JP2013131602A - コイル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイル105の軸方向115に鍔部112,113が設けられるボビン102と、被覆導線104に電流を供給するためのリード線107が取り付けられるプラグ108と、裸導線が巻回されるコイルスプリング部144と、リード線107が電気的に接続される接続端子143とを有する接続部材109と、被覆導線104が電気的に接続され、コイルスプリング部144の内周部に圧入状態で挿入される直径のピン部123を有する端子部材106とを有し、接続部材109のコイルスプリング部144の内周部にピン部123が挿入されることで、コイル105とリード線107とが電気的に接続されること。
【選択図】図2
Description
以下、本発明の第1の実施の形態に係るコイル装置101について、図を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図1〜図17に示す矢印X1方向を前方(前側)、矢印X2方向を後方(後側)、矢印Y1方向を左方(左側)、矢印Y2方向を右方(右側)、矢印Z1方向を上方(上側)および矢印Z2方向を下方(下側)とそれぞれ規定する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコイル装置101の斜視図である。図2は、コイル装置101の平面図である。図3は、後述するボビン102とフレーム103の斜視図である。図1および図2に示すように、コイル装置101は、被覆導線104が巻回されるコイル105と、コイル105の前後および左右を覆う枠状のフレーム103と、被覆導線104が電気的に接続される端子部材106と、2本のリード線107が取り付けられるプラグ108と、端子部材106とリード線107とを電気的に接続する接続部材109等を有する。端子部材106および接続部材109は、それぞれ、左右に一つずつ備えられている
コイル105は、被覆導線104と、この被覆導線104が巻回されるボビン102と、ボビン102に巻回された被覆導線104の外周側を覆う外装テープ110とを有する。被覆導線104は、銅等の導電性の線材の周囲がエナメル等の絶縁被膜で覆われている被覆線である。
図3に示すように、ボビン102は、プランジャーが挿通される挿通孔102Aが形成された鍔付の円筒状部材である。このボビン102は、上述したように、円筒状の胴部111と、胴部111の軸方向の前端部に形成された角板状の前鍔部112と、胴部111の軸方向の後端部に形成された角板状の後鍔部113を備えている。胴部111、前鍔部112、後鍔部113および端子部材固定部114は絶縁性の樹脂材料によって一体で形成されている。
フレーム103は、磁性材料で形成された薄板状部材にて構成されている。フレーム103は、平板状に形成された第1フレーム103A(図3参照)と、上下から見て後方から前方に向かう凹形状に形成された第2フレーム103B(図3参照)とから構成されている。つまり、フレーム103は、上下が開口している枠状の形状を呈している。そのため、コイル105がフレーム103内に配置された状態では、後述する第1開口部120Aが上方に向かって開口し、下方には第2開口部120Bが開口している。フレーム103は、ボビン102の軸方向の両端に設けられる前鍔部112および後鍔部113に密接してボビン102を支持すると共にコイル105により発生する磁束の磁気回路を形成している。
端子部材106は、ステンレス鋼あるいは銅材等の導電性の線部材により形成され、図2,11等に示すように、互いに略平行な2本のピン部122,123とピン部122とピン部123の一端部とを繋ぐ連結部124とを有している。連結部124はピン部122およびピン部123に略直角に配置されている。つまり、端子部材106は、一本の線部材を、連結部124に相当する部分の両側において同方向に屈曲された形状であり、全体として略U字状を呈している。
ボビン102の胴部111に被覆導線104が巻回され、巻回された被覆導線104の全体を外装テープ110により覆ったコイル105は、図3に示す矢印方向にフレーム103の枠内へと収容され、フレーム103に保持される。そして、後述するように、端子部材固定部114に取り付けられた端子部材106に被覆導線104の先端部104Aおよび後端部104Bを接続すると共に、プラグ108等を介してリード線107と被覆導線104とを接続することでコイル装置101として構成される。
図4から図8は、図1、図2に示すプラグ108の構成を示す図である。図4は、プラグ108の斜視図である。図5は、プラグ108を上方から見た平面図であり、図6は、プラグ108を前方から見た正面図であり、図7は、プラグ108を後方から見た背面図であり、そして、図8は、プラグ108を左方から見た左側面図である。図9は、図6における切断線A−Aにおける断面図を示す。
リード線挿入孔133は、左右一対設けられ、リード線保持部129を前後方向に貫通する孔部である。また、リード線挿入孔133は、左右方向において、カバー部130よりも内側に配置されている。したがって、リード線挿入孔133の前方の開口部からリード線107をリード線挿入孔133に挿入すると、カバー部130の下側、つまり、カバー部130と係合部支持板132との間の間隙Sに引き出すことができる。
左右に配置される2つのリード線挿入孔133の左側と右側にはそれぞれ、端子部材106のピン部123が挿入されるピン挿入穴134が形成されている。ピン挿入穴134は、リード線保持部129の後端面136から前方に向けて形成される有底の穴部であり、底部138(図9参照)は、穴内に後述する接続部材109が収容されたときに、前方への移動を規制する移動規制部として機能する。
左右に配置される2つのピン挿入穴134の左側と右側にはそれぞれ、端子部材106の突出ピン部としてのピン部122が挿入されるピン挿入穴135が形成されている。ピン挿入穴135もピン挿入穴134と同様に、リード線保持部129の後端面136から前方に向けて形成される有底の穴部である。ピン挿入穴135の内径は、ピン部122が圧入されるように、ピン部122の外径よりも僅かに小さく設定されている。
ピン挿入穴134の内部には、図10に示す接続部材109が配置されている。接続部材109は、銅等の導電性の線材であって、外周面に被覆が行われていない裸導線により形成され、リード線107に電気的に接続される接続部としての接続端子143と、コイルスプリング部144とを有する。
次に、図11〜16を参照しながら、ボビン102に巻回された被覆導線104とリード線107とが接続される構成について、両者を接続する工程に併せて説明する。
被覆導線104とリード線107との接続を行うに先立ち、図11に示すように、ボビン102に被覆導線104が巻回され、被覆導線104の外周側が外装テープ110で覆われたコイル105を、フレーム103内に収容し、コイル105をフレーム103に保持させておく。被覆導線104の先端部104Aおよび後端部104Bは、前鍔部112と外装テープ110の隙間から引き出されている。
図11に示すように、前鍔部112と外装テープ110の隙間から引き出されている被覆導線104の先端部104Aおよび後端部104Bを、凹部116の左右の両端に形成されている溝部125内に沿わせて、前鍔部112の前面側に引き出す。次いで、図12に示すように、左右の端子部材106をそれぞれ端子部材固定部114に取り付ける。すなわち、端子部材106のピン部122を貫通孔117に、ピン部123を貫通孔118にそれぞれ挿入し、連結部124を溝部119に嵌合させる。端子部材106は、連結部124が溝部119に嵌合するようにピン部122,123が貫通孔117,118に挿入させられた状態で、ピン部122,123の先端部は、前鍔部112の前面側に突出する。
そして、図12に示すように、前鍔部112の前面側に突出した左右のピン部123に対して、それぞれ被覆導線104の先端部104Aと後端部104Bを電気的に接続する。左側のピン部123に先端部104Aを接続し、右側のピン部123に後端部104Bを接続する。被覆導線104の先端部104Aおよび後端部104Bと、各ピン部123との接続は、被覆導線104の先端部104Aおよび後端部104Bに予め塗付された予備ハンダにより固着することで行われる。
次に、図13に示すように、接続部材109を、プラグ108のピン挿入穴134にコイルスプリング部144の側から挿入すると共に、リード線107をプラグ108に取り付ける。そして、接続部材109の接続端子143とリード線107とを電気的に接続する。
上述したように、コイル装置101は、被覆導線104が巻回されるコイル105を有する。コイル105は、被覆導線104が巻回される胴部111と、この胴部111の前後方向となる被覆導線104の巻回の軸方向に配置される鍔部としての前鍔部112と後鍔部113とが設けられるボビン102を有する。また、コイル装置101は、端子部材106と、プラグ108と、接続部材109とを有する。端子部材106は、前鍔部112に取り付けられ、被覆導線104が電気的に接続される。また、端子部材106は、被覆導線104が巻回される胴部111が配置される側とは反対側となる前方に向けて、前鍔部112の前面から突出するコイルスプリング部挿入ピン部としてのピン部123を有する。プラグ108は、被覆導線104に電流を供給するためのリード線107が取り付けられている。接続部材109は、裸導線により形成され、プラグ108に取り付けられる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るコイル装置201について、図を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図18〜図33に示す矢印X1方向を前方(前側)、矢印X2方向を後方(後側)、矢印Y1方向を左方(左側)、矢印Y2方向を右方(右側)、矢印Z1方向を上方(上側)および矢印Z2方向を下方(下側)とそれぞれ規定する。
図18は、本発明の第1の実施の形態に係るコイル装置201の斜視図である。図19は、コイル装置201の平面図である。図20は、後述するボビン202とフレーム203の斜視図である。図18および図19に示すように、コイル装置201は、被覆導線204が巻回されるコイル205と、コイル205の前後および左右を覆う枠状のフレーム203と、被覆導線204が電気的に接続される接続部材209と、2本のリード線207が取り付けられるプラグ208と、接続部材209とリード線207とを電気的に接続する端子部材206等を有する。接続部材209および端子部材206は、それぞれ、左右に一つずつ備えられ、ピン部222と、ピン部223と、ピン部222とピン部223とを連結する連結部224とを有する。
コイル205は、被覆導線204と、この被覆導線204が巻回されるボビン202と、ボビン202に巻回された被覆導線204の外周側を覆う外装テープ210とを有する。被覆導線204は、銅等の導電性の線材の周囲がエナメル等の絶縁被膜で覆われている被覆線である。
図20に示すように、ボビン202は、プランジャーが挿通される挿通孔202Aが形成された鍔付の円筒状部材である。このボビン202は、上述したように、円筒状の胴部211と、胴部211の軸方向の前端部に形成された角板状の前鍔部212と、胴部211の軸方向の後端部に形成された角板状の後鍔部213を備えている。胴部211、前鍔部212、後鍔部213およびプラグ取付部214は絶縁性の樹脂材料によって一体で形成されている。
フレーム203は、磁性材料で形成された薄板状部材にて構成されている。フレーム203は、平板状に形成された第1フレーム203A(図20参照)と、上下から見て後方から前方に向かう凹形状に形成された第2フレーム203B(図20参照)とから構成されている。つまり、フレーム203は、上下が開口している枠状の形状を呈している。そのため、コイル205がフレーム203内に配置された状態では、後述する第1開口部220Aが上方に向かって開口し、下方には第2開口部220Bが開口している。フレーム203は、ボビン202の軸方向の両端に設けられる前鍔部212および後鍔部213に密接してボビン202を支持すると共にコイル205により発生する磁束の磁気回路を形成している。
穴部217の内部には、図28に示す接続部材209が収容されている。接続部材209は、銅等の導電性線材であって、外周面が被覆されていない裸導線により形成されている。接続部材209は、端子部材206のピン部222が内周部244Aに挿入されるコイルスプリング部244と、被覆導線204の一端あるいは他端が電気的に接続される接続部としての端子部244Bと、凹部218A(図31参照)に配置される端部244Cとを有している。コイルスプリング部244の内周径は、ピン部222の外径よりも僅かに小さく設定されている。したがって、ピン部222は、コイルスプリング部244の内周部244Aに挿入されたとき、コイルスプリング部244の内周部に圧入された状態となる。
図22〜図27は、図18、図19に示すプラグ208の構成を示す図である。図22は、プラグ208の斜視図である。図23は、プラグ208を上方から見た平面図であり、図24は、プラグ208を前方から見た正面図であり、図25は、プラグ208を後方から見た背面図であり、そして、図26は、プラグ208を左方から見た左側面図である。図27は、図24における切断線A−Aにおける断面図を示す。
リード線挿入孔233は、左右一対設けられ、嵌合部229を前後方向に貫通する孔部である。また、リード線挿入孔233は、左右方向において、カバー部230よりも内側に配置されている。したがって、リード線挿入孔233の前方の開口部からリード線207をリード線挿入孔233に挿入すると、カバー部230の下側に引き出すことができる。
左右に配置される2つのリード線挿入孔233の左側と右側にはそれぞれ、端子部材206の突出ピン部としてのピン部223が挿入されるピン挿入孔234が形成されている。ピン挿入孔234は、プラグ208の前端面237から嵌合部229の後端面229Aに貫ける孔部である。ピン挿入孔234は、ピン部223が圧入される状態で挿入することができるように、ピン部223の外径よりも僅かに小さく設定されている。
左右に配置される2つのピン挿入孔234の左側と右側にはそれぞれ、端子部材206のコイルスプリング部挿入ピン部としてのピン部222が挿入されるピン挿入孔235が形成されている。ピン挿入孔235は、プラグ208の前端面237から端子ピン保持部232の後端面236に貫ける孔部である。ピン挿入孔235の内径は、ピン部222が圧入されるように、ピン部222の外径よりも僅かに小さく設定されている。
端子部材206は、銅等の導電部材により形成され、図19,28等に示すように、互いに略平行な2本のピン部222,223とピン部222とピン部223の一端部とを繋ぐ連結部224とを有している。連結部224はピン部222およびピン部223に略直角に配置されている。つまり、端子部材206は、一本の線部材を、連結部224に相当する部分の両側において同方向に屈曲された形状であり、全体として略U字状を呈している。
ボビン202の胴部211に被覆導線204が巻回され、巻回された被覆導線204の全体を外装テープ210により覆ったコイル205は、図20に示す矢印方向にフレーム203の枠内へと収容され、フレーム203に保持される。そして、後述するように、プラグ取付部214に取り付けられた接続部材209に被覆導線204の先端部204Aおよび後端部204Bを接続すると共に、プラグ208等を介してリード線207と被覆導線204とを接続することでコイル装置201として構成される。
次に、ボビン202に巻回された被覆導線204とリード線207とが接続される構成について、両者を接続する工程に併せて説明する。
被覆導線204とリード線207との接続を行うに先立ち、図20に示すように、ボビン202に被覆導線204が巻回され、被覆導線204の外周側が外装テープ210で覆われたコイル205を、フレーム203内に収容し、コイル205をフレーム203に保持させておく。被覆導線204の先端部204Aおよび後端部204Bは、前鍔部212と外装テープ210の隙間から引き出されている。
図28〜31に示すように、接続部材209をプラグ取付部214に取り付ける。図28は、コイル装置201の組み立て図である。図29は、穴部217に接続部材209を挿入(収容)した状態を示す図である。図30は、図29に示すプラグ取付部214Lの後側部分を拡大した図であり、上下方向に切断した断面も示されている。図31は、図29に示すプラグ取付部214Lの前側部分を拡大した図である。
接続部材209を穴部217に収容し、プラグ取付部214の後端面214Bから後方に突出している端子部244Bに被覆導線204を接続する。すなわち、プラグ取付部214Lに挿入された接続部材209の端子部244Bに被覆導線204の先端部204Aを接続し、プラグ取付部214Rに挿入された接続部材209の端子部244Bに被覆導線204の後端部204Bを接続する。被覆導線204と接続部材209との接続は、被覆導線204の先端部204Aおよび後端部204Bに予め塗付された予備ハンダを用いて行われる。
次に、図18,19,28,32に示すように、端子部材206のピン部222,223をピン挿入孔234,235に挿入すると共に、リード線207をプラグ208に取り付ける。連結部224が溝部225に嵌合されるまで、ピン部222,223をピン挿入孔234,235に挿入した状態で、ピン部222は、プラグ取付部214の後端面214Bよりも後方に突出する。またピン部223は嵌合部229の後端面229Aの後方に突出する。また、リード線207は、プラグ取付部214の前端面214Cからリード線挿入孔233に、先端部204Aが嵌合部229の後端面229Aから突出するように挿入する。そして、嵌合部229の後端面229Aから後方に突出したピン部223とリード線207の導線部207Aとを半田等を用いて電気的に接続する。導線部207Aは、リード線207の先端部の被覆部を予め除去し導線部を露出させた部分である。
上述したように、コイル装置201は、被覆導線204が巻回されるコイル205を有する。コイル205は、被覆導線204が巻回される胴部211と、この胴部211の前後方向となる被覆導線204の巻回の軸方向に配置される鍔部としての前鍔部212と後鍔部213とが設けられるボビン202を有する。また、コイル装置201は、接続部材209と、端子部材206と、プラグ208とを有する。接続部材209は、裸導線が巻回されるコイルスプリング部244を有し、端子部244Bに被覆導線204が電気的に接続されている。端子部材206には、リード線207が電気的に接続される。また、端子部材206は、コイルスプリング部244の内周部244Aに圧入状態で挿入される直径のコイルスプリング部挿入ピン部としてのピン部222を有する。そして、接続部材209のコイルスプリング部244の内周部244Aにピン部222が挿入されることで、被覆導線204とリード線207とが接続される。
102 … ボビン
104 … 被覆導線
105 … コイル
106 … 端子部材
107 … リード線
108 … プラグ
109 … 接続部材
112 … 前鍔部(鍔部)
113 … 後鍔部(鍔部)
115 … 軸
122 … ピン部(突出ピン部)
123 … ピン部(コイルスプリング部挿入ピン部)
131 … 係合部
135 … ピン挿入穴(挿入穴)
138 … 底部(移動規制部)
139 … ワッシャ
143 … 接続端子(接続部)
144 … コイルスプリング部
201 … コイル装置
202 … ボビン
204 … 被覆導線
205 … コイル
206 … 端子部材
207 … リード線
208 … プラグ
209 … 接続部材
212 … 前鍔部(鍔部)
213 … 後鍔部(鍔部)
214 … プラグ取付部
214A … 凸条部
214B … 後端面(他端面)
214C … 前端面(一端面)
215 … 軸
217 … 穴部(挿入穴)
217A … 開口部
218 … スリット
218A … 凹部
222 … ピン部(コイルスプリング部挿入ピン部)
229 … 嵌合部
229B … 凸部
239 … 凹条部
244 … コイルスプリング部
244A … 内周部
244B … 端子部(接続部)
M4 … 間隔
Claims (11)
- 被覆導線が巻回されるコイルを有するコイル装置において、
前記被覆導線が巻回される軸方向に鍔部が設けられるボビンと、
前記被覆導線に電流を供給するためのリード線が取り付けられるプラグと、
裸導線が巻回されるコイルスプリング部と、前記リード線または前記被覆導線のいずれか一方が電気的に接続される接続部とを有する接続部材と、
前記リード線または前記被覆導線のいずれか一方に対する他方が電気的に接続され、前記コイルスプリング部の内周部に圧入状態で挿入される直径のコイルスプリング部挿入ピン部を有する端子部材と、
を有し、
前記接続部材の前記コイルスプリング部の前記内周部に前記コイルスプリング部挿入ピン部が挿入されることで、前記コイルと前記リード線とが電気的に接続される、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項1に記載のコイル装置において、
前記接続部材には、前記リード線が接続され、
前記端子部材には、前記被覆導線が接続され、
前記端子部材は、前記鍔部の前記被覆導線が巻回される側と反対側に前記コイルスプリング部挿入ピン部が突出するように前記鍔部に取り付けられ、
前記接続部材は、前記プラグに取り付けられ、
前記接続部材の前記コイルスプリング部の前記内周部に、前記鍔部から突出した前記コイルスプリング部挿入ピン部が挿入される、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項2に記載のコイル装置において、
前記プラグは、前記接続部材に対して、前記コイルスプリング部挿入ピン部の挿入方向への移動を規制する移動規制部を有し、
前記接続部材の前記コイルスプリング部と前記鍔部との間には、前記コイルスプリング部挿入ピン部に挿通される導電性を有するワッシャが配置されている、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項2または3に記載のコイル装置において、
前記コイルスプリング部挿入ピン部は、先端に向かって細くなっている、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項2から4のいずれか1項に記載のコイル装置において、
前記端子部材は、前記鍔部の側面から前記コイルスプリング部挿入ピン部と平行に突出する突出ピン部を有し、
前記プラグには、前記接続部材の前記コイルスプリング部の前記内周に前記コイルスプリング部挿入ピン部が挿入された状態で、前記突出ピン部が圧入状態で挿入される挿入穴が設けられている、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項2から5のいずれか1項に記載のコイル装置において、
前記プラグには、前記プラグ取付部に取り付けられた状態で、前記ボビンに係合する係合部が形成されている、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項1に記載のコイル装置において、
前記接続部材には、前記被覆導線が接続され、
前記端子部材には、前記リード線が接続され、
前記接続部材は、前記鍔部に取り付けられ、
前記端子部材は、前記プラグに取り付けられ、
前記接続部材の前記コイルスプリング部の前記内周部に、前記コイルスプリング部挿入ピン部が挿入される、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項7に記載のコイル装置において、
前記鍔部には、前記プラグが配置される間隔を空けて配置され、前記接続部材の前記コイルスプリング部を前記軸方向に挿入できる挿入穴が形成される一対のプラグ取付部が設けられ、
前記一対のプラグ取付部の互いに対向する側には、前記対向する側に突出し、前記軸方向に条方向を向ける凸条部が形成され、
前記プラグには、前記凸条部に嵌合可能な凹条部が形成される嵌合部が設けられている、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項8に記載のコイル装置において、
前記プラグ取付部には、前記プラグが取り付けられたときに前記プラグと対向する対向部分にスリットが形成され、前記スリットは、前記プラグ取付部の表面から前記挿入穴に連通すると共に、前記凸条部の条方向に沿って、前記挿入穴の開口部側に配置される端面である一端面から前記コイルが配置される側の端面である他端面に亘って形成される、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項9に記載のコイル装置において、
前記対向部分には、前記スリットから前記コイルスプリング部の巻方向に凹むと共に、前記一端面から前記他端面に向かって凹む凹部が形成され、
前記接続部材の前記接続部に対する他端部は、前記凹部に配置され、
前記嵌合部には、前記プラグが前記プラグ取付部に取り付けられたときに、前記他端部を前記凹部側に押圧する凸部が形成されている、
ことを特徴とするコイル装置。 - 請求項7または10のいずれか1項に記載のコイル装置において、
前記コイルスプリング部挿入ピン部は、先端に向かって細くなっている、
ことを特徴とするコイル装置。
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