JP2005354423A - 無線通信システム、無線通信方法、通信制御装置 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法、通信制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】効果的なQoSおよび輻輳制御を実現する無線通信システムおよび無線通信方法を得る。
【解決手段】複数のアクセスポイント(AP)を含んで構成される無線LANを有するネットワークと、自身とAPのアドレスとの登録を通信制御部に要求する手段と、自身のアドレスを含めて接続要求を通信制御部に対して行う手段とを備え、無線LANを介して無線通信を行う無線通信端末部と、無線通信端末部とAPのアドレスとを記憶する手段と、記憶手段を参照して無線通信端末部のアドレスからAPを特定する手段と、APのリソースを管理する手段と、APの空リソース状況に応じて無線通信端末部からの接続要求の受け入れの可否を判断する手段と、を有する通信制御部と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線通信システムおよび無線通信方法に関し、特に無線LANネットワークにおけるQoS制御を可能とする無線通信システム、無線通信方法、通信制御装置に関するものである。
従来、無線LAN技術の発達により、ホットスポットサービスなどに代表される無線LANシステムを用いたコンテンツ配信サービスが確立され、普及してきている。このような無線LANシステムにかかるコンテンツのダウンロード方式としては、たとえば無線アクセスネットワーク(以下、無線NWと称する。)と有線IPネットワーク(以下、有線NWと称する。)の帯域情報を基にコンテンツの配信レートを動的に変更させるとともに、無線NWおよび有線NWの帯域保証技術を連動させることにより無線端末とコンテンツ配信サーバ間でより安定したデータ配信を可能とする技術が提案されている(たとえば、非特許文献1参照)。
ここで、この技術の動作について説明する。無線端末がコンテンツを選択時に、無線LANアクセスポイント(以下、APと称する。)の無線帯域の使用状況を管理する帯域管理サーバが、通信開始前に帯域情報を無線端末に通知する。そして、この帯域情報に基づいて無線端末がAPに無線帯域を要求した後に実際のコンテンツのダウンロードを開始する。
「無線LANシステムを用いたEnd−End帯域保証実現に向けた一検討」(吉岡弘貴、吉岡正文、名倉正光、久保田周治、B−5−231、電子情報通信学会ソサイエティ大会)
しかしながら、上述したような従来の無線LANシステムを用いた通信方式では、コンテンツサーバからのデータダウンロードを対象としており、シグナリングによる呼設定要求を行ってから通信を開始するVoIP(Voice over Internet ProtocolIP)は対象としていない。
また、VoIPでは、セッションの識別子(UDPポート番号)はエンド端末間でのシグナリングによるネゴシエーションにより動的に決定されるため、APにおけるVoIPセッションの優先制御、あるいはフィルタリングを行うために、その識別子をAPに通知する必要があるが、従来の無線LANシステムを用いた通信方式ではVoIPを対象としていないため、これに対応することができない。
また、無線区間の帯域設定を無線端末から要求しているため、無線端末の処理負荷が大きくなるという問題がある。本来、無線端末の処理負荷を軽減するためには、無線端末に追加機能を要求することなく、無線区間の割当ができることが好ましいが従来の技術においてはこのような要求には対応していない。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、セッションを識別可能とし、セッションごと帯域管理することで効果的なQoSおよび輻輳制御を実現する無線通信システム、無線通信方法および通信制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる無線通信システムは、無線通信端末部における無線LANを介した無線通信を通信制御部により制御する無線通信システムであって、複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LANを有するネットワークと、無線通信を行う前に自身のアドレスとアクセスポイントのアドレスとの登録を通信制御部に要求する登録要求手段と、無線通信を行うに際して自身のアドレスを含めて接続要求を通信制御部に対して行う接続要求手段と、を備え、無線LANを介して無線通信を行う複数の無線通信端末部と、無線通信端末部のアドレスとアクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、記憶手段を参照して無線通信端末部のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、リソース管理手段を参照して特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて無線通信端末部からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、を有する通信制御部と、を備えて構築されることを特徴とする。
この発明によれば、通信制御部において、無線通信に使用するアクセスポイントのアドレスを使用して該当するアクセスポイントを特定する。そして、該特定したアクセスポイントの空リソース状況を確認し、空リソース状況に応じて新規接続要求、すなわち新規呼の受け入れの可否を判断する。
この発明によれば、通信制御部においてアクセスポイントのアドレスを使用して無線通信に供するアクセスポイントを特定し、該特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて新規接続要求、すなわち新規呼の受け入れの可否を判断する。これにより、通信中の他の呼に影響を与えることなく、新規呼の受付、拒否を行うことができ、通信品質、使用帯域などを保証したQoSを実現するとともに輻輳制御を実現できるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる無線通信システムおよび無線通信方法の実施の形態を、無線LANシステムを用いた通信方式であって、シグナリングによる呼設定要求を行ってから通信を開始するVoIPに適用した場合を例に図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムの構成を説明する図である。この無線通信システムは、アクセスポイント(AP:Access Point)20を含んで構成される無線LAN10と、無線LAN10を介して無線通信を行う複数の無線通信端末50と、無線通信端末50の無線通信を制御するSIP(Session Initiation Protocol)サーバ30と、アクセスポイント20の空リソースを管理するリソース管理サーバ40と、を備えて構成される。
また、SIPサーバ30は、無線通信端末50のアドレスとアクセスポイント20のアドレスとの対応情報を記憶する記憶機能と、記憶手段を参照して前記無線通信端末50のアドレスからアクセスポイント20を特定する特定機能と、リソース管理手段を参照して特定したアクセスポイント20の空リソース状況に応じて無線通信端末50からの接続要求の受け入れの可否を判断して接続要求を受け入れる場合には、特定したアクセスポイント20に対して接続要求ごとの識別情報であるセッション識別情報を通知し、接続要求を受け入れられない場合には、無線通信端末50部に対して接続要求を受け入れられない旨の応答を行う判断機能と、を有している。以下、このような本実施の形態にかかる無線通信システムの動作について図2を用いて説明する。図2は、本実施例にかかる無線通信システムの基本的な動作を示すシーケンス図である。
まず、アクセスポイント20は、無線通信端末50に対して周期的にビーコンフレームを送信する(ステップS101)。そして、無線通信端末50がアクセスポイント20と新たにアソシエーションを設定すると、無線通信端末50はアクセスポイント20から周期的に送信されるビーコンフレーム、または受信したフレームのMACヘッダからアクセスポイント20のMACアドレスを取得する(ステップS102)。つぎに、無線通信端末50は、無線通信端末50自身のIPアドレスが設定されたSIP登録メッセージにアクセスポイント20のMACアドレスを付加する(ステップS103)。
そして、無線通信端末50は、登録要求として、無線通信端末50自身のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとを設定したSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する(ステップS104)。なお、無線通信端末50は、図示しないDNSサーバなどからSIPサーバ30のIPアドレスを取得し、該IPアドレス宛にSIP登録メッセージを送信する。
SIPサーバ30は、無線通信端末50から送信されたSIP登録メッセージを受信すると、該SIP登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のMACアドレスからアクセスポイント20を特定する。そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとの対応表を作成して、SIP登録メッセージに含まれる無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとを組みで記憶する(ステップS105)。
ここで、SIPサーバ30は、アクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している。また、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している構成とすることも可能である。このように、SIPサーバ30がアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有する、またはSIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有する構成とすることにより、無線通信端末50が新規の呼設定を要求した場合には、アクセスポイント20の空リソース状況を確認し、新規の呼設定の受け入れが可能であるか否かを判断することが可能である。本実施の形態においては、SIPサーバ30は、アクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している場合について説明する。
次に、無線通信端末50が、該無線通信端末50のIPアドレスを含んだ呼設定要求をSIPサーバ30に送信する(ステップS106)。SIPサーバ30は、無線通信端末50からの呼設定要求を受信すると、呼設定要求に含まれる無線通信端末50のIPアドレスと、先に記憶した無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとの対応表と、からアクセスポイント20を特定する(ステップS107)。そして、SIPサーバ30はリソース管理サーバ40との連携機能を用いて、特定したアクセスポイント20の帯域情報確認をリソース管理サーバ40に対して行う(ステップS108)。すなわち、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40に対してアクセスポイント20の空きリソース状況の確認を行う。
帯域情報確認を受けたリソース管理サーバ40は、該当するアクセスポイント20の空リソース状況を確認し、その結果を帯域情報応答としてSIPサーバ30に送信する(ステップS109)。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している場合は、SIPサーバ30自身でアクセスポイント20の空リソース状況を確認し、該SIPサーバ30において新規呼の受入れが可能か否かを判断する。
SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが可能であると判断した場合は、呼び出しの相手無線通信端末に呼設定要求を送信する(ステップS110)。その後、SIPサーバ30は、相手無線通信端末から送信されてくる呼設定応答を受信する(ステップS111)。
そして、SIPサーバ30は、アクセスポイント20に対して接続要求ごとの識別情報であるセッション識別情報(VoIP識別情報)としてUDPポート番号と、必要であれば帯域割当てのために使用帯域情報を通知し、帯域の割当てが行われる(ステップS112)。さらにSIPサーバ30が、無線通信端末50に呼設定応答を通知することで(ステップS113)、以後、相手無線通信端末との通信が可能になる。
一方、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが不可能であると判断した場合は、呼の受付を拒否するために無線通信端末50に対して呼受付拒否応答として呼受付拒否メッセージを送信する(ステップS114)。
以上のように、本実施の形態においては、無線通信端末50が相手無線通信端末との通信に先駆けて、登録要求として無線通信端末50自身のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとを含めたSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する。SIPサーバ30は、該SIP登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のMACアドレスからアクセスポイント20を特定し、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとの対応表を作成して、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のMACアドレスとの対応情報としてこれを組みで記憶する。そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50から呼設定要求があった場合には、無線通信端末50のIPアドレスと対応状況とから該当するアクセスポイント20を特定し、該アクセスポイント20に関して通信に供する空リソースの状況を事前に確認する。これにより、使用中の他の通信呼に影響を与えることなく、新規呼の受付、拒否を確実に行うことができ、通信品質、使用帯域などのIPサービスのサービス品質(IP−QoS)を保証することができるとともに、輻輳制御も可能となる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、無線通信端末50自身のIPアドレスにアクセスポイント20のMACアドレスを付加したSIP登録メッセージをSIPサーバ30に対して送信し、SIPサーバ30が該SIP登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のMACアドレスからアクセスポイント20を特定する場合について説明した。本実施の形態においては、ビーコンフレームを使用してアクセスポイント20のIPアドレスを無線通信端末50に通知する場合について説明する。図3は、本実施の形態にかかる無線通信システムの基本的な動作を示すシーケンス図である。なお、本実施の形態にかかる無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様であるため、図1を参照することとしてここでは詳細な説明は省略する。
本実施の形態においても、まず、アクセスポイント20は無線通信端末50に対して周期的にビーコンフレームを送信する(ステップS201)。このとき、アクセスポイント20は自身のIPアドレスをビーコンフレーム中に設定して、無線通信端末50に通知する。
そして、無線通信端末50がアクセスポイント20と新たにアソシエーションを設定すると、無線通信端末50は、アクセスポイント20から周期的に送信されるビーコンフレームからアクセスポイント20のIPアドレスを抽出する(ステップS202)。つぎに、無線通信端末50は、無線通信端末50自身のIPアドレスが設定されたSIP登録メッセージにアクセスポイント20のIPアドレスを付加する(ステップS203)。
そして、無線通信端末50は、登録要求として無線通信端末50自身のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを含めたSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する(ステップS204)。なお、無線通信端末50は、図示しないDNSサーバなどからSIPサーバ30のIPアドレスを取得し、該IPアドレス宛にSIP登録メッセージを送信する。
SIPサーバ30は、無線通信端末50から送信されたSIP登録メッセージを受信し、該SIP登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のIPアドレスからアクセスポイント20を特定する。そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表を作成して、SIP登録メッセージに含まれる無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを組みで記憶する(ステップS205)。
ここで、SIPサーバ30は、上述した実施の形態1の場合と同様にアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している構成としても良い。このように、SIPサーバ30がアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有する、またはSIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有する構成とすることにより、無線通信端末50が新規の呼設定を要求した場合には、アクセスポイント20の空リソースを確認し、新規の呼設定の受け入れが可能であるか否かを判断することが可能である。
次に、無線通信端末50が呼設定要求をSIPサーバ30に送信する(ステップS206)。SIPサーバ30は、無線通信端末50からの呼設定要求を受信すると、呼設定要求に含まれる無線通信端末50のIPアドレスと、先に記憶した無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表と、からアクセスポイント20を特定する(ステップS207)。そして、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40との連携機能を用いてリソース管理サーバ40に対して該アクセスポイント20の帯域情報確認を行う(ステップS208)。すなわち、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40に対してアクセスポイント20の空きリソース状況の確認を行う。
帯域情報確認を受けたリソース管理サーバ40は、該当するアクセスポイント20の空リソースを確認し、その結果を帯域情報応答としてSIPサーバ30に送信する(ステップS209)。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している場合は、SIPサーバ30自身で該アクセスポイント20の空リソースを確認し、該アクセスポイント20において新規呼の受入れが可能か否かを判断する。
SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが可能であると判断した場合は、呼び出しの相手無線通信端末に呼設定要求を送信する(ステップS210)。その後、SIPサーバ30は、相手無線通信端末から送信されてくる呼設定応答を受信する(ステップS211)。
そして、SIPサーバ30は、アクセスポイント20に対して接続要求ごとの識別情報であるセッション識別情報(VoIP識別情報)としてUDPポート番号と、必要であれば帯域割当てのために使用帯域情報を通知し、帯域の確保が行われる(ステップS212)。さらにSIPサーバ30が、無線通信端末50に呼設定応答を通知することで(ステップS213)、以後、相手無線通信端末との通信が可能になる。
一方、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが不可能であると判断した場合は、呼の受付を拒否するために、無線通信端末50に対して呼受付拒否応答として呼受付拒否メッセージを送信する(ステップS214)。
以上のように、本実施の形態においては、無線通信端末50が相手無線通信端末との通信に先駆けて、登録要求として無線通信端末50自身のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを含めたSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する。SIPサーバ30は、該SIP登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のIPアドレスからアクセスポイント20を特定し、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスの対応表を作成して、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応情報としてこれを組みで記憶する。そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50から呼設定要求があった場合には、記憶したアクセスポイント20のIPアドレスから該当するアクセスポイント20を特定し、該アクセスポイント20に関して通信に供する空リソース状況を事前に確認する。これにより、使用中の他の通信呼に影響を与えることなく、新規呼の受付、拒否を確実に行うことができ、通信品質、使用帯域などのIPサービスのサービス品質(IP−QoS)を保証することができるとともに、輻輳制御も可能となる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1及び実施の形態2は、アクセスポイント20のMACアドレスまたはアクセスポイント20のIPアドレスにより無線通信端末50を収容するアクセスポイント20の特定を行い、また、該アクセスポイント20の空リソースの確認を実行することにより、QoS制御を行う場合について説明した。本実施の形態においては、上述した機能の他に、さらにアクセスポイント20の特定と処理負荷を軽減する機能を備えた実施の形態について説明する。図4は、本実施の形態にかかる無線通信システムの基本的な動作を示すシーケンス図である。なお、本実施の形態にかかる無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様であるため、図1を参照することとしてここでは詳細な説明は省略する。
本実施の形態においても、まず、アクセスポイント20は無線通信端末50に対して周期的にビーコンフレームを送信する(ステップS301)。このとき、上述した実施の形態2と同様に、アクセスポイント20は自身のIPアドレスをビーコンフレーム中に設定して無線通信端末50に通知する。
そして、無線通信端末50がアクセスポイント20と新たにアソシエーションを設定すると、無線通信端末50は、アクセスポイント20から周期的に送信されるビーコンフレームからアクセスポイント20のIPアドレスを抽出する(ステップS302)。つぎに、無線通信端末50は、無線通信端末50自身のIPアドレスが設定されたSIP登録メッセージにアクセスポイント20のIPアドレスを設定し(ステップS303)、登録要求としてこのSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する(ステップS304)。この際、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストにアクセスポイント20のIPアドレスを設定し、さらにそのアドレスが特殊アドレスであることを示すフラグを設定する。なお、無線通信端末50は、図示しないDNSサーバなどからSIPサーバ30のIPアドレスを取得し、該IPアドレス宛にSIP登録メッセージを送信する。
SIPサーバ30は、無線通信端末50から送信されたSIP登録メッセージを受信し、該SIP登録メッセージの経由サーバアドレスリストに特殊アドレスであることを示すフラグが設定されたアクセスポイント20のIPアドレスを探し、アクセスポイント20を特定する。そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表を作成して、SIP登録メッセージに含まれる無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを組みで記憶する(ステップS305)。
また、SIPサーバ30は、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを登録した旨の登録応答を無線通信端末50に対して返信する(ステップS306)。この際、SIPサーバ30は、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストに依存することなく、無線通信端末50のIPアドレス宛に直接、登録応答を送信する。
ここで、SIPサーバ30は、上述した実施の形態1および実施の形態2の場合と同様にアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している構成としても良い。このように、SIPサーバ30がアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有する、またはSIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有する構成とすることにより、無線通信端末50が新規の呼設定を要求した場合には、アクセスポイント20の空リソースを確認し、新規の呼設定の受け入れが可能であるか否かを判断することが可能である。
次に、無線通信端末50が呼設定要求をSIPサーバ30に送信する(ステップS307)。ここで、無線通信端末50からの呼設定要求は、経由サーバアドレスリストに当該アクセスポイント20のIPアドレスを設定することなくSIPサーバ30に送信する。これにより、無線通信端末50における処理負荷の軽減を図ることができる。SIPサーバ30は、無線通信端末50からの呼設定要求を受信すると、呼設定要求に含まれる無線通信端末50のIPアドレスと、先に記憶した無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表と、からアクセスポイント20を特定する(ステップS308)。そして、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40との連携機能を用いてリソース管理サーバ40に対して該アクセスポイント20の帯域情報確認を行う(ステップS309)。すなわち、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40に対してアクセスポイント20の空きリソース状況の確認を行う。
帯域情報確認を受けたリソース管理サーバ40は、該当するアクセスポイント20の空リソースを確認し、その結果を帯域情報応答としてSIPサーバ30に送信する(ステップS310)。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している場合は、SIPサーバ30自身で該アクセスポイント20の空リソースを確認し、該アクセスポイント20において新規呼の受入れが可能か否かを判断する。
SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが可能であると判断した場合は、呼び出しの相手無線通信端末に呼設定要求を送信する(ステップS311)。その後、SIPサーバ30は、相手無線通信端末から送信されてくる呼設定応答を受信する(ステップS312)。
そして、SIPサーバ30は、アクセスポイント20に対して接続要求ごとの識別情報であるセッション識別情報(VoIP識別情報)としてUDPポート番号と、必要であれば帯域割当てのために使用帯域情報を通知し、帯域の確保が行われる(ステップS313)。さらにSIPサーバ30が、無線通信端末50に呼設定応答を通知することで(ステップS314)、以後、相手無線通信端末との通信が可能になる。
一方、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが不可能であると判断した場合は、呼の受付を拒否するために、無線通信端末50に対して呼受付拒否応答として呼受付拒否メッセージを送信する(ステップS315)。
以上のように、本実施の形態においては、無線通信端末50が相手無線通信端末との通信に先駆けて、登録要求として無線通信端末50自身のIPアドレスを設定したSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する。この際、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストにアクセスポイント20のIPアドレスを設定し、さらにそのアドレスが特殊アドレスであることを示すフラグを設定する。そして、SIPサーバ30は、該SIP登録メッセージの経由サーバアドレスリストにフラグ設定されたアクセスポイント20のIPアドレスからアクセスポイント20を特定し、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスの対応表を作成して、SIP登録メッセージに含まれる無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応情報としてこれを組みで記憶する。
また、無線通信端末50が呼設定要求をSIPサーバ30に送信する際、経由サーバアドレスリストにアクセスポイント20のIPアドレスを設定することなくSIPサーバ30に送信する。これにより、無線通信端末50における設定処理を削減し、無線通信端末50における処理負荷の軽減を図ることができる。
そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50から呼設定要求があった場合には、記憶したアクセスポイント20のIPアドレスから該当するアクセスポイント20を特定し、該アクセスポイント20に関して通信に供する空リソース状況を事前に確認する。これにより、使用中の他の通信呼に影響を与えることなく、新規呼の受付、拒否を確実に行うことができ、通信品質、使用帯域などのIPサービスのサービス品質(IP−QoS)を保証することができるとともに、輻輳制御も可能となる。
実施の形態4.
上述した実施の形態1〜実施の形態3においては、無線通信端末50が図示しないDNSサーバなどからSIPサーバ30のIPアドレスを取得する場合について説明したが、本実施の形態においては、アクセスポイント20から送信されるビーコンフレームからSIPサーバ30のIPアドレスを取得する形態について説明する。図5は、本実施の形態にかかる無線通信システムの基本的な動作を示すシーケンス図である。なお、本実施の形態にかかる無線通信システムの構成は、上述した実施の形態1と同様であるため、図1を参照することとしてここでは詳細な説明は省略する。
まず、アクセスポイント20は無線通信端末50に対して周期的にビーコンフレームを送信する(ステップS401)。ここで、アクセスポイント20は、アクセスポイント20自身を経由して転送されるSIPサーバ30のIPアドレスと自身のIPアドレスとをビーコンフレーム中に設定して無線通信端末50に送信する。そして、無線通信端末50は、ビーコンフレームを受信することにより、該ビーンフレームに設定されたSIPサーバ30のIPアドレスを取得することができる。これにより、無線通信端末50はDNSサーバなどからSIPサーバ30のIPアドレスを取得するための処理を行うことなく、ビーコンフレームを受信するだけでSIPサーバ30のIPアドレスを取得することができる。したがって、無線通信端末50は、SIPサーバ30のIPアドレスを取得するための処理を省略することができ、無線通信端末50における処理負荷の軽減を図ることができる。
そして、無線通信端末50がアクセスポイント20と新たにアソシエーションを設定すると、無線通信端末50は、アクセスポイント20から周期的に送信されるビーコンフレームからアクセスポイント20のIPアドレスを抽出する(ステップS402)。つぎに、無線通信端末50は、無線通信端末50自身のIPアドレスと当該アクセスポイント20のMACアドレスをSIP登録メッセージに付加する(ステップS403)。そして、無線通信端末50は、登録要求として、無線通信端末50自身のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを含めたSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する(ステップS404)。このとき、無線通信端末50は、ビーコンフレームを受信することにより、取得したSIPサーバ30のIPアドレスを用いて該IPアドレス宛にSIP登録メッセージを送信する。
SIPサーバ30は、無線通信端末50から送信されたSIP登録メッセージを受信し、該SIP登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のIPアドレスからアクセスポイント20を特定する。そして、SIPサーバ30は、無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表を作成して、SIP登録メッセージに含まれる無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを組みで記憶する(ステップS405)。
ここで、SIPサーバ30は、アクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している。また、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している構成とすることも可能である。このように、SIPサーバ30がアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有する、またはSIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有する構成とすることにより、無線通信端末50が新規の呼設定を要求した場合には、先に記憶した内容であるアクセスポイント20のMACアドレスから該当するアクセスポイント20を特定することが可能である。本実施の形態においては、SIPサーバ30は、アクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している場合について説明する。
次に、無線通信端末50が、呼設定要求をSIPサーバ30に送信する(ステップS406)。SIPサーバ30は、無線通信端末50からの呼設定要求を受信すると、呼設定要求に含まれる無線通信端末50のIPアドレスと、先に記憶した無線通信端末50のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表と、からアクセスポイント20を特定する(ステップS407)。そして、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40との連携機能を用いてリソース管理サーバ40に対して該アクセスポイント20の帯域情報確認を行う(ステップS408)。すなわち、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40に対してアクセスポイント20の空きリソース状況の確認を行う。
帯域情報確認を受けたリソース管理サーバ40は、該当するアクセスポイント20の空リソースを確認し、その結果を帯域情報応答としてSIPサーバ30に送信する(ステップS409)。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している場合は、SIPサーバ30自身で該アクセスポイント20の空リソースを確認し、該アクセスポイント20において新規呼の受入れが可能か否かを判断する。
SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが可能であると判断した場合は、呼び出しの相手無線通信端末に呼設定要求を送信する(ステップS410)。その後、SIPサーバ30は、相手無線通信端末から送信されてくる呼設定応答を受信する(ステップS411)。
そして、SIPサーバ30は、アクセスポイント20に対して接続要求ごとの識別情報であるセッション識別情報(VoIP識別情報)としてUDPポート番号と、必要であれば帯域割当てのために使用帯域情報を通知し、帯域の確保が行われる(ステップS412)。さらにSIPサーバ30が、無線通信端末50に呼設定応答を通知することで(ステップS413)、以後、相手無線通信端末との通信が可能になる。
一方、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが不可能であると判断した場合は、呼の受付を拒否するために、無線通信端末50に対して呼受付拒否応答として呼受付拒否メッセージを送信する(ステップS414)。
以上のように、本実施の形態においては、無線通信端末50が相手無線通信端末との通信に先駆けて、登録要求として無線通信端末50自身のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとを含めたSIP登録メッセージをSIPサーバ30に送信する。ここで、上述した実施の形態1〜実施の形態3においては、無線通信端末50は図示しないDNSサーバなどからSIPサーバ30のIPアドレスを取得している。しかしながら、本実施の形態においては、アクセスポイント20が該アクセスポイント20自身を経由して転送されるSIPサーバ30のIPアドレスをビーコンフレーム中に設定して無線通信端末50に送信する。そして、無線通信端末50は、ビーコンフレームを受信することにより、該ビーンフレームに設定されたSIPサーバ30のIPアドレスを取得する。これにより、無線通信端末50はSIPサーバ30のIPアドレスを取得するための処理を行うことなく、ビーコンフレームを受信するだけでSIPサーバ30のIPアドレスを取得することができる。したがって、本実施の形態においては、無線通信端末50がSIPサーバ30のIPアドレスを取得するための処理を省略することができ、無線通信端末50における処理負荷の軽減を図ることができる。なお、当然のことながら上述した実施の形態1〜実施の形態3の場合と同様に、使用中の他の通信呼に影響を与えることなく、新規呼の受付、拒否を確実に行うことができ、通信品質、使用帯域などのIPサービスのサービス品質(IP−QoS)を保証することができるとともに、輻輳制御も可能となる。
実施の形態5.
上述した実施の形態1〜実施の形態4においては、無線通信端末50が直接アクセスポイント20と通信する場合について説明したが、本実施の形態においては無線LANステーション(STA)を介して無線通信端末50が収容される場合について説明する。
図6は、本実施の形態にかかる無線通信システムの構成を説明する図である。この無線通信システムは、アクセスポイント(AP:Access Point)20を含んで構成される無線LAN10と、無線LAN10を介して無線通信を行う複数の無線通信端末50と、無線通信端末50の無線通信を制御するSIP(Session Initiation Protocol)サーバ30と、アクセスポイント20の空リソースを管理するリソース管理サーバ40と、アクセスポイント20と無線通信端末50との通信を中継する無線LANステーション(STA)60と、を備えて構成される。本実施の形態において、STAはSIPプロキシサーバ機能を有し、且つ、アクセスポイント20からのビーコンフレームに含まれる当該アクセスポイント20のIPアドレスを保持するとともに無線通信端末50が無線通信を行う前に自身のアドレスとアクセスポイント20のアドレスとの登録をSIPサーバ30に要求する登録要求機能を備える。以下、このような本実施の形態にかかる無線通信システムの動作について図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態にかかる無線通信システムの基本的な動作を示すシーケンス図である。
まず、アクセスポイント20は無線LANステーション60に対して周期的にビーコンフレームを送信する(ステップS501)。このとき、アクセスポイント20は自身のIPアドレスをビーコンフレーム中に設定して無線LANステーション60に通知する。無線LANステーション60は、アクセスポイント20から周期的に送信されるビーコンフレームよりアクセスポイント20のIPアドレスを抽出する(ステップS502)。
そして、新規にアクセスポイント20のIPアドレスを取得し、無線通信端末50から登録要求としてSIP登録メッセージが送られると(ステップS503)、無線LANステーション60は自身のSIPプロキシサーバIPアドレスを設定し、また、SIP登録メッセージの経由SIPサーバリストにアクセスポイント20のIPアドレスを追加し、さらにそのアドレスが特殊アドレスであることを示すフラグを設定し(ステップS504)、登録メッセージとしてSIPサーバ30に対して送信する(ステップS505)。
SIPサーバ30は、無線LANステーション60から送信された登録メッセージを受信し、該登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のIPアドレスと無線LANステーション60のSIPプロキシサーバIPアドレスとの対応表を作成して、アクセスポイント20のIPアドレスと無線LANステーション60のSIPプロキシサーバIPアドレスとを組みで記憶する(ステップS506)。
SIPサーバ30は、無線通信端末50から送信されたSIP登録メッセージを受信し、該SIP登録メッセージの経由サーバアドレスリストに特殊アドレスであることを示すフラグが設定されたアクセスポイント20のIPアドレスを探し、アクセスポイント20を特定する。そして、SIPサーバ30は、無線LANステーション60のIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスとの対応表を作成し、記憶する。その後、SIPサーバ30は、登録応答を無線LANステーション60宛に送信し、無線LANステーション60は無線通信端末50を転送する(ステップS507、ステップS508)。
以後、無線通信端末50では、SIPサーバ30に対してSIPメッセージを送信する際には、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストに無線LANステーション60のIPアドレスを含めてSIPサーバ30に送信する。SIPサーバ30では、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストに含まれた無線LANステーション60のIPアドレスから当該無線通信端末50の属するアクセスポイント20を特定することができる。
ここで、SIPサーバ30は、上述した実施の形態1の場合と同様にアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有している。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している構成としても良い。このように、SIPサーバ30がアクセスポイント20のリソースを管理するリソース管理サーバ40との連携機能を有する、またはSIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有する構成とすることにより、無線通信端末50が新規の呼設定を要求した場合には、アクセスポイント20の空リソースを確認し、新規の呼設定の受け入れが可能であるか否かを判断することが可能である。
次に、無線通信端末50が呼設定要求を無線LANステーション60を介してSIPサーバ30に送信する(ステップS509、ステップS510)。このとき、無線通信端末50は、上述したようにSIPメッセージの経由サーバアドレスリストに無線LANステーション60のSIPプロキシサーバIPアドレスを含めてSIPサーバ30に送信する。SIPサーバ30は、無線通信端末50からの呼設定要求を受信すると、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストに含まれた無線LANステーション60のSIPプロキシサーバIPアドレスと、先に記憶したアクセスポイント20のIPアドレスとSTAのSIPプロキシサーバIPアドレスとの対応表と、からアクセスポイント20を特定する(ステップS511)。
そして、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40との連携機能を用いてリソース管理サーバ40に対して該アクセスポイント20の帯域情報確認を行う(ステップS512)。すなわち、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40に対してアクセスポイント20の空きリソース状況の確認を行う。
帯域情報確認を受けたリソース管理サーバ40は、該当するアクセスポイント20の空リソースを確認し、その結果を帯域情報応答としてSIPサーバ30に送信する(ステップS513)。なお、SIPサーバ30自身がアクセスポイント20のリソース管理機能を有している場合は、SIPサーバ30自身で該アクセスポイント20の空リソースを確認し、該アクセスポイント20において新規呼の受入れが可能か否かを判断する。
SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが可能であると判断した場合は、呼び出しの相手無線通信端末に呼設定要求を送信する(ステップS514)。その後、SIPサーバ30は、相手無線通信端末から送信されてくる呼設定応答を受信する(ステップS515)。
そして、SIPサーバ30は、アクセスポイント20に対して接続要求ごとの識別情報であるセッション識別情報(VoIP識別情報)としてUDPポート番号と、必要であれば帯域割当てのために使用帯域情報とを通知し、帯域の確保が行われる(ステップS516)。さらにSIPサーバ30が、無線LANステーション60を介して無線通信端末50に呼設定応答を通知することで(ステップS517、ステップS518)、以後、相手無線通信端末との通信が可能になる。
一方、SIPサーバ30は、リソース管理サーバ40からの帯域情報応答を受信して、該帯域情報応答から該当するアクセスポイント20において新規呼の受入れが不可能であると判断した場合は、呼の受付を拒否するために、無線LANステーション60を介して無線通信端末50に対して呼受付拒否応答として呼受付拒否メッセージを送信する(ステップS519、520)。
以上のように、本実施の形態においては、相手無線通信端末との通信に先駆けて、無線LANステーション60が登録要求として無線LANステーション60自身のSIPプロキシサーバIPアドレスとアクセスポイント20のIPアドレスを含む登録メッセージをSIPサーバ30に送信する。SIPサーバ30は、該登録メッセージに含まれるアクセスポイント20のIPアドレスと無線LANステーション60のSIPプロキシサーバIPアドレスとの対応表を作成して、アクセスポイント20のIPアドレスと無線LANステーション60のSIPプロキシサーバIPアドレスとの対応情報としてこれを組みで記憶する。そして、これ以後、無線通信端末50では、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストに無線LANステーション60のIPアドレスを含めてSIPメッセージを送信する。これにより、SIPサーバ30では無線通信端末50から呼設定要求があった場合には、SIPメッセージの経由サーバアドレスリストに含まれた無線LANステーション60のIPアドレスから当該無線通信端末50の属するアクセスポイント20を特定することができ、該アクセスポイント20に関して通信に供する空リソース状況を事前に確認することができる。
したがって、無線LANステーション60を使用したネットワーク構成においても上述した実施の形態1〜実施の形態4の場合と同様に、使用中の他の通信呼に影響を与えることなく、新規呼の受付、拒否を確実に行うことができ、通信品質、使用帯域などのIPサービスのサービス品質(IP−QoS)を保証することができる輻輳制御も可能となる。
以上のように、本発明にかかる無線通信システムは、無線LANネットワークにおけるQoS制御を行う場合に有用である。
この発明の実施の形態1にかかる無線通信システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1において帯域管理を可能とする呼設定シーケンス図である。 この発明の実施の形態2においてIPアドレスを使用した場合の呼設定シーケンス図である。 この発明の実施の形態3において経由サーバアドレスリストを使用した場合の呼設定シーケンス図である。 この発明の実施の形態4においてアクセスポイントから無線通信端末にSIPサーバIPアドレスを通知する場合の登録シーケンス図である。 この発明の実施の形態5にかかる無線通信システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態5において無線LANステーションを使用した呼設定シーケンス図である。
符号の説明
10 無線LAN
20 アクセスポイント
30 SIPサーバ
40 リソース管理サーバ
50 無線通信端末
60 無線LANステーション

Claims (18)

  1. 無線通信端末部における無線LANを介した無線通信を通信制御部により制御する無線通信システムであって、
    複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LANを有するネットワークと、
    無線通信を行う前に自身のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの登録を前記通信制御部に要求する登録要求手段と、無線通信を行うに際して自身のアドレスを含めて接続要求を前記通信制御部に対して行う接続要求手段と、を備え、前記無線LANを介して無線通信を行う複数の無線通信端末部と、
    前記無線通信端末部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記無線通信端末部のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、前記アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、前記リソース管理手段を参照して前記特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて前記無線通信端末部からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、を有する通信制御部と、
    を備えて構築されることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線通信端末部がVoIP端末であり、前記通信制御部がSIPサーバであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記アクセスポイントのアドレスが、該アクセスポイントのMACアドレスであることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記アクセスポイントのアドレスが、該アクセスポイントのIPアドレスであることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  5. 前記無線通信端末部が前記無線通信端末部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの登録を前記通信制御部に要求する際に前記アクセスポイントのアドレスをフラグ設定したアドレスリストを前記通信制御部に送信し、前記接続要求を行う際に前記アクセスポイントのアドレスを前記アドレスリストに設定せずに送信することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  6. 前記アクセスポイントが、前記SIPサーバのアドレスを前記無線通信端末部に通知することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  7. 前記判断手段は、前記接続要求の受け入れの可否を判断した後に、前記接続要求を受け入れる場合には前記特定したアクセスポイントに対して前記接続要求ごとの識別情報を通知し、前記接続要求を受け入れられない場合には前記無線通信端末部に対して接続要求を受け入れられない旨の応答を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  8. 無線通信端末部における無線LANを介した無線通信を通信制御部により制御する無線通信システムであって、
    複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LANを有するネットワークと、
    無線通信を行う前に自身のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの登録を前記通信制御部に要求する登録要求手段を備え、前記アクセスポイントと前記無線通信端末部との通信を中継する中継部と、
    無線通信を行うに際して前記中継部のアドレスを含めて接続要求を前記通信制御部に対して行う接続要求手段を備え、前記無線LANを介して無線通信を行う複数の無線通信端末部と、
    前記中継部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記中継部のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、前記アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、前記リソース管理手段を参照して前記特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて前記無線通信端末部からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、を有する通信制御部と、
    を備えて構築されることを特徴とする無線通信システム。
  9. 前記無線通信端末部がVoIP端末であり、前記通信制御部がSIPサーバであることを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 前記判断手段は、前記接続要求の受け入れの可否を判断した後に、前記接続要求を受け入れる場合には前記特定したアクセスポイントに対して前記接続要求ごとの識別情報を通知し、前記接続要求を受け入れられない場合には前記無線通信端末部に対して接続要求を受け入れられない旨の応答を行うこと
    を特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  11. 無線通信端末による、複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LANを介した無線通信を制御する通信制御装置であって、
    前記無線通信端末のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段を参照して前記無線通信端末のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、
    前記アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、
    前記リソース管理手段を参照して前記特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて前記無線通信端末からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  12. 無線通信端末による、複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LAN、および前記無線通信端末と前記アクセスポイントとの通信を中継する中継装置を介した無線通信を制御する通信制御装置であって、
    前記中継装置のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段を参照して前記中継装置のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、
    前記アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、
    前記リソース管理手段を参照して前記特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて前記無線通信端末からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  13. 複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LANと、
    前記無線LANを介して無線通信を行う複数の無線通信端末部と、
    前記無線通信端末部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記無線通信端末部のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、前記アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、前記無線通信端末部からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、を有する通信制御部と、
    を備えて構築されるネットワークにおける無線通信方法であって、
    前記無線通信端末部が、無線通信を行う前に該無線通信端末部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの登録を前記制御手段に要求する工程と、
    前記通信制御部が、前記記憶手段において前記無線通信端末部からの要求に従って前記無線通信端末部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する工程と、
    前記無線通信端末部が、無線通信を行うに際して該無線通信端末部のアドレスを含んだ接続要求を前記制御手段に送信する工程と、
    前記通信制御部が、前記特定手段において前記接続要求に含まれる前記無線通信端末部のアドレスと前記記憶手段に記憶した対応情報とからアクセスポイントを特定する工程と、
    前記通信制御部が、前記判断手段において前記リソース管理手段を参照して前記特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて前記接続要求の受け入れの可否を判断する工程と、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  14. 前記無線通信端末部がVoIP端末であり、前記通信制御部がSIPサーバであることを特徴とする請求項13に記載の無線通信方法。
  15. 前記通信制御部が、前記接続要求の受け入れの可否を判断した後に、前記接続要求を受け入れる場合には前記特定したアクセスポイントに対して前記接続要求ごとの識別情報を通知し、前記接続要求を受け入れられない場合には前記無線通信端末部に対して接続要求を受け入れられない旨の応答を行う工程をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の無線通信方法。
  16. 複数のアクセスポイントを含んで構成される無線LANと、
    前記無線LANを介して無線通信を行う複数の無線通信端末部と、
    前記アクセスポイントと前記無線通信端末部との通信を中継する中継部と、
    前記中継部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記中継部のアドレスからアクセスポイントを特定する特定手段と、前記アクセスポイントのリソースを管理するリソース管理手段と、前記無線通信端末部からの接続要求の受け入れの可否を判断する判断手段と、を有する通信制御部と、
    を備えて構築されるネットワークにおける無線通信方法であって、
    前記中継部が、無線通信を行う前に該中継部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの登録を前記制御手段に要求する工程と、
    前記通信制御部が、前記記憶手段において前記中継部からの要求に従って前記中継部のアドレスと前記アクセスポイントのアドレスとの対応情報を記憶する工程と、
    前記無線通信端末部が、無線通信を行うに際して前記中継部のアドレスを含んだ接続要求を前記制御手段に送信する工程と、
    前記通信制御部が、前記特定手段において前記接続要求に含まれる前記中継部のアドレスと前記記憶手段に記憶した対応情報とからアクセスポイントを特定する工程と、
    前記通信制御部が、前記判断手段において、前記リソース管理手段を参照して前記特定したアクセスポイントの空リソース状況に応じて前記接続要求の受け入れの可否を判断する工程と、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  17. 前記無線通信端末部がVoIP端末であり、前記通信制御部がSIPサーバであることを特徴とする請求項16に記載の無線通信方法。
  18. 前記通信制御部が、前記接続要求の受け入れの可否を判断した後に、前記接続要求を受け入れる場合には前記特定したアクセスポイントに対して前記接続要求ごとの識別情報を通知し、前記接続要求を受け入れられない場合には前記無線通信端末部に対して接続要求を受け入れられない旨の応答を行う工程をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の無線通信方法。

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