JP2013138321A - 車載アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造、かつ、低コストで車載電装品からのノイズの影響を受けにくい車載アンテナを提供する。
【解決手段】導電性を有し、板状に形成されたGND板10の片面に、GND板10の中心位置から偏心した位置に設置されたモノポールアンテナ素子20を設置する。そして、GND板10におけるモノポールアンテナ素子20が配置された位置よりもGND板10の中心位置側の一部に穴部12を設ける。これにより、図示しない車載電装品からの誘起電流(ノイズ)の経路長を長くし、共振を開始することによって、ノイズの影響を受けにくい車載アンテナ1とすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電波受信時に車載電装品から混するノイズを低減することができる車載アンテナに関する。
車載アンテナでは、車載アンテナで電波を受信する際、車載電装品からのノイズが受信電波に混入し、車載アンテナの受信性能を低下させ、場合によっては、通信が遮断される現象が確認されている。
このノイズを低減させるため、従来、所望の帯域を受信するための主アンテナとノイズスキャン用アンテナの2つのアンテナを備え、主アンテナで受信した信号にノイズスキャン用アンテナで受信した信号を逆相加算することにより、ノイズ成分を打ち消して低減させる構造を有するアンテナがある(例えば、特許文献1参照)。
また、パッチアンテナのGND背面前面に電波吸収材を配置し、当該パッチアンテナで電波を受信する際にパッチアンテナへのノイズの回込みを抑制する構造を有するアンテナがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−004451号公報 特開2003−110351号公報
ところが、上記構造を有するアンテナでは、主アンテナ以外に、ノイズキャンセル用のアンテナや逆相加算回路が必要になったり、電波吸収材が必要となったりして、アンテナの構造が複雑化、大型化したり、高コストになったりするという問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、簡易な構造、かつ、低コストで車載電装品からのノイズの影響を受けにくい車載アンテナを提供することを目的とする。
この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。
上記「発明が解決しようとする課題」において述べた問題を解決するためになされた発明は、導電性を有し、板状に形成されたGND板(10)と、GND板(10)の片面に、GND基板の中心位置から偏心した位置に設置されたモノポールアンテナ素子(20)と、を備えた車載アンテナ(1)であって、GND板(10)におけるモノポールアンテナ素子(20)が配置された位置よりもGND板(10)の中心位置側の一部に穴部(12)を設けたことを特徴とするものである。
このような車載アンテナ(1)は、簡易な構造、かつ、低コストで車載電装品からのノイズの影響を受けにくい車載アンテナ(1)とすることができる。以下、その理由を説明する。
GND板(10)に穴部(12)がある場合、車載電装品で発生し、受信電波に混入する誘起電流(ノイズ)に対する経路長が、穴部(12)がない場合に比べ長くなる。したがって、その誘起電流の周波数においては、共振しなくなり、これにより、その周波数におけるノイズの影響が低減される。
例えば、図3(a)に、GND板(10)の片面にモノポールアンテナ素子が設けられている形状のアンテナの場合(使用周波数帯域700[MHz])の誘起電流の電流経路を示す。なお、図3中、矢印が誘起電流の流れる方向を示している。
これに対し、GND板(10)に穴部(12)がある場合には、図3(b)に示すように、誘起電流が基板上の穴部(12)を迂回している。
このように、穴部(12)によって、誘起電流を迂回させることで、誘起電流に対する経路長を長くし、共振を防止して、ノイズ(誘起電流)の影響を低減する。
このように、GND板(10)の一部に穴部(12)を設けるという簡易な構造とすることができ、かつ低コストでノイズの影響を受けにくい車載アンテナ(1)となる。
なお、穴部(12)は、貫通穴であってもよいし、止め穴でもよい。また、GND板(10)端に設けられる場合のように、一部か開放された穴であってもよい。
ここで、「導電性を有し、板状に形成された」とは、GND板(10)が、全体として導電性を有していればよいことを意味しており、例えば、ベーク板のような非導電性材料の表面に銅のような導電性材料をプリントして形成されたものであってもよいし、導電性材料のみで形成されたものであってもよい。
また、「GND板(10)の中心位置」とは、幾何学的な中心位置を意味しており、例えば、GND板(10)が正方形、長方形、円形の場合はその中心点の位置をいい、楕円の場合には、2つの焦点の中心点の位置をいう。
また、請求項2に記載のように、穴部(12)には、誘電材料、非導電性材料、磁性体材料のいずれかが充填されていても、穴部(12)がない場合に比べ、経路長が長くなる。したがって、使用周波数において共振を防止することができるので、ノイズの影響を低減させることができる。
また、請求項3に記載のように、GND板(10)において、穴部(12)をモノポールアンテナ素子(20)の設置位置に最も近い端部から、使用周波数のλ/16以上離れたところに設けると、ノイズ低減効果が大きくなる。
また、請求項4に記載のように、穴部(12)は、 GND板(10)の端部を含まず、かつ、GND板(10)において、モノポールアンテナ素子(20)の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子(20)の設置位置を結んだ直線に直角方向の幅が、穴部(12)の位置におけるGND板(10)の幅の60[%]以上であるよう形成にすると、ノイズ低減効果が大きくなる。
ここで、「GND板(10)の幅」とは、モノポールアンテナ素子(20)の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子(20)の設置位置を結んだ直線に直角方向の長さであり、例えば、GND板(10)が長方形の場合、その短辺又は長辺の長さとなり、GND板(10)が楕円の場合、短軸又は長軸の長さとなる。
さらに、請求項5に記載のように、穴部(12)は、GND板(10)の端部を含み、かつ、GND板(10)において、モノポールアンテナ素子(20)の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子(20)の設置位置を結んだ直線に直角方向に、穴部(12)の位置において、導電性材料をGND板(10)の幅の30[%]以上残すように形成されているようにしても、ノイズ低減効果が大きくなる。
請求項6に記載の発明は、導電性を有し、板状に形成されたGND板(10)と、GND板(10)の片面に、GND基板の中心位置から偏心した位置に設置されたモノポールアンテナ素子(20)と、を備えており、GND板(10)におけるモノポールアンテナ素子(20)が配置された位置よりもGND板(10)の中心位置側の一部に磁性体材料で形成された磁性部(50,52)を配置したことを特徴とする車載アンテナ(2)である。
このような、車載アンテナ(2)では、請求項1に記載の車載アンテナ(1)と同様、磁性体材料により、誘起電流に対する経路長が、穴部(12)がない場合に比べ長くなる。したがって、使用周波数において、誘起電流によって共振しなくなり、これにより、その使用周波数におけるノイズの影響が低減される。
磁性部(50,52)は、請求項7に記載のように、GND板(10)において、モノポールアンテナ素子(20)の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子(20)の設置位置を結んだ直線に平行に2箇所配置すると、ノイズ低減効果が大きくなる。
さらに、請求項8に記載のように、2箇所に配置されている各磁性部(50,52)の、GND板(10)において、モノポールアンテナ素子(20)の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子(20)の設置位置を結んだ直線に直角方向の長さが、同じ方向のGND板(10)の長さの15[%]以上であるようにすると、ノイズ低減効果が大きくなる。
車載アンテナを車両に搭載した状態を示した図である。 第1実施形態における車載アンテナの概略の構造を示す構造図である。 GND板に誘起電流が流れた場合の電流経路を示す図である。 GND板における穴部の位置及び幅に対するノイズの低減量の関係を示す図である。 GND板における2つの穴部の幅に対するノイズの低減量の関係を示す図である。 穴部の代わりに磁性体材料を用いた車載アンテナの概略の構造を示す図である。 磁性部の磁性体の物性値による電流分布の変化を示す図である。 GND板の短辺の長さに対する2つの磁性部の短辺の長さとノイズの低減量の関係を示す。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第1実施形態]
図1は、本発明発明が適用された車載アンテナ1を車両60に搭載した状態を示した図である。車載アンテナ1は、図1(a)に示すように、車両60のルーフ62上に設置され、車載アンテナ1の出力は、ケーブル40で車載電装品であるECU70などに接続されている。また、車載アンテナ1は、図1(b)に示すように、樹脂製のケース7で覆われている。
なお、図1において、車両60に搭載されている車載アンテナ1は1個であるが、2個以上の車載アンテナ1が搭載される場合もある。
図2は、本発明が適用された車載アンテナ1の概略の構造を示す構造図である。図2に示すように、車載アンテナ1は、GND板10、モノポールアンテナ素子20、給電部30及びケーブル40を備えている。
GND板10は、鉄、銅、銀あるいはアルミニウムなどの金属材料などの導電性材料の板材を長方形に形成したものであり、車載アンテナ1の基準電位をGND電位に保っている。
また、GND板10におけるモノポールアンテナ素子20が配置された位置よりもGND板10の中心位置側の一部に穴部12が設けられている。
この穴部12は、GND板10にプリントされている導電材料の膜を除去して長方形に形成されている止め穴となっている。
穴部12は、長方形のGND板10の辺のうち、モノポールアンテナ素子20の設置位置に最も近い短辺から、使用周波数のλ/16以上離れた位置に設けられている。換言すれば、図4(a)に示すように、GND板10の短辺と穴部12の長辺のうち、GND10の短辺に近い側の長辺の間の距離がλ/16になっているということである。なお、「λ」は、車載アンテナ1で送受信される電波の周波数帯域の中心周波数fに対する波長である。
また、穴部12は、止め穴でなく、貫通穴としてもよい。また、穴部12に誘電材料、非導電性材料、磁性体材料のいずれかを充填してもよい。
穴部12は、長方形のGND板10の長辺端部を含まず、かつ、GND板10において、モノポールアンテナ素子20の設置位置に最も近い短辺とモノポールアンテナ素子20の設置位置を結んだ直線に直角方向の幅(図3(a)中「S2」で示す)が、穴部12の位置におけるGND板10の幅の60[%]以上であるように形成されている。
つまり、穴部12の長辺の長さ(S2)は、GND板10の短辺の長さの60[%]以上になるように形成されている。
モノポールアンテナ素子20は、GND板10に対してほぼ垂直になるように設置され、一端が給電部30に接続されている。また、モノポールアンテナ素子20は、GND板10の中心位置から、短辺側に偏心した位置に設置されている。
ケーブル40は、モノポールアンテナ素子20の給電部30に出力信号となる電波を供給するとともに、給電部30からモノポールアンテナ素子20で受信した電波を図示しない受信機などの車載電装品に供給するための同軸ケーブルやフィーダ線などの高周波用ケーブルである。
(車載アンテナ1の特徴)
GND板の片面にモノポールアンテナ素子が設置されている形状の従来の車載アンテナ(使用周波数帯域700[MHz])に対して、車載電装品からのノイズとみなすことができる誘起電流が流れた場合の電流経路を図3(a)に示す。
従来の車載アンテナでは、図3(a)に示すように、誘起電流は、GND板を、モノポールアンテナ素子側から反対端側(図3(a)中右側から左側)にほぼ一様に流れている。
これに対し、GND板10に穴部12がある車載アンテナ1の場合には、図3(b)に示すように、誘起電流が基板上の穴部12を迂回している。
つまり、GND板10に穴部12がある場合、誘起電流に対する経路長が、穴部12がない場合に比べ長くなり、700[MHz]帯の周波数においては共振しなくなり、これにより、その周波数帯域におけるノイズの影響が低減されるのである。
このように、GND板10の一部に穴部12を設けるという簡易な構造とすることで、低コストでノイズの影響を受けにくい車載アンテナ1とすることができる。
また、穴部12に、誘電材料、非導電性材料、磁性体材料のいずれかが充填されていても、穴部12がない場合に比べ、経路長が長くなる。したがって、使用周波数において共振を防止することができるので、ノイズの影響を低減させることができる。
ここで、図4に基づいて、GND板10における穴部12の位置と幅がノイズ低減効果に与える影響について説明する。図4は、GND板10における穴部12の位置及び幅に対するノイズの低減量の関係を示す図である。
まず、GND板10における穴部12の位置とノイズの低減量の関係について説明する。
図4(b)において、横軸は、GND板10の短辺長さ(X)に対する穴部12の位置(図4(a)に示す、GND板10の短辺からの距離S1)を、使用周波数の波長λを基準として表したもの(λ/X)である。
図4(b)に示すように、GND板10において、穴部12をモノポールアンテナ素子20の設置位置に最も近い短辺(長さX)から、使用周波数のλ/16以上離れたところに設けると、ノイズ低減効果が大きくなるという結果が得られた。
次に、穴部12の幅とノイズの低減量の関係について説明する。図4(c)において、横軸は、GND板10の短辺長さに対する穴部12の幅(穴部12の長辺長さ)の割合を示している。
図4(c)に示すように、GND板10の短辺長さに対する穴部12の幅が、60[%]以下で、ノイズ低減効果が大きくなるという結果が得られた。
[第2実施形態]
次に、図5に基づいて、穴部12をGND板10の両長辺を含むように2箇所に形成した第2実施形態について説明する。図5は、GND板10における2つの穴部14,15の幅に対するノイズの低減量の関係を示す図である。
第2実施形態では、図5(a)に示すように、穴部14,15をGND板10の両長辺から内側に形成してある。つまり、GND板10の短辺の中央部に直角な部分を残して両長辺から長方形に2つの穴部14,15が形成されている。
そして、2つの穴部14,15の長辺の長さの和が、GND板10の短辺の長さの70[%]より小さくなる(換言すれば、導電性材料の幅(図5(a)中「S3」で示す)をGND板10の幅の30[%]以上残す)ように形成してある。
ここで、図4(b)に、GND板10の短辺の長さに対する2つの穴部14,15の長辺の長さの和とノイズの低減量の関係を示す。図4(b)に示すように、GND板10の短辺の長さに対する2つの穴部14,15の長辺の長さの和の比率が70[%]より小さくなると、ノイズ低減量が大きくなる。
したがって、2つの穴部14,15の長辺の長さの和を、GND板10の短辺の長さの70[%]より小さくするとノイズ低減効果が大きくなる。
[第3実施形態]
次に、図6に基づき、穴部12の代わりに、磁性体材料を用いた第3実施形態について説明する。図6は、穴部12の代わりに磁性体材料を用いた車載アンテナ2の概略の構造を示す図である。
車載アンテナ2は、第1実施形態における車載アンテナ1の穴部12の代わりに、GND板10におけるモノポールアンテナ素子20が配置された位置よりもGND板10の中心位置側の一部に磁性体材料で形成された磁性部50を配置したものである。
より具体的には、図6に示すように、GND板10の2つの長辺に沿って、磁性体材料を長方形に形成した磁性部50,52が配置されている。
ここで、磁性体の物性は、複素透磁率μ=μ’−jμ”で表される。磁性体による電磁界への振る舞いとして遮断効果が知られている。
遮断効果(Sとする)は、以下の式1で表される。
ここで、
t:磁性体の厚み
σ:磁性体の導電率
r:磁性体の抵抗率
x:磁性体の長手方向の長さ
y:磁性体の短手方向の長さ
f:使用電波の周波数
であり、複素透磁率μ=μ’−jμ”のμ’とμ”をパラメータに解析すると、μ’を設定したもののみ、基板上の誘起電流が抑えられる。これは磁性体の遮蔽効果により車両60の車体からのGND板10への誘起電流が抑制されたためである。
図7に、使用周波数700[MHz]の場合の磁性部50,52の磁性体の物性値による電流分布の変化を示す。図7(a)は、μ’=15、μ’’=0の場合の電流分布を示し、図7(b)には、μ’=1、μ’’=20の場合の電流分布を示す。
このように、磁性部50,52の物性を変化させることにより、ノイズ低減効果を変化させることができる。
また、2箇所に配置されている各磁性部50,52の、GND板10において、モノポールアンテナ素子20の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子20の設置位置を結んだ直線に直角方向の長さ(つまり、長方形の磁性部50,52の短辺の長さ)が、同じ方向のGND板10の長さの15[%]以上となっている。
ここで、図8に、GND板10の短辺の長さに対する2つの磁性部50,52の短辺の長さとノイズの低減量の関係を示す。図8(b)に示すように、GND板10の短辺の長さに対する2つの磁性部50,52のそれぞれの短辺の長さ(図8(a)中「D1]で示す)の比率が15[%]より小さくなると、ノイズ低減量が大きくなる。
したがって、2つの磁性部50,52の短辺の長さが、GND板10の短辺の長さの15[%]より小さくするとノイズ低減効果が大きくなる。
このように、第1実施形態における穴部12の代わりに、磁性体材料で形成された磁性部50,52を用いても、車載アンテナ2のに対するノイズ低減効果を得ることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、第1実施形態〜第3実施形態では、GND板10の形状を長方形としたが、正方形や円形あるいは楕円形であってもよい。さらに、車両60への搭載が容易となるように、非対称な形状であってもよい。
1…車載アンテナ、2…車載アンテナ、7…ケース、10…GND板、12,14,15…穴部、20…モノポールアンテナ素子、30…給電部、40…ケーブル、50,52…磁性部、60…車両。

Claims (8)

  1. 導電性を有し、板状に形成されたGND板と、
    前記GND板の片面に、前記GND基板の中心位置から偏心した位置に設置されたモノポールアンテナ素子と、
    を備え、
    前記GND板における前記モノポールアンテナ素子が配置された位置よりも前記GND板の中心位置側の一部に穴部を設けたことを特徴とする車載アンテナ。
  2. 請求項1に記載の車載アンテナにおいて、
    前記穴部には、誘電材料、非導電性材料、磁性体材料のいずれかが充填されていることを特徴とする車載アンテナ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車載アンテナにおいて、
    前記穴部は、前記GND板において、前記モノポールアンテナ素子の設置位置に最も近い端部から、使用周波数のλ/16以上離れたところに設けられていることを特徴とする車載アンテナ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車載アンテナにおいて、
    前記穴部は、
    前記GND板の端部を含まず、かつ、前記GND板において、前記モノポールアンテナ素子の設置位置に最も近い端部と前記モノポールアンテナ素子の設置位置を結んだ直線に直角方向の幅が、前記穴部の位置におけるGND板の幅の60[%]以上であるように形成されていることを特徴とする車載アンテナ。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車載アンテナにおいて、
    前記穴部は、
    前記GND板の端部を含み、かつ、前記GND板において、前記モノポールアンテナ素子の設置位置に最も近い端部と前記モノポールアンテナ素子の設置位置を結んだ直線に直角方向に、前記穴部の位置において、前記導電性材料をGND板の幅の30[%]以上残すように形成されていること特徴とする車載アンテナ。
  6. 導電性を有し、板状に形成されたGND板と、
    前記GND板の片面に、前記GND基板の中心位置から偏心した位置に設置されたモノポールアンテナ素子と、
    を備え、
    前記GND板における前記モノポールアンテナ素子が配置された位置よりも前記GND板の中心位置側の一部に磁性体材料で形成された磁性部を配置したことを特徴とする車載アンテナ。
  7. 請求項6に記載の車載アンテナにおいて、
    前記磁性部は、
    前記GND板において、前記モノポールアンテナ素子の設置位置に最も近い端部と前記モノポールアンテナ素子の設置位置を結んだ直線に平行に2箇所配置されていることを特徴とする車載アンテナ。
  8. 請求項7に記載の車載アンテナにおいて、
    前記2箇所に配置されている各磁性部の、GND板において、モノポールアンテナ素子の設置位置に最も近い端部とモノポールアンテナ素子の設置位置を結んだ直線に直角方向の長さが、同じ方向のGND板の長さの15[%]以上であることを特徴とする車載アンテナ。
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