JP2013132860A - 画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置を使用する場合において、インク消費量の無駄を低減させると共に、メンテナンス要否の正確な判断を可能とすること。
【解決手段】ユーザがインクジェットプリンタにインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行させる時刻を指定して、指定された時刻になったらインクジェットプリンタはメンテナンス動作を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム、画像形成装置の制御方法に関し、特に、画像形成装置におけるインクヘッドノズルのメンテナンスに関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
上述したプリンタや複写機においては、インクを記録媒体に噴射させるインクジェットプリンタが広く用いられている。このインクジェットプリンタは、キャリッジと、同キャリッジに搭載されたインクヘッドとを備え、同キャリッジを記録媒体に対して移動させながら、インクヘッドに形成されたノズルからインクを吐出し、記録媒体に対して印刷を行うようになっている。
このようなインクジェットプリンタは、非印刷時等にインクヘッドノズルからインク液が吐出されない状態が一定時間以上継続した場合や、印刷処理が長時間連続して実施された場合等には、インクヘッドノズルからインクの溶媒が水蒸気として蒸発することにより、ノズル内のインクが乾燥してインク粘度が上昇したり、ノズルにおけるインクの端部に表面張力によって形成されているメニスカスが破壊されたりしてしまうことがある。そしてその結果、ノズル内の目詰まりやノズル内への気泡の侵入等により、印刷が良好に行われなくなるという現象が生じることがある。
このため、インクジェットプリンタとしては、これらの現象を防ぐために、キャッピング手段を備えたものが考案され既に知られている。このようなインクジェットプリンタとして、インクヘッドのノズル形成面を覆うことができるキャップ部材を備え、非印刷時にインクヘッドのノズル形成面をキャップにて覆うことにより、キャップ内空間に充満されている水蒸気等の溶媒が外部に逃げる量を少なくすることができるインクジェットプリンタが開示されている。このようなインクジェットプリンタによれば、インクヘッドのノズル形成面を外気から遮断することができるので、インクヘッドのノズル形成面付近における湿度を高く保つことができ、液体の乾燥やメニスカスの破壊を防ぐことができる。
しかし、非印刷時にノズル形成面をキャップで覆うだけでは、長期に渡って印刷処理が実施されない場合や、印刷処理が長時間連続して実施された場合等には、液体の乾燥やメニスカスの破壊を防ぎきれず、上記現象が生じることを防ぎきることはできなかった。
そこで、このようなインクジェットプリンタには、ノズル内の粘度の上昇したインク液を強制排除したり、インクメニスカスの壊れを回復したりするメンテナンス機能が備えられている。このようなメンテナンス機能により行われるメンテナンス動作としては、インクノズルからインク液を吐出させる吐出動作や、キャップ側に接続されたインク吸引ポンプを駆動してノズル内に残留しているインク液の吸引を一定時間実施することにより、インクノズル内の粘度が上昇したインクや気泡を外部に排除すると同時に新しいインク液を各インクノズルに供給し直す吐出吸引動作等がある。そして、一般に、吐出吸引動作は、軽微なメンテナンス動作である吐出動作よりも強制排除されるインク消費量が多く、さらに、長い時間を要する動作となっている。
このようなインクジェットプリンタがメンテナンス動作を行うような場合、装置の電源が入っている状態においては、装置内部で、装置の制御を行うCPUのタイマなどを用いて時間経過の管理を行い、メンテナンス動作の制御を行なっている。しかし、装置の電源が切られた場合、上記時間経過の管理ができなくなる。そのため、再度電源が投入された際に、インクノズルに対して強制的に吐出動作や吐出吸引動作等のメンテナンス動作を行なっていた。
しかし、このようなインクジェットプリンタは、例えば、前回のメンテナンスからそれほど時間が経過していないために本来ならばメンテナンス動作を行う必要がない場合であっても、装置の電源が切られた後の再度の電源投入時に、強制的にメンテナンス動作が行われるため、インク消費量に無駄が生じてしまい、また、電源が投入される度にメンテナンス動作が終了するまで装置を使用することができないという不都合がある。
そこで、インク消費量に無駄が生じてしまうといった不都合や電源投入からメンテナンス動作が終了するまで装置を使用することができないといった不都合を解決するものとして、前回のメンテナンスからの経過時間に基づいて、電源投入時に行うメンテナンス動作の種類(吐出動作、吐出吸引動作など)を決定する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
ところが、特許文献1に記載されているようなインクジェットプリンタ1は、電源投入時のメンテナンス動作の種類を決定するものであり、いずれか一方は必ず実行させるため、例え軽微なメンテナンス動作である吐出動作が決定されたとしても、前回のメンテナンスからそれほど時間が経過していないために本来ならばメンテナンス動作を行う必要がない場合に強制的にメンテナンス動作が行われることに変わりはなく、インク消費量に無駄が生じてしまうといった不都合を解決するには至っていない。また、電源投入の度に強制的にメンテナンス動作が行われることに変わりはなく、電源が投入される度にメンテナンス動作が終了するまで装置を使用することができないという不都合を解決するには至っていない。
また、先行文献1に開示された技術は電源OFF時に格納された時刻と電源ON時の時刻に基づいて経過時間を算出するものである。そのため、先行文献1に開示された技術は、突然の電源遮断等により、電源OFF時の時刻が正確に格納されていない場合、経過時間の正確な算出を行うことができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置を使用する場合において、インク消費量の無駄を低減させると共に、メンテナンス要否の正確な判断を可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置であって、ユーザに前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報を入力させるための設定情報入力画面を表示させる設定情報入力画面表示部と、前記設定情報入力画面におけるユーザ操作に応じて入力された前記設定情報を記憶する設定情報記憶部と、現在時刻を取得する現在時刻取得部と、前記取得された現在時刻が前記実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングに達したと判定された場合に、前記メンテナンスを実行させるように制御するメンテナンス制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置の制御プログラムであって、ユーザに前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報を入力させるための設定情報入力画面を表示させるステップと、前記設定情報入力画面におけるユーザ操作に応じて入力された前記設定情報を記憶するステップと、現在時刻を取得するステップと、前記取得された現在時刻が前記実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングに達したと判定された場合に、前記メンテナンスを実行させるように制御するステップとを画像形成装置に実行させることを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置の制御方法であって、ユーザに前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報を入力させるための設定情報入力画面を表示させ、前記設定情報入力画面におけるユーザ操作に応じて入力された前記設定情報を記憶し、現在時刻を取得し、前記取得された現在時刻が前記実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングに達したと判定された場合に、前記メンテナンスを実行させるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置を使用する場合において、インク消費量の無駄を低減させると共に、メンテナンス要否の正確な判断を可能とすることができる。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタのハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタのメンテナンス管理部の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタがメンテナンス動作を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の形態に係るインクジェットプリンタの各メンテナンスコードに対応するメンテナンス動作の処理内容の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るインクジェットプリンタがメンテナンス動作を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の更に他の実施形態に係るインクジェットプリンタのメンテナンス管理部の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の更に他の実施形態に係るインクジェットプリンタがメンテナンス動作を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の更に他の実施形態に係るインクジェットプリンタが自動でメンテナンスコードを決定するための条件が定められた決定条件テーブルの例を示す図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成装置の例として、インクヘッドを搭載したキャリッジを用紙に対して移動させながら、上記インクヘッドに形成されたノズルからインク滴を吐出することにより用紙に対して印刷を行うインクジェットプリンタを例として説明する。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタは、インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備え、インクヘッド内のインクの乾燥によるインク粘度の上昇やメニスカスの破壊を防ぎ、インクヘッド内の目詰まりやインクヘッド内への気泡の侵入等による吐出不良を防止することができ、安定した吐出性能を維持するように構成されている。尚、本実施形態に係るインクジェットプリンタは、入力された印刷データに基づいてCMYK(Cyan Mgenta Yellow Key−plate)の描画情報を生成し、生成された描画情報に基づいて画像形成出力を実行する。
まず、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1のハードウェア構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。尚、インクジェットプリンタ1は、図1に示すハードウェア構成に加えて、描画内容を電子変換するイメージスキャナ等を実現するためのエンジンを備える。
図1に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、インクジェットプリンタ1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。尚、本実施形態においては、ROM30の代わりに、読み書き可能な不揮発性媒体であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)を使用しても同様の効果が得られる。NVRAM40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがインクジェットプリンタ1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザがインクジェットプリンタ1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やNVRAM40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の機能構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の機能構成を模式的に示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、コントローラ100、RTC(Real Time Clock)101、ユーザ通知部102、操作パネル103、印刷モジュール104、インク吐出受取部105、インク吸引部106、仮想操作部107、ネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部110、メンテナンス管理部120、ユーザ通知制御部130、操作表示制御部140、エンジン制御部150、入出力制御部160を含む。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、インク液の流れを破線の矢印で示している。
RTC101は、インクジェットプリンタ1内の時間のカウントを行う時計である。また、本実施形態に係るRTC101は、システム本体の電源装置とは直接はつながっていない特別なバッテリー、例えば、ボタン型電池や、電気二重層コンデンサ等で駆動されているため、インクジェットプリンタ1の電源が切られていても現在時刻を刻み続ける。即ち、インクジェットプリンタ1の電源が切られている時であっても、RTC101は、常にバッテリーで動作している。尚、RTC101は、時刻情報として、「年」、「月」、「日」、「時」、「分」、「秒」をそれぞれデータとして提供する
ユーザ通知部102は、LED(Light Emitting Diode)やスピーカにより構成されており、ユーザ通知制御部130の制御に従い、LEDの点灯やブザー音で、インクジェットプリンタ1がメンテナンス動作実行中であることをユーザに通知する。
操作パネル103は、インクジェットプリンタ1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザがインクジェットプリンタ1を直接操作し、若しくはインクジェットプリンタ1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、操作パネル103は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。操作パネル103は、図2に示すLCD60及び操作部70によって実現される。
印刷モジュール104は、インクヘッドを搭載したキャリッジを備え、エンジン制御部150の制御に従い、キャリッジを用紙に対して移動させながら、上記インクヘッドに形成されたノズルからインク滴を吐出することにより用紙に対して画像形成を行う。また、印刷モジュール104は、エンジン制御部150の制御に従い、メンテナンス動作を実行する。
インク吐出受取部105は、各ノズル内から吐出された乾燥等により増粘した余計なインク液を受け取る。インク吸引部106は、各ノズル内から増粘したインク液や気泡を吸い取るための図示しない吸引ポンプが備える。このように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、ノズル内に残留している余計なインク液や気泡を、インク吐出受取部105に吐出したり、インク吸引部106で一定時間吸引したりすることにより、インクノズル内の粘度が上昇したインクや気泡を外部に排除すると同時に新しいインク液を各インクノズルに供給し直す。
仮想操作部107は、インクジェットプリンタ1とネットワーク接続されているPC等の情報処理端末にネットワークI/F108を介してインクジェットプリンタ1の状態を視覚的に表示する共に、ユーザがインクジェットプリンタ1を間接的に操作し、若しくはインクジェットプリンタ1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、仮想操作部107は、インクジェットプリンタ1とネットワーク接続されているPC等の情報処理端末からネットワークI/F108を介してユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。
ネットワークI/F108は、インクジェットプリンタ1がネットワークを介してPC等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って動作することにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、インクジェットプリンタ1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部110は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。メンテナンス管理部120は、インクジェットプリンタ1がメンテナンスを行うための管理を行い、主制御部110と共同して本実施形態に係る作用効果を達成するための主要な機能を提供する。メンテナンス管理部120については図3を参照して後述する。
ユーザ通知制御部130は、主制御部110の制御に従い、ユーザ通知部102を制御する。操作表示制御部140は、操作パネル103に情報表示を行い若しくは操作パネル103を介して入力された情報を主制御部110に通知する。エンジン制御部150は、主制御部110の制御に従い、印刷モジュール104を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。また、エンジン制御部150は、印刷モジュール104を制御若しくは駆動することにより、インクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行させる。即ち、エンジン制御部150は、メンテナンス制御部として機能する。
入出力制御部160は、ネットワークI/F108を介して入力される情報を主制御部110に入力する。また、入出力制御部160は、インクジェットプリンタ1とネットワーク接続されたPC等の情報処理端末に情報表示を行う。また、入出力制御部160は、ユーザがインクジェットプリンタ1とネットワーク接続されたPC等の情報処理端末からネットワークI/F108を介して仮想操作部107を操作することにより入力した情報を主制御部110に通知する。尚、主制御部110は、入出力制御部160を制御し、インクジェットプリンタ1とネットワーク接続されているPC等の他の機器にネットワークI/F108を介してアクセスする。即ち、操作表示制御部140及び入出力制御部160は、設定情報入力画面を表示させる設定情報入力画面表示部として機能する。
さらに、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、上述した機能構成に加え、図示しない電源モジュールを備え、RTC101がカウントする時刻が後述する指定情報保存部121に記憶されている指定時刻と一致、若しくは、指定時刻を経過した場合に、図2に示すRTC101以外の各部に電力を供給する。
このように構成されたインクジェットプリンタ1において、本実施形態に係る要旨の一つは、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより、インクジェットプリンタ1にインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行させる時刻を指定することができることにある。そして、インクジェットプリンタ1は、指定された時刻になったらメンテナンス動作を実行する。以下、詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1のメンテナンス管理部120の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1のメンテナンス管理部120の機能構成を模式的に示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1のメンテナンス管理部120は、指定情報保存部121、イベント発生部122、メンテナンス処理保存部123を有する。
指定情報保存部121は、操作パネル103又は仮想操作部107のユーザ操作により入力された時刻を示す指定情報を記憶する。ここで、指定情報とは、インクジェットプリンタ1にインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行させるために必要な情報であって、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することによりインクジェットプリンタ1に指定される情報である。即ち、指定情報保存部121は、設定情報記憶部として機能する。
即ち、本実施形態においては、インクジェットプリンタ1にメンテナンス動作を実行させるにあたって、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより、指定情報として指定時刻を入力する。ここで、指定時刻とは、インクジェットプリンタ1にメンテナンス動作を実行させる時刻のことである。
イベント発生部122は、定期的にタイマイベントを発生して、RTC101から現在時刻を取得する。また、イベント発生部122は、取得した現在時刻と指定情報保存部121に記憶されている指定時刻とを比較することにより、現在時刻が指定時刻を経過しているか否かを判定し、現在時刻が指定時刻を経過していると判定した場合には、メンテナンスを実行させるためのイベントを発生して主制御部110に通知する。即ち、イベント発生部122は、現在時刻取得部として機能する。
メンテナンス処理保存部123は、インクジェットプリンタ1に実行させるメンテナンス動作の処理内容が記述されたプログラムのコードを格納している。即ち、メンテナンス動作の処理内容は、CPU101を主制御部110として動作させるためのプログラムのコードにおいて、インクジェットプリンタ1をメンテナンス動作として予め定められた工程に従って動作させるように記述されており、メンテナンス処理保存部123に格納されている。
以上、説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、RTC101における現在時刻が指定情報保存部121に記憶されている指定時刻になったら、メンテナンス処理保存部123に格納されているプログラムのコードに従ってメンテナンス動作を実行する。
次に、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行する際の処理について図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行するにはまず、主制御部110は、ユーザが操作パネル103を操作することにより入力された指定時刻を操作表示制御部140から受信し、若しくは、ユーザが仮想操作部107を操作することにより入力された指定時刻を入出力制御部160から受信し(S401)、受信した指定時刻を指定情報保存部121に記憶させる(S402)。
このようにして、メンテナンス動作の予約が完了したら(S401、S402)、イベント発生部122は、定期的にタイマイベントを発生してRTC101から現在時刻を取得する(S403)。そして、イベント発生部122は、取得した現在時刻と指定情報保存部121に記憶されている指定時刻とを比較することにより、現在時刻が指定時刻を経過しているか否かを判定する(S404)。
イベント発生部122は、現在時刻が指定時刻を経過していると判定した場合には(S404/YES)、メンテナンス動作を実行させるためのイベントを発生して主制御部110に通知する(S405)。主制御部110は、イベント発生部122からイベント発生の通知を受けたら、エンジン制御部150に印刷モジュール104を制御させることにより、印刷モジュール104にインクヘッドノズルのメンテナンスを実行させる(S406)。これにより、インクジェットプリンタ1は、メンテナンス処理保存部123に格納された処理内容に従ってメンテナンス動作を実行する。
以上、説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、ユーザが指定した時刻にインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行することができる。
従って、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、前回のメンテナンスからそれほど時間が経過していないといった理由や、前回のメンテナンスではインク吸引等のメンテナンス効果が高いメンテナンス動作を実行したといった理由等により本来ならばメンテナンス動作を行う必要がない場合であっても、強制的にメンテナンス動作が実行されてインク消費量に無駄が生じてしまうといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、前回のメンテナンスからの経過時間やそのときのメンテナンスの種類(インク吐出、インク吸引など)、連続印刷時間等、メンテナンス動作実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況を参考にして、ユーザが最適だと考える所望のタイミングでメンテナンス動作を実行させることができるので、無駄なメンテナンス動作を実行することがなく、インク消費量の無駄を低減させることができる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、突然の電源遮断等により、電源OFF時の時刻が正確に記憶されていない場合、経過時間の正確な算出を行うことができないために、メンテナンス要否の正確な判断を行うことができないといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、ユーザが指定した時刻にメンテナンス動作を実行させることができるので、経過時間に基づいたインクジェットプリンタ1によるメンテナンス要否の判断を必要とせず、ユーザが最適だと考える所望のタイミングでメンテナンス動作を実行させることができる。
さらに、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、電源が投入される度にメンテナンス動作が強制的に実行されるわけではなく、ユーザによって指定された指定時刻を経過していればメンテナンス動作が実行される。このため、電源が投入された後不要なメンテナンス動作が実行され、メンテナンスが終了するまで装置を使用することができないといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、ユーザがインクジェットプリンタ1を使用していない時にメンテナンス動作を実行させることができるので、電源を投入した時には既にメンテナンス動作は完了しており、電源投入から装置の使用が可能になるまでの待ち時間を短くすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、インクジェットプリンタ1にメンテナンス動作を実行させる時刻をユーザが指定し、現在時刻が指定時刻を経過したらメンテナンス動作を実行するインクジェットプリンタを例にして説明した。本実施系形態においては、実施の形態1に加えて、ユーザが時刻を指定する際にメンテナンスの種類を同時に指定し、現在時刻が指定時刻を経過したら指定されたメンテナンスの種類に応じたメンテナンス動作を実行するインクジェットプリンタを例にして説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。
ここで、本実施形態に係る要旨の一つは、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより、インクジェットプリンタ1にインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行させる時刻と、実行させるメンテナンス動作に対応するメンテナンの種類とを指定することができることにある。そして、インクジェットプリンタ1は、指定された時刻になったら指定されたメンテナンスの種類に応じたメンテナンス動作を実行する。以下、詳細に説明する。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、実施の形態1と略同一の構成を有するが、本実施形態に係るメンテナンス管理部120は、実施の形態1とは異なる機能を有する。即ち、本実施形態に係る指定情報保存部121は、実施の形態1と同様に、操作パネル103又は仮想操作部107のユーザ操作により入力された指定情報を記憶するが、実施の形態1とは異なり、指定情報には指定時刻の他に指定メンテナンスコードを含む。
即ち、本実施形態においては、インクジェットプリンタ1にメンテナンス動作を実行させるにあたって、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより、指定情報として指定時刻と指定メンテナンスコードとを入力する。ここで、指定メンテナンスコードとは、インクジェットプリンタ1に実行させるメンテナンス動作に対応するメンテナンスコードのことである。また、メンテナンスコードとは、インクジェットプリンタ1が実行するメンテナンス動作のメンテナンスの種類を識別するための識別情報である。
また、本実施形態に係るメンテナンス処理保存部123は、実施の形態1と同様に、インクジェットプリンタ1に実行させるメンテナンス動作の処理内容が記述されたプログラムのコードを格納するが、実施の形態1とは異なり、上記プログラムのコードを各メンテナンスコードに対応付けて格納する。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、RTC101における現在時刻が指定情報保存部121に記憶されている指定時刻になったら、メンテナンス処理保存部123に格納されているプログラムのコードのうち指定情報保存部121に記憶されている指定メンテナンスコードに対応するプログラムのコードに従ってメンテナンス動作を実行する。
ここで、メンテナンスコードについて図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1の各メンテナンスコードに対応するメンテナンス動作の処理内容の例を示す図である。図5に示す例では、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1が実行するメンテナンス動作が、メンテナンス動作の処理内容として各メンテナンスコードに対応付けられている。
また、図5に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1が実行するメンテナンス動作の処理内容は、「第1工程」、「第2工程」、「第3工程」、・・・といったように、各工程の組み合わせによってメンテナンス動作を実行する際の処理手順としてメンテナンスコード毎に定められている。
尚、本実施形態においては、メンテナンス動作の各工程として、「インク吐出」と「インク吸引」の2種類の工程が定められている。「インク吐出」は強制排除されるインク消費量が少なく短時間で終了する工程であり、インクヘッドノズルの状態を維持し回復させる機能は低く、メンテナンス効果が低い工程である。即ち、「インク吐出」は、インクヘッドノズルの状態は悪化しているが、それほど悪くない場合に実行されるべき工程である。「インク吸引」は強制排除されるインクの消費量が多く長時間を要する工程であり、インクヘッドノズルの状態を維持し回復させる機能は高く、メンテナンス効果が高い工程である。即ち、「インク吸引」は、インクヘッドノズルの状態が悪化しており、より悪い場合に実行されるべき工程である。
また、本実施形態においては、上記2種類の工程は、図5の「メンテナンス03」や「メンテナンス04」に示すように、適宜組み合わされて、一連のメンテナンス動作として定められることもできる。これにより、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、インクヘッドノズルの様々な状態に適応してメンテナンス動作を実行することができる。
このように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、図5に示すような対応関係を参照して、ユーザに指定されたメンテナンスコードに対応するメンテナンス動作を実行することができる。
尚、図5に示すメンテナンス動作の処理内容は一例であって、これに限られるものではなく、メンテナンス動作の各工程として、上記2種類の工程の他に、例えば、各工程間の待ち時間や、ノズル形成面をワイピングするための工程、インクメニスカスの破壊を回復するための工程等が定められていても良い。また、一連のメンテナンス動作として、任意の順番で任意の工程を組み合わせるようにしても良く、適宜、インクジェットプリンタ1やインクヘッドノズルの態様、メンテナンス動作の設定に応じて定義すれば良い。
また、図5において定められているメンテナンス動作の処理内容は、予め定められているだけではなく、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより自由に作成してメンテナンス処理保存部123に登録することができるように構成されていても良い。即ち、メンテナンス管理部120が図示しないメンテナンス処理作成部を備え、ユーザが自由にメンテナンス動作の処理内容を編集したり、作成したりすることができるように構成されていても良い。この時、メンテナンス処理作成部は、主制御部110の制御に従い、操作パネル103又は仮想操作部107から入力されたメンテナンス動作の処理内容に関する情報に基づいてメンテナンス動作の処理内容を編集・作成し、編集・作成したメンテナンス動作の処理内容を未使用のメンテナンスコードに対応付けてメンテナンス処理保存部123に保存する。
尚、図5に示すようなメンテナンス動作の処理内容は、CPU101を主制御部110として動作させるためのプログラムのコードにおいて、インクジェットプリンタ1を図5に示すように動作させるように、つまり、インクジェットプリンタ1を各メンテナンスコードに応じて図5に定められた工程に従って動作させるように記述されており、各メンテナンスコードと対応付けられてメンテナンス処理保存部123に格納されている。
以上、説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、RTC101における現在時刻が指定情報保存部121に記憶されている指定時刻になったら、メンテナンス処理保存部123に格納されているプログラムのコードのうち指定情報保存部121に記憶されている指定メンテナンスコードに対応するプログラムのコードに従ってメンテナンス動作を実行する。
次に、このように構成された本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行する際の処理について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行するにはまず、主制御部110は、ユーザが操作パネル103を操作することにより入力された指定時刻及び指定メンテナンスコードを操作表示制御部140から受信し、若しくは、ユーザが仮想操作部107を操作することにより入力された指定時刻及び指定メンテナンスコードを入出力制御部160から受信し(S601)、受信した指定時刻及び指定メンテナンスコードを指定情報保存部121に記憶させる(S602)。
このようにして、メンテナンス動作の予約が完了したら(S601、S602)、イベント発生部122は、定期的にタイマイベントを発生してRTC101から現在時刻を取得する(S603)。そして、イベント発生部122は、取得した現在時刻と指定情報保存部121に記憶されている指定時刻とを比較することにより、現在時刻が指定時刻を経過しているか否かを判定する(S604)。
イベント発生部122は、現在時刻が指定時刻を経過していると判定した場合には(S604/YES)、メンテナンス動作を実行させるためのイベントを発生して主制御部110に通知する(S605)。主制御部110は、イベント発生部122からイベント発生の通知を受けたら、指定情報保存部121に記憶されている指定メンテナンスコードを取得する(S606)。
そして、主制御部110は、図5において説明したように、取得した指定メンテナンスコードに対応するメンテナンス動作の処理に従ってエンジン制御部150に印刷モジュール104を制御させることにより、印刷モジュール104にインクヘッドノズルのメンテナンスを実行させる(S607)。これにより、インクジェットプリンタ1は、図5において定められた工程に従ってメンテナンス動作を実行する。
以上、説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、ユーザが指定した時刻にユーザが指定したメンテナンスの種類に応じたインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行することができる。
従って本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、実施の形態1に加えて以下のような作用効果を奏することができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、前回のメンテナンスからそれほど時間が経過していないといった理由や、前回のメンテナンスではインク吸引等のメンテナンス効果が高いメンテナンス動作を実行したといった理由等により、本来ならばインク吐出等の軽微なメンテナンスで事足りる場合であっても、インク吸引等のインク消費量の多いメンテナンス動作が強制的に実行され、インク消費量に無駄が生じてしまうといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、前回のメンテナンスからの経過時間やそのときのメンテナンスの種類、連続印刷時間等、メンテナンス動作実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況を参考にして、ユーザが最適だと考える所望の種類のメンテナンスを指定することができるので、メンテナンス動作を実行する場合において、インク消費量の無駄を低減させることができる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、突然の電源遮断等により、電源OFF時の時刻が正確に記憶されていない場合、経過時間の正確な算出を行うことができないために、メンテナンス要否の正確な判断を行うことができないといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、ユーザが指定した時刻にユーザが指定した種類のメンテナンス動作を実行させることができるので、経過時間に基づいたインクジェットプリンタ1によるメンテナンス要否の判断を必要とせず、ユーザが最適だと考える所望の種類のメンテナンス動作を実行させることができる。
さらに、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、前回のメンテナンスから長時間経過してしまっていたり、長時間装置を使用していなかったりといった理由や、前回のメンテナンスではインク吐出などの軽微なメンテナンスしか行っていないといった理由等により、本来ならばインク吸引等のメンテナンス効果が高いメンテナンス動作を実行する必要がある場合であっても、インク吐出等の軽微なメンテナンス動作が強制的に実行され、インクヘッドノズルのメンテナンスが十分に行われないといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、前回のメンテナンスからの経過時間やそのときのメンテナンスの種類、連続印刷時間等、メンテナンス実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況を参考にして、ユーザが最適だと考える所望の種類のメンテナンスを指定することができるので、メンテナンス動作を実行する場合において、インクヘッドノズルの様々な状態に応じた種類のメンテナンス動作を実行することができ、安定した吐出性能を維持することができる。
実施の形態3.
実施の形態1においては、インクジェットプリンタ1にメンテナンス動作を実行させる時刻をユーザが指定し、現在時刻が指定時刻を経過したらメンテナンス動作を実行するインクジェットプリンタを例にして説明した。また、実施の形態2においては、実施の形態1に加えて、ユーザが時刻を指定する際にメンテナンスの種類を同時に指定し、現在時刻が指定時刻を経過したら指定されたメンテナンスの種類に応じたメンテナンス動作を実行するインクジェットプリンタを例にして説明した。
本実施系形態においては、実施の形態2に加えて、インクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行するにあたって、最後にメンテナンス動作を実行してからの経過時間及びその時のメンテナンスの種類に基づいて、実行するメンテナンス動作のメンテナンスの種類を自動で決定し、現在時刻が指定時刻を経過したら決定したメンテナンスの種類に応じたメンテナンス動作を実行するインクジェットプリンタを例にして説明する。尚、実施の形態1、実施の形態2と同様の符号を付す構成については、同一または相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。
ここで、本実施形態に係る要旨の一つは、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより、インクジェットプリンタ1にインクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行させる時刻を指定することができると共に、前回のメンテナンス動作実行時刻とその時のメンテナンスの種類に基づいて、今回実行させるメンテナンス動作のメンテナンスの種類を自動で決定させることができることにある。そして、インクジェットプリンタ1は、指定された時刻になったら決定したメンテナンスの種類に応じたメンテナンス動作を実行する。以下、詳細に説明する。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、実施の形態1、実施の形態2と略同一の構成を有するが、本実施形態に係るメンテナンス管理部120は、実施の形態2とは異なる機能を有する。即ち、本実施形態に係る指定情報保存部121は、実施の形態2と同様に、操作パネル103又は仮想操作部107のユーザ操作により入力された指定情報を記憶するが、実施の形態2とは異なり、指定情報には指定時刻、指定メンテナンスコードの他にメンテナンスコード自動決定情報を含む。
即ち、本実施形態においては、インクジェットプリンタ1にメンテナンス動作を実行させるにあたって、ユーザが操作パネル103又は仮想操作部107を操作することにより、指定情報として指定時刻、指定メンテナンスコード、メンテナンスコード自動決定情報を入力する。
ここで、メンテナンスコード自動決定情報とは、インクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行するにあたって、実行するメンテナンス動作に対応するメンテナンスコードを自動で決定するか否かを識別するための情報である。即ち、インクジェットプリンタ1は、メンテナンスコード自動決定情報に基づいて、メンテナンスコードを自動で決定するか、ユーザが指定したかのどちらかを判定する。
また、本実施形態に係るメンテナンス管理部120は、実施の形態1、実施の形態2とは異なり、図7に示すように実行実績保存部124を備え、実行実績情報を記憶している。ここで、実行実績情報とは前回のメンテナンス動作実行時刻及びその時のメンテナンスコードのことである。即ち、実行実績保存部124は、使用状況保存部として機能する。尚、図7は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1のメンテナンス管理部120の機能構成を模式的に示すブロック図である。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、RTC101における現在時刻が指定情報保存部121に記憶されている指定時刻になったら、指定情報保存部121に記憶されているメンテナンスコード自動決定情報に基づいて自動でメンテナンスコードを決定するか否か判定し、メンテナンス処理保存部123に格納されているプログラムのコードのうち、実行実績保存部124に記憶されている実行実績情報に基づいて自動で決定したメンテナンスコード、又は、ユーザが指定したメンテナンスコードに対応するプログラムのコードに従ってメンテナンス動作を実行する。
次に、このように構成された本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行する際の処理について図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を実行するにはまず、主制御部110は、ユーザが操作パネル103を操作することにより入力された指定情報を操作表示制御部140から受信し、若しくは、ユーザが仮想操作部107を操作することにより入力された指定情報を入出力制御部160から受信し(S801)、受信した指定情報を指定情報保存部121に記憶させる(S802)。
このようにして、メンテナンス動作の予約が完了したら(S801、S802)、イベント発生部122は、定期的にタイマイベントを発生してRTC101から現在時刻を取得する(S803)。そして、イベント発生部122は、取得した現在時刻と指定情報保存部121に記憶されている指定時刻とを比較することにより、現在時刻が指定時刻を経過しているか否かを判定する(S804)。
イベント発生部122は、現在時刻が指定時刻を経過していると判定した場合には(S804/YES)、メンテナンス動作を実行させるためのイベントを発生して主制御部110に通知する(S805)。主制御部110は、イベント発生部122からイベント発生の通知を受けたら、指定情報保存部121に記憶されているメンテナンスコード自動決定情報に基づいて、メンテナンスコードを自動で決定するかユーザが指定したか判定する(S806)。
主制御部110は、メンテナンスコードをユーザが指定したと判定した場合には(S806/NO)、指定情報保存部121に記憶されている指定メンテナンスコードを取得(S807)する。そして、主制御部110は、図5において説明したように、取得した指定メンテナンスコードに対応するメンテナンス動作の処理に従ってエンジン制御部150に印刷モジュール104を制御させることにより、印刷モジュール104にインクヘッドノズルのメンテナンスを実行させる(S811)。これにより、インクジェットプリンタ1は、図5において定められた工程に従ってメンテナンス動作を実行する。
一方、主制御部110は、メンテナンスコードを自動で決定すると判定した場合には(S806/YES)、実行実績保存部124に記憶されている実行実績情報を取得し(S808)、実行実績情報に含まれる前回のメンテナンス動作実行時刻から指定情報保存部121に記憶されている指定時刻までの経過時間を算出する(S809)。
主制御部110は、経過時間を算出したら、実行実績保存部124から取得した前回のメンテナンスコードと算出した経過時間とから、決定条件テーブルを参照して、今回実行するメンテナンス動作に対応するメンテナンスコードを決定する(S810)。即ち、ここでは、主制御部110は、メンテナンス種決定部として機能する。また、ここでは、決定条件テーブルは、メンテナンス種決定テーブルとして参照される。ここで、決定条件テーブルとは、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1が自動でメンテナンスコードを決定するための条件が定められたテーブルのことである。決定条件テーブルについては図9を参照して後述する。
そして、主制御部110は、図5において説明したように、決定した指定メンテナンスコードに対応するメンテナンス動作の処理に従ってエンジン制御部150に印刷モジュール104を制御させることにより、印刷モジュール104にインクヘッドノズルのメンテナンスを実行させる(S811)。これにより、インクジェットプリンタ1は、図5において定められた工程に従ってメンテナンス動作を実行する。
ここで、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1が自動でメンテナンスコードを決定するための条件が定められたテーブルである決定条件テーブルについて図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1が自動でメンテナンスコードを決定するための条件が定められた決定条件テーブルの例を示す図である。
図9に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、実行実績保存部124に記憶されている前回のメンテナンス動作実行時刻と指定情報保存部121に記憶されている指定時刻とから算出された「経過時間」、及び、実行実績保存部124に記憶されている「前回のメンテナンスコード」から、今回実行するメンテナンス動作に対応するメンテナンスコードを決定することができる。
尚、図9に示す決定条件テーブルの決定条件は一例であって、これに限られるものではなく、「経過時間」または「前回のメンテナンスコード」のどちらか一方のみであっても良い。また、図9に示す決定条件テーブルの決定条件として、「経過時間」や「前回のメンテナンスコード」の他に、例えば、インクジェットプリンタ1の使用年数や、連続印刷時間等のメンテナンス動作実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況や、インクジェットプリンタ1内の温度や湿度等のインクヘッドノズルがさらされている環境等が決定条件として定められていても良く、適宜、インクジェットプリンタ1やインクヘッドノズルの態様、メンテナンス動作の処理内容に応じて定義すれば良い。また、その他の要因が決定条件として定められていても良い。
このような構成とすることにより、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、インクヘッドノズルの状態をより正確に予測することができるので、より最適な種類のメンテナンスを自動で決定することができる。
以上、説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、インクヘッドノズルのメンテナンス動作を実行するにあたって、前回のメンテナンス動作からの経過時間やそのときのメンテナンスの種類、連続印刷時間等、今回のメンテナンス動作実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況や、インクジェットプリンタ1内の温度や湿度等のインクヘッドノズルがさらされている環境等に基づいて、今回実行するメンテナンスの種類を自動で決定することができる。
従って、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、実施の形態1、実施の形態2に加えて以下のような作用効果を奏することができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、前回のメンテナンスからそれほど時間が経過していないといった理由や、前回のメンテナンスではインク吸引等のメンテナンス効果が高いメンテナンス動作を実行したといった理由等により、本来ならばインク吐出等の軽微なメンテナンスで事足りる場合であっても、インク吸引等のインク消費量の多いメンテナンス動作が強制的に実行され、インク消費量に無駄が生じてしまうといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、前回のメンテナンスからの経過時間やそのときのメンテナンスの種類、連続印刷時間等、メンテナンス実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況や、インクジェットプリンタ1内の温度や湿度等のインクヘッドノズルがさらされている環境等に応じて最適な種類のメンテナンスを自動で決定することができるので、ユーザによる利便性を向上させることができると共に、メンテナンス動作を実行する場合において、インク消費量の無駄を低減させることができる。
さらに、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、例えば、前回のメンテナンスから長時間経過してしまっていたり、長時間装置を使用していなかったりといった理由や、前回のメンテナンスではインク吐出などの軽微なメンテナンスしか行っていないといった理由、設置されている場所がインクジェットプリンタ1にとって過酷であるといった理由等により、本来ならばインク吸引などのメンテナンス効果が高いメンテナンス動作を実行する必要がある場合であっても、インク吐出等の軽微なメンテナンス動作が強制的に実行され、インクヘッドノズルのメンテナンスが満足に行われないといった問題を解決することができる。
即ち、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、前回のメンテナンスからの経過時間やそのときのメンテナンスの種類、連続印刷時間等、メンテナンス実行時のインクジェットプリンタ1の使用状況や、インクジェットプリンタ1内の温度や湿度等のインクヘッドノズルがさらされている環境等に応じて最適な種類のメンテナンスを自動で決定することができるので、ユーザによる利便性を向上させることができると共に、メンテナンス動作を実行する場合において、インクヘッドノズルの様々な状態に応じた種類のメンテナンス動作を実行することができ、安定した吐出性能を維持することができる。
尚、上記指定情報には、上記実施の形態1乃至3において説明した情報の他に、インクヘッドの選択情報を含むようにしても良い。ここで、インクヘッドの選択情報とは、インクジェットプリンタ1が複数のインクヘッドを備える場合において、メンテナンスを実行するインクヘッドを識別するための情報である。
また、上記実施の形態1乃至3においては、インクジェットプリンタについて説明したが、特にこれに限られることはなく、インクヘッドノズルを備えるプリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)であっても適用可能である。
1 画像形成装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 RTC
102 ユーザ通知部
103 操作パネル
104 印刷モジュール
105 インク吐出受取部
106 インク吸引部
107 仮想操作部
108 ネットワークI/F
110 主制御部
120 メンテナンス管理部
121 指定情報保存部
122 イベント発生部
123 メンテナンス処理保存部
124 実行実績保存部
130 ユーザ通知制御部
140 操作表示制御部
150 エンジン制御部
160 入出力制御部
特開2004−042422号公報

Claims (10)

  1. インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置であって、
    ユーザに前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報を入力させるための設定情報入力画面を表示させる設定情報入力画面表示部と、
    前記設定情報入力画面におけるユーザ操作に応じて入力された前記設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
    現在時刻を取得する現在時刻取得部と、
    前記取得された現在時刻が前記実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングに達したと判定された場合に、前記メンテナンスを実行させるように制御するメンテナンス制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定情報入力画面は、前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報の他に前記メンテナンスの種類に関する設定情報をユーザに入力させるための画面を含み、
    前記メンテナンス制御部は、前記メンテナンスの種類に関する設定情報によって示される前記メンテナンスの種類に応じた処理内容に従って前記メンテナンスを実行させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 使用状況を記憶する使用状況記憶部と、
    前記記憶された使用状況に基づいて前記メンテナンスの種類に関する情報を決定するメンテナンス種決定部と、
    を備え、
    前記メンテナンス制御部は、前記決定された前記メンテナンスの種類に関する情報によって示される前記メンテナンスの種類に応じた処理内容に従って前記メンテナンスを実行させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶された使用状況は、最後に実行したメンテナンスの実行タイミングに関する情報を含み、
    前記メンテナンス種決定部は、前記記憶された使用状況に含まれる前記最後に実行したメンテナンスの実行タイミングに関する情報に基づいて前記メンテナンスの種類に関する情報を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶された使用状況は、最後に実行したメンテナンスの種類に関する情報を含み、
    前記メンテナンス種決定部は、前記記憶された使用状況に含まれる前記最後に実行したメンテナンスの種類に関する情報に基づいて前記メンテナンスの種類に関する情報を決定することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記最後に実行したメンテナンスの実行タイミングに関する情報によって示される前記最後に実行したメンテナンスの実行タイミングは、前記最後に実行したメンテナンスの実行時刻であり、
    前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングは、前記メンテナンスの実行時刻であり、
    前記記憶された使用状況は、前記最後に実行したメンテナンスの実行時刻から前記メンテナンスの実行時刻までの経過時間と、前記最後に実行したメンテナンスの種類に関する情報とにより実行するべきメンテナンスの種類に関する情報が定められているメンテナンス種決定テーブルを含み、
    前記メンテナンス種決定部は、前記メンテナンス種決定テーブルを参照して前記最後に実行したメンテナンスの実行時刻と、前記最後に実行したメンテナンスの種類に関する情報とに基づいて前記メンテナンスの種類に関する情報を決定することを特徴とする請求項3乃至5いずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記メンテナンスの種類に関する設定情報、前記メンテナンスの種類に関する情報、前記最後に実行したメンテナンスの種類に関する情報は、メンテナンスの種類を識別するための識別情報によって示されることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記処理内容は、前記メンテナンスを実行させる際の各動作工程の組み合わせにより定められていることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置の制御プログラムであって、
    ユーザに前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報を入力させるための設定情報入力画面を表示させるステップと、
    前記設定情報入力画面におけるユーザ操作に応じて入力された前記設定情報を記憶するステップと、
    現在時刻を取得するステップと、
    前記取得された現在時刻が前記実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングに達したと判定された場合に、前記メンテナンスを実行させるように制御するステップと、
    を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
  10. インクヘッドノズルのメンテナンスを行う機能を備えた画像形成装置の制御方法であって、
    ユーザに前記メンテナンスの実行タイミングに関する設定情報を入力させるための設定情報入力画面を表示させ、
    前記設定情報入力画面におけるユーザ操作に応じて入力された前記設定情報を記憶し、
    現在時刻を取得し、
    前記取得された現在時刻が前記実行タイミングに関する設定情報によって示される前記メンテナンスの実行タイミングに達したと判定された場合に、前記メンテナンスを実行させるように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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