙しない場合の規制要求メッセージのフォーマット図である。 PDSNがP−CSCFに送信する規制要求メッセージのフォーマット図である。 基地局の輻輳処理のフローチャートである。 基地局の端末入場処理のフローチャートである。 PCFの規制要求メッセージ受信処理のフローチャートである。 端末からPDSNまでの通信路の概念図である。 PDSNの規制要求メッセージ受信処理のフローチャートである。 P−CSCFの規制要求メッセージ受信処理のフローチャートである。 PDSNで管理するアドレス許可テーブルの説明図である。 PDSNのデータ通信規制処理のフローチャートである。 P−CSCFの,端末からのINVITEメッセージ受信処理のフローチャートである。 INVITEメッセージのフォーマット図である。 S−CSCFの,P−CSCFからのINVITEメッセージ受信処理のフローチャートである。 着信側S−CSCFのINVITEメッセージ受信処理のフローチャートである。 P−CSCFの,S−CSCFからのINVITEメッセージ受信処理のフローチャートである。 S−CSCFで管理する,代理URIテーブルの説明図である。 S−CSCFの,P−CSCFからの接続拒否メッセージ受信処理のフローチャートである。
符号の説明
10a 無線端末
11a 無線基地局
13a PCF
14a PDSN
16a P−CSCF
17a S−CSCF
1000 PDSNのコネクションテーブル
1200 P−CSCFのユーザ情報テーブル
2503 Priorityヘッダ。

Claims (7)

  1. 端末と、通信ノードと、上位通信ノードを備え、前記端末と前記上位通信ノードは前記通信ノード経由の通信リンクで通信を行う通信システムであって、
    前記端末と前記上位通信ノードの間にはカプセル化ヘッダを用いた通信リンクが確立されており、前記通信ノードは、当該通信ノードの処理負荷がある閾値を超えた場合に当該通信ノードを経由する前記通信リンクの識別情報を上位通信ノードに通知する、経由リンク情報通知手段を有し、前記上位通信ノードは、前記通知を受けた前記通信リンクを用いて送受信されるパケットをフィルタリングする、対象リンクパケットフィルタリング手段を有することを特徴とする通信システム。
  2. 端末と、通信ノードと、中間ノードと、上位通信ノードを備え、前記端末と前記上位通信ノードはカプセル化ヘッダを用いて前記通信ノード及び前記中間ノード経由の通信リンクで通信を行う通信システムであって、
    前記通信ノードは、当該通信ノードの処理負荷がある閾値を超えた場合に当該通信ノードのIDを中間ノードに通知する、経由リンク情報通知手段を有し、
    前記中間ノードは、当該通信ノードのIDを当該通信ノードから受信して、当該通信ノードと当該中間ノードを経由する前記通信リンクのIDを特定し、前記上位通信ノードに当該通信リンクのIDを通知する、経由リンクID通知手段を有し、前記上位通信ノードは、前記通知を受けた前記通信リンクを用いて送受信されるパケットをフィルタリングする、対象リンクパケットフィルタリング手段を有することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信システムであって、
    前記対象リンクパケットフィルタリング手段は、対象の前記通信リンク上で送受信されるパケットがTCPパケットの場合は、SYNパケットを識別して廃棄することを特徴とする、通信システム。
  4. 請求項1又は2に記載の通信システムにおける前記通信ノード。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信システムにおける前記上位通信ノード。
  6. 請求項2に記載の通信システムにおける前記中間ノード。
  7. 請求項2に記載の通信システムにおいて、
    前記上位通信ノードはさらに呼制御サーバを備え、
    前記中間ノードは、前記当該通信ノードのIDから前記端末のIPアドレスを特定し、呼制御サーバに通知する、規制候補IPアドレス通知手段を有し、
    当該呼制御サーバは、前記規制候補IPアドレス通知手段で通知されたIPアドレスを記憶する、規制候補記憶手段を有し、当該呼制御サーバが前記端末のための呼接続処理の際、当該端末のIPアドレスが当該規制候補記憶手段に記憶されている場合は、呼接続を行わないことを特徴とする、通信システム。
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