JPH11132377A - 伸縮継手の押え金具 - Google Patents

伸縮継手の押え金具

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Publication number
JPH11132377A
JPH11132377A JP9300378A JP30037897A JPH11132377A JP H11132377 A JPH11132377 A JP H11132377A JP 9300378 A JP9300378 A JP 9300378A JP 30037897 A JP30037897 A JP 30037897A JP H11132377 A JPH11132377 A JP H11132377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
expansion joint
divided
parts
metal fittings
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9300378A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakamura
和博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9300378A priority Critical patent/JPH11132377A/ja
Publication of JPH11132377A publication Critical patent/JPH11132377A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度が変化する部材間を接続する伸縮継手を
押えるのに用いられる伸縮継手の押え金具において、接
続される部材に温度変化に伴う応力を局部的に発生させ
ないようにした伸縮継手の押え金具を提供する。 【解決手段】 排気ダクトのブロックに設けられたフレ
ーム3上に非金属製のベローズ2を置き、その上に押え
金具1を置いてその重ね合せ部分をボルト12によって
固定する。押え金具1は長さ方向に複数個に分割され、
各端部に形成した受入れ部10と挿し込み部11を互い
に変位可能に嵌め合わせている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインドプラ
ントにおけるガスタービン排気ダクトの各ブロックなど
のような温度が変化する部材間を接続する伸縮継手の押
え金具に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の押え金具が適用される伸縮継手
の一つとして、コンバインドプラントにおけるガスター
ビン排気ダクトのブロックを接続する伸縮継手を例にと
って図4,図5を用いて従来の押え金具について説明す
る。
【0003】図4は、ガスタービン排気ダクトの一部を
全体的に示しており、6は排気ダクトの上流側ブロッ
ク、7は排気ダクトの下流側ブロックを示している。こ
れらの上流側ブロック6と下流側ブロック7は接続され
て排気ダクトを形成するのであるが、両ブロックの接続
には、両ブロックの熱変形の差異を吸収するよう非金属
製のベローズ2などの伸縮継手が用いられる。
【0004】非金属製のベローズ2の取付け構造を図5
に拡大して示してある。図5に見られるように、上下流
側ブロック6,7には、それぞれ、フレーム3,4が設
けられ、このフレーム3,4の上に非金属製のベローズ
2を置き、その上に押え金具8を置いて、これらの重ね
合わせ部分にあけた穴5にボルト(図示していない)を
通して固定する構造となっている。
【0005】このように構成されたダクトにおいて、ダ
クト内部の高温ガスのため、ダクト本体を構成している
上流側ブロック6と下流側ブロック7は高温となる。こ
れに対し上下流ブロックに設けられたフレーム3,4は
相対的に低温に保たれるので、ブロック6,7とフレー
ム3,4との間には温度差が生じる。
【0006】このためダクト内を高温ガスが流れる運転
中は、フレーム3,4は引張りの熱応力を受ける。その
熱応力は普通、フレームの降伏応力を超え、これによっ
てフレーム3,4には永久伸びを生じる。
【0007】一方、運転を停止してブロック6,7の温
度が下って収縮するときにフレーム3,4には圧縮応力
が働き、フレーム3,4はその応力で座屈する。この座
屈による変形が局在して発生すると、その部分の歪が過
大となり、その繰り返えしによってフレーム3,4には
き裂が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
の押え金具では、これを用いて伸縮継手によって接続さ
れる部材に局部的に大きな応力が発生し、それによって
接続される部材にき裂が発生するという問題があった。
【0009】そこで本発明は、温度が変化する部材間を
接続する伸縮継手を押えるのに用いられる伸縮継手の押
え金具において、接続される部材に温度変化に伴う応力
を局部的に発生させないようにした伸縮継手の押え金具
を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、温度が変化す
る部材間を接続する伸縮継手を押えるのに用いられる伸
縮継手の押え金具における前記課題を解決するため、伸
縮継手の長さ方向に複数個に分割され、その各端部に相
隣るものが互いに変位可能に嵌め合わされる嵌め合い接
続部を設けた構成の押え金具を提供する。
【0011】このように構成した本発明の押え金具は、
複数個に分割され、相隣るものが端部の接続部で互いに
変位可能に嵌め合わされているので、押え金具には熱応
力が働かず、従って、この押え金具によって伸縮継手を
介して接続される部材に座屈を起こすような力が働くの
を防ぐことができる。
【0012】本発明の押え金具では、伸縮継手を介して
接続される部材に熱変形が起ると、分割された押え金具
の端部の嵌め合いが変形の進行を拘束し、全体的に緩や
かな変形として、これにより変形が1,2ケ所に集中す
るのを防ぐ。
【0013】このようにして、本発明の押え金具によれ
ば接続される部材に生ずる歪は小さくなり、き裂などが
発生するのを防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による伸縮継手の押
え金具について図1〜図3に示した実施の形態に基づい
て具体的に説明する。なお、以下の実施の形態におい
て、図4,図5に示した従来の装置と同じ構成の部分に
は説明を簡単にするため同じ符号を付してある。
【0015】(第1実施形態)まず、図1及び図2に示
す第1実施形態による押え金具について説明する。図1
及び図2において、1は伸縮継手としての非金属製のベ
ローズ2の押え金具で、その長さ方向に複数個に分割さ
れている。
【0016】複数個に分割された押え金具は、端部に断
面U字形の受入れ部10と、断面L字形の挿し込み部1
1が形成されていて、相隣るもの同士の受入れ部10と
挿し込み部11が嵌め合わされて嵌め合い接続部を形成
している。
【0017】これら受入れ部10と挿し込み部11の嵌
め合いにより、分割された各押え金具1は互いに変位可
能となっている。その他の部材の構成は、図4,図5に
よって説明したところと実質同じである。
【0018】このように構成された本実施形態による押
え金具1は、図2に示すようにそれぞれボルト12とナ
ット13によって非金属製のベローズ2を間に挟んでフ
レーム3に固定される。
【0019】なお、図示した押え金具1は、ボルト12
の取付け位置毎(1ピッチ毎)に分割されているが、こ
れは2ピッチ毎あるいはそれ以上のピッチで分割しても
よいことはいうまでもない。
【0020】また、押え金具1に形成された受入れ部1
0と挿し込み部11の嵌め合いは隙間を有する、いわゆ
るガタ構造とし、微少な変形は許容するようにする。
【0021】このように押え金具1を分割することによ
って押え金具1には熱応力が働かず、フレーム3,4が
座屈を起こすような力(フレームの熱応力)を押え金具
1が助長するようなことがなくなる。
【0022】また、フレーム3,4の変形が進行する
と、押え金具1の嵌め合いによる拘束が作用し変形の進
行が妨げられる。これによってフレームの変形が1〜2
ケ所に集中することがなくなり、全体の緩やかな変形に
より熱変形が吸収される。その結果、フレーム3,4の
歪は小さくなりき裂が発生するようなことはなくなる。
【0023】(第2実施形態)次に、図3に示す本発明
の第3実施形態による押え金具について説明する。図1
に示した第1実施形態では、ダクトのブロックにおける
フレーム3,4にフランジ形状の接続部を設け、その部
分に押え金具1によりベローズ2が固定されるようにし
ているが、この第2実施形態では平坦なフレームに対し
押え金具1がベローズ2を固定するようにしている。
【0024】押え金具1の構造は、第1実施形態のもの
と同様、ボルトのピッチ毎に分割され、端部には受入れ
部10と挿し込み部11が設けられ、各相隣るものの端
部が嵌め込まれている。その作用、効果は第1実施形態
のものと実質同じである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による伸縮
継手の押え金具は、伸縮継手の長さ方向に複数個に分割
され、その各端部に相隣るものが互いに変位可能に嵌め
合わされる嵌め合い接続部を設けてある。
【0026】従って、本発明の押え金具には熱応力が働
かず、この押え金具によって伸縮継手を介して接続され
る部材に座屈を起こすような力は働かない。
【0027】また、本発明の押え金具では、伸縮継手を
介して接続される部材に熱変形が起ると分割された押え
金具の端部の嵌め合いにより変形が1,2ケ所に集中す
るのを防ぐことができる。
【0028】このようにして、本発明の押え金具によれ
ば接続される部材に生ずる歪は小さくなり、き裂などが
発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による押え金具を用いた
伸縮継手の取付け状態を示す斜視図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明の第2実施形態による押え金具を用いた
伸縮継手の取付け状態を示す斜視図。
【図4】ガスタービン排気ダクトの一部を示す斜視図。
【図5】図4の排気ダクトの接続部を部分的に示す斜視
図。
【符号の説明】
1 押え金具 2 非金属製のベローズ 3 フレーム 4 フレーム 5 穴 6 上流側ブロック 7 下流側ブロック 10 受入れ部 11 挿し込み部 12 ボルト 13 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度が変化する部材間を接続する伸縮継
    手を押えるのに用いられる伸縮継手の押え金具であっ
    て、前記伸縮継手の長さ方向に複数個に分割され、その
    各端部に相隣るものが互いに変位可能に嵌め合わされる
    嵌め合い接続部を設けてなることを特徴とする伸縮継手
    の押え金具。
JP9300378A 1997-10-31 1997-10-31 伸縮継手の押え金具 Withdrawn JPH11132377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9300378A JPH11132377A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 伸縮継手の押え金具

Applications Claiming Priority (1)

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JP9300378A JPH11132377A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 伸縮継手の押え金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11132377A true JPH11132377A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17884070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9300378A Withdrawn JPH11132377A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 伸縮継手の押え金具

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JP (1) JPH11132377A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9706378B2 (en) 2008-05-07 2017-07-11 Qualcomm Incorporated System, apparatus and method to enable mobile stations to identify calls based on predetermined values set in a call header

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9706378B2 (en) 2008-05-07 2017-07-11 Qualcomm Incorporated System, apparatus and method to enable mobile stations to identify calls based on predetermined values set in a call header

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Effective date: 20050104