JP2013134460A - 画像処理装置および画像処理方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 特別なセンサを用いることなく一般的なセンサを用いて、1つの給紙トレイ中に種別のことなる用紙が混在している状況を判断した結果に応じて適した画像形成条件を決定する画像処理装置を提供する。
【解決手段】 本発明における画像処理装置は、給紙トレイに第1の画像形成条件で印刷する第1の用紙と該第1の用紙とは異なる特性を有し、第2の画像形成条件で印刷する第2の用紙が格納されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、前記給紙トレイから用紙を給紙し、前記第1の画像形成条件または前記第2の画像形成条件のうち一方の画像形成条件のみを選択し、該選択された画像形成条件で第1の用紙と第2の用紙を用いた印刷を行うことを決定する決定手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、種別の異なる用紙が1つの給紙トレイに混在する画像処理装置に関する。
出力対象の画像データを用紙に転写する画像形成装置では、給紙トレイに格納された用紙が順次給紙され、この用紙に画像形成が行われる。通常、画像形成装置は複数の給紙トレイを備える。そして、給紙トレイ毎に用紙の残量や、格納された用紙の種別を示す用紙情報を管理し、これを表示部に表示する。
また、予め用紙が格納されている給紙トレイに、この用紙の種別と異なる種別の用紙が継ぎ足される場合、1つの給紙トレイ中に異なる用紙が格納される。この場合、例えば、特許文献1では、用紙情報を格納される用紙の数だけ管理する。
また、1つの給紙トレイに対して、用紙が継ぎ足され、種別の異なる用紙が混在していても、高精度センサを用いて、混在する用紙の種別を判断し、各用紙情報を管理する画像形成装置が提案されている。
特開2011−20854
しかしながら、給紙トレイ中の用紙を高精度に検出するセンサは高価な上に、トレイ中の用紙の種別を検知し、混在した用紙の種別の違いを1枚単位で完全に区別することは難しい。
そのため、例えば電子写真プロセスを用いた画像処理装置では、同一の給紙トレイに種別の異なる第1と第2の用紙が混在し、第1の用紙に適した画像形成を行うよう画像形成条件の設定がされている場合、次のような問題が生じる。すなわち、出力する画像の画質が低下するおそれがある。
例えば、用紙の種別を示す用紙情報が「厚紙」の場合、用紙に転写されたトナーの定着を行う定着器の定着温度は、この用紙の種別に対応して普通紙を用いる場合よりも高温に設定される。そして、用紙情報を「厚紙」のままであると、実際の印刷で「薄紙」が用いられても、高温で定着が行われる。画像形成装置の定着器は、用紙の厚さが薄いものに対して高温で定着を行うと、定着器に紙が巻き付きやすくなるという特性を有する。また、印刷に用いる用紙の表面性の違いにより分類された用紙の種類に応じて印刷対象画像の濃度特性が変わる。例えば、設定された用紙と実際に用いる用紙の表面性が異なると、ある濃度の画像を印刷するために必要な量のトナーが用紙上に印刷されない。
よって用紙設定が示す用紙の種類と、実際に用いられる用紙の種類が異なると画像品質が低下した出力になるおそれがある。
用紙の種別を1枚ごとに検出して、それぞれに対応した画像形成条件の決定を行うと、混在状況によっては細かくページ間で画像形成条件の切り替えることになる。よって、設定変更や定着器の温調時間が必要となるため、大量印刷時のパフォーマンスが低下してしまう。
そこで、特別なセンサを用いることなく、一般的なセンサを用いて、1つの給紙トレイ中に種別のことなる用紙が混在している状況を判断し、判断結果に応じて適した画像形成条件を決定することを目的とする。また、1つの給紙トレイ中に種別のことなる用紙が混在している状況をユーザに知らせることを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明における画像処理装置は、給紙トレイに第1の画像形成条件で印刷する第1の用紙と該第1の用紙とは異なる特性を有し、第2の画像形成条件で印刷する第2の用紙が格納されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、前記給紙トレイから用紙を給紙し、前記第1の画像形成条件または前記第2の画像形成条件のうち一方の画像形成条件のみを選択し、該選択された画像形成条件で第1の用紙と第2の用紙を用いた印刷を行うことを決定する決定手段を有することを特徴とする。
本発明では、同一の給紙トレイに対し、用紙が継ぎ足された場合に給紙トレイ中の用紙の混在状状態を判断し、混在状態に適した画像形成条件の決定を行う。
これによって、不適切な画像形成条件によって例えば、画像処理装置の定着ローラに紙が巻き付くことや出力する画像の品質が低下することを抑制する。
また、ジョブ実行時に、混在する用紙の種別に対応して画像形成条件を切り替えるのではなく、各種混在状況の中で適した1つの画像形成条件を用いることで、印刷時のパフォーマンス低下を防止する。
システムの構成図である。 センサの構成図である。 画像処理フローを示した図である。 積載行為の判断処理フローを示した図である。 センサ情報を切り分けて積載行為の判断結果をまとめた一例を示す図である。 用紙情報の設定制御処理フローを示した図である。 用紙の設定画面を示す一例である。 用紙の継ぎ足し確認画面を示す一例である。 混在情報が報知されている表示状況を示す一例である。 紙の厚さが混在する状況において、混在制御(1)をまとめた図である。 紙の種類が混在する状況において、混在制御(2)をまとめた図である。 紙の印字面が混在する状況において、混在制御(3)をまとめた図である。 用紙の積載エラー表示を示す一例である。 混在制御が報知されている表示状況を示す一例である。 印刷品質の設定画面を示す一例である。 混在状態を解消することを促す画面を示す一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本実施例では画像処理装置内に内蔵されたセンサを用いて、同一の給紙トレイに用紙が継ぎ足されたか否かを判断し、1つの給紙トレイに種別の異なる用紙が混在した時、画像形成条件をある一定の条件に変更する手法について説明する。
以下、「用紙の継ぎ足し」とは、予めある種別に区別される用紙(第1の用紙)が格納される給紙トレイに、ある種別に区別される用紙(第2の用紙)が格納されることを意味する。この際、継ぎ足された用紙が、給紙トレイの最上面に積載された状態となる。
また、「用紙の種別」は、その厚さ、表面性、印字面により分類される。用紙の種別はユーザが用紙情報として設定画面を介して設定する。設定された情報は、画像処理装置内のトレイ管理情報を記憶するメモリ内に登録される。
図1は本実施例におけるシステムの構成図である。C、M、Y、Kの各トナーを用いる画像処理装置(MFP)101はネットワーク123を介して接続されている。またPC124はネットワーク123を介して画像処理装置101と接続されている。PC124内のプリンタドライバ125は画像処理装置101へ印刷データを送信する。
画像処理装置101について詳細に説明する。ネットワークI/F122は印刷データ等の受信や後述するラスター画像や制御データ等の送信を行う。コントローラ102はCPU103やレンダラ112、画像処理部114、用紙積載判断部127、用紙情報設定部128、混在制御部129で構成される。なお、本実施例において重要な役割を果たす用紙積載判断部127、用紙情報設定部128、混在制御部129は、実際にはCPUによって実行されるプログラムであり、記憶装置121に格納されている。
CPU103のインタプリタ104は受信した印刷データのPDL(ページ記述言語)部分を解釈し、中間言語データ105を生成する。そしてCMS106では記憶装置121に格納されているソースプロファイル107及びデスティネーションプロファイル108を用いて色変換を行い、中間言語データ(CMS後)111を生成する。ここでCMSとはColor Management Systemの略であり、後述するプロファイルの情報を用いて色変換を行う。また、ソースプロファイル107はRGBやCMYK等のデバイスに依存する色空間をCIE(国際照明委員会)が定めたL*a*b*やXYZ等のデバイス非依存の色空間に変換するためのプロファイルである。XYZはL*a*b*と同様にデバイス非依存の色空間であり、3種類の刺激値で色を表現する。また、デスティネーションプロファイル108はデバイス非依存色空間をデバイス(プリンタ115)に依存したCMYK色空間に変換するためのプロファイルである。一方、CMS109では記憶装置121に格納されているデバイスリンクプロファイル110を用いて色変換を行い、中間言語データ(CMS後)111を生成する。ここでデバイスリンクプロファイル110はRGBやCMYK等のデバイス依存色空間をデバイス(プリンタ115)に依存したCMYK色空間に直接変換するためのプロファイルである。どちらのCMSが選ばれるかはプリンタドライバ125における設定に依存する。本実施例ではプロファイルの種類によってCMSを分けているが、1つのCMSで複数種類のプロファイルを扱ってもよい。また、プロファイルの種類は本実施例で挙げた例に限らずプリンタ115のデバイス依存CMYK色空間を用いるのであればどのような種類のプロファイルでもよい。用紙に応じて最適な色味が出せるように複数のプロファイルを持ち、プリンタドライバ125と用紙情報設定部128の設定に応じて、利用するプロファイルを切り替えるようにしても良い。
レンダラ112は生成した中間言語データ(CMS後)111からラスター画像113を生成する。画像処理部114はラスター画像113やスキャナ119で読み込んだ画像に対して画像処理を行う。コントローラ102と接続されたプリンタ115はC、M、Y、K等の有色トナーを用いて紙上に出力データを形成するプリンタである。プリンタ115は紙の給紙を行う給紙部116と出力データを形成した紙を排紙する排紙部117を持つ。給紙部116は、複数の給紙トレイを有する。表示装置118はユーザへの指示や画像処理装置101の状態を示すUI(ユーザーインターフェース)を表示する。スキャナ119はオートドキュメントフィーダーを含むスキャナである。
スキャナ119は束状あるいは一枚の原稿画像を不図示の光源で照射し、原稿反射像をレンズでCCD(Charge Coupled Device)センサ等の固体撮像素子上に結像、固体撮像素子からラスター状の画像読み取り信号を画像データとして得る。
入力装置120はユーザからの入力を受け付けるためのインタフェースである。記憶装置121はコントローラ102で処理されたデータやコントローラ102が受け取ったデータ等を保存する。
プリンタ115の給紙部116は各種センサ126を持ち、各センサの検知結果がコントローラ102に通知されている。コントローラ102では、受取ったセンサ情報を元に、用紙の積載判断と、用紙情報の設定に利用する。用紙積載判断部127は、各種センサ126の情報を元に給紙トレイへの用紙が積載されたか否かを示す積載行為の有無、給紙トレイへの用紙の継ぎ足しの可能性の有無について判断を行う。用紙情報設定部では、各種センサ126の情報と、用紙積載判断部127からの判断情報と、入力装置120からの指示によって、用紙情報設定に関する制御を行う。
混在制御部129は、用紙情報設定部128から用紙情報を受取り、同一給紙トレイに異なる種別に区別される用紙が混在している場合、画像形成装置が実行できる画像形成条件のうち、混在状況に適した画像形成条件がどれか判断する。そしてその画像形成条件のもと、プリンタ115やコントローラ102を制御する。そして、表示装置118、プリンタドライバ125に混在制御部129によって画像形成条件が決定されたことを報知する。
次に、センサ126の詳細を図2に示す。図2(a)は、給紙部116の断面図であり、図2(b)は、給紙部116を上から見た図である。
紙なしセンサ201は、給紙トレイ200に積載される用紙203が有るか否かを検知するセンサであり、反射型、透過型の光学センサなどにより構成することができる。本実施例では、反射型光学センサによって構成されている。開閉センサ211は、給紙トレイ200が画像形成装置本体に抜き挿しされたことを検知するセンサであり、光学センサなどにより構成することができる。本実施例では、給紙トレイ200の突起部分で光を遮ることで開閉を検知している。用紙サイズセンサ212は、スライダーバーで出来ており、ユーザによってスライダ移動された位置を検出して用紙サイズを検出するものである。紙なしセンサ201のような光学センサを給紙トレイ200に複数配置し、その検出状況から用紙サイズを判断するものであっても良い。上述したように、センサの構成には複数のものがあるが、本実施例では、検出によりわかる内容が同じであれば、検知方法はこれに限るものではない。
次に画像処理部114の流れについて図3のフローチャートを用いて説明する。ステップS301にて画像処理部114は画像データを受信する。そしてステップS302にて画像処理部114は受け取ったデータがスキャナ119から受信したスキャンデータかプリンタドライバ125から送られたラスター画像113かをCPU103が判別する。スキャンデータではない場合はラスター画像113であると判別され、CMSによってプリンタデバイスに依存するCMYKに変換されたCMYK画像311となる。スキャンデータの場合はRGB画像303であると判別され、ステップS304にて画像処理部114は色変換処理を行い、共通RGB画像305を生成する。ここで共通RGB画像305とはデバイスに依存しないRGB色空間で定義されており、演算によってL*a*b*等のデバイス非依存色空間に変換することが可能である。一方、ステップS306にて画像処理部114は文字判定処理を行い、文字判定データ307を生成する。ここでは画像のエッジ等を検出して文字判定データ307を生成する。そしてステップS308にて画像処理部114は共通RGB画像305に対してフィルタ処理を行う。ここで、文字判定データ307を用いて文字部とそれ以外で異なるフィルタ処理を行う。次に画像処理部114はステップS309にて下地飛ばし処理、ステップS310で色変換処理を行ってCMYK画像311を生成する。次にステップS312にて画像処理部114は1D−LUTを用いてC、M、Y、Kの各単色の階調特性を補正する。1D−LUT とはC、M、Y、Kのそれぞれの色を補正する1次元のLUTのことである。1D−LUTの作成方法は各色の目標値と測定値を比較して目標値が再現できるように補正値を作る処理である。なお、用紙の種類によって、色味や各色の階調特性は異なり、複数種類のパラメータを持って、用紙設定に応じて、色変換処理S310の変換テーブルや、1D−LUT補正処理S312の補正テーブルを切り替えても良い。最後にステップS313にて画像処理部114はハーフトーン処理や誤差拡散処理のような画像形成処理を行ってCMYK画像(2値)314を作成し、ステップS315にて画像データをプリンタ115へ送信する。
次に、本実施例の特徴の1つである各種センサ126の検知結果を元にした用紙積載判断部127における判断について図4、図5を用いて説明する。ここでは、特に高い精度を有するセンサを必要としない。前述した汎用的な紙なしセンサ201、開閉センサ211、用紙サイズセンサ212のみ用いて、ある給紙トレイへ用紙が積載されたか否か、また積載された場合はどのような種別の用紙が積載されたか判断(積載行為の判断)を行う。
図4は、センサの検知結果による積載行為の判断処理フローを示す。図5はセンサの検知結果に対する積載行為の判断結果を一覧表にして示している。
本フローチャートは、記憶装置121に格納されたプログラムに従って画像処理装置101のコントローラ102が実行することによって実現される。ステップS401にて、判断対象である給紙トレイに対して開閉センサ211による検知結果が開閉検知なしの場合は、積載行為が行われていないと判断し、積載行為なし405を判断結果として用紙情報設定部128へ送信する。検知結果が開閉検知ありの場合は、ステップS402に進む。そして、ステップS402にて、紙なしセンサ201によって判断対象である給紙トレイに対して、紙がないと判断された場合は、給紙トレイに格納されている用紙がない紙切れ状態であったと判断する。そして、紙切れ406の判断結果を用紙情報設定部128へ送信する。検知結果が給紙トレイの開閉の前後で紙なしから紙ありへの変化した場合は、新規の用紙が積載されたと判断し、新規積載あり407を判断結果として用紙情報設定部128へ送信する。検知結果が開閉の前後で紙ありの状態のままである場合は、ステップS403に進む。そして、ステップS403にて、判断対象である給紙トレイに対して用紙サイズセンサ212による検知結果が開閉前と異なる場合は、新規の用紙の積載行為(格納されていた用紙の総入れ替え)があったと判断する。そして、新規積載あり407を判断結果として用紙情報設定部128へ送信する。検知結果が開閉前と同じ用紙サイズである場合は、ステップS404に進む。そしてステップS404にて、判断対象である給紙トレイに対し開閉センサ211で検知した開閉時間が短時間(例えば5秒未満)の場合、用紙を入れるには開閉時間が短く、ユーザの目視による用紙の有無確認などのために開閉が行われたと考えられる。よって、積載行為なしと判断し、積載行為なし405を判断結果として用紙情報設定部128へ送信する。検知した開閉時間が長時間(例えば5秒以上)の場合、給紙トレイに対して用紙の継ぎ足し、用紙の総入れ替えなどが行われた可能性があり、判断結果として不確定(継ぎ足し積載の可能性あり)408を送信する。(S404での開閉時間の閾値は5秒としたが、この限りではない。)そして、以上の判断処理の結果を表にまとめたものが図5である。
図5では、パターン4からパターン6までが、トレイに対して用紙が積載された可能性があるパターンであり、本実施例で注視しているのが、給紙トレイに用紙の継ぎ足しが行われた可能性のあるパターン6になる。なお、本実施例ではコストアップになるため取り上げていないが、画像処理装置内に分光センサや残量センサを設置することで、不確定と判断された結果のうちいくつかの状態を確定することができる。例えば、用紙の白色度を見る分光センサを装置内に設置して給紙トレイの最上面に積載された用紙の特性が給紙トレイ開閉の前後で変化した否かを検知する。これにより給紙トレイに格納された用紙が、予め格納されていた用紙とは種別の異なる用紙に総入替されたか否か、もしくは用紙が継ぎ足されたか否か判断できる。また、残量センサを装置内に設置して、給紙トレイの用紙の変化から同様の判断をすることができる。
次に、用紙積載判断部127による積載判断結果を用いて、用紙情報の設定制御を行う用紙情報設定部128について図6のフローチャートを用いて説明する。
本フローチャートは、記憶装置121に格納されたプログラムに従って画像処理装置101のコントローラ102が実行することによって実現される。
ステップS601にて、用紙積載判断部127から受け取った積載判断結果が紙切れ406の場合は、ステップS602に進む。積載判断結果が新規積載あり407、不確定408の場合はステップS603に進む。そして、ステップS603にて、図7に示すような用紙設定画面を表示装置118に表示し、ユーザによる入力装置120からの指示を受けて用紙情報の設定を行う。本実施例では、用紙の厚さ702、種類703、印字面704を設定できるものとするが、この他、光沢度、表面性(滑らか・ざらざら)、硬さなどが設定できても良い。また、各項目における設定値も図示したものに限るものではない。また、例えば、厚さ702であれば、厚紙3(128〜147g/m)が追加されていても良い。そして、ステップS604にて、前回設定701と比較して用紙情報設定が変更されたか確認を行う。
前回設定とは、判断対象である給紙トレイに対して、図5に示すフローによって行われる積載判断が実行されるより先に格納された用紙の種別を示す用紙情報として設定された内容である。S603にて設定された用紙情報が、前回設定701と同じ用紙情報の場合は、給紙トレイ開閉後で格納された用紙が、開閉前から格納されていた用紙と同じ種別の用紙である。よって、この給紙トレイは異なる種別の用紙が混載されないと判断できる。よって、用紙の継ぎ足しの場合であってもステップS602に進む。S603にて設定された用紙情報が、前回設定701と異なる用紙情報の場合は、ステップS605に進み、積載判断結果の詳細な区別を行う。ステップS605にて、積載判断結果の詳細が新規積載407の場合は、ステップS602に進む。S604で前回設定とされなかった場合および積載判断結果詳細が不確定408の場合は、ステップS606に進む。そして図8に示すような継ぎ足し確認画面を表示装置118に表示し、新規/入替ボタン801、継ぎ足しボタン802のうちどちらのボタンを押下されたか判断し、継ぎ足しが行われたか否か確認を行う。なお、給紙トレイに前回設定された際の用紙情報と異なる用紙情報を有する用紙の継ぎ足しが行われると、図8の給紙トレイ1情報ウィンドウ803に示すような用紙設定を行う設定部が表示がされる。図8に示すように、予め格納されていた用紙の用紙情報が下部に、図7の画面から入力された新しく継ぎ足された用紙の用紙情報がその上部に表示される。新たに用紙が継ぎ足される度、この情報の更新が行われ、結果として複数段の用紙情報が表示される。この複数段表示の状態は、用紙の新規積載(空のトレイに新たに用紙が積載されることを指す)または、総入替、紙切れとなるまで継続されるものとする。
新規/入替ボタン801が押下された場合は、ステップS602に進む。継ぎ足しボタン802が押下された場合は、ステップS607に進み、給紙トレイ1の用紙情報を、給紙トレイ中に異なる種別の用紙が混在して格納されていることを示す混在設定に更新する。そして、混在状態であることを表示装置118とプリンタドライバ125に報知する。ステップS602では、給紙トレイ1が紙切れであれば紙切れ状態に更新し、それ以外は設定された情報で給紙トレイ1の用紙情報を更新し、表示装置118とプリンタドライバ125に報知を行う。図9(a)は、表示装置118のCopy画面において給紙トレイ1の用紙が混在中であることを示し、図9(b)は、プリンタドライバ125の用紙選択画面において給紙トレイ1の用紙が混在中であることを示している。
次に、本実施例の特徴の1つであり、用紙情報設定部128において給紙トレイの用紙情報が混在設定となった場合、混在する用紙情報を受け取り、トレイに給紙された用紙の混在状態に適した画像形成条件の設定を行う混在制御部129について説明する。
混在制御部129は、図7の設定された用紙情報の設定項目(厚さ、種類、印字面など)ごとに、その設定に適した動作方法を判断し、プリンタ115やコントローラ102を制御する。本実施例では用紙の用紙情報として設定される厚さ・種類・印字面の3つの設定項目があり、このそれぞれに対して適する画像形成条件を決定する。
<用紙の厚さ:混在制御(1)>
用紙設定のうち、用紙の厚さ設定は、主にプリンタ115のトナーの定着温度・プロセススピードに関係する。よって、用紙の厚さに適合しない定着温度、プロセススピードが設定された画像形成条件のもと、給紙トレイに格納された用紙を用いて印刷された場合、例えば、薄い紙を高温で定着すると定着ローラに紙が巻き付いてしまうことがある。そこで、本実施例では、図10に示すような制御を行う。この図10の縦軸は、給紙トレイに格納される用紙のうち、継ぎ足しが行われる前の種別の用紙(先に格納されていた用紙の種別)を示す。上から順に用紙の厚さが厚くなるように配列される。また、横軸は、継ぎ足された用紙の種別を示す。左から順に用紙の厚さが厚くなるように配列される。この図10にて、横軸と縦軸で示される領域が各混在状況での画像形成条件設定である。例えば、先に格納されていた用紙の種別が普通紙であり、その給紙トレイに継ぎ足された用紙の種別が薄紙である場合、画像形成条件は、薄紙用の画像形成条件に決定される。具体的には、普通紙の場合よりも定着器の定着温度を下げ、プロセススピードも落とす。
図10に示すように、1つの給紙トレイに異なる種別に区別される用紙が混在する場合は、給紙トレイに格納された用紙のうちより薄い紙の用紙設定で制御を行う。この制御を混在制御と呼ぶ。
また、厚さが大きく異なるような場合(例えば種別として2ランク異なる薄紙と厚紙1の混在や、薄紙と厚紙2の混在)は、混在制御を禁止、またはユーザに警告を行い、この制御のもとでの印刷を行わせない。例えば、先に格納されていた用紙の種別が薄紙であり、その給紙トレイに継ぎ足された用紙の種別が厚紙2である場合は、画像形成条件が決定されず、印刷禁止の警告を出す。
これは、本来の画像形成条件と差異が大きい条件で画像形成した場合、画像形成に不備が生じるためである。具体的には、厚紙に対してトナー定着に必要な温度との差が大きいため、定着に必要な熱が足らずにトナー剥がれ等が生じ、画像不良の可能性が高くなってしまう。
例えば、薄紙と厚紙1が混在されている場合では、厚さが大きく異なるので印刷禁止となり、表示装置118に図13のような用紙の積載エラーを表示する。一方、普通紙と厚紙1が混在されている場合では、画像形成時により厚さが薄い普通紙の画像形成条件を用いた制御を行う。
なお、紙の厚さの区切り方や、プリンタ115の性能によっては、複数の異なる厚さを有する用紙が混在されている場合でも、混在制御を行える。つまり、1つの給紙トレイに普通紙、薄紙、厚紙1が混在された場合、薄紙の画像形成条件に合わせた画像形成を実行し、印刷を行う。また、混載制御を禁止しなくてもよい。
<用紙の種類:混在制御(2)>
用紙設定のうち、用紙の表面性を示す用紙の種類の設定は、濃度補正・色補正・色変換パラメータに関係している。用紙の種類が混在している状態で印刷された場合、出力する画像の画質に影響を与える可能性がある。例えば、コート紙用の設定のもと実際の印刷で再生紙を用いてしまうと、画像形成条件(トナーの載り量等)はコート紙設定のままであるため、出力される画像の画質が悪化してしまう。このように、印刷に使用したい用紙の表面性に対して適切な画像形成条件を設定しないと、最適な画質を得ることができない。最適な画質で印刷するには、CMS106、CMS109、色変換処理S310、1D−LUT補正処理S312などにおいて少なくとも1つ以上のパラメータを用紙の種類に応じて切り替える必要があるためである。なお、本実施例では取り上げていないが、光沢度や表面性の項目も同様に、混在状況で画質に影響を及ぼす可能性がある。
そこで、まず各用紙の種類について優先度の高さを予め登録しておく。優先度の高さはユーザがどの用紙を用いて印刷した画質を重視しているかによって決まる。例えば、コート紙で出力する際の画質を最優先するユーザであれば、コート紙の優先度を最も高いものとし、混在状態であってもコート紙の設定で印刷を行う。この優先度の設定が高い用紙ほど、その用紙に設定された条件を優先させる。
本実施例では、優先度を低いものから「再生紙、普通紙、色紙、コート紙、特殊紙」登録する。そして、この優先度の高さを元に混在時の画像形成条件の決定を行う。これを示したものが、図11である。
この図11の縦軸は、給紙トレイに格納される用紙のうち、継ぎ足しが行われる前の用紙の種別(先に格納されていた用紙の種別)を示す。上から順に優先度が高くなるように配列される。また、横軸は、継ぎ足された用紙の種別を示す。左から順に優先度が高くなるように配列される。この図11にて、横軸と縦軸で示される領域が各状況での画像形成条件設定である。例えば、先に格納されていた用紙の種別が普通紙であり、その給紙トレイに継ぎ足された用紙の種別がコート紙である場合、画像形成条件は、コート紙用の画像形成条件に決定される。
このように1つの給紙トレイに格納された用紙の種別のうち優先度が高い種別を有する用紙に適した画像形成設定が優先される。また、例えばコート紙を混在禁止としていた場合、1つの給紙トレイにコート紙とコート紙以外の用紙を混在することは印刷を禁止することもできる。
また、本実施例では優先度の高さで優先制御を決定していたが、異なる表面性を有する用紙(用紙の種類が異なる用紙)の混在は、画質にダメージを与える可能性はあるが、画像処理装置に対して例えば定着ローラに紙が巻き付いてしまう可能性を与える可能性はない。そのため、継ぎ足された用紙の表面性に合わせた画像形成条件を採用しても良い。また、図示しない設定によって前述の優先度を用いるか、後述の継ぎ足された用紙の表面性に合わせるかを切り替え可能としてあってもよいものとする。
<用紙の印字面:混在制御(3)>
用紙の印字面設定は、片面・両面印刷に関係している。よって、印字面が片面だけの用紙が混在している状態で印刷した場合、図12に示すように片面紙として制御を行う。
なお、片面紙とは、例えば、表面だけにコート処理が施されており、この面だけを印字面として想定されている紙などを指す。
以上、混在制御部129は、給紙トレイに混在される用紙の各用紙情報から、混在状態に適した動作を判断し決定する。そして、混在制御部129は、混在制御のもと動作していることを表示装置118とプリンタドライバ125に報知する。図14(a)は、表示装置118のCopy画面においてトレイ1が選択されており、混在制御のもと動作をしていることを示している。図14(b)は、プリンタドライバ125の給紙設定画面において、トレイ1は混在制御のもと動作中であることを示している。
このトレイ1を用いて印刷ジョブを実行する間、混在状態に合う画像形成条件で印刷が行われる。よって、トレイ1に第1の用紙、第2の用紙が混在していても、常に用紙1又は用紙2いずれかに適した画像形成条件で印刷が実行される。
本実施例により、画像処理装置にて一般的に用いられるセンサによって用紙が積載されたか否か判断を行い、1つの給紙トレイにて用紙の混在の可能性のある場合を判断することが可能になる。そして、混在の可能性がある場合のみ検知して、種別の異なる用紙が継ぎ足されたことの確認を行う。これにより、1枚のプリント毎に用紙の継足しの確認をしなくても良くなり、給紙トレイに通常の新規用紙を積載する場合にはユーザの手間や無駄な処理を増やさない。
また、給紙トレイに混在している用紙情報を用いて混在状態に適した画像形成条件を1つに決定することで、印刷を継続しつつ、安定したパフォーマンスで印刷することを可能にしている。
また、このとき、表示装置・プリンタドライバを通して、給紙トレイに種別が異なる用紙が混在することをユーザに報知し、ユーザに対してトレイ中の用紙の混在状況の解消を促すことを可能にしている。
次にプリンタドライバ125における設定によっては、混在制御のもと動作し印刷することを禁止する実施例について説明する。以下の制御は、プリンタドライバ125もしくは、コントローラ102のCPU103の指示により行う。
実施例1で説明したように、混在制御(1)はプロセスが変わることから画質にも影響を与える可能性がある。また、混在制御(2)も画質に対して影響を与える可能性がある。混在制御(3)はレイアウト方法に制限が加わる。
そこで、プリンタドライバ125から画質を重視した設定による印刷指示を指定された場合は、混在制御(1)、(2)での印刷を禁止する。例えば、図15はプリンタドライバ125における印刷品質設定画面を示している。この中で印刷目的1501にて、DTPやグラフィックス、写真などの目的が選択された場合、画質(とくに色と階調性)を重視する印刷と判断し、混在制御(1)、(2)での印刷を禁止する。なお、画質重視と判断する設定はこれに限るものではなく、プロファイルの設定や解像度設定、画像形成処理S313に用いるスクリーン線数設定などから判断しても良い。また、この他、用紙に対して各色の階調補正を行うキャリブレーション制御の実施を要求された場合も、混在制御(1)、(2)状態でのキャリブレーション制御の実施を禁止する。
また、両面設定や見開き製本印刷などが設定された場合は混在制御(3)での印刷を禁止する。
以上の禁則制御を行うことで、混在制御のもと印刷可能状態を継続しつつも、各混在制御がもたらす影響に反する印刷結果・制御を求める設定がなされたときに、要求に満たない無駄な印刷をすることを回避することができる。
また、図16(a)、(b)のような表示を行い、給紙トレイ1に格納された用紙の入れ替えをユーザに促すことで混在状態の解消を図ってもよい。
また、図16(a)によりエラーが通知された状態であっても、ユーザにより1601や、1701が押下され、印刷を続けることが指示された場合は、混在制御動作の承諾を得たこととし、印刷を続けてもよい。
次に、図11に従い、CMS106、CMS109、色変換処理S310、1D−LUT補正処理S312などのパラメータを決定して印刷するのではなく、各用紙設定に対応するパラメータの平均値を用いて混在制御時の印刷について説明する。以下の制御は、コントローラ102のCPU103の指示により行われる。
実施例1にて、図6のステップS607にて混在設定となった時、混在中の各用紙情報とCMS106、CMS109、色変換処理S310、1D−LUT補正処理S312で使われる濃度補正・色補正・色変換などのパラメータが紐付けられているか判断する。紐付けがある場合、各パラメータの平均値を用いて処理を実施する。例えば、1D−LUT補正処理S312に使う1D−LUTであれば、各入力値に対応する出力値の値を複数LUT間で平均値をとることで作成する。これによって、混在中のどの用紙であってもある一定の画質で出力する混在制御(2)’を行うことが可能になる。なお、混在時に平均値を使うか、優先ルールに基づいて特定の用紙設定に対応する値を使うかは、入力装置120からの指示により切り替えることを可能とする。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (25)

  1. 給紙トレイに第1の画像形成条件で印刷する第1の用紙と該第1の用紙とは異なる特性を有し、第2の画像形成条件で印刷する第2の用紙が格納されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、
    前記給紙トレイから用紙を給紙し、前記第1の画像形成条件または前記第2の画像形成条件のうち一方の画像形成条件のみを選択し、該選択された画像形成条件で第1の用紙と第2の用紙を用いた印刷を行うことを決定する決定手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記給紙トレイが開閉された際に、すでに格納されていた用紙のサイズと、格納される用紙のサイズが異なることが検知された際に、前記第1の用紙と第2の用紙が格納されていると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段は、
    前記給紙トレイに設定された用紙情報が異なる用紙が格納されていると判定された際に、前記第1の用紙と第2の用紙が格納されていると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段は、
    前記給紙トレイの開閉センサを用いて開閉時間を取得し、前記開閉時間が所定の値より小さい場合は、前記給紙トレイ内の用紙に変化がなかったと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記決定手段は、
    前記第1の画像形成条件と前記第2の画像形成条件のうち、定着温度が低い画像形成条件を選択して印刷を行うことを決定する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記決定手段は、
    前記第1の用紙と前記第2の用紙のうち、ユーザが予め設定した優先度が高い用紙の画像形成条件を選択して印刷を行うことを決定する請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記決定手段は、
    前記第1の用紙が片面のみ印字面を有し、前記第2の用紙が両面に印字面を有する場合、前記第1の画像形成条件を用いて印刷を行うことを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記判定手段により第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、該判定の結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の用紙および第2の用紙は、紙の厚さおよび種類および印字面の少なくとも1つで分類されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 画質を重視した印刷の設定がされた場合、前記決定手段による画像形成条件の選択を行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 印刷に用いる用紙の印字面の設定がされた場合、前記決定手段による画像形成条件の選択を行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 給紙トレイに第1の画像形成条件で印刷する第1の用紙と該第1の用紙とは異なる特性を有し、第2の画像形成条件で印刷する第2の用紙が格納されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、
    画像形成条件を設定すべく、前記第2の用紙の用紙設定を行う設定部を表示する表示手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  13. 給紙トレイに第1の画像形成条件で印刷する第1の用紙と該第1の用紙とは異なる特性を有し、第2の画像形成条件で印刷する第2の用紙が格納されているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、
    前記給紙トレイから用紙を給紙し、前記第1の画像形成条件または前記第2の画像形成条件のうち一方の画像形成条件のみを選択し、該選択された画像形成条件で第1の用紙と第2の用紙を用いた印刷を行うことを決定する決定ステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 前記判定ステップは、
    前記給紙トレイが開閉された際に、すでに格納されていた用紙のサイズと、格納される用紙のサイズが異なることが検知された際に、前記第1の用紙と第2の用紙が格納されていると判定することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 前記判定ステップは、
    前記給紙トレイに設定された用紙情報が異なる用紙が格納されていると判定された際に、前記第1の用紙と第2の用紙が格納されていると判定することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  16. 前記判定ステップは、
    前記給紙トレイの開閉センサを用いて開閉時間を取得し、前記開閉時間が所定の値より小さい場合は、前記給紙トレイ内の用紙に変化がなかったと判定することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  17. 前記決定ステップは、
    前記第1の画像形成条件と前記第2の画像形成条件のうち、定着温度が低い画像形成条件を選択して印刷を行うことを決定する請求項13に記載の画像処理方法。
  18. 前記決定ステップは、
    前記第1の用紙と前記第2の用紙のうち、ユーザが予め設定した優先度が高い用紙の画像形成条件を選択して印刷を行うことを決定する請求項13に記載の画像処理方法。
  19. 前記決定ステップは、
    前記第1の用紙が片面のみ印字面を有し、前記第2の用紙が両面に印字面を有する場合、前記第1の画像形成条件を用いて印刷を行うことを決定することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  20. 前記判定ステップにより第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、該判定の結果を表示することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  21. 前記第1の用紙および第2の用紙は、紙の厚さおよび種類および印字面の少なくとも1つで分類されることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  22. 画質を重視した印刷の設定がされた場合、前記決定ステップによる画像形成条件の選択を行わないことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  23. 印刷に用いる用紙の印字面の設定がされた場合、前記決定ステップによる画像形成条件の選択を行わないことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  24. 給紙トレイに第1の画像形成条件で印刷する第1の用紙と該第1の用紙とは異なる特性を有し、第2の画像形成条件で印刷する第2の用紙が格納されているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより第1の用紙と第2の用紙が格納されていることが判定されると、
    画像形成条件を設定すべく、前記第2の用紙の用紙設定を行う設定部を表示部に表示する表示ステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  25. 請求項13乃至24に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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