JP2013131091A - 緊急通報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の事故の発生時に、車両から緊急通報センタ等の外部に緊急通報を行うことができない事態を回避することを可能とする緊急通報システムを提供する。
【解決手段】緊急通報システム10は、車両12の事故の発生時に、エアバッグシステム42の作動によりディスプレイオーディオ装置40が、携帯端末28で起動中のナビゲーションアプリケーション34を通じて携帯端末28で非起動中の緊急通報アプリケーション36を起動させるようにしたので、起動させた緊急通報アプリケーション36により緊急通報センタ14等の外部装置に緊急通報を行うことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両の事故の発生時に緊急通報センタに緊急通報を行う緊急通報システムに関する。
車両の衝突事故が起こった際、当該車両から緊急通報センタへ通報を行うシステムが知られている(特許文献1)。このシステムでは、車両(12)が歩行者と衝突した際には、歩行者の衝突時の状況を特定する歩行者事故情報を緊急通報センタ{緊急通報サーバ(14)}に通報する一方、車両(12)の衝突により乗員に危険が発生した際には、乗員の危険発生時の状況を特定する乗員事故情報を緊急通報センタに通報する。従って、緊急通報センタでは、衝突事故が歩行者事故なのか乗員事故なのか又はその両方なのかを知ることができると共に、歩行者事故及び乗員事故それぞれの状況をより詳しく把握することが可能となる(特許文献1の[0046])。
上記従来の緊急通報システムでは、前記車両から前記緊急通報センタへ通報を行うため、前記車両に、移動通信網に接続可能な電話モジュールを含む送信装置の搭載(車載)が必須とされている。しかし、一般に車載装置は、耐外気温度性及び耐振動衝撃性等の環境性能の要求が厳しく、前記送信装置が高コストになり、結果として、車両の緊急通報システムが普及しにくいという課題がある。
一方で、携帯電話或いはスマートフォン等の携帯端末と、ナビゲーション情報センタとが通信によりリンクし(連係し)、前記携帯端末のGPS機能等の位置検出機能を利用して前記携帯端末の表示装置上でルート案内(ナビゲーション)を行うサービスが公知である。
このような携帯端末を車両に持ち込むことで、前記車両の現在地の変化に前記携帯端末の表示装置上の地図が追従することから、例えば、助手席の乗員が前記携帯端末の表示装置上の前記地図を見ながら運転者を補助してルート案内をすることができる。特に、ナビゲーション情報センタが複数の車両からの走行情報を取得して他車両のナビゲーションに資するシステム構成を採用している場合には、混雑した道路等を回避するルートを迅速に案内することが可能になることから利便性が高い。
特開2010−244167号公報
近時、車両には、カーオーディオにディスプレイ機能(表示装置)を付加した製品であるディスプレイオーディオ装置が搭載される。このディスプレイオーディオ装置は、ナビゲーション装置に比較して、地図データを搭載しないことから比較的に低コストに供給可能である。
そこで、このディスプレイオーディオ装置に、有線又は無線で前記携帯端末を接続し、前記ディスプレイオーディオ装置の表示装置上に前記携帯端末からナビゲーションの上記地図(画像)を転送する構成として、前記ディスプレイオーディオ装置をナビゲーション装置として利用することが考えられる。
この場合において、携帯端末に接続されたディスプレイオーディオ装置とエアバッグシステム等の車載安全装置とを連系させ、事故の発生時に、上記緊急通報センタへ自動通報を行うことが考えられる。
自動通報を行うために、前記緊急通報センタへ自動通報する機能を有する緊急通報アプリケーションを前記携帯端末にインストールしておけば、エアバックシステム等の車載安全装置が車両の事故を検出したとき、前記車載安全装置から前記ディスプレイオーディオ装置に通知し、通知を受領した前記ディスプレイオーディオ装置から前記携帯端末の前記緊急通報アプリケーションを通じて、前記緊急通報センタに、緊急通報を自動的に行うことができるものと考えられる。
ところが、前記携帯端末の前記緊急通報アプリケーションは、前記携帯端末にインストールされたときから、背面(バックグランド)に回されて常駐するアプリケーションであって、前記携帯端末のOS(オペレーティングシステム)によっては、該OSによる定期的な背面アプリケーション停止処理がなされることから、前記背面で常駐(起動)していた前記緊急通報アプリケーションが自動的に停止状態(非起動状態)にされる場合がある。
しかしながら、このように、前記背面で常駐(起動)していた前記緊急通報アプリケーションが自動的に停止状態(非起動状態)にされると、結局、前記ディスプレイオーディオ装置から前記携帯端末を経由しての前記緊急通報を行うことができないことになる。
この発明は上記の技術及び課題を考慮してなされたものであり、車両の事故の発生時に、車両から緊急通報センタ等の外部装置等に緊急通報を行うことができない事態を可及的に回避することを可能とする緊急通報システムを提供することを目的とする。
この発明に係る緊急通報システムは、車両の事故を検出する事故検出部と、前記事故検出部により事故が検出されると、緊急通報指令を送出する緊急通報処理部と、前記緊急通報処理部から前記緊急通報指令を受けた場合に、外部に対して事故情報を送信するための緊急通報アプリケーションと、前記緊急通報アプリケーションを起動可能な別のアプリケーションと、が格納された携帯端末と、を備え、前記携帯端末は、前記緊急通報処理部から前記緊急通報指令を受けた場合に、前記別のアプリケーションから前記緊急通報アプリケーションを起動させて、緊急通報を行うことを特徴とする。
この発明によれば、車両の事故の発生時に、車両に持ち込まれている携帯端末が、車載の緊急通報処理部から緊急通報指令を受けた場合に、緊急通報アプリケーションが非起動中であっても、起動中の別のアプリケーションから前記緊急通報アプリケーションを起動させるように構成したので、起動された緊急通報アプリケーションを介して外部の緊急通報センタ等に緊急通報を行うことができる。
よって、車両の事故の発生時に、携帯端末の緊急通報アプリケーションが非起動中であっても、前記緊急通報アプリケーションが起動されることから、車両から緊急通報センタ等の外部装置等に緊急通報を行うことができない事態を可及的に回避し、緊急通報センタ等の外部装置等に確実に緊急通報を行うことができる。
実際上、携帯端末では、例えば、緊急通報アプリケーションが背面に回り、いわゆるバックグランドで起動していた場合であっても、バックグランドアプリケーションが、携帯端末の内蔵OS(オペレーティングシステム)等により定期的に終了される場合があり、仮にそのように終了され非起動状態とされた場合であっても、本発明によれば、起動中の別のアプリケーションにより前記緊急通報アプリケーションを起動させることができるように構成したので、外部に緊急通報を行うことができる。
なお、前記別のアプリケーションを、ナビゲーションアプリケーションとすることで、事故の発生時に、車両内において携帯端末で前記ナビゲーションアプリケーションが起動されていれば、たとえ、緊急通報アプリケーションが非起動中であっても前記ナビゲーションアプリケーションにより前記緊急通報アプリケーションが起動されるので、事故の発生を、前記携帯端末の前記緊急通報アプリケーションを介して外部の緊急通報センタ等に緊急通報することができる。
また、前記携帯端末から前記ナビゲーションアプリケーションに係る情報(ナビゲーション情報)を取得し、取得した前記ナビゲーションアプリケーションに係る情報を表示する表示装置をさらに備えるように構成してもよい。このようにすれば、車両に他の目的で備えられている表示装置を車載ナビゲーション装置としても利用できるので、当該表示装置の付加価値を上げることができる。換言すれば、車載ナビゲーション装置を廉価に構成することができる。
この発明によれば、車両の事故の発生時に、車両に持ち込まれている携帯端末が、車載の緊急通報処理部から緊急通報指令を受けた場合に、前記携帯端末の緊急通報アプリケーションが非起動中であっても、前記携帯端末で起動中の別のアプリケーションから前記緊急通報アプリケーションを起動させ、起動した前記緊急通報アプリケーションを利用し、前記緊急通報処理部から前記携帯端末を経由して外部の緊急通報センタ等に緊急通報を行えるようにしたので、車両の事故の発生時に、車両から緊急通報センタ等の外部装置等に緊急通報を行うことができない事態を可及的に回避し、前記外部装置等に確実に緊急通報を行うことができる。
この発明の一実施形態に係る緊急通報システムのブロック図である。 緊急通報システムの動作説明に供されるフローチャートである。 緊急通報アプリケーションの起動命令と、ナビゲーションアプリケーションと、緊急通報アプリケーションとの関係説明図である。 携帯端末のルート案内サービスの説明図である。
以下、この発明の実施形態に係る緊急通報システムについて図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る緊急通報システム10のブロック図である。この緊急通報システム10は、基本的には、車両12と、ウェブサーバ15と、携帯端末28と、外部装置(外部サーバ、外部機関)としての緊急通報センタ14と、ナビゲーション情報センタ16と、消防署18と、警察署20と、病院22とを備える。
車両12には、車両12に配置固定された車載装置24と、運転者や助手席の乗員等のユーザ26と、ユーザ26が持ち込んだ前記携帯端末28が載せられている。
携帯端末28は、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末等からなり、タッチパネル式の表示装置30と制御部32とを備える。携帯端末28の制御部32は、コンピュータであり、CPU(中央処理装置)が記憶部に格納されたプログラムを実行することで各種機能部(機能手段ともいう。)として動作する。
前記プログラムとして、携帯電話機能(電話による通話機能とデータ通信機能を含む。)、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi等の近距離小電力通信機能、該近距離小電力通信機能を用いたハンズフリー通話機能等の基本的なアプリケーションの他、緊急通報に利用される緊急通報アプリケーション36(第1アプリケーション)や経路(ルート)案内に利用されるナビゲーションアプリケーション34(第2アプリケーション)が格納されている。
ナビゲーションアプリケーション34や緊急通報アプリケーション36は、アプリケーションのダウンロード供給元であるウェブサーバ15(外部アプリケーション供給サーバ)上のABCストアやXYZマーケットから移動通信網・公衆通信網を介してユーザ26等が選択して有料又は無料で携帯端末28にダウンロードすることができる。
この場合、緊急通報アプリケーション36は、ウェブサーバ15からダウンロードされ、携帯端末28にインストール(格納)されると、背面(バックグランド)に回り常駐するように設定されている。
この緊急通報アプリケーション36には、緊急通報時にディスプレイオーディオ装置(DA装置)40の表示装置52や携帯端末28の表示装置30の所定個所に表示されてユーザ26に操作させるための、赤い色の緊急車両等を模したアイコンである救急通報ボタン37の画像データが格納されている。
なお、ナビゲーションアプリケーション34や緊急通報アプリケーション36を、前記基本的なアプリケーションと同様に、製品出荷時から携帯端末28に格納しておいてもよい。
車載装置24として、ディスプレイオーディオ装置40を備え、このディスプレイオーディオ装置40には、マイク(マイクロフォン)46及びスピーカ48が接続されると共に、CAN(Controller Area Network)等の車内通信網を介してエアバッグECU56が接続されている。
ディスプレイオーディオ装置40は、インストルメントパネルに配置され、運転手又は助手席の乗員等のユーザ26が操作し、利用できるようになっている。
また、ディスプレイオーディオ装置40は、タッチパネル式の表示装置52と、車両12の位置を検出するGPS装置等の位置検出装置44と、コンピュータである制御部54等を備える。
さらに、ディスプレイオーディオ装置40は、ラジオの聴取、音楽CDの再生、及び携帯音楽プレーヤとの接続が可能とされる他、前記携帯端末28を無線中継機として利用し緊急通報センタ14等の外部との通話を行うためのハンズフリー通話機能等を有する。
エアバッグECU56には、エアバッグシステム42が接続され、エアバッグシステム42は、加速度センサ、インフレータ、エアバッグ等を有し、車両12が衝突事故に遭い、乗員に危険が生じたときにエアバッグを膨らませて乗員であるユーザ26の安全を確保する。車載安全装置としては、エアバッグシステム42の他、PUH(ポップアップフード)システム、シートベルトシステム等がある。
なお、車両12に、表示装置を備えるナビゲーション装置が車載装置として搭載されている場合には、緊急通報に係る処理を、車載装置としてのディスプレイオーディオ装置40に代替して前記ナビゲーション装置で行うようにすることもできる。
一方、コンピュータである制御部60を備えるナビゲーション情報センタ16は、移動通信網・公衆通信網を利用して携帯端末28とデータ通信を行う。
さらに、コンピュータである制御部62を備え、電話のオペレータ64が常駐する緊急通報センタ14の前記制御部62は、移動通信網・公衆通信網を利用して携帯端末28と、或いは携帯端末28を経由してディスプレイオーディオ装置40とデータ通信を行う。
また、緊急通報センタ14のオペレータ64と、携帯端末28のユーザ26又は携帯端末28を経由したディスプレイオーディオ装置40のユーザ26とは、移動通信網・公衆通信網を介して通話(電話)を行うことができる。ディスプレイオーディオ装置40のユーザ26とオペレータ64との通話の際に、ユーザ26は、車載のマイク46及び車載のスピーカ48を利用して、携帯端末28を経由してのハンズフリー通話を行うことができる。
さらに、緊急通報センタ14のオペレータ64は、適宜、消防署18、警察署20及び病院22の担当者と移動通信網・公衆通信網を利用して通話を行うことができる。緊急通報センタ14の制御部62は、消防署18、警察署20及び病院22のコンピュータ(不図示)と移動通信網・公衆通信網を利用したデータ通信を行うことができる。
この実施形態に係る緊急通報システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、この実施形態に係る緊急通報システム10の動作について、ディスプレイオーディオ装置40の制御部54が実行する図2のフローチャートを参照しながら説明する。
ウェブサーバ15から携帯端末28にダウンロードされたナビゲーションアプリケーション34には、図3に示すように、外部(この実施形態では、ディスプレイオーディオ装置40の制御部54)から緊急通報アプリケーション36の起動命令38が入力されると、同一OS(オペレーティングシステム)下で、停止(非起動)状態にある緊急通報アプリケーション36を起動させるプログラム(プログラムモジュールであり、起動命令モジュール又は起動命令ともいう。)34sが組み込まれている。
このため、起動(作動)状態にあるナビゲーションアプリケーション34に、外部から緊急通報アプリケーション36の起動命令38が入力されると、この入力をトリガ(イベント)として、ナビゲーションアプリケーション34に格納されている起動命令モジュール34sが動作し、停止(非起動)状態にある緊急通報アプリケーション36を起動させることができる。
なお、この実施形態に係る緊急通報システム10において、図2のフローチャートが実行される前には、車両12に持ち込まれた携帯端末28とディスプレイオーディオ装置40とが上述したBluetooth(登録商標)等の車内無線通信により接続状態(相互に通信可能な状態)にあるものとする。
また、携帯端末28上でナビゲーションアプリケーション34が起動中(作動中)、すなわち、携帯端末28上でナビゲーションアプリケーション34が前面で起動しているものとする。
このとき、ユーザ26は、携帯端末28のGPS機能等の位置検出機能を利用して、図4に示すように、当該携帯端末28の表示装置30上の地図33が車両12の現在地31の変化に追従するルート案内サービス機能等を利用することができる。助手席の乗員等のユーザ26は、携帯端末28の表示装置30上の表示に基づき、運転者であるユーザ26を補助してルート案内等をすることができる。
また、携帯端末28の表示装置30上の地図33は、ディスプレイオーディオ装置40上の表示装置52にも同期して表示されるので、運転者であるユーザ26は、単独でルート案内サービス等を利用することもできる。
もちろん、携帯端末28の表示装置30上の表示をオフ状態にした状態で、携帯端末28の記憶部に格納されている当該地図33をディスプレイオーディオ装置40の表示装置52に同期して表示させることもできる。
そこで、ステップS1にて、制御部54は、エアバッグECU56を通じて、安全装置であるエアバッグシステム42の作動・非作動を検出する。エアバッグシステム42の作動が検出されない場合には(ステップS1:NO)、ステップS1に戻る。
エアバッグシステム42の作動が検出された場合には(ステップS1:YES)、ステップS2にて、制御部54は、事故情報等を検出する。
このステップS2にて制御部54が検出する事故情報には、エアバッグECU56からの衝突発生情報及びエアバッグが膨張(展開)した位置(展開したエアバッグの車両12中の取付位置)を示す情報が含まれる他、シートベルトの着用の有無情報等が含まれる。
さらに、制御部54は、上記の事故情報と共に、車内通信等により車両12の車台番号等の車両情報(車両識別情報)を入手すると共に、位置検出装置44から車両12の位置、すなわち事故の発生した地点の位置情報を入手する。
次いで、ステップS3にて、制御部54は、携帯端末28に対し、緊急通報指令を送出する。
ステップS4にて、携帯端末28上で起動状態にあるナビゲーションアプリケーション34は、この緊急通報指令を図3の起動命令38とし、ナビゲーションアプリケーション34自身に格納されている起動命令モジュール34sにより停止状態にある緊急通報アプリケーション36を自動起動させる。
すなわち、ナビゲーションアプリケーション34が携帯端末28上で作動しているときに、制御部54からステップS3にて緊急通報指令を受領したとき、この受領を起動命令38{トリガ(イベント)}として、携帯端末28のナビゲーションアプリケーション34は、起動命令モジュール34sにより緊急通報アプリケーション36を自動起動する。
ステップS5にて、制御部54は、携帯端末28の緊急通報アプリケーション36を通じて、緊急通報センタ14に対して、データ通信により前記事故情報、車両情報、及び位置情報を含めた前記緊急通報指令に係わる情報を自動送信させると共に、携帯端末28を通じて緊急通報センタ14に対して自動ダイアル(自動発呼)を行わせる。
このように、ステップS5の自動通報処理には、緊急通報指令に係わる事故情報等の自動通信と、自動ダイアル処理と、が含まれる。
この後、緊急通報センタ14のオペレータ64が、この自動ダイアルに応答して、いわゆるオフフックすると、オペレータ64とユーザ26との間での通話が可能となり、オペレータ64は、車載のスピーカ48及びマイク46を利用するユーザ26との通話内容及び自動送信された前記事故情報等に応じて、消防署18、警察署20及び(又は)病院22に連絡し、緊急対応を行う。これにより、例えば、車両12の事故発生地点に救急車両が迅速に向かうことができる。
以上説明したように、上述した緊急通報システム10は、車両12の事故を検出する事故検出部としてのエアバッグECU56と、エアバッグECU56により事故が検出されると、緊急通報指令を送出する緊急通報処理部としてのディスプレイオーディオ装置40(の制御部54)と、ディスプレイオーディオ装置40から前記緊急通報指令を受けた場合に、外部装置である緊急通報センタ14に対して事故情報等を送信するための緊急通報アプリケーション36と、前記緊急通報アプリケーション36を起動可能な別のアプリケーションであるナビゲーションアプリケーション34と、が格納された携帯端末28と、を備える。
そして、車両12の事故の発生時に、車両12に持ち込まれている携帯端末28が、ディスプレイオーディオ装置40から緊急通報指令を受けた場合に、緊急通報アプリケーション36が非起動中であっても、起動中のナビゲーションアプリケーション34から緊急通報アプリケーション36を起動させるように構成したので、起動された緊急通報アプリケーション36を介して外部の緊急通報センタ14に緊急通報を行うことができる。
よって、携帯端末28の緊急通報アプリケーション36が非起動中であっても、車両12の事故の発生時に、緊急通報アプリケーション36が起動されることから、車両12から緊急通報センタ14等の外部装置等に緊急通報を行うことができない事態を可及的に回避し、緊急通報センタ14等の外部装置等に確実に緊急通報を行うことができる。
なお、別のアプリケーションとして、上述したナビゲーションアプリケーション34を含むものとすることで、事故の発生時に、車両12内において携帯端末28でナビゲーションアプリケーション34が利用されていれば、事故の発生を、携帯端末28を介して緊急通報センタ14に直ちに自動通報することができる。
また、携帯端末28が、ナビゲーション情報センタ16とリンク(連係)してナビゲーション情報センタ16からナビゲーション情報(上述した図4に示した地図33)をダウンロードしている場合には、この地図33をディスプレイオーディオ装置40の表示装置52上に表示させるようにしているので、エアバッグECU56等の事故検出部により車両12の事故が検出される前は、取得した前記ナビゲーション情報(地図33等)を表示装置52上に表示することができる。このため、表示装置52を車載ナビゲーション装置として利用でき、表示装置52を備えるディスプレイオーディオ装置40の付加価値を上げることができる。
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…緊急通報システム 12…車両
14…緊急通報センタ 15…ウェブサーバ
16…ナビゲーション情報センタ 24…車載装置
26…ユーザ 28…携帯端末
30…表示装置
34…ナビゲーションアプリケーション 34s…起動命令モジュール
36…緊急通報アプリケーション 38…起動命令
40…ディスプレイオーディオ装置 42…エアバッグシステム
46…マイク 48…スピーカ
64…オペレータ

Claims (3)

  1. 車両の事故を検出する事故検出部と、
    前記事故検出部により事故が検出されると、緊急通報指令を送出する緊急通報処理部と、
    前記緊急通報処理部から前記緊急通報指令を受けた場合に、外部に対して事故情報を送信するための緊急通報アプリケーションと、前記緊急通報アプリケーションを起動可能な別のアプリケーションと、が格納された携帯端末と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    前記緊急通報処理部から前記緊急通報指令を受けた場合に、前記別のアプリケーションから前記緊急通報アプリケーションを起動させて、緊急通報を行う
    ことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 請求項1記載の緊急通報システムにおいて、
    前記別のアプリケーションは、ナビゲーションアプリケーションである
    ことを特徴とする緊急通報システム。
  3. 請求項2記載の緊急通報システムにおいて、
    前記携帯端末から前記ナビゲーションアプリケーションに係る情報を取得し、
    取得した前記ナビゲーションアプリケーションに係る情報を表示する表示装置をさらに備える
    ことを特徴とする緊急通報システム。
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