JP2004086844A - 事故対応システム - Google Patents

事故対応システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004086844A
JP2004086844A JP2002369752A JP2002369752A JP2004086844A JP 2004086844 A JP2004086844 A JP 2004086844A JP 2002369752 A JP2002369752 A JP 2002369752A JP 2002369752 A JP2002369752 A JP 2002369752A JP 2004086844 A JP2004086844 A JP 2004086844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
information
user terminal
server
response system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002369752A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Yanagisawa
柳沢 治彦
Yukinori Uchida
内田 行紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aioi Insurance Co Ltd
Original Assignee
Aioi Insurance Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aioi Insurance Co Ltd filed Critical Aioi Insurance Co Ltd
Priority to JP2002369752A priority Critical patent/JP2004086844A/ja
Priority to PCT/JP2003/007714 priority patent/WO2004003807A1/ja
Publication of JP2004086844A publication Critical patent/JP2004086844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/67ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for remote operation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/08Insurance
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H10/00ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
    • G16H10/20ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for electronic clinical trials or questionnaires

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】交通事故に遭遇した場合に、事故処理に不慣れな者でも、漏れや間違いなく簡単に事故時の対処が可能となるよう支援することができる事故対応システムを提供することを課題とするものである。
【解決手段】相談者のユーザ端末2とサービス機関のサーバ3とがネットワーク4を介して送受信可能に接続され、ユーザ端末2には、交通事故に遭遇した際の対処に関する支援をサーバに要求する支援要求手段21が備えられ、サーバ3には、交通事故の状況に応じた対処すべき事項を対処情報として記憶する対処情報記憶手段32と、ユーザ端末2との間で、応答式で情報を送受信することにより、相談者の事故の状況を把握し、ユーザ端末2毎に前記対処情報を選んで送信する支援手段33とが備えられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交通事故に遭遇した場合の対処に関するシステムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
自動車保険を販売しているような保険会社では、自動車保険の契約者へのサービスの一環に、契約者からの相談の電話を受け付ける機関として、コールセンター等のサービス機関を運営していることが多い。このような受付機関について、例えば、コールセンターに電話をかけるとオペレーターが対応し、契約者からの事故の報告や問合せに応えるとともに、各種の依頼があった場合にもその処理が速やかに行われることが記載されたものや(例えば、特許文献1)、コールセンターのオペレーターが契約内容を見ながら問合せに対応できるようにしたものや(例えば、非特許文献1参照)、コールセンターに連絡した保険加入者の位置を自動的に特定するようにしたものが(例えば、特許文献2)知られている。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第01/09784号パンフレット
【特許文献2】
特開2000−205890号公報
【非特許文献1】
「日経情報ストラテジー」日経BP社、1998年4月、p.150
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
交通事故が発生すると、事故の状況によっては、救急車の要請、警察への連絡以外にも、事故の当事者は、相手方の身元の確認や目撃者の確保等、様々な事項を順次対処していかなければならない。しかしながら、交通事故の現場では、当事者は慌てて平常心を失っていることが多い。そのため、前述したサービス機関に電話連絡し、オペレーターから様々な対処について指示されても、口頭での指示ではやり取りが互いに煩雑である。オペレーターから複数の対処について指示を受けても、相談者が筆記具等を持ち合わせていない場合には、指示を記憶しなければならない。また、オペレーターとの電話の後に、事故の相手方と話したり、ケガ人の対応をしたりしていると、事故時の混乱状態では、対処の間違いや忘れも起こりやすかった。
【0005】
さらに、事故後に対処すべきことを忘れたり、漏れがあったりすると、後の示談交渉において不利になる可能性も高い。例えば、警察への届け出を忘れたり、遅れたりすると、現場検証が遅れ、結果として状況証拠等(タイヤ痕、破片等)が失われ、不利な取扱いを受けることがある。また、事故の相手方の連絡先を聞いておくことを忘れたり、状況を証言してくれる目撃者を確保できなかったりすると、保険金の支払に影響することもある。
【0006】
このような課題を考慮して、本発明は、交通事故に遭遇した場合に、事故処理に不慣れな者でも、漏れや間違いなく簡単に事故時の対処が可能となるよう支援することができる事故対応システムを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の事故対応システムでは次のような手段を採用する。
【0008】
すなわち、請求項1では、相談者のユーザ端末とサービス機関のサーバとがネットワークを介して送受信可能に接続され、ユーザ端末には、交通事故に遭遇した際の対処に関する支援をサーバに要求する支援要求手段が備えられ、サーバには、交通事故の状況に応じた対処すべき事項を対処情報として記憶する対処情報記憶手段と、ユーザ端末との間で、応答式で情報を送受信することにより、相談者の事故の状況を把握し、ユーザ端末毎に前記対処情報を選んで送信する支援手段とが備えられる。
【0009】
この手段では、相談者が交通事故に遭遇し、その対処について支援を求めたい場合に、ユーザ端末からサービス機関のサーバに接続し、支援が要求される。そして、サーバでは、相談者の遭遇した事故の状況を、応答式で情報を送受信することで詳細に把握し、事故の状況に適合する対処情報をユーザ端末に送信する。ユーザ端末では、状況に応じた対処情報を受信し、相談者は対処情報に従って事故に対処することが可能となる。なお、ここで言う交通事故とは、相談者が加害者または被害者となる人身事故、対物事故、対人事故等や、相談者が単独で起こした車両事故、自損事故等の様々な交通事故を含んでいる。
【0010】
また、請求項2では、請求項1記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段には、事故の状況を把握するために段階的に質問情報をユーザ端末に送信する質問情報送信手段が備えられることを特徴とする。
【0011】
この手段では、事故の状況を詳細に把握するために、事故の状況の場合分けを進めるよう段階的に質問情報がユーザ端末に送信される。
【0012】
また、請求項3では、請求項2記載の事故対応システムにおいて、前記質問情報は、複数の選択肢から回答を選択できるように構成されていることを特徴とする。
【0013】
この手段では、質問情報に対してユーザ端末で回答する際に、選択肢から選ぶだけで回答できるため、ユーザ端末での操作の負担が軽減される。
【0014】
また、請求項4では、請求項1から3のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、対処情報を事故の状況に応じて系統的に送信する対処情報送信手段が備えられることを特徴とする。
【0015】
この手段では、場合分けされた事故の状況に相応しい対処情報が系統的に順次送信されるため、対処情報を受信するユーザ端末では、受信の順番に従って対処情報を実行するだけで、速やかに、抜けのない事故の対処が可能となる。
【0016】
また、請求項5では、請求項1から4のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末には、サーバから対処情報を受信して表示する対処情報受信手段が備えられることを特徴とする。
【0017】
この手段では、対処情報はユーザ端末に表示されるため、相談者は表示を確認しながら、自分のペースで事故に対処することができる。
【0018】
また、請求項6では、請求項1から5のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段には、ユーザ端末からサービス機関へ電話番号の入力がなくても電話を発信できる発信様式をユーザ端末に送信する発信様式送信手段が備えられることを特徴とする。
【0019】
この手段では、事故の対処の1つとして、サービス機関へ電話することが含まれるが、発信様式によりユーザ端末でのサービス機関への電話発信の操作が可能であるため、相談者はサービス機関の電話番号を覚えておく必要がない。また、発信情報は電話発信を可能とするだけであるため、相談者がサービス機関への電話の発信を望まない場合には、受信した発信様式を利用しなくてもよい。
【0020】
また、請求項7では、請求項6記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、質問情報と対処情報と発信様式を任意に組み合わせた画面がユーザ端末に表示されるよう送信することを特徴とする。
【0021】
この手段では、ユーザ端末に表示される画面が、簡潔に構成され表示される。ユーザ端末が携帯電話やPHS等の場合には、画面に表示できる情報の量が制限され、また事故の現場でたくさんの情報を画面で確認するのは煩雑であるため、質問情報と対処情報と発信様式を任意に組み合わせて1つの画面にまとめて表示させたり、文章を共通化や兼用したりして、明確で簡潔な画面が構成される。
【0022】
また、請求項8では、請求項1から7のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末には、記録したい情報を入力し事故メモとしてサーバに送信する事故メモ送信手段が備えられ、サーバには、事故メモを受信してユーザ端末毎に記憶する事故メモ記憶手段が備えられることを特徴とする。
【0023】
この手段では、相談者が筆記用具等を持ち合わしていない場合に、事故メモを入力してサーバに送信し、サーバで記憶しておくことにより、記録したい内容を忘れたりすることが防止される。
【0024】
また、請求項9では、請求項1から8のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、応答式で情報を送受信することで把握された事故の見取図をユーザ端末に送信し表示させることを特徴とする。
【0025】
この手段では、見取図がユーザ端末に表示されるため、相談者は自分の事故の状況を画像情報で再認識でき、事故に関する重要な事項の確認を行いやすくなる。
【0026】
また、請求項10では、請求項9記載の事故対応システムにおいて、前記見取図には、信号や標識の有無、信号の色等が含まれることを特徴とする。
【0027】
この手段では、信号や標識の有無、信号の色等も画像情報で表示されると、事故の状況を再確認しやすくなる。
【0028】
また、請求項11では、請求項1から10のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、事故に関連する被写体を指定した画像送信の指示をユーザ端末に送信する。
【0029】
この手段では、サーバからの指示によって撮影することで、示談交渉や過失割合の認定に証拠として利用できる画像をもれなく撮影することが可能となる。相談者が独自に判断して撮影するだけでは、重要な被写体でも撮影を忘れることもあり、特に事故後の慌てている状況では指示に従うことで撮影もれが防止できる。
【0030】
また、請求項12では、請求項2から11のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末から受信した前記質問情報に対する回答に基づいて保険会社への事故報告情報を取得する事故報告取得手段が備えられる。
【0031】
この手段では、サーバでは、ユーザ端末から受信した回答により事故の状況を詳しく把握できるため、この回答から保険会社に報告するための事故報告情報を取得することにより、相談者が保険会社に別途事故報告をする手間が不要となる。
【0032】
また、請求項13では、請求項1から12のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末の支援要求手段では、着脱可能な相談用アダプタがユーザ端末の装着口に装着されることにより、自動的にサーバに接続して支援を要求することを特徴とする。
【0033】
この手段では、相談用アダプタを差し込むことで、他に操作をしなくても自動的にユーザ端末からサーバに接続できる。また、相談用アダプタは着脱できるため、任意のユーザ端末に装着し利用できる。
【0034】
また、請求項14では、請求項1から13のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバには、相談者が契約している保険の契約内容を含む契約情報をユーザ端末に送信する契約情報送信手段が備えられることを特徴とする。
【0035】
この手段では、相談者は事故の対処に際して、自分の契約している保険の契約内容を確認することが可能となる。
【0036】
また、請求項15では、請求項14記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末に表示される契約情報には、支援要求手段の実行を可能とする支援要求様式が含まれる。
【0037】
この手段では、相談者は事故の対処に際して、まず自分の契約している保険の内容を表示させ、内容を確認した後に、表示された画面の項目を選択するだけで、事故の対処についてサーバに支援を要求することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(1)の事故対応システムを図面に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)の事故対応システムの構成図、図2は実施の形態(1)の事故対応システムの対処情報の例、図3は実施の形態(1)の事故対応システムの動作のフローチャート、図4〜図7は実施の形態(1)の事故対応システムのユーザ端末の画面例である。
【0039】
本発明の事故対応システム1は、相談者のユーザ端末2とサービス機関のサーバ3とがネットワーク4を介して送受信可能に接続されている。
【0040】
なお、以降の説明では、サービス機関は保険会社であり、相談者は前記保険会社の保険の契約者である場合について説明する。しかし、保険会社以外の例えば交通事故に関する任意のサービス機関がサーバ3を保有する場合に適用してもよい。また保険の契約者以外の者が相談者となる場合に適用してもよい。
【0041】
ユーザ端末2は、基本的な機能として、通信機能、通話機能、入力機能、出力機能、記憶機能等を有している。入力機能は、音声認識マイク、ボタン等であり、出力機能は、LCD等による表示画面やスピーカー等である。記憶機能はCPU等で構成される。このユーザ端末2は、具体的には携帯電話、PHS、携帯情報端末(PDA)であるが、通信機能を付加できればカーナビゲーション装置やゲーム機等でもよい。
【0042】
サーバ3は、基本的な機能として、入出力機能、記録機能、通信機能、演算機能等を備えており、一般的には他のコンピュータからの依頼に応える機能を持つメインフレームやワークステーション、パーソナルコンピュータ等である。また、サーバ3は、複数のサーバや端末装置を組み合わせて構成してもよい。
【0043】
サーバ3の構成について説明する。サーバ3には、ユーザ端末2からの支援の要求を受信する要求受信手段31と、交通事故の状況に応じた対処すべき事項を対処情報として記憶する対処情報記憶手段32と、ユーザ端末2との間で、応答式で情報を送受信することにより、相談者の事故の状況を把握し、ユーザ端末2毎に前記対処情報を選んで送信する支援手段33が備えられている。
【0044】
支援手段33には、事故の状況を把握するために段階的に質問情報をユーザ端末2に送信する質問情報送信手段331と、前記質問情報に対する回答情報をユーザ端末2から受信する回答情報受信手段332と、回答情報に基づいて対処情報を選択しユーザ端末2に送信する対処情報送信手段333と、前記サービス機関への電話発信を可能とする発信様式3341をユーザ端末2に送信する発信様式送信手段334とが備えられている。
【0045】
質問情報送信手段331の質問情報は、相談者の事故における立場(加害者か被害者かまたは自損事故か等)や、事故の規模(ケガ人の有無、自走の可否)等を把握するための質問を含んでいる。そして、この質問情報は事故の状況を具体的に絞り込むために段階的に送信される。また質問情報は質問だけでなく、複数の選択肢から回答を選択できるように構成されている。ユーザ端末2を使用する相談者は、事故後の慌てた状況にあるため、回答をわざわざ入力するのはきわめて煩雑である。そのため回答を選択できるようにすることで、操作を大幅に簡略化でき、相談者の負担が軽減される。
【0046】
回答情報受信手段332では、回答情報として、段階的に送信された質問情報に対するユーザ端末2からの回答を受信する。質問情報をサーバ3から送信し、回答情報をユーザ端末2から受信する応答式で情報をやり取りしている。このように応答式を用いることにより、事故の状況の場合分けが進められ、回答を受信する度に、サーバ3側で事故の状況が詳細に把握できる。
【0047】
対処情報記憶手段32には、相談者の立場、事故の規模等の事故の状況に応じた様々な対処情報321を記憶している。この対処情報321の内容は、事故の当事者への注意、アドバイス、確認事項等である。対処情報321は、対処の内容を的確で簡潔に表すタイトル322と、タイトルを補足する短い文章や単語からなる補足文323からなっている。タイトル322によっては補足文323が不要の場合もある。各対処情報321は、事故の状況に適合するようにあらかじめ関連付けられて記憶されており、受信した回答情報に基づいてどの順序で系統的に送信するかが決められている。図2に対処情報の一例を示す。図2では、対処情報のタイトル322を表示しており、矢印は送信の順序を示すものである。タイトル322としては、緊急事故対応、負傷者の救助、救急車の手配、二次災害防止、相手方の確認、警察へ連絡、目撃者の確保、事故状況をメモ、A損保(契約している保険会社)に連絡、医師の診断、注意事項、示談、車の修理、交通事故証明等があるが、これらに限定するものではない。また、送信のための順序も変更可能である。また、同じタイトル322でも、系統によってはその補足文323の内容を変える場合もある。
【0048】
そして、対処情報送信手段333では、回答情報に基づいて事故の状況に適合する対処情報321を対処情報記憶手段32から選択し、ユーザ端末2に送信する。この対処情報は、図2に示すように事故後に対処すべき順序に沿って系統的に送信されるため、相談者は受信した対処情報を読み、その内容に従って順次行動するだけで、漏れや間違いを生じることなく安心して事故に対処することが可能となる。
【0049】
発信様式送信手段334で発信される発信様式3341は、対処情報の送信に伴って送信される。対処情報321の中には、保険会社のサービス機関への電話連絡をアドバイスする内容も含まれているため、このような場合に発信様式3341がユーザ端末2に送信される。この発信様式3341は、ユーザ端末2の画面に表示された際に選択されると、ユーザ端末2でわざわざ電話番号を入力しなくても自動的にサービス機関へ電話を発信することができるように構成されており、いわゆるPhone To機能を意味するものである。もちろん発信様式3341がユーザ端末2に表示されていても、選択されなければ電話は発信されない。
【0050】
なお、ユーザ端末2では、相談者が混乱した状態であることが多いため、受信する内容はできるだけ、簡潔でわかり易く構成されることが望ましい。特に携帯電話やPHSを使用していると、画面の大きさにも制約があるため、さらなる簡略化が求められる。そのため、支援手段33でユーザ端末2に送信される質問情報3311、対処情報321、発信様式3341は、できるだけ共通化や兼用を行い、1つの文章に質問情報3311と対処情報321の意味を持たせたり、1つの画面に含まれて見やすく表示されたりするよう工夫される。
【0051】
サーバ3には上記手段に加えて、ユーザ端末2で事故に関して記録したい情報として入力し送信されたメモを事故メモ情報として記憶する事故メモ記憶手段34と、回答情報に基づいて保険会社への事故報告情報を取得する事故報告取得手段35が備えられている。
【0052】
事故メモ記憶手段34に記憶される事故メモ情報は、相談者の記録したい情報であるため、特定の情報に限定されず、任意に入力される。例えば、相手方の氏名、住所、勤務先、連絡先、車両番号、免許証番号、目撃者の氏名、住所、連絡先等である。この事故メモ記憶手段34により、相談者は事故時に筆記具等を持っていない場合でも、聞き取った内容を記録してサーバ3で保存しておくことができる。この事故メモ情報の入力のために、任意の情報が入力可能なブランク項目341が対処情報321に含まれてユーザ端末2に送信される。すなわち、対処情報321の内容によって、事故メモ情報の入力が必要と予測される場合に、事故メモ情報用のブランク項目341が対処情報321に含まれて一緒に送信され、ユーザ端末2に表示されるよう構成されている。
【0053】
事故報告取得手段35で取得される事故報告は、保険会社に提出(送信)するためのものである。保険会社では交通事故が発生すると、契約者から事故の報告を電話等で受け付ける。この事故対応システム1では契約者が相談者となって、ユーザ端末2によりサーバ3に回答情報を送信しているため、サーバ3に事故の状況の報告を送信していることになる。そのため、回答情報受信手段332で受信した回答情報から保険会社が必要とする事故報告の内容を取得して事故報告情報を作成し、保険会社に送信することで、相談者が保険会社に二重に報告する手間を省くことができる。
【0054】
次に、ユーザ端末2の構成について説明する。ユーザ端末2には、交通事故に遭遇した際の対処に関する支援をサーバ3に要求する支援要求手段21と、サーバ3から送信された各種の支援を受信し表示する支援受信手段22と、受信した質問情報に対して回答を入力し回答情報としてサーバ3に送信する回答情報送信手段23とが備えられる。
【0055】
支援要求手段21では、通常交通事故が発生した直後に実行されるため、慌てた状態にある相談者の操作の負担を軽減して接続できることが望ましい。実施の形態(1)では、サーバ3(保険会社)のWebサイトにユーザ端末2から接続することで支援が要求されるため、WebサイトのURLを打ち込んで接続することもできるが、ここでは、接続のための相談用アダプタを使用する。この相談用アダプタはあらかじめ保険会社が保険の契約者に配布しておいたもので、ユーザ端末2の外部装置との接続用の装着口に差し込むことで装着される。この相談用アダプタには、サーバ3のWebサイトのURLが記憶されており、装着されると他の操作を行わなくても自動的に前記Webサイトを指定してネットワーク4を介して接続が行われる。
【0056】
なお、支援要求手段21では、上述の他にも幾つかの接続の形態が適用できる。例えば、ユーザ端末2の端末装置自体の特定ボタンを押すとか、ある特定ボタンを長押しすると、自動的にサーバ3に接続できるよう設定しておく形態でもよい。また、サーバ3のWebサイトのURLをユーザ端末2に記憶させるために、保険会社の担当者が専用のアダプタ型の装置を用いて、保険の契約が成立した契約者のユーザ端末2に、上記WebサイトのURLを自動的に登録しておく形態や、保険の契約が成立した契約者のユーザ端末2に保険会社からお礼のメールとして、上記WebサイトのURLを埋め込んだメールを送信しておき、事故時に保存しておいた上記メールを呼び出してもらう形態でもよい。
【0057】
支援受信手段22では、サーバ3から送信された質問情報3311を受信し表示する質問情報受信手段221と、対処情報321を受信し表示する対処情報受信手段222と、発信様式3341を受信し表示する発信様式受信手段223とが備えられる。相談者は、画面に表示された質問情報3311に含まれる複数の選択肢の中から、自分の状況に適合する回答を選択する。また、画面に表示された対処情報321を見ることで、次に何を行うべきかが把握される。対処情報321は、相談者が操作しなければいつまでも画面に表示させておくことができるため、相談者の行動のペースに合わせて表示することができる。発信様式3341も事故の状況に応じて適切な段階で表示されるため、サービス機関のオペレーターに相談したい場合には、サービス機関の電話番号を知らなくても簡単に電話することができる。
【0058】
さらに、ユーザ端末2には、記録したい情報を入力し事故メモ情報としてサーバ3に送信する事故メモ送信手段24も備えられている。なお、ユーザ端末2自体が音声を録音できる機能を有している場合には、この録音機能を利用して、記録したい情報をユーザ端末2に保存してもよい。
【0059】
このように構成された実施の形態(1)の事故対応システム1の動作について、図2〜図7を用い、具体的な例をあげて説明する。
【0060】
まず、保険会社(A損保)では、保険の契約が成立した契約者に対し、事故時の対応を支援するWebサイトが利用できることを通知し、このWebサイトに自動的に接続できる相談用アダプタをサービスの一環として配布する。
【0061】
そして、契約者が突然、交通事故に遭遇すると、この契約者は相談者となって、ユーザ端末2の支援要求手段21によりサーバ3に接続する(S101)。相談者は自分の保有する携帯電話をユーザ端末2として、相談用アダプタを差し込み、サーバ3のWebサイトに接続する。相談用アダプタを差し込むことで接続できるため、ユーザ端末2は必ずしも相談者(契約者)の保有するものでなくてもよく、身近にある任意の端末装置でも利用することができる。
【0062】
サーバ3では、要求受信手段31でユーザ端末2からの要求を受信すると、支援手段33を実行し質問情報3311、対処情報321、発信様式3341を任意に組み合わせてユーザ端末2に送信する(S102)。そして、ユーザ端末2の支援受信手段22で受信した各情報や様式が表示される(S103)。ユーザ端末2の支援受信手段22で受信する画面を図4に例示する。図4は、要求後に最初にユーザ端末2に受信された画面を表示しているが、この画面の前に、Webサイトのホームページとしてメニュー画面が表示されてもよい。ここではサーバ3の質問情報送信手段331、対処情報送信手段333、発信様式送信手段334が同時に実行され、質問情報3311と対処情報321と発信様式3341が1つの画面に表示されるよう構成されている。まず、対処情報321の中の「緊急事故対応」の対処情報3211が送信されており、そのタイトル322が「緊急事故対応」と表示されている。そして、質問情報3311が(1)〜(5)の5つの選択肢から回答するよう構成されているが、このうち(1)の「緊急連絡!A損保にTel」は対処情報321の補足文323を共通化(兼用)したものである。すなわち図4の画面では、相談者が事故の加害者か被害者かを把握するための質問を含みながら、A損保に電話をかけることを対処すべき事項としてアドバイスしている。また、図4では、「Tel」の項目が発信様式3341であるため、この発信様式3341を選択すると、A損保のサービス機関への電話を、電話番号の入力なく即座にかけることもできる。
【0063】
そして、相談者は画面を見ながら、自分の状況や希望に合致する回答を選択し、回答情報送信手段23によりサーバ3に送信する(S104)。例えば相談者が加害者である事故の場合、図4の画面の質問情報3311の(2)が回答として選択される。サーバ3の回答情報受信手段332でこの回答情報を受信すると、次に対処情報記憶手段32に記憶されている対処情報321の中から、「負傷者の救助」の対処情報3212が選択されユーザ端末2に送信される。この「負傷者の救助」の対処情報3212は、あらかじめ図4の質問情報3311に対する回答が(2)の場合に選択されるよう設定されている。「負傷者の救助」の対処情報3212は、図5に示すようにタイトル322と補足文323の他に、質問情報3311が同一の画面で表示されるよう構成されている。そして、ケガ人がいる場合に、図5の質問情報3311の選択肢(1)を選んで回答し、回答情報送信手段23により回答情報をサーバ3に送信すると、図2に示す対処情報321群の矢印に従って、次には対処情報321の中の「救急車の手配」の対処情報3213が選択されユーザ端末2に送信される。
【0064】
一方、図5の質問情報3311でケガ人はいないという(2)の回答が選択された場合には、図6に示すような対処情報321の中の「二次災害防止」の対処情報3214が次にユーザ端末2に送信される。この図6では、タイトル322、補足文323、発信様式3341、質問情報3311が1つの画面に表示されている。発信様式3341を選択すると、車両が自力で走行できない場合に、レッカー手配をサービス機関に依頼することができる。そして、質問情報3311で(1)走行できる、もしくは(3)次へ、を選択した場合には、図7に示すように対処情報321の中の「相手方の確認」の対処情報3215が次にユーザ端末2に送信される。この「相手方の確認」の対処情報3215では、補足文323として事故の相手の住所等を確認することをアドバイスしており、これらを事故メモ情報として入力するたのブランク項目341も含まれている。このブランク項目341に記録として残したい情報として、相手方の住所等を入力し、(1)次へを選択すると、事故メモ送信手段24で事故メモ情報がサーバ3に送信され(S105)、サーバ3の事故メモ記憶手段34に記憶される(S106)。事故メモ情報の送信も、送信される対処情報321によっては任意の回数実行される。また、(1)次へを選択することで、図2に示す対処情報321群の矢印に従って次の対処情報321がサーバ3からユーザ端末2に送信される。
【0065】
この対処情報321は、ユーザ端末2がサーバ3との接続を切断するまで続けられる。これら対処情報321、質問情報3311、発信様式3341の送信の回数(n回)は、回答情報によって変わる。また、相談者が一度表示された対処情報321を再び表示させたいときには、各画面の「戻る」の項目を選択することで、任意の画面に戻すこともできる。そして、サーバ3では、ユーザ端末2から取得する回答情報に基づいて、事故報告情報が順次作成される。事故メモの内容が事故報告に含まれる場合もある。この事故報告情報はユーザ端末2への支援が終了した後に、保険会社に送信され、事故の報告として取り扱われる。
【0066】
なお、ユーザ端末2が位置情報検知機能を有している場合には、サーバ3に検知した位置情報を送信し、例えばレッカー手配等の事後処理に利用してもよい。位置情報検知機能としては、GPS(Global Positioning System:全地球航空測位システム)及びPHSや携帯電話の基地局を利用したシステム等を、単独または組み合わせて適用できる。また、ユーザ端末2が撮像機能(デジタルカメラやビデオカメラ等)を有している、もしくは撮像した情報を送信することができる場合には、事故現場の状況を撮ってサーバ3に送信し、事故の証拠や、事故報告情報として利用してもよい。
【0067】
次に、本発明の実施の形態(2)の事故対応システムについて説明する。図8は実施の形態(2)の事故対応システムの構成図、図9は実施の形態(2)の事故対応システムの動作のフローチャート、図10は実施の形態(2)のユーザ端末の画面例である。この実施の形態(2)の事故対応システムは、実施の形態(1)を応用したものであるため、同様の説明には同一符号を付して詳細を省略する。
【0068】
実施の形態(2)のユーザ端末2には、実施の形態(1)の構成に加えて、相談者が契約している保険の契約内容3611を含む契約情報361の送信をサーバ3に要求する契約情報要求手段25と、サーバ3から契約情報361を受信し表示する契約情報受信手段26が備えられている。一方、サーバ3には、ユーザ端末2からの要求を受信し、ユーザ端末2に契約情報361を送信する契約情報送信手段36が備えられている。
【0069】
サーバ3の契約情報送信手段36で送信される契約情報361には、自動車保険の証券と同様の契約内容3611として、保険商品名、車名、証券番号、車両の登録番号、保険期間、補償条件、補償額、保険料等が含まれている。そのため、この契約情報361はミニ証券と称している。また、ユーザ端末2に表示された契約情報361には、支援要求手段21の実行を可能とする支援要求様式362が含まれている。支援要求様式362には、実施の形態(1)のサーバ3のWebサイトもしくはWebページのURLが埋め込まれており、支援要求様式362を画面上で選択すると、自動的に前記Webサイト等に接続する。
【0070】
この契約情報送信手段36は、実施の形態(1)のサーバ3の各手段とは独立したものであり、相談者が証券の内容を確認したい場合に利用する。証券の内容の確認だけを行いたい場合には、ユーザ端末2が契約情報受信手段26で契約情報361を表示することで、動作は終了する。そして、この契約情報361は、ユーザ端末2に保存しておくことができる。
【0071】
実施の形態(2)の動作について図9を用いて説明する。まず、保険会社と保険の契約を交わした契約者は、ユーザ端末2の契約情報要求手段25によりサーバ3に接続し、契約情報361の送信を要求する(S201)。要求に際しては契約者にあらかじめ付与されたID番号やパスワードによる認証が必要となる。そして、要求に応じてサーバ3の契約情報送信手段36により、該当するユーザ端末2に契約情報361が送信される(S202)。この送信は、電子メールで行われる。ユーザ端末2は、契約情報受信手段26で、図10に示すような契約情報361を受信して表示し、内容が確認されたのちに、ユーザ端末2に保存される。
【0072】
この契約情報361には、契約内容3611の他に、実施の形態(1)の発信様式3341と同様の、サービス機関へ電話番号を入力しなくても電話発信が可能となる発信様式3612も含まれている。さらに、この契約情報361には、相談者(契約者)を担当している保険会社の代理店へ電話番号を入力しなくても電話発信が可能となる発信様式3613も含まれている。これらの発信様式3612、3613は、相談者(契約者)が証券を確認して、即座にサービス機関や、代理店に電話をしたい場合に利用できる。
【0073】
そして、契約者が突然、交通事故に遭遇すると、ユーザ端末2に保存しておいた図10に示す契約情報361の電子メールを呼び出して、契約内容3611を確認したのち、画面に表示されている支援要求様式362を選択する。すると、ユーザ端末2の支援要求手段21が実行されサーバ3に事故の対処に関する支援が要求される(S204)、以降は実施の形態(1)の動作(S102〜S107が実行される。
【0074】
なお、上述の動作に示したように保存しておいた契約情報361の電子メールを利用するだけでなく、事故に遭遇した際にユーザ端末2で契約情報要求手段25を実行し、受信した契約情報361を保存せず連続して実施の形態(1)の動作を実行してもよい。
【0075】
また、サーバ3を複数のサーバで構成し、契約情報送信手段36と実施の形態(1)の各手段とを別々のサーバに備えるよう構成してもよい。
【0076】
この実施の形態(2)では、契約者は自分の保険契約の内容を確認した上で、事故に対処することができる。その他の作用、効果は実施の形態(1)と同様である。
【0077】
次に、本発明の実施の形態(3)について説明する。図11は実施の形態(3)の事故対応システムの構成図、図12は実施の形態(3)の事故対応システムの動作のフローチャート、図13〜図18は実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【0078】
実施の形態(3)の事故対応システム1は、実施の形態(1)の構成に加えて、サーバ3の支援手段33に応答式で情報を送受信することで、把握された事故の見取図325をユーザ端末2に表示させる見取図送信手段335が設けられていることを特徴としている。この見取図送信手段335は、質問情報3311に対する回答情報から、相談者の事故の状況を絞り込んで特定し、その事故の状況に適合する見取図325をユーザ端末2に送信し表示させるものである。見取図送信手段335にはあらかじめ多数の事故のパターンの見取図325が記憶されており、その中から適合する見取図323が選択されて、ユーザ端末2に送信される。見取図325は、道路や交差点の形状、信号の有無、信号の色、止まれ等の標識の有無、車・人・物等の位置関係や進行方向等が含まれるように構成される。この見取図325は、画像情報としてユーザ端末2に表示されるため、事故後の慌しい状況でもユーザ端末2を使用する相談者に事故の状況が理解されやすい。そして、相談者によって最終的に確認、決定された見取図325は、サーバ3の事故メモ記憶手段34に事故メモ情報の1つとして記憶される。見取図325には、事故に不慣れな素人では通常見落としがちな過失割合を決定する構成要素(信号の有無や色、止まれ標識の有無等)の情報も図中に簡潔に織り込ませた上で記録ができるので、後々示談交渉等も有利に進めることが可能となる。
【0079】
また、実施の形態(3)では、サーバ3の支援手段33に、事故に関連する被写体を指定した画像送信の指示をユーザ端末2に送信する画像送信指示手段336も備えられている。この手段は、ユーザ端末2が、画像の送信が可能な場合を想定しているため、画像の送信ができない端末の場合は省略される。ユーザ端末2の画像の送信は、ユーザ端末2自体が撮影する場合でも、他の装置を使って撮影しユーザ端末2を介してサーバ3に送信する場合でもよい。また送信される画像は静止画でも動画でもよい。そして、ユーザ端末2から送信された画像は、事故メモ情報の1つとしてサーバ3の事故メモ記憶手段34に記憶される。そして、これらの画像も、後の過失割合の特定や示談交渉等に必要な証拠として利用できる。
【0080】
この画像送信指示手段336で指示される被写体は、相談者の自動車の事故時の進行方向からの画像、相手車の方向からの画像、相談者の自動車の損傷部位、相手車の損傷部位、その他の損傷部位、道路写真、天候等であるが、これらに限定されるものではない。これら被写体の画像送信の指示のメッセージが、サーバ3からユーザ端末2に送られると、指示に従って相談者が順次撮影してサーバ3に送信される。なお、この画像送信の指示は、上記見取図325と組み合わせる方がユーザ端末2を使用する相談者に理解しやすく、さらに撮影方向や被写体を示す矢印等を見取図に表示すると利便性が向上される。
【0081】
事故メモ記憶手段34では、受信した事故メモ情報が事案毎に管理され、相談者(相談者の電子メールアドレス)や事故の日時等と関連付けられて記憶される。1つの事案に対する事故メモ情報には一括して受付番号が付与されており、ユーザ端末2で受付番号を入力することで先に記憶されている事故メモ情報を呼び出して、閲覧、修正、追加等を行うこともできる。修正、追加が行われた事故メモ情報には新たな受付番号が付されて事故メモ記憶手段34に記憶される。そして、記憶されている事故メモ情報は回答情報とともに、事故報告取得手段35に取得され、保険会社への報告に用いられる。
【0082】
また、上記サーバ3の構成に対応して、ユーザ端末2には、実施の形態(1)の構成に加えて、支援受信手段22に見取図受信手段224が備えられ、受信した見取図325を表示する。また画像送信手段27が備えられ、指示された被写体もしくは相談者が必要と考えて撮影した被写体の画像が、サーバ3に送信される。なお上述したようにユーザ端末2の種類によっては画像送信手段27が備えられない場合もある。
【0083】
このように構成された実施の形態(3)の事故対応システム1の動作について図12〜図18を用いて説明する。実施の形態(1)の図3と同様の動作には同一符号を付して詳細を省略する。
【0084】
保険の契約者に事故が発生すると、契約者はユーザ端末2の支援要求手段21によりサーバ3に接続する(S101)。サーバ3では、要求受信手段31でユーザ端末2からの要求を受信すると、支援手段33で図13に示すようなメニュー画面330をユーザ端末2に送信し(S301)、ユーザ端末2の相談者の必要とする支援の選択を促す。実施の形態(1)では、事故メモ情報の入力を促すブランク項目341を対処情報321の中に含んで送信しているだけであったが、この実施の形態では、事故メモ情報の入力を充実させるために、さらにメニュー画面330に事故メモの項目3303を設け、相談者が事故メモ情報を積極的に入力できるようにしている。また、メニュー画面330の対応マニュアル3302の項目を選択すると、実施の形態(1)に示したように、事故後の対処について応答式で情報を送受信しながら系統的な対処事項が表示される。さらに、メニュー画面330の緊急連絡先3301を選択すると、救急車の手配や、警察への連絡、レッカー手配、A損保への連絡等の発信様式3341がまとめて表示されるよう構成されている。ここでは事故メモの項目3303が選択された場合について説明する。
【0085】
ユーザ端末2に表示されたメニュー画面330で、事故メモの項目3303が選択されてサーバ3に送信される(S302)と、サーバ3の支援手段33を実行し、質問情報3311、対処情報321、ブランク項目341が任意に組み合わせされてユーザ端末2に送信される(S303)。そして、ユーザ端末2の支援受信手段22で受信した各情報が表示される(S304)。ユーザ端末2の支援受信手段22で受信する画面を図14に例示する。事故メモの入力を促すことも1つの対処情報321であるため、図14では、タイトル322として「事故メモ」が表示され、補足文323として「基本情報」が表示されている。また、この事案の事故メモ情報に付された受付番号324も表示される。そして、質問情報3311として、事故日時が質問されその入力が促されている。さらに、事故メモ情報の入力のためにブランク項目341も設けられ、事故場所の住所や目標物等も入力しておくことを促している。すなわち、図14は、相談者に基本情報として事故の日時等を入力して記録しておくようにアドバイスしている画面である。
【0086】
次に、図15に示すような、「事故メモ」をタイトル322に、「事故状況」を補助文323にした対処情報321が送信され、ここでは事故の状況を段階的に特定するための質問情報3311が含まれている。この質問情報3311では、まず事故が何と何の事故であるかが問われ、複数の選択肢の中から該当するものを選択できるように構成している。選択肢には、「車同士の事故」、「歩行者の事故」等がある。ここでは、「車同士の事故」が選択されてサーバ3に送信される(S305)。そして、次に送信される対処情報321(図示していない)では、図15に続く質問情報3311として、「車同士の事故」において、どのような状況で発生したかを問う質問情報3311が含まれて送信される。選択肢には「直進車同士」、「直進と右折」、「前車への追突」等があり、ここでは「直進車同士」が選択され送信されている。続いて、図16に示すようにさらに詳しい事故の状況を問う質問情報3311が送信され、選択肢には「赤と青の事故」、「黄と赤の事故」、「一方が左方優先(同幅員)」等があり、ここでは「赤と青の事故」が選択され送信されている。このように支援手段33が複数回実行されて得られた応答情報により、相談者の事故は、車同士の事故で、かつ直進車同士であり、さらに赤と青の事故であることがサーバ3で把握される。これにより見取図送信手段335でこの事故のパターンに該当する見取図325が選択されて、ユーザ端末2に送信される(S306)。ユーザ端末2では、送信された見取図325が図17のように表示され、相談者は自分の事故の状況を画像情報で認識することができる。もちろん、見取図325が事故の状況と異なる場合には、「状況図再選択」の項目を選択し、正しい見取図に変更することもできる。またブランク項目341に、補足のための状況説明を入力することもできる。
【0087】
そして、ユーザ端末2で見取図325が確認され(S307)、このまま終了する場合には、「保存して終了」の項目345を選択しサーバ3に送信することで、表示された見取図325が事故メモ記憶手段34に記憶される(S308)。また、必要に応じてその他の事故メモ情報の入力の画面に切り替えることもできる。例えば図18は、事故メモ情報として相手情報の入力を促す画面である。そして相談者からの支援の要求が終了すると、サーバ3では、ユーザ端末2から取得された回答情報、事故メモ情報や、見取図に基づいて、事故報告情報が作成される(S107)。
【0088】
なお、図12のフローチャートには示していないが、事故に関連する被写体の画像をユーザ端末2から受信し、この画像も事故メモ記憶手段34に記憶して、事故報告情報に利用する動作を加えてもよい。
【0089】
このように実施の形態(3)では、ユーザ端末2とサーバ3とで応答式に情報を送受信して、相談者の事故の状況に適合する見取図325を選択し、これをユーザ端末2に送信するよう構成しているので、相談者は、事故の全体状況を把握しやすく、後の示談交渉や過失割合の認定に必要な要素の確認もれを防ぐことができるため、相談者にとってきわめて有効な支援を行うことができる。
【0090】
【発明の効果】
以上、詳述してきたように、本発明の事故対応システムでは、ユーザ端末とサーバとの間で、応答式に情報を送受信することにより、相談者の事故の状況を詳細に把握し、相談者毎に異なる事故の状況に適合した対処情報をユーザ端末に送信する。これにより、相談者は受信した対処情報に従って、自分のペースに合わせて事故の対処を一人でも順序良く、実行することができる。
【0091】
また、対処情報に従うことで、後の示談交渉や保険金の支払に不利になる対処の漏れや忘れを無くし、事故の対処を確実に実行することができる。
【0092】
また、ユーザ端末に相談者の事故の状況に適合する見取図を表示させ画像情報で確認させることで、事故に関する重要な事項の確認もれを防ぎ、示談交渉や過失割合の認定にも有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態(1)の事故対応システムの構成図である。
【図2】実施の形態(1)の事故対応システムの対処情報の例である。
【図3】実施の形態(1)の事故対応システムの動作のフローチャートである。
【図4】実施の形態(1)のユーザ端末の画面例である。
【図5】実施の形態(1)のユーザ端末の画面例である。
【図6】実施の形態(1)のユーザ端末の画面例である。
【図7】実施の形態(1)のユーザ端末の画面例である。
【図8】実施の形態(2)の事故対応システムの構成図である。
【図9】実施の形態(2)の事故対応システムの動作のフローチャートである。
【図10】実施の形態(2)のユーザ端末の画面例である。
【図11】実施の形態(3)の事故対応システムの構成図である。
【図12】実施の形態(3)の事故対応システムの動作のフローチャートである。
【図13】実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【図14】実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【図15】実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【図16】実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【図17】実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【図18】実施の形態(3)のユーザ端末の画面例である。
【符号の説明】
1 事故対応システム
2 ユーザ端末
21 支援要求手段
22 支援受信手段
221 質問情報受信手段
222 対処情報受信手段
223 発信様式受信手段
224 見取図受信手段
23 回答情報送信手段
24 事故メモ送信手段
25 契約情報要求手段
26 契約情報受信手段
27 画像送信手段
3 サーバ
31 要求受信手段
32 対処情報記憶手段
321 対処情報
322 タイトル
323 補足文
324 受付番号
325 見取図
33 支援手段
330 メニュー画面
3301 緊急連絡先
3302 対応マニュアル
3303 事故メモの項目
331 質問情報送信手段
3311 質問情報
332 回答情報受信手段
333 対処情報送信手段
334 発信様式送信手段
3341 発信様式
335 見取図送信手段
336 画像送信指示手段
34 事故メモ記憶手段
341 ブランク項目
342 受付番号
343 「状況図再選択」の項目
345 「保存して終了」の項目
35 事故報告取得手段
36 契約情報送信手段
361 契約情報
3611 契約内容
3612、3613 発信様式
362 支援要求様式
4 ネットワーク

Claims (15)

  1. 相談者のユーザ端末とサービス機関のサーバとがネットワークを介して送受信可能に接続され、
    ユーザ端末には、
    交通事故に遭遇した際の対処に関する支援をサーバに要求する支援要求手段が備えられ、
    サーバには、
    交通事故の状況に応じた対処すべき事項を対処情報として記憶する対処情報記憶手段と、
    ユーザ端末との間で、応答式で情報を送受信することにより、相談者の事故の状況を把握し、ユーザ端末毎に前記対処情報を選んで送信する支援手段とが備えられる事故対応システム。
  2. 請求項1記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段には、事故の状況を把握するために段階的に質問情報をユーザ端末に送信する質問情報送信手段が備えられることを特徴とする事故対応システム。
  3. 請求項2記載の事故対応システムにおいて、前記質問情報は、複数の選択肢から回答を選択できるように構成されていることを特徴とする事故対応システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、対処情報を事故の状況に応じて系統的に送信する対処情報送信手段が備えられることを特徴とする事故対応システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末には、サーバから対処情報を受信して表示する対処情報受信手段が備えられることを特徴とする事故対応システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段には、ユーザ端末からサービス機関へ電話番号の入力がなくても電話を発信できる発信様式をユーザ端末に送信する発信様式送信手段が備えられることを特徴とする事故対応システム。
  7. 請求項6記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、質問情報と対処情報と発信様式を任意に組み合わせた画面がユーザ端末に表示されるよう送信することを特徴とする事故対応システム。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末には、記録したい情報を入力し事故メモとしてサーバに送信する事故メモ送信手段が備えられ、サーバには、事故メモを受信してユーザ端末毎に記憶する事故メモ記憶手段が備えられることを特徴とする事故対応システム。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、応答式で情報を送受信することで把握された事故の見取図をユーザ端末に送信し表示させることを特徴とする事故対応システム。
  10. 請求項9記載の事故対応システムにおいて、前記見取図には、信号や標識の有無、信号の色等が含まれることを特徴とする事故対応システム。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバの支援手段では、事故に関連する被写体を指定した画像送信の指示をユーザ端末に送信する事故対応システム。
  12. 請求項2から11のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末から受信した前記質問情報に対する回答に基づいて保険会社への事故報告情報を取得する事故報告取得手段が備えられる事故対応システム。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末の支援要求手段では、着脱可能な相談用アダプタがユーザ端末の装着口に装着されることにより、自動的にサーバに接続して支援を要求することを特徴とする事故対応システム。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の事故対応システムにおいて、サーバには、相談者が契約している保険の契約内容を含む契約情報をユーザ端末に送信する契約情報送信手段が備えられることを特徴とする事故対応システム。
  15. 請求項14記載の事故対応システムにおいて、ユーザ端末に表示される契約情報には、支援要求手段の実行を可能とする支援要求様式が含まれることを特徴とする事故対応システム。
JP2002369752A 2002-06-28 2002-12-20 事故対応システム Pending JP2004086844A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002369752A JP2004086844A (ja) 2002-06-28 2002-12-20 事故対応システム
PCT/JP2003/007714 WO2004003807A1 (ja) 2002-06-28 2003-06-18 事故対応システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002191024 2002-06-28
JP2002369752A JP2004086844A (ja) 2002-06-28 2002-12-20 事故対応システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004086844A true JP2004086844A (ja) 2004-03-18

Family

ID=30002321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002369752A Pending JP2004086844A (ja) 2002-06-28 2002-12-20 事故対応システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2004086844A (ja)
WO (1) WO2004003807A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106973A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Nec Soft Ltd 行動ガイドシステム及び行動ガイド提供方法
JP2012194736A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Ms&Ad Research Institute Co Ltd 事故報告書作成支援システム
JP2016091418A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 株式会社日立製作所 通信方法、サーバ装置、及び通信システム
JP2016163340A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 車載システム、スマートデバイス、スマートデバイスの制御方法およびスマートデバイスの制御プログラム
JP2021056645A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7472586B2 (ja) 2019-06-10 2024-04-23 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 ライブビデオ及びオブジェクト検出を介して物理オブジェクトをドキュメント化する要求を報告するための方法、プログラム及び装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0384120U (ja) * 1989-12-15 1991-08-27
JP3233033B2 (ja) * 1996-08-07 2001-11-26 トヨタ自動車株式会社 車両用事故対処装置
WO2001084392A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 The Tokio Marine And Fire Insurance Co., Ltd. Systeme d'assistance routiere par telephone portable
JP2002116923A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd インターネットを用いた家電機器の不具合診断方法とそれに使用される家電機器
JP2002132898A (ja) * 2000-10-18 2002-05-10 Orix Corp 交通事故示談サービス提供方法および交通事故分析処理装置
JP2002133029A (ja) * 2000-10-18 2002-05-10 Wako Shoji:Kk 救急活動支援装置及び救急業務システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106973A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Nec Soft Ltd 行動ガイドシステム及び行動ガイド提供方法
JP2012194736A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Ms&Ad Research Institute Co Ltd 事故報告書作成支援システム
JP2016091418A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 株式会社日立製作所 通信方法、サーバ装置、及び通信システム
JP2016163340A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 車載システム、スマートデバイス、スマートデバイスの制御方法およびスマートデバイスの制御プログラム
JP7472586B2 (ja) 2019-06-10 2024-04-23 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 ライブビデオ及びオブジェクト検出を介して物理オブジェクトをドキュメント化する要求を報告するための方法、プログラム及び装置
JP2021056645A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004003807A1 (ja) 2004-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9877176B2 (en) Methods and systems of managing accident communications over a network
US9639843B1 (en) Assistance on the go
US10531253B1 (en) Roadside assistance
US10600127B1 (en) Assistance on the go
US9866673B2 (en) Methods and systems of managing accident communications over a network
US10410148B1 (en) Roadside assistance
US8755779B1 (en) Systems and methods for claims processing via mobile device
US10453011B1 (en) Roadside assistance
JP3806322B2 (ja) 情報端末
KR100620792B1 (ko) 위치기반서비스를 이용한 현장통제 시스템 및 그 방법
JP2012194736A (ja) 事故報告書作成支援システム
CN110992037A (zh) 基于多方安全计算的风险防控方法、装置和系统
JP6595842B2 (ja) 事故発生時における顧客サービスに関連する情報処理技術
US20110125656A1 (en) Systems And Methods For Serving Legal Process
JP2004086844A (ja) 事故対応システム
US10586289B1 (en) Systems and methods for assistance services using mobile communications
JP4215598B2 (ja) 救援サービス提供システム、方法、車載端末装置、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体
US9503875B2 (en) Systems and methods of data collection, exchange, and analysis
JP7322256B1 (ja) ダイレクト情報通知システム
JP7431893B2 (ja) 事故情報表示装置、事故情報表示方法及びプログラム
JP2002366686A (ja) 査定業務支援方法
JP2005056244A (ja) 救援サービス提供システム、方法、携帯端末装置、サーバ装置、プログラム、及び記録媒体
KR20130012177A (ko) 방송통신 서비스 가입시 필수 정보 누락 방지 및 전자서명을 통한 분쟁예방, 정보 접근 보장 및 개인정보 유출 차단 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061114