JP6568693B2 - 車載システム、スマートデバイス、スマートデバイスの制御方法およびスマートデバイスの制御プログラム - Google Patents

車載システム、スマートデバイス、スマートデバイスの制御方法およびスマートデバイスの制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車載システム、スマートデバイス、スマートデバイスの制御方法およびスマートデバイスの制御プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、センサで検知した加速度が所定の範囲内にある場合に事故発生と判断し、事故発生通知をサーバに送信する技術が開示されている。
特開2005−032027号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、正確に事故発生の検知ができず、ユーザに事故対応ガイダンスを報知することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載システムは、
第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持しているスマートデバイスと、
第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を前記スマートデバイスに送信する送信手段とを備え、車両に固定される車載器と、
を備えた車載システムであって、
前記スマートデバイスは、
前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定手段と
前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段で、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定手段で、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知手段と、
を有し、
前記スマートデバイスは、前記車載器が起動していることを確認した場合前記車載器との通信確立を開始し、
前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るスマートデバイスは、
第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持し、
第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を送信する送信手段とを備える車載器であって、車両に固定される前記車載器と通信をする、スマートデバイスであって、
前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定手段と
前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段で、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定手段で、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知手段と、
を有し、
前記車載器が起動していることを確認すると前記車載器との通信確立を開始し、
前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るスマートデバイスの制御方法は、
第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持し、
第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を送信する送信手段とを備える車載器であって、車両に固定される前記車載器と通信をする、スマートデバイスの制御方法であって、
前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定ステップと
前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、
前記第1判定ステップで、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定ステップで、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知ステップと、
を含み、
前記車載器が起動していることを確認すると前記車載器との通信確立を開始し、
前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るスマートデバイスの制御プログラムは、
第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持し、
第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を送信する送信手段とを備える車載器であって、車両に固定される前記車載器と通信をする、スマートデバイスの制御プログラムであって、
前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定ステップと
前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、
前記第1判定ステップで、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定ステップで、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記車載器が起動していることを確認すると前記車載器との通信確立を開始し、
前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とする。
本発明によれば、正確に事故発生の検知ができ、ユーザに事故対応ガイダンスを報知することができる。
本発明の第1実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの動作の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの動作の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの動作の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの動作の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの動作の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの動作の概略を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの備える加速度閾値テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの備える保険情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの備える事故対応テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの備えるスマートフォン対応テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムに含まれるスマートフォンのハードウェア構成の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムに含まれる車載器のハードウェア構成の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る車載システムの車載器の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車載システムのスマートフォンの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車載システムの概略を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る車載システムの概略を説明する図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての車載システム100について、図1を用いて説明する。車載システム100は、事故発生を検知して、ユーザに事故対応のガイダンスを報知するシステムである。
図1に示すように、車載システム100は、スマートデバイス101と車載器102とを含む。スマートデバイス101は、加速度を検出する第1加速度検出部111と外部の機器と通信する通信部112とを備え、ユーザ130が所持している。
車載器102は、加速度を検出する第2加速度検出部121と送信部122とを有する。送信部122は、第2加速度検出部121で検出した加速度をスマートデバイス101に送信する。車載器102は、車両に固定される。
スマートデバイス101はさらに、判定部113と報知部114とを備える。判定部113は、第1加速度検出部111で第1閾値以上の加速度を検出し、第2加速度検出部121で第2閾値以上の加速度を検出したか否かを判定する。
報知部114は、判定部113で、第1加速度検出部111で第1閾値以上の加速度を検出し、第2加速度検出部121で第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、ユーザ130に事故対応ガイダンスを報知する。
本実施形態によれば、正確に事故発生の検知ができ、ユーザに事故対応ガイダンスを報知することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る車載システムについて、図2A〜図7Bを用いて説明する。
図2Aは、本実施形態に係る車載システム200の構成の概略を説明するための図である。図2Bおよび図2Cは、車載システム200が、動作するシチュエーションを示す図である。車載システム200は、事故が発生した場合にユーザに事故対応ガイダンスを報知するシステムである。
図2Aに示したように、車載システム200は、スマートデバイスとしてのスマートフォン201と車載器202とを含む。車載器202は、車両から電力の供給を受けることにより、電源が入るようになっている。車載器202は、電力の供給を受けて、電源が入ると、スマートフォン201との通信をBluetooth(登録商標)などにより確立する。
具体的には、車載器202は、車両に固定されており、車両のエンジンやモータなどが始動して車両が電力供給可能な状態になると、車両から電力の供給を受けて、起動する。そして、車載器202は、電源ONになり起動すると、周囲に存在するスマートフォン201との通信を確立する。車載システム200は、車載器202の電源ON、およびスマートフォン201と車載器202との通信の確立をトリガーとして、それぞれの加速度検出部で加速度の検出を開始し、加速度(例えば、衝撃、加速度の変化)の検知を開始する。
スマートフォン201と車載器202とは、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)、赤外線通信などの通信方法で相互に通信を行なう。しかしながら、通信方法はこれらには限定されず、WiFi(Wireless Fidelity)やWi−SUN(Wireless Smart Utility Network)、有線通信などの各種通信方法を採用することができる。
図2Bおよび図2Cに示したように、車載システム200は、自動車230が電柱240に衝突した場合や、自動車250、260同士が衝突した場合などの事故が発生した場合にユーザに対して、様々なサポートプログラムを提供する。なお、車載システム200が動作する場面として図2Bおよび図2Cに示した事故の態様は一例に過ぎず、車載システム200が動作する場面はこれらに限定されない。
車載器202は、加速度を検知すると、検知した加速度をスマートフォン201に送信する。スマートフォン201と車載器202とは連動しており、スマートフォン201は、車載器202から受信した加速度が所定の閾値を超え、かつ、スマートフォン201でも同じ加速度を検知した場合に事故が発生したものと判断する。
したがって、図2Dに示したように、スマートフォン201を落とした場合には、スマートフォン201の加速度検出部では加速度を検知するが、車載器202の加速度検出部では加速度を検知していないので、車載システム200は、事故の発生とは判断しない。なお、図2Dに示した場面は、車載システム200が動作しない場面の一例に過ぎず、これに限定されない。
例えば、ユーザがスマートフォン201を持って電車やタクシーなどの公共交通機関に乗車して移動している場合にも車載システム200は動作しない。この場合、スマートフォン201の加速度検出部でのみ加速度の変化を検出しているので、車載システム200は、ユーザが自動車を運転中か否かを確実に判別することができる。よって、車載システム200は、事故の発生を正確に検知することができる。
このように、車載システム200は、スマートフォン201および車載器202の双方で同じような加速度を検出した場合に事故の発生と判断するので、より正確かつ確実に事故の発生を検知できる。
図2Eは、車載システム200の動作の概略を説明するための図である。図2E(a)に示したように、車載器202は、車両のシガーソケット280などの車内の電力供給ユニットに差し込むことにより、車両に固定して使用するものである。車載器202は、車両から電力の供給を受けて起動する。
例えば、運転者が車両のエンジンキーを操作することにより、車両のエンジンが始動すると、車載器202に電力が供給される。また、ハイブリッド車や電気自動車などでは、電気モータやエンジンの始動により、車載器202に電力が供給される。このように、車載器202は、車両からの電力の供給がない場合には作動しない。
なお、ここでは、車載器202は、シガーソケット280に差し込んで電力の供給を受ける例で説明をするが、電力の供給を受ける方法はこれには限定されず、例えば、車載器202にバッテリーを設けて、車両から電力の供給を受けなくてもよい。
そして、ユーザは、スマートフォン201のアプリケーションを起動して、アプリケーションを起動した状態でスマートフォン201を車載器202にかざすことで、様々な情報を入手することもできる。
また、図2E(b)に示したように、車載器203は、シガーソケット280に差し込んで電力の供給を受けるタイプに限られず、車内のダッシュボードなどに貼り付けて固定するタイプであってもよい。この場合、車載器203は、太陽光発電素子やバッテリーなどの電源ユニットや蓄電ユニットを備えてもよいし、車載器202と同様に、車両から電力の供給を受けてもよい。
図2Fは、車載システム200の動作の概略を説明するための図であり、例えば、車両のエアバッグが開くほどの大きい加速度を検知した場合の車載システム200の動作の一例を示している。
同図に示したように、車載システム200は、事故発生と判断すると、スマートフォン201にインストールされているアプリケーションを自動的に起動し、ユーザに対して、事故か否かの確認メッセージを表示する。その後、ユーザから反応がない場合には、しかるべき連絡先に自動通報する。例えば、図2F(a)に示したように、スマートフォン201の事故対応アプリケーションがあらかじめ記憶している定型の文字メッセージを自動的に表示したり、その他の各種メッセージを表示したりする。さらに、表示するメッセージは文字メッセージには限定されず、音声メッセージを発したり、動画メッセージなどをスマートフォン201の表示画面に表示してもよい。
図2F(b)に示したように、保険会社のコールセンターのオペレータ270からユーザに対して自動的にコールをして、けがの有無や事故の発生状況などを問い合せ、必要であれば、オペレータ270が関係各所に連絡をしてもよい。また、ユーザは、オペレータ270から直接様々なアドバイスを受けることができる。
図2F(c)に示したように、例えば、保険会社のサーバやオペレータ270からユーザのスマートフォン201宛てに自動的にメッセージを送信することができる。ユーザは、このような事故対応ガイダンスに従えば、事故後の様々な処理を確実にこなすことができる。
図2Gは、車載システム200の動作の概略を説明するための図であり、加速度を検知したが、エアバッグは開かない程度の加速度を検知した場合の車載システム200の動作の一例を示している。
同図に示したように、車載システム200は、スマートフォン201および車載器202の双方で加速度を検知した場合に、事故発生と判断する。車載システム200は、例えば、スマートフォン201にインストールされているアプリケーションを自動的に起動し、ユーザに対して、事故か否かの確認メッセージを表示する。ただし、エアバッグが作動する程の大きな加速度ではないので、ユーザから反応がない場合には自動通報はしない。しかし、ユーザがスマートフォン201を車載器203にかざす(近づける)とスマートフォン201の表示画面上に各種メッセージが表示され、ユーザのニーズにあわせて連絡することができる。また、加速度を感知しない場合でも、ユーザがスマートフォン201を車載器203にかざす(近づける)とスマートフォン201のアプリケーションが起動し、各種メッセージが表示され、ユーザのニーズにあわせて連絡することができる。
図2G(b)に示したように、ユーザは、アプリケーションのボタンをタップすると、例えば、保険会社のコールセンター、あるいは代理店へ電話をすることができる。そして、図2G(c)に示したように、ユーザは、保険会社のコールセンターのオペレータ270と通話することができる。この場合、オペレータ270の端末には、ユーザの保険契約の内容や事故の発生場所の情報などの様々な情報が表示される。したがって、オペレータ270は、これらの情報をユーザから聞き出す手間が省ける。
また、ユーザは、アプリケーションを操作することにより、保険会社のコールセンターの他に警察(110番)や救急(119番)に連絡したり、自身の保険契約の内容を確認することもできる。このように、事故発生直後の、ユーザが最も動揺しているときに、オペレータ270は、ユーザから様々な情報を聞き出す手間が省け、ユーザをスムーズに誘導することができる。また、ユーザも、動揺しているときに、慌てることがなく、冷静に事故に対処することができる。
なお、スマートフォンは、車載器202が取り付けられている車両の運転者(ドライバー)が所持しているスマートフォンには限定されない。例えば、車両の助手席や後部座席に座っている同乗者の所持するスマートフォンであってもよい。また、ここではスマートデバイスとしてスマートフォンを例に説明をしたが、例えば、タブレット端末などの携帯機器(ポータブルデバイス)であってもよい。
図3は、本実施形態に係る車載システム200の構成を示すブロック図である。車載システム200は、スマートフォン201と車載器202とを含む。
≪車載器の構成≫
車載器202は、加速度検出部221と送信部222とを備える。車載器202は、車両のシガーソケットなどに差し込んで使用するものであり、車両から電力の供給を受ける。加速度検出部221は、加速度を検出する。
送信部222は、車載器202が車両から電力の供給を受けて起動すると、所定の距離内にあるスマートフォン201との通信を確立する。そして、送信部222は、加速度検出部221で検出した加速度などをスマートフォン201に送信する。
送信部222は、加速度検出部221で所定の閾値を超える加速度を検出した場合に、検出した加速度をスマートフォン201に送信する。なお、送信部222が、スマートフォン201に検出した加速度を送信するタイミングは、これには限定されない。例えば、常時送信してもよいし、スマートフォン201からのコマンドに基づいて送信してもよいし、所定の時間間隔で送信してもよい。
≪スマートフォンの構成≫
スマートフォン201は、加速度検出部211と、通信部212と、判定部213と、報知部214と、自動通知部215と、位置検出部216と、位置送信部217とを備える。
加速度検出部211は、加速度を検出する。通信部212は、車載器202の送信部222と通信する。車載器202は、車載器202の電源がONになり、車載器202が起動すると、通信部212との通信を確立する。スマートフォン201の通信部212は、車載器202と通信し、車載器202の加速度検出部221が検出した加速度を受信する。
判定部213は、加速度検出部211で検出した加速度が、所定の閾値を超えているか否かを判定する。判定部213は、さらに、車載器202から受信した加速度が、所定の閾値を超えているか否かを判定する。
報知部214は、判定部213で、スマートフォン201と車載器202とで検出した加速度が共に所定の閾値を超えていると判断されると、ユーザ330に対して、所定のメッセージなどの事故対応ガイダンスを報知する。
自動通知部215は、エアバッグが作動するようなより大きな加速度を検出した場合には、事故か否かの確認メッセージを表示した後、ユーザ330から所定時間内にレスポンスがない場合に、サーバ340にユーザ330からのレスポンスがないことを自動的に通知する。例えば、ユーザ330が、大きな事故に遭遇して気絶した場合や大怪我を負っている場合などには、ユーザ330が自ら関係各所に連絡をすることができない。よって、サーバ340が、自動通知部215からの通知に基づいて、保険会社のコールセンターや警察などの関係各所に対して自動的に通報する。
位置検出部216は、スマートフォン201に搭載されているGPS(Global Positioning System)などの位置検出デバイスであり、スマートフォン201の現在位置を検出する。位置送信部217は、位置検出部216で検出した現在位置をサーバ340に送信する。サーバ340は、GPSのデータに基づいて、事故に遭遇したユーザ330の現在位置(居場所)を含めた情報を関係各所に自動的に通報する。また、例えば、現在地位置の情報に基づいて、サーバ340から、スマートフォン201に対して、最寄りの医療機関や自動車修理工場などの情報を送信してもよい。
図4Aは、本実施形態に係る車載システム200の備える加速度閾値テーブル401の構成の一例を示す図である。スマートフォン201の判定部213および報知部214は、加速度閾値テーブル401に基づいて、事故対応ガイダンスを報知するか否かを判定する。
加速度閾値テーブル401は、スマートフォン201の加速度閾値として、A1およびA2を記憶する。同様に、加速度閾値テーブル401は、スマートフォン201の加速度閾値として、B1およびB2を記憶する。
そして、判定部213は、この加速度閾値テーブル401に基づいて、スマートフォン201と車載器202との双方で所定の閾値以上の加速度を検出した場合に事故発生と判断する。
判定部213は、スマートフォン201の加速度検出部211で検出した加速度が、A1未満であり、車載器202の加速度検出部221で検出した加速度が、B1未満である場合(♯1)には、車載システム200は、何の動作も行わない。この場合、ユーザ330は、手動で様々な対応を行ってもよい。
判定部213は、スマートフォン201の加速度検出部211で検出した加速度がA1〜A2であり、車載器202の加速度検出部221で検出した加速度がB1〜B2である場合(♯2)には、事故発生と判定する。報知部214は、事故発生の判定に基づいて、ユーザ330に対して、事故か否かの確認メッセージを通知し、その後ユーザ330の反応に応じて、事故対応ガイダンスを報知する。
判定部213は、スマートフォン201の加速度検出部211で検出した加速度がA2以上であり、車載器202の加速度検出部221で検出した加速度がB2以上である場合(♯3)には、事故発生と判定する。この場合、より大きな加速度を検出していることとなるため、車内のユーザが瀕死の重傷を負っている可能性が高く、事故か否かの確認メッセージを表示した後、ユーザ330が所定の時間内に反応しなければ、反応がないことを所定のサーバに自動的に通知する。
また、スマートフォン201で検出した加速度と車載器202で検出した加速度とが異なる場合車載システム200は、何の動作も行わない。例えば、スマートフォン201で検出した加速度がA2以上であり、車載器202で検出した加速度がB1〜B2である場合や、スマートフォン201で検出した加速度がA1〜A2であり、車載器202で検出した加速度がB2以上の場合などである。
図4Bは、本実施形態に係る車載システム200の備える保険情報テーブル402の構成の一例を示す図である。保険情報テーブル402は、「ユーザID」に関連付けて、「契約者」や「被保険者」、「契約自動車」、「運転者の範囲」、「補償内容」、「割引」、「前年事故件数」、「保険料お支払内容」などの情報を記憶する。なお、保険情報テーブルに記憶する項目はこれらに限定されず、保険情報に関連する項目であればいずれの項目を記憶してもよい。
保険情報テーブル402は、スマートフォン201の記憶デバイスに記憶してもよいし、サーバ340の記憶デバイスに記憶してもよい。保険情報テーブル402をスマートフォン201の記憶デバイスに記憶する場合、スマートフォン201は、事故発生を検出すると、所定のサーバへ保険情報を送信する。
保険会社のコールセンターのオペレータ270は、保険契約の内容に関するこれらの情報に基づいて、ユーザ330に適切なアドバイスをすることができる。また、ユーザ330は、これらの情報をスマートフォン201で読み出すことにより、自身の保険契約の内容を容易に確認することもできる。さらに、これらの情報に基づいて、所定のサーバから適切な事故対応ガイダンスをユーザに報知することもできる。
図4Cは、本実施形態に係る車載システム200の備える事故対応テーブル403の構成の一例を示す図である。事故対応テーブル403は、「物損事故」や「人身事故」、「単独事故」などの事故内容に関連付けて、「110番」や「119番」、「保険会社へ連絡」、「安全な場所へ移動」、「救護・応急処置」などの各種対応策を記憶する。報知部214は、事故対応テーブル403に基づいて、適切な事故対応ガイダンスをユーザ330に報知する。なお、事故対応テーブルに記憶する項目はこれらに限定されず、事故対応に関連する項目であればいずれの項目を記憶してもよい。
報知部214、自動通知部215および位置送信部217は、いずれも上述の各テーブルを参照して事故対応ガイダンスなどの報知の要否を決定しているが、事故対応ガイダンスの報知の要否の決定方法はこれには限定されない。例えば、テーブルを参照せずに報知の要否の判断をしてもよい。なお、これらのテーブル401、402、403は、スマートフォン201、車載器202およびサーバ340のいずれの記憶デバイスに記憶してもよい。
図4Dは、本実施形態に係る車載システム200の備えるスマートフォン対応テーブル404の構成の一例を示す図である。スマートフォン対応テーブル404は、加速度の大きさに関連付けてスマートフォン201の対応を記憶する。スマートフォン201は、加速度を感知すると、スマートフォン対応テーブル401を参照して、加速度の大きさに応じた動作をする。
エアバックが開くほどの大きさの加速度を検出した場合(「大」の場合)について説明する。すなわち、図4Aにおいて、スマートフォン201で検出した加速度がA2以上であり、車載器202で検出した加速度がB2以上である場合(同図の♯3)について説明する。
この場合、車載システム200は、スマートフォン201の表示画面に事故か否かの確認メッセージ(「事故でなければこの通知を消してください」)を表示して、ユーザに事故発生の有無の確認を促す。そして、車載システム200は、所定時間経過しても、ユーザから何の反応もなければ、所定の連絡先に自動的に通報する。
次に、エアバッグが開くほどの大きさではない加速度を検出した場合(「中」の場合)について説明する。すなわち、図4Aにおいて、スマートフォン201で検出した加速度がA1〜A2であり、車載器202で検出した加速度がB1〜B2である場合(同図の♯2)について説明する。
この場合、車載システム200は、スマートフォン201の表示画面に、事故か否かの確認メッセージを表示して、ユーザに事故発生の有無の確認を促す。そして、車載システム200は、所定時間経過しても、ユーザから反応がない場合であっても、所定の連絡先に自動的に通報はしない。
ただし、ユーザは、所定の連絡先に連絡をしたい場合には、事故通報ボタンを押すか、またはスマートフォン201を車載器202に近づければ(かざせば)、所定の連絡先に連絡することができる。以上説明したように、車載システム200は、何らかの加速度を検知した場合には、まず、ユーザに対して事故か否かの確認を行うようになっている。
なお、ここでは、エアバックの作動する条件に基づいて、加速度の「大」、「中」の設定を行ったが、加速度の「大」、「中」の設定方法はこれには限定されない。例えば、加速度の大きさの数値(例えば、2G、3Gなど)や加速度の変化、加速度の変化率などであってもよく、様々な数値や条件に基づいて設定することができる。
そして、検出した加速度が小さい場合(「小」の場合)、つまり、図4Aにおいて、スマートフォン201で検出した加速度がA1未満であり、車載器202で検出した加速度がB1未満である場合(同図の♯1)について説明する。
この場合、事故と判断する程の加速度を検出していないが、ユーザが何らかのサポートが欲しいような事態であり、例えば、車を壁などにこすってキズや凹みができたり、タイヤがパンクしたような場合である。これらの他にも、例えば、ガソリンの残量が少ない場合やガス欠の場合、雪道などでスリップして脱輪した場合、バッテリーが上がってしまった場合などがあるが、これらには限定されない。
これらの場合には、加速度を検出していないか、または検出した加速度が小さいので、スマートフォン201(またはスマートフォンのアプリケーション)は、特に動作はしない。しかしながら、ユーザとしては何らかのサポートが欲しいので、スマートフォン201の表示画面に表示されているアプリケーションの「事故通報ボタン」を押したり、スマートフォン201を車載器202にかざす(近づける)ことにより、所定の連絡先に連絡できる。
≪スマートフォンのハードウェア構成≫
図5は、本実施形態に係る車載システム200に含まれるスマートフォン201のハードウェア構成の一例を説明する図である。
スマートフォン201は、CPU(Central Processing Unit)501と、ROM(Read Only Memory)502と、RAM(Random Access Memory)503と、ストレージ504と、通信制御部505とを備える。
CPU501は、演算処理用のプロセッサであり、プログラムを実行することによりスマートフォン201の各機能構成部を実現する。なお、CPU501は1個に限定されず、複数個あってもよく、また、画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。ROM502は、リードオンリメモリであり、ファームウェアなどのプログラムを記憶する。
通信制御部505は、NFCやBluetooth(登録商標)などの通信方式を用いてネットワークを介して車載器202や他の機器などと通信する。また、通信制御部505は、CPU501とは独立したCPUを備えて、RAM503に送受信データを書き込みまたは読み出ししてもよい。
RAM503は、CPU501が一時記憶用のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM503には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域がある。このようなデータとして、スマートフォン201は、スマートフォン加速度531と、車載器加速度532と、保険情報533と、事故対応ガイダンス534と、現在位置535と、通知先536と、スマートフォン対応537とを一時的に保存する。また、RAM503は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域538を有する。
ストレージ504は、本実施形態の実現に必要なプログラムやデータベースなどを記憶する記憶デバイスである。ストレージ504は、加速度閾値テーブル401と、保険情報テーブル402と、事故対応ガイダンステーブル403と、スマートフォン対応テーブル404とを格納している。加速度検出モジュール541、位置検出モジュール542および判定モジュール543は、CPU501によりアプリケーション実行領域538に読み出され、実行される。制御プログラム544は、スマートフォン201の全体を制御するためのプログラムである。また、RAM503とストレージ504との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。
なお、図5に示したRAM503やストレージ504には、スマートフォン201が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。また、ここで説明したスマートフォン201のハードウェア構成は一例に過ぎず、このハードウェア構成には限定されず、様々なハードウェア構成とすることができる。
≪車載器のハードウェア構成≫
図6は、本実施形態に係る車載システム200に含まれる車載器202のハードウェア構成の一例を説明する図である。
車載器202は、CPU601と、ROM602と、RAM603と、ストレージ604と、通信制御部605とを備える。CPU601は、演算処理用のプロセッサであり、プログラムを実行することにより車載器202の各機能構成部を実現する。なお、CPU601は1個に限定されず、複数個あってもよく、また、画像処理用のGPUを含んでもよい。ROM602は、リードオンリメモリであり、ファームウェアなどのプログラムを記憶する。
通信制御部605は、NFCやBluetooth(登録商標)などの通信方式を用いてネットワークを介してスマートフォン201や他の機器などと通信する。また、通信制御部605は、CPU601とは独立したCPUを備えて、RAM603に送受信データを書き込みまたは読み出ししてもよい。
RAM603は、CPU601が一時記憶用のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM603には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域がある。このようなデータとして、車載器202は、車載器加速度631を一時的に保存する。また、RAM603は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域632を有する。
ストレージ604は、本実施形態の実現に必要なプログラムやデータベースなどを記憶する記憶デバイスである。ストレージ604は、加速度閾値テーブル641を格納している。加速度検出モジュール642は、CPU601によりアプリケーション実行領域632に読み出され、実行される。制御プログラム643は、車載器202の全体を制御するためのプログラムである。また、RAM603とストレージ604との間でデータを転送するDMACを設けるのが望ましい(図示なし)。
なお、図6に示したRAM603やストレージ604には、車載器202が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。また、ここで説明した車載器202のハードウェア構成は一例に過ぎず、このハードウェア構成には限定されず、様々なハードウェア構成とすることができる。
≪車載器の処理手順≫
図7Aは、本実施形態に係る車載システム200に含まれる車載器202の処理手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS701において、車載器202は、車両のスタートボタンが押されたり、エンジンキーが回されて、エンジンが始動することにより、車両から電力の供給を受けたか否かを判定する。車載器202は、車両から電力の供給があれば、スマートフォン201との通信を確立するための準備に入る。ステップS703において、車載器202は、所定の範囲内にあるスマートフォン201、例えば、車内にいるユーザが所持するスマートフォン201との通信を開始する。
ステップS705において、車載器202は、加速度の測定を開始する。ステップS707において、車載器202は、加速度の測定に基づいて、所定の加速度以上の加速度を検出したか否かを判定する。車載器202は、所定の加速度以上の加速度を検知したと判断すれば、ステップS709において、検出した加速度をスマートフォン201に送信する。車載器202は、ステップS707において、所定の加速度以上の加速度を検出していないと判定すれば、ステップS705に戻り、加速度の測定を継続する。
≪スマートフォンの処理手順≫
図7Bは、本実施形態に係る車載システム200に含まれるスマートフォン201の処理手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS731において、スマートフォン201は、車載器202の電源がONになり、車載器202が起動して通信可能な状態にあるか否かを判定する。スマートフォン201は、車載器202が起動していなければ、車載器202が起動するまで待機する。スマートフォン201は、車載器202が起動して、通信可能な状態にあると判断すれば、次のステップへ進む。
ステップ733において、スマートフォン201は、車載器202が電源ONになり通信可能な状態にあると、車載器202との通信を確立する。そして、ステップS735において、スマートフォン201は、加速度の測定を開始する。
なお、ここでは、車載器202の電源がONになり、スマートフォン201と車載器202との間の通信の確立をトリガーとして、加速度の検出を開始する例で説明をしたが、加速度検出開始のトリガーはこれには限定されない。例えば、スマートフォン201と車載器202との間の通信が確立し、さらに、スマートフォン201のGPSのデータに基づいて、スマートフォン201が移動を開始したことが判明したことをトリガーとしてもよい。
ステップS737において、スマートフォン201は、所定の閾値以上の加速度を検出したか否かを判定する。所定の閾値以上の加速度を検出しなければ、スマートフォン201は、加速度の測定を継続する。
ステップ737において、所定の閾値以上の加速度を検出した場合、スマートフォン201は、次のステップに進む。ステップS739において、スマートフォン201は、車載器202が測定した加速度を車載器202から受信する。
ステップS741において、スマートフォン201は、受信した車載器202からの加速度が所定の閾値を超えたか否かを判定する。受信した車載器202からの加速度が所定の閾値を超えていなければ、スマートフォン201は、加速度の測定を継続する。
ステップS741において、受信した車載器202からの加速度が所定の閾値を超えている場合、スマートフォン201は、次のステップへ進む。ステップS743において、スマートフォン201は、スマートフォン201および車載器202の双方で検出した加速度が所定の閾値を超えているので、事故か否かの確認メッセージを表示する。そして、ユーザ330から所定の時間内にレスポンスがない場合には、サーバ340にユーザ330からのレスポンスがないことを自動的に通知する。
本実施形態によれば、正確に事故発生の検知ができ、ユーザに事故対応ガイダンスを報知することができる。また、保険会社は、事故発生直後の最も動揺している時に、ユーザに対して、適切なアドバイスをすることができる。ユーザは、事故が発生した直後の最も動揺している時に、関係各所に正しく連絡することができる。また、保険会社のオペレータは、ユーザの個人情報や事故発生場所、保険加入情報などの確認作業を大幅に減らせるので、ユーザに対して迅速かつ適切なアドバイスをすることができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る車載システムについて、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る車載システム800の構成を説明するための図である。本実施形態に係る車載システム800は、上記第2実施形態と比べると、スマートデバイスとしてウェアラブル端末を利用し、車載器としてスマートフォンを利用する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるためその詳しい説明を省略する。
図8に示したように、車載システム800は、スマートデバイスとしてのウェアラブル端末801と車載器としてのスマートフォン802とを含む。ウェアラブル端末801としては、例えば、アップルウォッチ(Apple Watch)やグーグルグラス(GOOGLE GLASS)(登録商標)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)などがある。しかしながら、身体に装着して使用するスマートデバイスであればこれらに限定されない。
なお、ここでは、スマートデバイスがウェアラブル端末であり、車載器がスマートフォンである例で説明をしたが、スマートデバイスおよび車載器の双方がスマートフォンであってもよいし、また、双方がウェアラブル端末であってもよい。さらに、スマートデバイスがスマートフォンであり、車載器がウェアラブル端末であってもよい。
本実施形態によれば、正確に事故発生の検知ができ、ユーザに事故対応ガイダンスを報知することができる。また、保険会社は、事故発生直後の最も動揺している時に、ユーザに対して、適切なアドバイスをすることができる。ユーザは、事故が発生した直後の最も動揺している時に、関係各所に正しく連絡することができる。また、保険会社のオペレータは、ユーザの個人情報や事故発生場所、保険加入情報などの確認作業を大幅に減らせるので、ユーザに対して迅速かつ適切なアドバイスをすることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る車載システムについて、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る車載システム900の構成を説明するための図である。本実施形態に係る車載システム900は、上記第2実施形態と比べると、車載器の代わりにドライブレコーダを用いる点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるためその詳しい説明を省略する。
図9に示したように、車載システム900は、スマートデバイスとしてのスマートフォン901と車載器としてのドライブレコーダ902とを含む。ドライブレコーダ902は、検出した加速度をスマートフォン901に送信すると共に、ドライブレコーダ902のカメラで撮影した映像をスマートフォン901に送信する。そして、スマートフォン901は、ドライブレコーダ902から受信した映像を所定のサーバに送信する。例えば、事故が発生した場合には、スマートフォン901は、事故発生前の数秒間の映像を所定のサーバに送信する。なお、所定のサーバに送信する映像は、事故発生前の数秒間の映像には限定されず、例えば、事故発生前後の数秒間の映像であってもよい。
ここでは、車載器としてドライブレコーダを例にして説明をしたが、車載器はこれには限定されない。例えば、車載器としては、ETCシステム(Electronic Toll Collection System)の車載器やOBD2(On Board Diagnosis second generation)のメータなどでもよい。また、例えば、ETC車載器にセットするETCカードを車載器としてもよい。また、ここでは、ドライブレコーダに車載器の機能を持たせた例で説明をしたが、車載器とは別にドライブレコーダを設けてもよい。
本実施形態によれば、正確に事故発生の検知ができ、ユーザに事故対応ガイダンスを報知することができる。また、保険会社は、事故発生直後の最も動揺している時に、ユーザに対して、適切なアドバイスをすることができる。ユーザは、事故が発生した直後の最も動揺している時に、関係各所に正しく連絡することができる。また、保険会社のオペレータは、ユーザの個人情報や事故発生場所、保険加入情報などの確認作業を大幅に減らせるので、ユーザに対して迅速かつ適切なアドバイスをすることができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (9)

  1. 第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持しているスマートデバイスと、
    第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を前記スマートデバイスに送信する送信手段とを備え、車両に固定される車載器と、
    を備えた車載システムであって、
    前記スマートデバイスは、
    前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定手段と
    前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段で、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定手段で、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知手段と、
    を有し、
    前記スマートデバイスは、前記車載器が起動していることを確認した場合前記車載器との通信確立を開始し、
    前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
    前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とする車載システム。
  2. 前記車載器は、前記車両内に貼着できるシート状の装置であることを特徴とする請求項1に記載の車載システム。
  3. 前記車両の周辺の映像を撮像する撮像手段をさらに備え、
    前記スマートデバイスは、
    前記第1判定手段によって、前記第3閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定手段によって、前記第4閾値以上の加速度を検出したと判定したタイミングから所定時間内にユーザから反応がない場合、前記タイミング以前の前記映像を、所定のサーバに送信する映像送信手段をさらに備えた請求項1または2に記載の車載システム。
  4. 第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持し、
    第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を送信する送信手段とを備える車載器であって、車両に固定される前記車載器と通信をする、スマートデバイスであって、
    前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定手段と
    前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段で、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定手段で、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知手段と、
    を有し、
    前記車載器が起動していることを確認すると前記車載器との通信確立を開始し、
    前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
    前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とするスマートデバイス。
  5. 前記事故対応ガイダンスは、前記車両に関連する保険情報を含むことを特徴とする請求項4に記載のスマートデバイス。
  6. 前記スマートデバイスの位置を検出する位置検出手段と、
    前記事故発生の通報に伴って、前記位置検出手段で検出した位置情報を所定のサーバに送信する位置送信手段と、
    をさらに備えた請求項4または5に記載のスマートデバイス。
  7. 前記スマートデバイスは、
    前記車両に関連する保険契約の情報を記憶する記憶手段と、
    前記事故発生の通報に伴って、前記記憶手段に記憶された保険契約情報を所定のサーバに送信する保険契約情報送信手段と、
    をさらに備えた請求項4乃至のいずれか1項に記載のスマートデバイス。
  8. 第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持し、
    第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を送信する送信手段とを備える車載器であって、車両に固定される前記車載器と通信をする、スマートデバイスの制御方法であって、
    前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定ステップと
    前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップで、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定ステップで、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知ステップと、
    を含み、
    前記車載器が起動していることを確認すると前記車載器との通信確立を開始し、
    前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
    前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とするスマートデバイスの制御方法。
  9. 第1加速度を検出する第1加速度検出手段と外部の機器と通信する通信手段とを備え、ユーザが所持し、
    第2加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段で検出した前記第2加速度を送信する送信手段とを備える車載器であって、車両に固定される前記車載器と通信をする、スマートデバイスの制御プログラムであって、
    前記第1加速度検出手段で検出した第1加速度が第1閾値以上であるか否か、および前記第1閾値よりも大きな第3閾値以上であるか否かを判定する第1判定ステップと
    前記第2加速度検出手段で検出した第2加速度が第2閾値以上であるか否か、および前記第2閾値よりも大きな第4閾値以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップで、前記第1加速度検出手段で前記第1閾値以上の加速度を検出したと判定し前記第2判定ステップで、前記第2加速度検出手段で前記第2閾値以上の加速度を検出したと判定した場合に、前記ユーザに事故対応ガイダンスを報知する報知ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記車載器が起動していることを確認すると前記車載器との通信確立を開始し、
    前記第1加速度が前記第3閾値以上で、かつ、前記第2加速度が前記第4閾値以上であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合または所定時間経過してもユーザから反応がない場合、所定のサーバに事故発生を通報し、
    前記第1加速度が前記第1閾値以上前記第3閾値未満で、かつ、前記第2加速度が前記第2閾値以上前記第4閾値未満であって、所定時間内に事故通報の指示がある場合に前記所定のサーバに事故発生を通報し、所定時間内にユーザから反応がない場合は前記所定のサーバに事故発生を通報しないことを特徴とするスマートデバイスの制御プログラム。
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