JP2002279567A - 緊急通報装置 - Google Patents

緊急通報装置

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JP2002279567A
JP2002279567A JP2001080428A JP2001080428A JP2002279567A JP 2002279567 A JP2002279567 A JP 2002279567A JP 2001080428 A JP2001080428 A JP 2001080428A JP 2001080428 A JP2001080428 A JP 2001080428A JP 2002279567 A JP2002279567 A JP 2002279567A
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mobile phone
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emergency notification
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JP2001080428A
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Kazuji Shirasawa
和司 白澤
Koji Nagao
浩治 永尾
Yuji Kishimoto
雄治 岸本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタカー等のように不特定者が利用する車
両であっても、予め乗員を特定するための情報を登録す
ることなく利用できる緊急通報装置を、安価に提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 事故の発生を検出する事故検出手段と、
この事故検出手段によって事故の発生が検出された際に
車両外部へ緊急通報を行う処理手段と、予め所有者を特
定するための個人IDコードが記憶された携帯電話と、
上記処理手段と上記携帯電話を接続する接続手段を備
え、上記処理手段は緊急通報を行う際には上記携帯電話
から上記個人IDコードを送信せしめるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
る緊急通報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開2000−200397号公報に
は、指紋認識、IDカード、声紋認識、虹彩認識等を用
いて特定した個人の個人情報や医療情報、および、乗員
の人数を車外に通報する緊急通報装置が示されている。
このような緊急通報装置では、事故発生等の緊急時に
は、車両に搭載されたGPS機器から得た場所情報とと
もに個人情報、医療情報やまたは個人IDが緊急通報受
信センターへ送信され、これを受信した緊急通報受信セ
ンターが救急車の手配を行い、その際に個人情報、医療
情報などにより緊急医療に必要な情報を得るものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の緊急
通報装置では、個人情報や医療情報を送信するために
は、予めその車両に乗員を特定するための情報、すなわ
ち指紋、ID、声紋、虹彩等を登録しておく必要があ
る。したがって、レンタカー等の不特定者が利用するよ
うな車両においては、このような緊急通報装置を利用す
ることはできないという問題点があった。また、指紋認
識、声紋認識、虹彩認識等には高価な機器を必要とする
ため、緊急通報装置自体が高価なものとなるという問題
点もあった。
【0004】この発明はこのような問題を解決するため
になされたものであり、レンタカー等のように不特定者
が利用する車両や、タクシーやバスのように不特定の乗
客が乗車する車両であっても利用できる緊急通報装置
を、安価に提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る緊急通信
装置は、事故の発生を検出する事故検出手段と、この事
故検出手段によって事故の発生が検出された際に車両外
部へ緊急通報を行う処理手段と、予め所有者を特定する
ための個人IDコードが記憶された携帯電話と、上記処
理手段と上記携帯電話を接続する接続手段を備え、上記
処理手段は緊急通報を行う際には上記携帯電話から上記
個人IDコードを送信せしめるものである。
【0006】また、処理手段は携帯電話から読み出した
個人IDコードを記憶する記憶手段を備え、緊急通報を
行う際には、この記憶手段に記憶された個人IDコード
を送信せしめるものである。
【0007】また、処理手段は乗員に変化があったこと
を検出した場合に、携帯電話から個人IDコードを読み
出し、記憶手段に記憶するものである。
【0008】また、処理手段は記憶手段に記憶した個人
IDコードを消去する消去手段を備えたものである。
【0009】また、消去手段は乗員に変化があったこと
を検出した場合に動作するものである。
【0010】また、処理手段は、予め個人情報が登録さ
れたデータベースを有する受信センターへ送信するもの
である。
【0011】また、接続手段は処理手段と複数の携帯電
話を接続するものである。
【0012】また、接続手段は狭域通信を用いて無線に
て接続するものである。
【0013】また、処理手段は接続手段を介して接続さ
れた複数の携帯電話からそれぞれの個人IDコードを読
み出し、この読み出したすべての個人IDコードを複数
の携帯電話のうち1台から送信せしめるものである。
【0014】さらに、個人IDコードを携帯電話の電話
番号とするものである。
【0015】さらにまた、車両の位置を検出する車両位
置検出手段を備え、個人IDコードとともに車両位置情
報を送信するものである。
【0016】さらに、車両の乗員人数を検出する乗員人
数検出手段を備え、個人IDコードとともに乗員人数を
送信するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を説明する。図1はこの実施形態1の構成を
示すブロック図である。10は加速度センサ、衝突セン
サ等によって事故の発生を検出する事故検出部、20は
カーナビゲーションシステム等に用いられるGPSによ
って車両位置を検出する車両位置検出部、30は制御プ
ログラムによってこの緊急通報装置を制御する処理部、
40は予め決められた受信センター60へ上記車両位置
検出部20によって検出した車両位置や、乗員の個人I
Dコード等を送信するための送信部であり、利用者が所
有する携帯電話やPHS(以下、代表して携帯電話とい
う)を用いる。また、処理部30と送信部40とは、両
者間で音声、データ、制御信号等を通信するために接続
部50を介して接続されている。
【0018】次に、上記のとおり構成された緊急通報装
置の動作を図2および図3を参照して説明する。先ず運
転者は、乗車の際に自身が所有する携帯電話を接続部5
0を介して処理部30と接続し、処理部30に設けられ
たセットスイッチ31を押す。処理部30は、セットス
イッチ31が押されたか否か判断し(ステップS1)、
押された場合には接続部50を介して接続された送信部
40の携帯電話に記憶された該携帯電話の電話番号を読
み出し(ステップS2)、記憶部32に記憶する(ステ
ップS3)。
【0019】処理部30は、事故検出部10により事故
が発生したことが検出されたか否かを判断し(ステップ
S11)、事故発生が検出された場合、車両位置検出部
20によって検出された車両位置を読み出し(ステップ
S12)、送信部40を起動して(ステップS13)、
予め決められた受信センター60へステップS12にて
読み出した車両位置と、記憶部32に記憶された電話番
号を送信する(ステップS14)。
【0020】受信センター60では、このようにして送
信された車両位置と電話番号を受信し、車両位置から事
故現場を特定し、さらに予め構築したデータベースよ
り、電話番号に基づいて運転者を特定し、その運転者の
個人情報、医療情報等を読み出し、救急車の手配や、輸
血血液、医療器具の調達、家族への連絡等を行う。
【0021】以上のような緊急通報装置によれば、乗員
が所有する携帯電話を緊急通報装置と接続し、その携帯
電話の電話番号を個人特定用のデータとして受信センタ
ーへ送信することによって、個人を特定するための情
報、例えば指紋、ID、声紋、虹彩等を、予め車両側に
記憶させ、利用時に記憶したデータの照合によって個人
を特定する必要がなく、レンタカー等の不特定者が利用
する車両であっても、緊急通報装置を利用することがで
きる。また、個人を特定するための指紋認識、声紋認識
あるいは虹彩認識等が必要なく、緊急通報装置を安価に
することができる。
【0022】また、携帯電話そのものを送信手段として
利用するため、緊急通報装置としては特別に送信手段を
備える必要がなく、より安価な緊急通報装置を提供する
ことができる。さらに、個人特定用データとして電話番
号を用いたことによって、特別に個人IDコードを設定
する必要がなく、利用時の手間を省くことができ、また
管理を容易にすることができる。また、予め個人IDコ
ードとしての電話番号を読み出し、記憶しておくことに
よって、緊急通報を行う際に、迅速に個人IDコードを
送信することができる。
【0023】さらに、処理部30にリセットスイッチ3
3を設け、このリセットスイッチ33を押すことによっ
て、記憶部32に記憶した電話番号を消去するように構
成してもよい。このように構成することによって、レン
タカーのように運転者が替わる場合であっても、以前に
記憶された電話番号を誤って送信することを防止でき
る。また、リセットスイッチ33を別に設けるのではな
く、セットスイッチ31を押し、電話番号を記憶する際
に前回のデータに上書きするようにしてもよい。
【0024】また、上記セットスイッチ31やリセット
スイッチ33の代わりに、エンジン始動あるいは停止、
イグニションキーのオンあるいはオフ、イグニションキ
ーの有無、ドアの開閉等を検出するセンサを設け、これ
らによって車両の運転開始あるいは運転終了を検出し、
電話番号の読み出しや記憶あるいは記憶した電話番号を
消去するようにしてもよく、これによって、セットスイ
ッチ31やリセットスイッチ32の押し忘れにより、緊
急通報装置が利用できなくなることや、次回使用時に前
回データを送信してしまうことによる混乱が生じること
等を防止することができる。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1では、乗
員が運転者1人である場合について記載したが、乗員が
複数の場合には、乗車の際に、乗員が所有する携帯電話
を接続部50を介して処理部30に接続して図2の処理
を行い、これを乗員全員について繰り返し、記憶部32
に複数の電話番号を記憶し、受信センター60への送信
時に、記憶部32に記憶した複数の電話番号全てを送信
するようにすれば、運転者のみだけでなく、乗員全員の
電話番号を送信することができ、乗員全員が緊急通報装
置を利用することができる。
【0026】なお、上記の場合、最終的には複数の携帯
電話のうち1台を接続部50を介して処理部30と接続
しておき、この携帯電話を送信部40として用い、代表
的に受信センター60への送信を行う。このように構成
することによって、1つの事故によって複数の通報がな
されることがなく、混乱を防止することができ、また受
信センターの混雑による通報の異常を防止することがで
きる。
【0027】また、上記実施の形態2では、乗員全員が
携帯電話を所有している場合について説明したが、図2
に示す処理の代わりに図4に示す処理を行うことによっ
て、携帯電話を所有しない人が乗車する場合についても
対応することできる。
【0028】詳細には、携帯電話を所有しない人が乗車
する際には、接続部50に携帯電話を接続しない状態で
セットスイッチ31を押す。処理部30は、セットスイ
ッチが押されたか否か判定し(ステップS21)、押さ
れた場合には接続部を介して携帯電話が接続されている
か否かを判定する(ステップS22)。携帯電話が接続
されている場合にはその携帯電話に記憶された該携帯電
話の電話番号を読み出し(ステップS23)、ステップ
S24へ進む。一方、携帯電話が接続されていない場合
には、ステップS23を通らずにステップS24へ進
む。ステップS24では乗員人数カウンタCに1加算
し、ステップS25にて電話番号および乗員人数カウン
タCの値を記憶部32に記憶する。
【0029】事故が発生した場合には、図3に示す処理
を行い、ステップS14にて車両位置、電話番号ととも
に乗員人数カウンタCの値を送信することによって、携
帯電話を所有しない人が乗車していたとしても、受信セ
ンター60は乗員人数を正確に把握することができ、救
急車や医療器具が不足するという事態を回避することが
できる。
【0030】また、上記実施の形態1と同様にリセット
スイッチ33を設け、記憶部32に記憶した電話番号を
消去するようにしてもよい。この場合、図5に対するよ
うにリセットスイッチ33を一部リセットスイッチ33
1と全リセットスイッチ332の2つに分けて構成し、
図6に示すように、一部リセットスイッチ331が押さ
れたときには(ステップS31)、接続部50を介して
携帯電話が接続されているか否かを判定し(ステップS
32)、接続されていればその携帯電話の電話番号を読
み出し(ステップS33)、記憶部32に記憶された電
話番号のうち、読み出された電話番号と一致する電話番
号を消去し(ステップS34)、一方全リセットスイッ
チ332が押されたときには(ステップS35)、記憶
部32に記憶された電話番号全てを消去するよう処理す
る(ステップS36)。このように構成することによっ
て、乗員のうち途中下車する人がいる場合には、途中下
車する人の携帯電話を接続部50を介して接続し、一部
リセットスイッチ331を押すことによって、途中下車
する人の電話番号のみを削除することができ、路線バス
やタクシー等のように、不特定の乗員が途中乗車あるい
は途中下車するような車両であっても緊急通報装置を利
用することができる。
【0031】また、上述したように携帯電話を所有しな
い乗員に対応するために乗員人数をも受信センター60
に送信する場合には、一部リセットスイッチ331が押
されたときに、接続部50を介して携帯電話が接続され
ている場合には、該携帯電話の電話番号を削除するとと
もに(ステップS31〜S34)、乗員人数カウンタC
を1減算する(ステップS37)。また携帯電話が接続
されていない場合には、電話番号の消去は行わず、乗員
人数カウンタCを1減算する。このように構成すること
によって、携帯電話を所有しない乗員がいても、受信セ
ンター60は乗員人数を正確に把握することができる。
【0032】また、上記実施の形態2では、乗員が複数
であり、それぞれ携帯電話を所有する場合には携帯電話
を接続し、電話番号の読み出し、記憶の作業を繰り返す
ように構成したが、接続部50としてのケーブルを車両
の各座席にそれぞれ備え、乗員各々が所有する携帯電話
をそれぞれ接続するように構成してもよい。この場合、
セットスイッチ31やリセットスイッチ33は処理部で
はなく接続部50、特に携帯電話と接続するためのコネ
クタ部分付近に設けるようにすれば、乗員がそれぞれ手
元で操作することができ、乗員が携帯電話を所有してい
ない場合でも、携帯電話を接続しないまま手元のセット
スイッチ31を押せば、乗員人数をカウントすることが
できる。また、事故等が発生し、受信センター60へ送
信する際には、接続された携帯電話のうち1台から代表
的に送信するようにすれば、混乱を防ぐことができる。
【0033】実施の形態3.上記実施の形態1および実
施の形態2では、接続部50としてケーブルを用い、こ
れによって処理部30と送信部40(すなわち携帯電
話)を接続するように構成したが、接続部50を電波や
光を用いた無線機器として構成し、処理部30と送信部
40を無線にて接続するよう構成しても良い。
【0034】セットスイッチ31を押すと、接続部50
は電波あるいは光を用いた、いわゆるブルートゥース等
の狭域無線通信よって車両内に存在する携帯電話と通信
し、上記実施の形態1および実施の形態2と同様に携帯
電話の電話番号を読み出し、記憶部32に記憶する。こ
の際、複数の携帯電話が車両内にあれば、複数の電話番
号を記憶する。このように無線によって携帯電話を接続
するように構成することによって、乗員は緊急通報装置
と携帯電話を接続することなく、緊急通報装置を利用す
ることができる。なお、このように無線によって携帯電
話を接続するように構成し、車両内に複数の携帯電話が
ある場合には、そのうちの1台、例えば無線通信の信頼
性の面から接続部50のアンテナに最も近い携帯電話か
ら代表的に受信センター60へ送信すればよい。
【0035】また、上記のように無線にて携帯電話を接
続するように構成した場合、携帯電話を所有しない乗員
がいた場合にも、乗員人数を正確な得るために、車両の
シートへの加重を検出するシート加重センサやシートベ
ルトの装着を検出するシートベルト装着センサによって
乗員人数を検出し、読み出した電話番号とともに乗員人
数を送信するように構成してもよい。このように構成す
ることによって、携帯電話を所持しない乗員が乗車して
いても、受信センターは正確な乗員人数を把握すること
ができ、救急車や医療器具が不足するという事態を回避
することができる。
【0036】さらに、路線バス等のように乗員が途中乗
車、途中下車するような場合には、乗員人数に変化のあ
る度に運転者がセットスイッチ31を押し、車両内にあ
る携帯電話の電話番号の読み出し作業を繰り返せば対応
できるが、ドアの開閉を検出した場合や、車両の車軸へ
の加重変化を検出した場合に、自動的に車両内に存在す
る携帯電話との通信を行い、携帯電話の電話番号を読み
出して記憶部32の記憶データに上書きし、さらに乗員
人数を検出することによって、途中乗車、途中下車が頻
繁な路線バス等であっても、手間をかけることなく、緊
急通報装置を利用することができる。
【0037】上記実施の形態ではいずれも、処理部30
にセットスイッチ31やリセットスイッチ33を設ける
ようにしたが、携帯電話との接続する接続部50に設け
るようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明に係る緊急通報装置は、事故の
発生を検出する事故検出手段と、この事故検出手段によ
って事故の発生が検出された際に車両外部へ緊急通報を
行う処理手段と、予め所有者を特定するための個人ID
コードが記憶された携帯電話と、上記処理手段と上記携
帯電話を接続する接続手段を備え、上記処理手段は緊急
通報を行う際には上記携帯電話から上記個人IDコード
を送信せしめるものであり、乗員が所有する携帯電話を
緊急通報装置と接続することによって、その携帯電話に
記憶された個人IDコードを送信することができるの
で、個人を特定するための情報を、予め車両側に記憶さ
せる必要がなく、レンタカー等の不特定者が利用する車
両であっても、緊急通報装置を利用することができる。
また、個人を特定するための指紋認識、声紋認識あるい
は虹彩認識等が必要なく、緊急通報装置を安価にするこ
とができる。また、携帯電話そのものを送信手段として
利用するため、緊急通報装置としては特別に送信手段を
備える必要がなく、より安価な緊急通報装置を提供する
ことができるという格別の効果を奏するものである。
【0039】また、処理手段は携帯電話から読み出した
個人IDコードを記憶する記憶手段を備え、緊急通報を
行う際には、この記憶手段に記憶された個人IDコード
を送信せしめるものであり、予め個人IDコードを読み
出し、記憶しておくことによって、緊急通報を行う際
に、迅速に個人IDコードを送信することができるとい
う効果を奏するものである。
【0040】また、処理手段は乗員に変化があったこと
を検出した場合に、携帯電話から個人IDコードを読み
出し、記憶手段に記憶するものであり、乗員に変化があ
ったことを検出すれば自動的に個人IDコードを読み出
して記憶するので、設定忘れによる緊急通報装置が利用
できなくなるを防止することができるという効果を奏す
るものである。
【0041】また、処理手段は記憶手段に記憶した個人
IDコードを消去する消去手段を備えたものであり、レ
ンタカーのように運転者が替わる場合であっても、以前
に記憶された電話番号を誤って送信することを防止でき
るという効果を奏するものである。
【0042】また、消去手段は乗員に変化があったこと
を検出した場合に動作するものであり、乗員に変化があ
ったことを検出すれば自動的に記憶した個人IDコード
を消去するので、いわゆる消し忘れにより次回使用時に
前回データを送信してしまうことによる混乱が生じるこ
と等を防止することができるという効果を奏するもので
ある。
【0043】また、処理手段は、予め個人情報が登録さ
れたデータベースを有する受信センターへ送信するもの
であり、輸血血液、医療器具の調達、家族への連絡等を
迅速に行うことができるという効果を奏するものであ
る。
【0044】また、接続手段は処理手段と複数の携帯電
話を接続するものであり、緊急通報装置と接続できる携
帯電話の台数を定員数とすることによって、乗員が複数
人であっても、運転者のみだけでなく、乗員全員の個人
IDコードを送信することができ、乗員全員が緊急通報
装置を利用することができるという効果を奏するもので
ある。
【0045】また、接続手段は狭域通信を用いて無線に
て接続するものであり、乗員は緊急通報装置と携帯電話
を接続するという手間なく、緊急通報装置を利用するこ
とができるという効果を奏するものである。
【0046】また、処理手段は接続手段を介して接続さ
れた複数の携帯電話からそれぞれの個人IDコードを読
み出し、この読み出したすべての個人IDコードを複数
の携帯電話のうち1台から送信せしめるものであり、1
つの事故によって複数の通報がなされることがなく、混
乱を防止することができ、また受信センターの混雑によ
る通報の異常を防止することができるという効果を奏す
るものである。
【0047】さらに、個人IDコードを携帯電話の電話
番号とするものであり、特別に個人IDコードを設定す
る必要がなく、利用時の手間を省くことができ、また管
理を容易にすることができるという効果を奏するもので
ある。
【0048】さらにまた、車両の位置を検出する車両位
置検出手段を備え、個人IDコードとともに車両位置情
報を送信するものであり、事故現場の位置が特定でき、
救急車の手配が迅速に行えるという効果を奏するもので
ある。
【0049】さらに、車両の乗員人数を検出する乗員人
数検出手段を備え、個人IDコードとともに乗員人数を
送信するものであり、携帯電話を所持しない乗員が搭乗
していても、受信センターは正確な乗員人数を把握する
ことができ、救急車や医療器具が不足するという事態を
回避することができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】 実施の形態2の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 事故検出部 20 車両位置検出部 30 処理部 40 送信部 50 接続部 60 受信センター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04B 7/26 106A (72)発明者 岸本 雄治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA19 BB12 BB18 BB74 DD03 DD14 DD35 EE05 EE07 EE15 EE16 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG12 GG18 GG23 GG32 GG66 GG67 GG70 GG83 5K067 AA21 BB04 DD17 DD20 EE02 FF02 HH23 JJ52 JJ56 KK15 5K101 KK14 LL12 NN21 PP04 RR12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事故の発生を検出する事故検出手段と、
    この事故検出手段によって事故の発生が検出された際に
    車両外部へ緊急通報を行う処理手段と、予め所有者を特
    定するための個人IDコードが記憶された携帯電話と、
    上記処理手段と上記携帯電話を接続する接続手段を備
    え、上記処理手段は緊急通報を行う際には上記携帯電話
    から上記個人IDコードを送信せしめることを特徴とす
    る緊急通報装置。
  2. 【請求項2】 処理手段は携帯電話から読み出した個人
    IDコードを記憶する記憶手段を備え、緊急通報を行う
    際には、この記憶手段に記憶された個人IDコードを送
    信せしめることを特徴とする請求項1記載の緊急通報装
    置。
  3. 【請求項3】 処理手段は乗員に変化があったことを検
    出した場合に、携帯電話から個人IDコードを読み出
    し、記憶手段に記憶することを特徴とする請求項2記載
    の緊急通報装置。
  4. 【請求項4】 処理手段は記憶手段に記憶した個人ID
    コードを消去する消去手段を備えることを特徴とする請
    求項2または3記載の緊急通報装置。
  5. 【請求項5】 消去手段は乗員に変化があったことを検
    出した場合に動作することを特徴とする請求項4記載の
    緊急通報装置。
  6. 【請求項6】 処理手段は、予め個人情報が登録された
    データベースを有する受信センターへ送信することを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の緊急通報装
    置。
  7. 【請求項7】 接続手段は処理手段と複数の携帯電話を
    接続することを特徴特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の緊急通報装置。
  8. 【請求項8】 接続手段は狭域通信を用いて無線にて接
    続することをとする請求項1〜7のいずれかに記載の緊
    急通報装置。
  9. 【請求項9】 処理手段は接続手段を介して接続された
    複数の携帯電話からそれぞれの個人IDコードを読み出
    し、この読み出したすべての個人IDコードを複数の携
    帯電話のうち1台から送信せしめることを特徴とする請
    求項7または8記載の緊急通報装置。
  10. 【請求項10】 個人IDコードを携帯電話の電話番号
    とすることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
    の緊急通報装置。
  11. 【請求項11】 車両の位置を検出する車両位置検出手
    段を備え、個人IDコードとともに車両位置情報を送信
    することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
    の緊急通報装置。
  12. 【請求項12】 車両の乗員人数を検出する乗員人数検
    出手段を備え、個人IDコードとともに乗員人数を送信
    することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
    の緊急通報装置。
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