JP2013133182A - プリンタ - Google Patents

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Harunori Takeuchi
晴紀 竹内
Yoshitaka Nomura
佳孝 野村
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Abstract

【課題】記録紙の表面が荒れることなく、かつ、記録紙の蛇行を防止することができるプリンタを提供することである。
【解決手段】搬送ローラ4を、記録紙Sが当接される外周面にゴム4bを被覆したゴム被覆ローラとし、そのゴム被覆部の幅方向外側の両端部に、ピンチローラ5の外周面に当接され、ゴム4bの弾性変形量を規制する互いに等しい外径の環状突条部4cを設けることにより、ピンチローラ5が圧接されたときのゴム4bの弾性変形量が記録紙Sの幅方向で自然に均一になるようにし、記録紙Sの表面が荒れることなく、記録紙Sの蛇行を防止できるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷用の記録紙を駆動される搬送ローラにピンチローラで挟持して搬送するプリンタに関する。
サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等のプリンタは、印刷用の記録紙を駆動される搬送ローラにピンチローラで挟持して搬送するものが多い。この搬送ローラには、記録紙のグリップ性を高めるために、多数の微小突起を外周面に形成したものが多く用いられている(例えば、特許文献1、2参照)。搬送ローラを外周面がゴムで被覆されたゴム被覆ローラとし、ピンチローラの圧接によって弾性変形するゴムの弾性復元力によって記録紙をグリップするようにしたものもある(例えば、特許文献3参照)。また、ピンチローラには剛体の金属ローラが用いられている。
前記搬送ローラとピンチローラは印刷部の上流側や下流側に配置され、記録紙を印刷部に送り込んだり、印刷された記録紙を印刷部から送り出したりする。カラープリンタでは、記録紙を上流側と下流側の両方向に搬送するものもある。通常、ピンチローラが記録紙の印刷面側に配置され、搬送ローラは記録紙の非印刷面側に配置される。
なお、特許文献2に記載されたものでは、搬送される記録紙の蛇行や斜行(以下、まとめて蛇行という)を防止するために、搬送ローラに圧接するピンチローラの圧接力を記録紙の幅方向の両端部で調整する圧接力調整手段を設け、記録紙の中心位置ずれを修正するようにしている。
特開2000−15886号公報 特開2007−276922号公報 特開平6−199444号公報
特許文献1、2に記載された多数の微小突起を外周面に形成した搬送ローラは、記録紙をグリップする微小突起が記録紙の表面にくい込むので、記録紙の表面が荒れる問題がある。特に、記録紙の両面に印刷を施すプリンタでは、いずれかの印刷面が荒れることになるので、このような搬送ローラを使用することはできない。
一方、特許文献3に記載されたゴム被覆ローラとした搬送ローラは、このような記録紙表面の荒れは生じないが、剛体のピンチローラを圧接したときのゴムの弾性変形量が記録紙の幅方向で不均一となり、ゴムの弾性復元力による記録紙のグリップ力が幅方向で変化して、蛇行が生じやすくなる問題がある。この蛇行を防止するためには、特許文献2に記載されたように、ピンチローラの圧接力を記録紙の幅方向の両端部で調整することが考えられるが、この圧接力調整手段は、幅方向の両端部でピンチローラの圧接力を検出するセンサと、両端部での圧接力を調整するスプリング等のデバイスを必要とし、搬送機構が複雑で高価なものとなる。
そこで、本発明の課題は、記録紙の表面が荒れることなく、かつ、記録紙の蛇行を防止することができるプリンタを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、駆動される搬送ローラに剛体のピンチローラで挟持して搬送するプリンタにおいて、前記搬送ローラを、前記記録紙が当接される外周面に弾性部材を被覆した弾性部材被覆ローラとし、その弾性部材被覆部の幅方向外側の両端部に、前記ピンチローラの外周面に当接され、前記弾性部材の弾性変形量を規制する互いに等しい外径の環状突条部を設けた構成を採用した。
すなわち、搬送ローラを弾性部材被覆ローラとし、その弾性部材被覆部の幅方向外側の両端部に、ピンチローラの外周面に当接され、弾性部材の弾性変形量を規制する互いに等しい外径の環状突条部を設けることにより、ピンチローラが圧接されたときの弾性部材の弾性変形量が記録紙の幅方向で均一になるようにし、記録紙の表面が荒れることなく、記録紙の蛇行を防止できるようにした。
前記両端部の環状突条部と前記弾性部材被覆部との間に隙間を設けることにより、ピンチローラが圧接されたときに弾性変形するゴムを幅方向に逃がして、弾性部材による記録紙の挟持圧が幅方向端部近傍で局部的に高くならないようにすることができ、記録紙の蛇行をより確実に防止することができる。
前記両端部の環状突条部を、前記搬送ローラの本体に回転自在に支持することにより、ピンチローラが圧接される弾性部材被覆部との周速差による環状突条部のスリップを防止することができる。このようなスリップが生じると、ピンチローラの円滑な回転が阻害されるとともに、ピンチローラや環状突条部にスリップ疵が発生する恐れがある。
上述した各プリンタは、前記記録紙の両面に印刷を施すものに好適であり、記録紙の両側の印刷面を良好に保持することができる。
本発明に係るプリンタは、搬送ローラを弾性部材被覆ローラとし、その弾性部材被覆部の幅方向外側の両端部に、ピンチローラの外周面に当接され、弾性部材の弾性変形量を規制する互いに等しい外径の環状突条部を設けたので、ピンチローラが圧接されたときの弾性部材の弾性変形量が記録紙の幅方向で均一になるようにして、記録紙の表面が荒れることなく、記録紙の蛇行を防止することができる。
プリンタの実施形態を示す切欠き縦断面図 図1の搬送ローラを示す正面断面図 図2の搬送ローラとピンチローラで記録紙を挟持した状態を示す正面図 (a)、(b)は、それぞれ図2の搬送ローラの変形例を示す正面断面図 図4(a)の搬送ローラとピンチローラで記録紙を挟持した状態を示す正面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。このプリンタは、図1に示すように、記録紙Sの両面に印刷を施すサーマルプリンタであり、ロール紙の記録紙Sを給紙部に装填するリール1と、記録紙Sの外周を押さえる押さえローラ2と、リール1から送り出される記録紙Sを案内する一対のガイドローラ3と、記録紙Sを搬送する搬送ローラ4と、搬送ローラ4との間に記録紙Sを挟持するピンチローラ5と、搬送ローラ4で送り込まれる記録紙Sの表裏面にそれぞれ印刷を施す2つの印刷部6a、6bと、各印刷部6a、6bに設けられたインクリボン7、サーマルヘッド8およびプラテンローラ9と、印刷された記録紙Sを所定の長さに切断するカッタ10とで基本的に構成されている。図示は省略するが、搬送ローラ4はモータで回転駆動されるようになっており、ピンチローラ5は剛体の金属ローラとされて、搬送ローラ4に圧接されるように移動可能とされ、回転自在に支持されている。
図2に示すように、前記搬送ローラ4は、記録紙Sが当接される本体4aの外周面に弾性部材としてのゴム4bを被覆したゴム被覆ローラであり、ゴム4bで被覆されたゴム被覆部の幅方向外側の両端部に、外径の互いに等しい環状突条部4cがすべり軸受4dで回転自在に支持されている。各環状突条部4cの外径は、ゴム4bが弾性変形していないゴム被覆部の外径よりもわずかに大きく形成されている。この図面では、環状突条部4cとゴム被覆部の外径差を誇張して表示しているが、実際の外径差は極わずかである。
前記各環状突条部4cとゴム被覆部の間には隙間δが設けられている。したがって、ピンチローラ5が圧接されたときに弾性変形するゴム4bを幅方向に逃がして、ゴム4bによる記録紙Sの挟持圧が幅方向端部近傍で局部的に高くならないようにすることができる。また、すべり軸受4dで支持された各環状突条部4cが自由な回転を阻害されることもない。
前記ゴム4bはエチレンプロピレンジエンゴムとされ、その硬さはデュロメータ硬さ(JIS K6253)でA40〜A90程度とされている。また、搬送ローラ4を被覆する弾性部材は、シリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム等の他の種類のゴムや、弾性を有するウレタン樹脂等の樹脂またはコルクシート等の木材としてもよい。
図3は、前記搬送ローラ4とピンチローラ5で記録紙Sを挟持した状態を示す。この記録紙Sは厚手のものであり、ピンチローラ5の圧接によって、搬送ローラ4の両端部の各環状突条部4cがピンチローラ5に当接されるとともに、ゴム被覆部のゴム4bが弾性変形して、弾性復元力によって記録紙Sをグリップしている。上述したように、各環状突条部4cの外径は等径とされているので、ピンチローラ5を圧接するのみで、記録紙Sの幅方向各位置でのゴム4bの弾性変形が自然に等しくなるように規制され、記録紙Sの蛇行が防止される。
図4(a)、(b)は、それぞれ前記搬送ローラ4の変形例を示す、(a)の変形例は、前記両端部の環状突条部4cの外径をゴム4bで被覆されたゴム被覆部の外径よりもわずかに小さく形成したもの、(b)の変形例は、本体4aの外周面を部分的にゴム4bで被覆し、ゴム被覆部を記録紙Sの幅方向中央部と両端部の3箇所に分割して形成したものである。その他の部分は実施形態のものと同じであり、各環状突条部4cはすべり軸受4dで本体4aに回転自在に支持され、各環状突条部4cとゴム被覆部の間には隙間δが設けられている。
図5は、図4(a)の搬送ローラ4とピンチローラ5で記録紙Sを挟持した状態を示す。この記録紙Sは薄手のものであり、ピンチローラ5の圧接によってゴム被覆部のゴム4bが弾性変形し、両端部の等径の各環状突条部4cがピンチローラ5に当接されるとともに、ゴム4bの弾性復元力によって記録紙Sがグリップされている。したがって、この変形例でも、ゴム4bの弾性変形が記録紙Sの幅方向各位置で自然に等しくなるように規制され、記録紙Sの蛇行が防止される。
上述した実施形態では、記録紙の両面に印刷を施すサーマルプリンタとし、記録紙にロール紙を用いるものとしたが、本発明に係るプリンタは、インクジェットプリンタやレーザプリンタ等の他のプリンタにも適用することができ、記録紙の片面のみに印刷を施すものにも適用することができる。また、記録紙に枚葉紙を用いるものであってもよい。
上述した実施形態では、ゴム被覆部と環状突条部を有する搬送ローラとピンチローラを印刷部の上流側に配置したプリンタとしたが、本発明に係るプリンタは、これらの搬送ローラとピンチローラを記録紙の搬送路のいずれかの部位に配置したものであればよく、印刷部の下流側に配置したものとしてもよい。
上述した実施形態では、搬送ローラの環状突条部をすべり軸受で本体に支持したが、転がり軸受で支持することもできる。また、環状突条部の内周面もしくは本体の外周面、または両方に、すべり機能を有する樹脂等の皮膜を設けてもよい。
S 記録紙
1 リール
2 押さえローラ
3 ガイドローラ
4 搬送ローラ
4a 本体
4b ゴム
4c 環状突条部
4d すべり軸受
5 ピンチローラ
6a、6b 印刷部
7 インクリボン
8 サーマルヘッド
9 プラテンローラ
10 カッタ

Claims (4)

  1. 印刷用の記録紙を、駆動される搬送ローラに剛体のピンチローラで挟持して搬送するプリンタにおいて、前記搬送ローラを、前記記録紙が当接される外周面に弾性部材を被覆した弾性部材被覆ローラとし、その弾性部材被覆部の幅方向外側の両端部に、前記ピンチローラの外周面に当接され、前記弾性部材の弾性変形量を規制する互いに等しい外径の環状突条部を設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記両端部の環状突条部と前記弾性部材被覆部との間に隙間を設けた請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記両端部の環状突条部を、前記搬送ローラの本体に回転自在に支持した請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 前記プリンタが、前記記録紙の両面に印刷を施すものである請求項1乃至3のいずれかに記載のプリンタ。
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